JP2002190700A - 電子部品実装制御装置及び方法 - Google Patents

電子部品実装制御装置及び方法

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JP2002190700A
JP2002190700A JP2000386821A JP2000386821A JP2002190700A JP 2002190700 A JP2002190700 A JP 2002190700A JP 2000386821 A JP2000386821 A JP 2000386821A JP 2000386821 A JP2000386821 A JP 2000386821A JP 2002190700 A JP2002190700 A JP 2002190700A
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JP
Japan
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electronic component
suction
suction nozzle
component
supply unit
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Application number
JP2000386821A
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English (en)
Inventor
Koichi Yabuki
浩一 矢吹
Kazuhiro Murata
和弘 村田
Shinzo Eguchi
信三 江口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品供給精度に異常の有る部品供給ユニッ
ト、吸着力に問題の有る吸着ノズルをリアルタイムにメ
ンテナンスすることを可能とする電子部品実装制御装置
と電子部品実装制御方法を提供する。 【解決手段】 可動ヘッドに取り付けられた吸着ノズル
が電子部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステー
ションにてセンシングした結果と認識ステーションにて
吸着ノズルと電子部品の位置ズレを認識した認識結果に
基づいて算出した部品供給ユニットごと、あるいは吸着
ノズルごとの吸着率及び装着率と、部品供給ユニットご
との統計データに基づいて、メンテナンスが必要とされ
る部品供給ユニットあるいは吸着ノズルを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を部品供
給部で吸着して回路基板に実装する場合などに利用でき
る電子部品実装制御装置及び電子部品実装制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子部品実装装置は、第9図に
示すような構成となっている。すなわち、部品供給部1
に搭載された複数の部品供給ユニット2の中から実装す
べき電子部品を収容した部品供給ユニット2が部品吸着
位置5へ来るように、部品供給部1を移動することで部
品供給ユニット2の位置決めをする。次に、可動ヘッド
4の回転により移動してきた可動ヘッド4に取り付けら
れている吸着ノズル3によって、部品吸着位置5に位置
決めされた部品供給ユニット2の中に収容されている電
子部品を吸着し、可動ヘッド4の回転により部品実装位
置8に向かって移動させる。
【0003】また、部品実装位置8への移動の途上にお
いて、電子部品吸着状態検出ステーション11で電子部
品が正常に吸着されているか検出する。例えば図10に
示すように、吸着ノズル3に対する電子部品21の相対
位置をセンサ22によって検出する。
【0004】さらに、図11に示すように、認識ステー
ション6で部品位置や姿勢を認識する。具体的には、認
識ステーション6上の表示画面20において、吸着ノズ
ル3の中心位置(x、y)に対する電子部品21の中心
位置(x’、y’)の変位(Δx、Δy)を求めるとと
もに、吸着ノズル3の中心線と電子部品21の中心線と
の相対位相Δθについても確認する。
【0005】そして、認識した電子部品21の位置や姿
勢の補正をステーション7で行った後、部品実装位置8
において位置決め部10で位置決めされている回路基板
9上に電子部品21を実装することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今、携帯
電話のような商品に象徴されるように、消費者が日常携
帯する商品の形態は、より小さく、軽く、薄くなる傾向
にある。そのような商品を実現するためには、商品の中
に形成されている回路基板の面積そのものについても、
より小さくする必要がある。したがって、回路基板に実
装する電子部品もより小さく、かつ、実装する電子部品
と電子部品の間隔もより狭くする必要がある。
【0007】また、電子部品がさらに小さくなる中、吸
着ノズルが部品供給位置にて部品供給ユニットから電子
部品を吸着する時、部品供給ユニットによる電子部品供
給状態によっては、吸着ノズルが電子部品を正常な位置
で吸着することができない場合、あるいは電子部品を吸
