JP2002183549A - サイズを考慮した商品選定システム - Google Patents

サイズを考慮した商品選定システム

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JP2002183549A
JP2002183549A JP2000383146A JP2000383146A JP2002183549A JP 2002183549 A JP2002183549 A JP 2002183549A JP 2000383146 A JP2000383146 A JP 2000383146A JP 2000383146 A JP2000383146 A JP 2000383146A JP 2002183549 A JP2002183549 A JP 2002183549A
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JP
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product
customer
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size data
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JP2000383146A
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English (en)
Inventor
Akio Kimura
彰男 木村
Toru Shimazaki
亨 嶋崎
Masahiro Ogasawara
正博 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品のサイズを考慮した商品の最適な選定を
可能にして、販売規模を飛躍的に拡大させること。 【解決手段】 顧客が身に付ける商品が撮影された写真
および商品の説明を参考にして商品を選択すると、選択
された商品のサイズデータを取り込み、商品を選択した
顧客は、インターネットその他の通信手段を介してフィ
ッテイングサービスシステムにID番号とパスワード等
の認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ商品のサ
イズデータを入力すると、データベースから予め登録さ
れている顧客の身体のサイズデータの中から選択された
商品に必要な身体のサイズデータを取り出し、取り出さ
れた顧客の身体のサイズデータと入力された商品のサイ
ズデータとに基づき、顧客が選択した商品が顧客の身体
サイズに適合するかどうかを回答することにより、顧客
の身体サイズに適合した商品の選択を可能にするように
したサイズを考慮した商品選定システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報化時代の新た
な小売流通産業を促進する商品のサイズを考慮したフィ
ッティングサービスビジネスすなわち商品選定システム
であって、小売店の店頭で商品を購入するという伝統的
な物販を含めつつ、当ビジネスは、通信販売、そして特
に今新たに台頭しつつあるインターネット販売における
販売アイテムにおいて、商品のサイズを考慮した商品の
最適な選定を可能にして、販売規模を飛躍的に拡大させ
る情報サービス事業に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット販売におけるBtoC系の
一般消費者を相手にした物販ビジネスは、BtoBの企業
間ネット取引に比べると規模において著しく劣ってい
る。
【0003】原因はいろいろ考えられるが、大きなもの
のひとつにパソコンディスプレーの画面上の情報だけで
は、消費者が購買を決心するまでの判断ができない商品
アイテムが多いことが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の一般消費者
を相手にした物販ビジネスにおいては、例えば被服等は
自分のからだのサイズに合うかどうかは、実際に試着し
てみないと本当のところは分からないという問題があっ
た。
【0005】またベッドなどの空間に置く置き家具系の
商品は、自分の家の置きたいところの位置、寸法を予め
計ってメモをとりそれを家具店の店頭に持参して、前記
ベッドの大きさを計測し、前記メモと比較して納まるか
どうかを判断しなければ、安心した購買はできないとい
う問題があった。
【0006】そこで本発明者は、顧客が商品を撮影した
写真あるいは商品の説明を参考にして商品を選択して、
選択された商品のサイズデータを取り込み、商品を選択
した顧客は、インターネットその他の通信手段を介して
フィッテイングサービスシステムにID番号とパスワー
ド等の認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ商品
のサイズデータを入力すると、データベースから予め登
録されている顧客に特有のサイズデータの中から選択さ
れた商品に関連するサイズデータを取り出し、取り出さ
れた顧客の商品に関連するサイズデータと入力された商
品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商品が顧
客の商品に関連するサイズデータに適合するかどうかを
回答することにより、顧客に特有の商品に関連するサイ
ズデータに適合した商品の選択を可能にするという本発
明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、
商品のサイズを考慮した商品の最適な選定を可能にし
て、販売規模を飛躍的に拡大させるという目的を達成す
る本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のサイズを考慮した商品選定システムは、
