JP2002184739A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2002184739A
JP2002184739A JP2000381261A JP2000381261A JP2002184739A JP 2002184739 A JP2002184739 A JP 2002184739A JP 2000381261 A JP2000381261 A JP 2000381261A JP 2000381261 A JP2000381261 A JP 2000381261A JP 2002184739 A JP2002184739 A JP 2002184739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の処理空間の雰囲気制御を行っている場合
にも、処理ノズルにより処理が行える処理装置を提供す
る。 【解決手段】基板処理装置2は、基板Wを回転支持板2
1上に保持し、上部回転板41との間に基板Wを挟んで
形成された処理空間Sで回転処理する。超音波洗浄機構
200は、接離機構201と支持アーム202とその先
端の超音波洗浄ノズル203、203より構成される。
上部回転板41の開口41aから遮蔽板451が退去し
た後、超音波洗浄ノズル203、203が進入して基板
Wの表面を超音波洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示器用のガ
ラス基板や半導体ウェハなどの基板を水平面内で回転さ
せながら薬液処理、洗浄処理や乾燥処理などの所要の処
理を施す基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板処理装置として、例
えば特開平9−330904号公報に開示された装置を
図6を参照して説明する。この基板処理装置は、半導体
ウェハなどの基板Wを水平面内で回転させながら、基板
Wの表裏面に薬液処理、洗浄処理、乾燥処理をその順に
施す装置である。この基板処理装置は、基板Wを水平姿
勢で保持する回転支持板1を備えている。回転支持板1
10は平面視で円形状の平板であって、その上面に基板
Wの外周縁に係合して基板Wを支持する複数個の駆動ピ
ン111が立設されている。
【0003】回転支持板110の回転中心部に開口11
0aがあり、この開口110aに筒軸112が連結固定
されている。この筒軸112はベルト機構113を介し
てモータ114に連結されている。筒軸112の中心に
沿って液ノズル115が配設されており、この液ノズル
115の先端が基板Wの下面中心部に臨んでいる。液ノ
ズル115は薬液供給源および洗浄液供給源に選択的に
接続されるようになっている。また、筒軸112と液ノ
ズル115との間隙は窒素ガスなどの不活性ガス供給源
に連通接続されている。
【0004】基板Wを挟んで回転支持板110に平行に
対向するように上部回転板116が配設されている。こ
の上部回転板116も回転支持板110と同様に平面視
で円形状の平板である。回転支持板110と同様に、上
部回転板116の回転中心部に開口116aがあり、こ
の開口116aに筒軸117が連結固定されている。こ
の筒軸117はモータ118の出力軸に連結されてい
る。筒軸117の中心に沿って液ノズル119が配設さ
れており、この液ノズル119の先端が基板Wの上面中
心部に臨んでいる。液ノズル115の場合と同様に、液
ノズル119も薬液供給源および洗浄液供給源に選択的
に接続されており、また、筒軸117と液ノズル119
との間隙は不活性ガス供給源に連通接続されている。
【0005】そして、上下に平行に配置された回転支持
板110と上部回転板116を囲むように処理室を形成
するカップ120が配設されており、このカップ120
の底部に排気管121が連通接続されている。このカッ
プ120の内壁面は、処理中に、回転される基板Wから
飛散される薬液および洗浄液を受け止めて排気管121
に案内する。
【0006】以上のように構成された基板処理装置にお
いては、次にように基板処理が行われる。まず、上部回
転板116が上方に退避した状態で、回転支持板110
に基板Wが載置される。この基板Wは駆動ピン111に
よって支持される。続いて、上部回転板116が回転支
持板110に対向する位置(図6の状態)にまで下降す
る。この状態でモータ114および118が始動して、
回転支持板110および上部回転板116をそれぞれ同
期して回転する。回転支持板110の回転に伴って、そ
の回転力が駆動ピン111を介して基板Wに伝達され、
基板Wも回転支持板110および上部回転板116と同
期して回転する。基板Wの回転数が所定値に達すると、
上下の開口110a、116aから不活性ガスを導入し
ながら、上下の液ノズル119、115から薬液および
