JP2002184115A - ディスク状記録媒体並びに記録装置及びその方法 - Google Patents

ディスク状記録媒体並びに記録装置及びその方法

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JP2002184115A JP2000376707A JP2000376707A JP2002184115A JP 2002184115 A JP2002184115 A JP 2002184115A JP 2000376707 A JP2000376707 A JP 2000376707A JP 2000376707 A JP2000376707 A JP 2000376707A JP 2002184115 A JP2002184115 A JP 2002184115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザにとって使用効率を格段と向
上し得るディスク状記録媒体並びに記録装置及びその方
法を実現しようとするものである。 【解決手段】装填された第2のディスク状記録媒体につ
いて、第1のディスク状記録媒体のみ書込み可能な記録
装置を用いた場合でも、新しい要素が何ら付加されてい
ない第3の情報に基づいて、当該第2のディスク状記録
媒体を容易に判別することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状記録媒体
並びに記録装置及びその方法に関し、例えば同一個所に
一度だけ情報を書き込めるCD−R(Compact Disc Rec
ordable)等のライトワンス(WO:Write Once)型の
光ディスクや、同一個所に何度でも情報を書き直せるC
D−RW等のリライタブル(RW:Rewritable)型の光
ディスクにデータを読み書きする光ディスク装置に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光ディスク装置において
は、ホストコンピュータから与えられるデータ(以下、
これを元データと呼ぶ)をバッファメモリに順次蓄えな
がら、これにCIRC(Cross Interleave Reed-Solomo
n Code)エンコード処理及びEFM(Eight to Fourtee
n Modulation)変調処理等の所定の記録用データ処理を
施し、得られた所定フォーマットのデータを光ピックア
ップを介して光ディスク(CR−R、CD−RW)に書
き込むようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような光
ディスク装置に使用する従来の光ディスク(以下、これ
を通常型光ディスクと呼ぶ)では、通常の線速度一定
(CLV:Constant LinearVelocity)における読取速度
に対して1〜4倍の書込速度(以下、これを低速書込速
度と呼ぶ)又は8〜10倍の書込速度(以下、これを高速
書込速度と呼ぶ)で書き込むことができるように設定さ
れている。
【0004】近年、これに加えて通常型光ディスクより
もさらに高速書込み可能な光ディスク(以下、これを特
別型光ディスクと呼ぶ)が提案されており、当該特別型
光ディスクは、通常の線速度一定(CLV)における読
取速度に対して8〜16倍又は8〜20倍の書込速度(以
下、これを超高速書込速度と呼ぶ)で書き込むことがで
きるように設定されている。
【0005】ところが、通常型光ディスクのみ書込み可
能な光ディスク装置において、特別型光ディスクが装填
された場合、その記録面のリードインエリアの記録フォ
ーマットに新たな情報が拡張的に付加されていると、当
該リードインエリアをリードしたときに、混乱や不具合
を生じるおそれがあると共に、機種によっては書込み禁
止動作が作動するおそれもあった。
【0006】従って特別型光ディスクか通常型光ディス
クかの判別用の情報を、記録面のリードアウトの記録フ
ォーマットに追加する方法が考えられるが、記録面の内
周側に位置するリードインエリアから外周側に位置する
リードアウトエリアまでシーク時間がかかる一方、もと
もと読み取る必要のない通常型光ディスクの場合でも常
に読取り動作を行うことは、ユーザにとって使用効率を
悪化させる点で問題があった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ユーザにとって使用効率を格段と向上し得るディス
ク状記録媒体並びに記録装置及びその方法を提案しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の記録領域に第1の情報が書
き込まれ、かつ当該第1の情報の記述内容に従って第2
の情報が書き込み可能なディスク状記録媒体において、
第1の情報を形成する複数の要素と異なる新たな種類の
要素を付加することなく、当該第1の情報の記述内容を
変更した第3の情報が記録領域に書き込まれるようにし
た。
【0009】この結果、このディスク状記録媒体では、
第1の情報の記述内容に何ら新たな種類の要素を増加さ
せることなく既存の情報のみで第3の情報を構成した
分、限られた領域内で効率的に情報を利用することがで
きる。
【0010】また本発明においては、第1のディスク状
記録媒体の第1の記録領域に書き込まれている第1の情
報の記述内容に従って、当該第1のディスク状記録媒体
に第2の情報を書き込む記録装置において、第1の情報
を形成する複数の要素と異なる新たな種類の要素を付加
することなく、当該第1の情報の記述内容を変更した第
3の情報が第1の記録領域に書き込まれた第2のディス
ク状記録媒体が装填されたとき、当該第2のディスク状
記録媒体の第1の記録領域から第3の情報を読み取る読
取手段と、当該読み取った第3の情報の記述内容に基づ
いて、第2のディスク状記録媒体が装填されているか否
かを判別する判別手段とを設けるようにした。
【0011】この結果、この記録装置では、装填された
第2のディスク状記録媒体について、第1のディスク状
記録媒体のみ書込み可能な記録装置を用いた場合でも、
新しい要素が何ら付加されていない第3の情報を読み取
ることができ、当該第3の情報に基づいて、当該第2の
ディスク状記録媒体を容易に判別することができる。
【0012】さらに本発明においては、第1のディスク
状記録媒体の第1の記録領域に書き込まれている第1の
情報の記述内容に従って、当該第1のディスク状記録媒
体に第2の情報を書き込む記録方法において、第1の情
報を形成する複数の要素と異なる新たな種類の要素を付
加することなく、当該第1の情報の記述内容を変更した
第3の情報が第1の記録領域に書き込まれた第2のディ
スク状記録媒体が装填されたとき、当該第2のディスク
状記録媒体の第1の記録領域から第3の情報を読み取る
第1のステップと、当該読み取った第3の情報の記述内
容に基づいて、第2のディスク状記録媒体が装填されて
いるか否かを判別する第2のステップとを設けるように
した。
【0013】この結果、この記録方法では、装填された
第2のディスク状記録媒体について、第1のディスク状
記録媒体のみ書込み可能な記録装置を用いた場合でも、
新しい要素が何ら付加されていない第3の情報を読み取
ることができ、当該第3の情報に基づいて、当該第2の
ディスク状記録媒体を容易に判別することができる。
【0014】以下図面について、本願発明の一実施の形
態について説明する。
【0015】(1)本実施の形態による光ディスクの構
成 図1において、1は全体として本実施の形態による光デ
ィスク装置を示し、ホストコンピュータ2から与えられ
るデータD1を光ディスク(CD−R、CD−RW)3