顧客が商品を撮影した写真あるいは商品の説明を参考に
して商品を選択して、選択された商品のサイズデータを
取り込み、商品を選択した顧客は、インターネットその
他の通信手段を介してフィッテイングサービスシステム
にID番号とパスワード等の認識情報を入力してアクセ
スし、取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、デ
ータベースから予め登録されている顧客に特有のサイズ
データの中から選択された商品に関連するサイズデータ
を取り出し、取り出された顧客の商品に関連するサイズ
データと入力された商品のサイズデータとに基づき、顧
客が選択した商品が顧客の商品に関連するサイズデータ
に適合するかどうかを回答することにより、顧客に特有
の商品に関連するサイズデータに適合した商品の選択を
可能にするようにしたものである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、顧客が身に付ける
商品が撮影された写真あるいは商品の説明を参考にして
商品を選択すると、選択された商品のサイズデータを取
り込み、商品を選択した顧客は、インターネットその他
の通信手段を介してフィッテイングサービスシステムに
ID番号とパスワード等の認識情報を入力してアクセス
し、取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、デー
タベースから予め登録されている顧客の身体のサイズデ
ータの中から選択された商品に必要な身体のサイズデー
タを取り出し、取り出された顧客の身体のサイズデータ
と入力された商品のサイズデータとに基づき、顧客が選
択した商品が顧客の身体サイズに適合するかどうかを回
答することにより、顧客の身体サイズに適合した商品の
選択を可能にするようにしたものである。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、顧客が建物その他
の居住空間内に載置して用いられる商品を撮影した写真
あるいは商品の説明を参考にして商品を選択すると、選
択された商品のサイズデータを取り込み、商品を選択し
た顧客は、インターネットその他の通信手段を介してフ
ィッテイングサービスシステムにID番号とパスワード
等の認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ商品の
サイズデータを入力すると、データベースから予め登録
されている顧客の居住空間のサイズデータの中から選択
された商品が載置される部屋その他の居住空間のサイズ
データを取り出し、取り出された顧客の居住空間のサイ
ズデータと入力された商品のサイズデータとに基づき、
顧客が選択した商品が顧客の居住空間のサイズに適合す
るかどうかを回答することにより、顧客の居住空間のサ
イズに適合した商品の選択を可能にするようにしたもの
である。
【0010】本発明(請求項4に記載の第4発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、顧客が商品を撮影
した写真あるいは商品の説明を参考にして商品を選択し
て、選択された商品のサイズデータを取り込み、商品を
選択した顧客は、インターネットその他の通信手段を介
してフィッテイングサービスシステムにID番号とパス
ワード等の認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ
商品のサイズデータを入力すると、データベースから予
め登録されている顧客の心のサイズが考慮された特有の
サイズデータの中から選択された商品に関連するサイズ
データを取り出し、取り出された顧客の心のサイズが考
慮された商品に関連するサイズデータと入力された商品
のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商品が顧客
の心のサイズが考慮された商品に関連するサイズデータ
に適合するかどうかを回答することにより、顧客に心の
サイズが考慮された商品に関連するサイズデータに適合
した商品の選択を可能にするようにしたものである。
【0011】本発明(請求項5に記載の第5発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、前記第1発明ない
し第4発明のいずれかにおいて、商品を提供する製造メ
ーカーがフィッテイングサービスシステムに加盟する
と、該フィッテイングサービスシステムが製造メーカー
によって提供される商品のフィッティング判断用の基本
寸法フォーマットが製造メーカーに提供され、製造メー
カーは提供された前記基本寸法フォーマットに従い商品
毎の基本寸法を計測して商品のサイズデータとして表示
するものである。
【0012】本発明(請求項6に記載の第6発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、前記第2発明にお
いて、前記フィッテイングサービスシステムにおける前
記データベースが、登録されている顧客の身体全体のサ
イズを3次元計測して得られた顧客の身体各部の寸法お
よび3次元形状データによって構成されているものであ
る。
【0013】本発明(請求項7に記載の第7発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、前記第3発明にお
いて、前記フィッテイングサービスシステムにおける前
記データベースが、登録されている顧客の居住空間のサ
イズを建築図面または実測して得られた顧客の居住空間
各部の寸法および立体図によって構成されているもので
ある。
【0014】本発明(請求項8に記載の第8発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、前記第6発明また
は第7発明において、前記フィッテイングサービスシス
テムにおける前記データベースが、登録されている顧客
