JP2002190509A - 検査解析方法及び半導体装置 - Google Patents

検査解析方法及び半導体装置

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JP2002190509A
JP2002190509A JP2000390098A JP2000390098A JP2002190509A JP 2002190509 A JP2002190509 A JP 2002190509A JP 2000390098 A JP2000390098 A JP 2000390098A JP 2000390098 A JP2000390098 A JP 2000390098A JP 2002190509 A JP2002190509 A JP 2002190509A
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wafer
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JP2000390098A
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Masako Asahina
匡子 朝比奈
Yoko Miyazaki
陽子 宮▲崎▼
Iku Yamana
郁 山名
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置の長期にわたる検査結果の解
析を実現する。 【解決手段】 モニターウェハWiは処理装置1iの処理
を受け、その後に異物検査装置2において、検査レシピ
3に基づいた検査を受ける。その検査結果たる測定結果
28はデータマネージメントシステム4に集計され、解
析される。通常はモニターウェハWiにはロット名やウ
ェハ名は付記されないが、データマネージメントシステ
ム4において測定結果28は処理装置1を相互に識別す
る識別名などが付加されて、保存データ31としてデー
タベース6に保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば、半導体装
置の製造に用いられる処理装置に関する解析技術の分野
に適用できる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの製造過程においては複
数の処理工程が実行され、当該処理工程を実行するため
に複数の処理装置が採用される。従ってこれら複数の処
理装置の性能を把握・管理することは、半導体装置の品
質を向上させるのに有効な手段の一つである。例えば処
理装置毎にその内部の異物が把握される。このように処
理装置毎に異物を管理するために、いわゆるモニターウ
ェハと呼ばれる、単一の処理工程にのみ単数または複数
で供せられるウェハが使用される。
【0003】図23は従来の異物管理工程を模式的に示
す図である。製品となるべきウェハ(本明細書において
「製品ウェハ」と称す:図示されず)に対してそれぞれ
の処理を行う処理装置11〜1Nに対して、それぞれ単数
または複数のモニターウェハW1〜WNがそれぞれ採用さ
れる。これらのモニターウェハW1〜WNはそれぞれ処理
装置11〜1Nにおいて所定の処理工程を受けた後、異物
検査装置2において所定の検査、例えば異物数のカウン
トに供せられる。
【0004】異物検査装置2の検査結果である測定結果
28、例えばモニターウェハW1〜WN毎の異物数は、作
業者によってモニターウェハW1〜WN毎に帳票291
29 Nに記載され、ファイル30に一括して保管され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常はモニタ
ーウェハW1〜WNにはロット名やウェハ名は付加され
ず、帳票291〜29Nに記載される測定結果28はその
場限りの情報に過ぎない。従って、特定の処理装置につ
いての長期にわたるデータの解析が困難であった。まし
て当該装置で処理された製品用ウェハとの比較解析は不
可能であった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、従来のようにファイル30を用いた管理では不十
分な長期にわたる検査結果の解析を実現することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、検査解析方法であって、(a)複数の
処理装置の各々によって個別に行われる処理工程毎に単
数又は複数のモニターウェハを個別に供するステップ
と、(b)前記モニターウェハに検査を行って検査結果
を得るステップと、(c)前記検査結果に、それが得ら
れた前記検査の対象である前記モニターウェハに前記ス
テップ(a)で前記複数の処理工程を行った前記複数の
処理装置を相互に識別する識別名を、付けて保存するス
テップとを備える。
【0008】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の検査解析方法であって、(d)前記ステ
ップ(c)で保存された前記検査結果を集計して解析す
るステップを更に備える。
【0009】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であって、
前記ステップ(b)は(b−1)前記検査結果が予め設
定された許容範囲を超えている場合にアラームが発生す
るステップを有する。
【0010】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項3に記載の検査解析方法であって、(e)前記複
数の処理装置のうち、前記ステップ(b−1)でアラー
ムが発生したものに関して前記ステップ(c)で保存さ
れた前記検査結果と、前記複数の処理装置によって行わ
れる前記処理工程の複数が施された製品ウェハの欠陥分
