JP2002188268A - ピロティ柱構造 - Google Patents

ピロティ柱構造

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JP2002188268A
JP2002188268A JP2000388516A JP2000388516A JP2002188268A JP 2002188268 A JP2002188268 A JP 2002188268A JP 2000388516 A JP2000388516 A JP 2000388516A JP 2000388516 A JP2000388516 A JP 2000388516A JP 2002188268 A JP2002188268 A JP 2002188268A
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JP
Japan
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piloti
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independent
frame
column
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Application number
JP2000388516A
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English (en)
Inventor
Seiji Tamekuni
清治 為国
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】質感や重厚感が得られるピロティ柱構造を提供
する。 【解決手段】躯体を構成する独立柱2の周囲に、この独
立柱2の見かけを太くするフレーム3が取り付けられる
とともに、その外側に下地材4が貼設され、この下地材
4の表面に、サイディング5、タイル5b、もしくは吹
き付け塗装5aによる仕上げが施されてなるピロティ柱
1の構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物における
玄関先などに配置されるピロティ柱構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅建物における玄関先などに
おいては、玄関庇などを独立柱で支持するようにしたピ
ロティ柱構造が構成されている。
【0003】従来より、このようなピロティ柱構造にお
いては、独立柱の周りに、アルミ製またはセラミックス
製のカバーを被覆して仕上げることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うにカバーを被覆する場合、独立柱の大きさからかけ離
れた太いカバーを被覆してしまうと、中の空洞が大きく
なって撓みやすくなり、手で触った際などに、充分な質
感が得られないといった不都合を生じることとなる。
【0005】したがって、上記従来のカバーを被覆する
場合、独立柱を一回り大きくした程度のカバーしか被覆
できないこととなり、大規模な住宅建物においては、重
厚感のある太いピロティ柱を構成することができず、玄
関周りに高級感が得られないといった不都合を生じるこ
ととなる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、質感や重厚感が得られるピロティ柱構造を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のピロティ柱構造は、躯体を構成する独立柱の
周囲に、この独立柱の見かけを太くするフレームが取り
付けられるとともに、その外側に下地材が貼設され、こ
の下地材の表面に、サイディング、タイル、もしくは吹
き付け塗装による仕上げが施されてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1はピロティ柱1構造の全体構成の概略
を示し、図2ないし図4は同ピロティ柱構造の施工状態
を示している。
【0010】すなわち、このピロティ柱1構造は、独立
柱2の周囲にフレーム3を取り付け、その外側に下地材
4を貼設し、下地材4の表面にサイディング5を設けて
仕上げられている。
【0011】独立柱2は、12cm角の木製柱からな
り、玄関ドア6の前方に延設された玄関庇60の両側を
支持するように設けられている。この独立柱2は、図2
に示すように、基礎7上に固定したピロティ柱脚固定具
8の上に固定され、玄関庇60の梁61を支持するよう
になされている。このピロティ柱脚固定具8は、独立柱
2の断面よりも大きく形成された受台座81の一角部8
1aに偏心した位置から脚部82が延設されている。
【0012】独立柱2は、この脚部82の延長上に位置
するように、受台座81上に設けられる。この受第座8
1の残りの部分にはフレーム3が設けられ、これらフレ
ーム3は、独立柱2に固定される。
【0013】フレーム3は、図2に示すように、長尺の
木材を帯状の矩形に枠組みして構成される。このフレー
ム3は、独立柱2の周囲に設けられ、独立柱2を実質的
に太くしたような骨格を構成するようになされている。
各フレーム3は、玄関庇60の梁61の周縁の納まりに
応じて高さ調整される。また、各フレーム3の形状とし
ては、独立柱2を実質的に太くしたような骨格を構成す
ることができるものであれば、特に限定されるものでは
なく、矩形のフレーム3を構成せず、単に独立柱2に添
える木材だけであってもよい。このフレーム3は、独立
柱2の周囲に設けた状態で約30cm角の大きさに形成
される。
【0014】下地材4は、図3に示すように、構造用合