の身体全体のサイズを3次元計測して得られるととも
に、顧客の心のサイズが考慮された顧客の身体各部の寸
法および3次元形状データによって構成されているもの
である。
【0015】本発明(請求項9に記載の第9発明)のサ
イズを考慮した商品選定システムは、前記第5発明にお
いて、前記商品のサイズデータが、商品が撮影された写
真あるいは商品の説明とともに表示されるサイズバーコ
ードであるものである。
【0016】本発明(請求項10に記載の第10発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第5発明
において、前記製造メーカーが、前記フィッテイングサ
ービスシステムに加盟するに当たり加盟金が課金される
ものである。
【0017】本発明(請求項11に記載の第11発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第10発
明において、前記製造メーカーが、提供された前記基本
寸法フォーマットに従い商品毎の基本寸法を計測して商
品毎にサイズデータとして前記基本寸法フォーマットに
記入し、前記製品毎に基本寸法フォーマットを起票し
て、課金としての登録料が支払われて商品が登録される
ものである。
【0018】本発明(請求項12に記載の第12発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第11発
明において、前記顧客が選択した商品のサイズデータ
が、前記データベースから取り出された顧客が選択した
商品に関連するサイズデータより大きいことが判断され
るものである。
【0019】本発明(請求項13に記載の第13発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第12発
明において、前記顧客が選択した商品が、前記顧客の身
体に装着された状態の3次元画像が表示されることによ
り、大小関係が表示されるものである。
【0020】本発明(請求項14に記載の第14発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第12発
明において、前記顧客が選択した商品が、前記顧客の建
物その他の居住空間内に載置された状態の3次元画像が
表示されることにより、大小関係が表示されるものであ
る。
【0021】本発明(請求項15に記載の第15発明)
のサイズを考慮した商品選定システムは、前記第12発
明において、前記顧客が選択した商品のサイズデータ
と、前記データベースから取り出された顧客が選択した
商品に関連するサイズデータとの寸法のズレ度が計算さ
れ、フィッティング率が計算され、計算されたフィッテ
ィング率が表示されるものである。
【0022】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
サイズを考慮した商品選定システムは、顧客が商品を撮
影した写真あるいは商品の説明を参考にして商品を選択
して、選択された商品のサイズデータを取り込み、商品
を選択した顧客は、インターネットその他の通信手段を
介してフィッテイングサービスシステムにID番号とパ
スワード等の認識情報を入力してアクセスし、取り込ん
だ商品のサイズデータを入力すると、データベースから
予め登録されている顧客に特有のサイズデータの中から
選択された商品に関連するサイズデータを取り出し、取
り出された顧客の商品に関連するサイズデータと入力さ
れた商品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商
品が顧客の商品に関連するサイズデータに適合するかど
うかを回答することにより、顧客に特有の商品に関連す
るサイズデータに適合した商品の選択を可能にするよう
にしたので、商品のサイズを考慮した商品の最適な選定
を可能にして、顧客による最適な買物を実現することに
より、販売規模を飛躍的に拡大させるという効果を奏す
る。
【0023】上記構成より成る第2発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、顧客が身に付ける商品が撮影
された写真あるいは商品の説明を参考にして商品を選択
すると、選択された商品のサイズデータを取り込み、商
品を選択した顧客は、インターネットその他の通信手段
を介してフィッテイングサービスシステムにID番号と
パスワード等の認識情報を入力してアクセスし、取り込
んだ商品のサイズデータを入力すると、データベースか
ら予め登録されている顧客の身体のサイズデータの中か
ら選択された商品に必要な身体のサイズデータを取り出
し、取り出された顧客の身体のサイズデータと入力され
た商品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商品
が顧客の身体サイズに適合するかどうかを回答すること
により、顧客の身体サイズに適合した商品の選択を可能
にするようにしたので、顧客の身体サイズに適合した商
品の最適な選定を可能にして、顧客による最適な買物を
実現することにより、販売規模を飛躍的に拡大させると
いう効果を奏する。
【0024】上記構成より成る第3発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、顧客が建物その他の居住空間
内に載置して用いられる商品を撮影した写真あるいは商
品の説明を参考にして商品を選択すると、選択された商
品のサイズデータを取り込み、商品を選択した顧客は、
インターネットその他の通信手段を介してフィッテイン
グサービスシステムにID番号とパスワード等の認識情
報を入力してアクセスし、取り込んだ商品のサイズデー
タを入力すると、データベースから予め登録されている
顧客の居住空間のサイズデータの中から選択された商品
が載置される部屋その他の居住空間のサイズデータを取
り出し、取り出された顧客の居住空間のサイズデータと
