JP2002185551A - パケット装置、媒体、および情報集合体 - Google Patents

パケット装置、媒体、および情報集合体

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JP2002185551A JP2000380994A JP2000380994A JP2002185551A JP 2002185551 A JP2002185551 A JP 2002185551A JP 2000380994 A JP2000380994 A JP 2000380994A JP 2000380994 A JP2000380994 A JP 2000380994A JP 2002185551 A JP2002185551 A JP 2002185551A
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修 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオフレーム周期を測定した後で送信タイ
ミングを決めるため、デジタル信号送信装置には、容量
の大きいデータ遅延メモリが必要であった。 【解決手段】 データ機器とデータバスとの間に設けら
れる、送信データに基づくパケットをデータバスに出力
するためのデジタル信号送信装置であって、すでに生成
された基準信号の全部または一部を利用して、新たに生
成される基準信号の分割を行うための分割基準幅を決定
するフレーム周期カウンタ回路3および除算回路4と、
パケットの出力に利用するための出力基準信号を分割基
準幅に基づいて生成する送信基準信号生成回路5と、出
力基準信号に基づいて、送信すべき送信データより出力
すべきパケットを生成して、データバスに出力するため
のパケット生成回路6とを備えたことを特徴とするデジ
タル信号送信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、デジタ
ル信号をP1394データバス上に出力するパケット装
置、媒体、および情報集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルVCR信号の、Isochro
nous通信を用いたP1394バス上への転送は、民
生用DVCRにおけるデジタルインターフェース仕様
で、伝送タイミングが規定されている。ビデオフレーム
信号が発生した時刻を1394がもつサイクルタイムレ
ジスタの値でサンプリングし、それにオフセット値を加
えて、SYTとして1フレームに1回送信する。SYT
は、送信機器と受信機器の同期を取るための情報を送る
のに使われる。
【0003】たとえばNTSC(National T
elevision SystemCommitte
e)信号では、デジタルVCR信号のデータは、DIF
blockと呼ばれる80バイトのブロックデータの並
びとして伝送される。より具体的には、6DIFblo
ckを1パケットとして、Isochronous通信
で125μsecごとにP1394バス上へ送出され、
1ビデオフレームのデータは、250のパケットでP1
394バス上を伝送される。このパケットを構成するデ
ータブロックn(n=0〜249)は、SYTから次の
SYTまでをフレーム分割値で250に分割したn番目
の時刻と、その時刻の450μsec前の時刻との間に
送信を開始し、送信を終了しなければならない。
【0004】よって、このような伝送タイミング規定を
満たすためには、より精度よくビデオフレーム周期を2
50分割することが求められる。
【0005】なお、上述したように、Isochron
ous通信においては、125μsecごとにP139
4バス上へのパケットの送出が行われるが、NTSCの
フレーム周波数は30Hzであるので、フレーム分割値
は、125μsecよりも大きい約133.3μsec
(=(1/30)sec/250)である。そのため、
パケット生成回路106は、ビデオフレームのデータを
有するパケットを生成して送出するタイミングではない
ときには、コンテンツを有しないエンプティパケットを
生成して挿入することにより、Isochronous
通信における伝送タイミング規定を守る。なお、エンプ
ティパケットの挿入は、1フレームあたり約16(=
(1/30)sec/125μsec−250)回行わ
れる。
【0006】ここで、従来のデジタル信号送信装置の構
成図である図5を参照しながら、従来のデジタル信号送
信装置の構成および動作について説明する。
【0007】デジタル信号送信装置は、偏差をもつビデ
オフレーム信号を出力するフレーム基準信号生成回路
1、および送信デジタルデータを出力するデジタルデー
タ生成回路2を有する送信側のデジタル機器と、P13
94データバスとの間に介装される。そして、デジタル
信号送信装置は、ビデオフレーム信号の周期を計測しフ
レーム周期と計測時のインクリメント値を出力するフレ
ーム周期カウンタ回路103と、フレーム周期を除算し
除算結果をフレーム分割値として出力する除算回路10
4と、インクリメント値がフレーム分割値の整数倍とな
る値で送信基準信号を生成しデジタルデータ生成回路2
に出力する送信基準信号生成回路105と、デジタルデ
ータ生成回路2から読み出された送信デジタルデータを
蓄積するための遅延メモリ107と、送信基準信号に基
づいて遅延メモリ107に蓄積されている送信デジタル
データからパケットを生成してP1394データバス上
に出力するパケット生成回路106とで構成されてい
る。
【0008】送信側デジタルVCRからのビデオフレー
