JPS60231193A - 車載用視界モニタシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、サーモフラフィによる現像装置を利用した車
載視界モニタシステムに関する。

従来技術 従来、物体表面からの赤外放射量を測定してその物体の
表面温度に応じたサーモグラフィによる２次元画像を画
面に映し出すことができる赤外ビジコンカメラが開発さ
れているが、普通のビデオカメラと異なってその得られ
る画像の解像度が悪いものどなり、対象の物体が予めわ
かっている場合以外、その画面に映し出された熱像が何
であるのかを直ちに理解することが困難なものになって
いる。

旦煎 本発明はこのような赤外ビジコンカメラなどのサーモグ
ラフィによる２次元画像の撮像装置を自動車などの走行
体に搭載させて夜間走行時または霧中走行時などにおけ
る視界を監視させるようにするとともに、その視界の監
視に！＆適どなるような画像処理をなして画面に映し出
された熱像が何であるのかを即座に判断させることがで
きるようにした車載用視界モニタシステムを提供するも
のである。

韮Ｉ（ 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について詳
述する。

本発明による車載用視界モニタシステムにあっては、第
１図および第２図にそれぞれ示すように、自動車に赤外
ビジコレカメラ１を搭載して前方視界のサーモグラフィ
による２次元画像を表示部２の画面上に映し出すように
する場合、外気温測定用の温度センサＳ１．車体表面温
度測定用の温度センサＳ２および路面温度測定用の温度
センサＳ３をそれぞれ車体の適宜箇所に取り付けて自軍
をとりまく周囲の温度分布状態を測定することができる
ようにし、それら各温度センサＳｌ、Ｓ２゜Ｓ３の検出
温度を画像処理部３に読み込み、そこで他車、歩行者、
路面などといった監視に必要な各種対象物の温度をそれ
ぞれ判定したうえで、赤外ビジコンカメラｌにより撮像
された画像中における各種対象物の熱像を種別ごとに強
調させて表示部２の画面上に映し出すことができるよう
にしたものである。画像処理部３は、具体的にはマイク
ロコンピュータによって構成される。

なお、ここでは監視に最低限必要な各種対象物の判定手
段として、温度センサＳ１による検出温度に一定の係数
を乗することにより歩行者の表面温度をわり出して歩行
者の判定を間接的になし、また温度センサＳ２による検
出温度に応じて他車の判定を、また温度センサＳ３によ
る検出温度に応じて路面の判定をそれぞれ直接的になす
ようにしている。具体的には、第３図に示すように、赤
外ビジコンカメラ１により撮像された画像における各水
平走査ラインごとの温度レベルに応じた画信号ＢＳを、
温度セン−！−５Ｌの検出出力にしたがってわり出され
た歩行者温度に応じた信号レベルＬＬ、温度センサＳ２
により検出された他車温度に応じた信号レベルＬ２およ
び温度センサＳ３により検出された路面温度に応じた信
号レベルＬ３によってそれぞれ弁別し、各信号レベルＬ
Ｌ、Ｌ２、Ｌ３上にある画信号から画像中における歩行
者、他車および路面の抽出を行なうようにしている。

なおその際、温度センサＳ１のみを設けて、その検出さ
れた外気温を基準温度としたうえで、それに各種監視対
象物に応じて設定された各定数をそれぞれ乗することに
より他車、歩行者、路面などの各温度をそれぞれ間接的
にわり出すようにしてもよい。また基準湿度に応じて演
算により各監視対象物の温度をわり出す代わりに、予め
基準となる各外気温度に応じた各監視対象物の温度をメ
モリに記憶させておき、温度センサＳ１により検出され
た外気温度にしたがってメモリから所定の各監視対象物
の温度を読み出すようなプログラム設定をなすようにす
ることもできる６さらに、温度センサによる検出温度に
よって基準温度を設定する代わりに、段階的に基準温度
を設定させることのできる手段を別途設け、そのときの
自動車の走行環境に応じて手動によりｇ　Ｉ（ｆＢ湿温
度適宜設定させるようにしてもよい、 また、対象物の種別ごとにおける熱像の具体的な強調手
段としては、例えば前述のように画像中からそれぞれ抽
出された歩行者、他車、路面ごとにカラー濃度を変化さ
せたり、または色を変えたりするようにすればよい。

第３図に、赤外ビジコンカメラ１により撮像された画像
Ａを本発明により画像処理したときの表示部２に映し出
される一例どしての画面Ｂを示している。

しかしてこのような本発明による車載用視界モニタシス
テムでは、赤外ビジコンカメラなどのようなサーモグラ
フィによる撮像装置により撮像された２次元画像を自動
車などの走行時における視界の監視に最適となるように
処理したうえで画面に映し出すようにしているため、夜
間や霧中における自動車走行時などにおける視界の監視
を行なわせる際、撮像装置によって得られた解像度の悪
い画像にあっても監視に必要な他車、歩行者、路面など
の各種対象物に容易かつ即座に認識させることができる
ようになる。

効果 以上、本発明による車載用視界モニタシステムにあって
は、サーモグラフィによる２次元画像の撮像装置を自動
車などの走行体に搭載させて夜間走行時または霧中走行
時などにおけろ視界を監視させる際、特にその視界の監
視に必要な対象物を判定してそれを強調させるような画
像処理をなすようにしたもので、自動車走行時などにお
ける視界の監視を容易かつ正確に行なわせることができ
るという優れた利点を有している５

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による車載用視界モニタシステムの一実
施例を示すブロック構成図、第２図は各実施例における
各構成部の自動車への装着状態の一例を示す図、第３図
は水平走査ラインごとにおける画信号の各監視対象物に
応したレベルによる弁別状態の一例を示す特性図、第４
図は撮像画像およびそれを本発明により処理したときの
画像をそれぞれ示す図である。 １・・・赤外ビジコンカメラ　２・・・表示部　３・・
画像処理部　Ｓｌ・・・外気温測定用温度センサ　Ｓ２
・・・車体表面温度測定用温度センサ　Ｓ３・・・路面
温度測定用温度センサ 出願人代理人　鳥井　清 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車外における視界の２次元画像を撮像するサーモグラフ
   ィによる撮像手段と、基準となる温度を設定する温度設
   定手段と、その設定された基準温度に応じて監視に必要
   な対象物の温度をそれぞれ判定したうえで、撮像された
   画像中における対象物の熱像を強調させる画像処理手段
   と、その処理された画像を映し出す表示手段とによって
   構成さ本発明は、サーモグラフィによる撮像装置を利用
   した車載用視界モニタシステムに関する。