入力された商品のサイズデータとに基づき、顧客が選択
した商品が顧客の居住空間のサイズに適合するかどうか
を回答することにより、顧客の居住空間のサイズに適合
した商品の選択を可能にするようにしたので、顧客の居
住空間のサイズに適合した商品の最適な選定を可能にし
て、顧客による最適な商品の購入を実現することによ
り、販売規模を飛躍的に拡大させるという効果を奏す
る。
【0025】上記構成より成る第4発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、顧客が商品を撮影した写真あ
るいは商品の説明を参考にして商品を選択して、選択さ
れた商品のサイズデータを取り込み、商品を選択した顧
客は、インターネットその他の通信手段を介してフィッ
テイングサービスシステムにID番号とパスワード等の
認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ商品のサイ
ズデータを入力すると、データベースから予め登録され
ている顧客の心のサイズが考慮された特有のサイズデー
タの中から選択された商品に関連するサイズデータを取
り出し、取り出された顧客の心のサイズが考慮された商
品に関連するサイズデータと入力された商品のサイズデ
ータとに基づき、顧客が選択した商品が顧客の心のサイ
ズが考慮された商品に関連するサイズデータに適合する
かどうかを回答することにより、顧客に心のサイズが考
慮された商品に関連するサイズデータに適合した商品の
選択を可能にするようにしたので、顧客の心のサイズが
考慮された商品の最適な選定を可能にして、顧客による
満足度の高い最適な商品の購入を実現することにより、
販売規模を飛躍的に拡大させるという効果を奏する。
【0026】上記構成より成る第5発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、前記第1発明ないし第4発明
のいずれかにおいて、商品を提供する製造メーカーがフ
ィッテイングサービスシステムに加盟すると、該フィッ
テイングサービスシステムが製造メーカーによって提供
される商品のフィッティング判断用の基本寸法フォーマ
ットが製造メーカーに提供され、製造メーカーは提供さ
れた前記基本寸法フォーマットに従い商品毎の基本寸法
を計測して商品のサイズデータとして表示するので、表
示された商品のサイズデータを考慮した商品選定を可能
にするという効果を奏する。
【0027】上記構成より成る第6発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、前記第2発明において、前記
フィッテイングサービスシステムにおける前記データベ
ースが、登録されている顧客の身体全体のサイズを3次
元計測して得られた顧客の身体各部の寸法および3次元
形状データによって構成されているので、3次元計測し
て得られた顧客の身体各部の寸法および3次元形状デー
タに基づく最適な商品選定を可能にするという効果を奏
する。
【0028】上記構成より成る第7発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、前記第3発明において、前記
フィッテイングサービスシステムにおける前記データベ
ースが、登録されている顧客の居住空間のサイズを建築
図面または実測して得られた顧客の居住空間各部の寸法
および立体図によって構成されているので、建築図面ま
たは実測して得られた顧客の居住空間各部の寸法および
立体図に基づく最適な商品選定を可能にするという効果
を奏する。
【0029】上記構成より成る第8発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、前記第6発明または第7発明
において、前記フィッテイングサービスシステムにおけ
る前記データベースが、登録されている顧客の身体全体
のサイズを3次元計測して得られるとともに、顧客の心
のサイズが考慮された顧客の身体各部の寸法および3次
元形状データによって構成されているので、顧客の心の
サイズが考慮された顧客の身体各部の寸法および3次元
形状データに基づく顧客の満足度の高い最適な商品選定
を可能にするという効果を奏する。
【0030】上記構成より成る第9発明のサイズを考慮
した商品選定システムは、前記第5発明において、前記
商品のサイズデータが、商品が撮影された写真あるいは
商品の説明とともに表示されるサイズバーコードである
ので、商品に表示されるサイズバーコードを介して入手
した前記商品のサイズデータに基づく最適な商品選定を
可能にするとともに、前記商品のサイズデータのやりと
りにポピュラーな前記サイズバーコードを利用するもの
であるので、取扱いが容易で簡便であり、確実に前記商
品のサイズデータのやりとりをすることが出来るという
効果を奏する。
【0031】上記構成より成る第10発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第5発明において、前
記製造メーカーが、前記フィッテイングサービスシステ
ムに加盟するに当たり加盟金が課金されるので、加盟金
の課金により業種を越えた製造メーカーの加盟を可能に
するという効果を奏する。
【0032】上記構成より成る第11発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第10発明において、
前記製造メーカーが、提供された前記基本寸法フォーマ
ットに従い商品毎の基本寸法を計測して商品毎にサイズ
データとして前記基本寸法フォーマットに記入し、前記
製品毎に基本寸法フォーマットを起票して、課金として
の登録料が支払われて商品が登録されるので、商品毎の
基本寸法を計測して商品毎にサイズデータとして前記基
本寸法フォーマットに記入され、前記製品毎に基本寸法
フォーマットが起票されるため、前記製品毎の基本寸法
フォーマットに記入された商品毎のサイズデータに基づ