ム信号が、送信デジタルデータのサンプリングタイミン
グに位相同期したクロックに位相同期した信号であり、
ビデオフレーム内クロック数が一定であった場合、デジ
タルインターフェース仕様における伝送タイミング規定
を満たすタイミングは、毎フレーム、クロック数におい
て一定である既定値となる。このようであれば、既定値
とビデオフレーム周期カウンタのインクリメント値との
一致を検出して送信基準信号を生成し、民生用DVCR
におけるデジタルインターフェース仕様で規定されてい
る伝送タイミングを得る。
【0009】ところが、送信側デジタルVCRからのビ
デオフレーム信号は、フレーム毎にクロック周波数にお
いて偏差を持ち、ビデオフレーム周期が多少変化する場
合がある。そこで、伝送タイミング規定を満たすタイミ
ングを生成するには、伝送タイミング生成までの1フレ
ーム周期間の送信デジタルデータは、遅延メモリ107
に蓄えられ、ビデオフレーム周期を計測後タイミングを
生成し、次のフレームでデータを送信する方法が用いら
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成においては、ビデオフレーム周期を測定した後
で送信タイミングを決めてデータを送信するため、容量
の大きいデータ遅延メモリが必要となるという課題があ
った。なお、フレーム周期遅延させることによるシステ
ム全体のタイミング管理に与える影響も大きい。
【0011】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、伝送タイミング規定を遅延メモリを用いずに精度
良く満たすことができるパケット装置、媒体、および情
報集合体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、所定のデータ単位に基づく基準信号を生成
する基準信号生成手段、および前記データ単位を複数含
む送信すべき送信データを生成する送信データ生成手段
を備えたデータ機器と、データバスとの間に設けられ
る、前記送信データに基づくパケットを前記データバス
に出力するためのパケット装置であって、すでに生成さ
れた前記基準信号の全部または一部を利用して、新たに
生成される前記基準信号の分割を行うための分割基準幅
を決定する分割基準幅決定手段と、前記パケットの出力
に利用するための出力基準信号を、前記決定された分割
基準幅に基づいて生成する出力基準信号生成手段と、前
記生成された出力基準信号に基づいて、前記生成された
送信すべき送信データを前記送信データ生成手段から入
力することにより、前記出力すべきパケットを生成し
て、前記データバスに出力するためのパケット生成手段
とを備えたことを特徴とするパケット装置である。
【0013】第二の本発明(請求項2に対応)は、最初
に生成される前記基準信号の分割を行うための分割基準
幅は、初期値として設定されていることを特徴とする第
一の本発明のパケット装置である。
【0014】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
所定のデータ単位はビデオフレームであり、前記分割基
準幅の決定は、前記基準信号の周期を所定値で除算して
得られた結果を利用して行われており、前記基準信号は
ビデオフレーム信号であることを特徴とする第一の本発
明のパケット装置である。
【0015】第四の本発明(請求項41に対応)は、前
記データはNTSC信号のデジタルデータであり、前記
所定値は250であることを特徴とする第三の本発明の
パケット装置である。
【0016】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
データはPAL信号のデジタルデータであり、前記所定
値は300であることを特徴とする第三の本発明のパケ
ット装置である。
【0017】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
所定のデータ単位はビデオトラックであり、前記分割基
準幅の決定は、前記基準信号の周期を所定値で除算して
得られた結果を利用して行われており、前記基準信号は
ビデオトラック信号であることを特徴とする第一の本発
明のパケット装置である。
【0018】第七の本発明(請求項7に対応)は、前記
所定値は25であることを特徴とする第六の本発明のパ
ケット装置である。
【0019】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
所定のデータ単位はビデオトラックであり、前記基準信
号はビデオトラック信号であり、前記ビデオトラック信
号を利用して、前記ビデオトラックの番号であるビデオ
トラック番号を検出するためのビデオトラック番号検出
手段と、前記検出されたビデオトラック番号を利用し
て、所定の基準に基づく複数のビデオトラックの比較を
行うビデオトラック比較手段とを備え、前記分割基準幅
の決定は、前記比較の結果を加味して行われることを特
徴とする第一の本発明のパケット装置である。
【0020】第九の本発明(請求項9に対応)は、前記
所定の基準に基づく複数のビデオトラックの比較とは、
同一の前記ビデオフレームにおける第1番目のビデオト
ラックと第2番目のビデオトラックとの比較であること
を特徴とする第八の本発明のパケット装置である。
【0021】第十の本発明(請求項10に対応)は、第
一から第九の何れかの本発明のパケット装置の全部また
は一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラムおよび/またはデータ