着することができない場合が発生する。吸着ノズルが電
子部品を正常な位置で吸着することができない場合にお
いては、当該電子部品を回路基板に正常に実装すること
ができないことから、かかる電子部品は廃棄されること
になる。また、吸着ノズルが電子部品を吸着することが
できない場合においても、当該電子部品は部品供給ユニ
ット内に残ることから、結局廃棄されることになる。
【0008】吸着ノズルが電子部品を正常な位置で吸着
することができない要因としては、さまざまな要因があ
る。その大きな要因の一つとして、電子部品を供給する
部品供給ユニットの部品供給精度の問題がある。また他
の要因として、吸着ノズルの吸着力が低下していること
も考えられる。
【0009】かかる障害を回避するべく、利用者は多く
の部品供給ユニットを所有する中、生産を継続しなが
ら、定期的にメンテナンスを行う必要がある。同様に、
吸着ノズルについても生産を継続しながら定期的にメン
テナンスを行う。
【0010】しかしながら、現状では、そのメンテナン
スの有無を判断する有効な手段として、電子部品実装装
置が有する部品供給ユニットごと、吸着ノズルごとの吸
着状況を示す吸着率を定期的に見る方法、あるいは定期
的に部品供給ユニット、吸着ノズルを一つずつメンテナ
ンスする方法しか行われていない。したがって、部品供
給精度に問題ある部品供給ユニット、吸着力に問題ある
吸着ノズルを使用しながら生産を継続することも考えら
れ、廃棄する電子部品の増大を招くことから、生産コス
トの増加を招くという問題点が生じていた。
【0011】本発明は上記従来の問題点に鑑み、部品供
給精度に異常の有る部品供給ユニット、吸着力に問題の
有る吸着ノズルをリアルタイムにオペレータに示し、メ
ンテナンスすることを推奨することで、低コストで回路
基板を生成できる電子部品実装制御装置と電子部品実装
制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる電子部品実装制御装置は、部品供給ユ
ニットで電子部品を吸着して基板上の所定の位置に向か
って搬送し、搬送する途中で電子部品を認識して、それ
に応じて位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電
子部品を実装する電子部品実装制御装置において、可動
ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸
着した後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着
ノズルが電子部品を正常に吸着しているかセンシング
し、そのセンシング結果を部品供給ユニットごとに保存
する吸着状態データ蓄積部と、電子部品を吸着している
吸着ノズルと電子部品の位置ズレを認識ステーションに
おいて認識し、その認識結果を部品供給ユニットごとに
保存する認識結果データ蓄積部と、センシング結果と認
識結果に基づいて、部品供給ユニットごとの電子部品の
吸着率及び装着率を算出する装吸着データ加工部と、認
識結果を統計処理する認識結果データ加工部と、部品供
給ユニットごとの電子部品の吸着率及び装着率と統計処
理された認識結果に基づいてメンテナンスを必要とする
部品供給ユニットを判断する部品供給ユニット判断部
と、部品供給ユニット判断部によってメンテナンスが必
要とされた部品供給ユニットをマンマシンインタフェー
ス機器に表示する表示部とを備えることを特徴とする。
【0013】かかる構成により、部品供給精度に問題の
生じている部品供給ユニットを未然に確認して交換する
ことができるので、問題の生じている部品供給ユニット
を使用して生産し続けることにより生じる不良電子部品
の発生率を低減することができ、製造された電子部品の
廃棄率を減少させることが可能となる。
【0014】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる電子部品実装制御装置は、部品供給ユニットで電
子部品を吸着して基板上の所定の位置に向かって搬送
し、搬送する途中で電子部品を認識して、それに応じて
位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電子部品を
実装する電子部品実装制御装置において、可動ヘッドに
取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸着した
後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着ノズル
が電子部品を正常に吸着しているかセンシングし、その
センシング結果を吸着ノズルごとに保存する吸着状態デ
ータ蓄積部と、電子部品を吸着している吸着ノズルと電
子部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、
その認識結果を吸着ノズルごとに保存する認識結果デー
タ蓄積部と、センシング結果と認識結果に基づいて、吸
着ノズルごとの電子部品の吸着率及び装着率を算出する
装吸着データ加工部と、吸着ノズルごとの電子部品の吸
着率及び装着率と統計処理された認識結果に基づいてメ
ンテナンスを必要とする吸着ノズルを判断する吸着ノズ
ル判断部と、吸着ノズル判断部によってメンテナンスが