洗浄液をその順に供給して、基板Wの表裏面の処理を行
う。基板Wの薬液処理および洗浄処理が終わると、基板
Wを回転させながら不活性ガスだけを導入して、基板W
の乾燥処理を行う。
【0007】このように薬液処理から乾燥処理までの
間、回転支持板110と上部回転板116とで区画され
た偏平な処理空間S内で基板Wが処理される。基板Wに
供給された薬液や洗浄液は不活性ガスとともに、回転支
持板110および上部回転板116の回転による遠心力
によって外方に追いやられて処理空間Sの外周端から排
出され、カップ120の底部に連通する排気管121か
ら排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。液ノズル115、119による薬液処理および洗
浄処理以外に専用の処理ノズル、例えば超音波洗浄ノズ
ルを配置して基板Wに超音波洗浄を行えるようにするに
は、上部回転板116を退去させる必要があった。
【0009】すなわち、上部回転板116を退去させた
基板Wの上部空間に超音波洗浄ノズルを移動させて処理
を行う。そのため、基板Wの超音波洗浄中は処理空間S
の雰囲気制御が行えないという問題があった。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、複数の処理ノズルを装備
していても処理空間の雰囲気制御ができる処理装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、本発明は、処理液が供給され
た基板を回転させながら、基板に所要の処理を施す基板
処理装置において、基板を略水平に保持する基板保持手
段と、基板を挟んで前記基板保持手段に対向して雰囲気
遮断する上部遮蔽機構と、前記上部遮蔽機構の前記基板
に臨んだ開口で、独立して接離移動して雰囲気遮断する
補助遮断機構と、前記補助遮断機構が基板より離間した
時に、前記上部遮断機構の開口より進入して、基板処理
面に作用する処理ノズルと、を具備したことを特徴とす
る基板処理装置である。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板処理装置において、前記処理ノズルは、基板処理
面を走査して処理を行うスキャンノズルであることを特
徴とする。
【0013】本発明の作用は次のとおりである。請求項
1に係る発明の基板処理装置においては、基板は水平に
保持されその上部が上部遮蔽機構で雰囲気制御されなが
ら処理が行われる。上部遮蔽機構にはその開口に臨んで
補助遮蔽機構を有する。処理ノズルで基板処理を行う場
合は、補助遮蔽機構が開口より離間し、その開口より処
理ノズルが進入する。その結果、基板に処理ノズルが作
用する時、基板は上部遮蔽機構により雰囲気遮断された
ままで処理が行える。
【0014】請求項2記載の発明は、処理ノズルが例え
ば、基板を走査するスキャンノズルである。すなわち、
スキャンノズルが上部遮蔽機構の開口より進入して基板
を処理する。その結果、スキャンノズルにより処理にお
いても、基板は上部遮蔽機構で雰囲気制御しながら処理
が行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。 <第1実施例>本発明の実施の形態を、基板の一例とし
て液晶表示器用のガラス基板の処理に用いられる基板処
理装置を例に採って図面を参照して説明する。ただし、
本発明は、ガラス基板の処理に限らず、半導体ウェハな
どの各種の基板の処理にも適用することができる。ま
た、本発明が適用できる基板処理は、薬液処理、洗浄処
理、および乾燥処理を同じ装置内で連続して行うものだ
けに限らず、単一の処理を行うものや、薬液処理、洗浄
処理、および乾燥処理を同じ装置内で連続して行うもの
などにも適用可能である。
【0016】図1は、本発明の一実施形態としての基板
処理装置が配置された基板処理システムの構成を示す概
略斜視図である。この基板処理システム1では、一方の
端部にLCD用ガラス基板W(以下、単に基板Wとい
う)を基板処理装置2に搬入出する移載装置3が配置さ
れる。この移載装置3の、一端に基板Wを収容する複数
のカセット4が載置可能に構成されたカセットステーシ
ョン5が設けられており、このカセットステーション5
の側方には、カセット4から処理工程前の一枚ずつ基板
Wを取出しと共に、処理工程後の基板Wをカセット4内
に1枚ずつ収容する搬送アーム6を備えた基板搬送装置
7とが備えられている。
【0017】カセットステーション5の載置部8は、基
板Wを25枚収納したカセット4を複数個載置できる構
成になっている。基板搬送装置7は、水平、昇降(X、
Y、Z)方向に移動自在でると共に、かつ鉛直軸を中心
に回転(θ方向)できるように構成されている。
【0018】次に基板処理装置2の構成について説明す
