JP2002188853A5 - - Google Patents

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JP2002188853A5
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、空気清浄ユニットを前面パネルの下部に着脱自在に設けて、空気清浄機ユニットの取扱い性を向上させるともに、空気清浄能力を向上させた構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、空気清浄ユニットを備えた空気調和機は、例えば図6(A)で示すような構成となっている。図6(A)で示す空気調和機30は、ベース31と、同ベース31の前面に装着される前面パネル32と、同前面パネル32に着脱自在に装着される前面グリル33とで本体を構成し、同本体の前面上部に前面吸込口34を、上面に上面吸込口35を、前記前面吸込口34と前記上面吸込口35との間に前面上部吸込口36とを設け、前面下部に吹出口37を設けている。前記前面吸込口34、前記上面吸込口35及び前記前面上部吸込口36と前記吹出口37とを結ぶ空気通路には、前記前面上部吸込口36に臨ませた空気清浄ユニット40と、垂直部38aと、同垂直部38aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部38bと、同後方傾斜部38bの上端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部38cとからなる熱交換器38と、送風ファン39とが設けられている。
【0003】
前記空気清浄ユニット40は、電気集塵フィルターあるいは光触媒脱臭フィルタ等を内蔵し、前記前面上部吸込口36から吸込まれた空気に含まれる微細な塵、埃または臭気成分を除去して清浄化し、清浄化された空気を、前記前面吸込口34及び前記上面吸込口35から吸込まれ前記熱交換器38により熱交換された空気と共に、前記吹出口37から室内に送出するようになっている。
【0004】
しかしながら、前記空気清浄ユニット40は、前記後方傾斜部38bの前面に配置され前記送風ファン39からやや遠い位置にある関係上、前記送風ファン39の吸込力が充分に作用せず、清浄化できる空気量に限界があり、また、前記電気集塵フィルターまたは前記光触媒脱臭フィルタの定期的な交換を行う際、図6(B)で示すように、前記前面グリル33を前記前面パネル32から外し、前記空気清浄ユニット40を前記後方傾斜部38bの前面から抜脱する必要があり、前記空気調和機30が壁面のやや高い位置に据付けられている場合などには、その作業に困難さを伴い、これらの改善が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、空気清浄ユニットを充分な空気が通過して空気清浄能力が向上するとともに、本体が壁面の高い位置に据付けられたとしても、空気清浄ユニットの着脱が容易に行えるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体の少なくとも前面上部に前面吸込口を設け、前面下部に吹出口を設け、前記前面吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、空気清浄ユニットと、熱交換器と、送風ファンとを設けてなる空気調和機において、前記本体前面の、前記前面吸込口と前記吹出口との間に開口部を設け、同開口部に前記空気清浄ユニットを着脱自在に装着してなる構成となっている。
【0007】
また、前記空気清浄ユニットが、収納箱と、同収納箱に収納されるフィルタと、電気集塵式フィルタユニットと、光触媒脱臭フィルタとからなる構成となっている。
【0008】
また、前記本体の前記開口部の両側に取付部を設ける一方、前記収納箱に固定部を設け、前記取付部に前記固定部が取付けられてなる構成となっている。
【0011】
また、前記収納箱の上面に、フィルタ挿入口を設け、同フィルタ挿入口から前記吸込口の裏面に、前記フィルタが装着されてなる構成となっている。
【0012】
