JP2002189562A - トラックボールのボール取り出し構造 - Google Patents

トラックボールのボール取り出し構造

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JP2002189562A
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正晴 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケースを分解することなく、トラックボール全
体を医療装置等に固定したままリングと一緒にボールを
取り出して、ボールを容易に清掃できるようにしたトラ
ックボールのボール取り出し構造の提供。 【構成】(1)リングの下方に複数の保持アームを円周
上に設ける。保持アームは下端が内側方向に突起を有す
る。保持アームの複数の突起の先端を円周の一部とする
仮想の円を描くとき、この仮想の円がボールの最大の外
周円より小さくなる。 (2)前記の仮想の円がボールの最大の外周円より広げ
られるように保持アームが弾性を有するようにしたトラ
ックボールのボール取り出し構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療機器等に用いる
トラックボールのボール取り出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トラックボールは球状のボールをケース
に納めてあり、ボール上部はボールを操作できるように
一部ボールをケースから露出させている。ケース内でボ
ールは自重によりX軸ロータリーエンコーダとY軸ロー
タリーエンコーダ等とに接触しており、操作者の指によ
りケースから露出しているボールが回動させられる。す
るとこのボールに接触しているX軸ロータリーエンコー
ダ及びY軸ロータリーエンコーダが連動してボールの回
転量をX−Y座標移動量に変換し、表示画面上のカーソ
ルを移動させる。
【0003】上記ボールはリングより露出している部分
があり塵、ほこりが付きやすい構造となっており、この
塵、ほこりのためボールが滑ってしまいX軸、Y軸ロー
タリーエンコーダに正確に移動量を伝達できない不具合
が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのためケースの上部
にはリングが設けられているが、リングだけでボールを
きれいに保つことができないため、定期にボールをきれ
いに拭く必要がある。従来はリングから露出しているボ
ールの部分を拭くため、従来はなかなかきれいになら
ず、また時間もかかっていた。ケースが医療装置等に固
定されている場合、ケースを分解してボールを取り出す
のは困難であった。
【0005】本発明の目的は、ケースを分解することな
く、ボール全体を医療装置等に固定したままケースから
取り出して、ボールを容易に清掃できるようにしたトラ
ックボールのボール取り出し構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の構成を以下のようにした。 (1)リングの下方に複数の保持アームを円周上に設け
る。保持アームは下端が内側方向に突起を有する。保持
アームの複数の突起の先端を円周の一部とする仮想の円
を描くとき、この仮想の円がボールの最大の外周円より
小さくなる。 (2)前記の仮想の円がボールの最大の外周円より広げ
られるように保持アームが弾性を有するようにしたトラ
ックボールのボール取り出し構造。
【0007】
【作用】ボールを清掃する際には、リングをケースから
抜くことにより、ボールもリングの保持アームにより一
緒に引き出され、更に保持アームから容易にボールを取
り外せるためボールを容易に清掃することができる。
【0008】
【発明の実施例】図1−(1)は、ボールを内蔵したト
ラックボールの断面図である。図1―(2)はボールを
挟み込んだリングをケースから抜き出そうとする断面図
である。図2はリングの底面図である。図3はトラック
ボールの平面図である。1はケースであり、上ケース1
1と下ケース12で構成されており、図示しないネジ又
は爪で固定されている。13,14はトラックボールを
医療機器等に固定する取付穴である。2はボール、3は
リングであり、31はボールを露出させる孔の空いたリ
ング部、32はリング部31と同心円状に湾曲したある
幅と厚さを持った保持アームであってリング部31の下
側に幾つか円周上に付けられている。33は保持アーム
の下方先端に設けられた突起である。なお、ケース内で
ボールがのるX軸ロータリーエンコーダ及びY軸ロータ
リーエンコーダは省略してある。
【0009】まず、本発明のトラックボールを組み立て
る場合を説明する。図3で示すように図示を省略してあ
るX軸ロータリーエンコーダ及びY軸ロータリーエンコ
ーダ等を内蔵した下ケース12に、上ケース11を被せ
図示しないネジ又は爪によるはめ込み構造で固定する。
リングの保持アーム32をボール2側に向けて、リング
3をボール2に押し込むと、保持アーム32の突起33
がボール2と接触して、保持アーム32が弾性により外
側に広げられる。ボール2がこの突起33を通過すると
保持アーム32は弾性により元の位置に戻る。このよう
にしてボール2はリングの孔34と複数の保持アーム3
2の突起33により保持される。
【0010】次にボール2を保持したリング3を上ケー
ス11の孔15に挿入し、係合機構により上ケース11
に係合する。するとボール2は、図示しないX軸ロータ
リーエンコーダ及びY軸ロータリーエンコーダの上に配
置されるため保持アーム32の突起33より上方に押し
上げられて保持アーム32の突起33から開放され、ま
たこの時ボール2はリングのリング部31及び保持アー
ム32にも接触しないで回動するようになる。以上のよ
うにしてトラックボール1は完成となる。作業性によっ
ては、上ケース11に先にリング3を取り付けてからボ
ール2を取り付けるようにしてもよい。
【0011】今度は、かなりの期間の使用によりボール
2に付いた塵、ほこりを拭き取るため、ボール2をケー
ス1から取り出す方法を説明する。まず、上ケース11
とリング3の係合を解く。例えば左に回転させてストッ
パー等の係合を解く。次にリングのリング部31をもち
ケース1から上方に引き上げる。するとボールは2本の
保持アームの先端にある各々の突起33に引っかかり、
リングと共にケース外の上方へ引き抜かれる。
【0012】ここで2本の保持アームを横方向に開き、
ボールを突起から引き離してリングとボールを引き離
す。これによりボールを自由に拭くことができるように
なる。拭き終わったならば、ボール2を引き出した時と
逆の動作でボール2をケース1内に納めればよい。
【0013】なお、リングのリング部31をもちケース
1から上方に引き上げるために、リングのリング部31
には中心に対して対称に2箇所適当な凹み又は凸部等を
備えればよい。また、これは3箇所としてもよい。
【0014】本発明の実施例では保持アーム32として
2本備えるようにしたが、これは3本以上でもよい。本
発明の実施例では、トラックボールとしたが、機構的に
同様のものであればトラックボールに限定されない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにトラックボールのケ
ース1が医療装置等に固定されている場合であっても、
ケースを分解することなくそのままの状態で、ボール2
をリング3と一緒に医療装置等に固定したケース1の上
方から取り出して、ボール2を容易に清掃できる。また
リング3とボール2をケースに戻すとトラックボールと
して従来と同様の働きをする。
【図面の簡単な説明】
【図1】1−(1)は、ボールを内蔵したトラックボー
ルの断面図である。図1―(2)はボールを挟み込んだ
リングをケースから抜き出そうとする断面図である。
【図2】はリングの底面図である。
【図3】はトラックボールの平面図である。
【符号の説明】
1 ケース 11 上ケース 12 下ケース 13 取付穴 14 取付穴 15 上ケースの孔 2 ボール 3 リング 31 リング部、 32 保持アーム 33 突起 34 リングの孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)トラックボールのケース上側に係合
    されるリング部の下方、円周上に、下端が内側方向に突
    起を有する複数の保持アームを設けたリングを備え、上
    記保持アームの複数の突起の先端を円周の一部とする仮
    想の円を描くとき、この仮想の円がボールの最大の外周
    円より小さくなるように構成され、また上記保持アーム
    は、前記の仮想の円がボールの最大の外周円より広げら
    れるようにするため弾性を有していることを特徴とした
    トラックボールのボール取り出し構造。
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