を担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能
なことを特徴とする媒体である。
【0022】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
第一から第九の何れかの本発明のパケット装置の全部ま
たは一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータ
により実行させるためのプログラムおよび/またはデー
タであることを特徴とする情報集合体である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。なお、本
願発明の特徴は、本発明の基準信号の周期を常に計測し
ておき、任意の基準信号の周期をその直前の基準信号の
周期に基づいて分割できるようにすることにより、該当
するデータ単位のパケットの送信タイミングの決定を効
率よく行う点にある。この点に関する詳しい説明は、本
実施の形態1、2の後半部で述べる。
【0024】(実施の形態1)はじめに、図1を参照し
ながら、本実施の形態1のデジタル信号送信装置の構成
について説明する。なお、図1は、本実施の形態のデジ
タル信号送信装置のブロック図である。
【0025】本実施の形態のデジタル信号送信装置は、
偏差をもつビデオフレーム信号を出力するフレーム基準
信号生成回路1、および送信デジタルデータを出力する
デジタルデータ生成回路2を有する送信側のデジタル機
器と、P1394データバスとの間に介装される。そし
て、デジタル信号送信装置は、ビデオフレーム信号の周
期を計測しフレーム周期と計測時のインクリメント値を
出力するフレーム周期カウンタ回路3と、フレーム周期
を除算し除算結果をフレーム分割値として出力する除算
回路4と、インクリメント値がフレーム分割値の整数倍
となる値で送信基準信号を生成しデジタルデータ生成回
路2に出力する送信基準信号生成回路5と、送信基準信
号に基づいてデジタルデータ生成回路2から送信デジタ
ルデータを読み出してパケットを生成しP1394デー
タバス上に出力するパケット生成回路6とで構成されて
いる。
【0026】なお、本実施の形態のデジタルVCRは本
発明のデータ機器に対応し、本実施の形態のデジタル信
号送信装置は本発明のパケット装置に対応する。また、
フレーム基準信号生成回路1は本発明の基準信号生成手
段に対応し、デジタルデータ生成回路2は本発明の送信
データ生成手段に対応する。また、フレーム周期カウン
タ回路3および除算回路4を含む手段は本発明の分割基
準幅決定手段に対応し、送信基準信号生成回路5は本発
明の出力基準信号生成手段に対応し、パケット生成回路
6は本発明のパケット生成手段に対応する。また、本実
施の形態のフレーム分割値は、本発明の分割基準幅に対
応する。
【0027】つぎに、本実施の形態のデジタル信号送信
装置の動作について説明する。
【0028】入力されたフレーム基準信号生成回路1か
らのビデオフレーム信号の周期は、フレーム毎にクロッ
ク周波数において偏差を持ち、ビデオフレーム内クロッ
ク数が変化する。
【0029】ビデオフレーム信号は、フレーム周期カウ
ンタ3で計測される。送信側のデジタルVCRからのデ
ジタルデータがNTSC信号のとき、計測された周期
は、次のビデオフレームの先頭で除算回路4により25
0分割され、フレーム分割値を送信基準信号生成回路5
に出力される。また、フレーム周期カウンタ3のインク
リメント値は、送信基準信号生成回路5に出力され、送
信基準信号生成回路5は、インクリメント値がフレーム
分割値の整数倍となる値で送信基準信号を生成する。そ
して、1ビデオフレームのデータは、250のパケット
でP1394バス上を伝送される。
【0030】より具体的に説明すると、前述したよう
に、このパケットを構成するデータブロックn(n=0
〜249)は、オフセット値を加えて1フレームに1回
送信されるSYT同士の間を250分割したn番目の時
刻と、その時刻の450μsec前の時刻との間に送信
を開始し、送信を終了しなければならない。生成された
送信基準信号は、この制約を守ってパケットを出力する
際に基準となる、ビデオフレームの分割点を示す。この
ような送信基準信号を利用して、パケット生成回路6
で、デジタルデータ生成回路2より出力されるデジタル
データからパケットを生成し、P1394データバス上
にパケットの送信を行うのである。
【0031】なお、上述したように、Isochron
ous通信においては、P1394バス上へのパケット
の送出が125μsecごとに行われる。ところが、フ
レーム分割値は、125μsecよりも大きい約13
3.3μsecであって、パケットの送出される頻度
は、送信基準信号の生成される頻度よりもやや大きくな
る。そのため、パケット生成回路6は、従来と同様、1
フレームあたり約16のエンプティパケットの挿入を行
う。
【0032】つぎに、前述の送信基準信号について、図
3も参照しながらより詳しく説明する。なお、図3は、
本実施の形態のデジタル信号送信装置の動作を説明する
ためのタイミング図である。
【0033】図3において、第1のビデオフレーム信
号、第2のビデオフレーム信号、第3のビデオフレーム
信号は、連続する3つのビデオフレーム信号である。ま
た、aは第1のビデオフレーム信号の周期、bは第2の
ビデオフレーム信号の周期である。
【0034】第2のビデオフレーム信号のデータを構成
するデータブロックn(n=0〜249)、第3のビデ
オフレーム信号のデータを構成するデータブロックm
(m=0〜249)に対し、除算回路4により第2のビ
