JP2002189854A - ローン契約取次及び出金方法並びにそのシステム - Google Patents

ローン契約取次及び出金方法並びにそのシステム

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JP2002189854A
JP2002189854A JP2000390118A JP2000390118A JP2002189854A JP 2002189854 A JP2002189854 A JP 2002189854A JP 2000390118 A JP2000390118 A JP 2000390118A JP 2000390118 A JP2000390118 A JP 2000390118A JP 2002189854 A JP2002189854 A JP 2002189854A
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JP2000390118A
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Takayuki Funahashi
孝之 舟橋
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MIXCUBE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローン契約を迅速かつ簡便に実行し、即座に
出金することを可能とするローン契約取次及び出金方法
並びにそのシステムを提供する。 【解決手段】 事前申込データを契約取次端末装置に入
力し、契約者の写真と顔の画像データとが一致する場
合、契約取次中央処理装置がID番号を作成する。金融
機関の契約審査処理装置が事前申込データに基づく審査
実行しその審査結果データを契約取次中央処理装置が保
管する。契約者がID番号と共に契約申込データを契約
取次端末装置に入力し、写真と顔の画像データとが一致
する場合契約取次中央処理装置が契約者の審査結果デー
タの確認後出金承認し、契約取次端末装置が出金する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
とのローン契約を自動的に実行するためのローン契約取
次及び出金方法並びにそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行、ノンバンク等とのローン(貸付)
契約においては、先ずローン申込者すなわち契約者が本
人であることを確認する本人確認手続と、契約者がロー
ン契約の資格を有するか否かを調査する審査手続が必要
である。不正行為やローン返済の未回収等の危険性を避
け、金融機関側の安全を確保するためである。昨今では
ノンバンクでのローン契約においては、自動的にローン
契約を行うための自動契約装置が普及してきている。こ
のような自動契約装置では、契約者が契約に必要な事項
を操作部から入力すると、その申込データが自動契約装
置から当該金融機関の中央処理装置へ適宜のネットワー
クを介して伝送される。金融機関の中央処理装置は、そ
の申込データに基づきローン審査(実際のローン審査
は、別途審査機関により行われる)を実行し、契約者が
資格条件を満たしていれば契約を承認する。契約承認あ
るいは拒絶は、自動契約装置を通して契約者へ通知され
る。契約承認の場合は自動契約装置により契約手続を完
了し、当該装置から現金が出金される。このような契約
自動化により、金融機関は、窓口業務で契約手続を行う
場合に比べて人件費等の処理コストを低減することがで
き、契約者も簡便かつ迅速にローン契約し、現金を入手
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動契約装置においては、「自動」とはいっても契約者
が本人であることを確認するステップについては人手に
頼って実行されているのが現状である。例えば、自動契
約装置の背後に金融機関担当者が常駐しており、契約者
が自動契約装置の所定箇所に免許証等の写真付き身分証
明書を提示すると、担当者はその免許証等に添付された
写真と契約者本人とを自分の目で見て比較し、契約者本
人であるか否かを判断する。契約者本人であることが確
認されたならば、装置による契約手続を進行させる。こ
のように金融機関は、契約者本人確認手順のために人員
を常駐させておく必要があり、人的コストの負担が大き
く、自動化の利点が削がれることとなっていた。また、
このような実施形態では、当該金融機関の店舗等以外の
場所、例えば、コンビニエンスストアや公共施設等に設
置することは事実上不可能である。以上の現状に鑑み本
発明は、銀行等の金融機関とのローン契約を完全自動化
すること目的とする。具体的には、金融機関が要員を配
置する必要がなく、ローン契約を迅速かつ簡便に実行す
ると同時に、契約者のキャッシング要求に対し即座に出
金することを可能とするローン契約取次及び出金方法並
びにそのシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を提供する。 1)金融機関と契約者の間のローン契約を取り次ぎかつ
出金する方法であって、契約者が事前申込データを契約
取次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具備す
る画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取り、前
記契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前記契約
