JP2002187069A - 投射材混合噴射装置 - Google Patents
投射材混合噴射装置Info
- Publication number
- JP2002187069A JP2002187069A JP2000383893A JP2000383893A JP2002187069A JP 2002187069 A JP2002187069 A JP 2002187069A JP 2000383893 A JP2000383893 A JP 2000383893A JP 2000383893 A JP2000383893 A JP 2000383893A JP 2002187069 A JP2002187069 A JP 2002187069A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- material supply
- suction port
- secondary air
- projection material
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エヤ−重量に対する投射材重量を容易にコン
トロ−ルすることができると共に装置構造が簡単で摩耗
交換部品の点数が少なくなる投射材混合噴射装置を提供
する。 【解決手段】 本体の上部に、投射材供給筒を立設する
と共に本体後側に、その先端を先細り傾斜面に形成した
圧縮エヤ−導管を挿入装着し、かつ本体前側に噴射ノズ
ルを嵌合装着した基本構成の投射材混合噴射装置にあっ
て、前記投射材供給筒の側部に２次エヤ−吸引口を開口
させ、前記投射材供給筒の下端に接する本体部分に、先
に進むにしたがって本体内面に近づく傾斜切り口を穿
ち、前記噴射ノズルの後端を、先に進むにしたがって噴
射ノズル内面に近づく傾斜面に形成した。
トロ−ルすることができると共に装置構造が簡単で摩耗
交換部品の点数が少なくなる投射材混合噴射装置を提供
する。 【解決手段】 本体の上部に、投射材供給筒を立設する
と共に本体後側に、その先端を先細り傾斜面に形成した
圧縮エヤ−導管を挿入装着し、かつ本体前側に噴射ノズ
ルを嵌合装着した基本構成の投射材混合噴射装置にあっ
て、前記投射材供給筒の側部に２次エヤ−吸引口を開口
させ、前記投射材供給筒の下端に接する本体部分に、先
に進むにしたがって本体内面に近づく傾斜切り口を穿
ち、前記噴射ノズルの後端を、先に進むにしたがって噴
射ノズル内面に近づく傾斜面に形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射材を圧縮エヤ
−と共に噴射ノズルから噴射させて処理品をブラスト加
工あるいはピ−ニング加工する投射材混合噴射装置に関
する。
−と共に噴射ノズルから噴射させて処理品をブラスト加
工あるいはピ−ニング加工する投射材混合噴射装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エヤ−を利用した投射材の混合噴
射方法として、噴射ノズル先端に近い部分で吸引エヤ−
を発生させ、その吸引力により投射材を吸い込ませ噴射
させる吸引方式のものがある。また圧縮エヤ−に投射材
を混合させた後にさらに圧縮エヤ−を加えて投射材を噴
射するものが特開平１０−５８３２４号公報に開示され
ている。
射方法として、噴射ノズル先端に近い部分で吸引エヤ−
を発生させ、その吸引力により投射材を吸い込ませ噴射
させる吸引方式のものがある。また圧縮エヤ−に投射材
を混合させた後にさらに圧縮エヤ−を加えて投射材を噴
射するものが特開平１０−５８３２４号公報に開示され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記前者の方式
は、投射材自体を吸引するため、エヤ−重量に対する投
射材重量をコントロ−ルすることが難しいという問題が
あった。一方、上記後者の方式は、装置構造が非常に複
雑となり、摩耗交換部品の点数が多く、イニシャルコス
ト及びランニングコストが増大するという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、エヤ−重
量に対する投射材重量を容易にコントロ−ルすることが
できると共に装置構造が簡単で摩耗交換部品の点数が少
なくなる投射材混合噴射装置を提供することを目的とす
る。
は、投射材自体を吸引するため、エヤ−重量に対する投
射材重量をコントロ−ルすることが難しいという問題が
あった。一方、上記後者の方式は、装置構造が非常に複