に記録したり、これを光ディスク3から再生することが
できるようになされている。
【0016】すなわちかかる光ディスク装置1において
は、記録モード時、ホストコンピュータ2から順次与え
られるデータをインターフェース部4を介して内部に取
り込み、これをエンコーダ部5を介してバッファメモリ
6に順次格納するようになされている。
【0017】エンコーダ部5は、レイヤードECC(Er
ror Correcting Code)付加処理部7、CIRC(Cross
interleave Reed-Solomon Coad)エンコード処理部
8、EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調処理
部9から構成され、バッファメモリ6に格納したデータ
D1をセクタ単位(2〔kbyte〕単位)で順次読み出
し、当該データD1にレイヤードECC付加部7におい
て誤り訂正符号を付加すると共に、CIRCエンコード
処理部8においてCIRCエンコード処理及び同期デー
タの挿入処理を施し、さらにEFM変調処理部9におい
てEFM変調処理を施した後、かくして得られた書込み
データD2をRFアンプ10を介して光ピックアップ1
1に送出する。
【0018】光ピックアップ11は、レーザダイオー
ド、コリメータレンズ、対物レンズ及び受光素子等の光
学系デバイスと、レーザダイオードドライバ等の電気系
デバイスとを有し、供給される書込みデータD2に応じ
て変調した光ビームL1を光ディスク3の記録面に照射
する。
【0019】またこのとき光ピックアップ11は、光デ
ィスク3からの反射光L2に基づいてトラッキングエラ
ー信号及びフォーカスエラー信号等のサーボエラー信号
S1と、プッシュプル信号S2とを生成し、サーボエラ
ー信号S1をRFアンプ10を介してサーボ制御部12
に送出すると共に、プッシュプル信号S2をATIP
(Absolute Time In Pre-groove)デコーダ部13に送
出する。
【0020】サーボ制御部12は、供給されるサーボエ
ラー信号S1に基づいてスピンドルドライバ14を介し
てスピンドルモータ15を制御することにより、光ディ
スク3を所定速度で回転駆動する。またサーボ制御部1
2は、サーボエラー信号S1に基づいてスレッドドライ
バ16を介してスレッドモータ17を制御することによ
り、光ディスク3上の光ビームL1のビームスポット
(以下、これを単にビームスポットと呼ぶ)を光ディス
ク3の記録面に形成されたデータトラック(プリグルー
ブ又はランド)に沿って当該ディスク3の径方向に移動
させる。さらにサーボ制御部12は、サーボエラー信号
S1に基づいて2軸アクチュエータドライバ18を介し
て光ピックアップ11内の図示しない2軸アクチュエー
タを制御することより、トラッキング制御及びフォーカ
ス制御を行う。
【0021】一方、ATIPデコーダ部13は、供給さ
れるプッシュプル信号S2をデコード処理することによ
り、光ディスク3におけるそのときのビームスポットの
絶対番地を検出し、これをCPU(Central Processing
Unit )19に送出する。
【0022】すなわちATIPデコーダ部13は、プッ
シュプル信号S1をその内部に設けられた中心周波数2
2.05 〔Hz〕とする±1〔kHz 〕の範囲のバンドパスフ
ィルタ回路を通すことにより当該プッシュプル信号S2
に含まれるウォブル成分を抽出すると共に、当該ウォブ
ル成分にFM復調処理を施すことによりそのときビーム
スポットが位置している光ディスク3上の絶対番地を検
出し、これを絶対時間情報S3としてCPU19に送出
する。
【0023】またATIPデコーダ13部は、上述のよ
うなデコード処理により得られる光ディスク3上での絶
対番地が変化するごとに(すなわち光ディスクにおける
ビームスポットが走査するセクタが変わるごとに)、こ
れを知らせるシンク割込信号S4をCPU19に送出す
る。
【0024】かくしてCPU19は、ATIPデコーダ
部13から与えられるこれら絶対時間情報信号S3及び
シンク割込信号S4に基づいて、光ディスク3における
そのときの記録位置を順次認識し、当該認識結果に基づ
いて記録データD2を正しく光ディスク3に記録し得る
ように、必要な制御処理を実行する。
【0025】これに対して再生モード時、CPU19
は、サーボ制御部12を制御することにより、上述の記
録モード時と同様にして、光ディスク3を所定速度で回
転駆動させると共に、ビームスポットを光ディスク3の
データトラックに沿って移動させ、かつトラッキング制
御及びフォーカス制御を行わせる。
【0026】またCPU19は、上述した光ピックアッ
プ11内のレーザダイオードを駆動することにより光ビ
ームL1を光ディスク3に向けて発射させる。この結果
この光ビームL1が光ディスク3の記録面において反射
し、その反射光に基づき得られるRF信号でなる光ディ
スク3から読み出された読出しデータD3が光ピックア
ップ11からRFアンプ10を介してデコーダ部20に
与えられる。
【0027】デコーダ部20は、PLL(Phase Locked
Loop)回路21、同期データ検出部22、EFM復調
部23、CIRCデコード部24及びレイヤードECC
復調部25から構成されており、PLL回路21におい
て供給される読出しデータD3からクロックを抽出し、
当該抽出したクロックCLKを読出しデータD3と共に
同期データ検出部22に送出する。
【0028】同期データ検出部22は、供給されるクロ
ックCLKに基づいて、上述した同期データのデータパ
ターンよりも前後に所定ピットずつ大きいパルス幅の同
期データ検出用ウィンドウパルスを生成する。そして同
期データ検出部22は、この同期データ検出用ウィンド
ウパルスを順次検出すると共に、検出結果に基づいて、
読出しデータD3を所定単位で順次EFM復調部23に
送出する。
【0029】そしてこの読出しデータD3は、この後E
FM復調部23においてEFM復調処理され、CIRC
デコード部24においてCIRC復号化処理され、さら
にレイヤードECC復調部25において誤り訂正処理が
施されることにより記録前の元のフォーマットのデータ
に変換され、この後インターフェース回路4を介してホ
ストコンピュータ2に送出される。
【0030】このようにしてこの光ディスク装置1で
は、ホストコンピュータ2から与えられるデータD1を
光ディスク3に記録したり、当該光ディスク3に記録さ
れているデータを再生してホストコンピュータ2に送出
することができるようになされている。
【0031】(2)光ディスクの記録フォーマット 実際上この光ディスク装置1においては、光ディスク3
の記録面には、ディジタルオーディオデータ(すなわち
読出しデータ)D3が記録されているプログラムエリア
A1以外にもユーザの使い勝手を向上するための付加情
報が記録されているサブコードデータエリアA2が割り
当てられている。
【0032】このサブコードデータエリアA2は、パワ
ーキャリブレーションエリア(PCA:Power Calibrat
ion Area)A2A、プログラムメモリエリア(PMA:
Program Memory Area)A2B、リードインエリアA2
C及びリードアウトエリアA2Dからなる。
【0033】そして光ディスク3の記録面3Aには、図
2に示すように、パワーキャリブレーションエリア(P
CA)A2A、プログラムメモリエリア(PMA)A2
B、リードインエリアA2C、プログラムエリアA1及
びリードアウトエリアA2Dの順で内周側から順次記録
されている。
【0034】この場合、光ディスク3の記録面3Aにお
ける各エリアの配列及び内容は、いわゆるオレンジブッ