布とを比較するステップを更に備える。
【0011】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であって、
(e)前記ステップ(c)で保存された前記検査結果
と、前記複数の処理装置によって行われる前記処理工程
の複数が施された製品ウェハの欠陥分布とを比較するス
テップを更に備える。
【0012】この発明のうち請求項6にかかるものは、
請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であって、
前記複数の処理装置は同一の前記処理工程を行う。
【0013】この発明のうち請求項7にかかるものは、
請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であって、
前記ステップ(b)において、複数の検査レシピを採用
して前記検査レシピ毎に前記検査結果が得られる。
【0014】この発明のうち請求項8にかかるものは、
請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であって、
前記ステップ(b)は(b−1)前記処理工程の処理前
及び処理後においてそれぞれ前記検査を行うステップ
と、(b−2)同一の前記処理工程の前記処理前と前記
処理後とでの前記検査の相違を前記検査結果として得る
ステップとを有する。
【0015】この発明のうち請求項9にかかるものは、
請求項8に記載の検査解析方法であって、前記ステップ
(b−2)において、前記モニターウェハの位置座標を
配慮して、前記処理前の前記検査のデータと前記処理後
の検査のデータとの差分として前記検査結果が求められ
る。
【0016】この発明のうち請求項10にかかるもの
は、請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法であっ
て、前記ステップ(c)において、前記検査結果に、こ
れと対応する前記複数の処理装置の状態を示すコメント
を付加する。
【0017】この発明のうち請求項11にかかるもの
は、検査解析方法であって、(a)第1の処理装置によ
って行われる第1の処理工程において処理されるウェハ
に対して複数の検査を行うステップと、(b)前記第1
処理工程及び前記第1の処理工程よりも後に実行される
第2の処理工程において処理されるウェハに対して検査
を行うステップと、(c)前記ステップ(a)によって
得られる複数の検査結果と前記ステップ(b)によって
得られる検査結果とを比較する工程とを備える。
【0018】この発明のうち請求項12にかかるもの
は、請求項11記載の検査解析方法であって、(d)前
記ステップ(c)で保存された前記検査結果を集計して
解析するステップを更に備える。
【0019】この発明のうち請求項13にかかるもの
は、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の検
査解析方法であって、前記ステップ(c)で保存された
前記検査結果はブラウザに対応したファイルに変換され
て送信される。
【0020】この発明のうち請求項14にかかるもの
は、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の検
査解析方法であって、前記ステップ(c)で保存された
前記検査結果は通信網上での配信が可能である。
【0021】この発明のうち請求項15にかかるもの
は、請求項1乃至請求項14のいずれか一つに記載の検
査解析方法が実行された前記複数の処理装置を用いて製
造された半導体装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1にかかる異物解析に用いられる構成を模式的
に示す図である。また図2は当該異物解析工程の概略を
示すフローチャートである。
【0023】処理装置1i(1≦i≦N:以下「処理装
置1」として総称することがある)によって個別に行わ
れる処理に、単数または複数のモニターウェハWi(以
下「モニターウェハW」として総称することがある)が
個別に供せられる。そしてモニターウェハWiは異物検
査装置2に送られて異物検査に供される。図中、モニタ
ーウェハWiの移動は白抜き矢印で示され、その他の情
報の伝達は通常の矢印で示されている。
【0024】データマネージメントシステム4は例えば
パーソナルコンピュータ5aにおいて所定のプログラム
の実行によって実現される。またデータマネージメント
システム4はデータテーブル5bを備えている。
【0025】データマネージメントシステム4には、例
えばデータテーブル5bにおいて、処理装置1を相互に
識別する名前(処理装置1の識別名)が予め登録されて
いる。そしてまずステップS11において、その中から
処理装置の識別名が選択される(ステップS11)。同
一の処理工程を施す処理装置(以下「同機種」ともい
う)が複数ある場合には、識別名として処理装置の名称
を用いるのみでは相互を識別できないので、例えば処理
装置の名称と所属部署名(グループ名)とを合わせて予
めデータマネージメントシステム4に登録され、またス
テップS11において選択される。
【0026】ステップS12に進み、データマネージメ
ントシステム4は、選択された処理装置1に対応する検
査レシピ3を用いて異物検査を行うように、異物検査装
置2へと測定開始指示27を与える。検査レシピ3は、
図1に示されるように予め異物検査装置2に記憶されて
いて測定開始指示27によって選択されてもよいし、測
定開始指示27が検査レシピ3を含んでいても良い。
【0027】そしてステップS13に進んで異物検査装
置2がモニターウェハWの異物検査を行う。ステップS
14に進み、異物検査の情報を有する測定結果28がデ
ータマネージメントシステム4に与えられる。
【0028】ステップS15に進み、データマネージメ
