JP2002183860A - ホームセキュリティシステム及び端末装置 - Google Patents

ホームセキュリティシステム及び端末装置

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JP2002183860A
JP2002183860A JP2000381045A JP2000381045A JP2002183860A JP 2002183860 A JP2002183860 A JP 2002183860A JP 2000381045 A JP2000381045 A JP 2000381045A JP 2000381045 A JP2000381045 A JP 2000381045A JP 2002183860 A JP2002183860 A JP 2002183860A
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terminal
house
sensor
security system
pdc
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JP2000381045A
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Takashi Komatsu
尚 小松
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家屋内の状況を携帯端末によって人の目によ
って容易に確認できるホームセキュリティシステム及び
端末装置を安価に提供する。 【解決手段】 宅内に少なくとも1個のセンサ12と、
カメラ付きPDC端末13と、画像メモリ14とシステ
ム制御アダプター15とを設け、宅外の家主のPDC端
末との間でデータの送受を行うホームセキュリティシス
テムである。そして、センサの感知を契機にして、前記
カメラで撮影した宅内の画像データを宅外にいる家主の
PDC端末17に送信するホームセキュリティシステム
及び端末装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホームセキュリテ
ィシステム及び端末装置に関し、特に、個人が所有する
携帯端末(PDC端末)によって、当該個人の家屋内の
状況を監視するホームセキュリティシステム及び端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、ホームセキュリティシ
ステムに関する関心が高まってきており、特に、個人が
所有する携帯端末(PDC端末)によって、家屋内の状
況を監視するホームセキュリティシステムに関する提案
がなされている。この種のホームセキュリティシステム
としては、例えば特開2000−251181号公報に
記載の以下の如きものがあった。
【0003】以下、図5を用いて従来のホームセキュリ
ティシステムについて説明する。この公報に開示された
技術では、家屋内1において、痴呆性の老人の寝室と
か、外部からの侵入の可能性のある窓際などに、赤外線
式などの人感知センサ2が設けられている。この人感知
センサ2は、確認信号に応答して、例えば、存在信号か
不存在信号、侵入者の有無信号を状況データ信号として
出力する。
【0004】また、台所にはガス漏れセンサ3が設けら
れている。このガス漏れセンサ3は、外部に通知可能
に、高濃度で警報が発生される高濃度状態と、低濃度で
警報が発生される低濃度状態の二種類の異常状態に加え
て、それよりも薄い濃度のガス(ガス漏れ初期状態)を
も感知できるように構成されている。
【0005】ガス漏れセンサ3が、上記の如き構成であ
るので、例えば、鍋を火にかけたまま外出し、溢れた汁
などで火が消えてガス漏れを発生した直後であっても感
知することが可能である。このガス漏れセンサ3も、確
認信号に応じて上述のガス漏れの初期状態、低濃度の異
常状態ならびに、高濃度の異常状態を状況データ信号と
して出力することができる。
【0006】また、ダイニングルームや子供部屋など、
電気ストーブ、石油ストーブガスストーブなどが置かれ
る部屋には、温度センサ4が設けられている。該温度セ
ンサ4は、例えば、28℃以下(安全状態)、28℃を
越えて40℃以下(注意状態)、40℃以上(火災報知
器が作動する異常状態)といった3段階などの温度状況
を感知できる。この温度センサ4も、確認信号に応じて
上述の安全状態、注意状態ならびに、異常状態を状況デ
ータ信号として出力することができる。
【0007】更に、ダイニングルームや各部屋等には、
煙感知センサ5が設けられている。この煙感知センサ5
も、例えば、ほとんど煙りの無い状態(安全状態)、消
し忘れた煙草の煙が室内に充満する程度の低濃度状態