更に、前記収納箱を仕切板により左右に区画して、区画された一方に前記電気集塵式フィルタユニットを収納し、他方に前記光触媒脱臭フィルタを収納してなる構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明による空気調和機を示す断面図であり、図2(A)は空気清浄ユニットの構成を示す分解斜視図であり、図2(B)は気清浄ユニットの断面図である。図3(A)は空気清浄ユニットの着脱を示す断面図であり、図3(B)はその外観斜視図である。また図4(A)は空気清浄機ユニットの取付けの第一実施例を示す外観斜視図であり、図4(B)は取付けの第二実施例を示す外観斜視図である。図5(A)は冷暖房運転及び空気清浄運転の際の空気の流れを示す断面図であり、図5(B)は空気清浄運転時の空気の流れを示す断面図である。本発明による空気調和機1は、図1で示すように、ベース2と、同ベース2の前面に装着される前面パネル3とで本体を構成し、同本体の前面上部に前面吸込口4を、上面に上面吸込口5を設け、前面下部に風向偏向板6aを備えた吹出口6を設けている。前記前面吸込口4には、前記本体に軸支された軸7aにより前後に回動して前記前面吸込口4を開閉する複数の前面ルーバ7が設けられており、同様に、前記上面吸込口5にも前記本体に軸支された軸8aにより上下に回動して前記上面吸込口5を開閉する複数の上面ルーバ8が設けられている。
【0014】
前記前面吸込口4及び前記上面吸込口5と前記吹出口6とを結ぶ空気通路には、垂直部10aと、同垂直部10aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部10bと、同後方傾斜部10bの上端を折曲して下方に傾斜させた下方傾斜部10cとからなる熱交換器10と、同熱交換器10により熱交換された空気を室内に送出する送風ファン11とが設けられている。
【0015】
前記前面吸込口4と前記吹出口6との間の前記本体の前面には、空気清浄ユニット12が設けられており、図2(A)はその背面側からの分解斜視図である。図2(A)および図2(B)で示すように、前記空気清浄ユニット12は、略箱体状に形成された収納箱13と、不織布からなるフィルタを張設したフィルタ14と、電気集塵式フィルタユニット15と、光触媒脱臭フィルタ16とからなっている。前記収納箱13は前面に複数の横桟からなる空気取入口13aを設け、後面に吐出口を設け、内部を仕切板13dにより左右に区画して、区画された一方を、前記電気集塵式フィルタユニット15が収納される第一収納部13bとし、他方を前記光触媒脱臭フィルタ16を収納する第二収納部13cとしている。また、前記収納箱13の上面には、前記フィルタ14が挿抜されるフィルタ挿入口13eが穿設されており、前面両側は左右に延出されて同延出部は前記空気調和機1の本体に固定される固定部13fとなっている。
【0016】
前記フィルタ14は、複数の桟を設け矩形状に形成された枠体14aと、同枠体14a内に張設された不織布からなるフィルタ14bとからなり、前記フィルタ挿入口13eから前記吸込口13aの裏面に装着され、前記空気取入口13aから吸込まれた空気に含まれる粗大な塵や埃を吸着するようになっている。前記電気集塵式フィルタユニット15はその内部にイオンを発生させる電極を有し、前記電気集塵式フィルタユニット15内を通過する空気にイオンを放出して、その中に含まれる塵や埃を帯電させ帯電した微細な塵や埃を、その内部に設けたフィルタに吸着するようになっている。前記光触媒脱臭フィルタ16は、前記空気取入口13aから吸込まれた空気に含まれる臭気成分を吸着して、例えば室内に漂う煙草の臭い等を除去するようになっている。
【0017】
前記空気調和機1の前記本体前面には、図3(B)で示すように、前記空気清浄ユニット12が装着される、開口部3aと、同開口部3aの両側に設けられ前記空気清浄ユニット12の前記固定部13fに対応した取付部3bが設けられている。前記固定部13fの前記取付部3bへの取付の第一実施例は、図4(A)で示すように、前記空気清浄ユニット12の前記固定部13fにネジ挿通孔13gを穿設し、前記取付部3bに前記ネジ挿通孔13gに対応したネジ孔3cを設けて、ネジ17を前記ネジ挿通孔13gに挿通させるとともに、前記ネジ孔3cに螺合させて前記空気清浄ユニット12を前記本体に装着するようになっている。取付の第二の実施例は、図4(B)で示すように、前記取付部13fの裏面に係止爪13hを突設し、前記取付部3bに前記係止爪13hが係止する係止孔3dを穿設して、前記係止爪13hが前記係止孔3dに係止することにより、前記空気清浄ユニット12を前記本体に着脱自在に装着できるようになっている。
【0018】
図5(A)は、冷暖房運転時及び空気清浄運転時の空気の流れを示す断面図であり、図5(B)は空気清浄運転時の空気の流れを示す断面図である。冷暖房運転時及び空気清浄運転時は、前記前面吸込口4に備えられた前記前面ルーバ7が前方に回動して前記前面吸込口4を開放するとともに、前記上面吸込口5に備えられた前記上面ルーバ8が上方に回動して前記上面吸込口5を開放する。室内の空気は前記前面吸込口4及び前記上面吸込口5から吸込まれ、前記熱交換器10により熱交換されるとともに、前記空気清浄ユニット12の前記空気取入口13aから吸込まれ清浄化されて、熱交換された空気とともに前記吹出口6から室内に送出されるようになっている。空気清浄運転時は、前記前面吸込口4及び前記上面吸込口5が閉じられ、室内の空気は前記空気清浄ユニット12の前記空気取入口13aから吸込まれ塵や埃あるいは臭気成分が除去されて前記吹出口6から吹出される。