JP2002190667A - 半田フローパレット及びこのフローパレットを用いた回路基板の半田付け方法。 - Google Patents

半田フローパレット及びこのフローパレットを用いた回路基板の半田付け方法。

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JP2002190667A JP2000390348A JP2000390348A JP2002190667A JP 2002190667 A JP2002190667 A JP 2002190667A JP 2000390348 A JP2000390348 A JP 2000390348A JP 2000390348 A JP2000390348 A JP 2000390348A JP 2002190667 A JP2002190667 A JP 2002190667A
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Hitoshi Kataue
斉 片上
Kokichi Furuhashi
幸吉 古橋
Katsumoto Kusui
克基 楠井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の半田付けをしない部分に半田が流
れ込まないようにする。 【解決手段】 半田フローパレット13は、フロー装置
のコンベアに支持されて搬送可能となし、回路基板1を
その裏面が下側になるようにして乗せる。また、この半
田フローパレット13は、回路基板1裏面の、半田付け
をしない部分26を遮蔽し、半田付けを行う部分3a,
3bを開口25した、回路基板1を載置する載置板20
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】近年の回路基板への自動半田
付けは、半田フロー方式と半田リフロー方式に大別され
る。半田フロー方式はアキシャルリード部品やラジアル
リード部品などの基板貫通型リード部品を搭載した回路
基板に使用され、また、半田リフロー方式は近年の部品
の主流である面実装部品を搭載した回路基板に使用され
る。本発明は、回路基板にアキシャルリード部品、ラジ
アルリード部品などの基板貫通型リード部品と、面実装
部品とが混在する場合の半田フロー方式の半田付けに用
いると好適な半田フローパレット及びこのフローパレッ
トを用いた回路基板の半田付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上記のように基板貫通型リード部
品と面実装部品が混在する回路基板に半田付けする場合
は、面実装部品を先に半田リフロー装置で自動実装し、
その後アキシャルリード部品やラジアルリード部品など
の基板貫通型リード部品を手半田する方法が採られてい
る。
【0003】また、前記半田フロー装置としては、例え
ば、回路基板をその裏面が下側になるようにして、回路
基板の両側縁を移動可能に支持する一対のガイドレール
と、回路基板を搬送するためのコンベアと、回路基板の
搬送経路の下方に、回路基板の搬送方向順に並ぶように
それぞれ配置したフラックス塗布部、予熱部、本加熱
部、半田フロー部とからなる。そして、この半田フロー
装置による半田付け方法は、回路基板を、その裏面が下
側になるようにして一対のガイドレールに支持させ、コ
ンベアの駆動でガイドレールに沿って搬送し、回路基板
裏面の所定部分に、前記搬送経路の下方から、フラック
ス塗布、予熱、本加熱、半田フローの各工程を順次施
す、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に面実装部品に
アキシャルリード部品やラジアルリード部品が混在し、
前記面実装部品が回路基板の両面に存在する場合、面実
装部品実装後の前記半田フロー装置による半田付けが困
難なため、前述のように手作業による半田付けを局部的
に行っている。この手作業によれば、いかなる構成の回
路基板でも対応できるものの、安定した半田付けを行う
ことが容易ではなく、作業者の熟練度や作業バラツキが
生じ、更には半田コテの管理バラツキ等により半田ブリ
ッジあるいは半田不良が生じて、高品質の製品を安定し
て提供することが困難であった。加えて、後述するよう
に後付部品がある場合には後付部品のパターン部にマス
キング処理を行う必要があり作業性をより悪化させてい
る。
【0005】一方、前記半田フロー装置による通常の回
路基板の半田フロー方法においても、回路基板の搭載パ