(注意状態)、火災により煙りが発生していると考えら
れる高濃度状態(火災報知器が作動する異常状態)とい
った3段階などの煙り発生状況を感知できるように構成
されている。この煙感知センサ5も、確認信号に応じて
上述の安全状態、注意状態ならびに、異常状態を状況デ
ータ信号として出力することができる。
【0008】また、各部屋の照明器具の近くに、照明セ
ンサ6が設けられている。この照明センサ6は、電気の
消し忘れを確認できるようになっている。この照明セン
サ6も、確認信号に応答して、点灯状態か消灯状態かの
状況データ信号を出力することができる。
【0009】更に、玄関などの所要箇所に施錠状態を感
知するロックセンサ7が設けられている。該ロックセン
サ7は、施錠の忘れを確認できるようになっている。こ
のロックセンサ7も、確認信号に応答して、施錠状態か
開錠状態かの状況データ信号を出力することができる。
【0010】上記各センサ(人感知センサ2、ガス漏れ
センサ3、温度センサ4、煙感知センサ5、照明センサ
6及びロックセンサ7)の出力はインタフェースを介し
てパーソナルコンピュータ8に接続されている。また、
該パーソナルコンピュータ8は、モデムやターミナルア
ダプタを含む送受信手段9を介して公衆回線に接続さ
れ、該公衆回線は携帯電話10との間で通信が可能に構
成されている。
【0011】上記構成によって、送受信手段9では、パ
ーソナルコンピュータ8からの状況データ信号に応答し
て、異常がある場合には、「ピー」、安全の場合には、
「ピッ、ピッ」、3段階の場合には、「ピーピッ、ピー
ピッ」などの音を状況データ信号として電話回線11に
送るようになっている。したがって、外出中でも、携帯
電話10からの確認信号に応答して家屋内の各種センサ
の検出状態を確認することができるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のホームセキ
ュリティシステムは家屋内に多数の各種センサを設置す
る必要があり、システムとして高価になると共に、検出
されたデータの確認がそれぞれ複数段階には表示される
が、それ以上の人の目による確認はできないという問題
があった。
【0013】本発明の目的は、家屋内の状況を携帯端末
によって人の目によって容易に確認できるホームセキュ
リティシステム及び端末装置を安価に提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、宅内に少なくとも1個のセンサと、カメラ付きPD
C端末と、画像メモリとシステム制御アダプターとを設
け、宅外の家主のPDC端末との間でデータの送受を行
うホームセキュリティシステムであって、前記センサの
感知を契機にして、前記カメラで撮影した宅内の画像デ
ータを家主のPDC端末に送信することを特徴とする。
このような本発明のホームセキュリティシステムによっ
て、宅外にいる家主は自分が保持するPDC端末の表示
画面に表示された画像によって宅内の状況を自分の目で
確認することができる。(請求項1)
【0015】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記画像メモリはフラッシュメモリであり、前
記カメラによって撮影された画像データが一定時間毎に
上書きされることを特徴とする。このようなシステムと
することによって、異常の無い場合の宅内の画像は次に
撮影された画像で上書きされるので、少ない容量のフラ
ッシュメモリで目的を達成することができる。(請求項
2)
【0016】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記フラッシュメモリは2分割されていて、一
方のフラッシュメモリには、前記カメラによって撮影さ
れた画像データが一定時間毎に上書きされ、他方のフラ
ッシュメモリには、センサの感知に応じて、一定時間内
の画像データが前記一方のフラッシュメモリからコピー
されている。これにより、センサに異常が発生した前後
の画像データが残される。(請求項3)
【0017】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記画像データは静止画である。このようなシ
ステムとすることによって、伝送速度の遅いPDC端末
でも十分目的を達成することが可能になる。(請求項
4) もし、PDC端末の伝送速度が十分であれば、家主の宅
外のPDC端末の表示画面に宅内の状況を動画で表示す
ることも可能である。
【0018】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記宅内のPDC端末と家主のPDC端末との
データの送受は公衆回線を用いて行うことができる。こ
れにより、特別な回線を敷設する必要がなく、個人のホ