ントシステム4は測定結果28に対して、処理装置1の
識別名等、例えば識別名の他、検査レシピ3を特定する
検査レシピ名、検査日時を特定する検査時刻データを付
けて保存データ31を作成し、これをデータベース6に
与える。ステップS16に進み、データマネージメント
システム4は表示に必要な出力データを作成する。この
作成のため、過去にデータベース6に保存された保存デ
ータ31が、データマネージメントシステム4に読み出
され、集計され、解析される。図1中でデータベース6
はデータマネージメントシステム4の外部に設けて示し
ているが、パーソナルコンピュータ5aにおいて、ある
いはこれと接続される記憶機器において設けられ、デー
タマネージメントシステム4の内部に存在しても良い。
【0029】出力データとして図2では、異物のトレン
ドグラフ、異物分布マップ、欠陥分類毎のトレンドグラ
フを例示しており、これらに対応して図3乃至図5が示
されている。
【0030】図3は異物のトレンドグラフであって、あ
る特定の処理装置1iについて異物の総数の経時変化を
追跡してプロットしている。図4は異物分布マップであ
って、同一の処理装置1iによる処理工程を施した際に
生じた異物の分布を、異なるモニターウェハWに対して
それぞれ(a)〜(c)に異物分布マップ8,9,10
として示している。図5は図3のグラフに対し、更に特
定種の異物の数、ここではスクラッチの数をも併せてプ
ロットしている。これらのグラフやマップはパーソナル
コンピュータ5aにおいて表示しても良いし、別途にデ
ータ表示装置を設けても良い。ブラウザソフトに対応す
るファイル形式に変換し、特定フォルダに格納すべくフ
ァイルデータを送信する、もしくは電子メールにて通信
網上のファイルへと配信することも可能である。
【0031】このようにして、モニターウェハWを用い
て異物検査を行い、その結果について保存データ31を
作成してデータベース6に保存し、保存されたデータに
基づいて集計を行って異物の解析を行う。本発明では、
保存データ31を作成する際に異物検査の対象となった
処理装置1の識別名が採用されるので、通常はロット名
やウェハ名が与えられないモニターウェハWを用いて
も、所望の処理装置1について長期にわたって所望の時
期の異物を容易に把握し、加工・解析することができ
る。本解析にあたっては、処理装置に供せられるウェハ
の初期の異物の状態を投入前測定として異物検査し初期
値としてデータベースに保持し、処理装置での処理後の
異物検査データを位置座標を配慮して差分し、その結果
を増加異物データとして取り扱う。
【0032】例えば図3、図5に示されるように任意の
期間の装置の異物のトレンドを分析できる。また図4に
示される複数のマップを比較して、異物が同一分布であ
ることを確認することにより、対応する処理装置1に異
常個所があることを明確に把握できる。もちろん、製品
が形成されるウェハに複数の処理工程を施して行ってい
た従来の解析と同様の解析も、本発明に適用することは
容易である。
【0033】また、同一の処理工程を施す処理装置1が
複数ある場合でも、識別名によってこれらを相互に識別
できるので、同一の処理工程を施す処理装置同士の差異
(機差や不具合の有無)をも把握することができる。
【0034】本実施の形態に限らず、後述する実施の形
態をも含み、本発明においては異物の解析のみならず、
膜厚データの解析を行っても良い。その場合には異物検
査装置の代わりに膜厚を検査する機能を有する検査装置
を採用することになる。これにより例えば成膜装置にお
ける膜厚分布のデータを解析したり、エッチング装置に
おけるエッチング速度の分布のデータを解析することが
できる。
【0035】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2にかかる異物解析工程の一部を示すフローチャートで
ある。実施の形態1と同様にしてステップS14によっ
て得られた測定結果28が所定の基準を満足するか否
か、例えば異物数の許容数を超えないかどうかが、ステ
ップS17において判断される。この所定の基準は予め
データマネージメントシステム4において設定されてい
る。例えば図3に示された異物のトレンドに即して言え
ば、異物総数について60個を許容数とする。
【0036】そして所定の基準を満足する場合には図中
のYESへと分岐し、ステップS15へ進み、実施の形
態1と同様にしてデータベース6へ測定結果28が保存
される。所定の基準が満足されない場合には、図中のN
Oへと分岐し、ステップS18へと進んでアラーム処理
が行われる。
【0037】このアラーム処理としては、単に作業者に
注意を促す、例えば「NG」との表示を行うだけでもよ
い。これにより作業者は測定結果28が得られてから迅
速に処理装置1の異常を知ることができる。ステップS
17において「YES」と判断された場合には、ステッ
プS15へと進む前に「OK」と表示を行っても良い。
かかる表示はパーソナルコンピュータ5aにおいて表示
しても良いし、別途にデータ表示装置を設けても良い。
【0038】ステップS18が実行された場合には異物
解析工程を中断してもよいが、更にステップS15へと
進むことも望ましい。この際、処理装置1の識別名等の
他、アラームが発生した情報も付加されて測定結果28
がデータベース6へと与えられる。図7は本実施の形態
で得られるトレンドグラフである。図7に示すように、
異物のトレンドにおいて、5日目と、11日目と、12
日目とにアラームが発生したことを表示してもよい。
【0039】実施の形態3.本発明における上述の解析
に対して、他の解析情報、例えば製品ウェハに対する解
析情報と付き合わせることにより、製品ウェハにおける
欠陥の原因となる処理を特定することもできる。
【0040】図8は本発明の実施の形態3にかかる異物