く商品選定を可能にするという効果を奏する。
【0033】上記構成より成る第12発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第11発明において、
前記顧客が選択した商品のサイズデータが、前記データ
ベースから取り出された顧客が選択した商品に関連する
サイズデータより大きいことが判断されるので、前記顧
客に適合する商品の選択を可能にするという効果を奏す
る。
【0034】上記構成より成る第13発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第12発明において、
前記顧客が選択した商品が、前記顧客の身体に装着され
た状態の3次元画像が表示されることにより、大小関係
が表示されるので、顧客が選択した商品が前記顧客の身
体に装着された状態の大小関係が3次元画像によって一
目にして把握出来るため、前記商品と顧客の身体との大
小判断が容易かつ確実に判断出来るという効果を奏す
る。
【0035】上記構成より成る第14発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第12発明において、
前記顧客が選択した商品が、前記顧客の建物その他の居
住空間内に載置された状態の3次元画像が表示されるこ
とにより、大小関係が表示されるので、顧客が選択した
商品が前記顧客の建物その他の居住空間内に載置された
状態における大小関係を一目にして把握出来るため、前
記商品と居住空間との前記大小判断が3次元画像によっ
て容易かつ確実に判断出来るという効果を奏する。
【0036】上記構成より成る第15発明のサイズを考
慮した商品選定システムは、前記第12発明において、
前記顧客が選択した商品のサイズデータと、前記データ
ベースから取り出された顧客が選択した商品に関連する
サイズデータとの寸法のズレ度が計算され、フィッティ
ング率が計算され、計算されたフィッティング率が表示
されるので、顧客が選択した商品の該商品に関連する顧
客のサイズデータとの適合関係を容易かつ確実に判断出
来るという効果を奏する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0038】(第1実施形態)本第1実施形態のサイズ
を考慮した商品選定システムは、図1ないし図7に示さ
れるように顧客が身に付ける商品が撮影された写真およ
びまたは商品の説明を参考にして商品を選択すると、選
択された商品のサイズデータを取り込み、商品を選択し
た顧客は、インターネットその他の通信手段を介してフ
ィッテイングサービスシステムにID番号とパスワード
等の認識情報を入力してアクセスし、取り込んだ商品の
サイズデータを入力すると、データベースから予め登録
されている顧客の身体のサイズデータの中から選択され
た商品に必要な身体のサイズデータを取り出し、取り出
された顧客の身体のサイズデータと入力された商品のサ
イズデータとに基づき、顧客が選択した商品が顧客の身
体サイズに適合するかどうかを回答することにより、顧
客の身体サイズに適合した商品の選択を可能にするよう
にしたものである。
【0039】本第1実施形態の商品選定システムへの製
造業者の加盟(図1中101)は、図1に示されるよう
に商品を提供する製造メーカーが本フィッテイングサー
ビスシステムに加盟金が課金され(図1中102)、加
盟することにより行われる。
【0040】本フィッテイングサービスシステムにおい
ては、製造メーカーによって提供される商品のフィッテ
ィング判断用の基本寸法フォーマットが製造メーカーに
提供される。
【0041】すなわち本商品選定システムのデータベー
スおよび顧客会員網を活用してインターネット時代に相
応しいBtoCビジネスで売上を伸ばしたい製造業者が、
本システムと各商品アイテムごとの加盟契約を結ぶ(図
1中101、102)。本システムは、製造業者が契約
料を負担する見返りとして商品の基本寸法計測フォーマ
ットを商品毎に開発し、開発した商品の基本寸法計測フ
ォーマットを製造業者に配付提供する(図1中10
3)。
【0042】商品の一例として帽子を例にとり身体寸法
データベースとの照合が可能な、商品寸法基本計測フォ
ーマットの商品毎の開発について、図3のチャート図を
用いてさらに詳細に説明する。
【0043】製造事業者または販売事業者が本サービス
システムに加盟契約して、本フィッティングサービスの
会員となる(図3中301)。次に対象商品を例えば帽
子に決め(図3中302)、図5(A)および(B)に
示されるように帽子の仕立て寸法すなわち帽子を構成す
る各構成片の寸法を全て列挙する(図3中303)。
【0044】また顧客が契約して本フィッティングサー
ビスの会員となる(図3中307)。顧客が会員になる
と、図6(A)に示されるように上は頭の先から下は足
の指先までの顧客の全身の3次元の身体サイズおよび形
状データを3次元計測して(図1中113、図3中30
8)、ID番号、パスワード、指紋その他の認識情報と
ともに計測された顧客の全身の3次元の身体サイズおよ
び形状データが会員のデータベースに構築される(図1
中114、図3中309)。
【0045】商品である帽子が接触する顧客の3次元身
体部の部位が図6(B)に示される頭上部に決定される
と、次に前記帽子が装着される頭部上部の3次元立体図
との照合に必要な最低限の基本寸法項目を絞込む(図3
中304)、すなわち世の中の全てのタイプの「帽子」
に対応出来る基本寸法項目を策定し(図3中305)、
帽子の業界標準として使用可能な、基本寸法記入フォー
マットが開発される(図3中306)。
【0046】開発された図7(C)に示される前記基本
(標準)寸法記入フォーマットに記入される基本寸法
は、商品が帽子の場合は、高さa(cm)、前後の長さ
b(cm)、横方向の長さc(cm)、内周壁の全周長
さd(cm)である。
【0047】製造メーカーは、本システムより提供され