デオフレーム信号を250分割したフレーム分割値はa
/250であり、除算回路4により第3のビデオフレー
ム信号を250分割したフレーム分割値はb/250で
ある。よって、(1)第2のビデオフレームではフレー
ム周期カウンタ3のインクリメント値が(a/250)
×n(n=0〜249)、(2)第3のビデオフレーム
ではフレーム周期カウンタ3のインクリメント値が(b
/250)×m(m=0〜249)となる値で、送信基
準信号が生成される。
【0035】つまり、第2のビデオフレーム信号に供す
るデジタルデータを送信するときは、前ビデオフレーム
である第1のビデオフレームを250分割した値である
a/250を利用する。したがって、n番目のデータブ
ロックにおける送信基準信号は、フレーム周期カウンタ
3のインクリメント値が(a/250)×nの時であ
る。また、第3のビデオフレーム信号に供するデジタル
データを送信するときは、前ビデオフレームである第2
のビデオフレームを250分割した値であるb/250
を利用する。したがって、m番目のデータブロックにお
ける送信基準信号はフレーム周期カウンタ3のインクリ
メント値が(b/250)×mの時である。
【0036】ただし、第1のビデオフレーム信号に供す
るデジタルデータを送信するときには、前ビデオフレー
ムが存在しないので、あらかじめ用意されている標準値
を利用する。つまり、第1のビデオフレーム信号の分割
を行うためのフレーム分割値は、初期値として設定され
ているわけである。
【0037】なお、このようにして、たとえば第2のビ
デオフレーム信号に供するデジタルデータを送信すると
きには、最後のデータブロックにおける送信基準信号
は、フレーム周期カウンタ3のインクリメント値が(a
/250)×249となるときに出力される。しかし、
第2のビデオフレーム信号の周期がbであるため、最後
のフレーム分割値においてはa−bだけの誤差が生じて
しまう(図3における破断線には、この誤差の意味も含
まれる)。つまり、直前のビデオフレームの周期に基づ
いて分割を行うため、ビデオフレーム周期を厳密に25
0等分割できるわけではない。ただし、ビデオフレーム
信号の周期が急激に変化することはあまりないため、こ
のような誤差は、ほとんど問題にならないほど小さい。
具体的には、前述の誤差a−bが、ビデオフレーム周期
の既定値の1%以内程度であればよい。
【0038】また、パケット生成回路6におけるパケッ
トの生成に必要な時間は、数百nsecオーダーであ
り、約133.3μsecのフレーム分割値に比べると
かなり小さい。なお、送信基準信号に一定のオフセット
値を加算して出力することにより、伝送タイミング規定
を満たすことができる。
【0039】また、伝送タイミング生成までの送信デジ
タルデータを遅延メモリに蓄え、ビデオフレーム周期を
計測後にタイミングを生成し、次のフレームでデータを
送信する従来の方法には、厳密に伝送タイミング規定を
満たすことができるという利点がある。本実施の形態に
おける方法では、そのように厳密に伝送タイミング規定
を満たすことは困難である。しかし、伝送タイミング規
定の許容範囲内であれば任意のタイミングで送信を行っ
てもよいという理由により、このことは大きな問題には
ならず、容量の大きいデータ遅延メモリが不要となるこ
とによる効果が大きい。
【0040】以上のように、本実施の形態1によれば、
前ビデオフレーム情報を元に送信デジタルデータの送信
タイミングを確定することにより、民生用DVCRにお
けるデジタルインターフェース仕様で規定されている伝
送タイミング規定を精度良く満たすことが可能である。
また、データ遅延のためのメモリが必要なく、安価で、
システム全体のタイミング管理を容易に行うことができ
る特徴を有する。
【0041】なお、上記実施の形態では、送信側のデジ
タルVCRからのデジタルデータがNTSC信号である
が、PAL(Phase Alternation b
yLine)信号として、除算回路4により300分割
することも考えられる。
【0042】また、上記実施の形態では、送信側のデジ
タル機器のフレーム基準信号生成回路1の出力基準信号
は、ビデオフレーム信号であり、フレーム周期カウンタ
回路3によりビデオフレーム周期が計測され、計測され
た周期は、次のビデオフレームの先頭で除算回路4によ
り250分割された。しかし、これに限らず、送信側の
デジタル機器のフレーム基準信号生成回路1の出力基準
信号は、トラック信号であり、フレーム周期カウンタ回
路3によりビデオトラック周期が計測され、計測された
周期は、次のビデオトラックの先頭で除算回路4により
25分割される構成も考えられる。
【0043】(実施の形態2)つぎに、図2を参照しな
がら、本実施の形態2のデジタル信号送信装置の構成に
ついて説明する。なお、図2は、本実施の形態のデジタ
ル信号送信装置のブロック図である。
【0044】本実施の形態のデジタル信号送信装置は、
偏差をもつビデオトラック信号を出力するトラック基準
信号生成回路7、および送信デジタルデータを出力する
デジタルデータ生成回路13を有する送信側のデジタル
機器と、P1394データバスとの間に介装される。そ
して、デジタル信号送信装置は、ビデオトラック信号の
周期を計測して得られたトラック周期と計測時のインク
リメント値を出力するトラック周期カウンタ回路10
と、トラック周期を除算し除算結果をトラック分割値と
して出力する除算回路11と、ビデオトラック信号より
トラック番号を検出し出力するトラック番号検出回路8
と、トラック番号により同じビデオフレームを構成する
