JP2002188101A - レール頭部接目熔接残部の切削装置 - Google Patents
レール頭部接目熔接残部の切削装置Info
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- JP2002188101A JP2002188101A JP2000390593A JP2000390593A JP2002188101A JP 2002188101 A JP2002188101 A JP 2002188101A JP 2000390593 A JP2000390593 A JP 2000390593A JP 2000390593 A JP2000390593 A JP 2000390593A JP 2002188101 A JP2002188101 A JP 2002188101A
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レール頭部接目の熔接残部の切削を確実に行
い、低廉な製品を提供する。 【解決手段】 軌道レールRの頭部Raの長手方向に沿
う一半を相対的に係合する凹入縁5aを備え、該凹入縁
5aを構成する切削刃支持部を縦軸回動方向に並設し、
該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在に取付けた
切削体5を備える。装置本体2に前記長手方向に沿って
進退する操作杆4を設け、該操作杆4の先端を、前記長
手方向に進退し、かつ、反転可能にして前記装置本体2
に組付けた支持台3に接離可能に接続する。また、該支
持台3に前記切削体5と該切削体5の駆動モータ6を装
備する。
い、低廉な製品を提供する。 【解決手段】 軌道レールRの頭部Raの長手方向に沿
う一半を相対的に係合する凹入縁5aを備え、該凹入縁
5aを構成する切削刃支持部を縦軸回動方向に並設し、
該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在に取付けた
切削体5を備える。装置本体2に前記長手方向に沿って
進退する操作杆4を設け、該操作杆4の先端を、前記長
手方向に進退し、かつ、反転可能にして前記装置本体2
に組付けた支持台3に接離可能に接続する。また、該支
持台3に前記切削体5と該切削体5の駆動モータ6を装
備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レール頭部接目熔接残
部の切削装置に関するものである。
部の切削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軌道レールの長手方向に沿う一半ずつを
互いに反対方向に縦軸回動して切削する一対の切削体を
備えた構造のものがあり(特許第2543663号公
報)、各切削体は前記軌道レールの頭部を相対的に係合
する凹入縁を備え、該凹入縁を構成する切削刃支持部を
前記縦軸回動方向に並設し、該切削刃支持部に適宜数の
切削刃を着脱自在に取付けた構成にしてある。
互いに反対方向に縦軸回動して切削する一対の切削体を
備えた構造のものがあり(特許第2543663号公
報)、各切削体は前記軌道レールの頭部を相対的に係合
する凹入縁を備え、該凹入縁を構成する切削刃支持部を
前記縦軸回動方向に並設し、該切削刃支持部に適宜数の
切削刃を着脱自在に取付けた構成にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、一対の
切削体を同時に縦軸回動させて、軌道レール頭部の長手
方向に沿う一半ずつを同時に切削するようにしてレール
の頭部の接目熔接残部を切削するもので、頭部全体(軌
道レールの長手方向に沿う一半と他の一半)を同時に切
削できる点で作業を能率的に行える利点があるが、軌道
レールの一半側だけの切削でことが足りる場合において
も、構造上、両切削体を同時に駆動しなければならない
という不都合がある。
切削体を同時に縦軸回動させて、軌道レール頭部の長手
方向に沿う一半ずつを同時に切削するようにしてレール
の頭部の接目熔接残部を切削するもので、頭部全体(軌
道レールの長手方向に沿う一半と他の一半)を同時に切