ーツの方向、配置、密集状態に応じて、半田ブリッジ、
半田ボールなどが生じやすいという問題があった。加え
て、回路基板の寸法や種類に応じて、作業現場で両ガイ
ドレール間の長さを変更しなければならず、この変更作
業が煩雑であるという問題があった。
【0006】また、従来の回路基板は、例えば、図5に
示す回路基板51のように、基板取付用スルーホール5
4、スリット55、後付部品用スルーホール56などの
半田付けをしてはならない半田付け禁止部分57が存在
し、従来は、前処理としてこれらの半田付け禁止部分5
7にマスキングを施していた。このマスキングは、マス
キングテープを前記マスキング部分に合わせて貼付けた
り、マスキング材を印刷するというものであって、半田
付け禁止部分57が複雑な形状の場合は極めて手間がか
かるという問題があった。さらに、半田付着面を活性化
するために、半田付け前に回路基板51の裏面全体にフ
ラックスを塗布するが、フラックスは半田付けの際の高
温により蒸発し、半田付けをしない銅パターン部分にそ
の残滓が残留し、腐食による経年耐久性に影響が出ると
いう問題があった。なお、図5中、52は面実装部品、
53aはアキシャルリード部品、53bはラジアルリー
ド部品である。
【0007】本発明は上記各問題を解消することを課題
とし、該課題を解決して、面実装部品とアキシャルリー
ド部品やラジアルリード部品などの貫通型リード部品が
混在し、前記面実装部品が表裏両面に存在する回路基板
に、半田リフロー処理完了後にアキシャルリード部品や
ラジアルリード部品などの貫通型リード部品に自動半田
付けを行うことを可能とした半田フローパレット及びこ
のフローパレットを用いた回路基板の半田付け方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明の半田フローパレットは、半田フ
ロー装置のコンベアに支持されて搬送可能となし、回路
基板をその裏面が下側になるようにして乗せるもので、
回路基板裏面の、半田付けをしない部分を遮蔽し半田付
けすべき部分を開口した、回路基板を載置する載置板を
設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の本発明の半田フローパレ
ットは、請求項1の発明の構成に加えて、載置板上に、
回路基板を内側に嵌め込んで配置しうるとともに、回路
基板をその周縁で離脱可能に固定する押さえノブを有す
る支持枠を設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項3の本発明の半田フローパレ
ットは、請求項2の発明の構成に加えて、支持枠は、複
数の回路基板を支持するように構成したことを特徴とす
るものである。
【0011】また、請求項4の本発明の半田フローパレ
ットは、請求項1又は請求項2又は請求項3の発明の構
成に加えて、載置板の開口縁に、半田の流れ込みを誘導
するための半田誘導部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0012】また、請求項5の本発明の回路基板の半田
付け方法は、回路基板をその裏面が下側になるようにし
て半田フローパレットに乗せて搬送し、この半田フロー
パレットの、前記回路基板を載置する開口部を設けた載
置板により、前記回路基板裏面の半田付けをしない部分
を遮蔽し、半田付けすべき部分を前記開口部に対応さ
せ、該開口部を通して前記回路基板に対して搬送経路の
下方から、フラックス塗布、加熱、半田フローの各作業
を順次施すというものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、
図1〜図3は第1の実施形態を示すもので、図1は半田
フロー装置の概略図、図2は回路基板を取り付けた半田
フローパレットの平面図、図3は同じく縦断面図であ
る。また、図4は半田フローパレットの他の実施形態を
示すもので、半田フローパレットの平面図である。
【0014】先ず、半田付け対象物である回路基板1に
ついて説明すると、図3に示すように、回路基板1に
は、樹脂製の基板本体に、アキシャルリード部品3a、
ラジアルリード部品3b、及び面実装部品2などが配置
され、また基板本体には基板本体取り付け穴である基板
取付用スルーホール、スリット、後付部品用スルーホー
ル等の開口部分が設けられている(図5の基板取付用ス
ルーホール54、スリット55、後付部品用スルーホー
ル56参照)。なお、特に前記面実装部品2はリードが
ないが、説明の便宜上リード付きで図示している。
【0015】図1〜図3に基づいて、回路基板に半田付
