JP2002184708A - 清掃装置および清掃方法と清浄度診断方法および診断装置ならびにこれら装置を用いた半導体製造装置 - Google Patents
清掃装置および清掃方法と清浄度診断方法および診断装置ならびにこれら装置を用いた半導体製造装置Info
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Abstract
装置および清掃方法において、チャンバ9の真空解放時
に舞い上がるパ−ティクルを排除する。 【解決手段】 蓋1に取り付けられチャンバ9内に乾燥
ガスを噴射するノズル5と、チャンバ9内の乾燥ガスを
排気する排気ダクト7を設け、減圧されたチャンバ9内
に乾燥ガスを噴射し、チャンバ9内に残留するパ−ティ
クルを舞い上がらせパ−ティクル数を計数しながら排気
ダクト7で装置外に排出する。
Description
板表面をエッチング処理や成膜処理する処理装置のチャ
ンバ内のパ−ティクルを除去する可搬型の清掃装置およ
び清掃方法、清掃後の清浄度が満足できるかどうか診断
する清浄度診断方法および診断方法、ならびにこれら清
掃装置と組み合わせて使えば効果的な半導体製造装置に
関する。
イエッチング装置や半導体基板に薄膜を形成するCVD
装置など使用頻度にもよるが、チャンバ内に反応生成物
であるパ−ティクルが堆積する。このように堆積しチャ
ンバ内に停留するパ−ティクルは、処理した後、チャン
バの真空を大気に解放することにより、急激な圧力の上
昇により舞い上がり、処理済み半導体基板に付着したり
して処理不良を起こすという問題が起きていた。
るためにチャンバ内に大気を徐徐に導入したりしてパ−
ティクルの舞い上がりを防止していた。しかしながら、
この方法は確実な方法でなく、結局、定期的にチャンバ
内からウェハステ−ジを取り出し、チャンバ内を機械的
にパ−ティクルを人手で除去していた。しかし、狭いチ
ャンバの搬出入口から奥の広いチャンバ内部を清掃する
ことが煩わしく多大な時間を浪費するという問題があっ
た。
び装置が、特開平7−86241号公報に開示されてい
る。この真空処理装置の清掃手段は、真空処理室である
チャンバに清掃用ガス導入口とガス排気ダクトを可動式
電氣集塵機とを設け、真空処理した後、大気圧レベルの
乾燥ガスを導入しチャンバ内の異物を舞い上がらせ、ガ
ス気流に載せて排気ダクトから装置外へ除去している。
さらに、適切に配置された電氣集塵機に捕獲させてい
る。
に対しては、上記の乾燥ガスによる清掃の間に、チャン
バ内に清掃用のプラズマを立ててチャンバ壁面の反応生
成物をプラズマで脱離させ塵埃となった反応生成物を再
び、乾燥ガスの導入、排出により除去することを特徴と
している。
の清掃手段は、清掃すべき真空処理装置のそれぞれに設
けなければならず、真空処理装置のコストが高くなると
いう欠点がある。さらに、この清掃手段は、舞い上がら
せて排除されるパ−ティクルがチャンバ内に残っている
か否かを確認手段がない。この確認手段がない限り、チ
ャンバ内に残留するパ−ティクルが存在する恐れがあ
る。従って、再び処理を行った後、チャンバの真空を大
気にしたとき、残留したパ−ティクルが舞い上がり処理
済みの半導体基板を汚染させるという懸念がある。
は、長期間に経過しない限り、自然に剥離することがな
い。言うならば、比較的短期間にチャンバ内に停留する
パ−ティクルを除去するのと同時に清掃用のプラズマで
チャンバ内壁に付着する反応生成物を離脱させることは
極めて無駄な清掃工程である。
チャンバが透明な石英製であれば、反応生成物の堆積度
は容易に確認できるが、しかし、この種の処理装置のチ
ャンバは、必ずしも透明な材料でなく、例えば、アルミ
ニュウムなど不透明な材料で製作されている。このよう
な場合、堆積度を確認することが困難である。
をプラズマ照射による反応生成物の離脱方法は、ある程
度の厚さまで可能であるが、完全に離脱させるには、多
くの時間を要し、必ずしも得策な方法ではない。
にチャンバの真空解放時に舞い上がるパ−ティクルが発
生しない程度に清掃し、種々の半導体処理装置に適用で
きる汎用性のあるとともに可搬型の清掃装置および清掃
方法を提供することにある。
バに収納されウェハステ−ジに載置された半導体基板に