解析に用いられる構成を模式的に示す図である。また図
9は当該異物解析工程の一部を示すフローチャートであ
る。図8の処理工程群11において、処理装置11〜1N
によって行われる処理工程P 1〜PNが、この順に製品ウ
ェハWSに施される。その一方、各処理工程Piにはモ
ニターウェハWiも施される。製品ウェハWSとモニタ
ーウェハWiとは、処理工程Piによる処理を必ずしも同
時に施される必要はない。図中、モニターウェハWi
製品ウェハWSの移動は白抜き矢印で示され、その他の
情報の伝達は通常の矢印で示されている。
【0041】実施の形態1に示されたように、モニター
ウェハWiは異物検査装置2において検査レシピ3に基
づく異物検査を受ける。検査レシピ3は処理工程P1
N毎に異なっていてもよく、ここでは異物検査装置2
内に複数の検査レシピ3が格納されている場合が示され
ている。しかし、実施の形態1で述べたように、測定開
始指示27において個別の検査レシピ3が設定されてい
てもよい。実施の形態1に示されたように、異物検査装
置2によって得られた測定結果28はデータマネージメ
ントシステム4へと送られ、識別名等が付加されて保存
データ31が生成され、データベース6へ保存される。
【0042】実施の形態2に示されたように、測定結果
28が所定の許容範囲にない場合には、アラームが発生
する。図8ではアラームの発生をアラーム発生情報27
1として示している。例えば図6に示されたようにアラ
ーム処理がステップS18において実行される。
【0043】図9において示されたステップS181は
ステップS18の一部の機能を示している。ステップS
181において異物検査装置2はアラームが発生した処
理工程PA(1≦A≦N)を停止するように、処理装置
Aに停止命令33A(以下では「停止命令33」として
総称することがある)を与える。
【0044】ステップS18(ステップS181を含
む)の終了後、モニターウェハWAに関しても他のモニ
ターウェハWiと同様にステップS15によってデータ
ベース6へと保存データ31が保存される。その一方で
ステップS19が実行される。
【0045】ステップS19では、アラームが発生して
停止した処理装置1Aにおいて処理された製品ウェハW
Sの欠陥情報を得る。これは処理工程1Aよりも後の処
理1A +1〜AN(A=Nの場合を除く)、仕上がり検査工
程PEを経た後の製品ウェハWSに対して行われること
になる。例えば製品ウェハWSはパターン欠陥検査装置
12においてパターンについての欠陥検査が行われ、欠
陥検査マップ32がデータベース6に保存される。
【0046】一般に製品ウェハWSにはロット名やウェ
ハ名が個々に設定され、例えば刻印されているので、こ
れらを欠陥検査マップ32に付加して保存することがで
きる。そして実施の形態1で示されたように、ステップ
S15で得られた保存データ31にも識別名などが付加
されている。よって、ステップS161(図9)に進
み、アラームが発生した状況での処理装置1Aにおいて
処理された製品ウェハWSの欠陥検査マップと、当該処
理装置1Aにおいて用いられたモニターウェハWAの異物
検査の結果を示すマップとを比較することができる。ス
テップS161は図2で示されたステップS16の一部
である「2)異物分布マップ」の生成として把握するこ
とができる。
【0047】上記の比較を行うことによって処理装置1
の装置異物検査で得られた特徴的な異物の分布が、製品
ウェハWSで発生している欠陥と一致しているか否かを
判断することができる。一致していれば、製品ウェハW
Sで発生している欠陥の原因をアラームが発生した処理
装置1Aに求めることができる。換言すれば、アラーム
が発生した処理装置1Aによって欠陥発生などの被害を
受けた製品ウェハWSを知ることができ、被害を受けた
ロットを特定することができる。この特定はマップ同士
の比較であるので、高い精度で比較を行うことができ
る。
【0048】図10は上記比較を模式的に示したマップ
である。同図(a),(b)はそれぞれ異物分布マップ
13及びパターン欠陥検査マップ14を示している。同
図(b)における格子は、製品ウェハから切り出される
べきチップの形状を模式的に示している。ここでは異物
分布と欠陥分布とは形状が一致している場合が示されて
いる。
【0049】欠陥検査以外の製品ウェハWSの検査結果
を、異物分布と比較することができる。図11は本発明
の実施の形態3の変形を示す模式図であり、図8に示さ
れた構成とは、パターン欠陥検査装置12を電気的欠陥
検査装置15に置換した点で特徴的に異なっている。電
気的欠陥検査装置15は電気的な特性、例えば絶縁性に
ついての欠陥検査を行い、その結果を欠陥検査マップ3
2としてデータベース6に与える。図12(a),
(b)はそれぞれ異物分布マップ13及び電気的欠陥検
査マップ16を模式的に示すマップである。同図(b)
における格子は、製品ウェハから切り出されるべきチッ
プの形状を模式的に示している。ここでは異物分布と欠
陥分布とは形状が一致している場合が示されている。
【0050】このような電気的欠陥が発生する場合は製
品ウェハから切り出されるチップにとって致命的である
ので、異物分布から製品の歩留まりを見積もることが可
能となる。
【0051】なおステップS18におけるアラーム処理
は、必ずしもステップS181に示される停止処理を要
するものでもなく、処理装置1Aの稼働を続けても上記
比較を行うことの妨げとはならない。
【0052】実施の形態4.特にアラームが発生して停
止した処理装置1Aのみならず、全ての処理装置1につ
いての保存データ31と、欠陥検査マップ32(図8参
照)とを比較しても良い。
【0053】図13は本発明の実施の形態4にかかる異
物解析工程の一部を示すフローチャートであり、実施の
形態1で示されたステップS16の詳細を例示してい
る。