ームセキュリティシステムを極めて容易に設置すること
ができる。(請求項5)
【0019】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記宅内のPDC端末と家主のPDC端末と
を、インターネットの接続が可能な、例えばiモード端
末とすることによって、画像データの送受をインターネ
ットを用いて行うことも可能である。これにより、特別
な回線を敷設する必要がなく、個人のホームセキュリテ
ィシステムを極めて容易に設置することができる。(請
求項6)
【0020】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記宅内のPDC端末に代えてPHS端末を用
いることにより、市販の安価なPHS端末の使用によっ
ても本発明の目的を達成することができる。(請求項
7)
【0021】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記PHS端末を、公衆回線に接続された普通
の家庭で使用されている宅内電話機のコードレス子機と
することすることができる。これにより、より安価にシ
ステムを構成できる。(請求項8)
【0022】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記センサは、人感知センサ、ガス漏れセン
ナ、温度センサ、煙感知センサ、照明センサ、ロックセ
ンサの内の少なくとも1つを用いることができる。この
ような構成により、種々の宅内の異常を感知できるシス
テムを構築できる。(請求項9)
【0023】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記宅内のPDC端末に付加されたカメラが回
動可能で撮影範囲が可変できるように構成できる。この
ような構成によれば、同一のカメラによって、種々の宅
内の画像を広範囲に撮影することができる。(請求項1
0)
【0024】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記家主のPDC端末からの指示により前記宅
内のPDC端末に付加されたカメラの撮影範囲が可変で
きるように構成されている。このような構成によれば、
宅外にいる家主の指示によって任意の宅内の画像の撮影
が可能になる。(請求項11)
【0025】また、前記ホームセキュリティシステムに
おいて、前記宅外の端末は、前記宅内の端末からの信号
により、該宅内の端末のすべての機能よりも優先する警
報を発生可能に構成されたことを特徴とする。このよう
な構成によれば、例えば、宅外の端末の電源のオン・オ
フに限らず、また、宅外の端末の使用中であっても、例
えばブザー、振動や発光さらには画面表示などによっ
て、何らかの警報を家主に迅速に知らせることができ
る。(請求項12)
【0026】また、本発明にかかるホームセキュリティ
システムは、宅内に少なくとも1個のセンサと、カメラ
付きPDC端末と、画像メモリとシステム制御アダプタ
ーとを設け、宅外の家主のPDC端末との間でデータの
送受を行うホームセキュリティシステムであって、前記
宅外にいる家主のPDC端末からの発呼に応答して、前
記カメラで撮影した宅内の画像データを家主のPDC端
末に送信することを特徴とする。このようなシステムに
することによって、宅内に設置したセンサが異常を感知
しない場合にも、宅外にいる家主の指示により宅内の任
意の画像を撮影することができる。(請求項13)
【0027】また、ホームセキュリティシステムに用い
られる端末装置として、少なくとも、カメラと、該カメ
ラで撮影された画像を記憶する記憶手段と、画像データ
を宅外にいる家主の携帯する端末に送信する送信手段を
有している端末装置によってシステムを実現できる。
(請求項14)
【0028】また、前記端末装置は、宅内にもうけられ
たセンサからの感知出力に応じて自動的に、送信を開始
する手段を有している。(請求項15)
【0029】また、前記センサからの信号線が着脱可能
に構成され、且つ、画像データを表示可能な表示手段を
設けることによって、宅内に配置されたセンサから分離
した時には、携帯可能な端末器としても使用可能であ
る。なお、この場合には、当該端末装置に他の機能(ゲ
ーム機能や、インターネット機能)を搭載することも可
能である。(請求項16)
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図1を用いて本発明に係る
ホームセキュリティシステムの実施の形態について詳細
に説明する。図1に示すホームセキュリティシステムに
用いられる端末装置としては、少なくとも、カメラ13
aと、このカメラ13aで撮影された画像を記憶する記