者の顔画像を撮影するステップと、前記契約取次端末装
置が前記写真画像データと前記顔画像データとの照合を
実行し、所定の一致度が得られた場合には、契約取次中
央処理装置へ前記事前申込データを伝送するステップ
と、前記契約取次中央処理装置が前記契約者についてI
D番号を作成して前記契約取次端末装置へ伝送し、前記
契約取次端末装置が前記契約者へ前記ID番号を提示す
るステップと、前記契約取次中央処理装置が前記事前申
込データを前記金融機関の契約審査処理装置へ伝送し、
前記契約審査処理装置が前記事前申込データに基づく審
査実行しその審査結果データを前記契約取次中央処理装
置へ伝送し、前記契約取次中央処理装置が該審査結果デ
ータを保管するステップと、前記契約者が前記ID番号
と共に契約申込データを前記契約取次端末装置に入力
し、前記契約取次端末装置の具備する画像読取装置が前
記契約者の写真画像を読み取り、前記契約取次端末装置
の具備する画像撮像装置が前記契約者の顔画像を撮影す
るステップと、前記契約取次端末装置が前記写真画像デ
ータと前記顔画像データとの照合を実行し、所定の一致
度が得られた場合には、前記契約取次中央処理装置へ前
記ID番号及び前記契約申込データを伝送するステップ
と、前記契約取次中央処理装置が前記ID番号に基づい
て前記契約者の前記審査結果データを確認した後、前記
契約者に対する出金承認データを前記契約取次端末装置
へ伝送し、前記契約取次端末装置が前記出金承認データ
に応じて出金するステップとを有する。
【0005】2)金融機関と契約者の間のローン契約を
取り次ぎかつ出金する方法であって、契約者が事前申込
データを契約取次端末装置に入力し、前記契約取次端末
装置の具備する画像読取装置が前記契約者の写真画像を
読み取り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮像装
置が前記契約者の顔画像を撮影した後、前記契約取次端
末装置が契約取次中央処理装置へ前記事前申込データ、
写真画像データ及び顔画像データを伝送するステップ
と、前記契約取次中央処理装置が前記写真画像データと
前記顔画像データとの照合を実行し、所定の一致度が得
られた場合には、前記契約者についてID番号を作成し
て前記契約取次端末装置へ伝送し、前記契約取次端末装
置が前記契約者へ前記ID番号を提示するステップと、
前記契約取次中央処理装置が前記事前申込データを前記
金融機関の契約審査処理装置へ伝送し、前記契約審査処
理装置が前記事前申込データに基づく審査実行しその審
査結果データを前記契約取次中央処理装置へ伝送し、前
記契約取次中央処理装置が該審査結果データを保管する
ステップと、前記契約者が前記ID番号と共に契約申込
データを前記契約取次端末装置に入力し、前記契約取次
端末装置の具備する画像読取装置が前記契約者の写真画
像を読み取り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮
像装置が前記契約者の顔画像を撮影した後、前記契約取
次中央処理装置へ前記ID番号と共に前記契約申込デー
タ、写真画像データ及び顔画像データを伝送するステッ
プと、前記契約取次中央処理装置が前記写真画像データ
と前記顔画像データの照合を実行し、所定の一致度が得
られた場合には、前記ID番号に基づいて前記契約者の
前記審査結果データを確認した後、前記契約者に対する
出金承認データを前記契約取次端末装置へ伝送し、前記
契約取次端末装置が前記出金承認データに応じて出金す
るステップとを有する。
【0006】3)上記1)又は2)の構成において、前
記契約者が事前に設定した暗証番号を前記契約取次中央
処理装置が保管するステップと、前記契約者が前記ID
番号を前記契約取次端末装置に入力する場合に、前記暗
証番号を共に入力し、前記契約取次端末装置が前記契約
取次中央処理装置へ前記ID番号と共に前記暗証番号も
伝送するステップと、前記契約取次中央処理装置は、前
記伝送された暗証番号が前記保管された暗証番号と一致
する場合に前記出金承認データを伝送する。
【0007】4)上記1)又は2)の構成において、前
記契約者が前記ID番号と共に前記審査結果の照会要求
データを前記契約取次端末装置に入力し、前記契約取次
端末装置が前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号及
び前記照会要求データを伝送するステップと、前記契約
取次中央処理装置が、前記ID番号に基づいて対応する
審査結果データを取り出し前記契約取次端末装置へ伝送
し、前記契約取次端末装置が前記契約者へ前記審査結果
データを提示するステップとを有する。
【0008】5)上記4)の構成において、前記契約者
が事前に設定した暗証番号を前記契約取次中央処理装置
が保管するステップと、前記契約者が前記ID番号を前
記契約取次端末装置に入力する場合に、前記暗証番号を
共に入力し、前記契約取次端末装置が前記契約取次中央
処理装置へ前記ID番号と共に前記暗証番号も伝送する
ステップと、前記契約取次中央処理装置は、前記伝送さ
れた暗証番号が前記保管された暗証番号と一致する場合
に前記審査結果データを伝送する。
【0009】6)金融機関と契約者の間のローン契約を
取り次ぎかつ出金するシステムにおいて、契約者が事前
申込データを入力するための事前申込データ入力手段、
前記契約者の写真画像を読み取る画像読取装置、前記契
約者の顔画像を撮影する画像撮像装置、前記写真画像デ
ータと前記顔画像データとの照合を実行する画像データ
照合手段とを具備する契約取次端末装置と、前記契約取