第1のトラックと第2のトラックの位相を比較し位相差
を出力する位相比較回路9と、位相差を同じビデオフレ
ームを構成する他のトラックに分散し、トラック分割値
に加算し、インクリメント値となる値で送信基準信号を
生成しデジタルデータ生成回路13に出力する送信基準
信号生成回路12と、送信基準信号に基づいてデジタル
データ生成回路2から送信デジタルデータを読み出して
パケットを生成しP1394データバス上に出力するパ
ケット生成回路14とで構成されている。
【0045】なお、本実施の形態のデジタルVCRは本
発明のデータ機器に対応し、本実施の形態のデジタル信
号送信装置は本発明のパケット装置に対応する。また、
トラック基準信号生成回路7は本発明の基準信号生成手
段に対応し、デジタルデータ生成回路13は本発明の送
信データ生成手段に対応する。また、トラック番号検出
回路8は本発明のビデオトラック番号検出手段に対応
し、位相比較回路9は本発明のビデオトラック比較手段
に対応し、トラック周期カウンタ回路10および除算回
路11を含む手段は本発明の分割基準幅決定手段に対応
し、送信基準信号生成回路12は本発明の出力基準信号
生成手段に対応し、パケット生成回路14は本発明のパ
ケット生成手段に対応する。また、本実施の形態のトラ
ック分割値は、本発明の分割基準幅に対応する。
【0046】つぎに、本実施の形態のデジタル信号送信
装置の動作について説明する。
【0047】入力されたトラック基準信号生成回路7か
らのビデオトラック信号の周期は、トラック毎にクロッ
ク周波数において偏差を持ち、ビデオトラック内クロッ
ク数が変化する。ビデオトラック信号は、トラック周期
カウンタ10で計測される。また、ビデオトラック信号
は、トラック番号検出回路8によりトラック番号が検出
され、位相比較回路で同じビデオフレームを構成する第
1のトラックと第2のトラックの位相差が検出される。
【0048】第1および第2のトラックの計測された周
期は、次のビデオトラックの先頭で除算回路11により
25分割され、一方、これらの位相差は、同じビデオフ
レームを構成する第1および第2のトラック以外のトラ
ックに分散される。つまり、同じビデオフレームを構成
する第1および第2のトラック以外のトラックは、計測
された周期に前述のように分散された値を加算した値
が、次のビデオトラックの先頭で除算回路11により2
5分割され、トラック分割値は送信基準信号生成回路1
2に出力される。
【0049】ビデオフレームの始めの方に位置するトラ
ック同士において、位相差が比較的大きくなることが多
いシステムでは、位相差の分散をこのように行えばよ
い。なお、このような位相差の分散や周期の分割に関す
る説明は、送信基準信号に関する説明と併せて、後ほど
より詳しく行う。
【0050】トラック周期カウンタ10のインクリメン
ト値は、送信基準信号生成回路12に出力され、送信基
準信号生成回路12は、インクリメント値がトラック分
割値の整数倍となる値で、送信基準信号を生成する。
【0051】1ビデオフレームのデータは、250のパ
ケットでP1394バス上を伝送される。このパケット
を構成するデータブロックn(n=0〜249)は、上
述の本実施の形態1の場合と同様、オフセット値を加え
て1フレームに1回送信されるSYT同士の間を250
分割したn番目の時刻と、その時刻の450μsec前
の時刻との間に送信を開始し、送信を終了しなければな
らない。生成された送信基準信号は、このビデオフレー
ムの分割点を示す。送信基準信号によりデジタルデータ
生成回路13のデジタルデータをパケット生成回路14
でパケットを生成し、P1394データバス上に出力す
る。
【0052】つぎに、このような送信基準信号につい
て、図4も参照しながらより詳しく説明する。なお、図
4は、本実施の形態のデジタル信号送信装置の動作を説
明するためのタイミング図である。
【0053】図4において、第1のビデオトラック信
号、第2のビデオトラック信号は、連続する2つビデオ
トラック信号である。また、aは第1のビデオトラック
信号の周期、bは第2のビデオトラック信号の周期であ
り、c〜jは、この順にビデオフレーム信号を構成する
第1のビデオトラック信号と第2のビデオトラック信号
以外のトラック信号の周期である。
【0054】除算回路11により第2のビデオトラック
信号を25分割したトラック分割値はa/25、除算回
路11により第3のビデオトラック信号を25分割した
トラック分割値はb/25である。また、たとえば、除
算回路11により第4のビデオトラック信号を25分割
したトラック分割値は、前述の理由により、(c+(a
−b)/8)/25である。
【0055】つまり、第2のビデオトラック信号に供す
るデジタルデータを送信するときは、前ビデオトラック
である第1のビデオトラックを25分割した値であるa
/25を利用する。したがって、n番目のデータブロッ
クにおける送信基準信号は、トラック周期カウンタ3の
インクリメント値が(a/25)×nの時である。
【0056】また、第3のビデオトラック信号に供する
デジタルデータを送信するときは、前ビデオトラックで
ある第2のビデオトラックを25分割した値であるb/
25を利用する。したがって、n番目のデータブロック
における送信基準信号は、トラック周期カウンタ3のイ
ンクリメント値が(b/25)×nの時である。
【0057】また、第4のビデオトラック信号に供する
デジタルデータを送信するときは、第1のビデオトラッ
ク周期aと第2のビデオトラック周期bの差を残りにト
ラックに分散するために8分割し、その分割値と前ビデ
オトラックである第3のビデオトラックを25分割した