雑となり、摩耗交換部品の点数が多く、イニシャルコス
ト及びランニングコストが増大するという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みて成されたもので、エヤ−重
量に対する投射材重量を容易にコントロ−ルすることが
できると共に装置構造が簡単で摩耗交換部品の点数が少
なくなる投射材混合噴射装置を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における投射材混合噴射装置は、本体の上部
に、投射材供給筒を立設すると共に本体後側に、その先
端を先細り傾斜面に形成した圧縮エヤ−導管を挿入装着
し、かつ本体前側に噴射ノズルを嵌合装着した基本構成
の投射材混合噴射装置にあって、前記投射材供給筒の側
部に２次エヤ−吸引口を開口させ、前記投射材供給筒の
下端に接する本体部分に、先に進むにしたがって本体内
面に近づく傾斜切り口を穿ち、前記噴射ノズルの後端
を、先に進むにしたがって噴射ノズル内面に近づく傾斜
面に形成したことを特徴とする。
めに本発明における投射材混合噴射装置は、本体の上部
に、投射材供給筒を立設すると共に本体後側に、その先
端を先細り傾斜面に形成した圧縮エヤ−導管を挿入装着
し、かつ本体前側に噴射ノズルを嵌合装着した基本構成
の投射材混合噴射装置にあって、前記投射材供給筒の側
部に２次エヤ−吸引口を開口させ、前記投射材供給筒の
下端に接する本体部分に、先に進むにしたがって本体内
面に近づく傾斜切り口を穿ち、前記噴射ノズルの後端
を、先に進むにしたがって噴射ノズル内面に近づく傾斜
面に形成したことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図１において本体１の上部に
は、その上位部が下位部より細径にされた投射材供給筒
２が立設連通されており、該投射材供給筒２上端に設け
られた投射材供給口２Ａには、図示されない投射材タン
クが連通されている。また本体１の後側には、その先端
を先細り傾斜面３Ａに形成した圧縮エヤ−導管３が挿入
装着されて設けられている。さらに本体１の前側には、
先端に噴射孔４Ｂを設けた噴射ノズル４が嵌合挿入され
て装着されている。以上の構成が投射材混合噴射装置の
基本構成になっている。
基づいて詳しく説明する。図１において本体１の上部に
は、その上位部が下位部より細径にされた投射材供給筒
２が立設連通されており、該投射材供給筒２上端に設け
られた投射材供給口２Ａには、図示されない投射材タン
クが連通されている。また本体１の後側には、その先端
を先細り傾斜面３Ａに形成した圧縮エヤ−導管３が挿入
装着されて設けられている。さらに本体１の前側には、
先端に噴射孔４Ｂを設けた噴射ノズル４が嵌合挿入され
て装着されている。以上の構成が投射材混合噴射装置の
基本構成になっている。
【０００６】上記基本構成の投射材混合噴射装置にあっ
て、前記投射材供給筒２の下位側部には、２次エヤ−吸
引口２Ｂが、先に進むにしたがって投射材供給筒２内面
に近づくように傾斜されて開口され、前記投射材供給筒
２の下端に接する本体１部分には、先に進むにしたがっ
て本体１内面に近づく傾斜切り口１Ａが穿設されてい
る。さらに前記噴射ノズル４の後端は、先に進むにした
がって噴射ノズル４内面に近づく傾斜面４Ａに形成され
ている。なお前記２次エヤ−吸引口２Ｂは、必ずしも上
記のように傾斜させて開口させなければならないもので
はないが、傾斜させて開口させるほうが大気を効率よく
吸引導入することができるため好ましい。
て、前記投射材供給筒２の下位側部には、２次エヤ−吸
引口２Ｂが、先に進むにしたがって投射材供給筒２内面
に近づくように傾斜されて開口され、前記投射材供給筒
２の下端に接する本体１部分には、先に進むにしたがっ
て本体１内面に近づく傾斜切り口１Ａが穿設されてい
る。さらに前記噴射ノズル４の後端は、先に進むにした
がって噴射ノズル４内面に近づく傾斜面４Ａに形成され
ている。なお前記２次エヤ−吸引口２Ｂは、必ずしも上
記のように傾斜させて開口させなければならないもので
はないが、傾斜させて開口させるほうが大気を効率よく
吸引導入することができるため好ましい。
【０００７】このように構成されたものは、圧縮エヤ−
導管３から噴射ノズル４に向かって圧縮エヤ−が噴射さ
れるとエヤ−噴出口３Ｂの近辺で負圧が発生し、その負
圧により２次エヤ−吸引口２Ｂから大気が吸引導入され
る。これと同時に投射材が図示されない投射材タンクか
ら投射材供給口２Ａを介して自然落下方式により落下さ