必要とされた吸着ノズルをマンマシンインタフェース機
器に表示する表示部とを備えることを特徴とする。
【0015】かかる構成により、部品吸着力に問題の生
じている吸着ノズルを未然に確認して交換することがで
きるので、問題の生じている吸着ノズルを使用して生産
し続けることにより生じる不良電子部品の発生率を低減
することができ、製造された電子部品の廃棄率を減少さ
せることが可能となる。
【0016】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる電子部品実装制御装置は、部品供給ユニットで電
子部品を吸着して基板上の所定の位置に向かって搬送
し、搬送する途中で電子部品を認識して、それに応じて
位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電子部品を
実装する電子部品実装制御装置において、可動ヘッドに
取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸着した
後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着ノズル
が電子部品を正常に吸着しているかセンシングし、その
センシング結果を部品供給ユニットごと及び吸着ノズル
ごとに保存する吸着状態データ蓄積部と、電子部品を吸
着している吸着ノズルと電子部品の位置ズレを認識ステ
ーションにおいて認識し、その認識結果を部品供給ユニ
ットごと及び吸着ノズルごとに保存する認識結果データ
蓄積部と、センシング結果と認識結果に基づいて、部品
供給ユニットごと及び吸着ノズルごとの電子部品の吸着
率及び装着率を各々算出する装吸着データ加工部と、認
識結果を統計処理する認識結果データ加工部と、部品供
給ユニットごとの電子部品の吸着率及び装着率と統計処
理された認識結果に基づいてメンテナンスを必要とする
部品供給ユニットを判断する部品供給ユニット判断部
と、吸着ノズルごとの電子部品の吸着率及び装着率と統
計処理された認識結果に基づいてメンテナンスを必要と
する吸着ノズルを判断する吸着ノズル判断部と、部品供
給ユニット判断部及び吸着ノズル判断部によってメンテ
ナンスが必要とされた部品供給ユニット及び吸着ノズル
をマンマシンインタフェース機器に表示する表示部とを
備えることを特徴とする。
【0017】かかる構成により、部品供給精度に問題の
生じている部品供給ユニット、部品吸着力に問題の生じ
ている吸着ノズルを未然に確認して交換することができ
るので、問題の生じている部品供給ユニット、あるいは
吸着ノズルを使用して生産し続けることにより生じる不
良電子部品の発生率を低減することができ、製造された
電子部品の廃棄率を減少させることが可能となる。
【0018】また、本発明にかかる電子部品実装制御装
置は、認識結果の統計処理が吸着ノズルと電子部品の位
置ズレに関する標準偏差を部品供給ユニットごとに求め
る処理であることが好ましい。位置ズレの許容範囲を統
計的に判断できるようにするためである。
【0019】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる電子部品実装制御方法は、部品供給ユニットで電
子部品を吸着して基板上の所定の位置に向かって搬送
し、搬送する途中で電子部品を認識して、それに応じて
位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電子部品を
実装する電子部品実装制御方法において、可動ヘッドに
取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸着した
後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着ノズル
が電子部品を正常に吸着しているかセンシングし、その
センシング結果を部品供給ユニットごとに保存する工程
と、電子部品を吸着している吸着ノズルと電子部品の位
置ズレを認識ステーションにおいて認識し、その認識結
果を部品供給ユニットごとに保存する工程と、センシン
グ結果と認識結果に基づいて、部品供給ユニットごとの
電子部品の吸着率及び装着率を算出する工程と、認識結
果を統計処理する工程と、部品供給ユニットごとの電子
部品の吸着率及び装着率と統計処理された認識結果に基
づいてメンテナンスを必要とする部品供給ユニットを判
断する工程と、メンテナンスが必要とされた部品供給ユ
ニットをマンマシンインタフェース機器に表示する工程
とを備えることを特徴とする。
【0020】かかる構成により、部品供給精度に問題の
生じている部品供給ユニットを未然に確認して交換する
ことができるので、問題の生じている部品供給ユニット
を使用して生産し続けることにより生じる不良電子部品
の発生率を低減することができ、製造された電子部品の
廃棄率を減少させることが可能となる。
【0021】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる電子部品実装制御方法は、部品供給ユニットで電
子部品を吸着して基板上の所定の位置に向かって搬送
し、搬送する途中で電子部品を認識して、それに応じて