た前記基本寸法フォーマットに従い商品毎の基本寸法を
計測して商品のサイズデータとして記入表示して(図1
中105)、本システムに登録金が課金され商品毎に登
録される(図1中106)。
【0048】上記基本寸法フォーマットは、商品カテゴ
リーごとに業界全体で標準化されたもので、商品上の基
準となる点と点間の距離を簡易に測定して、これを上記
フォーマットに記載し、本システムへ返送する。本シス
テムはこの返送されたデータを商品データベースとして
サーバーに記憶させ、運用する。
【0049】本システムは、各商品の種類ごとに商品デ
ータベースに入力後、登録バーコードを発行して加盟製
造事業者または販売事業者へ返送する(図1中10
7)。加盟事業者はこのバーコードを商品の梱包の外側
に添付する(図1中108)。また通信販売においては
カタログ上にそれを記載する。インターネット販売にお
いてはネットの掲載ページ上にこれを記載する。
【0050】商品を購入する消費者である顧客は、イン
ターネットを介して前記加盟製造事業者または販売事業
者のホームページにアクセスし(図1中110)、商品
が撮影された写真および商品の説明を参考にして比較検
討して、単数または複数の商品が選択される(図1中1
11)。
【0051】顧客によって商品が選択されると、インタ
ーネットを介してフィッテイングサービスシステムにI
D番号とパスワードを入力してアクセスし、取り込んだ
商品のサイズデータとしてのバーコードデータを本フィ
ッテイングサービスシステムに入力する(図1中11
2)。
【0052】ID番号、パスワードおよび取り込んだ商
品のサイズデータが入力されると、データベースから予
め登録されている顧客に特有のサイズデータ(図1中1
15)の中から選択された商品に関連するサイズデータ
を取り出す(図1中115、図1中116)。
【0053】取り出された顧客の商品に関連するサイズ
データと入力された商品のサイズデータとに基づき、顧
客が選択した商品が顧客の商品に関連するサイズデータ
に適合するかどうかを回答する(図1中117)ことに
より、顧客に特有の商品に関連するサイズデータに適合
した商品の選択を可能にするものである。
【0054】すなわち顧客は、商品を選択すると本シス
テムのサイトの入り口へ飛び、ID番号とパスワードを
入力(図1中112)してサイトに入ると、顧客の身体
サイズの3次元画像が立ち上がる(図1中116)。
【0055】身体サイズ3次元データ上において、コピ
ーしたバーコードデータを貼り付けると、その商品が顧
客の身体に装着された3次元画像が表示される(図1中
116)と同時に、寸法のズレ度が計算されてフィッテ
ィング率を計算表示する(図1中117)。
【0056】帽子を例とした商品と顧客身体とのフィッ
ティング率(整合率)の計算および整合率の送信につい
て、図4を用いてさらに詳細に説明する。
【0057】顧客会員がインターネット上のEコマース
で複数商品(X、Y、Z)を選択して購入候補としてに
挙げると(図4中401)、会員が本システム(当社)
のサイトにID番号およびパスワードを送信すると(図
4中402)、本システムのサーバーがID番号を確認
し、該当会員の身体情報をデータベースDBから呼び出
す(図4中403)。
【0058】会員が選択した各商品のサイズデータであ
るバーコードデータを送信すると(図4中404)、本
サーバーが該当商品機番を確認して本システムのデータ
ベースDBから簡易基本データである商品の基本寸法で
ある顧客の基本データを呼び出すとともに(図4中40
5)、図8に示されるように選択された顧客の基本デー
タa、b、c、d(図7(A))をそれぞれ100とし
た時の顧客によって選択された各商品X、Y、Zのバー
コードデータに基づく対応する商品基本寸法xa・xb
・xc・xd(図7(B))、ya・yb・yc・y
d、za・zb・zc・zdを以下の表1および図8に
示されるように求める。
【表1】
【0059】求められた表1に示される商品基本寸法デ
ータと図8に示される顧客の身体基本データa、b、
c、dとを比較することによって、各商品のフィッティ
ング率(整合率)を計算し、100以下の寸法を備えた
商品は適合性NGとし、100以上の一定範囲内の寸法
の商品を適合性最良として会員に送信する(図4中40
6)とともに、会員に課金して(図1中119、図4中
407)、会員はフィッティング率(整合率)すなわち
適合性に基づき複数商品X、Y、Zの中から最良の商品
を選定するものである(図1中118、図4中40
8)。
【0060】カタログ通版の場合においては、カタログ
上に商品のバーコードが表示されているので、顧客はバ
ーコードをバーコードリーダーまたはその他によって読
み取ってデジタルファイル化してパソコンへ入力する。
以後のステップは上述したインターネット上で買い物を
するときと同様である。
【0061】店頭購入の場合においては、商品の梱包上
にバーコードが表示されているので、顧客はこれをバー
コードを読み取ってデジタルファイル化してパソコンへ
入力する。以後のステップは上述したインターネット上
で買い物をするときと同様である。
【0062】上述した本第1実施形態のサイズを考慮し
た商品選定システムは、顧客が身に付ける商品が撮影さ
れた写真および商品の説明を参考にして商品を選択する
と、選択された商品のサイズデータを取り込み、商品を
選択した顧客は、インターネットその他の通信手段を介
してフィッテイングサービスシステムにID番号とパス
ワードを入力してアクセスし、取り込んだ商品のサイズ
データを入力すると、データベースから予め登録されて
いる顧客の身体のサイズデータの中から選択された商品
に必要な身体のサイズデータを取り出し、取り出された
顧客の身体のサイズデータと入力された商品のサイズデ
ータとに基づき、顧客が選択した商品が顧客の身体サイ
ズに適合するかどうかを回答することにより、顧客の身
体サイズに適合した商品の選択を可能にするようにした