削できる点で作業を能率的に行える利点があるが、軌道
レールの一半側だけの切削でことが足りる場合において
も、構造上、両切削体を同時に駆動しなければならない
という不都合がある。
【0004】本発明は、斯様な点に着目し、前記従来の
切削体(軌道レールの頭部を相対的に係合する凹入縁を
設け、該凹入縁を構成する切削刃支持部を縦軸回動方向
に並設し、該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在
に取付けて構成した)を用いたレール頭部接目熔接残部
の切削装置を改良し、無駄なエネルギーの消費を回避し
て、簡略化し低廉な装置(切削機)を提供することを目
的として創案したものである。
切削体(軌道レールの頭部を相対的に係合する凹入縁を
設け、該凹入縁を構成する切削刃支持部を縦軸回動方向
に並設し、該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在
に取付けて構成した)を用いたレール頭部接目熔接残部
の切削装置を改良し、無駄なエネルギーの消費を回避し
て、簡略化し低廉な装置(切削機)を提供することを目
的として創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】軌道レールの頭部の長手
方向に沿う一半を相対的に係合する凹入縁を備え、該凹
入縁を構成する切削刃支持部を縦軸回動方向に並設し、
該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在に取付けた
切削体を備えた構造のものであって、装置本体に前記長
手方向に沿って進退する操作杆を設け、該操作杆の先端
を、前記長手方向に進退し、かつ、反転可能にして前記
装置本体に組付けた支持台に接離可能に接続すると共
に、該支持台に前記切削体と該切削体の駆動モータを装
備した構成とする。
方向に沿う一半を相対的に係合する凹入縁を備え、該凹
入縁を構成する切削刃支持部を縦軸回動方向に並設し、
該切削刃支持部に適宜数の切削刃を着脱自在に取付けた
切削体を備えた構造のものであって、装置本体に前記長
手方向に沿って進退する操作杆を設け、該操作杆の先端
を、前記長手方向に進退し、かつ、反転可能にして前記
装置本体に組付けた支持台に接離可能に接続すると共
に、該支持台に前記切削体と該切削体の駆動モータを装
備した構成とする。
【0006】また、装置本体に、軌道レールの頭部を挟
持するクランプ装置を設けることにより軽量にして現場
への搬送に不都合がなく(単一な切削体を用いることに
より軽量化を図れ)、現場での切削用として好適な切削
機を提供できる。
持するクランプ装置を設けることにより軽量にして現場
への搬送に不都合がなく(単一な切削体を用いることに
より軽量化を図れ)、現場での切削用として好適な切削
機を提供できる。
【0007】
【実施例】図面は、本発明に係るレール頭部接目熔接残
部の切削装置の一実施例を示し、図1は平面図、図2は
図1のa−a線断面図、図3は図1のb−b線断面図で
ある。
部の切削装置の一実施例を示し、図1は平面図、図2は
図1のa−a線断面図、図3は図1のb−b線断面図で
ある。
【0008】実施例のものは、現場まで搬送し、現場に
てレール頭部接目熔接残部を切削するようにした切削機
Aに本発明を適用したもので、切削機Aは、クランプ装
置1によってレール頭部接目熔接残部を備えた軌道レー
ルRに着脱可能に固定する装置本体2に支持台3を着脱
自在に組付け、支持台3を操作杆4の操作により前記軌
道レールRの長手方向に沿って進退させ、支持台3に装
備した切削体5を同じく支持台3に装備した駆動モータ
6で駆動させ、前記溶接残部を切削するようにしたもの
で、前記支持台3を前記長手方向に反転させることによ
って、切削体5を軌道レールRの長手方向(前記前進方
向)に沿う一方側から他の一方側へと配置換することに
より、軌道レール頭部Raの長手方向に沿う両側の各一
半は順次切削される。
てレール頭部接目熔接残部を切削するようにした切削機
Aに本発明を適用したもので、切削機Aは、クランプ装
置1によってレール頭部接目熔接残部を備えた軌道レー