値である(c+(a−b/8))/25を利用する。し
たがって、n番目のデータブロックにおける送信基準信
号は、トラック周期カウンタ3のインクリメント値が
((c+(a−b)/8)/25)×nの時である。も
ちろん、ビデオフレーム信号を構成する他のビデオトラ
ック信号においても、第4のビデオトラック信号に供す
るデジタルデータと同様な処理となる。
【0058】以上のように本実施の形態2によれば、1
ビデオフレームを構成する第1のビデオトラックと第2
のビデオトラックの位相差を他のトラックに分散して送
信デジタルデータの送信タイミングを確定することによ
り、民生用DVCRにおけるデジタルインターフェース
仕様で規定されている伝送タイミング規定を、より精度
良く満たすことが可能である。
【0059】なお、上記実施の形態では、1ビデオフレ
ームを構成する第1のビデオトラックと第2のビデオト
ラックの位相差のみを他のトラックに分散したが、1ビ
デオフレームを構成する連続するビデオトラックの位相
差を他のトラックに分散する構成も考えられる。
【0060】また、上記実施の形態では、同じ1ビデオ
フレームを構成するビデオトラック信号の位相差を他の
トラックに分散したが、連続する異なるビデオフレーム
を構成するビデオトラックの位相差を他のトラックに分
散する構成も考えられる。たとえば、最終トラックであ
る第1のトラックと次のビデオフレームの先頭トラック
である第2のトラックの位相差を、第2のビデオフレー
ムを構成する他のトラックに分散してもよい。
【0061】要するに、所定の基準に基づく複数のビデ
オトラックの比較を行い、その比較の結果を加味して分
割値の算出を行えばよい。
【0062】以上述べたところから明らかなように、本
発明は、たとえば、送信側のデジタル機器とP1394
データバスとの間に介装され、偏差をもつビデオフレー
ム信号に伴うデジタルVCR信号のP1394バス上へ
の転送において、ビデオフレーム周期またはビデオトラ
ック周期を計測し、この周期を除算回路で等分したフレ
ーム分割値と次のビデオフレーム周期カウンタまたはビ
デオトラック周期カウンタのインクリメント値の一致を
検出して送信基準信号を生成し、この送信基準信号によ
り送信デジタルデータを出力するパケットを生成しP1
394データバス上に送信するように構成したものであ
る。
【0063】これにより、前ビデオフレーム情報または
前ビデオトラック情報を元に送信デジタルデータの送信
タイミングを確定することにより、民生用DVCRにお
けるデジタルインターフェース仕様で規定されている伝
送タイミング規定をフレームまたはトラック遅延メモリ
を用いることなく、精度良く満たすことに適したデジタ
ル信号記録再生装置が得られる。
【0064】また、本発明は、たとえば、送信側のデジ
タル機器とP1394データバスとの間に介装され、偏
差をもつビデオトラック信号に伴うデジタルVCR信号
のP1394バス上への転送において、ビデオトラック
周期を計測し、この周期を除算回路で等分しフレーム分
割値を出力し、また同じビデオフレームを構成する2つ
のトラック周期を比較し、その位相差を他のビデオフレ
ームのフレーム分割値に分散して次のビデオトラック周
期カウンタのインクリメント量の一致を検出して送信基
準信号を生成し、この送信基準信号により送信デジタル
データを出力するパケットを生成しP1394データバ
ス上に送信するように構成したものである。
【0065】これにより、1ビデオフレームを形成する
2つのビデオトラック情報の差を他のトラックに分散し
て送信デジタルデータの送信タイミングを確定すること
により、民生用DVCRにおけるデジタルインターフェ
ース仕様で規定されている伝送タイミング規定をトラッ
ク遅延メモリを用いることなく、より精度良く満たすこ
とに適したデジタル信号記録再生装置が得られる。
【0066】このように、 本発明は、たとえば、偏差
をもつビデオフレーム信号を出力するフレーム基準信号
生成回路と送信デジタルデータを出力するデジタルデー
タ生成回路から成る送信側のデジタル機器とP1394
データバスとの間に介装され、前記ビデオフレーム信号
の周期を計測しフレーム周期信号と計測時のインクリメ
ント値を出力するフレーム周期カウンタ回路と、前記フ
レーム周期信号を除算し除算結果をフレーム分割値とし
て出力する除算回路と、前記インクリメント値が前記フ
レーム分割信号の定倍となる値で送信基準信号を生成し
前記デジタルデータ生成回路に出力する送信基準信号生
成回路と、前記送信基準信号により前記デジタルデータ
をP1394データバス上に出力するパケット生成回路
とを備えた構成であることを特徴としたものであり、前
ビデオフレーム情報を元に次ビデオフレームの送信タイ
ミングを確定するという作用を有する。
【0067】また、本発明は、たとえば、偏差をもつビ
デオトラック信号を出力するトラック基準信号生成回路
と送信デジタルデータを出力するデジタルデータ生成回
路から成る送信側のデジタル機器とP1394データバ
スとの間に介装され、前記ビデオトラック信号の周期を
計測しトラック周期信号と計測時のインクリメント値を
出力するトラック周期カウンタ回路と、前記トラック周
期信号を除算し除算結果をトラック分割信号として出力
する除算回路と、前記インクリメント値が前記トラック
分割信号の定倍となる値で送信基準信号を生成し前記デ
ジタルデータ生成回路に出力する送信基準信号生成回路
と、前記送信基準信号により前記デジタルデータをP1
394データバス上に出力するパケット生成回路とを備
えた構成であることを特徴としたものであり、前ビデオ