ク(Orange Book)で規定された物理的フォーマットに
従って決定される。
【0035】このうちパワーキャリブレーションエリア
(PCA)A2Aは、光ピックアップ11内のレーザダ
イオードの光量制御用に利用される領域である。またプ
ログラムメモリエリア(PMA)A2Bは、光ディスク
3の記録過程に関する種々の情報を一時的に保持するた
めの領域である。
【0036】ここでパワーキャリブレーションとは、光
ディスク3の記録面3Aに形成されるデータトラック
(プリグルーブ又はランド)が所定の基準範囲から逸れ
ること(以下、これをアシンメトリと呼ぶ)の発生を抑
えるのに最適な光ビームパワーとなるように、記録モー
ドの開始直後に、パワーキャリブレーションエリア(P
CA)A2A内に試験的に書込みを行いながら、光ディ
スク3に対する設定可能な書込速度及び当該光ディスク
3の材質に応じてレーザダイオードの光量を制御するこ
とをいう。
【0037】さらにリードインエリアA2Cは、プログ
ラムエリアA1に記録されるディジタルオーディオデー
タD3の記録開始を設定するための導入部となる領域で
ある。さらにリードアウトエリアA2Dは、プログラム
エリアA1に記録されるディジタルオーディオデータD
3の記録終了を設定するための導出部となる領域であ
る。
【0038】このうちリードインエリアA2Dには、供
給されるディジタルオーディオデータD3のブロック単
位で成り立つサブコード信号が書き込まれるようになさ
れている。かかる1ブロックは、図3に示すように、所
定のデータ構造からなるフレームが98個分結合したもの
であり、8チャンネルのサブコードP、Q、R、S、
T、U、V及びWが意味をなす最小単位として論理的に
構成されたものである。
【0039】具体的に1フレームは、図4に示すよう
に、24ビットのフレーム同期情報と、チャンネルごとに
1ビットずつ割り当てられた8チャンネルのサブコード
P、Q、R、S、T、U、V及びWからなる8ビットの
固定長データをEFM変調して得られる14ビットのサブ
コード情報と、8ビットのオーディオデータをEFM変
調して得られる14ビットのオーディオデータの32個(32
シンボル)分を順次間に3ビットの接続用ビットを介挿
して結合させたオーディオ情報とから構成されている。
【0040】このサブコード信号のうちQチャンネルに
相当するデータ(以下、これをサブコードQデータと呼
ぶ)DQは、図5に示すように、同期パターンの一部を
表す「S0、S1」、音楽信号のチャンネル数やプリエ
ンファシスの有無などの制御信号を表す「CONTRO
L」、各種モード及びアドレス情報を表す「ADR」、
トラック番号を表す「TNO」、インデックス番号を表
す「POINT」、曲中の経過時間を絶対時間情報で表
す「MIN」、「SEC」及び「FRAME」、将来的
にコマンド等を定義するためにリザーブとして空けてあ
る「ZERO」、曲中の経過時間を相対時間情報で表す
「PMIN」、「PSEC」及び「PFRAME」、デ
ータ伝送の誤りを検出するための巡回冗長検査を表す
「CRC(Cyclic Redundancy Check)」の順番で順次
記述されている。
【0041】なおサブコードQデータDQの記述内容
は、リードインエリアA2C、プログラムエリアA1及
びリードアウトエリアA2Dに分かれており、それぞれ
異なる内容が記述されるようになされている。
【0042】このうちサブコードQデータDQにおける
リードインエリアA2Cに相当する絶対時間情報の配列
パターンは、いわゆるオレンジブック(Orange Book)
で規格化されており、1フレーム分のエキストラ情報の
後に9フレーム分のタイムコード情報が続くように配置
した10フレーム単位で連続的かつ循環的に繰り返すよう
に規定されている。
【0043】かかるエキストラ情報として、CD−RW
の光ディスクの場合、スペシャルインフォメーション
(Special Information)SI1〜SI3と、アディシ
ョナルインフォメーション(Additional Information)
AI1、AI2とが規定されている。因みにアディショ
ナルインフォメーションAI3も実際には規定されてい
るが、将来的に使用するためのリザーブとして現在は空
けられている。
【0044】このうちスペシャルインフォメーションS
I1は、光ディスク3の種類(例えばCD−R又はCD
−RWか、8〔cm〕又は16〔cm〕か、通常型光ディスク
又は特別型光ディスクか等)や各書込速度に応じたライ
トパワー(光ビームの強度)等、スペシャルインフォメ
ーションSI2は、リードインエリアA2Cの開始時
刻、スペシャルインフォメーションSI3は、リードア
ウトエリアA2Dの最終的に設定可能な開始時刻、アデ
ィショナルインフォメーションAI1は、光ディスク3
に対して設定可能な書込速度等、アディショナルインフ
ォメーションAI2は、各書込速度に対応してアシンメ
トリの発生を抑えるのに適当な光ビームパワー等がそれ
ぞれ記述されている。
【0045】実際には、プリグルーブに埋め込まれる絶
対時間情報は、サブコードQデータDQにおいて絶対時
間情報を表す「MIN」、「SEC」及び「FRAM
E」に割り当てられる2値化符号としても記述される。
【0046】例えば、「MIN」、「SEC」及び「F
RAME」をそれぞれM1、S1及びF1で表すとき、
(M1、S1、F1)=(0、0、0)はプログラムエ
リアA1及びリードアウトエリアA2Dのタイムコード
情報を表し、(M1、S1、F1)=(1、0、0)は
パワーキャリブレーションエリア(PCA)A2A、プ
ログラムメモリエリア(PMA)A2B及びリードイン
エリアA2Cのタイムコード情報を表す。また、(M
1、S1、F1)=(1、0、1)はスペシャルインフ
ォメーションSI1を表し、(M1、S1、F1)=
(1、1、0)はスペシャルインフォメーションSI2
を表し、(M1、S1、F1)=(1、1、1)はスペ
シャルインフォメーションSI3を表す。さらに、(M
1、S1、F1)=(0、0、1)はアディショナルイ
ンフォメーションAI1を表し、(M1、S1、F1)
=(0、1、0)はアディショナルインフォメーション
AI2を表し、(M1、S1、F1)=(0、1、1)
はアディショナルインフォメーションAI3を表す。
【0047】このようにしてリードインエリアA2Cに
相当する絶対時間情報は、図6に示すように、1フレー
ム分のエキストラ情報を、スペシャルインフォメーショ
ンSI1、SI2、SI3及びアディショナルインフォ
メーションAI1、AI2と循環的に繰り返す順序(以
下、これを通常型判別順序と呼ぶ)で割り当てながら、
当該エキストラ情報に続いて9フレーム分のタイムコー
ド情報が配置されるように規定されている。
【0048】本実施の形態において、光ディスク3の記
録面3AにおけるリードインエリアA2Cに相当する絶
対時間情報の記述内容を予め所定状態に設定しておき、
記録モード時に、CPU19は、当該光ディスク3から
順次読み取った絶対時間情報の記述内容を順次メモリ3
0(図1)に格納しながら、当該メモリ30に蓄積され
たデータ内容に基づいて、現在装填されている光ディス
ク3が通常型光ディスクであるか又は特別型光ディスク
であるかを判別することができ、さらに特別型光ディス
クである場合にはリードアウトエリアA2Cに相当する
絶対時間情報の記述内容を読み取るようになされてい
る。
【0049】因みに本実施の形態においては、光ディス
ク3の記録面3AにおけるリードアウトエリアA2Dに
相当する絶対時間情報も、上述したリードインエリアA
2Cに相当する絶対時間情報とほぼ同様の内容で記述さ