る。図2は本発明の一実施形態に係る基板処理装置の構
成を示す縦断面図である。この基板処理装置2は、矩形
状の基板Wを処理するのに、基板を保持する回転支持部
20、それらを回転する駆動部30、回転支持部20の
上側で処理空間Sを形成し遮蔽する上部遮蔽部40、上
部遮蔽部40の昇降部50、基板Wから振り切られる液
体を回収するカップ部60、基板Wに超音波洗浄を洗浄
を行う超音波洗浄機構200、それぞれの機構を収納す
るユニットハウジング70を備えている。
【0019】回転支持部20は、上平面視でドーナツ状
の回転支持板21に、基板Wを下面から支える支持ピン
22と駆動ピン23が立設されて構成されている。駆動
ピン23は基板Wの4角部に対応して2個ずつ配置され
る。なお、図2では、図面が煩雑になることを避けるた
めに、2個の駆動ピン23のみを示している。
【0020】駆動ピン23は、基板Wの外周端縁を下方
から支持する支持部23aと支持部23aに支持された
基板Wの外周端面に当接して基板Wの移動を規制する案
内立ち上がり面23bとを備えている。基板Wは、この
回転支持板21に水平姿勢で保持される。
【0021】駆動部30は、回転支持板21の回転中心
の開口24に連結して設けられている。そして、この開
口24に連通するように、回転支持板21の下面に接続
される筒軸31と、この筒軸31をベルト機構32を介
して回転するモータ33とから構成されている。このモ
ータ33は本発明における駆動手段に相当し、筒軸31
は駆動軸に相当する。モーター33を駆動することによ
って、筒軸31、回転支持板21とともに、保持された
基板Wを鉛直方向の軸芯周りで回転させる。
【0022】また、筒軸31は中空を有する筒状の部材
で構成され、中心に沿って液ノズル34が配設されてお
り、この液ノズル34の先端が基板Wの下面中心部に臨
んでいる。そして上端部のノズル孔34aから基板Wの
下面の回転中心付近に処理液を供給できるように構成さ
れている。
【0023】筒軸31は回転支持板21の開口24に臨
んで延在し、回転支持板21より上側に位置し排出口3
6が開口される。そして、排出口36において、この液
ノズル34の側面と筒軸31内周面との間隙から大気圧
雰囲気からのエアーが吐出される。液ノズル34の先端
部には断面T字状に形成され、平坦な上面の中央部に洗
浄液のノズル孔34aが開口される。
【0024】液ノズル34は、配管80に連通接続され
ている。この配管80の基端部は分岐されていて、一方
の分岐配管80aには薬液供給源81が連通接続され、
他方の分岐配管80bには純水供給源82が連通接続さ
れている。各分岐配管80a、80bには開閉弁83
a、83bが設けられていて、これら開閉弁83a、8
3bの開閉を切り換えることで、ノズル孔34aから薬
液と純水とを選択的に切り換えて供給できるようになっ
ている。
【0025】また、気体供給路35は、開閉弁84aが
設けられた配管84を介して気体供給源85に連通接続
されていて、気体供給路35の上端部の吐出口35cか
ら回転支持板21と基板Wの下面との間の空間に、清浄
な空気や清浄な不活性ガス(窒素ガスなど)などの清浄
な気体を供給できるように構成されている。
【0026】また、筒軸31と液ノズル34との間隙は
流量調整弁86aを介して配管86が大気圧雰囲気に開
放されるよう構成されている。筒軸31と液ノズル34
との間隙は開口36を介して大気圧雰囲気からのエアー
を排出される。この構成により、回転支持板21が回転
するとその遠心力で処理空間S内のエアーは排出され、
回転中心に近いほど低圧状態となる。そのため、大気圧
雰囲気に開放されている筒軸31内部はポンプ効果によ
りエアーを吸入する。その際、流量調整弁86aにより
吸引されるエアー量は後述するように処理空間S内の気
圧状態を所望の状態に設定するように調整される。
【0027】モータ33やベルト機構32などは、この
基板処理装置2の底板としてのベース部材71上に設け
られた円筒状のケーシング37内に収容されている。こ
のケーシング37が、筒軸31の外周面に軸受け38を
介して接続され、筒軸31を覆おう状態となる。すなわ
ち、モータ33から回転支持板21に接続する直前まで
の筒軸31の周囲をケーシング37で覆い、これに伴い
筒軸31に下方に取り付けられたモータ33もカバーで
覆った状態とする。さらに、筒軸31がケーシング37
の箇所の気密性を高めるため、ケーシング37から突き
出て回転支持板21の下面を支持するでの筒軸31の周
囲の雰囲気を、その周面に沿って設けられた略円形状の
シール部90で密封する。
【0028】上部遮蔽部40は、以下に説明する本発明
の上部遮蔽機構を構成し、基板Wを挟んで回転支持板2
1に対向するように上部回転板41が配設されている。
この上部回転板41は基板Wの周縁領域を覆うリング状