けを行うための半田フロー装置10について説明する。
半田フロー装置10は、ケーシング10a内に、断面コ
の字状の一対のガイドレール11に移動可能に両側縁部
の搬送ガイド部12を挿入した半田フローパレット13
と、この半田フローパレット13を離脱可能に連結する
コンベア14と、前記半田フローパレット13の搬送経
路の下方に、半田フローパレット13の移動方向に向け
て順次並ぶようにそれぞれを配置したフラックス塗布部
15、予熱部16、本加熱部17、半田フロー部18と
を設けてなる。前記ケーシング10aには、前記ガイド
レール11の両端に対応するように、入口19aと出口
19bを備える。
【0016】図2及び図3に示すように、半田フローパ
レット13は、回路基板1をその裏面が下側になるよう
にして載置する載置板20と、この載置板20上に配置
し、回路基板1の輪郭に対応する形状の嵌合部21に回
路基板1を嵌め込んで支持する、回路基板1とほぼ同じ
厚さで四角い支持枠22と、この支持枠22の各外側を
囲むように設けた半田流れ込み防止枠23とからなる。
前記支持枠22には、それぞれ回転軸24aを中心にそ
の上面に沿って回転変位し、先端が前記嵌合部21と前
記上面との間を回転変位自在となした押さえノブ24を
複数設けてある。そして、各押さえノブ24を支持枠2
2上面に変位させた状態で、支持枠22の前記嵌合部2
1に回路基板1を嵌め込み、押さえノブ24を回転変位
させて、回路基板1縁部に係止させる(図2及び図3の
状態)と、回路基板1は載置板20の上面に押し付けら
れた状態となり、正確な半田付け位置からずれることが
ないとともに、半田付けの際の熱膨張率の違いから起こ
りやすい基板本体1aの反りの発生を防ぐことが可能と
なる。
【0017】図1〜図3に示すように、載置板20は、
回路基板1裏面の半田付けをしない部分である基板取り
付け用のスルーホール、スリット、後付部品用スルーホ
ール近傍を遮蔽し、半田付けすべきアキシャルリード部
品3a、ラジアルリード部品3bが存置する部分は開口
して開口部25となし、この開口部25には半田の流れ
込みを誘導する半田誘導部25aを設け、前記搬送ガイ
ド部12を両側縁に一体形成する。また、この載置板2
0の、回路基板1裏面が当接する上面には、回路基板1
裏面上に突出する端子や面実装部品2等(半田付けをし
ない部分であって、従来ではマスキングを施すべき半田
付け禁止部分57に相当する)が納まる逃げ溝26を形
成する。前記半田誘導部25aは、図示の如く段部状に
形成するほか、テーパー状に形成してもよい。
【0018】図1及び図3に示すように、コンベア14
は、ケーシング1aの長手方向両端外部に配置した駆動
源(図示せず)に連繋した駆動輪29bと遊転する従動
輪29bに、前述した無端の移動チェーン27を掛け渡
してなるもので、入口19aにて、半田フローパレット
13の両搬送ガイド部12を一対のガイドレール11に
搬送可能に支持させた後、前記移動チェーン27に設け
たフック28で載置板20を押動し、半田フローパレッ
ト13をガイドレール11に沿って搬送するように構成
する。この搬送にあたっては、フラックス塗布部15、
予熱部16、本加熱部17及び半田フロー部18に対応
する位置においてはそれぞれ定められた所定時間で通過
するように駆動輪29aを作動させるように図示してい
ない制御部によって制御される。
【0019】図1に示すフラックス塗布部15は、半田
面を活性化するためにフラックスを塗布する部材であっ
て、移動する半田フローパレット13の載置板20の開
口部25からフラックスを塗布する。
【0020】図1に示す予熱部16及び本加熱部17
は、半田フローパレット13の載置板20の開口部25
内に存在する回路基板1の被半田付け部分(アキシャル
リード部品3aやラジアルリード部品3b等)の温度を
高めることによって、半田のノリをよくするためのもの
である。
【0021】図1に示す半田フロー部18は、半田フロ
ーパレット13の載置板20の開口部25内に半田を噴
出する。
【0022】次に、上記半田フロー装置10を用いて行
う回路基板1の半田フロー方法について説明する。先
ず、制御部、予熱部16,本加熱部17及び半田フロー
部18を電源ONとし各部を所定温度にする。次に、半
田フローパレット13の、支持枠22の嵌合部21に回
路基板1を嵌め込み、押さえノブ24を嵌合部21側に
回転変位して回路基板1縁部に係止させて(図2及び図
3参照)から、この半田フローパレット13を、ケーシ
