JP2002185957A - 周囲の視覚的特徴検出方法、半周撮影機及び移動体の周囲監視システム - Google Patents

周囲の視覚的特徴検出方法、半周撮影機及び移動体の周囲監視システム

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JP2002185957A
JP2002185957A JP2000378184A JP2000378184A JP2002185957A JP 2002185957 A JP2002185957 A JP 2002185957A JP 2000378184 A JP2000378184 A JP 2000378184A JP 2000378184 A JP2000378184 A JP 2000378184A JP 2002185957 A JP2002185957 A JP 2002185957A
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circle
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Shinji Oki
信二 大木
Makoto Kimura
真琴 木村
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Nippon LSI Card Co Ltd
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Nippon LSI Card Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要な映像を得ることがなく、また、映像の
位置関係を把握し易い周囲の視覚的特徴検出方法の提
供。 【解決手段】 曲線で構成される凸面鏡3a上に映る影
像を撮影機で撮影し、撮影した影像に基づき、凸面鏡3
aの周囲の視覚的特徴を検出する周囲の視覚的特徴検出
方法。凸面鏡3a及び撮影機の組1aを複数配置し、複
数の組1aが撮影すべき影像のそれぞれ略半周分αに基
づき、複数の凸面鏡3aの周囲の視覚的特徴を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲線で構成される
凸面鏡上に映る影像を撮影機で撮影し、撮影した影像に
基づき、周囲の視覚的特徴を検出する周囲の視覚的特徴
検出方法、凸面鏡の周囲の略半分を撮影する半周撮影
機、及びこの半周撮影機を用いて移動体の周囲を監視す
る移動体の周囲監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10(a)は、本出願人等が特願20
00−280395号において提案してある位置検出装
置に使用される全方位撮影器の概略構成を示す縦断面図
である。この全方位撮影器1は、ガラスまたはプラスチ
ック材で構成される透明な筒体2の一方の端部に、回転
対称形状を有する半球面状の凸面鏡3が取付けられてい
る。この凸面鏡3は真鍮などを成形加工したものが使用
され、その表面は鏡面仕上げがなされている。筒体2の
他方の端部は、光透過用の窓孔50を有する連結部材5
1を介して受光部4に接続されている。
【0003】受光部4は、一端が連結部材51に連結さ
れた有低中空円筒状の筐体内に固定されたレンズ5と、
レンズ5の焦点付近に取り付けられ、CCD素子からな
る受光画像素子6とを有する。凸面鏡3の頂部と対向す
る位置に受光部4が配置された態様で、筒体2と受光部
4とが連結部材51を介して連結されている。レンズ5
の光軸は、凸面鏡3の軸線(回転対称体の回転軸)に一
致する。筒体2の側壁を介して入射されて凸面鏡3で反
射された光が、レンズ5で集束されて受光画像素子6に
結像される。
【0004】また、凸面鏡3の軸線延長上をレンズ5側
に向けて所定の長さだけ先端側を突出させて、線状体3
0が凸面鏡3に嵌入固定されている。筒体2内では、そ
の内面反射光が凸面鏡3にて受光部4のレンズ5に集光
されて受光画像素子6に結像し、取得画像の精度が低下
する可能性があるので、これを防止する為に、つまり、
不要な反射光が受光部4側に導かれないように、この線
状体30を設けている。筒体2の内面で反射して凸面鏡
3に達するような光は、その内面で反射する前に必ず凸