を呈しており、中央部に大きな開口41aが開けられて
いる。そして開口41aの周囲は仕切壁41bが円筒状
に立設されており、この仕切壁41b内に、開口41a
を塞ぐように補助遮蔽機構45と、基板Wの上面に純水
などの洗浄液を供給する液ノズル43が、上下移動自在
に設けられている。
【0029】そして、上部回転板41は押えピン44を
介して駆動ピン23により支持され、回転支持板21と
で挟まれた処理空間Sを構成している。駆動ピン23
は、支持部23aが基板Wの周縁に対して点接触するこ
とで基板Wに不均一に応力がかかることを防止してい
る。押えピン44は、逆凸形状を呈し、上部回転板41
下面に固定して取り付けられている。
【0030】上記の構成により、駆動ピン23は押えピ
ン44とで上下に分離可能に構成されている。上部回転
板41がアームバー55によって処理位置まで下降移動
されたときに、駆動ピン23が押えピン44に嵌合する
ことにより、上部回転板41が回転支持板21と一体回
転可能に回転支持板21に支持されるようになってい
る。つまり、駆動ピン23は、上部回転板41を回転支
持板21に着脱自在に支持する支持機構を兼ねている。
また、この押えピン44が基板Wの浮き上がりを防止す
る。
【0031】補助遮蔽機構45は、図3に示すように円
板形状の遮蔽板451の中心開口452に液ノズル43
が間隙452aにより非接触に挿入配置されている。中
心開口452の上端にはプレート453が延設され、そ
の端部に昇降駆動手段454が連設される。昇降駆動機
構454は公知のシリンダー等により構成され、後述す
る接離機構430の支持アーム431に装着される。
【0032】この構成により、回転支持板31が回転す
るとその遠心力で処理空間S内のエアーは排出され、回
転中心に近いほど低圧状態となる。そのため、処理空間
Sは遮蔽板451と液ノズル43との間隙452aより
エアーを吸入する。その際、間隙452aは吸引される
エアー(気流)の流れに抵抗を与えて、処理空間S内に
供給されるエアーの流量を制限する役目を担っている。
そして、エアー量は後述するように処理空間S内の気圧
状態を所望の状態に設定するように調整される。処理空
間Sは、基板Wを挟んで下部と上部に区画され、間隙4
52aにより上部に流入するエアー流量を規定すること
で上部の気圧を設定し、開口36により下部に流入する
エアー流量を規定することで下部の気圧を設定する。こ
の基板Wの上部と下部の気圧の設定で基板Wの回転処理
中の浮き上がりや波打ちが抑制される。
【0033】昇降部50は、上部回転板41の上面に上
方に張り出し設置されたT字状の係合部51と、この係
合部51の上部鍔部51aに連結された昇降駆動手段5
2とから構成されている。この昇降駆動手段52はシリ
ンダー53のロッド54が伸縮することでアームバー5
5が昇降する。アームバー55の下面には上述の係合部
51に対向して門形アーム56が配置され、係合部51
の上部鍔部51aが係合される。この構成で門形アーム
56が上部鍔部51aに当接して上下動することによ
り、回転支持板21に支持される処理位置と、基板Wの
搬入・搬出を許容する上方の退避位置とにわたって上部
回転板41が移動するようになっている。尚、図1で
は、2つの昇降駆動手段52が開示されているが、上部
回転板21の上面で等間隔に4つの係合部51が配置さ
れ、それに対応して4つの昇降駆動手段52が配置され
る。そして上部回転板41の回転停止位置の制御によ
り、係合部51と門形アーム56が係合される。
【0034】さらに、この昇降部50と上部回転板41
の上方は、例えばステンレス鋼板に多数の小孔を開け
た、いわゆるパンチングプレートであって、中心側に開
口が形成された流路抵抗部材57が配置されている。こ
の流路抵抗部材57は、その内周縁には仕切壁57aが
下方に延在して構成され、仕切壁57aは仕切壁41b
の外周面に近接している。流路抵抗部材57の外周縁は
ユニットハウジング70に接続される。そして、この流
路抵抗部材57が装置2内の上部を略閉塞し2分するこ
とで、後述する排気構造を介した排気に伴う負圧に応じ
て、引き込まれるエアー(気流)に流れを与えて、処理
空間Sから排出されるミストを含んだエアーが飛散する
ことを制限する役目を担っている。
【0035】なお、流路抵抗部材57は本実施例のよう
なパンチングプレートに限らず、例えば複数枚の板材を
鉛直方向に傾斜させて近接配置したものであってもよ
く、好ましくは、このような板材の傾斜角度を変えるこ
とにより、流路抵抗を可変するようにしてもよい。
【0036】流路抵抗部材57の上面には図3に示すよ
うに液ノズル43の接離機構430と、上部遮蔽部40
を挟んで対角線上に超音波洗浄機構200が配置され
る。液ノズル43は、支持アーム431に支持され、支