次端末装置と情報伝送可能に接続され、前記契約取次端
末装置から伝送された前記事前申込データに基づき前記
契約者についてID番号を作成するID番号作成手段を
具備する契約取次中央処理装置と、前記契約取次中央処
理装置と情報伝送可能に接続され、前記契約取次中央処
理装置から伝送された前記事前申込データに基づき前記
契約者についての審査を実行する審査手段を具備する前
記金融機関の契約審査処理装置とを有し、前記契約取次
中央処理装置が前記契約審査処理装置から伝送された審
査結果データを保管する保管手段をさらに有し、前記契
約者が前記ID番号と共に契約申込データを前記契約取
次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具備する
画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取り、前記
契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前記契約者
の顔画像を撮影し、前記契約取次端末装置が前記写真画
像データと前記顔画像データとの照合を実行し、所定の
一致度が得られた場合には、前記契約取次中央処理装置
へ前記ID番号及び前記契約申込データを伝送し、前記
契約取次中央処理装置が前記ID番号に基づいて前記契
約者の前記審査結果データを確認した後、前記契約者に
対する出金承認データを前記契約取次端末装置へ伝送
し、前記契約取次端末装置が前記出金承認データに応じ
て出金する。
【0010】7)金融機関と契約者の間のローン契約を
取り次ぎかつ出金するシステムにおいて、契約者が事前
申込データを入力するための事前申込データ入力手段、
前記契約者の写真画像を読み取る画像読取装置、前記契
約者の顔画像を撮影する画像撮像装置とを具備する契約
取次端末装置と、前記契約取次端末装置と情報伝送可能
に接続され、前記契約取次端末装置から伝送された前記
写真画像データと前記顔画像データとの照合を実行する
画像データ照合手段と、前記契約取次端末装置から伝送
された前記事前申込データに基づき前記契約者について
ID番号を作成するID番号作成手段とを具備する契約
取次中央処理装置と、前記契約取次中央処理装置と情報
伝送可能に接続され、前記契約取次中央処理装置から伝
送された前記事前申込データに基づき前記契約者につい
ての審査を実行する審査手段を具備する前記金融機関の
契約審査処理装置とを有し、前記契約取次中央処理装置
が前記契約審査処理装置から伝送された審査結果データ
を保管する保管手段をさらに有し、前記契約者が前記I
D番号と共に契約申込データを前記契約取次端末装置に
入力し、前記契約取次端末装置の具備する画像読取装置
が前記契約者の写真画像を読み取り、前記契約取次端末
装置の具備する画像撮像装置が前記契約者の顔画像を撮
影した後、前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号と
共に前記契約申込データ、写真画像データ及び顔画像デ
ータを伝送し、前記契約取次中央処理装置が前記写真画
像データと前記顔画像データの照合を実行し、所定の一
致度が得られた場合には、前記ID番号に基づいて前記
契約者の前記審査結果データを確認した後、前記契約者
に対する出金承認データを前記契約取次端末装置へ伝送
し、前記契約取次端末装置が前記出金承認データに応じ
て出金する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。 (1)本発明によるローン契約取次及び出金システムの
構成 図1は、本発明によるローン契約取次及び出金システム
の概略構成を示す図である。また、図1中の各構成要素
間に示された矢印は、本システムの実施手順のうちロー
ン事前申込ステップ及びローン審査結果照会ステップの
概略フローを説明するためであるが、これらについては
後述する。
【0012】本発明によるローン契約取次及び出金シス
テムの中心的役割を果たすのはローン契約取次機関30
である。ローン契約取次機関30は、ローン申込者すな
わち契約者60と、この契約者とローン契約を結び貸付
を行う金融機関50との間に介在してローン契約に関す
るデータの受渡し及び処理を担う。ローン契約取次機関
30において実質的に本発明に関する処理を実行するの
は、適宜のコンピュータにより実施可能なローン契約取
次中央処理装置32及び適宜の記憶装置により実施可能
なデータベース34である。
【0013】ローン契約取次中央処理装置(以下「契約
取次中央処理装置」と称する)32は、複数のローン契
約取次端末装置40と適宜の通信ネットワークにより接
続されておりリアルタイムにて双方向情報伝送が可能で
ある。ローン契約取次端末装置(以下「契約取次端末装
置」と称する)40は、契約者60がローン契約手続を
行うための端末装置である。装置の構成例としては、タ
ッチ式入力パネルを兼用した表示画面42、スキャナ
(画像読取装置)44、デジタルカメラ(撮像装置)4
6、カード挿入口(カード読取装置)47、印刷出力口
(契約書等の印刷装置)48、出金口49等を具備す
る。また、契約取次中央処理装置32と情報伝送するた
めの通信機能を具備すると共に、これらの各装置の動作
を制御する処理装置も内蔵する。尚、契約取次端末装置
40は、本発明のシステム専用の端末装置であっても、
他の機能(例えば、自動販売機等)も組み込んだ複合端
末装置であってもよい。
【0014】ローン契約取次端末装置40は、金融機関
はもちろん、一般商店、コンビニエンスストア、公共施