面鏡3の軸線延長上を横切ることになる為、その位置に
線状体30を設けておくことにより、内面反射されて凸
面鏡3に達するような光を全てこの線状体30で遮るこ
とが出来、取得画像の精度の向上を図ることが出来る。
【0005】このような構成により、全方位撮影器1
は、周囲からの光を凸面鏡3にて下方に反射させ、窓孔
50,レンズ5を介して受光画像素子6に結像させて、
例えば図10(b)に示すような、レンズ5の光軸を中
心(線状体30により黒い点となる)とした全方位(3
60°)の画像を取得する。上述したような全方位撮影
器1を使用して、図11(a)に示すように、全方位撮
影器1を車両の前後のバンパー111a,111bに、
図11(b)に示すように埋め込み、それぞれ前方のみ
及び後方のみの映像を得て、車両の周囲の視覚的特徴を
検出する車両用モニタや、図11(c)に示すように、
全方位撮影器1を建物の壁に埋め込み、壁の前方180
°の映像を得る監視システムが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、全方位撮影器1をバンパーや壁に埋め込んで使用す
る場合、図10(b)に示すように得られる映像の略半
分は、バンパーや壁の内側の映像であって不要であり、
また、映像全体が円形であると、映像の位置関係を把握
し難いという問題がある。本発明は、上述したような事
情に鑑みてなされたものであり、第1発明では、不要な
映像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握し
易い周囲の視覚的特徴検出方法を提供することを目的と
する。
【0007】第2、3発明では、不要な映像を得ること
がなく、また、映像の位置関係を把握し易い半周撮影機
を提供することを目的とする。第4発明では、不要な映
像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握し易
い、移動体の周囲監視システムを提供することを目的と
する。第5発明では、第2、3発明に係る半周撮影機を
備え、移動体の周囲の状況を把握し易い、移動体の周囲
監視システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る周囲の視
覚的特徴検出方法は、曲線で構成される凸面鏡上に映る
影像を撮影機で撮影し、撮影した影像に基づき、前記凸
面鏡の周囲の視覚的特徴を検出する周囲の視覚的特徴検
出方法において、前記凸面鏡及び撮影機の組を複数配置
し、該複数の組が撮影すべき影像のそれぞれ略半周分に
基づき、複数の前記凸面鏡の周囲の視覚的特徴を検出す
ることを特徴する。
【0009】第2発明に係る半周撮影機は、曲線で構成
される凸面鏡と、該凸面鏡上に映る影像を撮影すべく配
置された撮影機と、該撮影機が撮影すべき前記凸面鏡の
全周分の影像の略半周分を撮影不能とする手段とを備
え、前記凸面鏡の周囲の略半分を撮影すべくなしてある
ことを特徴とする。
【0010】この半周撮影機では、凸面鏡が曲線で構成
され、撮影機が凸面鏡上に映る影像を撮影すべく配置さ
れ、撮影不能とする手段が、撮影機が撮影すべき凸面鏡
の全周分の影像の略半周分を撮影不能とし、凸面鏡の周
囲の略半分を撮影するように構成されているので、不要
な映像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握
し易い半周撮影機を実現することが出来る。
【0011】この半周撮影機では、撮影機が撮影すべき
凸面鏡の全周分の影像の略半周分を撮影不能とする手段
は、図8(a)に示すように、凸面鏡3aの、不要な映
像側である略半周分を、光が反射しないようにマスキン
グしたり、また、図8(b)に示すように、凸面鏡3b
の、不要な映像側である略半周分を除去したり、また、
図8(d)に示すように、撮影機の受光画像素子6a
の、不要な映像側である略半分を使用しないようにした
り、また、図8(e)に示すように、撮影機が、凸面鏡
3の、必要な映像側である略半周分のみを撮影するよう
にしている。これにより、図10(b)に示すような全
方位(360°)の画像に対して、図9に示すような略
半周(略180°)の画像を得ることが出来る。
【0012】第3発明に係る半周撮影機は、透明部材か
らなる円筒を更に備え、該円筒の一方の端部に前記凸面