持アーム431は接離機構430によって旋回及び昇降
される。この支持アーム431の昇降によって、基板W
に対して液ノズル43が接離され、旋回によって上部遮
蔽部40の中心位置(図2の状態)と側部の待機位置
(図3の状態)との間で旋回するように構成されてい
る。このような接離動を実現する接離機構430は、螺
軸などを用いた機構や、あるいは、エアシリンダなどで
構成されている。この時、補助遮蔽機構45も同時に昇
降および旋回を行うが、遮蔽板451は昇降駆動手段4
54により独立して液ノズル43に沿って昇降される。
【0037】液ノズル43の中空部には、液供給管43
2が貫通され、その下端部から回転支持板21に保持さ
れた基板Wの上面の回転中心付近に処理液を供給できる
ように構成されている。液供給管432は配管87に連
通接続されている。この配管87の基端部は分岐されて
いて、一方の分岐配管87aには薬液供給源81が連通
接続され、他方の分岐配管87bには純水供給源82が
連通接続されている。各分岐配管87a、87bには開
閉弁88a、88bが設けられていて、
【0038】また、液ノズル43の内周面と液供給管4
32の外周面との間の隙間は、気体供給路433となっ
ている。この気体供給路433は、開閉弁89aが設け
られた配管89を介して気体供給源85に連通接続され
ていて、気体供給路433の下端部から上部回転板41
と基板Wの上面との間の空間に清浄な気体を供給できる
ように構成されている。この気体供給路35とガス貯溜
部35a、導管35b、吐出口35c、配管84、開閉
弁84aおよび気体供給源85が本発明の不活性ガス噴
出手段に相当する。
【0039】超音波洗浄機構200は、図3に示すよう
に、接離機構201と、接離機構201の側部から延設
される支持アーム202と、支持アーム202の先端に
2個の著音波洗浄ノズル203が支持される。この構成
により支持アーム202は接離機構201によって接離
機構201の回動中心204を中心に旋回及び昇降され
る。この支持アーム431の昇降によって、基板Wに対
して超音波洗浄ノズル203が接離され、旋回によって
上部遮蔽部40の中心位置(図3の状態)と側部の待機
位置(図2の状態)との間で旋回するように構成されて
いる。
【0040】さらに、支持アーム202の先端の超音波
洗浄ノズル203を保持する保持片202aはその大き
さが上部回転板41の開口41aの直径より少し短尺に
形成され、開口41aより進入してた状態で支持アーム
202が開口41aの直径分の長さ旋回することで、保
持片202aが基板Wの表面に対向した状態で超音波洗
浄ノズル203を走査する。すなわち、この超音波洗浄
機構200の構成が本発明のスキャンノズルに相当す
る。
【0041】また、保持片202aが基板Wと上部回転
板41との間に進入するには、支持アーム202が開口
41aの仕切壁41bに近接して旋回を停止すること
で、開口41aを保持片202aが通過可能とする。そ
して、保持片202aが支持アーム202の旋回方向に
直角に形成されることで、支持アーム202が基板Wの
回転中心Pから仕切壁41bまで旋回することで、保持
片202aの先端は基板Wの回転軌跡W1まで移動する
ことができる。その結果、保持片202aに装着される
超音波洗浄ノズル203が基板Wの半径方向を走査し
て、基板Wが回転することで、基板W全面を洗浄する。
【0042】図2に戻って、カップ部60は、回転支持
板21と上部回転板41との外周端の間隙である排出口
に臨んで開口したリング状の排気カップ61が配設さ
れ、以下の排気構造を含む。この排気カップ61は、回
転支持板21の下方に延設し、回転支持板21の回転軸
(本実施例では筒軸31)と平行して配置される排気管
62に繋がり、この排気管62を介して装置外の排気手
段に連通している。また、排気カップ61の底部外周側
には、エアーとともに排出された処理液を排出するため
の排液管63が連通接続されている。符号64は、この
排気カップ61を上下動する昇降駆動手段である。
【0043】ユニットハウジング70は、ベース部材7
1上にカップ部60を囲む大きさの枠体72と、この枠
体72に基板搬入出口73を形成される。この構成によ
り、昇降駆動手段52が昇降すると上部回転板41が上
昇し、同時に昇降駆動手段64が昇降すると排気カップ
61が下降しする。それに伴い回転支持板21が枠体7
2の搬入口73に臨むことにより装置2に基板Wを外部
から搬入可能となる。
【0044】図4は、本装置の制御系の構成を示すブロ
ック図であり、回転支持板21を回転制御するためのモ
ータ33と、薬液供給源81と純水供給源82と気体供
給源85からの薬液、純水、気体の供給制御をするため
の開閉弁83a、83b、84a、88a、88b、8
9aと、上部回転板41の昇降制御をするための昇降部