設等の種々の場所に設置される。従来のように金融機関
にのみ設置される場合は稼動時間が限られることが多か
ったが、多様な場所に設置されることにより長時間の契
約受付が可能となる。これにより、契約者にとっては利
用できる場所及び時間が大幅に拡大し利便性が向上す
る。
【0015】さらに、契約取次中央処理装置32は、金
融機関及び審査機関50のローン契約及び審査処理装置
52とも適宜の通信ネットワークにより接続されており
リアルタイムにて双方向情報伝送が可能である。金融機
関及び審査機関50は、契約者60とローン契約を結ぶ
金融機関と、契約者60に関するローン審査を実行する
審査機関とを説明の便宜上まとめて示したものである。
また、ローン契約及び審査処理装置52も、金融機関に
おいてローン契約に関して実質的な処理を担う適宜のコ
ンピュータと、審査機関においてローン審査に関して実
質的な処理を担う適宜のコンピュータとを説明の便宜上
まとめて示したものである。データベース54もまた処
理装置52に付帯する適宜の記憶装置をまとめて示した
ものである。
【0016】(2)ローン契約取次処理の流れ 次に本発明のローン契約取次システムの実施手順を、3
つのステップに分けて説明する。第1ステップはローン
事前申込ステップ、第2ステップはローン審査結果照会
ステップ、そして第3ステップはローン契約及び出金ス
テップである。以下、各ステップについて詳細に説明す
る。
【0017】(2-1)ローン事前申込ステップ 図1〜図4を参照して第1ステップであるローン事前申
込ステップについて説明する。本ステップは、図1中、
矢印(1)〜(4)で示される。ステップ(1)において契約者
60は、契約取次端末装置40の操作パネル兼表示画面
42を用いてローンの事前申込を行う。本発明の特徴の
一つは、契約者が実際のローン契約を行うに先立って事
前に必要な手続を完了しておくことにある。従来は、契
約者が実際にローン契約を行う際に、その都度審査を実
行するのが一般的であり契約完了に時間を要していた。
【0018】図2〜図4は、契約取次端末装置40の操
作パネル兼表示画面42の画面表示例を手続の流れに沿
って示した図である。図2のステップ101において、
取引の種類が表示される。上記の通り、契約取次端末装
置40は複合端末装置であってもよく、その場合、表示
された各種機能の中から所望する機能を選択する。ここ
では、契約者は本システムの機能である「キャッシュ&
各種申込」を選択する。次にステップ102では、ロー
ン契約取次システムに含まれる各種手続の中から所望す
る手続を選択する。図示のように本発明の対象とするロ
ーン契約には、銀行ローンもクレジット・ローンも含ま
れる。ここでは一例として「銀行ローン申込」を選択す
る。ステップ103において、選択した手続の確認をす
る。同意する場合は次へ進む。ステップ104におい
て、ローン契約を行う相手先の金融機関を選択する。こ
こでは、「**銀行ローン申込」を選択する。
【0019】ステップ105において、商品選択すなわ
ちローン契約の幾つかの型式のうち所望するものを選択
する。ステップ106では、申込資格確認画面が表示さ
れる。契約者は自分に申込資格があるか否かを確認し、
資格があれば次へ進む。ステップ107において、契約
者の銀行口座を確認する。契約者は銀行カードを図1の
カード挿入口47へ挿入し、その銀行カードの暗証番号
を入力する。
【0020】図3のステップ108において、本人確認
手続を実行する。具体的には、契約者の顔と免許証等の
身分証明書に添付された写真とを照合することにより行
う。免許証等を図1のスキャナ44にセットして写真画
像を読み取らせると共に、図1のデジタルカメラ46に
より契約者の顔を撮影する。契約取次端末装置40の具
備する適宜の処理装置が、読み取られた写真画像と撮影
された顔画像との照合を行ってもよいが、契約取次端末
装置40が行わずに、これらの画像データを本人確認デ
ータとして契約取次中央処理装置32へ伝送し中央処理
装置32が照合を実行し、その結果を端末装置40へ返
送してもよい。照合処理は、例えば、双方の画像データ
をデジタルデータとして比較し一定の閾値以上の同一性
を有するか否かにより判断する。尚、このとき読み取ら
れた写真画像及び顔画像の画像データは、契約取次中央
処理装置32へ伝送され、契約者の個人データとしてデ
ータベース34に保管されることになる。
【0021】本人確認の後、ステップ109において、
商品概要の説明が表示される。契約者が内容に同意する
場合は次へ進む。ステップ110において、サービス説
明画面が表示される。契約者が各説明の内容に同意する
場合は次へ進む。図4のステップ111において、申込
画面が表示される。契約者は、画面表示に従って必要な
入力項目を入力する。このとき入力項目として、実際の
ローン契約の際に用いる暗証番号を含めてもよい。別の
例として、実際のローン契約の際の暗証番号は、銀行カ
ードの暗証番号をそのまま用いてもよい。入力完了した
ならば入力内容を確認後、次へ進む。ステップ112に
おいて申込年月日と共に申込内容の最終確認画面が表示
される。契約者は、内容を最終確認した後、「申込」ボ
タンを選択する。
【0022】ここで、再び図1を参照すると、図4のス
テップ112で契約者が「申込」ボタンを選択したと
き、図1の矢印(2)で示す通り、契約取次端末装置40
から契約取次中央処理装置32へローン事前申込データ
が伝送される。ローン事前申込データは、契約者60が
端末装置40に入力した申込内容の情報を含む。また、
本人確認手続で取得された契約者の写真画像と顔画像の
データも伝送される。ローン事前申込データ及び画像デ