【0054】ステップS162において製品ウェハWS
の欠陥検査マップ32を得る。そしてステップS163
においてはデータベース6から保存データ31を読み出
すことにより、製品ウェハWSが処理を受けた処理装置
1〜1NについてのモニターウェハW1〜WNの異物分布
を求める。そしてステップS164において異物分布マ
ップを求める。異物分布マップは、例えば異物の大きさ
についての所定の許容範囲を超えた異物の存在個所を示
す不良個所マップや、経時的な異物の増加を示すマップ
を例挙できる。
【0055】そしてステップS165において検査マッ
プ32と一致する上記異物分布マップを検索する。検索
にてヒットした異物分布マップを呈した処理装置1が、
当該欠陥検査マップに示された欠陥の原因であると特定
される(ステップS166)。例えば処理装置1におい
て欠陥を発生させているのは発塵の場合がある。
【0056】本実施の形態では、実施の形態3と同様に
してマップ同士の比較であるので、高い精度で欠陥の原
因となっている処理装置1を特定することが容易とな
る。
【0057】実施の形態5.実施の形態1で既述のよう
に、同機種が複数ある場合にも、識別名として処理装置
の名称とグループ名とを用いて保存データ31を作成す
ることにより、相互の識別が可能となる。従って、これ
らの処理装置同士の異物分布を比較することができる。
【0058】図14は本発明の実施の形態5にかかる異
物解析工程の一部を示すフローチャートであり、実施の
形態1において図1で示された構成において実現されう
る。ステップS21において、データベース6に保存さ
れた保存データ31に基づいて、同機種間の異物数のト
レンドが比較される。
【0059】図15は異物数のトレンド同機種の処理装
置101,102についての異物数のトレンドを比較し
たグラフである。5日目と14日目において処理装置1
01,102の異物数に比較的大きな相違が存在するこ
とが認められる。
【0060】図14に戻り、ステップS22において、
複数の同機種間で、異物数に所定数よりも大きな差が認
められた場合に、マップ解析を実施する。かかる所定数
はデータマネージメントシステム4において予め記憶さ
せておくことができる。図16は同機種の異物分布マッ
プの比較を模式的に示すマップであり、同図(a),
(b)はそれぞれ処理装置101,102についての異
物分布マップ17,18を示している。異物分布マップ
17は分布パターン19a(図中、黒三角で示す)を有
しており、異物分布マップ18にも分布パターン19a
と共通した分布パターン19b(図中黒三角で示す)が
存在する。異物分布マップ18には分布パターン19b
以外にも異物の存在(図中黒丸で示す)が示されてい
る。
【0061】このような比較を行うことにより、異物の
発生が、比較の対象となった同機種が行う処理工程に共
通するものである(上述の分布パターン19aに示され
る分布に相当)か否か、同機種の各々に特有の原因を有
するものである(上述の分布パターン19bに示される
分布に相当)か否か等の解析を行うことができる。例え
ば処理装置内の発塵個所を容易に特定することができ、
処理装置内の発塵対策に寄与することができる。
【0062】実施の形態6.一つの検査において複数の
検査レシピ3を採用しても良い。例えば検査の感度を変
えたり、検査の際に用いられる偏光の条件を変えたりし
て、一つの検査において複数の検査結果を得ることもで
きる。
【0063】図17は本発明の実施の形態6にかかる異
物解析に用いられる構成を模式的に示す図である。図1
に示された構成と比較して、検査レシピ3が複数の検査
レシピ31,32,33…で構成されている点で特徴的に
異なっている。実施の形態3において図8が複数の検査
レシピ3を図示していたが、これは検査レシピ3が処理
工程P1〜PN毎に設定されることを意味していた。これ
に対して本実施の形態では、一つの処理工程について複
数の検査レシピ31,32,33…が設定されている点で
異なっている。
【0064】複数の検査レシピ31,32,33…は例え
ばデータマネージメントシステム4に予め設定されてお
り、上述のように、相互に検査の感度が異なっていた
り、検査の際に用いられる偏光の条件が異なっている。
【0065】実施の形態1と同様にして図2のフローチ
ャートに従って処理が進められる。但しステップS13
における異物検査は、予め設定された検査レシピ31
2,33…に従って、同一の検査を複数回行う。
【0066】ステップS14の実行により、同一のモニ
ターウェハWiでの複数の検査レシピ31,32,33…に
よる検査結果がデータマネージメントシステム4へと与
えられる。ステップS15においては、複数の検査レシ
ピ31,32,33…毎に、互いに区別し得る識別名、例
えば検査レシピを特定する名称をも付加した識別名を用
いて、測定結果28をデータベース6に与える。
【0067】このように異物の発生状況を、例えば複数
の感度で得ることができ、個々に解析を行うことができ
る。従って量産されるデータを用いた検査レシピ3を最
適化することができ、ひいては当該検査レシピ3に対応
した規格の設定に資することができる。
【0068】なお、異物検査装置2が複数の異物検出器
を有しており、複数の検査レシピ3 1,32,33…は異
物検出という同一の検査であるものの、異なる異物検出
器を使用することを指示していてもよい。
【0069】実施の形態7.同機種間のみならず、異な
る工程についての異物分布を比較することもできる。図
18は本発明の実施の形態7にかかる異物解析工程を示
すフローチャートであり、かかるフローチャートはモニ
ターウェハWiを採用することを除いて図1や図8に示
された構成において実行することができる。
【0070】ステップS11においては、実施の形態1
と同様にして、処理装置の識別名が選択される。次にス
テップS31に進み、データマネージメントシステム4