50と、液ノズル43と補助遮蔽機構45の旋回及び接
離制御をするための接離機構430と、遮蔽板451を
昇降制御するための昇降駆動手段454と、超音波洗浄
ノズル203を旋回及び接離制御をするための接離機構
201とを制御するための構成が示されている。制御部
300には、基板Wに応じた洗浄条件が、洗浄プログラ
ム(レシピーとも呼ばれれる)として予め制御部300
に格納されており、各基板Wごとの洗浄プログラムに準
じて前記各部が制御されている。なお、制御部300に
は、さらに洗浄プログラムの作成・変更や、複数の洗浄
プログラムの中から所望のものを選択するために用いる
指示部301が接続されている。
【0045】次に、以上のような構成を有する装置の動
作を図5(a)ないし図5(d)を参照して説明する。
図5(a)は基板Wの薬液処理状態を示し、図5(b)
は洗浄処理の状態、図5(c)は超音波洗浄の状態、図
5(d)は乾燥処理の状態を示している。なお、一例と
して、基板Wは表裏面をエッチングして洗浄する処理を
施すことを目的としているものとして説明する。
【0046】処理工程の全体の流れについて以下に概説
する。まず、所定の基板Wに応じた洗浄プログラムを指
示部301から選択して実行する。そうすると、制御部
300は基板Wが本実施例装置2に搬入されるとき、上
部回転板41および液ノズル43は上方の退避位置にす
る。上部回転板41が退避位置にある状態で、駆動ピン
23と押えピン44は上下に分離されており、回転支持
板21上には駆動ピン23だけがある。こうして、上部
回転板41と回転支持板21との間に、基板Wの搬入経
路が確保される。基板搬入出口73を介して基板搬送装
置7で搬送されてきた基板Wは、駆動ピン23によって
受け持ち支持される。基板搬送装置7の搬送アーム6が
処理装置2内に入り込み、駆動ピン23の上に未処理の
基板Wをおき、その後、処理装置2外に退避する。
【0047】次いで、この状態で、接離機構430を制
御し、液ノズル43を旋回し、開口部41aの上方から
下降させ基板W表面上に配置する。液ノズル34、43
のから薬液を基板Wの下面に供給して本発明の薬液処理
過程を開始する。すなわち、開閉弁83a、88aを開
成することにより、液ノズル34、43から洗浄用薬液
としてのエッチング液を吐出させる。なお、遮蔽板45
1は昇降駆動手段454を伸縮して上方に位置させる。
【0048】さらに、制御部300は、駆動制御信号を
与え、モータ33を回転させる。これにより、筒軸31
が回転され、回転支持板21が一体的に回転することに
なる。したがって、回転支持板21に保持されている基
板Wは、水平に保持された状態で回転されることにな
る。これにより、基板Wの表裏面の中央に向けてエッチ
ング液が至近距離から供給される。供給されたエッチン
グ液は、基板Wの回転に伴う遠心力によって回転半径方
向外方側へと導かれるので、結果として、基板Wの表裏
面の全域に対して隈無く薬液洗浄を行うことができる。
【0049】この薬液処理の際に、回転される基板Wの
周縁から振り切られて周囲に飛散する薬液は、排気カッ
プ61で受け止められ、排液管62に導かれ排液される
ことになる。また、この時、上部回転板41と遮蔽板4
51が基板Wより離間しているので、薬液が飛散して上
部回転板41と遮蔽板451に付着することを防止す
る。
【0050】なお、薬液供給源81から基板Wに供給さ
れるエッチング液としては、たとえば、HF、BHF
(希フッ酸)、HPO、HNO、HF+H
(フッ酸過水)、HPO+H(リン酸過
水)、HSO+ H(硫酸過水)、HCl+
(アンモニア過水)、HPO+CHCO
OH+HNO、ヨウ素+ヨウ化アンモニウム、しゅう
酸系やクエン酸系の有機酸、TMAH(テトラ・メチル
・アンモニウム・ハイドロオキサイド)やコリンなどの
有機アルカリを例示することができる。
【0051】また、基板Wから飛散され排気カップ61
に当たった薬液の一部はミストとなって浮遊することに
なる。しかしながら、この装置では、回転支持板21近
傍に浮遊するミストがケーシング37との間を筒軸31
へ移動したとしても、シール部90により、そのミスト
が駆動部30に侵入することが防止される。
【0052】所定の薬液洗浄処理時間が経過すると、液
ノズル34、43からのエッチング液の供給を停止す
る。続いて、制御部300は昇降部50を制御して、図
5(b)に示すように上部回転板41を下降させる。こ
れにより、退避位置にあった上部回転板41が処理位置
にまで下降移動することにより、上部回転板41の押え
ピン44が回転支持板21の駆動ピン23に嵌合連結さ
れる。この状態ので開閉弁83aを閉成して薬液処理過
程を終了するとともに、開閉弁83b、88bを開成す
る。
【0053】これにより、液ノズル34、43からは、