ルRに着脱可能に固定する装置本体2に支持台3を着脱
自在に組付け、支持台3を操作杆4の操作により前記軌
道レールRの長手方向に沿って進退させ、支持台3に装
備した切削体5を同じく支持台3に装備した駆動モータ
6で駆動させ、前記溶接残部を切削するようにしたもの
で、前記支持台3を前記長手方向に反転させることによ
って、切削体5を軌道レールRの長手方向(前記前進方
向)に沿う一方側から他の一方側へと配置換することに
より、軌道レール頭部Raの長手方向に沿う両側の各一
半は順次切削される。
【0009】なお、切削体5は前記特許第254366
3号公報に所載のものとほぼ同様に構成し、前記軌道レ
ールRの頭部Raを相対的に係合する凹入縁5aを備
え、該凹入縁5aを構成する第一乃至第三切削刃支持部
を縦軸回動方向に等間隔を置いて並設し、前記頭部Ra
の上面内側部を切削する第一切削刃、上面外側部を切削
する第二切削刃、円弧面上部を切削する第三切削刃、円
弧面中間部を切削する第四切削刃、円弧面下部を切削す
る第五切削刃、側面上部を切削する第六切削刃、側面中
間部を切削する第七切削刃および側面下部を切削する第
八切削刃を前記各切削刃支持部に、その前記回動方向の
一側縁側に位置するように分散させて着脱可能に組付け
て構成したもので(前記公報のものと構成を同じくする
ので図示省略)、駆動モータ6の駆動によって縦軸回動
することによって第一乃至第八の各切削刃(実施例は、
超硬チップで構成してある)が前記頭部Raの長手方向
に沿う一半側の全域をカバーするようにして接目熔接残
部の切削が行われる。
3号公報に所載のものとほぼ同様に構成し、前記軌道レ
ールRの頭部Raを相対的に係合する凹入縁5aを備
え、該凹入縁5aを構成する第一乃至第三切削刃支持部
を縦軸回動方向に等間隔を置いて並設し、前記頭部Ra
の上面内側部を切削する第一切削刃、上面外側部を切削
する第二切削刃、円弧面上部を切削する第三切削刃、円
弧面中間部を切削する第四切削刃、円弧面下部を切削す
る第五切削刃、側面上部を切削する第六切削刃、側面中
間部を切削する第七切削刃および側面下部を切削する第
八切削刃を前記各切削刃支持部に、その前記回動方向の
一側縁側に位置するように分散させて着脱可能に組付け
て構成したもので(前記公報のものと構成を同じくする
ので図示省略)、駆動モータ6の駆動によって縦軸回動
することによって第一乃至第八の各切削刃(実施例は、
超硬チップで構成してある)が前記頭部Raの長手方向
に沿う一半側の全域をカバーするようにして接目熔接残
部の切削が行われる。
【0010】装置本体2は、前後の本体基盤7,7´と
該本体基盤7,7´の両側部間に案内レール8,8を架
設して構成し、案内レール8の端部に設けた螺子孔9に
本体基盤7,7´側から仲介片10を通じて螺合した第
一ボルト11Aで締め付けることにより本体基盤7,7
´と一対の案内レール8,8は互いに組付けられて前記
装置本体2を構成する。
該本体基盤7,7´の両側部間に案内レール8,8を架
設して構成し、案内レール8の端部に設けた螺子孔9に
本体基盤7,7´側から仲介片10を通じて螺合した第
一ボルト11Aで締め付けることにより本体基盤7,7
´と一対の案内レール8,8は互いに組付けられて前記
装置本体2を構成する。
【0011】また、装置本体2は、前後の本体基盤7,
7´の中央部の下面側に設けた前記クランプ装置1を利
用して軌道レールRの頭部Raに着脱自在に固定するよ
うにしてあり、クランプ装置1は、前記基盤7,7´の
下面に軌道レールRの長手方向に対して直交する方向に
して固定した案内材12の一端側に配して前記基盤7,
7´下面に吊設した固定片13と案内材12に設けた溝
に摺嵌して固定片13に対して進退する移動片14に締
付けボルト15を貫通させ、固定片13側から突出する
ボルト15先端に締付けナット16を螺合して構成した
ものである。
7´の中央部の下面側に設けた前記クランプ装置1を利
用して軌道レールRの頭部Raに着脱自在に固定するよ
うにしてあり、クランプ装置1は、前記基盤7,7´の
下面に軌道レールRの長手方向に対して直交する方向に
して固定した案内材12の一端側に配して前記基盤7,