位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電子部品を
実装する電子部品実装制御方法において、可動ヘッドに
取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸着した
後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着ノズル
が電子部品を正常に吸着しているかセンシングし、その
センシング結果を吸着ノズルごとに保存する工程と、電
子部品を吸着している吸着ノズルと電子部品の位置ズレ
を認識ステーションにおいて認識し、その認識結果を吸
着ノズルごとに保存する工程と、センシング結果と認識
結果に基づいて、吸着ノズルごとの電子部品の吸着率及
び装着率を算出する工程と、吸着ノズルごとの電子部品
の吸着率及び装着率と統計処理された認識結果に基づい
てメンテナンスを必要とする吸着ノズルを判断する工程
と、メンテナンスが必要とされた吸着ノズルをマンマシ
ンインタフェース機器に表示する工程とを備えることを
特徴とする。
【0022】かかる構成により、部品吸着力に問題の生
じている吸着ノズルを未然に確認して交換することがで
きるので、問題の生じている吸着ノズルを使用して生産
し続けることにより生じる不良電子部品の発生率を低減
することができ、製造された電子部品の廃棄率を減少さ
せることが可能となる。
【0023】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる電子部品実装制御方法は、部品供給ユニットで電
子部品を吸着して基板上の所定の位置に向かって搬送
し、搬送する途中で電子部品を認識して、それに応じて
位置補正を行った後に基板上の所定の位置に電子部品を
実装する電子部品実装制御方法において、可動ヘッドに
取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸着した
後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着ノズル
が電子部品を正常に吸着しているかセンシングし、その
センシング結果を部品供給ユニットごと及び吸着ノズル
ごとに保存する工程と、電子部品を吸着している吸着ノ
ズルと電子部品の位置ズレを認識ステーションにおいて
認識し、その認識結果を部品供給ユニットごと及び吸着
ノズルごとに保存する工程と、センシング結果と認識結
果に基づいて、部品供給ユニットごと及び吸着ノズルご
との電子部品の吸着率及び装着率を各々算出する工程
と、認識結果を統計処理する工程と、部品供給ユニット
ごとの電子部品の吸着率及び装着率と統計処理された認
識結果に基づいてメンテナンスを必要とする部品供給ユ
ニットを判断する工程と、吸着ノズルごとの電子部品の
吸着率及び装着率と統計処理された認識結果に基づいて
メンテナンスを必要とする吸着ノズルを判断する工程
と、メンテナンスが必要とされた部品供給ユニット及び
吸着ノズルをマンマシンインタフェース機器に表示する
工程とを備えることを特徴とする。
【0024】かかる構成により、部品供給精度に問題の
生じている部品供給ユニット、部品吸着力に問題の生じ
ている吸着ノズルを未然に確認して交換することができ
るので、問題の生じている部品供給ユニット、あるいは
吸着ノズルを使用して生産し続けることにより生じる不
良電子部品の発生率を低減することができ、製造された
電子部品の廃棄率を減少させることが可能となる。
【0025】また、本発明にかかる電子部品実装制御方
法は、認識結果の統計処理が吸着ノズルと電子部品の位
置ズレに関する標準偏差を部品供給ユニットごとに求め
る処理であることが好ましい。位置ズレの許容範囲を統
計的に判断できるようにするためである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態にかか
る電子部品実装制御装置について、図面を参照しながら
説明する。まず、図1は本発明の実施の形態にかかる電
子部品実装制御装置の構成ブロック図を示す。
【0027】図1において、30は電子部品吸着状態検
知装置を、31は吸着位置認識装置を、12は制御装置
を、32は表示装置を、それぞれ示す。電子部品吸着状
態検知装置30は、図9に示す電子部品吸着状態検出ス
テーション11に対応するものであり、電子部品が正常
に吸着されているかを検出するものである。吸着位置認
識装置31は、図9に示す認識ステーション6に対応す
るものであり、電子部品の位置や姿勢を認識するもので
ある。
【0028】また、制御装置12はメンテナンスが必要
である部品供給ユニット及び吸着ノズルを抽出するため
のものであり、表示装置32は画面表示等の表示手段に
よってメンテナンスを必要とされる部品供給ユニット及
び吸着ノズルを表示するものである。
【0029】次に図2は、図1は本発明の実施の形態に
かかる電子部品実装制御装置における制御装置12の構
成ブロック図を示す。図2において、吸着状態データ蓄
積部13は、可動ヘッドに取り付けられた吸着ノズルが
電子部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーシ
ョン11にて吸着ノズルが電子部品を正常に吸着してい
るかセンシングし、そのセンシング結果(吸着正常、吸