に異物検査データの種類を入力する。異物検査データの
種類としては、着目する処理工程よりも前の工程(以下
「前工程」と略称する)、後の工程(以下「後工程」と
略称する)の二種を例挙できる。
【0071】その後、ステップS12、S13において
は実施の形態1と同様にして異物検査装置2により、各
処理工程にまで至ったウェハの異物検査が行われる。例
えば処理工程Piに至ったウェハは処理工程P1〜Pi
経験しており、ウェハTiと称することにする。ステッ
プS14においては、各処理工程毎にウェハTiの測定
結果28がデータマネージメントシステム4に与えられ
る。
【0072】ステップS32では、データマネージメン
トシステム4に与えられた測定結果28が、異物検査デ
ータの種類についていずれであるか、上述の例でいえば
着目する工程に対して前工程についてのものであるか、
後工程についてのものであるかを認識する。例えば処理
工程Piに着目していれば、処理工程P1〜Pi-1はいず
れも前工程であり、処理工程Pi+1〜PNはいずれも後工
程である。
【0073】与えられた測定結果28が前工程について
のものであれば、これを、例えばデータマネージメント
システム4を構成するマイクロコンピュータ5aに一般
に設けられるメモリ(図示せず)に一旦格納され、後工
程についての測定結果28が入力されるのを待つ。一
方、与えられた測定結果28が後工程についてのもので
あれば、これを既に上記メモリに保存されていた前工程
についての測定結果28を検索し、両者の差し引きを実
施する。この差し引きは、例えば異物を検査する際に設
定される座標を重ね合わせることによって実現される。
従ってステップS32においては着目する処理工程の前
後での異物の差異を得ることができ、その処理工程の前
後での異物の増加数を知ることができる。
【0074】図19は異物の増加の様子を模式的に示す
マップである。同図(a),(b)はそれぞれ前工程で
の異物分布マップ20、後工程での異物分布マップ22
を示している。後工程での異物分布マップ22において
は前工程での異物分布マップに存在した異物21が存在
するので、それ以外の異物23が、前工程と後工程との
間で発生したものであることが把握できる。その後、ス
テップS16に進み、差し引きされた異物のデータが保
存データ31として格納される。
【0075】ここで、前工程、後工程は、着目する処理
工程に対して複数種類で把握することができる。例えば
処理工程Piに着目している場合に、処理工程P1〜P
i-1のいずれの検査結果28も前工程についてのもので
あると把握される。従って、着目する処理工程Piを含
む、単数、あるいは複数の処理工程における異物の増加
数を知ることができる。これにより処理工程Piについ
てのみ異物の増加数を知ることもでき、また処理工程P
iの前後の任意の数の処理工程における異物の増加数を
知ることもできる。このような任意性は、処理工程につ
いての異物の多寡についての予測の程度に対応する操作
を可能にする。
【0076】前工程と後工程とで異物検査において検査
レシピ3が同一である必要はなく、例えば前工程につい
ての異物検査が実施の形態6で示されたような複数の検
査レシピ31,32,33…を採用していても良い。例え
ば異物の総数に関してみれば、後工程における異物数Y
から、前工程における、複数の検査レシピ31,32,3
3…に対応した異物数Z1,Z2,Z3を差し引いても
良い。これによってより確実に異物の増加数を把握する
ことが容易となる。
【0077】実施の形態8.同機種間のみならず、同一
の処理装置について、その処理の実行前後についての異
物分布を比較することもできる。図20は本発明の実施
の形態8にかかる異物解析工程の一部を示すフローチャ
ートであり、実施の形態7におけるステップS32をス
テップS33に置換した構成を有している。
【0078】実施の形態7と同様にしてステップS31
において、異物検査データの種類をデータマネージメン
トシステム4に入力する(図18)。但し、本実施の形
態では異物検査データの種類として、処理装置が実行す
る処理工程の実行前後、即ち処理前/処理後の2種が設
定される。
【0079】ステップS14によってデータマネージメ
ントシステム4に与えられた測定結果28は、ステップ
S33において、処理前のものか処理後のものかが認識
される。そして処理前のものであれば、処理工程毎に測
定結果28をメモリに格納し、当該処理工程についての
処理後の測定結果28が入力されるのを待つ。一方、処
理後のものであれば、既にメモリに保存されている、同
一の処理工程についての処理前の測定結果28を検索
し、両者の差し引きを実行する。本実施の形態において
も、差し引きは、例えば異物を検査する際に設定される
座標を重ね合わせることによって実現される。
【0080】モニターウェハWiは処理工程毎に用いら
れるが、以上のようにして処理前/処理後の両方を比較
することにより、当該処理工程そのものにおける異物の
発生を把握することができる。
【0081】実施の形態9.図21は本発明の実施の形
態9にかかる異物解析に用いられる構成を模式的に示す
図である。また図22は当該異物解析工程の概略を示す
フローチャートである。
【0082】本実施の形態においては、検査の対象とな
る処理装置の状態を示す装置状態コメントをも保存デー
タ31に含める。例えば検査レシピ3には装置状態コメ
ントを付加することができる。装置状態コメントとして
は、処理装置が定期メンテナンス後であるのか、ウェハ
割れなどのトラブルが発生した直後であるのかについて
の情報を例挙でき、データマネージメントシステム4
に、例えばマイクロコンピュータ5aにおいて予め複数
の候補を記憶しておくことができる。
【0083】ステップS11において実施の形態1と同
様に識別名を選択した後、ステップS12に進む前にス