成膜あるいはエッチング処理する処理装置の前記ウェハ
ステ−ジに対向する機構部を取り除いた前記チャンバの
開口を塞ぐ蓋部材と、該蓋部材に取付けられるとともに
前記チャンバ内の前記ウェハステ−ジの外周縁に沿って
乾燥ガスを噴出するノズルと、前記チャンバ内の前記ガ
スを排気する排気ダクトと、前記チャンバ内のパ−ティ
クル数をモニタするパ−ティクルカウンタと、前記チャ
ンバ内の圧力を測定する圧力計と、前記チャンバ内の圧
力を調節する圧力調整弁とを備える清掃装置である。
排気ダクトの排気口との間を遮蔽する板部材を備えるこ
とが望ましい。さらに、前記排気ダクトの排気量を調節
するダンパを備えることが望ましい。そして、望ましく
は、前記ノズルの角度を変える角度調節機構を備えるこ
とである。また、好ましくは、前記乾燥ガスは窒素ガス
を使用し、前記蓋は透明な樹脂部材で製作することであ
る。
納されウェハステ−ジに載置された半導体基板に成膜あ
るいはエッチング処理する処理装置の前記ウェハステ−
ジに対向する機構部を取り除いた前記チャンバの開口を
塞ぐ蓋部材と、該蓋部材に取付けられるとともに前記チ
ャンバ内の前記ウェハステ−ジの外周縁に沿って乾燥ガ
スを噴出するノズルと、前記チャンバ内の前記乾燥ガス
を排気する排気ダクトと、前記チャンバ内のパ−ティク
ル数をモニタするパ−ティクルカウンタと、前記チャン
バ内の圧力を測定する圧力計と、前記チャンバ内の圧力
を調節する圧力調整弁とを備える清掃装置において、前
記蓋部材で前記開口を塞ぎ前記チャンバを密閉した後、
前記チャンバを減圧し、減圧された前記チャンバ内に前
記乾燥ガスを前記ノズルから噴射させ前記チャンバ内に
残留する前記パ−ティクルを舞い上がらせ前記パ−ティ
クルカウンタによりパ−ティクル数を計数しながら前記
パ−ティクルを前記排気ダクトにより排除する清掃方法
である。
スを噴出するノズルと排気ダクトとパーティクルカウン
タとを有する蓋部材であり、前記蓋部材は半導体基板を
成膜あるいはエッチングするチャンバの本来の蓋に代わ
って開口部を塞ぎ、さらに前記蓋部材は複数の前記チャ
ンバに共有して取付け可能にしたことである。
バの清掃後、前記チャンバ本来の蓋に代えて、本発明の
清掃装置を前記チャンバにとりつけ、前記乾燥ガスを噴
出しながら、前記排気ダクトで吸引し、前記パーティク
ルカウンタでチャンバ内のパーティクル数をカウントす
ることである。
を測定する被測定部品を固定する固定台と、前記固定台
および前記被測定部品を内部に収納できる箱と、前記箱
に取付けた乾燥ガスを噴出するノズルと、前記箱に取付
けた排気ダクトと、前記箱に取付けたパーティクルカウ
ンタとを有する事を特徴としたことである。
乾燥ガスを噴出するノズルと排気ダクトとパーティクル
カウンタとの内、少なくともひとつを、半導体基板に成
膜するための原料ガス噴出ノズルおよび反応ガス排気ダ
クトに加えてチャンバに設けたことである。
は、本来の蓋の代わりに前記の診断装置で開口部を塞い
だ状態で、半導体基板を搬送、または半導体基板に成膜
する時に動く部品を動かすプログラムを有することであ
る。
前記部品の診断装置において、前記ノズルを可動にし、
乾燥ガスを噴出しながら、前記ノズルをスキャンさせる
ことを特徴としている。
て図面を参照して詳細に説明する。
清掃装置は、チャンバ9に収納されウェハステ−ジ12
に対向する機構部(例えば、上部電極、ガス導入部をも
つ上部電極)を取り除いた状態が開示されている。処理
装置11のチャンバ9の開口10を塞ぐ蓋1には、チャ
ンバ9内のウェハステ−ジ12の外周縁に沿って乾燥ガ
スを噴出するノズル5が取付けられている。さらに蓋1
にはチャンバ9内の乾燥ガスを排気する排気ダクト7
と、チャンバ9内のパ−ティクル数をモニタするパ−テ
ィクルカウンタ6と、チャンバ9内の圧力を測定する圧
力計2と、チャンバ9内の圧力を調節する圧力調整弁3
とが設けられている。
続されるノズル5は、蓋1上の回転軸(図示せず)のウ
オ−ムギヤとウオ−ムホイ−ルを具備する角度調節機構
13によって水平から垂直まで噴射角度を変えることが
できるように構成されている。望ましくは、ノズル5か
ら噴射された乾燥ガスが背面側の排気ダクト7に直接流
れ込まないように、ノズル5と排気ダクト7との間に、