ータはデータベース34に契約者60の個人データとし
て保管される。
【0023】同時に契約取次中央処理装置32は、契約
者60の申込に対して受付番号を作成し、契約取次端末
装置40へ伝送する。再び図4を参照すると、中央処理
装置32から受付番号が伝送されると、端末装置42に
はステップ112の送信確認画面が表示される。これに
より契約者に受付番号が通知される。受付番号は、その
後行われる審査結果の照会を行う際に必要となる。この
受付番号は、審査結果照会のみに用いるのではなく、そ
の後実際のローン契約の際に用いる個人識別(ID)番
号として用いてもよい。このとき、端末装置40の印刷
出力口48から契約内容を印刷した契約書が出力され
る。契約書には受付番号(ID番号)も印刷される。以
上により、契約者60にとっては、事前のローン申込手
続が完了したことになる。
【0024】その後、契約取次中央処理装置32は、契
約者のローン事前申込データを金融機関及び審査機関5
0のローン契約及び審査処理装置52へ伝送する(図1
の矢印(5))。ローン契約及び審査処理装置52は、ロ
ーン事前申込データをデータベース54に個人データと
して保管すると共に、ローン資格審査を実行する。例え
ば、契約者の銀行口座の取引状況を照会し調査する。審
査の結果、契約者がローン資格ありと判断されたなら
ば、図1の矢印(6)で示すように、審査結果がローン契
約取次機関30の中央処理装置32へも伝送され、契約
者の個人データとしてデータベース34に保管される。
尚、契約者が希望する場合には、審査結果を郵送、電子
メール、電話等の手段を契約者へ通知してもよい(図1
の矢印(7))。この通知のとき、ローン契約の際に用い
るID番号を付与してもよい。
【0025】(2-2)ローン審査結果照会ステップ ローン事前申込手続の後、契約者60は、ローン審査結
果を契約取次端末装置40により照会することができ
る。図1、図2及び図5を参照して第2ステップである
ローン審査結果照会ステップについて説明する。本ステ
ップは、図1中、矢印(11)〜(14)で示される。
【0026】図1の矢印(11)で示すように、契約者60
は、契約取次端末装置40の操作パネル兼表示画面42
に対して審査結果照会のための操作を行う。図2の表示
画面例を参照すると、ステップ102の表示画面におい
て契約者は「審査結果確認」を選択する。その後、表示
画面は図5のステップ201へ進む。ステップ201に
おいて契約者は受付番号を入力する。図1に戻って矢印
(12)で示すように、契約者により入力された受付番号と
共に審査結果照会要求が、契約取次端末装置40から契
約端末中央処理装置32へ伝送される。中央処理装置3
2は、受付番号に基づいてデータベース34から該当す
る契約者の審査結果データを取り出し、矢印(13)で示す
ように端末装置40へ返送する。そして、矢印(14)で
示すように契約者60に対して審査結果が提示される。
具体例は、図5のステップ202に示される。このと
き、実際のローン契約の際に用いるID番号を通知して
もよい。契約者が審査結果を確認した後、ステップ20
3において契約書が出力される。契約書には、契約内容
と共に付与されたID番号を印刷してもよい。また、こ
のときローン契約用カードを発行してもよい。このカー
ドは、その後契約者がローン契約を行うときに繰り返し
利用することができ、例えば、カードに記録されたID
番号等の個人情報を端末に読み取らせることにより入力
操作を簡略化することができる。
【0027】尚、このローン審査結果照会ステップは、
ローン事前申込ステップの完了後いつでも実行できる
が、契約者が実際にローン契約を端末装置40で行う際
に併せて実行できるので、審査結果照会だけのために端
末装置40まで赴く必要はない。
【0028】(2-3)ローン契約及び出金ステップ 次に、図6を参照して第3ステップであるローン契約及
び出金ステップについて説明する。本ステップは、図6
中、矢印(21)〜(25)で示される。矢印(21)で示すよう
に、契約者60は、契約取次端末装置40の操作パネル
兼表示画面42に対してローン契約の申込のための操作
を行う。契約者60は、ID番号及び暗証番号並びに本
人確認データを入力すると共に、ローン契約内容(ロー
ン金額等)を入力する。本人確認データは、前述のロー
ン事前申込ステップで行った本人確認手続におけるもの
と同様に、スキャナ44により読み取った写真画像デー
タとデジタルカメラ46により撮影した顔画像データで
ある。
【0029】矢印(22)で示すように、契約取次端末装置
40は、ローン契約内容を含むローン契約申込データと
本人確認データを契約取次中央処理装置32へ伝送す
る。契約取次中央処理装置32は、本人確認データの両
画像の照合を実行する。また、ID番号及び暗証番号に
ついては、データベース34に保管された個人データと
照合する。
【0030】これらの照合の結果、本人であることが確
認されたならば、矢印(23)で示すように、契約取次中央
処理装置32は契約取次端末装置40へ出金承認データ
を伝送する。
【0031】契約取次端末装置40は出金承認データを
受信したならば、矢印(24)で示すように、出金口49か
ら現金を出金する。これにより、契約者60は所望する
現金を入手することができる。この場合、ローン契約取
次機関が金融機関に代わりローン貸付を代行しているこ
とになる。
【0032】その後、契約取次中央処理装置32は、ロ
ーン契約及び審査処理装置52に対して契約者60との
ローン契約内容を含むローン契約実行データを伝送す
る。これ以降の手続及び処理は、金融機関と契約者との