7´下面に吊設した固定片13と案内材12に設けた溝
に摺嵌して固定片13に対して進退する移動片14に締
付けボルト15を貫通させ、固定片13側から突出する
ボルト15先端に締付けナット16を螺合して構成した
ものである。
【0012】すなわち、装置本体2には、現場に敷設し
た軌道レールRの頭部Raの一側側を、クランプ装置1
の固定片13と移動片14にそれぞれ形成した係合凹部
17,17に係合させ、締付けボルト15と締付けナッ
ト16を締付けることにより前記両片13,14でレー
ル頭部Raを挟持するようにして、該レール頭部Raに
着脱自在に固定されるようにしてある。
た軌道レールRの頭部Raの一側側を、クランプ装置1
の固定片13と移動片14にそれぞれ形成した係合凹部
17,17に係合させ、締付けボルト15と締付けナッ
ト16を締付けることにより前記両片13,14でレー
ル頭部Raを挟持するようにして、該レール頭部Raに
着脱自在に固定されるようにしてある。
【0013】この装置本体2の前本体基盤7の前端面中
央には、第一支持片18Aを第二ボルト11Bで止着し
て吊設し、軌道レールRの長手方向に沿って該支持片1
8Aに形成した螺子孔19に前記操作杆4を螺合して貫
通させ、該操作杆4の先端を、前後の本体基盤7,7´
間にして前記案内レール8,8間に渡して移動可能に受
支させた前記支持台3に接離可能に接続してある。
央には、第一支持片18Aを第二ボルト11Bで止着し
て吊設し、軌道レールRの長手方向に沿って該支持片1
8Aに形成した螺子孔19に前記操作杆4を螺合して貫
通させ、該操作杆4の先端を、前後の本体基盤7,7´
間にして前記案内レール8,8間に渡して移動可能に受
支させた前記支持台3に接離可能に接続してある。
【0014】支持台3は、前記案内レール8に載置係合
したガイド22に両側端部の重ね合わせ第三ボルト11
Cで着脱自在に組付け、ガイド22の案内レール8,8
にて案内される移動に伴って軌道レールRの長手方向に
沿って進退するようになっており、この進退操作は、螺
杆で成る前記操作杆4を、該基端に設けたハンドル23
で回動させることにより行われる。すなわち、支持台3
の前端面(図2の状態における)側中央に第四ボルト1
1Dで止着して吊設した第二支持片18Bに貫通孔25
を設け、該貫通孔25に貫通させた操作杆4の先端に螺
合した規制ナット26と操作杆4の先端側に設けた鍔片
27とで前記第二支持片18Bを挟持するようにして操
作杆4の先端を支持台21に、前記の通り、接離可能に
接続し、この状態で操作杆4を回動させると、操作杆4
は螺子孔19に螺合してあるので、該螺子孔19に案内
されて進退することになり、この結果、操作杆4の先端
側に設けた鍔片27が操作杆4前進時に第二支持片18
Bを介して支持台3を前進方向に押圧し、また、後退時
には前記規制ナット26が第二支持片18Bを前記と反
対方向に押圧して支持台3を後退させ、支持台3の軌道
レールRの長手方向に沿う進退操作が行われる。
したガイド22に両側端部の重ね合わせ第三ボルト11
Cで着脱自在に組付け、ガイド22の案内レール8,8
にて案内される移動に伴って軌道レールRの長手方向に
沿って進退するようになっており、この進退操作は、螺
杆で成る前記操作杆4を、該基端に設けたハンドル23
で回動させることにより行われる。すなわち、支持台3
の前端面(図2の状態における)側中央に第四ボルト1
1Dで止着して吊設した第二支持片18Bに貫通孔25
を設け、該貫通孔25に貫通させた操作杆4の先端に螺
合した規制ナット26と操作杆4の先端側に設けた鍔片
27とで前記第二支持片18Bを挟持するようにして操
作杆4の先端を支持台21に、前記の通り、接離可能に
接続し、この状態で操作杆4を回動させると、操作杆4
は螺子孔19に螺合してあるので、該螺子孔19に案内
されて進退することになり、この結果、操作杆4の先端
側に設けた鍔片27が操作杆4前進時に第二支持片18
Bを介して支持台3を前進方向に押圧し、また、後退時
には前記規制ナット26が第二支持片18Bを前記と反
対方向に押圧して支持台3を後退させ、支持台3の軌道
レールRの長手方向に沿う進退操作が行われる。
【0015】なお、前記ガイド22はベアリングを具備