テップS41が実行される。ステップS41では検査対
象となる処理装置1の状態を示す情報が選択される。
【0084】その後は実施の形態1と同様にしてステッ
プS12,S13,S14,S15,S16が実行され
る。但し、ステップS14においては測定結果28に処
理装置1の識別名などを付けるのみならず、装置状態コ
メントも付加されて保存データ31が作成され、データ
ベース6へと与えられる。
【0085】本実施の形態の解析工程を採用することに
より、処理装置の状態と、処理装置による異物発生原
因、例えば発塵との関係の分析に資することができる。
【0086】半導体装置の製造への応用.上述の各実施
の形態において示された解析を、半導体装置の製造に用
いられる処理装置に対して行うことにより、当該処理装
置を用いて効率的に製造された半導体装置を得ることが
できる。
【0087】
【発明の効果】この発明のうち請求項1、請求項2、請
求項13又は請求項14にかかる検査解析方法によれ
ば、通常はロット名やウェハ名が与えられないモニター
ウェハを用いても、所望の処理装置について所望の異物
を容易に把握し、加工・解析することができる。
【0088】この発明のうち請求項3にかかる検査解析
方法によれば、検査結果が得られてから迅速に処理装置
の異常を知ることができる。
【0089】この発明のうち請求項4にかかる検査解析
方法によれば、アラームが発生した処理装置によって被
害を受けた製品ウェハの範囲を知ることができる。
【0090】この発明のうち請求項5にかかる検査解析
方法によれば、製品ウェハに生じた欠陥の原因となる処
理装置を容易に特定することができる。
【0091】この発明のうち請求項6にかかる検査解析
方法によれば、検査結果が、比較の対象となった同機種
が行う処理工程に共通するものであるか否か、同機種の
各々に特有の原因を有するものであるか否か等の解析を
行うことができる。
【0092】この発明のうち請求項7にかかる検査解析
方法によれば、検査レシピを最適化することができ、ひ
いては検査レシピに対応した規格の設定に資することが
できる。
【0093】この発明のうち請求項10にかかる検査解
析方法によれば、処理装置の状態と、処理装置による異
物発生原因、例えば発塵との関係の分析に資することが
できる。
【0094】この発明のうち請求項8、請求項9、請求
項11又は請求項12にかかる検査解析方法によれば、
より確実に検査結果、例えば異物の増加数を把握するこ
とが容易となる。
【0095】この発明のうち請求項15にかかる半導体
装置によれば、効率的に製造される半導体装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる構成を模式的
に示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる工程の概略を
示すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態1の実行結果を例示する
トレンドグラフである。
【図4】 本発明の実施の形態1の実行結果を例示する
異物分布マップを示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の実行結果を例示する
トレンドグラフである。
【図6】 本発明の実施の形態2にかかる工程の一部を
示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2の実行結果を例示する
トレンドグラフである。
【図8】 本発明の実施の形態3にかかる構成を模式的
に示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態3にかかる工程の一部を
示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態3の実行結果を例示す
るマップを示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態3の変形を示す模式図
である。
【図12】 本発明の実施の形態3の変形の実行結果を
例示するマップを示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態4にかかる工程の一部
を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態5にかかる工程の一部
を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態5の実行結果を例示す
るグラフである。
【図16】 本発明の実施の形態5の実行結果を例示す
るマップを示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態6にかかる構成を模式
的に示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態7にかかる異物解析工
程を示すフローチャートである。
【図19】 本発明の実施の形態7の実行結果を例示す
るグラフである。
【図20】 本発明の実施の形態8にかかる工程の一部
を示すフローチャートである。
【図21】 本発明の実施の形態9にかかる構成を模式
的に示す図である。
【図22】 本発明の実施の形態9にかかる工程の概略
を示すフローチャートである。
【図23】 従来の異物管理工程を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 処理装置、2 異物検査装置、3 検査レシピ、4
データマネージメントシステム、5a マイクロコン
ピュータ、5b データテーブル、6 データベース、
8,9,10,13,17,18,20,22 異物分
布マップ、12パターン欠陥検査装置、14 パターン