鏡を、該円筒の他方の端部に前記撮影機をそれぞれ配置
して、前記凸面鏡及び撮影機を支持すべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0013】この半周撮影機では、透明部材からなる円
筒を更に備え、円筒の一方の端部に凸面鏡を、円筒の他
方の端部に撮影機をそれぞれ配置して、凸面鏡及び撮影
機を支持するように構成してあるので、不要な映像を得
ることがなく、また、映像の位置関係を把握し易いと共
に、円筒により凸面鏡及び撮影機を塵埃から保護するこ
とができる。
【0014】この半周撮影機では、撮影機が撮影すべき
影像の略半周分を撮影不能とする手段は、上述した図8
(a)、(b)、(d)、(e)に示す手段の他、図8
(c)に示すように、円筒2aの内側面の不要な映像側
である略半周分を、光が反射しないように、又は光が透
過しないようにマスキングすることも可能であり、これ
により、図10(b)に示すような全方位(360°)
の画像に対して、図9に示すような略半周(略180
°)の画像を得ることが出来る。
【0015】第4発明に係る移動体の周囲監視システム
は、請求項2又は3に記載され、移動体の周囲を撮影す
べき1又は複数の半周撮影機と、該半周撮影機が撮影し
た影像を表示する表示装置と、前記影像の前記移動体と
の位置関係に基づき、前記影像を前記表示装置上に配置
する手段とを備え、前記表示装置は、該手段が配置した
影像を表示し、前記移動体の周囲を監視すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0016】第1発明に係る周囲の視覚的特徴検出方法
及び第4発明に係る移動体の周囲監視システムでは、請
求項2又は3に記載された1又は複数の半周撮影機が移
動体の周囲を撮影し、表示装置が、半周撮影機が撮影し
た影像を表示する。配置する手段が、影像の移動体との
位置関係に基づき、影像を表示装置上に配置し、表示装
置は、配置する手段が配置した影像を表示し、移動体の
周囲を監視するように構成してある。これにより、不要
な映像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握
し易い、移動体の周囲監視システムを実現することが出
来る。
【0017】第5発明に係る移動体の周囲監視システム
は、請求項2又は3に記載され、移動体の周囲を撮影す
べき1又は複数の半周撮影機と、前記移動体の周囲の状
況を示す、該移動体を含む3次元的画像を、前記半周撮
影機が撮影した影像に基づき作成する手段と、該手段が
作成した画像を表示する表示装置とを備え、前記移動体
の周囲を監視すべくなしてあることを特徴とする。
【0018】この移動体の周囲監視システムでは、請求
項2又は3に記載された1又は複数の半周撮影機が移動
体の周囲を撮影し、作成する手段が、移動体の周囲の状
況を示す、移動体を含む3次元的画像を、半周撮影機が
撮影した影像に基づき作成する。表示装置は、作成する
手段が作成した画像を表示し、移動体の周囲を監視する
ように構成してある。これにより、第2、3発明に係る
半周撮影機を備え、移動体の周囲の状況を把握し易い、
移動体の周囲監視システムを実現することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1(a)は、本発明に係る半周撮影機
の実施の形態の概略構成を示す縦断面図である。この半
周撮影機1aは、ガラスまたはプラスチック材で構成さ
れる透明な筒体2の一方の端部に、回転対称形状を有す
る半球面状の凸面鏡3aが取付けられている。この凸面
鏡3aは真鍮などを成形加工したものが使用され、その
表面は鏡面仕上げがなされている。筒体2の他方の端部
は、光透過用の窓孔50を有する連結部材51を介して
受光部4に接続されている。
【0020】受光部4は、一端が連結部材51に連結さ
れた有底中空円筒状の筐体内に固定されたレンズ5と、
レンズ5の焦点付近に取り付けられ、CCD素子からな
る受光画像素子6とを有する。凸面鏡3aの頂部と対向
する位置に受光部4が配置された態様で、筒体2と受光
部4とが連結部材51を介して連結されている。レンズ
5の光軸は、凸面鏡3aの軸線(回転対称体の回転軸)
に一致する。筒体2の側壁を介して入射され凸面鏡3a