れて、２次エヤ−吸引口２Ｂ近辺で発生している２次エ
ヤ−の流れに乗せられる。この段階で投射材は２次エヤ
−と、ほぼ均一に予備混合される。
導管３から噴射ノズル４に向かって圧縮エヤ−が噴射さ
れるとエヤ−噴出口３Ｂの近辺で負圧が発生し、その負
圧により２次エヤ−吸引口２Ｂから大気が吸引導入され
る。これと同時に投射材が図示されない投射材タンクか
ら投射材供給口２Ａを介して自然落下方式により落下さ
れて、２次エヤ−吸引口２Ｂ近辺で発生している２次エ
ヤ−の流れに乗せられる。この段階で投射材は２次エヤ
−と、ほぼ均一に予備混合される。
【０００８】そして、２次エヤ−と予備混合された投射
材は、図１中矢印のように２次エヤ−の気流に乗って前
記圧縮エヤ−導管３のエヤ−噴出口３Ｂ及び噴射ノズル
４後端の傾斜面４Ａの近辺に流されて、その後、エヤ−
噴出口３Ｂから噴出される圧縮エヤ−により、さらに均
一に混合されると共に加速されて噴射ノズル４を通って
噴射孔４Ｂから噴射される。
材は、図１中矢印のように２次エヤ−の気流に乗って前
記圧縮エヤ−導管３のエヤ−噴出口３Ｂ及び噴射ノズル
４後端の傾斜面４Ａの近辺に流されて、その後、エヤ−
噴出口３Ｂから噴出される圧縮エヤ−により、さらに均
一に混合されると共に加速されて噴射ノズル４を通って
噴射孔４Ｂから噴射される。
【０００９】なお前記本体１の傾斜切り口１Ａ、圧縮エ
ヤ−導管３先端の先細り傾斜面３Ａ並びに噴射ノズル４
後端の傾斜面４Ａの傾斜角度を、水平に対して２５〜４
５度にすると、２次エヤ−の流れの乱れを少なくするこ
とができるため好ましい。
ヤ−導管３先端の先細り傾斜面３Ａ並びに噴射ノズル４
後端の傾斜面４Ａの傾斜角度を、水平に対して２５〜４
５度にすると、２次エヤ−の流れの乱れを少なくするこ
とができるため好ましい。
【００１０】また２次エヤ−吸引口２Ｂから大気を十分
に、かつ効率よく吸引導入するためには、前記圧縮エヤ
−導管３のエヤ−噴出口３Ｂの開口面積と２次エヤ−吸
引口２Ｂの開口面積との比を１：１．５〜１：５にする
ことが好ましい。さらに前記２次エヤ−吸引口２Ｂの開
口面積と投射材供給口２Ａの開口面積との比を１：０．
５以下にすることが好ましい。加えて前記噴射ノズル４
の噴射孔４Ｂの開口面積を前記２次エヤ−吸引口２Ｂの
開口面積以上にすることが好ましい。
に、かつ効率よく吸引導入するためには、前記圧縮エヤ
−導管３のエヤ−噴出口３Ｂの開口面積と２次エヤ−吸
引口２Ｂの開口面積との比を１：１．５〜１：５にする
ことが好ましい。さらに前記２次エヤ−吸引口２Ｂの開
口面積と投射材供給口２Ａの開口面積との比を１：０．
５以下にすることが好ましい。加えて前記噴射ノズル４
の噴射孔４Ｂの開口面積を前記２次エヤ−吸引口２Ｂの
開口面積以上にすることが好ましい。
【００１１】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、本体の上部に、投射材供給筒を立設すると共に本体
後側に、その先端を先細り傾斜面に形成した圧縮エヤ−
導管を挿入装着し、かつ本体前側に噴射ノズルを嵌合装
着した基本構成の投射材混合噴射装置にあって、前記投
射材供給筒の側部に２次エヤ−吸引口を開口させ、前記
投射材供給筒の下端に接する本体部分に、先に進むにし
たがって本体内面に近づく傾斜切り口を穿ち、前記噴射
ノズルの後端を、先に進むにしたがって噴射ノズル内面
に近づく傾斜面に形成したから、投射材供給側に吸引圧
力をかけることなく、２次エヤ−吸引口から大気を十分
に、かつ効率よく吸引導入できるため、エヤ−重量に対
する投射材重量を容易にコントロ−ルすることができ
る。また装置構造を簡単に、かつ摩耗交換部品の点数を
少なくすることができる等優れた効果を奏する。
に、本体の上部に、投射材供給筒を立設すると共に本体
後側に、その先端を先細り傾斜面に形成した圧縮エヤ−
導管を挿入装着し、かつ本体前側に噴射ノズルを嵌合装
着した基本構成の投射材混合噴射装置にあって、前記投
射材供給筒の側部に２次エヤ−吸引口を開口させ、前記
投射材供給筒の下端に接する本体部分に、先に進むにし
たがって本体内面に近づく傾斜切り口を穿ち、前記噴射
ノズルの後端を、先に進むにしたがって噴射ノズル内面
に近づく傾斜面に形成したから、投射材供給側に吸引圧
力をかけることなく、２次エヤ−吸引口から大気を十分
に、かつ効率よく吸引導入できるため、エヤ−重量に対
する投射材重量を容易にコントロ−ルすることができ
る。また装置構造を簡単に、かつ摩耗交換部品の点数を