れており、特別型光ディスクに特有の超高速書込速度に
応じたパラメータでライトパワー等が設定されている。
【0050】(3)本実施の形態によるリードインエリ
アに相当する絶対時間情報の記述内容 従来の通常型光ディスクにおいて、リードインエリアA
2Cに相当する絶対時間情報は、図6に示したように、
9フレーム分の各タイムコード情報の前段に配置する1
フレーム分のエキストラ情報を、スペシャルインフォメ
ーションSI1、SI2、SI3及びアディショナルイ
ンフォメーションAI1、AI2のような通常型判別順
序で循環的に割り当てるように配列順序が規定されてい
る。
【0051】本実施の形態の場合、特別型光ディスクに
おけるリードインエリアA2Cに相当する絶対時間情報
は、9フレーム分の各タイムコード情報の前段に配置す
る1フレーム分のエキストラ情報の配列順序が、上述し
た通常型判別順番と異なる所定の配列順序(以下、これ
を特別型判別順序と呼ぶ)に設定されている。
【0052】この場合、例えば図7に示すように、9フ
レーム分の各タイムコード情報の前段に配置する1フレ
ーム分のエキストラ情報の特別型判別順序として、スペ
シャルインフォメーションSI3、SI2、SI1及び
アディショナルインフォメーションAI2、AI1の順
番で割り当てるように設定されている。
【0053】(4)書込み設定処理手順RT1 次にこの光ディスク装置1の記録モード時におけるCP
U19の一連の処理手順について説明する。この光ディ
スク装置において、CPU19は、ユーザによって光デ
ィスクが装填されると、図8に示す書込み設定処理手順
RT1をステップSP0から開始し続くステップSP1
において、装填された光ディスクの種類(例えばCD−
R又はCD−RWか、8〔cm〕又は16〔cm〕か)をその
記録面に記録されているリードインエリアA2Cのサブ
コードQデータDQの記述内容に基づいて判別する。
【0054】続いてCPU19は、ステップSP2に進
んで、ホストコンピュータ2からコマンドを待ち受け、
やがて肯定結果を得るとステップSP3に進んで、与え
られたコマンドが書込動作を実行する旨のコマンド(す
なわちライトコマンド)であるか否かを判断する。
【0055】このステップSP3において否定結果を得
ると、このことは与えられたコマンドがライトコマンド
以外の他のコマンドであることを表しており、このとき
CPU19は、ステップSP4に進んで、当該コマンド
を実行した後、再度ステップSP2に戻ってホストコン
ピュータ2からコマンドが与えられるのを待つ。
【0056】これに対してステップSP3において肯定
結果が得られたとき、CPU19は、ステップSP5に
進んで、装填された光ディスク3の記録面3Aのリード
インエリアA2Cに相当する絶対時間情報の配列順序に
基づいて、当該光ディスク3が特別型光ディスクである
か否かを判断する。
【0057】このステップSP5において肯定結果を得
ると、このことは装填された光ディスク3が特別型光デ
ィスクであることを表しており、このときCPU19
は、ステップSP6に進んで、当該光ディスク3の記録
面3AのリードアウトエリアA2Dに相当する絶対時間
情報の記述内容を読み取ることにより、超高速書込速度
に応じたパラメータでライトパワー等を設定した後、ス
テップSP7に進む。
【0058】一方ステップSP5において否定結果を得
ると、このことは装填された光ディスクが通常型光ディ
スクであることを表しており、このときCPU19は、
そのままステップSP7に進む。
【0059】このステップSP7において、CPU19
は、当該光ディスク3について上述したパワーキャリブ
レーションが終了しているか否かを判断し、肯定結果が
得られたときにはそのままステップSP8に進む一方、
否定結果が得られたときにはステップSP9に進んでパ
ワーキャリブレーションを実行した後ステップSP8に
進む。
【0060】このステップSP8において、CPU19
は、光ディスク3の記録面3Aにおけるプログラムエリ
アA1にディジタルオーディオデータD3を書き込んだ
後、ステップSP9に進んで、当該ディジタルオーディ
オデータD3の書き込み動作が終了するのを待った後、
再度ステップSP2に戻ってホストコンピュータ2から
コマンドが与えられるのを待つ。
【0061】このようにしてこの光ディスク装置1で
は、装填された光ディスク3の記録面3Aのリードイン
エリアA2Cに相当する絶対時間情報の配列パターンに
基づいて、当該光ディスク3が特別型光ディスクである
か通常型光ディスクであるかを判断することができ、さ
らに特別型光ディスクの場合のみリードアウトエリアA
2Dに相当する絶対時間情報の記述内容を読み取ること
ができる。
【0062】(5)判別モード処理手順RT2 実際にこの光ディスク装置1では、CPU19は、上述
した書込み設定処理手順RT1(図8)のステップSP
5において、図9に示す判別モード処理手順RT2をス
テップSP10から実行することにより、装填された光
ディスク3が通常型光ディスクであるか特別型光ディス
クであるかを判別する。
【0063】続くステップSP11において、CPU1
9は、光ピックアップ11を光ディスク3の記録面3A
におけるリードインエリアA2Cの開始位置に移動させ
た後、ステップSP12に進んで、当該リードインエリ
アA2Cに相当する絶対時間情報を順次読み取る。
【0064】そしてステップSP13において、CPU
19は、読み取った絶対時間情報のうちエキストラ情報
(スペシャルインフォメーションSI1、SI2、SI
3又はアディショナルインフォメーションAI1、AI
2)が含まれているか否かを判断し、肯定結果が得られ
たときには、ステップSP14に進んで当該エキストラ
情報をメモリに格納する。
【0065】これに対してステップSP13において否
定結果を得たとき、このことは絶対時間情報のうちタイ
ムコード情報しか含まれていないことを表しており、こ
のときCPU19は、再度ステップSP13に戻って肯
定結果が得られるのを待つ。
【0066】続いてCPU19は、ステップSP15に
進んで、メモリ30内に既にエキストラ情報が格納され
ているか否かを、各エキストラ情報ごとに設定されてい
るフラグの立上り又は立下り状態に基づいて判断する。
【0067】このステップSP15において、肯定結果
が得られると、このことは絶対時間情報を読み取り始め
てから既に別のエキストラ情報をメモリ30に格納した
ことを表しており、このときCPU19は、ステップS
P16に進んで、既にメモリ30に格納されているエキ
ストラ情報と続いて当該メモリ30に格納したエキスト
ラ情報とが、上述した通常型判別順序の一部に該当する
ものであるか否かを判断する。
【0068】このステップSP16において肯定結果を
得ると、このことは現在装填されている光ディスク3が
通常型光ディスクであることを表しており、このときC
PU19は、そのままステップSP17に進んで上述し
た書込み設定処理手順RT1のステップSP6(図8)
に進んだ後、ステップSP18に進んで当該判別モード
処理手順RT2を終了する。
【0069】これに対してステップSP16において否
定結果を得ると、CPU19は、ステップSP19に進
んで、既にメモリ30に格納されているエキストラ情報
と続いて当該メモリ30に格納したエキストラ情報と
が、上述した特別型判別順序の一部に該当するものであ
るか否かを判断する。
【0070】このステップSP19において肯定結果を
得ると、このことは現在装填されている光ディスク3が
特別型光ディスクであることを表しており、このときC
PU19は、そのままステップSP27に進んで上述し