トラック情報を元に次ビデオトラックの送信タイミング
を確定するという作用を有する。
【0068】また、本発明は、たとえば、偏差をもつビ
デオトラック信号を出力するトラック基準信号生成回路
と送信デジタルデータを出力するデジタルデータ生成回
路から成る送信側のデジタル機器とP1394データバ
スとの間に介装され、前記ビデオトラック信号の周期を
計測しトラック周期信号と計測時のインクリメント値を
出力するトラック周期カウンタ回路と、前記トラック周
期信号を除算し除算結果をトラック分割信号として出力
する除算回路と、前記ビデオトラック信号よりトラック
番号を検出し出力するトラック番号検出回路と、前記ト
ラック番号により同じビデオフレームを構成する第1の
トラックと第2のトラックの位相を比較し位相差を出力
する位相比較回路と、前記位相差を同じビデオフレーム
を構成する他のトラックに分散し前記トラック分割信号
に加算し前記インクリメント値となる値で送信基準信号
を生成し前記デジタルデータ生成回路に出力する送信基
準信号生成回路と、前記送信基準信号により前記デジタ
ルデータをP1394データバス上に出力するパケット
生成回路とを備えた構成であることを特徴としたもので
あり、前ビデオトラック情報を元にそれ以降のビデオト
ラックの送信タイミングを確定するという作用を有す
る。
【0069】なお、本発明の基準信号は、前述された本
実施の形態1ではビデオフレーム信号であり、前述され
た本実施の形態2ではビデオトラック信号であった。し
かし、本発明の基準信号は、これに限らず、要するに、
所定のデータ単位に基づく基準信号であればよい。
【0070】また、本発明の分割基準幅は、前述された
本実施の形態1ではフレーム分割値であり、前述された
本実施の形態2ではトラック分割値であった。しかし、
本発明の分割基準幅は、これに限らず、要するに、すで
に生成された基準信号の全部または一部を利用して、新
たに生成される基準信号の分割を行うための幅であれば
よい。
【0071】また、本発明は、上述した本発明のパケッ
ト装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
び/またはデータを担持した媒体であり、コンピュータ
により読み取り可能、かつ読み取られた前記プログラム
および/またはデータが前記コンピュータと協動して前
記機能を実行する媒体である。
【0072】また、本発明は、上述した本発明のパケッ
ト装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
をコンピュータにより実行させるためのプログラムおよ
び/またはデータを担持した情報集合体であり、コンピ
ュータにより読み取り可能、かつ読み取られた前記プロ
グラムおよび/またはデータが前記コンピュータと協動
して前記機能を実行する情報集合体である。
【0073】データとは、データ構造、データフォーマ
ット、データの種類などを含む。媒体とは、ROM等の
記録媒体、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音
波等の伝送媒体を含む。担持した媒体とは、たとえば、
プログラムおよび/またはデータを記録した記録媒体、
やプログラムおよび/またはデータを伝送する伝送媒体
等を含む。コンピュータにより処理可能とは、たとえ
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラムおよび/または
データが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱
えることであることを含む。情報集合体とは、たとえ
ば、プログラムおよび/またはデータ等のソフトウエア
を含むものである。
【0074】なお、以上説明したように、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0075】以上のように、本発明によれば、偏差をも
つビデオフレーム信号に伴うデジタルVCR信号のIs
ochronous通信を用いたP1394バス上への
転送において、前ビデオフレームまたは前ビデオトラッ
ク情報を元に次ビデオフレームまたは次ビデオトラック
の送信タイミングを確定することにより、また、1ビデ
オフレームを形成する2つのビデオトラック情報の差を
他のトラックに分散して送信デジタルデータの送信タイ
ミングを確定することにより、民生用DVCRにおける
デジタルインターフェース仕様で規定されている伝送タ
イミング規定を精度良く満たすことに適したデジタル信
号送信装置を提供することを目的としてなされたもので
ある。さらに従来例のように伝送タイミングを遅延メモ
リを用いて遅らせる処理が不要となり、メモリ不要によ
るコストの削減、省電力化を実現することができる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、伝送タイミング規定を遅延メモリを用いずに精度良
く満たすことができるパケット装置、媒体、および情報
集合体を提供することができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるデジタル送信装
置を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2におけるデジタル送信装
置を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における状態遷移を示す
タイミング図
【図4】本発明の実施の形態2における状態遷移を示す