ので、顧客の身体サイズに適合した商品の最適な選定を
可能にして、顧客による最適な買物を実現することによ
り、販売規模を飛躍的に拡大させるという効果を奏す
る。
【0063】本第1実施形態のシステムにおいては、消
費者を会員化、ID登録してその人のからだ全体の形状
と寸法の3次元データと、住宅の建築設計図データとの
データベースを構築する。製造および販売事業者を加盟
企業化してそこの製造商品のサイズについて簡易基本計
測フォーマットを発行配布する。この計測データは商品
コードと共に本システムのサーバーにデータベース化さ
れる。以上のような購買地点(店頭、カタログ通版、イ
ンターネット)の情報環境を整えることにより消費者が
複数商品を検討するときにどれがその人の身体サイズ、
住居サイズに最もフィットするものかを把握し、最良の
商品選択を可能とするサービスビジネスに関するもので
ある。
【0064】顧客が、インターネットの物販サイトで欲
しいものを購入するとき、画面上から複数の商品を取り
あえず選び、どれかひとつに絞り込もうとする。それぞ
れの商品にはホームページ上で写真と、説明と、「サイ
ズバーコード」が振られている。このサイズバーコード
をアクティブにしてクリップボードにコピーする。
【0065】次に顧客は、本システムのサイトの入り口
へ飛び、ID番号とパスワードを入力してサイトに入
る。そこには顧客の身体サイズの3次元画像が立ち上が
る。
【0066】身体サイズ3次元データ上でコピーしたバ
ーコードデータを貼り付けるとその商品が顧客の身体に
装着された3次元画像が構成され、画像確認できると同
時に寸法のズレ度が計算されてフィッティング率を計算
表示する。
【0067】このようにして顧客は、複数挙げた購入検
討商品の中から、自らの身体に最も適合した商品を選択
できる。身体サイズ3次元画像において、商品のバーコ
ードデータをその上に落とす都度サーバーに利用回数を
カウントさせ、回数に応じた課金が本システムより顧客
に請求される。
【0068】また本第1実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、商品を提供する製造メーカーがフィ
ッテイングサービスシステムに加盟すると、該フィッテ
イングサービスシステムが製造メーカーによって提供さ
れる商品のフィッティング判断用の基本寸法フォーマッ
トが製造メーカーに提供され、製造メーカーは提供され
た前記基本寸法フォーマットに従い商品毎の基本寸法を
計測して商品のサイズデータとして表示するので、表示
された商品のサイズデータを考慮した商品選定を可能に
するという効果を奏する。
【0069】さらに本第1実施形態のサイズを考慮した
商品選定システムは、前記フィッテイングサービスシス
テムにおける前記データベースが、登録されている顧客
の身体全体のサイズを3次元計測して得られた顧客の身
体各部の寸法および3次元形状データによって構成され
ているので、3次元計測して得られた顧客の身体各部の
寸法および3次元形状データに基づく最適な商品選定を
可能にするという効果を奏する。
【0070】本第1実施形態におけるフィッティングビ
ジネスのシステム概念においては、顧客である消費者で
当ビジネスシステムの利用を希望する人を会員化し、そ
の人の身体の形状と寸法を全身から各部位までの全情報
を3次元データに測定しデータベース化する。同じくそ
の人の住居の建築設計図面も立体図にデータベース化し
て該当者に別個のID番号とパスワードを配給するもの
である。
【0071】また本第1実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、前記商品のサイズデータが、商品が
撮影された写真および商品の説明とともに表示されるサ
イズバーコードであるので、商品に表示されるサイズバ
ーコードを介して入手した前記商品のサイズデータに基
づく最適な商品選定を可能にするとともに、前記商品の
サイズデータのやりとりにポピュラーな前記サイズバー
コードを利用するものであるので、取扱いが容易で簡便
であり、確実に前記商品のサイズデータのやりとりをす
ることが出来るという効果を奏する。
【0072】さらに本第1実施形態のサイズを考慮した
商品選定システムは、前記製造メーカーが、前記フィッ
テイングサービスシステムに加盟するに当たり加盟金が
課金されるので、加盟金の課金により本システムの運用
に利用されるとともに、業種を越えた製造メーカーの加
盟を可能にするという効果を奏する。
【0073】世の中には被服のアパレル事業者、家具の
製造事業者、家電製品のメーカー等さまざまな製造メー
カーがいる。音楽のCD−ROM等エンターテイメント
系の商品はインターネットやカタログ通版で販売しやす
いものだが、各顧客の体のサイズに影響される商品はど
うしても店頭の販売に依存せざるを得ず、消費者は自分
の身体サイズを店に持参するか、店毎に採寸しなければ
ならないという不便を敢えて行っていた。
【0074】この種の商品において、本第1実施形態の
フィッテイングサービスシステムにおいては、こういっ
た不便が取り除かれ、現在飛躍的に伸びているインター
ネットによる販売で売上を伸ばすことができるので、製
造事業者または営業事業者は、上述した課金によるある
程度のコスト負担をしてでも本サービスに加盟すること
になる。
【0075】本サービスシステムが持つ、多数の消費者
の身体サイズのデータベースを活用してインターネット
時代に相応しいBtoCビジネスで売上を伸ばしたい製造
業者は本システムと各商品アイテムごとの加盟契約を結
び、契約料を負担する見返りとして商品の基本寸法記入
フォーマットの配給を本サービスシステムより受ける。
【0076】この基本寸法記入フォーマットは、商品カ
テゴリーごとに業界全体で標準化されたもので、商品上
の基準となる点と点間の距離を簡易に測定して、これを
フォーマットに記載し、本システムへ返送する。本シス