憶手段であるメモリ14と、画像データを宅外にいる家
主の携帯する端末に送信する送信手段であるPDC端末
13を有している端末装置であるアダプター15を用い
ることができる。図1において、センサ12は、家屋2
0の宅内21に配置された検出手段であって、例えば、
人感知センサ、ガス漏れセンナ、温度センサ、煙感知セ
ンサ、照明センサ、ロックセンサ等の各種センサの内の
少なくとも1種類のものが、その用途に応じた位置に配
置されている。このように、宅内21に設けられたセン
サ12からの感知出力に応じて自動的に、宅外のPDC
端末17への送信を開始するように構成することができ
る。
【0031】また、PDC端末13(例えば、iモード
端末)は、カメラ13aを備えるカメラ付きPDC端末
装置として構成されており、カメラ13aによって、宅
内21の所定個所の状況を撮影することができる。宅内
21のPDC端末13に付加されたカメラ13aによっ
て撮影された映像を記憶するメモリ14は、例えば、フ
ラッシュメモリが用いられる。このフラッシュメモリ
は、宅内21のPDC端末13に付加されたカメラによ
る24時間の監視に適するように、撮影された映像は、
一定時間経過すると、次の撮影された映像によって上書
きされる。
【0032】また、このメモリ14(フラッシュメモ
リ)は、2つに分割されていて、その一方には、上記の
24時間の監視のために撮影された映像は、一定時間毎
の映像の上書きが繰り返される。すなわち、分割された
他方のフラッシュメモリには、センサ12による感知
(何等かの異常状態の検出)がなされた場合に、このセ
ンサ12が感知してから、一定時間内の映像(例えば、
センサ12が感知する1分前からの映像)がコピーされ
るようになっている。
【0033】アダプター15は、前述の各種センサを監
視していて、いずれかのセンサに異常を感知した場合
に、PDC端末13及び公衆回線網16を介して、家主
(該当家の居住者)が保持するPDC端末17(必ずし
もこの端末は1個である必要は無く複数個のPDC端末
を家族が保持しても良い)に発呼する。また、アダプタ
ー15は、宅内21のPDC端末13のカメラ13aで
撮影された画像のメモリ14に対する記憶制御及びこの
システム全体の制御も実行することができる。
【0034】なお、通常においては、このアダプター1
5によって本発明のホームセキュリティシステムは自動
的に制御されているが、家主の宅外のPDC端末17に
よって、遠隔でライブ映像とメモリ映像の切り替え等の
制御を行うことも可能であり、その使用形態は多様であ
り、使い勝手は極めてよい。
【0035】また、アダプター15の制御により、セン
サ12の感知に応じた発呼を受けた家主は、家主本人が
所持している宅外のPDC端末17からの指示によっ
て、前述のメモリ14(フラッシュメモリ)に蓄積され
た画像を家主の所持している宅外のPDC端末17の表
示画面に表示させる。(この画面は、PDC端末の伝送
速度によって静止画又は動画にできる。)
【0036】PDC端末としてiモードのPDC端末を
用いてiモードで画像を送信する場合(IPを用いて宅
内のPDC端末13から家主のPDC端末17に直接画
像を発信する)には、送信された画像はインターネット
上に保存されることになる。また、第三者機関にセンタ
ー設備を設けて、そこで画像データの管理等を行うこと
も可能であり、その場合には、当該センターの運営を行
うことによって、月々の契約料を得ることも可能にな
る。
【0037】また、画像の保存方法としては、インター
ネットのホームページを利用することも可能である。こ
のように構成されたシステムは、その運営者がホームペ
ージを作成し、このホームページに画像を保存しておく
ことで、利用者がアクセスすることによって、簡易的な
センターの立ち上げが可能になる。
【0038】なお、宅内のPDC端末13と家主の宅外
のPDC端末17との間の通信携帯としては、例えば、
図2から図4に示すような形態が可能である。図2は、
前述の図1に示す構成と基本的には同じであるが、本実
施形態においては、カメラ13aは、アダプター15か
ら離れて配置できるように、該アダプター15から比較
的長いコード13bによって接続されている場合であ
る。
【0039】また、図3においては、宅内21の端末1
3-2をPHSにすると共に、宅内21に中継器30を
設置した場合である。なお、この中継器30は、宅外に
設置されているものであってもよいのも勿論である。
【0040】また、図4においては、公衆回線網16と
の間を有線のアナログ回線18で接続した宅内PHSコ
ードレス電話機40を設けて、このコードレスPHSの
子機としてのPHS端末13-2をアダプター15に接
続したシステムである。
【0041】また、本発明においては、上記実施の形態