少なくすることができる等優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施例を示す縦断面図である。
１ 本体 １Ａ 傾斜切り口 ２ 投射材供給筒 ２Ａ 投射材供給口 ２Ｂ ２次エヤ−吸引口 ３ 圧縮エヤ−導管 ３Ａ 先細り傾斜面 ３Ｂ エヤ−噴出口 ４ 噴射ノズル ４Ａ 傾斜面 ４Ｂ 噴射孔
Claims (6)
- 【請求項１】 本体１の上部に、投射材供給筒２を立設
すると共に本体１後側に、その先端を先細り傾斜面３Ａ
に形成した圧縮エヤ−導管３を挿入装着し、かつ本体１
前側に噴射ノズル４を嵌合装着した基本構成の投射材混
合噴射装置にあって、前記投射材供給筒２の側部に２次
エヤ−吸引口２Ｂを開口させ、前記投射材供給筒２の下
端に接する本体１部分に、先に進むにしたがって本体１
内面に近づく傾斜切り口１Ａを穿ち、前記噴射ノズル４
の後端を、先に進むにしたがって噴射ノズル４内面に近
づく傾斜面４Ａに形成したことを特徴とする投射材混合
噴射装置。 - 【請求項２】 前記２次エヤ−吸引口２Ｂを、先に進む
にしたがって投射材供給筒２内面に近づくように傾斜さ
せて開口させたことを特徴とする請求項１記載の投射材
混合噴射装置。 - 【請求項３】 前記本体１の傾斜切り口１Ａ、圧縮エヤ
−導管３先端の先細り傾斜面３Ａ並びに噴射ノズル４後
端の傾斜面４Ａの傾斜角度を水平に対して２５〜４５度
にしたことを特徴とする請求項１又は２のいずれかに記
載の投射材混合噴射装置。 - 【請求項４】 前記圧縮エヤ−導管３のエヤ−噴出口３
Ｂの開口面積と２次エヤ−吸引口２Ｂの開口面積との比
を１：１．５〜１：５にしたことを特徴とする請求項１
乃至３のいずれかに記載の投射材混合噴射装置。 - 【請求項５】 前記２次エヤ−吸引口２Ｂの開口面積と
投射材供給口２Ａの開口面積との比を１：０．５以下に
したことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載
の投射材混合噴射装置。 - 【請求項６】 前記噴射ノズル４の噴射孔４Ｂの開口面
積を前記２次エヤ−吸引口２Ｂの開口面積以上にしたこ
とを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載の投射
材混合噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383893A JP2002187069A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 投射材混合噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000383893A JP2002187069A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 投射材混合噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002187069A true JP2002187069A (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=18851464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000383893A Pending JP2002187069A (ja) | 2000-12-18 | 2000-12-18 | 投射材混合噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002187069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006192559A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-27 | Kamei Tekkosho:Kk | 砥粒発射装置 |
-
2000
- 2000-12-18 JP JP2000383893A patent/JP2002187069A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006192559A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-27 | Kamei Tekkosho:Kk | 砥粒発射装置 |
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