ング10aの入口19aにて、その両側の搬送ガイド部
12を一対のガイドレール11のコの字状の溝に挿し込
み、コンベア14の駆動輪29aを駆動する。
【0023】駆動輪29aの駆動により移動チェーン2
7が移動を開始し、フック28で載置板20を押動する
ことにより、半田フローパレット13は入口19aから
出口19bに向かって移動をはじめる。そして、この半
田フローパレット13がフラックス塗布部15を通過す
るときには、その先端の塗布体15aが、半田面を活性
化するためにフラックスを、移動する半田フローパレッ
ト13の載置板20の開口部25内に浸入させて、アキ
シャルリード部品3aやラジアルリード部品3bなどに
塗布する。
【0024】続いて、半田フローパレット13が予熱部
16を通過する際に、アキシャルリード部品3a、ラジ
アルリード部品3bなどに予熱を与え、さらに、半田フ
ローパレット13が本加熱部17を通過する際に、アキ
シャルリード部品3aやラジアルリード部品3bを必要
な温度に達するまで加熱する。
【0025】続いて、半田フローパレット13が半田フ
ロー部18を通過する際に、溶融状態で噴出している半
田が、半田誘導部25aに導かれて開口部25内に確実
に流入し、アキシャルリード部品3aやラジアルリード
部品3bなどに半田付けを施す。この時、半田流れ込み
防止枠23によって、半田が回路基板1の表面に流れ込
むのを防止する。
【0026】さらに続いて、半田フローパレット13が
出口19bに達すると駆動輪29aが停止する。ここ
で、半田フローパレット13をガイドレール11から取
り外し、支持枠22の各押さえノブ24を回転変位して
回路基板1の係止状態を解除し、該回路基板1を半田フ
ローパレット13から取り出す。
【0027】なお、本発明は上記実施形態になんら限定
されるものではなく、例えば、図4に示すように、半田
フローパレット13の支持枠22を複数設け、それぞれ
に回路基板1を支持するように構成してもよい。この場
合、一度に複数の回路基板1の半田付けを行うことがで
きる。加えて、半田付け対象となるのは、回路基板1に
限るものではなく、各部品の形状、配置位置、配置数な
どが上記実施形態と異なるものであってもよい。さら
に、半田フローパレット13を搬送するコンベア14
は、上記のようなチェーンコンベアではなく他の機構を
もつコンベアであってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た本発明の半田フローパレットは、回路基板の種類や大
きさが変更になっても、コンベアのガイドレールを替え
たり、その間隔を変更するなどの設定作業を作業現場で
行う必要がないうえ、回路基板裏面の半田付けをしない
部分を遮蔽し、半田付けすべき部分に開口部を備えた載
置板を設けたので、フラックス塗布工程では半田付けす
べき部分のみにフラックスを塗布でき、半田付けの際の
加熱で蒸発し、半田付けをしない銅パターン部分にその
残滓が残留して腐食による経年耐久性に影響が出るよう
な不都合が発生しないほか、半田付けをしない部分には
半田が流れ込まないため、従来のような手間のかかるマ
スキング工程を省くことができ、特に複雑な形状のマス
キングを必要とする場合に有効であるという効果を奏す
る。
【0029】また、請求項2に記載した本発明の半田フ
ローパレットは、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、回路基板の種類や大きさを変更する場合、変更する
回路基板に合った嵌合部を有する載置板に取り替えるだ
けで対応することができ、設定作業を作業現場で行う必
要がないという効果を奏する。
【0030】また、請求項3に記載した本発明の半田フ
ローパレットは、請求項2に記載の発明の効果に加え
て、一度に複数の回路基板の製造を行うことができると
いう効果を奏する。
【0031】また、請求項4に記載した本発明の半田フ
ローパレットは、請求項1又は請求項2又は請求項3に
記載の発明の効果に加えて、開口部に半田の流れ込みを
誘導する半田誘導部を設けたので、開口部内に半田が流
れ込みやすく、半田不良を発生させにくいという効果を
奏する。
【0032】また、請求項5に記載した本発明の回路基
板の半田付け方法は、回路基板を半田フローパレットに
乗せて搬送し、フラックス塗布、加熱、半田フローの各
作業を順次施すので、半田付け対象となる回路基板の種
類や大きさが変更になっても、コンベアのガイドレール
を替えたり、その間隔を変更するなどの設定作業を作業
現場で行う必要がないうえ、半田フローパレットの載置