ローン契約に基づいて実行され、通常のローン契約の場
合と同様である。
【0033】(3)その他の実施形態 前述の実施形態では、契約者は、事前申込ステップ又は
審査結果照会ステップにおいて付与されたID番号(又
は受付番号)及び自ら選択した暗唱番号を用いて実際の
ローン契約を結び、借入金を受け取る。この場合、ID
番号を記録したカードの発行は必ずしも必要ないが、発
行してもよい。カードを発行する場合は、契約取次端末
装置に、カード発行機能及びカード発行口を設ける。I
D番号を記録したカードが発行されることにより、契約
者はローン契約時にID番号を手で入力する操作が不要
となり、端末装置にカードを挿入してID番号を読み取
らせれば足りる。
【0034】
【発明の効果】本発明によるローン契約取次及び出金方
法並びにそのシステムにおいては、契約者が、随所に設
置された契約取次端末装置を用いて、ローン契約の事前
申込をし、審査結果の照会をし、そして実際にローン契
約を結び、借入金を取得することができる。本発明で
は、実際のローン契約に先立って事前申込を受付て審査
を実行し、その審査結果をローン契約取次機関が保有し
ているので、実際のローン契約の際には改めて審査を実
行する必要がなく、迅速な契約処理及び出金が可能とな
る。尚、本発明では、事前のローン審査手続が完了すれ
ば、契約者はローン契約端末装置から一端離れることが
でき、その後都合のよい時(通常、手続完了してから約
30分後以降)に再び端末装置で審査結果を照会すれば
よいが、従来の契約用端末装置ではローン申込手続に引
き続いて審査が行われ、その間結果が出るまで、通常約
30分程度も契約者は端末装置の前で待機していなけれ
ばならなかった。この点でも本発明は利便性に優れてい
る。また、事前申込によりローン契約のためのID番号
を付与され、これを用いることにより、実際のローン契
約の際には銀行カードや金融機関カードは不要である。
さらに、本人確認手続において、スキャナにより契約者
の身分証明書の写真を読取、かつデジタルカメラにより
契約者の顔を撮影し、双方の画像データを照合すること
により自動的に本人確認を行うので、従来のような本人
確認手続用の要員を配置する必要がなく、人的コストを
削減できる。また、本人確認手続が完全に自動化された
ことにより、契約取次端末装置の設置場所及び稼動時間
における制約がなくなり、多様な場所への設置及び長時
間の稼動が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるローン契約システムの概略構成並
びに事前申込ステップ及び審査結果照会ステップの概略
フローを示す図である。
【図2】図1における事前申込ステップにおけるローン
契約端末装置の画面表示を示す図である。
【図3】図1における事前申込ステップにおけるローン
契約端末装置の画面表示を示す図である。
【図4】図1における事前申込ステップにおけるローン
契約端末装置の画面表示を示す図である。
【図5】図1における審査結果照会ステップにおけるロ
ーン契約端末装置の画面表示を示す図である。
【図6】本発明によるローン契約システムの概略構成並
びにローン出金の概略フローを示す図である。
【符号の説明】
30 ローン契約取次機関 32 ローン契約取次中央処理装置 34 データベース 40 ローン契約取次端末装置 42 表示画面 44 スキャナ 46 デジタルカメラ 47 カード挿入口 48 印刷出力口 49 出金口 50 金融機関及び審査機関 52 ローン契約及び審査処理装置 54 データベース 60 ローン契約者

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関と契約者の間のローン契約を取
    り次ぎかつ出金する方法であって、 契約者が事前申込データを契約取次端末装置に入力し、
    前記契約取次端末装置の具備する画像読取装置が前記契
    約者の写真画像を読み取り、前記契約取次端末装置の具
    備する画像撮像装置が前記契約者の顔画像を撮影するス
    テップと、 前記契約取次端末装置が前記写真画像データと前記顔画
    像データとの照合を実行し、所定の一致度が得られた場
    合には、契約取次中央処理装置へ前記事前申込データを
    伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置が前記契約者についてID番
    号を作成して前記契約取次端末装置へ伝送し、前記契約
    取次端末装置が前記契約者へ前記ID番号を提示するス
    テップと、 前記契約取次中央処理装置が前記事前申込データを前記
    金融機関の契約審査処理装置へ伝送し、前記契約審査処
    理装置が前記事前申込データに基づく審査実行しその審
    査結果データを前記契約取次中央処理装置へ伝送し、前
    記契約取次中央処理装置が該審査結果データを保管する
    ステップと、 前記契約者が前記ID番号と共に契約申込データを前記
    契約取次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具
    備する画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取
    り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前
    記契約者の顔画像を撮影するステップと、 前記契約取次端末装置が前記写真画像データと前記顔画
    像データとの照合を実行し、所定の一致度が得られた場