して案内レール8に沿って円滑に移動し、かつ、レール
8から容易に外れないようになっている。
して案内レール8に沿って円滑に移動し、かつ、レール
8から容易に外れないようになっている。
【0016】そして、この支持台3には、前記駆動モー
タ6と該駆動モータ6によって駆動される前記切削体5
が縦軸回動自在に設けられ、支持台3の進退操作に合わ
せて駆動モータ6に切削体5を回動させることによりレ
ール頭部Aaの熔接残部の切削が行われるのである。
タ6と該駆動モータ6によって駆動される前記切削体5
が縦軸回動自在に設けられ、支持台3の進退操作に合わ
せて駆動モータ6に切削体5を回動させることによりレ
ール頭部Aaの熔接残部の切削が行われるのである。
【0017】図中、20はタイミングベルト、21A,
21Bはプーリー、24は変速装置である。
21Bはプーリー、24は変速装置である。
【0018】レール頭部Raの長手方向に沿う一半側の
切削作業を終えると、規制ナット26を操作杆4から取
り外し、支持台3を移動して第二支持片18B部を操作
杆4位置から離した後、第四ボルト11Dを緩めて第二
支持片18Bを支持台3の一端面側から取り外し、一端
面側と同様に他の一端面側に設けた螺子穴29を利用し
て該他の一端面側に第二支持片18Bを第四ボルト11
Dで締め付け、この第二支持片18Bの位置変え作業と
相前後して第三ボルト11Cを緩めて支持台3とガイド
22との接合状態を解放し、切削体5および駆動モータ
6を搭載した支持台3を持ち上げて(全重量はほぼ15
kgで人力で行うことができる重量としてある)、反転
させて再び案内レール8上のガイド22に載せて、第三
ボルト11Cを締め付けてガイド22に接合すると、切
削体5はレール頭部Raの一方側(切削を終えた側)か
ら他の一方側に位置し、この状態にして支持台3を原位
置方向に移動させて支持片18の貫通孔25に操作杆4
先端を貫通させて規制ナット26を螺合することによ
り、レール頭部Raの熔接残部の未切削側である他の一
方側の切削作業を行える状態となる。
切削作業を終えると、規制ナット26を操作杆4から取
り外し、支持台3を移動して第二支持片18B部を操作
杆4位置から離した後、第四ボルト11Dを緩めて第二
支持片18Bを支持台3の一端面側から取り外し、一端
面側と同様に他の一端面側に設けた螺子穴29を利用し
て該他の一端面側に第二支持片18Bを第四ボルト11
Dで締め付け、この第二支持片18Bの位置変え作業と
相前後して第三ボルト11Cを緩めて支持台3とガイド
22との接合状態を解放し、切削体5および駆動モータ
6を搭載した支持台3を持ち上げて(全重量はほぼ15
kgで人力で行うことができる重量としてある)、反転
させて再び案内レール8上のガイド22に載せて、第三
ボルト11Cを締め付けてガイド22に接合すると、切
削体5はレール頭部Raの一方側(切削を終えた側)か
ら他の一方側に位置し、この状態にして支持台3を原位
置方向に移動させて支持片18の貫通孔25に操作杆4
先端を貫通させて規制ナット26を螺合することによ
り、レール頭部Raの熔接残部の未切削側である他の一
方側の切削作業を行える状態となる。
【0019】そして、ハンドル23を操作して支持台3
を移動させつつ、切削体5を作動させることにより未切
削の状態にあったレール頭部Raの他の一半側の熔接残
部は切削され、切削作業を終える。
を移動させつつ、切削体5を作動させることにより未切
削の状態にあったレール頭部Raの他の一半側の熔接残
部は切削され、切削作業を終える。
【0020】なお、装置本体2にクランプ装置1を組合
わせ、支持台3を装置本体2と分離できるようにしたの
は、現場への搬送に至便となるためで、殊に、切削体を
単一にすると、全重量の低減を図れ、人力操作による反
転作業も不都合なく行うことができる。
わせ、支持台3を装置本体2と分離できるようにしたの
は、現場への搬送に至便となるためで、殊に、切削体を
単一にすると、全重量の低減を図れ、人力操作による反
転作業も不都合なく行うことができる。
【0021】クランプ装置は、実施例のものに限らず、
装置本体と全く別体の構成に係るものを用いても良い。