に限定されるものではなく、例えば、センサ12が着脱
可能に構成されてもよく、また、画像データを表示可能
な適宜液晶ディスプレイなどの表示手段を設けた構成と
することによって、例えば、宅内に配置されたセンサ1
2から分離した時には、携帯可能な端末装置としても使
用することができる。したがって、このように構成され
た場合には、端末装置に他の機能、例えば、ゲーム機能
や、インターネット機能を搭載することも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、宅内に少なくとも1個のセンサと、カメラ付
きPDC端末と、画像メモリとシステム制御アダプター
とを設け、宅外の家主のPDC端末との間でデータの送
受を行うホームセキュリティシステムで、センサの感知
を契機にして、前記カメラで撮影した宅内の画像データ
を家主のPDC端末に送信することによって、宅外にい
る家主は自分が保持するPDC端末の表示画面に表示さ
れた画像によって宅内の状況を自分の目で確認すること
ができるホームセキュリティシステムを構築できる。
【0043】また、請求項2に記載の発明では、画像メ
モリはフラッシュメモリであり、前記カメラによって撮
影された画像データが一定時間毎に上書きするようにし
て、異常の無い場合の宅内の画像は次に撮影された画像
で上書きされるので、少ない容量のフラッシュメモリで
目的を達成できるので、安価なホームセキュリティシス
テムが構成できる。
【0044】また、請求項3に記載の発明では、前記フ
ラッシュメモリは2分割されていて、一方のフラッシュ
メモリには、カメラによって撮影された画像データが一
定時間毎に上書きされ、他方のフラッシュメモリには、
センサの感知に応じて、一定時間内の画像データが前記
一方のフラッシュメモリからコピーされているので、セ
ンサに異常が発生した前後の画像データが残されるの
で、宅外にいる家主が画像を自分のPDC端末で見る時
まで画像が消去されることがなくなる。
【0045】また、請求項4に記載の発明では、画像デ
ータは静止画とすることによって、伝送速度の遅いPD
C端末でも十分目的を達成することが可能になる。も
し、PDC端末の伝送速度が十分であれば、家主のPD
C端末の表示画面に宅内の状況を動画で表示することも
可能である。
【0046】また、請求項5に記載の発明では、宅内の
PDC端末と家主のPDC端末とのデータの送受は公衆
回線を用いて行うことができるので、市販の安価なPD
C端末の利用が可能になる。
【0047】また、請求項6に記載の発明では、宅内の
PDC端末と家主のPDC端末とを、インターネットの
接続が可能な、例えばiモード端末とすることによっ
て、画像データの送受がインターネットを用いて行うこ
とも可能である。
【0048】また、請求項7に記載の発明では、宅内の
PDC端末に代えてPHS端末を用いることにより、市
販のより安価なPHS端末の使用によっても本発明の目
的を達成することができる。
【0049】また、請求項8に記載の発明では、PHS
端末を、公衆回線に接続された普通の家庭で使用されて
いる宅内電話機のコードレス子機とすることにより、さ
らに安価にシステムを構成できる。
【0050】また、請求項9に記載の発明では、センサ
は、人感知センサ、ガス漏れセンナ、温度センサ、煙感
知センサ、照明センサ、ロックセンサの内の少なくとも
1つを用いて、種々の宅内の異常を感知できるシステム
を構築できる。
【0051】また、請求項10に記載の発明では、宅内
のPDC端末に付加されたカメラが回動可能で撮影範囲
が可変できるようにして、同一のカメラによって、種々
の宅内の画像を撮影することができる。
【0052】また、請求項11に記載の発明では、家主
のPDC端末からの指示により宅内のPDC端末に付加
されたカメラの撮影範囲が可変できるように構成されて
いる。このような構成によれば、宅外にいる家主の指示
によって任意の宅内の画像の撮影が可能になり、ホーム
セキュリティシステムの機能を格段に向上させることが
できる。
【0053】また、請求項12に記載の発明では、宅外
の端末は、前記宅内の端末からの信号により、該宅内の
端末のすべての機能よりも優先する警報を発生可能に構
成されたので、宅外の端末の電源のオン・オフに限ら
ず、また、宅外の端末の使用中であっても、例えばブザ
ー、振動や発光さらには画面表示などによって、何らか
の警報を家主に迅速に知らせることができる。
【0054】また、請求項13に記載の発明では、宅内
に少なくとも1個のセンサと、カメラ付きPDC端末
と、画像メモリとシステム制御アダプターとを設け、宅
外の家主のPDC端末との間でデータの送受を行うホー
ムセキュリティシステムで、宅外にいる家主のPDC端
末からの発呼に応答して、カメラで撮影した宅内の画像