欠陥検査マップ、15 電気的欠陥検査装置、16 電
気的欠陥検査マップ、27 測定開始指示、28 測定
結果、31 保存データ、33 停止命令、Wi モニ
ターウェハ、WS 製品ウェハ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山名 郁 兵庫県伊丹市東有岡4丁目42−8 株式会 社エルテック内 Fターム(参考) 2G051 AA51 AB01 AB02 EA08 EA14 EB01 EC01 4M106 AA01 CA41 CA48 DH01 DJ20 DJ21 DJ40

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数の処理装置の各々によって個
    別に行われる処理工程毎に単数又は複数のモニターウェ
    ハを個別に供するステップと、 (b)前記モニターウェハに検査を行って検査結果を得
    るステップと、 (c)前記検査結果に、それが得られた前記検査の対象
    である前記モニターウェハに前記ステップ(a)で前記
    複数の処理工程を行った前記複数の処理装置を相互に識
    別する識別名を、付けて保存するステップとを備える、
    検査解析方法。
  2. 【請求項2】 (d)前記ステップ(c)で保存された
    前記検査結果を集計して解析するステップを更に備え
    る、請求項1記載の検査解析方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(b)は (b−1)前記検査結果が予め設定された許容範囲を超
    えている場合にアラームが発生するステップを有する、
    請求項1又は請求項2に記載の検査解析方法。
  4. 【請求項4】 (e)前記複数の処理装置のうち、前記
    ステップ(b−1)でアラームが発生したものに関して
    前記ステップ(c)で保存された前記検査結果と、前記
    複数の処理装置によって行われる前記処理工程の複数が
    施された製品ウェハの欠陥分布とを比較するステップを
    更に備える、請求項3に記載の検査解析方法。
  5. 【請求項5】 (e)前記ステップ(c)で保存された
    前記検査結果と、前記複数の処理装置によって行われる
    前記処理工程の複数が施された製品ウェハの欠陥分布と
    を比較するステップを更に備える、請求項1又は請求項
    2に記載の検査解析方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の処理装置は同一の前記処理工
    程を行う、請求項1又は請求項2に記載の検査解析方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ステップ(b)において、複数の検
    査レシピを採用して前記検査レシピ毎に前記検査結果が
    得られる、請求項1又は請求項2に記載の検査解析方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(b)は (b−1)前記処理工程の処理前及び処理後においてそ
    れぞれ前記検査を行うステップと、 (b−2)同一の前記処理工程の前記処理前と前記処理
    後とでの前記検査の相違を前記検査結果として得るステ
    ップとを有する、請求項1又は請求項2に記載の検査解
    析方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(b−2)において、前記
    モニターウェハの位置座標を配慮して、前記処理前の前
    記検査のデータと前記処理後の検査のデータとの差分と
    して前記検査結果が求められる、請求項8に記載の検査
    解析方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(c)において、前記検
    査結果に、これと対応する前記複数の処理装置の状態を
    示すコメントを付加する、請求項1又は請求項2に記載
    の検査解析方法。
  11. 【請求項11】 (a)第1の処理装置によって行われ
    る第1の処理工程において処理されるウェハに対して複
    数の検査を行うステップと、 (b)前記第1処理工程及び前記第1の処理工程よりも
    後に実行される第2の処理工程において処理されるウェ
    ハに対して検査を行うステップと、 (c)前記ステップ(a)によって得られる複数の検査
    結果と前記ステップ(b)によって得られる検査結果と
    を比較する工程とを備える、検査解析方法。
  12. 【請求項12】 (d)前記ステップ(c)で保存され
    た前記検査結果を集計して解析するステップを更に備え
    る、請求項11記載の検査解析方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(c)で保存された前記
    検査結果はブラウザに対応したファイルに変換されて送
    信される、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記
    載の検査解析方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(c)で保存された前記
    検査結果は通信網上での配信が可能な、請求項1乃至請
    求項12のいずれか一つに記載の検査解析方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    つに記載の検査解析方法が実行された前記複数の処理装
    置を用いて製造された半導体装置。
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