    合には、前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号及び
    前記契約申込データを伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置が前記ID番号に基づいて前
    記契約者の前記審査結果データを確認した後、前記契約
    者に対する出金承認データを前記契約取次端末装置へ伝
    送し、前記契約取次端末装置が前記出金承認データに応
    じて出金するステップとを有することを特徴とするロー
    ン契約取次及び出金方法。
  2. 【請求項2】 金融機関と契約者の間のローン契約を取
    り次ぎかつ出金する方法であって、 契約者が事前申込データを契約取次端末装置に入力し、
    前記契約取次端末装置の具備する画像読取装置が前記契
    約者の写真画像を読み取り、前記契約取次端末装置の具
    備する画像撮像装置が前記契約者の顔画像を撮影した
    後、前記契約取次端末装置が契約取次中央処理装置へ前
    記事前申込データ、写真画像データ及び顔画像データを
    伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置が前記写真画像データと前記
    顔画像データとの照合を実行し、所定の一致度が得られ
    た場合には、前記契約者についてID番号を作成して前
    記契約取次端末装置へ伝送し、前記契約取次端末装置が
    前記契約者へ前記ID番号を提示するステップと、 前記契約取次中央処理装置が前記事前申込データを前記
    金融機関の契約審査処理装置へ伝送し、前記契約審査処
    理装置が前記事前申込データに基づく審査実行しその審
    査結果データを前記契約取次中央処理装置へ伝送し、前
    記契約取次中央処理装置が該審査結果データを保管する
    ステップと、 前記契約者が前記ID番号と共に契約申込データを前記
    契約取次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具
    備する画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取
    り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前
    記契約者の顔画像を撮影した後、前記契約取次中央処理
    装置へ前記ID番号と共に前記契約申込データ、写真画
    像データ及び顔画像データを伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置が前記写真画像データと前記
    顔画像データの照合を実行し、所定の一致度が得られた
    場合には、前記ID番号に基づいて前記契約者の前記審
    査結果データを確認した後、前記契約者に対する出金承
    認データを前記契約取次端末装置へ伝送し、前記契約取
    次端末装置が前記出金承認データに応じて出金するステ
    ップとを有することを特徴とするローン契約取次及び出
    金方法。
  3. 【請求項3】 前記契約者が事前に設定した暗証番号を
    前記契約取次中央処理装置が保管するステップと、 前記契約者が前記ID番号を前記契約取次端末装置に入
    力する場合に、前記暗証番号を共に入力し、前記契約取
    次端末装置が前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号
    と共に前記暗証番号も伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置は、前記伝送された暗証番号
    が前記保管された暗証番号と一致する場合に前記出金承
    認データを伝送することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のローン契約取次及び出金方法。
  4. 【請求項4】 前記契約者が前記ID番号と共に前記審
    査結果の照会要求データを前記契約取次端末装置に入力
    し、前記契約取次端末装置が前記契約取次中央処理装置
    へ前記ID番号及び前記照会要求データを伝送するステ
    ップと、 前記契約取次中央処理装置が、前記ID番号に基づいて
    対応する審査結果データを取り出し前記契約取次端末装
    置へ伝送し、前記契約取次端末装置が前記契約者へ前記
    審査結果データを提示するステップとを有することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のローン契約取次及び出
    金方法。
  5. 【請求項5】 前記契約者が事前に設定した暗証番号を
    前記契約取次中央処理装置が保管するステップと、 前記契約者が前記ID番号を前記契約取次端末装置に入
    力する場合に、前記暗証番号を共に入力し、前記契約取
    次端末装置が前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号
    と共に前記暗証番号も伝送するステップと、 前記契約取次中央処理装置は、前記伝送された暗証番号
    が前記保管された暗証番号と一致する場合に前記審査結
    果データを伝送することを特徴とする請求項4に記載の
    ローン契約取次及び出金方法。
  6. 【請求項6】 金融機関と契約者の間のローン契約を取