蓋1から垂下する遮蔽板16を設ける。
12の面に接触しないで近づく程度にする。また、ノズ
ル5の角度は、ウェハステ−ジ12の外周縁に向けて設
定する。このことにより乾燥ガスは、矢印51に示す方
向に流れ、ウェハステ−ジ12の下方に停留するパ−テ
ィクルを舞い上げることができる。このため、ノズル5
の先端は、図2に示すように、ウェハステ−ジ12の外
周縁と接線方向に曲げられていることが望ましい。
てノズル5と反対側に位置することによって、ノズル5
からの乾燥ガスを排気ダクト口7aが直接吸引しないよ
うに構成されている。排気ダクト7の他端の接続継手
は、既設の工場排気ダクトとフレキシブルホ−スにより
接続することができる。なお、この排気ダクト7には、
乾燥ガスの吸引力を調節するダンパ8を設けることが望
ましい。
ウンタ6は、その吸引口18を蓋1の中央部、すなわち
チャンバ9のほぼ中央部に位置するようにチャンバ内部
に差込まれる。吸引されたパ−ティクルに照射する照射
機構およびパ−ティクルからの散乱光を検知する光電子
倍増管を含む受光機構は、チャンバ9上に配置され、光
電子倍増管からの信号を増幅する増幅器と波高分析部と
を含む表示部6aは、見やすい位置に配置されている。
このパ−ティクルカウンタは市販のものでよい。
燥ガスボンベからガス圧を調節するレギュレ−タ15
と、微小なダストを捕獲するフィルタ14と、ノズル5
への乾燥ガスの供給遮断を行う開閉弁17とで構成され
ている。また、圧力調整弁3は一種のバリアブルリ−ク
弁であって、排気ダクト7から吸引された乾燥ガスでの
チャンバ9内の圧力を調整するものである。そして、そ
の時のチャンバ9の圧力は、圧力計2で読みとることが
できる。
バ9内を観察できるように、例えば、アクリル樹脂のよ
うな透明な樹脂材料で製作することが望ましい。そし
て、排気ダクト7も軽い塩化ビニ−ル樹脂で製作するこ
とが好ましい。
チャンバを清掃する方法を説明するための説明図であ
る。次ぎに、前述した清掃装置を用いて処理装置による
チャンバの清掃方法を図1、図2および図3を参照して
説明する。
処理用上部機構を取り外す。次に、上部機構を取り外し
たとき、露呈する図1の開口10を塞ぐように、蓋1を
開口10上に載せる。次に、排気ダクト7からチャンバ
内部を排気する。この状態は、図3のガス吸引の状態で
ある。図1のチャンバ9内圧力は排気に伴って低下す
る。
弁3により設定される一定の圧力になったら、図1の開
閉弁17を開け、ノズル5より乾燥ガスを噴射する。乾
燥ガスは矢印51に示すようにウェハステ−ジ12に沿
って流れ、ウェハステ−ジ12の下方にあるパ−ティク
ルをも舞い上げる。チャンバ9内の圧力は上昇し大気圧
レベルに到達する。この時、パ−ティクルカウンタ6は
舞い上がったパ−ティクル数をカウントする。
ら、開閉弁17を閉じて乾燥ガスの噴射を停止する。そ
の後、チャンバ内の乾燥ガスを排気ダクト7から排気す
る。そして、図3に示すように、チャンバ9内の圧力
が、例えば、0.7気圧に到達し安定したら、開閉弁1
7を開き、乾燥ガスをノズル5から再び噴射させ、残留
するパ−テクル数を計数する。そして、計数されるパ−
ティクル数がゼロまたは規定数以下になるまで、減圧お
よび乾燥ガスの噴射のサイクルを繰り返して行い、チャ
ンバ9の清掃を完了させる。
は、最小レンジに、例えば、0.3ミクロンメ−タに設
定することが望ましい。何となれば、パ−ティクルは小
さい程舞い上がり易く、小さいほど除去し難いからであ
る。また、乾燥ガスとしては、反応生成物に対して安定
である不活性ガスが望ましく、特に価格が安価な窒素ガ
スが適している。そして、この清掃サイクルは、シ−ケ
ンス制御により自動的に行えることは言うまでもない。
バの清掃方法に適用する場合を示した。しかし、本発明
は、単なる清掃方法に限らず、清浄度の診断用にも適用
できる。例えば図8のフローチャートで示すようにチャ
ンバ内の清掃は人間がマニュアルで行なってもよい。図
8では、半導体製造装置による半導体製品の製造作業を
終了するステップ(S1)の後、チャンバ内を大気圧に
開放する(ステップS2)。その後、チャンバを開放し
(ステップS3)、チャンバ内を手作業で清掃する(ス