で反射された光が、レンズ5で集束されて受光画像素子
6に結像される。
【0021】凸面鏡3aは、凸面鏡3aを下から見た図
1(b)の拡大平面図に示すように、中心角において1
80°より若干狭い範囲βを、光が反射しないようにマ
スキングしてあり、これにより、凸面鏡3aは、マスキ
ングしていない、中心角において180°より若干広い
範囲αでのみ光を反射する。
【0022】このような構成により、例えば、図10
(b)に示すような全方位(360°)の画像に対し
て、図9に示すような、不要な画像を含まない略半周
(略180°)の画像を得ることが出来る。
【0023】尚、この実施の形態では、凸面鏡3aの形
状を半球面状としたが、円錐面状、放物面状であっても
良く、その形状は2次曲線面状であることが好ましい。
また、上述したように、凸面鏡3aの略半周分を、光が
反射しないようにマスキングする他、図8(b)に示す
ように、凸面鏡3bの略半周分を除去したり、図8
(c)に示すように、円筒2aの内側面の略半周分を、
光が反射しないように、又は光が透過しないようにマス
キングしたり、図8(d)に示すように、撮影機の受光
画像素子6aの略半分を使用しないようにしたり、図8
(e)に示すように、撮影機が、凸面鏡3の、必要な映
像側である略半周分のみを撮影するようにしても良い。
また、塵埃が少ない環境で使用する場合は、凸面鏡3a
及び頂受光部4を固定することが出来るなら、筒体2は
必ずしも必要でない。
【0024】実施の形態2.図2は、本発明に係る周囲
の視覚的特徴検出方法及び移動体の周囲監視システムの
実施の形態の要部構成を示すブロック図である。この移
動体の周囲監視システムは、実施の形態1で説明した半
周撮影機1aを4台と、半周撮影機1aがそれぞれ撮影
した影像を与えられる画像処理部7と、画像処理部7内
のROM8及びRAM9と、画像処理部7が処理した画
像を表示するディスプレイ装置10(表示装置)とを備
えている。各半周撮影機1aは、移動体の外周部に設け
られ、画像処理部7及びディスプレイ装置10は、移動
体が人が乗って運転するものであれば、移動体内に設置
される。
【0025】画像処理部7は、CPUを有しており、R
OM8に格納されたコンピュータプログラムに従って、
各半周撮影機1aから与えられた影像に基づき、移動体
の周囲の状況を示す、移動体を含む3次元的画像を作成
する。RAM9は、SRAMまたはフラッシュメモリ等
で構成され、コンピュータプログラムの実行時に発生す
る一時的なデータを記憶する。
【0026】移動体が車両である場合、各半周撮影機1
aの設置場所は、図3(a)に示すように、その車幅及
び車長に対して、それぞれの略中間点とし、図3(b)
に示すように、その車高に対して、それぞれ道路面に近
い部位として、具体的には、前部バンパーの前面中央
部、後部バンパーの後面中央部、左右側面の下部中央と
する。半周撮影機1aを道路面に近い部位に取り付ける
ことにより、道路面の状況を示す影像を得ることが出
来、車両と道路面との関係を把握し易くなる。各半周撮
影機1aは、光が反射しないようにマスキングされた側
を、移動体である車両側にして取り付け、上下方向の視
野は、図3(b)に示す程度とする。これにより、図3
(a)に示す各半周撮影機1aの視野の交点gで結ばれ
る領域の外側の3次元的な構造を、各半周撮影機1aか
ら得られる影像をプログラム処理することにより認識す
ることが出来る。
【0027】以下に、このような構成の移動体の周囲監
視システムの動作を、それを示す図4のフローチャート
を参照しながら説明する。移動体の周囲監視システムの
画像処理部7は、先ず、各半周撮影機1aの受光画像素
子6からそれぞれ影像信号をA/D(アナログ/ディジ
タル)変換して取込む(S2)。画像処理部7は、次
に、取込んだ影像信号に基づき、移動体である車両の周
囲の状況を示す俯瞰的な画像を作成する(S4)。
【0028】このとき、画像処理部7は、図5に示すよ
うに、例えば道路上の白線13、道路脇の壁12、壁1
2下部の段差14等の表面上の各点a〜fの高さを、移
動体である車両11の側面下部に設置された半周撮影機
1aの凸面鏡3a上の各点a〜fを通る円上で検知し、
影像内の特徴的な線を抽出し、抽出した円状の曲線を直
線状に変換する。
【0029】画像処理部7は、次に、移動体である車両