タイミング図
【図5】従来のデジタル信号送信装置の構成図
【符号の説明】
1 フレーム基準信号生成回路 2、13 デジタルデータ生成回路 3 フレーム周期カウンタ回路 4 除算回路 5 送信基準信号生成回路 6、14 パケット生成回路 7 トラック基準信号生成回路 8 トラック信号検出回路 9 位相比較回路 10 トラック周期カウンタ回路 11 除算回路 12 送信基準信号生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 E Fターム(参考) 5C020 AA03 AA05 AA09 AA37 CA13 CA15 5C053 FA03 FA22 HA01 KA20 KA21 LA14 5K033 AA04 BA15 CB15 CC01 DA13 DB12 DB16 5K034 AA11 CC02 DD01 EE11 FF02 HH01 HH04 HH05 HH07 HH14 HH17 MM11 MM24 PP05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ単位に基づく基準信号を生
    成する基準信号生成手段、および前記データ単位を複数
    含む送信すべき送信データを生成する送信データ生成手
    段を備えたデータ機器と、データバスとの間に設けられ
    る、前記送信データに基づくパケットを前記データバス
    に出力するためのパケット装置であって、 すでに生成された前記基準信号の全部または一部を利用
    して、新たに生成される前記基準信号の分割を行うため
    の分割基準幅を決定する分割基準幅決定手段と、 前記パケットの出力に利用するための出力基準信号を、
    前記決定された分割基準幅に基づいて生成する出力基準
    信号生成手段と、 前記生成された出力基準信号に基づいて、前記生成され
    た送信すべき送信データを前記送信データ生成手段から
    入力することにより、前記出力すべきパケットを生成し
    て、前記データバスに出力するためのパケット生成手段
    とを備えたことを特徴とするパケット装置。
  2. 【請求項2】 最初に生成される前記基準信号の分割を
    行うための分割基準幅は、初期値として設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載のパケット装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のデータ単位はビデオフレーム
    であり、 前記分割基準幅の決定は、前記基準信号の周期を所定値
    で除算して得られた結果を利用して行われており、 前記基準信号はビデオフレーム信号であることを特徴と
    する請求項1記載のパケット装置。
  4. 【請求項4】 前記データはNTSC信号のデジタルデ
    ータであり、 前記所定値は250であることを特徴とする請求項3記
    載のパケット装置。
  5. 【請求項5】 前記データはPAL信号のデジタルデー
    タであり、 前記所定値は300であることを特徴とする請求項3記
    載のパケット装置。
  6. 【請求項6】 前記所定のデータ単位はビデオトラック
    であり、 前記分割基準幅の決定は、前記基準信号の周期を所定値
    で除算して得られた結果を利用して行われており、 前記基準信号はビデオトラック信号であることを特徴と
    する請求項1記載のパケット装置。
  7. 【請求項7】 前記所定値は25であることを特徴とす
    る請求項6記載のパケット装置。
  8. 【請求項8】 前記所定のデータ単位はビデオトラック
    であり、 前記基準信号はビデオトラック信号であり、 前記ビデオトラック信号を利用して、前記ビデオトラッ
    クの番号であるビデオトラック番号を検出するためのビ
    デオトラック番号検出手段と、前記検出されたビデオト
    ラック番号を利用して、所定の基準に基づく複数のビデ
    オトラックの比較を行うビデオトラック比較手段とを備
    え、 前記分割基準幅の決定は、前記比較の結果を加味して行
    われることを特徴とする請求項1記載のパケット装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の基準に基づく複数のビデオト
    ラックの比較とは、同一の前記ビデオフレームにおける
    第1番目のビデオトラックと第2番目のビデオトラック
    との比較であることを特徴とする請求項8記載のパケッ
    ト装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9の何れかに記載の本発
    明のパケット装置の全部または一部の手段の全部または
    一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
    グラムおよび/またはデータを担持した媒体であって、
    コンピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1から9の何れかに記載の本発
    明のパケット装置の全部または一部の手段の全部または
    一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプロ
    グラムおよび/またはデータであることを特徴とする情
    報集合体。
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