装置本体と全く別体の構成に係るものを用いても良い。
【0022】第二支持片18Bに設けた第四ボルト11
D貫通用の透孔28Aおよび支持台3に設けた第三ボル
トC貫通用の透孔28Bをそれぞれ横長長孔で構成した
のは、支持台3とガイド22および操作杆4相互の位置
調整をするためである。
D貫通用の透孔28Aおよび支持台3に設けた第三ボル
トC貫通用の透孔28Bをそれぞれ横長長孔で構成した
のは、支持台3とガイド22および操作杆4相互の位置
調整をするためである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、前記の通り、軌道レールの頭
部の長手方向に沿う一半側全域を切削刃でいわばカバー
する切削体を備えたものであり、また、該切削体を軌道
レールの一半側から他の一半側に配置換できるようにし
たものであるから、簡単な構造でレール頭部の接目溶接
残部の切削作業を確実に行うことができる。
部の長手方向に沿う一半側全域を切削刃でいわばカバー
する切削体を備えたものであり、また、該切削体を軌道
レールの一半側から他の一半側に配置換できるようにし
たものであるから、簡単な構造でレール頭部の接目溶接
残部の切削作業を確実に行うことができる。
【図1】平面図。
【図2】図1のa−a線断面図。
【図3】図1のb−b線断面図。
【符号の説明】 2 装置本体 4 操作杆 5 切削体 5a 凹入縁 6 駆動モータ R 軌道レール Ra 頭部
Claims (2)
- 【請求項1】 軌道レールの頭部の長手方向に沿う一半
を相対的に係合する凹入縁を備え、該凹入縁を構成する
切削刃支持部を縦軸回動方向に並設し、該切削刃支持部
に適宜数の切削刃を着脱自在に取付けた切削体を備えた
構造のものであって、装置本体に前記長手方向に沿って
進退する操作杆を設け、該操作杆の先端を、前記長手方
向に進退し、かつ、反転可能にして前記装置本体に組付
けた支持台に接離可能に接続すると共に、該支持台に前
記切削体と該切削体の駆動モータを装備した、レール頭
部接目熔接残部の切削装置。 - 【請求項2】 装置本体に、軌道レールの頭部を挟持す
るクランプ装置を設けた、請求項1記載のレール頭部接
目熔接残部の切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000390593A JP2002188101A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | レール頭部接目熔接残部の切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000390593A JP2002188101A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | レール頭部接目熔接残部の切削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002188101A true JP2002188101A (ja) | 2002-07-05 |
Family
ID=18856926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000390593A Pending JP2002188101A (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | レール頭部接目熔接残部の切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002188101A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1619306A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-01-25 | Thermit Italiana S.r.l. | A support for saws for rails |
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