テップS4)。マニュアル清掃後の清浄度の診断を目的
として、本発明を実施すれば、清掃時間を短縮すること
ができる利点がある。
装置用チャンバに取付けた場合を示す第二の実施例であ
る。この半導体製造装置用チャンバは、材料ガス供給管
23、反応ガス排気ダクト25があり、ウェハーステー
ジ12の形が図1のものとは異なっている。材料ガス供
給管23には材料ガス供給開閉弁24が設けられ、反応
ガス排気ダクト25には反応ガス排気ダンパ26が設け
られている。
にし、一つの清掃装置を他の同種の装置や異種の装置に
も共有して使うことができるようにし、一つの清掃装置
を複数の装置に共通に適用して、清掃および清掃診断が
できるようにした。
弁を省いた第三の実施例である。排気ダクトの排気量と
乾燥ガスの供給量とのバランスをうまく調整することが
できれば、このような装置でも清掃や清浄度の診断をす
ることができる。この場合、蓋1のスペースを小さくで
きるので、小さいチャンバに取付けることができ、適用
範囲が広がるというメリットがある。
掃や清浄度の診断を行うための第四の実施の形態の装置
例である。清掃や清掃後の清浄度診断をする部品を格納
するチャンバ9があり、その上部には部品を出し入れす
るための開口部があり、それを塞ぐ扉28がある。扉2
8には握り29が設けられている。
めのノズル5、開閉弁17、フィルタ14、レギュレー
ター15を有するガス供給管4があり、その反対面の被
清浄度検査部品22を挟む位置に排気ダクト7を設けて
いる。そして、排気ダクトの傍にパーティクルカウンタ
の吸引口を設けている。
つ部品固定台20があり、部品固定部21は清掃又は清
浄度診断する部品に合わせて固定できるようにしてい
る。
は部品に合わせて、交換できるようになっている。さら
に、図6では部品が一つの例だが、スペースが許す限
り、複数の部品を固定できるようにしても良い。また、
この例は側壁にガス供給管4、底面に部品固定台20、
上面に部品を出し入れする扉28を設けたが、これらの
配置はこれに限るものではなく、上面にガス供給管4等
を設け、側面から部品を出し入れするようにしても良
い。
部品の清掃ができるが、時間短縮のために、部品の清掃
は他の装置、あるいは人間が行い、その清掃具合を見る
ための清浄度診断装置として、清掃後の部品をこの中に
入れ、乾燥ガスを噴出しながら、パーティクルモニター
で清浄度を診断し、清掃が効果的に行われたかどうかの
診断装置として使っても良い。
ノズルを可動にし、そのノズルをスキャンするようにす
ることもできる。その場合、部品の清掃効果があがり、
さらに複数の部品に対しても均一に乾燥ガスを当てるこ
とができ、複数の部品を均一に清掃することができると
いう効果がある。
スキャンするようにした方が好ましい。
換部品をあらかじめ清掃し、高い清浄度にしておいて、
半導体製造装置の清掃時に、部品を交換するだけにして
おけば、半導体製造装置の停止時間を短くできるという
メリットがある。
半導体製造装置に取付けた第五の実施例である。このよ
うに蓋に取付けていた排気ダクト7、ガス供給管4、パ
ーティクルカウンタ6のうちいずれかを半導体製造装置
のチャンバに取付けた場合、必要な蓋1のスペースが小
さくなるので、小さい枚葉式のチャンバに適用しやすく
なるというメリットがある。
ダクト7を半導体製造装置に取付けた場合、共通で使う
蓋1の部分に必要な配管が少なくなるので、本発明の清
掃装置の機動性が高くなるというメリットがある。
25と排気ダクト7とを一つの共通にすることもでき
る。しかし、半導体製造装置の機能である成膜、又は、
エッチングで要求される真空度は、本発明の清掃、また
は診断で使う大気圧と近い状態とは大幅に排気に要求さ
れる能力が違うので、清掃、診断において必要以上の性
能の排気を使うのでエネルギーが無駄になるという欠点
がある。
の方法を説明する。図9は第二の方法を説明するタイミ
ングチャートである。
常時オンにし、流量は必要に応じて調整する。図9
(b)は、ガス噴出タイミングを示し、図1に示す本発
明による蓋1でチャンバの開口部をふさいだ後にオン
し、パーティクル計数後、オフする。図9(c)はパー
ティクル計数読みのタイミングを示し、所定の時間後
(この例ではt1、t2)計数読みを行う。この例では