11の外形を表す枠組画像を、作成した俯瞰的な画像
(S4)に付加する(S6)。外形を表す枠組画像は、
各半周撮影機1aの設置位置から定められ、予め、RO
M8に記憶しておく。画像処理部7は、次に、移動体で
ある車両11の外形を表す枠組画像を付加した(S
6)、車両の周囲の状況を示す俯瞰的な画像(S4)
を、ディスプレイ装置10に表示した(S8)後、受光
画像素子6からそれぞれ次の影像信号をA/D変換して
取込む(S2)。
【0030】ディスプレイ装置10は、図5に示すよう
に、車両11の外形を表す枠組と、その車両(枠組)の
前後左右の状況を示す、線で描かれた俯瞰的な画像(図
示せず)とを表示する。以上のようにすることにより、
図6(a)に示すような、車両11の直前及び直後の真
下にあり、運転者から見えない位置にある溝15や渉外
物を、運転者が認識することが出来、運転者は脱輪や接
触を起こさないように運転することが出来る。
【0031】また、図6(b)に示すような、車両11
を左右折するときに、運転者から見えない位置にある渉
外物14,16を、運転者が認識することが出来、運転
者は接触を起こさないように運転することが出来る。ま
た、図6(c)に示すような、運転者が直接見ることが
出来ない、路側帯や中央分離帯の白線(黄線)17と車
両11との位置関係を、運転者が認識することが出来
る。また、超音波センサ等による検出ではなく、画像に
よる表示であるので、図6(d)に示すように、道路上
に描かれた白線(黄線)17、横断歩道、停止位置等を
運転者が認識することが出来、受光画像素子6、画像処
理部7及びディスプレイ装置10がカラー処理可能であ
れば、白線/黄線の色分けも認識することが出来るの
で、追越禁止であるか否かの判断も可能である。
【0032】実施の形態3.図7は、本発明に係る周囲
の視覚的特徴検出方法及び移動体の周囲監視システムの
実施の形態を模式的に説明する為の説明図である。この
移動体の周囲監視システムは、図7(a)に示すよう
に、移動体である車両11の、運転者Mから見ることが
出来ない範囲である後部及び斜め後部の道路面に近い部
位に、実施の形態1で説明した半周撮影機1aを3台取
り付けてある。
【0033】この移動体の周囲監視システムの要部構成
は、実施の形態2で説明した図2の移動体の周囲監視シ
ステムの要部構成と同様であるので説明を省略する。図
7(a)には図示しない画像処理部7が、各半周撮影機
1aが撮影した例えば図7(c)に示すような影像A,
B,Cを画像処理して、車両11内の運転者Mから見易
い位置に設置されたディスプレイ装置10に表示する。
【0034】画像処理部7は、影像A,B,Cを画像処
理するときは、図7(b)に示すように、運転者Mが、
車両11内のX〜X´,Y〜Y´の任意の位置から後方
を見る構図、又は任意の位置にバックミラーを取付けて
見る構図になるように、影像A,B,Cをディスプレイ
装置10の画面上に配置する。これにより、運転者は、
見ることが出来ない車両の後部及び斜め後部の道路面に
近い周囲の影像を、それぞれの位置関係と共に認識する
ことが出来る。
【0035】
【発明の効果】第1発明に係る周囲の視覚的特徴検出方
法によれば、不要な映像を得ることがなく、また、映像
の位置関係を把握し易い、周囲の視覚的特徴検出方法を
実現することが出来る。
【0036】第2発明に係る半周撮影機によれば、不要
な映像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握
し易い半周撮影機を実現することが出来る。
【0037】第3発明に係る半周撮影機によれば、不要
な映像を得ることがなく、また、映像の位置関係を把握
し易いと共に、円筒により凸面鏡及び撮影機を塵埃から
保護することができる。
【0038】第4発明に係る移動体の周囲監視システム
によれば、不要な映像を得ることがなく、また、映像の
位置関係を把握し易い、移動体の周囲監視システムを実
現することが出来る。
【0039】第5発明に係る移動体の周囲監視システム
によれば、第2、3発明に係る半周撮影機を備え、移動
体の周囲の状況を把握し易い、移動体の周囲監視システ
ムを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半周撮影機の実施の形態の概略構