データを家主のPDC端末に送信するようにして、宅内
に設置したセンサが異常を感知しない場合にも、宅外に
いる家主の指示により宅内の任意の画像を撮影すること
ができる。
【0055】また、請求項14に記載の発明では、ホー
ムセキュリティシステムに用いられる宅内端末器とし
て、少なくとも、カメラと、該カメラで撮影された画像
を記憶する記憶手段と、画像データを宅外にいる家主の
携帯する端末に送信する送信手段を有している宅内端末
装置によってシステムを実現できる。
【0056】また、請求項15に記載の発明では、前記
端末装置はセンサからの感知出力に応じて自動的に、送
信を開始する手段を有しているので、この端末装置を設
置するだけで、容易にシステムを構成できる。
【0057】また、請求項16に記載の発明では、前記
センサからの信号線が着脱可能に構成され、且つ、画像
データを表示可能な表示手段を設けることによって、宅
内に配置されたセンサから分離した時には、携帯可能な
端末器として使用可能であり、該端末器に他の機能であ
る例えば、ゲーム機能や、インターネット機能を搭載す
ることもでき、当該端末器は、宅内に設置した場合に
は、セキュリティシステムを構成すると共に、分離した
場合には、単独でゲーム機としての使用や、携帯端末と
して使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホームセキュリティシステムの一
実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明に係るホームセキュリティシステムの他
の実施形態の構成を示す図である。
【図3】本発明に係るホームセキュリティシステムの他
の実施形態の構成を示す図である。
【図4】本発明に係るホームセキュリティシステムの他
の実施形態の構成を示す図である。
【図5】従来のホームセキュリティシステムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 屋内 2 人感知センサ 3 ガス漏れセンサ 4 温度センサ 5 煙感知センサ 6 照明センサ 7 ロックセンサ 8 コンピュータ 9 送受信手段 10 携帯電話 11 電話回線 12 センサ 13 宅内のPDC端末 14 メモリ(フラッシュメモリ) 15 アダプター(ADP) 16 公衆回線網 17 宅外のPDC端末 18 アナログ回線 20 宅内 30 中継器 40 PHSコードレス電話
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04M 11/00 301 5K101 H04M 11/00 301 H04N 7/18 D H04N 7/18 H04Q 9/00 301D H04Q 9/00 301 311K 311 321E 321 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5B047 AA30 BB06 BC23 CB25 EA01 EB17 5C054 AA01 CA04 CC02 CH04 DA09 EA01 EA03 EA05 EA07 FE28 GA04 GB01 HA18 5C087 AA02 AA03 AA11 AA25 AA42 AA51 BB12 BB18 BB74 DD04 DD05 DD07 DD25 DD26 EE05 EE12 EE16 FF17 FF19 FF20 FF23 GG02 GG08 GG18 GG23 GG32 GG37 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K048 AA15 BA12 BA34 CA08 DA02 DA05 DB01 DC01 DC07 EA11 EB13 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA23 5K067 AA21 BB04 BB08 DD28 DD52 EE02 FF02 FF20 FF23 5K101 KK14 LL01 LL03 LL12 MM04 MM05 NN03 NN06 NN18 NN21 NN34 RR12 SS07 TT06 UU16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅内に少なくとも1個のセンサと、カメ
    ラ付きPDC端末と、画像メモリとシステム制御アダプ
    ターとを設け、宅外の家主のPDC端末との間でデータ
    の送受を行うホームセキュリティシステムであって、 前記センサの感知を契機にして、前記カメラで撮影した
    宅内の画像データを家主のPDC端末に送信することを
    特徴とするホームセキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 前記画像メモリはフラッシュメモリであ