2回行っているが、測定精度に応じて回数を変化させれ
ば良い。
の両方を行う第一の方法では、ガスの吸引とガスの噴出
を交互に行った。図9に示す方法では、ガスの吸引中に
ガスの噴出を行い、所定のタイミング(t1、t2)で
パーティクル計数読みを行い、パーティクルの個数が規
格内に入れば、そこで終了する。パーティクル計数読み
の回数は、必要に応じて設定する。
は、ガスの吸引とガスの噴出とを別々のタイミングで行
うか、同時に行うかである。第一の方法は、清掃も兼ね
て行うときに向いており、第二の方法では、清掃は他の
方法で行い清掃後の清浄度診断を行いたいときに向いて
いる。
圧力計、圧力調整弁がないタイプでも、ガスの吸引と噴
出との量的なバランスを調整することで十分実施するこ
とができる。
トである。基本的には第二の方法と同じである。図10
(a)、図10(b)、図10(c)は図9(a)、図
9(b)、図9(c)にそれぞれ対応するので、説明は
省略する。図10(d)に示す、可動部動作というの
は、チャンバ内の可動部のことで、これをオン、オフす
る動作をするシーケンスを半導体製造装置に組み込んで
おく。
パーティクルも舞い上がらせることができ、その部分も
清掃、または清掃後のパーティクルのチェックを行うこ
とができる。
グや成膜の処理のための上部機構を取り外してチャンバ
の開口を露呈させ、その露呈したチャンバの開口を、軽
量で可搬できる蓋部材で塞ぐとともに、この蓋部材に、
乾燥ガス噴射ノズルと、チャンバ内の乾燥ガスを排気す
る排気ダクトを設けている。そして、減圧されたチャン
バ内に乾燥ガスを噴射し、チャンバ内に残留するパ−テ
ィクルを舞い上がらせパ−ティクル数を計数しながら排
気ダクトで装置外に排出するというサイクルをパ−ティ
クルが無くなるまで繰り返して行う。これにより、チャ
ンバ内に残留するパ−ティクルを完全に除去でき、再び
処理したとき、チャンバを大気にしたとき、パ−ティク
ルの舞い上がりが無くなり、半導体基板への汚染が無く
品質の向上が図れるという効果がある。
クトおよびノズルを軽量化し、可搬できるようにするこ
とができるため、種々の処理装置に取付けでき、汎用性
が高まるという効果がある。その結果、設備コストの低
下も図られる。
用チャンバに取付けることで簡単に、効果的にチャンバ
の清掃あるいは清掃後の清浄度診断を行うことができ
る。
を、その交換時期の前に清掃し、良い清浄度の保守部品
を用意できるので、部品交換の清掃時間を短縮し、稼働
率を向上することができる。
シーケンスを使うことによって、効果的に清掃、清浄度
診断をすることができるので、清掃時間を短縮し、半導
体製造装置の稼働率を向上し、半導体製品の生産数量を
向上することができるという利点がある。
半導体製造装置を使うことにより、半導体製品の歩留ま
りを向上することができる。
説明するための構成を示す断面図である。
清掃する方法を説明するための図である。
面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
チャートの例である。
明するためのタイミングチャートである。
説明するためのタイミングチャートである。
Claims (13)
- 【請求項1】 チャンバに収納されウェハステ−ジに載
置された半導体基板に成膜あるいはエッチング処理する
処理装置の前記ウェハステ−ジに対向する機構部を取り
除いた前記チャンバの開口を塞ぐ蓋部材と、該蓋部材に
取付けられるとともに前記チャンバ内の前記ウェハステ
−ジの外周縁に沿って乾燥ガスを噴出するノズルと、前
記チャンバ内の前記乾燥ガスを排気する排気ダクトと、
前記チャンバ内のパ−ティクル数をモニタするパ−ティ
クルカウンタと、前記チャンバ内の圧力を測定する圧力
計と、前記チャンバ内の圧力を調節する圧力調整弁とを
備えることを特徴とする清掃装置。 - 【請求項2】 前記蓋から垂下し前記ノズルと前記排気
ダクトの排気口との間を遮蔽する板部材を備えることを
特徴とする請求項1記載の清掃装置。 - 【請求項3】 前記排気ダクトの排気量を調節するダン
パを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の清掃装置。 - 【請求項4】 前記ノズルの角度を変える角度調節機構