洗浄液として純水が、基板Wの上下面の中央に向けて供
給されることになる。よって、純水を基板Wの上下両面
に供給して基板Wに付着している薬液を純水で洗い落と
す洗浄処理過程を行う。こうして、薬液処理工程後の基
板Wの上下面に存在するエッチング液を洗い流すための
洗浄処理過程が行われる。なお、洗浄液としては、他
に、オゾン水、電解イオン水などであってもよい。
【0054】さらに、駆動制御信号を与え、モータ33
を回転させる。これにより、筒軸31が回転され、筒軸
31に固定されている回転支持板21が中心を通る鉛直
軸芯まわりに回転することになる。回転支持板21の回
転力は駆動ピン23を介して基板Wに伝達されて、基板
Wが回転支持板21とともに回転する。さらに、回転支
持板21の回転力は押えピン44を介して上部回転板4
1に伝達され、上部回転板41も回転支持板21ととも
に回転する。
【0055】この洗浄処理過程の際に、回転される基板
Wの周縁から振り切られて周囲に飛散する廃液(薬液が
混ざった純水)の一部はミストとなって浮遊するが、基
板Wの上面から所定間隔隔てて配置された上部回転板2
1により、排気カップ61の上部開口の中央部分が塞が
れているので、上部回転板21と排気カップ61の内壁
面との円環状の狭い隙間から気体が流入することにな
り、基板W及び回転支持板21の周囲を流下して排気管
62に流れる気体の流速は比較的速くなり、回転支持板
21の下方空間で気体の対流が起き難くなる。従って、
洗浄液のミストが基板Wに再付着することと、上部回転
板41の外側に飛散するのを抑制することができる。
【0056】洗浄処理の時間が経過すると、図5(c)
に示すように、制御部300は、接離機構430を制御
して、液ノズル43と遮蔽板451を待機位置に位置さ
せる。そして、超音波洗浄機構200の接離機構201
を制御して保持片202aを開口41aの範囲に位置す
るように支持アーム202を旋回する。次に、支持アー
ム202を下降して、保持片202aを処理空間S内に
進入させる。保持片202aが上部回転板41と基板W
との間隙に位置すると、支持アーム202の下降を停止
する。
【0057】次に、制御部300は、2個の超音波洗浄
ノズル203、203から洗浄液を吐出しながら支持ア
ームを基板Wの半径間を往復移動する。所定回数、往復
移動を行った後、超音波洗浄ノズル203、203から
の洗浄液の吐出を停止して、支持アーム202を保持片
202aが開口41aの中央付近まで移動させる。そし
て、接離機構201により支持アーム202を上昇さ
せ、上部回転板41より上部に位置してから、待機位置
へ旋回させる。
【0058】すなわち、この超音波洗浄機構200によ
る洗浄を行う間、処理空間Sは基板Wの上面の大半が上
部回転板41により遮蔽された状態のまま超音波洗浄が
行われる。よって、処理空間Sは雰囲気制御を行った状
態であり、基板W表面の全面に対して均一的に洗浄処理
が施される。
【0059】洗浄液の供給が停止された後は、回転支持
板21が高速回転駆動されることにより、基板Wに付着
した洗浄液が振り切られる。この乾燥工程の際、図5
(d)に示すように、制御部300は接離機構430を
制御して液ノズル43と遮蔽板451を上部回転板41
の開口41aに対向する位置まで旋回させる。そして、
昇降駆動手段454を伸長させて、遮蔽板451を基板
Wに近接するまで下降する。
【0060】続いて、開閉弁84a、89aを開成し、
気体供給路35、433から基板Wの上下面に窒素ガス
を供給させる。これにより、処理空間Sの空気は、すみ
やかに窒素ガスに置換されるので、洗浄処理後の基板W
の上下面に不所望な酸化膜が成長することはない。基板
Wから振り切られた洗浄液のミストはエアーの流れに乗
って処理空間S内を半径方向外側に流動し、回転支持板
21と上部回転板41及び遮蔽板451の間隙から排出
される。この、乾燥開始と同時に、排気管62、62に
連通する装置外の排気手段が作動して排気カップ部61
が排気される。そして、排出された洗浄液のミストを含
むエアーは排気カップ部61および排気管62、62を
介して装置2外へ排出される
【0061】また、回転支持板21と上部回転板41と
の間隙(処理空間S)は外周端側で絞られて、その上下
の間隔が回転中心側のそれよりも狭くなっているので、
外周からのエアーの排出量が規制される。これに合わせ
て、回転支持板21側から基板Wとの処理空間Sである
下側空間内へポンプ効果により吸入されるエアーの量も
流量調整弁86aによって調整され、また、上部回転板
41側から基板Wとの処理空間Sである上側空間内へ吸
入されるエアーの量は流路抵抗部材42によって規制さ
れる。
【0062】乾燥工程の終了後には、モータ33の回転
を停止させ、さらに、上部回転板41および液ノズル4
3と遮蔽板451が退避位置に戻されて、基板搬送装置