着異常、吸着電子部品無し)を部品供給ユニットごと、
あるいは吸着ノズルごとに保存するものである。
【0030】また、認識結果データ蓄積部14は、可動
ヘッドに取り付けられている電子部品を吸着している吸
着ノズルについて、認識ステーション6において吸着ノ
ズルの中心と電子部品の位置のズレを認識し、その認識
結果(認識正常、電子部品形状異常、認識電子部品無し)
を部品供給ユニットごと、あるいは吸着ノズルごとに、
また位置のズレ認識結果(△x、△y、△θ)を部品供給
ユニットごとに保存するものである。
【0031】さらに、装吸着データ加工部15は、吸着
状態データ蓄積部13と認識結果データ蓄積部14で蓄
積されたデータを加工し、部品供給ユニットごと、ある
いは吸着ノズルごとの吸着率、装着率を算出するもので
あり、認識結果データ加工部16は、認識結果データ蓄
積部14に蓄積されたデータを統計処理するものであ
る。
【0032】また、吸着ノズル判断部17は、装吸着デ
ータ加工部15のデータに基づいてメンテナンスを必要
とする吸着ノズルを判断するものであり、部品供給ユニ
ット判断部18は、装吸着データ加工部15のデータと
認識結果データ加工部16のデータに基づいてメンテナ
ンスを必要とする部品供給ユニットを判断するものであ
り、表示手段19は、吸着ノズル判断部17及び部品供
給ユニット判断部18によってメンテナンスが必要であ
ると判断された部品供給ユニット及び吸着ノズルを電子
部品実装装置におけるマンマシンインターフェース機器
に表示するものである。
【0033】以下、本発明の実施の形態にかかる電子部
品実装制御方法における制御処理工程について説明す
る。まず、吸着状態データ蓄積部13では、可動ヘッド
に取り付けられている電子部品を吸着している吸着ノズ
ルを電子部品吸着状態検出ステーション11において吸
着ノズルが電子部品を正常に吸着しているかセンシング
し、そのセンシング結果(吸着正常、吸着異常、吸着電
子部品無し)の数を、例えば図3(a)に示すように部
品供給ユニットごとに、あるいは図3(b)に示すよう
に吸着ノズルごとに加算して保存する。
【0034】次に、認識結果データ蓄積部14では、可
動ヘッドに取り付けられている電子部品を吸着している
吸着ノズルを認識ステーション6にて吸着ノズルの中心
と電子部品の中心のずれを認識し、その認識結果(認識
正常、電子部品形状異常、認識電子部品無し)の数を、
図4(b)に示すように部品供給ユニットごとに、ある
いは図4(c)に示すように吸着ノズルごとに加算して
保存する。また、図4(a)に示すように、位置ズレの
認識結果の値(△x、△y、△θ)についても部品供給ユ
ニットごとに保存する。
【0035】次に、装吸着データ加工部15では、吸着
状態データ蓄積部13と認識結果データ蓄積部14で蓄
積されたデータを加工し、図5(a)に示すように部品
供給ユニットごとに、あるいは図5(b)に示すように
吸着ノズルごとに吸着率及び装着率を算出する。
【0036】ここで吸着率とは、電子部品が正常な位置
で吸着される割合を意味し、吸着率=(吸着正常数)/
(吸着正常数+吸着異常数+吸着部品無し数)として求
まる比率である。
【0037】また装着率とは、吸着ノズルに吸着できた
電子部品のうち、実際には位置形状のズレによって実装
できなかった電子部品を除いた割合を意味し、装着率=
(吸着正常数−形状異常数)/(吸着正常数+吸着異常
数+吸着部品無し数)として求まる比率である。おのお
の、部品供給ユニットごと、吸着ノズルごとに求める。
【0038】次に、認識結果データ加工部16では、認
識結果データ蓄積部13に蓄積されたデータを統計処理
し、図7に示すように部品供給ユニットごとに標準偏差
を求める。すなわち、x方向のズレ、y方向のズレ、位
相のズレについて、まず平均値ΔxAVE、ΔyAVE、Δθ
AVEを(数1)によって求める。
【0039】(数1) ΔxAVE=(Δx1+Δx2+…+Δxn)/n ΔyAVE=(Δy1+Δy2+…+Δyn)/n ΔθAVE=(Δθ1+Δθ2+…+Δθn)/n そして、各々の標準偏差を(数2)によって求めること
になる。
【0040】(数2) σx=(((Δx1−ΔxAVE2+(Δx2−Δ
AVE2+…+(Δxn−xAVE2)/n)1/2 σy=(((Δy1−ΔyAVE2+(Δy2−Δ
AVE2+…+(Δyn−ΔyAVE2)/n)1/2 σθ=(((Δθ1−ΔθAVE2+(Δθ2−Δ
θAVE2+…+(Δθn−ΔθAVE2)/n)1/2 吸着ノズル判断部17においては、装吸着データ加工部
15のデータに基づいて算出した吸着ノズルごとの吸着
率及び装着率に基づいて、吸着率及び装着率についてメ
ンテナンスを必要とするか否かの判断基準として一定の
しきい値を定め、かかるしきい値より吸着率及び装着率
が低い吸着ノズルについては、メンテナンスを必要とす
る吸着ノズルであるものとして判断するものである。図
7に、本実施の形態にかかる吸着ノズル判断部17にお
ける処理の流れ図を示す。
【0041】図7において、まず吸着ノズル番号‘1’
から順次処理を行い(ステップS71)、各々について
吸着率及び装着率を所定のしきい値T1及びT2と比較
して(ステップS73、ステップS74)、所定のしき
い値T1及びT2よりも小さい場合にはメンテナンスを