を備えることを特徴とする請求項1、2または3記載の
清掃装置。 - 【請求項5】 前記乾燥ガスは窒素ガスであることを特
徴とする請求項1、2、3または4記載の清掃装置。 - 【請求項6】 前記蓋部材は透明な樹脂部材であること
を特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の清掃
装置。 - 【請求項7】 チャンバに収納されウェハステ−ジに載
置された半導体基板に成膜あるいはエッチング処理する
処理装置の前記ウェハステ−ジに対向する機構部を取り
除いた前記チャンバの開口を塞ぐ蓋部材と、該蓋部材に
取付けられるとともに前記チャンバ内の前記ウェハステ
−ジの外周縁に沿って乾燥ガスを噴出するノズルと、前
記チャンバ内の前記乾燥ガスを排気する排気ダクトと、
前記チャンバ内のパ−ティクル数をモニタするパ−ティ
クルカウンタと、前記チャンバ内の圧力を測定する圧力
計と、前記チャンバ内の圧力を調節する圧力調整弁とを
備える清掃装置において、前記蓋部材で前記開口を塞ぎ
前記チャンバを密閉した後、前記チャンバを減圧し、減
圧された前記チャンバ内に前記乾燥ガスを前記ノズルか
ら噴射させ前記チャンバ内に残留する前記パ−ティクル
を舞い上がらせ前記パ−ティクルカウンタによりパ−テ
ィクル数を計数しながら前記パ−ティクルを前記排気ダ
クトにより排除することを特徴とする清掃方法。 - 【請求項8】 乾燥ガスを噴出するノズルと排気ダクト
とパーティクルカウンタとを有する蓋部材であり、前記
蓋部材は半導体基板を成膜あるいはエッチングするチャ
ンバの本来の蓋に代わって開口部を塞ぎ、さらに前記蓋
部材は複数の前記チャンバに共有して取付け可能である
ことを特徴とする清掃装置。 - 【請求項9】 チャンバの清掃後、前記チャンバ本来の
蓋に代えて、請求項8の清掃装置を前記チャンバにとり
つけ、前記乾燥ガスを噴出しながら、前記排気ダクトで
吸引し、前記パーティクルカウンタでチャンバ内のパー
ティクル数をカウントすることを特徴とする真空装置内
の清浄度診断方法。 - 【請求項10】 清浄度を測定する被測定部品を固定す
る固定台と、前記固定台および前記被測定部品を内部に
収納できる箱と、前記箱に取付けた乾燥ガスを噴出する
ノズルと、前記箱に取付けた排気ダクトと、前記箱に取
付けたパーティクルカウンタとを有する事を特徴とする
部品の清浄度診断装置。 - 【請求項11】 乾燥ガスを噴出するノズルと排気ダク
トとパーティクルカウンタとの内、少なくともひとつ
を、半導体基板に成膜するための原料ガス噴出ノズルお
よび反応ガス排気ダクトに加えてチャンバに設けたこと
を特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項12】 本来の蓋の代わりに請求項8の清掃装
置で開口部を塞いだ状態で、半導体基板を搬送、または
半導体基板に成膜する時に動く部品を動かすプログラム
を有することを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項13】 前記ノズルを可動にし、乾燥ガスを噴
出しながら、前記ノズルをスキャンさせることを特徴と
する請求項10記載の部品の清浄度診断装置。
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---|---|---|---|
JP2001276872A JP3759010B2 (ja) | 2000-09-14 | 2001-09-12 | 清掃装置および清掃方法と清浄度診断方法ならびに清掃装置を用いた半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000-280331 | 2000-09-14 | ||
JP2000280331 | 2000-09-14 | ||
JP2001276872A JP3759010B2 (ja) | 2000-09-14 | 2001-09-12 | 清掃装置および清掃方法と清浄度診断方法ならびに清掃装置を用いた半導体製造装置 |
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