この際、図5(B)の矢印で示すように、室内の空気は最短の経路を通り前記吹出口6から吹出されるとともに、前記空気清浄ユニット12が前記送風ファン11の近傍に配置されていることにより、前記送風ファン11の吸引力が強く作用し、前記空気清浄ユニット12を通過し清浄化される空気量が増加し、これにより前記空気調和機1の空気清浄能力が従来に比較して向上している。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、本体の前面上部に設けられた前面吸込口と前面下部に設けられた吹出口との間に空気清浄ユニットを設け、同空気清浄ユニットを螺着あるいは係合により本体の前面に着脱自在に設けることにより、内蔵されたフィルタ等を交換する際、前記空気清浄ユニットを容易に着脱でき、使い勝手が向上する一方、前記空気清浄ユニットが前記本体内に備えられた送風ファンの近傍に配置されることにより、前記送風ファンの吸引力が前記空気清浄ユニットに強く作用して清浄化される空気量が増大し、空気清浄能力の向上した空気調和機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図である。
【図2】(A)は本発明による空気調和機に設けられた空気清浄ユニットを示す分解斜視図である。(B)は空気清浄ユニットを示す段面図である。
【図3】(A)は本体からの空気清浄ユニットの着脱を示す断面図である。(B)は本体からの空気清浄ユニットの着脱を示す外観斜視図である。
【図4】(A)は空気清浄ユニット取付けの第一の実施例を示す外観斜視図である。(B)は空気清浄ユニット取付けの第二の実施例を示す外観斜視図である。
【図5】(A)は冷暖房運転時及び空気清浄運転時の空気の流れを示す断面図である。(B)は空気清浄運転時の空気の流れを示す断面図である。
【図6】(A)は従来例による空気調和機を示す断面図である。(B)は従来例による空気調和機の空気清浄ユニットの着脱を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 ベース
3 前面パネル
3a 開口部
3b 取付部
3c ネジ孔
3d 係止孔
4 前面吸込口
5 上面吸込口
6 吹出口
6a 風向偏向板
7 前面ルーバ
7a 軸
8 上面ルーバ
8a 軸
9 フィルタ
10 熱交換器
10a 垂直部
10b 後方傾斜部
10c 下方傾斜部
11 送風ファン
12 空気清浄ユニット
13 収納箱
13a 空気取入口
13b 第一収納部
13c 第二収納部
13d 仕切板
13e フィルタ挿入口
13f 固定部
13g ネジ挿通孔
13h 係止爪
14 フィルタ
14a 枠体
14b フィルタ
15電気集塵式フィルタユニット
16 光触媒脱臭フィルタ
17 ネジ

Claims (6)

  1. 本体の少なくとも前面上部に前面吸込口を設け、前記前面吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、空気清浄ユニットと、熱交換器と、送風ファンとを設けてなる空気調和機において、前記本体前面の、前記前面吸込口と前記吹出口との間に開口部を設け、同開口部に前記空気清浄ユニットを着脱自在に装着してなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記空気清浄ユニットが、収納箱と、同収納箱に収納されるフィルタと、電気集塵式フィルタユニットと、光触媒脱臭フィルタとからなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記本体の前記開口部の両側に取付部を設ける一方、前記収納箱に固定部を設け、前記取付部に前記固定部が取付けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記収納箱は前面に複数の横桟からなる空気取入口を設け、後面に吐出口を設けてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記収納箱の上面に、フィルタ挿入口を設け、同フィルタ挿入口から前記収納箱の裏面に、前記フィルタが装着されてなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記収納箱を仕切板により左右に区画して、区画された一方に前記電気集塵式フィルタユニットを収納し、他方に前記光触媒脱臭フィルタを収納してなることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項4に記載の空気調和機。
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