必要とする吸着ノズルであるものとして(ステップS7
3:No、ステップS74:No)、吸着ノズル番号を
登録する(ステップS75)。そして、全ての吸着ノズ
ルについて判断処理を終了したら(ステップS72:Y
es)、メンテナンスが必要であると登録された吸着ノ
ズル番号を表示手段19に渡すことになる。
【0042】また、部品供給ユニット判断部18でも同
様にして、装吸着データ加工部15のデータに基づいて
算出した部品供給ユニットごとの吸着率及び装着率に基
づいて、吸着率及び装着率についてメンテナンスを必要
とするか否かの判断基準として一定のしきい値を定め、
かかるしきい値より吸着率及び装着率が低い部品供給ユ
ニットについては、メンテナンスを必要とする部品供給
ユニットであるものとして判断するものである。図8
に、本実施の形態にかかる部品供給ユニット判断部18
における処理の流れ図を示す。
【0043】図8において、まず部品供給ユニット番号
‘1’から順次処理を行い(ステップS81)、各々に
ついて吸着率、装着率及び標準偏差σx、σy、σθを
所定のしきい値T3、T4、U1、U2、U3と比較し
て(ステップS83、ステップS84、ステップS8
5、ステップS86、ステップS87)、所定のしきい
値T3及びT4よりも小さい場合(ステップS83:N
o、ステップS84:No)、あるいは所定のしきい値
U1、U2、U3より大きい場合には(ステップS8
5:No、ステップS86:No、ステップS87:N
o)、メンテナンスを必要とする部品供給ユニットであ
るものとして、部品供給ユニット番号を登録する(ステ
ップS88)。そして、全ての部品供給ユニットについ
て判断処理を終了したら(ステップS82:Yes)、
メンテナンスが必要であると登録された部品供給ユニッ
ト番号を表示手段19に渡すことになる。
【0044】最後に、表示部19では、吸着ノズル判断
部17、部品供給ユニット判断部18によってメンテナ
ンスが必要であると判断された部品供給ユニット番号及
び吸着ノズル番号を電子部品実装装置におけるマンマシ
ン・インタフェース機器、例えば液晶画面等の表示装置
32に表示する制御を行う。また、表示手段としては特
に画面表示に限定されるものではなく、例えばオペレー
タにより早くメンテナンスの必要性を知らせるために、
電子部品実装装置に取りつけられているパトライトの決
められた色を点灯、もしくは点滅させる制御を行うもの
であっても良い。さらに、電子部品実装装置に取りつけ
られているブザーを鳴らしオペレータにより早くメンテ
ナンスの必要性を知らせる制御を行うものであっても良
い。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、可動
ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで電子部品を吸
着した後、電子部品吸着状態検出ステーションにて吸着
ノズルが電子部品を正常に吸着しているかの検出結果、
認識ステーションにて吸着ノズルと電子部品の位置ズレ
を認識した結果に基づいて、メンテナンスを必要とする
部品供給ユニット及び吸着ノズルを検出し、電子部品実
装装置のマンマシンインタフェース機器に示し、オペレ
ータにメンテナンスすることを推奨する制御を行うこと
により、廃棄する電子部品数を減少させることができ、
製造コストを低減しつつ回路基板を生成することが可能
となる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる電子部品実
装装置によれば、吸着ノズルと電子部品の位置ズレを認
識した結果に基づいてメンテナンスを必要とする部品供
給ユニット及び吸着ノズルを検出することができ、メン
テナンスを励行することによって廃棄する電子部品数を
減少でき、製造コストを低減しつつ回路基板を生成する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置のブロック構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における制御装置のブロック構成図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における吸着状態データの例示図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における認識結果データの例示図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における装吸着データ加工の例示図
【図6】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における認識結果データ加工の例示図
【図7】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における部品供給ユニット判断部の処理流れ図
【図8】 本発明の実施の形態にかかる電子部品実装制
御装置における吸着ノズル判断部の処理流れ図
【図9】 従来の電子部品実装装置の概略図
【図10】 電子部品の吸着状態検出装置の説明図
【図11】 電子部品と吸着ノズルの位置ズレの説明図
【符号の説明】