板からなり、上記独立柱2およびフレーム3の外側に貼
設され、釘41で固定される。下地材4の下端部には、
土台水切り40が設けられ、この下地材4と土台水切り
40との間は、防水テープ42で貼付けられる。
【0015】サイディング5は、図4に示すように、下
地材4の表面に防風防水透湿シート51を貼設した後、
その表面に設けられる。このサイディング5の割り付け
については、特に限定されるものではなく、ピロティ柱
1に応じて適宜行われる。サイディング5の最上部は、
化粧カバー52が被覆され、その外側からビス53が固
定される。サイディング5同士の間隙、サイディング5
と土台水切り40との間隙、サイディング5と化粧カバ
ー52との間隙などは、シーリング剤でシーリングして
仕上げられる。
【0016】このようにして構成されるピロティ柱1構
造は、独立柱2の周囲にフレーム3を設け、その外側に
下地材4を貼設し、この下地材4の表面にサイディング
5を設けて仕上げているので、住宅建物の外壁構造と略
同じ仕上がりとなる。
【0017】したがって、実際は12cm角しかない独
立柱2を、約35cm角のピロティ柱1として仕上げる
ことができ、重厚感を得ることができる。そのため、大
規模な住宅建物においては、住宅建物の大きさに見劣り
しない立派なピロティ柱1を玄関先に構成することがで
き、高級感を演出することができる。
【0018】また、外壁構造と略同じ仕上がりとなるた
め、12cm角しかない独立柱2を約35cm角のピロ
ティ柱1として大きくボリュームアップしているにもか
かわらず、充分な質感が得られる。したがって、玄関ド
ア6から出入りする際にピロティ柱1に人が手を触れる
ような場合であって、安っぽさを感じさせず、高級感を
演出することができる。
【0019】なお、本実施の形態では、ピロティ柱1
は、サイデンィグ5によって仕上げられているが、図5
に示すように、下地材4の表面に吹付塗装5aを行って
仕上げたものであってもよいし、図6に示すように、下
地材4の表面にタイル5bを貼設して仕上げたものであ
ってもよい。この場合、吹付塗装5aや、タイル5bの
貼設は、住宅建物の外壁を構成する場合と同じ要領で行
われる。
【0020】また、本実施の形態においてピロティ柱1
は、下地材4の表面に、サイディング5、吹付塗装5
a、タイル5bのうちの何れか一種類の仕上げが施され
ているが、二種類以上が組み合わされて仕上げられたも
のであってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、独
立柱の周囲に、この独立柱の見かけを太くするフレーム
を取り付けるとともに、その外側に下地材を貼設し、こ
の下地材の表面に、サイディング、タイル、もしくは吹
き付け塗装を施しているので、住宅建物の外壁構造と略
同じ構造となる。
【0022】したがって、独立柱の大きさより相当太く
仕上げても、充分な質感を得ることができるとともに、
重厚感のあるピロティ柱とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るピロティ柱構造の全体構
成の概略を示す正面図、(b)は同側面図である。
【図2】本発明に係るピロティ柱構造の施工段階を示す
部分破断斜視図である。
【図3】本発明に係るピロティ柱構造の施工段階を示す
部分破断斜視図である。
【図4】本発明に係るピロティ柱構造の施工段階を示す
部分破断斜視図である。
【図5】本発明に係るピロティ柱構造の他の実施の形態
を示す部分破断斜視図である。
【図6】本発明に係るピロティ柱構造のさらに他の実施
の形態を示す部分破断斜視図である。
【符号の説明】
1 ピロティ柱 2 独立柱 3 フレーム 4 下地材 5 サイディング 5a 吹付塗装 5b タイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体を構成する独立柱の周囲に、この独
    立柱の見かけを太くするフレームが取り付けられるとと
    もに、その外側に下地材が貼設され、この下地材の表面
    に、サイディング、タイル、もしくは吹き付け塗装によ
    る仕上げが施されてなることを特徴とするピロティ柱構
    造。
JP2000388516A 2000-12-21 2000-12-21 ピロティ柱構造 Pending JP2002188268A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008248691A (ja) * 2008-07-11 2008-10-16 Sekisui House Ltd 免震住宅におけるピロティ部の縁切構造
JP2013181318A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Bunka Shutter Co Ltd 建物付設物
JP2013199811A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Bunka Shutter Co Ltd 建物付設物
JP2015151706A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 トヨタホーム株式会社 柱構造
JP2017014851A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 トヨタホーム株式会社 建物の柱構造
JP2017014852A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 トヨタホーム株式会社 建物の柱構造

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