た書込み設定処理手順RT1のステップSP7(図8)
に進んだ後、ステップSP18に進んで当該判別モード
処理手順RT2を終了する。
【0071】一方ステップSP19において否定結果を
得ると、このことは現在装填されている光ディスク3が
通常型光ディスクでも特別型光ディスクでもないことを
表しており、このときCPU19は、ステップSP21
に進んで、所定のエラーメッセージをホストコンピュー
タ2に通知した後、ステップSP18に進んで当該判別
モード処理手順RT2を終了する。
【0072】このように光ディスク装置1では、CPU
19は、光ディスク3から順次読み取った絶対時間情報
の各エキストラ情報を順次メモリ30に格納しながら、
当該エキストラ情報の配列順序に基づいて、現在装填さ
れている光ディスク3が通常型光ディスクであるか又は
特別型光ディスクであるかを判別することができる。
【0073】(6)本実施の形態による動作及び効果 以上の構成において、この光ディスク装置1では、ホス
トコンピュータ2からライトコマンドが与えられたと
き、CPU19は、装填された光ディスク3について、
その記録面3AのリードインエリアA2Cに相当する絶
対時間情報を読み取りながら、当該読み取った絶対時間
情報のうちエキストラ情報のみを順次メモリ30に格納
する。
【0074】続いてCPU19は、当該メモリ30に格
納された連続するエキストラ情報の順序に基づいて、特
別型判別順序であるか又は通常型判別順序であるかを認
識することにより、当該光ディスク3が特別型光ディス
クであるか又は通常型光ディスクであるかを判別するこ
とができる。
【0075】従って、光ディスク3の記録面3Aにおけ
るリードインエリアA2Cの記述内容に新たな情報を拡
張的に付加することなく、いわゆるオレンジブックで既
に規定されているエキストラ情報の配列順序の変更のみ
に基づいて、特別型光ディスク又は通常型光ディスクの
判別を容易に行うことができる。
【0076】この結果、通常型光ディスクのみ書込み可
能な光ディスク装置においては、何ら混乱や不具合を生
じることなく、通常の書込み動作に基づいて特別型ディ
スクを認識することができる一方、特別型光ディスクも
書込み可能な光ディスク装置においても、通常の書込み
動作に基づいて特別型光ディスクを認識すると共に超高
速速度に応じたパラメータでライトパワー等を設定する
ことができる。
【0077】以上の構成によれば、この光ディスク装置
1において、ホストコンピュータ2からライトコマンド
が与えられたとき、装填された光ディスク3について、
その記録面3AのリードインエリアA2Cに相当する絶
対時間情報のうち連続するエキストラ情報の配列順序に
基づいて当該光ディスク3が特別型光ディスクであるか
又は通常型光ディスクであるかを判別するようにしたこ
とにより、当該光ディスク3の記録面3Aにおけるリー
ドインエリアA2Cの記述内容を拡張しない分、通常型
ディスクのみ書込み可能な光ディスク装置でも特別型光
ディスクを容易に認識することができ、かくしてユーザ
にとって使用効率を格段と向上させることができる。
【0078】(7)他の実施の形態 なお上述のように本実施の形態においては、本発明をC
D−RWに対応する光ディスク装置1に適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばCD−R、DVD(Digital Versatile Disc)−R
若しくはDVD−RW等の書き込み可能な光ディスク
や、MO(Magneto Optical Disk)ディスク等の光磁気
ディスク等の種々のディスク状記録媒体に対応するこの
他種々の記録装置に広く適用することができる。
【0079】この場合、記録装置として、通常型光ディ
スク(第1のディスク状記録媒体)におけるリードイン
エリアA2C(第1の記録領域)に書き込まれている絶
対時間情報(第1の情報)の記述内容に従って、当該通
常型光ディスクにディジタルオーディオデータ(第2の
情報)D3を書き込む光ディスク装置1を適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
ディスク状記録媒体の記録フォーマットに対応した種々
の構成からなる記録装置に適用するようにしても良い。
【0080】因みにCD−Rの光ディスクでは、上述し
たリードインエリアA2Cに相当する絶対時間情報のエ
キストラ情報は、スペシャルインフォメーションSI
1、SI2、SI3のみからなるように、いわゆるオレ
ンジブックで規定されている。
【0081】また上述の実施の形態においては、第1の
ディスク状記録媒体を、リードインエリアA2C(第1
の記録領域)に相当する絶対時間情報(第1の情報)が
書き込まれ、かつ当該絶対時間情報(第1の情報)の記
述内容に従ってディジタルオーディオデータ(第2の情
報)D3が書き込み可能な通常型光ディスクとして構成
すると共に、第2のディスク状記録媒体を、絶対時間情
報(第1の情報)を形成するタイムコード情報及びエキ
ストラ情報(複数の要素)と異なる新たな種類の要素を
付加することなく、当該絶対時間情報(第1の情報)の
記述内容を変更した絶対時間情報(第3の情報)がリー
ドインエリアA2C(第1の記録領域)に書き込まれた
特別型光ディスクとして構成するようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、要は通常型光ディ
スクに対して特別型光ディスクが新たな種類の要素を拡
張的に付加しなければ、この他種々の構成からなる第1
及び第2のディスク状記録媒体を広く適用するにしても
良い。
【0082】さらに上述の実施の形態においては、第2
のディスク状記録媒体としての特別型光ディスクにおけ
るリードインエリアA2C(第1の記録領域)に相当す
る絶対時間情報(第3の情報)の記述内容を、通常型光
ディスクにおけるリードインエリアA2C(第1の記録
領域)に相当する絶対時間情報(第1の情報)を形成す
る複数のタイムコード情報及びエキストラ情報(複数の
要素)のうち、各エキストラ情報(循環的に繰り返し発
現する各要素)の順序を設定変更するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、当該各エキス
トラ情報の順序のみならず当該順序に代えて又は加え
て、当該各エキストラ情報の連続性を設定変更するよう
にしても良い。
【0083】この場合、特別型光ディスクにおけるリー
ドインエリアA2Cに相当する絶対時間情報(第3の情
報)の記述内容として、当該絶対時間情報のうち連続す
るエキストラ情報の配列順序を通常型判別順序から特別
型判別順序に設定変更する場合の一例として、スペシャ
ルインフォメーションSI1、SI2、SI3及びアデ
ィショナルインフォメーションAI1、AI2の順番か
らスペシャルインフォメーションSI3、SI2、SI
1及びアディショナルインフォメーションAI2、AI
1の順番に設定変更するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、通常型判別順序以外の種々
の配列順序で各エキストラ情報を配置するようにして特
別型判別順序に設定変更するようにしても良い。
【0084】さらに通常型判別順序と異なる特別型判別
順序として、各エキストラ情報をそれぞれ複数ずつ連続
して9フレーム分のタイムコード情報の前段に配置する
ようにしても良い。例えば9フレーム分の各タイムコー
ド情報の前段に配置する1フレーム分のエキストラ情報
を、スペシャルインフォメーションSI1、SI1、S
I2、SI2、SI3、SI3及びアディショナルイン