成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る周囲の視覚的特徴検出方法及び移
動体の周囲監視システムの実施の形態の要部構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明に係る周囲の視覚的特徴検出方法及び移
動体の周囲監視システムの実施の形態における、半周撮
影機の取付け位置を説明する為の説明図である。
【図4】本発明に係る移動体の周囲監視システムの動作
を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る移動体の周囲監視システムの動作
を模式的に説明する為の説明図である。
【図6】本発明に係る移動体の周囲監視システムの動作
を模式的に説明する為の説明図である。
【図7】本発明に係る周囲の視覚的特徴検出方法及び移
動体の周囲監視システムの実施の形態を模式的に説明す
る為の説明図である。
【図8】本発明に係る半周撮影機の概略構成を示す説明
図である。
【図9】本発明に係る半周撮影機の影像の例を示す説明
図である。
【図10】全方位撮影器を説明する為の説明図である。
【図11】全方位撮影器の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a 半周撮影機 2,2a 筒体 3a,3b 凸面鏡 4 受光部 5 レンズ 6,6a 受光画像素子 7 画像処理部 8 ROM 9 RAM 10 ディスプレイ装置(表示装置) 11 車両(移動体) 50 窓孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 11/00 G01B 11/00 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲線で構成される凸面鏡上に映る影像を
    撮影機で撮影し、撮影した影像に基づき、前記凸面鏡の
    周囲の視覚的特徴を検出する周囲の視覚的特徴検出方法
    において、 前記凸面鏡及び撮影機の組を複数配置し、該複数の組が
    撮影すべき影像のそれぞれ略半周分に基づき、複数の前
    記凸面鏡の周囲の視覚的特徴を検出することを特徴する
    周囲の視覚的特徴検出方法。
  2. 【請求項2】 曲線で構成される凸面鏡と、該凸面鏡上
    に映る影像を撮影すべく配置された撮影機と、該撮影機
    が撮影すべき前記凸面鏡の全周分の影像の略半周分を撮
    影不能とする手段とを備え、前記凸面鏡の周囲の略半分
    を撮影すべくなしてあることを特徴とする半周撮影機。
  3. 【請求項3】 透明部材からなる円筒を更に備え、該円
    筒の一方の端部に前記凸面鏡を、該円筒の他方の端部に
    前記撮影機をそれぞれ配置して、前記凸面鏡及び撮影機
    を支持すべくなしてある請求項2記載の半周撮影機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載され、移動体の周
    囲を撮影すべき1又は複数の半周撮影機と、該半周撮影
    機が撮影した影像を表示する表示装置と、前記影像の前
    記移動体との位置関係に基づき、前記影像を前記表示装
    置上に配置する手段とを備え、前記表示装置は、該手段
    が配置した影像を表示し、前記移動体の周囲を監視すべ
    くなしてあることを特徴とする移動体の周囲監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3に記載され、移動体の周
    囲を撮影すべき1又は複数の半周撮影機と、前記移動体
    の周囲の状況を示す、該移動体を含む3次元的画像を、
    前記半周撮影機が撮影した影像に基づき作成する手段
    と、該手段が作成した画像を表示する表示装置とを備
    え、前記移動体の周囲を監視すべくなしてあることを特
    徴とする移動体の周囲監視システム。
JP2000378184A 2000-12-12 2000-12-12 周囲の視覚的特徴検出方法、半周撮影機及び移動体の周囲監視システム Pending JP2002185957A (ja)

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