7によって処理済の基板Wが装置外へ搬出される。以
下、上述したと同様に未処理の基板Wが搬入されて処理
が繰り返し行われる。
【0063】以上、上記実施例によれば、この基板処理
装置は、基板Wを上下の回転板で処理空間の雰囲気制御
を行いながら水平面内で回転させて、基板Wの表裏面に
処理を施す装置である。上部回転板にはその開口に臨ん
で補助遮蔽機構を有する。処理ノズルで基板処理を行う
場合は、補助遮蔽機構が開口より離間し、その開口より
処理ノズルが進入する。その結果、基板に処理ノズルが
作用する時、基板は上部回転板により雰囲気遮断された
ままで処理が行える。
【0064】本発明は上述した実施例に限らず次のよう
に変形実施することができる。 (1)気体供給路35からの窒素ガスの噴射は、乾燥処
理に限らず、薬液処理時や洗浄処理時に各処理液の供給
中に平行して行ってもい。
【0065】(2)さらに、上述の実施形態では、開口
41aから進入する処理ノズルとして超音波洗浄ノズル
203、203で構成したが、他の構成の処理ノズルで
あったもよい。例えば、洗浄ブラシを先端に装着し基板
W表面をスクラブ洗浄するブラシ処理ノズルであったも
本発明を適用できる。
【0066】(3)さらに、上述の実施形態では、エッ
チング液を薬液処理として用いているが、剥離液を用い
た薬液処理に適用してもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
この基板処理装置は、半導体ウェハなどの基板Wを上下
の回転板で処理空間の雰囲気制御を行いながら水平面内
で回転させて、基板Wの表裏面に処理を施す装置であ
る。処理ノズルで基板処理を行う場合は、上部遮蔽機構
の開口より処理空間内に処理ノズルが進入する。その結
果、基板は上部遮蔽機構により雰囲気遮断されたままで
処理が行える。よって、基板の処理を全面にわたって斑
なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理システムの一実施例の概
略構成を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の一実施例の概略構
成を示した縦断面図である。
【図3】上部遮蔽機構とその周辺の構成を示す概略平面
図である。
【図4】本装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図5は基板Wの処理状態を説明する図で、
(a)は基板Wの薬液処理状態を示し、(b)は洗浄処
理の状態、(c)は超音波洗浄の状態、(d)は乾燥処
理の状態を示している説明図である。
【図6】従来装置の概略構成を示した縦断面図である。
【符号の説明】
W 基板 S 処理空間 2 基板処理装置 20 回転支持部 21、110 回転支持板 30 駆動部 40 上部遮蔽部 41、116 上部回転板 45 補助遮蔽機構 34、43 液ノズル 451 遮断板 454 昇降駆動機構 201、430 接離機構 200 超音波洗浄機構 203 超音波洗浄ノズル 300 制御部 60 カップ部 61 排気カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 3/02 B08B 3/02 D G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 Fターム(参考) 2H090 JB02 JC06 JC18 JC19 3B201 AA02 AA03 AB02 AB34 AB42 BB22 BB44 BB83 BB92 BB93 BB96 CC01 CD33 4F041 AA06 AB02 BA35 CA02 CA17 4F042 AA07 EB05 EB09 EB13 EB18 EB23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液が供給された基板を回転させなが
    ら、基板に所要の処理を施す基板処理装置において、 基板を略水平に保持する基板保持手段と、 基板を挟んで前記基板保持手段に対向して雰囲気遮断す
    る上部遮蔽機構と、 前記上部遮蔽機構の前記基板に臨んだ開口で、独立して
    接離移動して雰囲気遮断する補助遮断機構と、 前記補助遮断機構が基板より離間した時に、前記上部遮
    断機構の開口より進入して、基板処理面に作用する処理
    ノズルと、を具備したことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記処理ノズルは、基板処理面を走査して処理を行うス
    キャンノズルであることを特徴とする基板処理装置。
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