フォメーションAI1、AI1、AI2、AI2の順番
で連続的に循環するように配置するようにしても良い。
【0085】さらに各エキストラ情報のうち特定のエキ
ストラ情報のみを複数ずつ連続して9フレーム分の各タ
イムコード情報の前段に配置するようにしても良い。例
えば9フレーム分の各タイムコード情報の前段に配置す
る1フレーム分のエキストラ情報を、スペシャルインフ
ォメーションSI1、SI1、SI1、SI2、SI3
及びアディショナルインフォメーションAI1、AI2
の順番で、スペシャルインフォメーションSI1のみ連
続するように配置しても良い。
【0086】さらに上述の実施の形態においては、絶対
時間情報(第1の情報)を形成する複数のタイムコード
情報及びエキストラ情報(複数の要素)と異なる新たな
種類の要素を付加することなく、当該絶対時間情報(第
1の情報)の記述内容を変更した絶対時間情報(第3の
情報)がリードインエリアA2C(第1の記録領域)に
書き込まれた特別型光ディスク(第2のディスク状記録
媒体)が装填されたとき、当該特別型光ディスクのリー
ドインエリアA2Cから絶対時間情報(第3の情報)を
読み取る読取手段を、光ディスク装置1内の光ピックア
ップ11、RFアンプ10及びCPU19から構成する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の構成からなる読取手段を広く適用する
ことができる。
【0087】さらに上述の実施の形態においては、特別
型光ディスク(第2のディスク状記録媒体)のリードイ
ンエリアA2C(第1の記録領域)から読み取った絶対
時間情報(第3の情報)の記述内容に基づいて、特別型
光ディスクが装填されているか否かを判別する判別手段
を、光ディスク装置1内のATIPデコーダ13及びC
PU19から構成するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、この他種々の構成からなる
判別手段を広く適用することができる。
【0088】この判別手段において、絶対時間情報(第
3の情報)の記述内容に基づいて、特別型光ディスクに
関する種々の設定情報を認識するようにしても良い。こ
の場合、例えば光ディスク3の書込速度の下限及び上限
やその範囲等、光ディスク3の材質、製造メーカ名及び
ロット番号などを設定情報として割り当てておけば良
い。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、特別
型光ディスクに応じた絶対時間情報(第3の情報)の記
述内容として、通常型光ディスクに応じた絶対時間情報
(第1の情報)を形成する複数のタイムコード情報及び
エキストラ情報(複数の要素)のうちエキストラ情報
(指定された種類の要素)を順次格納するメモリ手段
を、光ディスク装置内のCPU19及びメモリ30から
構成するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、この他種々の構成からなるメモリ手段を広
く適用することができる。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、この
判別手段を構成するCPU19は、メモリ(メモリ手
段)30にエキストラ情報が格納されるごとに、当該エ
キストラ情報に応じたフラグを立ち上げながら、当該フ
ラグの立上り状態又は立下り状態に応じて、各エキスト
ラ情報の順序及び又は連続性を認識し、当該認識結果に
基づいて、特別型光ディスクが装填されているか否かを
判別するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、エキストラ情報の順番と連続性とをメモリ
手段を介して認識することができれば、種々の方法によ
り特別型光ディスクの装填の有無を認識することができ
る。
【0091】さらに上述の実施の形態においては、この
判別手段を構成するCPU19は、メモリ(メモリ手
段)30に格納されている各エキストラ情報(循環的に
繰り返し発現する各要素)の発現回数を種類ごとに所定
単位ごとに求めた後、それぞれコード変換した結果に基
づいて、特別型光ディスクが装填されているか否かを判
別するようにしても良い。
【0092】この場合、リードインエリアA2Cに相当
する絶対時間情報(第3の情報)のうち、例えば60フ
レーム単位で各エキストラ情報の発現回数(メモリへの
格納回数)を累積加算して求める。このとき、9フレー
ム分の各タイムコード情報の前段に1フレーム分のエキ
ストラ情報が配置されている場合を「1」とし、10フ
レーム分すべてタイムコード情報が配置されている場合
を「0」として、60フレームのうち各エキストラ情報
が何回発現したかを求めれば、各エキストラ情報は
「0」〜「5」までの数値をとる。従って5種類のエキ
ストラ情報を、例えばスペシャルインフォメーションS
I1、SI2、SI3及びアディショナルインフォメー
ションAI1、AI2の順番で5桁の数値にコード変換
すれば、当該6進数で5桁の数値に種々の設定情報を割
り当てることができる。
【0093】このように各エキストラ情報(循環的に繰
り返し発現する各要素)の発現回数を種類ごとに所定単
位ごとに求めて、それぞれコード変換すれば、当該コー
ド変換後の数値や記号(アルファベット等)に非常に多
くの設定情報を割り当てることができ、かくして情報の
種類を新たに増加させることなく既存の情報のみで効率
的に設定情報を増加させることができる。
【0094】さらに上述の実施の形態においては、判別
手段を構成するCPU19は、メモリ(メモリ手段)に
格納されている各タイムコード情報(時間情報を形成す
る各要素)のデータ長に基づいて、特別型光ディスクが
装填されているか否かを判別するようにしても良い。
【0095】この場合、各タイムコード情報のデータ長
としては、通常は9フレームであるが、1フレームのエ
キストラ情報に続いて5フレーム、10フレーム又は1
5フレーム等のように任意に設定したフレーム数でタイ
ムコード情報を配置するようにすれば良い。例えばタイ
ムコード情報のデータ長を5フレーム又は10フレーム
ずつ段階的に増加させていく場合に、リードインエリア
A2Cの開始位置をずらしてオフセットをかけるように
配置しても良い。
【0096】これに加えて、判別手段を構成するCPU
19は、データ長を任意設定した各タイムコード情報
(時間情報を形成する各要素)の間に発現する各エキス
トラ情報(他の種類の各要素)の配列順序に基づいて、
特別型光ディスクが装填されているか否かを判別するよ
うにしても良い。
【0097】さらに上述の実施の形態においては、判別
手段を構成するCPU19は、リードインエリアA2C
(第1の記録領域)に相当する絶対時間情報(第3の情
報)のアドレス又は時間位置に基づいて、特別型光ディ
スクが装填されているか否かを判別するようにしても良
い。
【0098】すなわち絶対時間情報(第3の情報)にお
ける固定アドレス(又は時間位置)に特定のエキストラ
情報が存在する場合に、特別型光ディスクが装填されて
いると判断するようにしても良い。この場合例えば、通
常型光ディスクに応じた絶対時間情報(第1の情報)の
固定アドレス(99:50:00)にスペシャルインフォメーシ
ョンSI1が存在することを前提として、特別型光ディ
スクに応じた絶対時間情報(第3の情報)の固定アドレ
ス(99:50:01)にスペシャルインフォメーションSI1
が存在するように設定しておけば良い。
【0099】さらに上述の実施の形態においては、特別
型光ディスクのリードインエリアA2C(第1の記録領
域)と異なる第2の記録領域として、リードアウトエリ