板によって、前記回路基板裏面の半田付けをしない部分
を遮蔽した状態で、フラックス塗布、加熱、半田フロー
の各工程を順次施すので、フラックス工程では半田付け
すべき部分のみにフラックスを塗布でき、半田付けの際
の加熱で蒸発して半田付けをしない銅パターン部分にそ
の残滓が残留して腐食による経年耐久性に影響がでるよ
うな不都合が発生しないほか、半田付けをしない部分に
は半田が流れ込まないため、従来のような手間のかかる
マスキング工程を省くことができ、特に複雑な形状のマ
スキングを必要とする場合に有効であるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路基板の半田フロー装置の概略図。
【図2】回路基板を取り付けた半田フローパレットの平
面図。
【図3】同じく縦断面図。
【図4】複数の回路基板を取り付けた他の実施形態を示
す半田フローパレットの平面図。
【図5】従来の回路基板の裏面側の平面図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 面実装部品 3a アキシャルリード部品 3b ラジアルリード部品 10 半田フロー装置 10a ケーシング 11 ガイドレール 12 搬送ガイド部 13 半田フローパレット 14 コンベア 15 フラックス塗布部 16 予熱部 17 加熱部 18 半田フロー部 19a 入口 19b 出口 20 載置板 21 嵌合部 22 支持枠 23 半田流れ込み防止枠 24 押さえノブ 24a 回転軸 25 開口部 25a 半田誘導部 26 逃げ溝 27 移動チェーン 28 フック 29a 駆動輪 29b 従動輪 54 基板取付用スルーホール 55 スリット 56 後付部品用スルーホール 57 半田付け禁止部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E080 AA02 DA04 DB03 5E319 AC01 CC33 CD06 CD37 GG05 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田フロー装置のコンベアに支持されて
    搬送可能となし、回路基板をその裏面が下側になるよう
    にして乗せる半田フローパレットであって、回路基板裏
    面の、半田付けをしない部分を遮蔽し半田付けすべき部
    分を開口した、回路基板を載置する載置板を設けたこと
    を特徴とする半田フローパレット。
  2. 【請求項2】 載置板上に、回路基板を内側に嵌め込ん
    で配置しうるとともに、回路基板をその周縁で離脱可能
    に固定する押さえノブを有する支持枠を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の半田フローパレット。
  3. 【請求項3】 支持枠は、複数の回路基板を支持するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項2に記載の半田フ
    ローパレット。
  4. 【請求項4】 載置板の開口縁に、半田の流れ込みを誘
    導するための半田誘導部を形成したことを特徴とする請
    求項1又は請求項2又は請求項3に記載の半田フローパ
    レット。
  5. 【請求項5】 回路基板をその裏面が下側になるように
    して半田フローパレットに乗せて搬送し、この半田フロ
    ーパレットの、前記回路基板を載置する開口部を設けた
    載置板により、前記回路基板裏面の半田付けをしない部
    分を遮蔽し、半田付けすべき部分を前記開口部に対応さ
    せ、該開口部を通して前記回路基板に対して搬送経路の
    入口から、フラックス塗布、加熱、半田フローの各作業
    を順次施す半田フローパレットを用いた回路基板の半田
    付け方法。
JP2000390348A 2000-12-22 2000-12-22 半田フローパレット及びこのフローパレットを用いた回路基板の半田付け方法。 Pending JP2002190667A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007142245A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Ricoh Co Ltd フローパレット、半田フロー装置及び半田付け方法
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