1 部品供給部 2 部品供給ユニット 3 吸着ノズル 4 可動ヘッド 5 部品吸着位置 6 認識ステーション 7 補正ステーション 8 部品実装位置 9 回路基板 10 位置決め部 11 電子部品吸着状態検出ステーション 12 制御装置 13 吸着状態データ蓄積部 14 認識結果データ蓄積部 15 装吸着データ加工部 16 認識結果データ加工部 17 吸着ノズル判断部 18 表示部 20 表示画面 21 電子部品 22 センサ 30 電子部品吸着状態検知装置 31 吸着位置認識装置 32 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 信三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA11 AA15 CC03 CC04 DD02 DD03 DD13 DD50 EE02 EE03 EE24 EE50 FF31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御装置において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を部品供給ユニ
    ットごとに保存する吸着状態データ蓄積部と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記部品供給ユニットごとに保存する認識
    結果データ蓄積部と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記部
    品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    を算出する装吸着データ加工部と、 前記認識結果を統計処理する認識結果データ加工部と、 前記部品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び
    装着率と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテ
    ナンスを必要とする前記部品供給ユニットを判断する部
    品供給ユニット判断部と、 前記部品供給ユニット判断部によってメンテナンスが必
    要とされた前記部品供給ユニットをマンマシンインタフ
    ェース機器に表示する表示部とを備えることを特徴とす
    る電子部品実装制御装置。
  2. 【請求項2】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御装置において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を前記吸着ノズ
    ルごとに保存する吸着状態データ蓄積部と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記吸着ノズルごとに保存する認識結果デ
    ータ蓄積部と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記吸
    着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率を算出
    する装吸着データ加工部と、 前記吸着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテナンス
    を必要とする前記吸着ノズルを判断する吸着ノズル判断
    部と、 前記吸着ノズル判断部によってメンテナンスが必要とさ
    れた前記吸着ノズルをマンマシンインタフェース機器に
    表示する表示部とを備えることを特徴とする電子部品実
    装制御装置。
  3. 【請求項3】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御装置において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を前記部品供給
    ユニットごと及び前記吸着ノズルごとに保存する吸着状
    態データ蓄積部と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記部品供給ユニットごと及び前記吸着ノ
    ズルごとに保存する認識結果データ蓄積部と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記部
    品供給ユニットごと及び前記吸着ノズルごとの前記電子
    部品の吸着率及び装着率を各々算出する装吸着データ加
    工部と、 前記認識結果を統計処理する認識結果データ加工部と、 前記部品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び
    装着率と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテ
    ナンスを必要とする前記部品供給ユニットを判断する部
    品供給ユニット判断部と、 前記吸着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテナンス
    を必要とする前記吸着ノズルを判断する吸着ノズル判断