アを適用した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ディジタルオーディオデータ(第2の情報)の書
込み時に必要な種々の拡張情報(例えば特別型ディスク
に特有の超高速速度に応じたパラメータ等)を他の領域
に書き込むようにしても良い。なお、第2の情報として
は、ディジタルオーディオデータD3以外にも種々のデ
ィジタルデータに広く適用することができる。
【0100】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の記
録領域に第1の情報が書き込まれ、かつ当該第1の情報
の記述内容に従って第2の情報が書き込み可能なディス
ク状記録媒体において、第1の情報を形成する複数の要
素と異なる新たな種類の要素を付加することなく、当該
第1の情報の記述内容を変更した第3の情報が記録領域
に書き込まれるようにしたことにより、その分限られた
領域内で効率的に情報を利用することができ、かくして
ユーザにとって使用効率を格段と向上し得るディスク状
記録媒体を実現し得る。
【0101】また本発明によれば、第1のディスク状記
録媒体の第1の記録領域に書き込まれている第1の情報
の記述内容に従って、当該第1のディスク状記録媒体に
第2の情報を書き込む記録装置において、第1の情報を
形成する複数の要素と異なる新たな種類の要素を付加す
ることなく、当該第1の情報の記述内容を変更した第3
の情報が第1の記録領域に書き込まれた第2のディスク
状記録媒体が装填されたとき、当該第2のディスク状記
録媒体の第1の記録領域から第3の情報を読み取る読取
手段と、当該読み取った第3の情報の記述内容に基づい
て、第2のディスク状記録媒体が装填されているか否か
を判別する判別手段とを設けたことにより、装填された
第2のディスク状記録媒体について、第1のディスク状
記録媒体のみ書込み可能な記録装置を用いた場合でも、
新しい要素が何ら付加されていない第3の情報に基づい
て、当該第2のディスク状記録媒体を容易に判別するこ
とができ、かくしてユーザにとって使用効率を格段と向
上し得る記録装置を実現できる。
【0102】さらに本発明によれば、第1のディスク状
記録媒体の第1の記録領域に書き込まれている第1の情
報の記述内容に従って、当該第1のディスク状記録媒体
に第2の情報を書き込む記録方法において、第1の情報
を形成する複数の要素と異なる新たな種類の要素を付加
することなく、当該第1の情報の記述内容を変更した第
3の情報が第1の記録領域に書き込まれた第2のディス
ク状記録媒体が装填されたとき、当該第2のディスク状
記録媒体の第1の記録領域から第3の情報を読み取る第
1のステップと、当該読み取った第3の情報の記述内容
に基づいて、第2のディスク状記録媒体が装填されてい
るか否かを判別する第2のステップとを設けたことによ
り、装填された第2のディスク状記録媒体について、第
1のディスク状記録媒体のみ書込み可能な記録装置を用
いた場合でも、新しい要素が何ら付加されていない第3
の情報に基づいて、当該第2のディスク状記録媒体を容
易に判別することができ、かくしてユーザにとって使用
効率を格段と向上し得る記録方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による光ディスク装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】光ディスクの記録面における各エリアの説明に
供する略線図である。
【図3】1ブロックの構成の説明に供する略線図であ
る。
【図4】1フレームの構成の説明に供する略線図であ
る。
【図5】サブコードQデータの内容の説明に供する概念
図である。
【図6】通常型判別順序の内容の説明に供する略線図で
ある。
【図7】特別型判別順序の内容の説明に供する略線図で
ある。
【図8】書込み設定処理手順の説明に供するフローチャ
ートである。
【図9】判別モード処理手順の説明に供するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、2……ホストコンピュータ、3
……光ディスク、3A……記録面、11……光ピックア
ップ、19……CPU、D3……ディジタルオーディオ
データ(読出しデータ)、DQ……サブコードQデー
タ、A1……プログラムエリア、A2……サブコードデ
ータエリア、A2A……パワーキャリブレーションエリ
ア(PCA)、A2B……プログラムメモリエリア(P
MA)、A2C……リードインエリア、A2D……リー
ドアウトエリア、R1……書込み設定処理手順、R2…
…判別モード処理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美細津 忠之 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 塚谷 茂樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 前田 秀穂 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 渡辺 拓 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC05 CC06 DE17 DE27 DE47 DE54 DE57 EF05 5D090 AA01 BB03 CC01 DD03 FF09 FF29 FF34 GG17 HH01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記録領域に第1の情報が書き込ま
    れ、かつ当該第1の情報の記述内容に従って第2の情報
    が書き込み可能なディスク状記録媒体において、 上記第1の情報を形成する複数の要素と異なる新たな種
    類の要素を付加することなく、当該第1の情報の記述内
    容を変更した第3の情報が上記記録領域に書き込まれて
    いることを特徴とするディスク状記録媒体。
  2. 【請求項2】上記第1の記録領域と異なる第2の記録領
    域に、上記第2の情報の書込み時に必要な種々の拡張情
    報が書き込まれていることを特徴とする請求項1に記載
    のディスク状記録媒体。
  3. 【請求項3】上記第3の情報の記述内容は、上記第1の
    情報を形成する上記複数の要素のうち、循環的に繰り返
    し発現する各上記要素の順序及び又は連続性を設定変更
    したことを特徴とする請求項1に記載のディスク状記録
    媒体。
  4. 【請求項4】上記第3の情報の記述内容は、上記第1の
    情報を形成する上記複数の要素のうち、時間情報を形成
    する各上記要素のデータ長を設定変更したことを特徴と
    する請求項1に記載のディスク状記録媒体。
  5. 【請求項5】上記第3の情報の記述内容は、上記時間情
    報を形成する各上記要素の間に発現する他の種類の各上
    記要素の配列順序を設定変更したことを特徴とする請求
    項4に記載のディスク状記録媒体。
  6. 【請求項6】上記第3の情報の記述内容は、上記第1の
    記録領域における上記第1の情報を形成する各上記要素
    のアドレス又は時間位置を設定変更したことを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク状記録媒体。
  7. 【請求項7】第1のディスク状記録媒体の第1の記録領
    域に書き込まれている第1の情報の記述内容に従って、
    当該第1のディスク状記録媒体に第2の情報を書き込む