    り次ぎかつ出金するシステムにおいて、 契約者が事前申込データを入力するための事前申込デー
    タ入力手段、前記契約者の写真画像を読み取る画像読取
    装置、前記契約者の顔画像を撮影する画像撮像装置、前
    記写真画像データと前記顔画像データとの照合を実行す
    る画像データ照合手段とを具備する契約取次端末装置
    と、 前記契約取次端末装置と情報伝送可能に接続され、前記
    契約取次端末装置から伝送された前記事前申込データに
    基づき前記契約者についてID番号を作成するID番号
    作成手段を具備する契約取次中央処理装置と、 前記契約取次中央処理装置と情報伝送可能に接続され、
    前記契約取次中央処理装置から伝送された前記事前申込
    データに基づき前記契約者についての審査を実行する審
    査手段を具備する前記金融機関の契約審査処理装置とを
    有し、 前記契約取次中央処理装置が前記契約審査処理装置から
    伝送された審査結果データを保管する保管手段をさらに
    有し、 前記契約者が前記ID番号と共に契約申込データを前記
    契約取次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具
    備する画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取
    り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前
    記契約者の顔画像を撮影し、 前記契約取次端末装置が前記写真画像データと前記顔画
    像データとの照合を実行し、所定の一致度が得られた場
    合には、前記契約取次中央処理装置へ前記ID番号及び
    前記契約申込データを伝送し、 前記契約取次中央処理装置が前記ID番号に基づいて前
    記契約者の前記審査結果データを確認した後、前記契約
    者に対する出金承認データを前記契約取次端末装置へ伝
    送し、前記契約取次端末装置が前記出金承認データに応
    じて出金することを特徴とするローン契約取次及び出金
    システム。
  7. 【請求項7】 金融機関と契約者の間のローン契約を取
    り次ぎかつ出金するシステムにおいて、 契約者が事前申込データを入力するための事前申込デー
    タ入力手段、前記契約者の写真画像を読み取る画像読取
    装置、前記契約者の顔画像を撮影する画像撮像装置とを
    具備する契約取次端末装置と、 前記契約取次端末装置と情報伝送可能に接続され、前記
    契約取次端末装置から伝送された前記写真画像データと
    前記顔画像データとの照合を実行する画像データ照合手
    段と、前記契約取次端末装置から伝送された前記事前申
    込データに基づき前記契約者についてID番号を作成す
    るID番号作成手段とを具備する契約取次中央処理装置
    と、 前記契約取次中央処理装置と情報伝送可能に接続され、
    前記契約取次中央処理装置から伝送された前記事前申込
    データに基づき前記契約者についての審査を実行する審
    査手段を具備する前記金融機関の契約審査処理装置とを
    有し、 前記契約取次中央処理装置が前記契約審査処理装置から
    伝送された審査結果データを保管する保管手段をさらに
    有し、 前記契約者が前記ID番号と共に契約申込データを前記
    契約取次端末装置に入力し、前記契約取次端末装置の具
    備する画像読取装置が前記契約者の写真画像を読み取
    り、前記契約取次端末装置の具備する画像撮像装置が前
    記契約者の顔画像を撮影した後、前記契約取次中央処理
    装置へ前記ID番号と共に前記契約申込データ、写真画
    像データ及び顔画像データを伝送し、 前記契約取次中央処理装置が前記写真画像データと前記
    顔画像データの照合を実行し、所定の一致度が得られた
    場合には、前記ID番号に基づいて前記契約者の前記審
    査結果データを確認した後、前記契約者に対する出金承
    認データを前記契約取次端末装置へ伝送し、前記契約取
    次端末装置が前記出金承認データに応じて出金すること
    を特徴とするローン契約取次及び出金システム。
JP2000390118A 2000-12-22 2000-12-22 ローン契約取次及び出金方法並びにそのシステム Pending JP2002189854A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004565A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Hitachi Ltd 契約システム及び受付端末
JP2007310687A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Hitachi Ltd 代理店システム、情報秘匿契約方法、及びその装置
JP2017054448A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 株式会社三井住友銀行 住宅ローン事前審査システム、方法およびプログラム
JP2019149025A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 三井住友カード株式会社 顔認証技術による与信管理及び自動決済システム

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