    部と、 前記部品供給ユニット判断部及び前記吸着ノズル判断部
    によってメンテナンスが必要とされた前記部品供給ユニ
    ット及び前記吸着ノズルをマンマシンインタフェース機
    器に表示する表示部とを備えることを特徴とする電子部
    品実装制御装置。
  4. 【請求項4】 前記認識結果の統計処理が前記吸着ノズ
    ルと前記電子部品の位置ズレに関する標準偏差を前記部
    品供給ユニットごとに求める処理である請求項1又は3
    に記載の電子部品実装制御装置。
  5. 【請求項5】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御方法において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を部品供給ユニ
    ットごとに保存する工程と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記部品供給ユニットごとに保存する工程
    と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記部
    品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    を算出する工程と、 前記認識結果を統計処理する工程と、 前記部品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び
    装着率と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテ
    ナンスを必要とする前記部品供給ユニットを判断する工
    程と、 メンテナンスが必要とされた前記部品供給ユニットをマ
    ンマシンインタフェース機器に表示する工程とを備える
    ことを特徴とする電子部品実装制御方法。
  6. 【請求項6】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御方法において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を前記吸着ノズ
    ルごとに保存する工程と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記吸着ノズルごとに保存する工程と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記吸
    着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率を算出
    する工程と、 前記吸着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテナンス
    を必要とする前記吸着ノズルを判断する工程と、 メンテナンスが必要とされた前記吸着ノズルをマンマシ
    ンインタフェース機器に表示する工程とを備えることを
    特徴とする電子部品実装制御方法。
  7. 【請求項7】 部品供給ユニットで電子部品を吸着して
    基板上の所定の位置に向かって搬送し、搬送する途中で
    前記電子部品を認識して、それに応じて位置補正を行っ
    た後に前記基板上の所定の位置に前記電子部品を実装す
    る電子部品実装制御方法において、 可動ヘッドに取り付けられている吸着ノズルで前記電子
    部品を吸着した後、電子部品吸着状態検出ステーション
    にて前記吸着ノズルが前記電子部品を正常に吸着してい
    るかセンシングし、そのセンシング結果を前記部品供給
    ユニットごと及び前記吸着ノズルごとに保存する工程
    と、 前記電子部品を吸着している前記吸着ノズルと前記電子
    部品の位置ズレを認識ステーションにおいて認識し、そ
    の認識結果を前記部品供給ユニットごと及び前記吸着ノ
    ズルごとに保存する工程と、 前記センシング結果と前記認識結果に基づいて、前記部
    品供給ユニットごと及び前記吸着ノズルごとの前記電子
    部品の吸着率及び装着率を各々算出する工程と、 前記認識結果を統計処理する工程と、 前記部品供給ユニットごとの前記電子部品の吸着率及び
    装着率と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテ
    ナンスを必要とする前記部品供給ユニットを判断する工
    程と、 前記吸着ノズルごとの前記電子部品の吸着率及び装着率
    と統計処理された前記認識結果に基づいてメンテナンス
    を必要とする前記吸着ノズルを判断する工程と、 メンテナンスが必要とされた前記部品供給ユニット及び
    前記吸着ノズルをマンマシンインタフェース機器に表示
    する工程とを備えることを特徴とする電子部品実装制御
    方法。
  8. 【請求項8】 前記認識結果の統計処理が吸着ノズルと
    電子部品の位置ズレに関する標準偏差を前記部品供給ユ
    ニットごとに求める処理である請求項5又は7に記載の
    電子部品実装制御方法。
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