    記録装置において、 上記第1の情報を形成する複数の要素と異なる新たな種
    類の要素を付加することなく、当該第1の情報の記述内
    容を変更した第3の情報が上記第1の記録領域に書き込
    まれた第2のディスク状記録媒体が装填されたとき、当
    該第2のディスク状記録媒体の上記第1の記録領域から
    上記第3の情報を読み取る読取手段と、 上記読み取った第3の情報の記述内容に基づいて、上記
    第2のディスク状記録媒体が装填されているか否かを判
    別する判別手段とを具えることを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】上記判別手段は、上記第3の情報の記述内
    容に基づいて、上記第2のディスク状記録媒体に関する
    種々の設定情報を認識することを特徴とする請求項7に
    記載の記録装置。
  9. 【請求項9】上記第2のディスク状記録媒体において上
    記第1の記録領域と異なる第2の記録領域に、上記第2
    の情報の書込み時に必要な種々の拡張情報が書き込まれ
    ている場合、 上記読取手段は、上記判別手段の判別結果に応じて、上
    記第2の記録領域から上記拡張情報を読み取ることを特
    徴とする請求項7に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】上記第3の情報の記述内容として上記第
    1の情報を形成する上記複数の要素のうち指定された種
    類の上記要素を順次格納するメモリ手段を具え、 上記判別手段は、上記メモリ手段に格納されている各上
    記要素のうち、循環的に繰り返し発現する各上記要素の
    順序及び又は連続性に基づいて、上記第2のディスク状
    記録媒体が装填されているか否かを判別することを特徴
    とする請求項7に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】上記第3の情報の記述内容として上記第
    1の情報を形成する上記複数の要素のうち指定された種
    類の上記要素を順次格納するメモリ手段を具え、 上記判別手段は、上記メモリ手段に格納されている各上
    記要素のうち、循環的に繰り返し発現する各上記要素の
    発現回数を上記種類別に所定単位ごとに求めた後、それ
    ぞれコード変換した結果に基づいて、上記第2のディス
    ク状記録媒体が装填されているか否かを判別することを
    特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】上記第3の情報の記述内容として上記第
    1の情報を形成する上記複数の要素のうち指定された種
    類の上記要素を順次格納するメモリ手段を具え、 上記判別手段は、上記メモリ手段に格納されている各上
    記要素のうち、時間情報を形成する各上記要素のデータ
    長に基づいて、上記第2のディスク状記録媒体が装填さ
    れているか否かを判別することを特徴とする請求項7に
    記載の記録装置。
  13. 【請求項13】上記判別手段は、上記時間情報を形成す
    る各上記要素の間に発現する他の種類の各上記要素の配
    列順序に基づいて、上記第2のディスク状記録媒体が装
    填されているか否かを判別することを特徴とする請求項
    12に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】上記判別手段は、上記第1の記録領域に
    おける上記第3の情報のアドレス又は時間位置に基づい
    て、上記第2のディスク状記録媒体が装填されているか
    否かを判別することを特徴とする請求項7に記載の記録
    装置。
  15. 【請求項15】第1のディスク状記録媒体の第1の記録
    領域に書き込まれている第1の情報の記述内容に従っ
    て、当該第1のディスク状記録媒体に第2の情報を書き
    込む記録方法において、 上記第1の情報を形成する複数の要素と異なる新たな種
    類の要素を付加することなく、当該第1の情報の記述内
    容を変更した第3の情報が上記第1の記録領域に書き込
    まれた第2のディスク状記録媒体が装填されたとき、当
    該第2のディスク状記録媒体の上記第1の記録領域から
    上記第3の情報を読み取る第1のステップと、 上記読み取った第3の情報の記述内容に基づいて、上記
    第2のディスク状記録媒体が装填されているか否かを判
    別する第2のステップとを具えることを特徴とする記録
    方法。
  16. 【請求項16】上記第2のステップでは、上記第3の情
    報の記述内容に基づいて、上記第2のディスク状記録媒
    体に関する種々の設定情報を認識することを特徴とする
    請求項15に記載の記録方法。
  17. 【請求項17】上記第2のディスク状記録媒体において
    上記第1の記録領域と異なる第2の記録領域に、上記第
    2の情報の書込み時に必要な種々の拡張情報が書き込ま
    れている場合、 上記判別結果に応じて、上記第2の記録領域から上記拡
    張情報を読み取る第3のステップを具えることを特徴と
    する請求項15に記載の記録方法。
  18. 【請求項18】上記第1のステップでは、上記第3の情
    報の記述内容として上記第1の情報を形成する上記複数
    の要素のうち指定された種類の上記要素を順次格納し、 上記第2のステップでは、上記格納されている各上記要
    素のうち、循環的に繰り返し発現する各上記要素の順序
    及び又は連続性に基づいて、上記第2のディスク状記録
    媒体が装填されているか否かを判別することを特徴とす
    る請求項15に記載の記録方法。
  19. 【請求項19】上記第1のステップでは、上記第3の情
    報の記述内容として上記第1の情報を形成する上記複数
    の要素のうち指定された種類の上記要素を順次格納し、 上記第2のステップでは、上記格納されている各上記要
    素のうち、循環的に繰り返し発現する各上記要素の発現
    回数を上記種類別に所定単位ごとに求めた後、それぞれ
    コード変換した結果に基づいて、上記第2のディスク状
    記録媒体が装填されているか否かを判別することを特徴
    とする請求項15に記載の記録方法。
  20. 【請求項20】上記第1のステップでは、上記第3の情
    報の記述内容として上記第1の情報を形成する上記複数
    の要素のうち指定された種類の上記要素を順次格納し、 上記第2のステップでは、上記格納されている各上記要
    素のうち、時間情報を形成する各上記要素のデータ長に
    基づいて、上記第2のディスク状記録媒体が装填されて
    いるか否かを判別することを特徴とする請求項15に記
    載の記録方法。
  21. 【請求項21】上記第2のステップでは、上記時間情報
    を形成する各上記要素の間に発現する他の種類の各上記
    要素の配列順序に基づいて、上記第2のディスク状記録
    媒体が装填されているか否かを判別することを特徴とす
    る請求項20に記載の記録方法。
  22. 【請求項22】上記第2のステップでは、上記第1の記
    録領域における上記第3の情報のアドレス又は時間位置
    に基づいて、上記第2のディスク状記録媒体が装填され
    ているか否かを判別することを特徴とする請求項15に
    記載の記録方法。
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