    り、前記カメラによって撮影された画像データが一定時
    間毎に上書きされることを特徴とする請求項1に記載の
    ホームセキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記フラッシュメモリは2分割されてい
    て、一方のフラッシュメモリには、前記カメラによって
    撮影された画像データが一定時間毎に上書きされ、他方
    のフラッシュメモリには、センサの感知に応じて、一定
    時間内の画像データが前記一方のフラッシュメモリから
    コピーされることを特徴とする請求項2に記載のホーム
    セキュリティシステム。
  4. 【請求項4】 前記画像データは静止画であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のホームセ
    キュリティシステム。
  5. 【請求項5】 前記宅内のPDC端末と家主のPDC端
    末とのデータの送受は公衆回線を用いて行われることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のホーム
    セキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 前記宅内のPDC端末と家主のPDC端
    末とのデータの送受はインターネットを用いて行われる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    ホームセキュリティシステム。
  7. 【請求項7】 前記宅内のPDC端末に代えてPHS端
    末を用いたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
    項に記載のホームセキュリティシステム。
  8. 【請求項8】 前記PHS端末は、公衆回線に接続され
    た宅内電話機のコードレス子機であることを特徴とする
    請求項7に記載のホームセキュリティシステム。
  9. 【請求項9】 前記センサは、人感知センサ、ガス漏れ
    センナ、温度センサ、煙感知センサ、照明センサ、ロッ
    クセンサの内の少なくとも1つを用いることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載のホームセキュリ
    ティシステム。
  10. 【請求項10】 前記宅内のPDC端末に付加されたカ
    メラが回動可能で撮影範囲が可変できることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか1項に記載のホームセキュリ
    ティシステム。
  11. 【請求項11】 前記家主のPDC端末からの指示によ
    り前記宅内のPDC端末に付加されたカメラの撮影範囲
    が可変できることを特徴とする請求項1〜10のいずれ
    か1項に記載のホームセキュリティシステム。
  12. 【請求項12】 前記宅外の端末は、前記宅内の端末か
    らの信号により、該宅内の端末のすべての機能よりも優
    先する警報を発生可能に構成されたことを特徴とする請
    求項1〜11の何れかに記載のホームセキュリティシス
    テム。
  13. 【請求項13】 宅内に少なくとも1個のセンサと、カ
    メラ付きPDC端末と、画像メモリとシステム制御アダ
    プターとを設け、宅外の家主のPDC端末との間でデー
    タの送受を行うホームセキュリティシステムであって、
    前記宅外にいる家主のPDC端末からの発呼に応答し
    て、前記カメラで撮影した宅内の画像データを家主のP
    DC端末に送信することを特徴とするホームセキュリテ
    ィシステム。
  14. 【請求項14】 ホームセキュリティシステムに用いら
    れる端末装置であって、少なくとも、カメラと、画像を
    記憶する記憶手段と、画像データを送信する送信手段を
    有していることを特徴とする端末装置。
  15. 【請求項15】 宅内に設けられたセンサからの感知出
    力に応じて送信を開始する手段を有することを特徴とす
    る請求項14に記載の端末装置。
  16. 【請求項16】 前記センサからの信号線が着脱可能に
    構成され、且つ、画像データを表示可能な表示手段を有
    し、宅内に配置されたセンサから分離した時には、携帯
    可能な端末器として使用可能な請求項14または15に
    記載の端末装置。
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