テムはこのデータを商品データベースとしてサーバーに
記憶させ、運用する。
【0077】各商品の機種ごとに商品データベースに入
力後、登録バーコードを発行して加盟事業者へ返送す
る。加盟事業者はこのバーコードを商品の梱包の外側に
添付する。また通信販売においてはカタログ上にそれを
記載する。インターネット販売においてはネットの掲載
ページ上にこれを記載する。
【0078】本サービスシステムのもつ顧客会員の身体
サイズ3次元データ、立体図データ上でその適合度合い
を判断できるのに必要十分で、且つ最低限度の測定点間
距離を商品カテゴリーごとに設定して、商品ごとの業界
標準測定項目を作る。これを記載する統一フォーマット
を起こし、本システムのフィッティングサービスを活用
したい加盟製造事業者に配布し記載してもらう。
【0079】加盟製造事業者によって記載された統一フ
ォーマットを受領したら、本サービスシステムはその記
載データをデータベースに入力して商品データベース化
するとともに、商品データベース上の、当該商品データ
を埋め込んだ場所のアドレスをバーコードに表出し、加
盟企業にこれを渡す。
【0080】本サービスシステムの商品データベースか
ら、このバーコード情報の提示を受けて、該当アドレス
(住所)から当該商品の寸法データを出力するしくみを
構築するものである。
【0081】また本第1実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、前記製造メーカーが、提供された図
7(C)に示される前記基本寸法フォーマットに従い商
品毎の基本寸法を計測して商品毎にサイズデータとして
前記基本寸法フォーマットに記入し、前記製品毎に基本
寸法フォーマットを起票して、課金としての登録料が支
払われて商品が登録されるので、商品毎の基本寸法を計
測して商品毎にサイズデータとして前記基本寸法フォー
マットに記入され、前記製品毎に基本寸法フォーマット
が起票されるため、前記製品毎の基本寸法フォーマット
に記入された商品毎のサイズデータに基づく商品選定を
可能にするという効果を奏する。
【0082】さらに本第1実施形態のサイズを考慮した
商品選定システムは、前記顧客が選択した商品のサイズ
データが、前記データベースから取り出された顧客が選
択した商品に関連するサイズデータより大きいことが判
断されるので、前記顧客に適合する商品の選択を可能に
するという効果を奏する。
【0083】また本第1実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、前記顧客が選択した商品が、前記顧
客の身体に装着された状態の3次元画像が表示されるこ
とにより、大小関係が表示されるので、顧客が選択した
商品が前記顧客の身体に装着された状態の大小関係が3
次元画像によって一目にして把握出来るため、前記商品
と顧客の身体との大小判断が容易かつ確実に判断出来る
という効果を奏する。
【0084】さらに本第1実施形態のサイズを考慮した
商品選定システムは、前記顧客が選択した商品である帽
子のサイズデータと、前記データベースから取り出され
た顧客が選択した商品に関連する顧客の頭部のサイズデ
ータとの寸法のズレ度が計算され、フィッティング率が
計算され、計算されたフィッティング率が送信されるの
で、顧客が選択した商品の該商品に関連する顧客のサイ
ズデータとの適合関係を容易かつ確実に判断出来るとい
う効果を奏する。
【0085】上述したように本サービスシステムのサー
バーに商品データベースと、顧客データベースを持ち、
顧客データベースは従来の業種を越えた会員の身体全体
サイズの3次元データベースである。
【0086】顧客データベースは、会員がID番号とパ
スワードを入力して本サービスシステムのサイトに入っ
たときにその会員のものが提示される。そのとき会員が
商品に添付(梱包に、カタログ上に、ホームぺージ上
に)されたバーコードを本システムサイト内にリンクさ
れた商品データページに貼り付ける動作をすると、本サ
ービスのサーバー内の商品データベースが立ち上がり該
当する商品の寸法データが出力される。
【0087】商品寸法と、顧客データ(身体サイズ3次
元)とは記述のとおりパソコン画面上で整合度を把握で
きると同時に、身体との整合度をパーセンテージで表示
できるとともに、その整合度のパーセンテージはインタ
ーネットに繋がれ携帯電話の画面に数値として回答する
こともできるものとする。
【0088】上記整合度チェックは、その都度会員に本
サービスシステムから課金されるサービスであるが、小
売業者(店舗の経営者、カタログ通販会社、インターネ
ットの販売業者)が、顧客サービスの一環として顧客に
代わって負担することも可能なシステムである。
【0089】(第2実施形態)本第2実施形態のサイズ
を考慮した商品選定システムは、図9ないし図14に示
されるように建物その他の居住空間内に載置して用いら
れる商品の選定をする点が、前記第1実施形態との相違
点であり、相違点を中心に以下に説明する。
【0090】本第2実施形態の商品選定システムにおい
ては、図9に示されるように顧客が建物その他の居住空
間内に載置して用いられる商品を撮影した写真および商
品の説明を参考にして商品を選択する(図9中110、
111)。
【0091】前記顧客は、選択された商品のサイズデー
タを取り込み、商品を選択した顧客は、インターネット
その他の通信手段を介してフィッテイングサービスシス
テムにID番号とパスワードを入力してアクセスする
(図9中112)。
【0092】取り込んだ商品のサイズデータが入力され
ると、本システムのデータベース115から予め登録さ
れている顧客の居住空間のサイズデータの中から選択さ
れた商品が載置される部屋その他の居住空間のサイズデ
ータが取り出される(図9中116)。
【0093】取り出された顧客の居住空間のサイズデー
タとバーコードにより入力された商品のサイズデータと
を比較計算して(図9中116)、得られた比較結果で
あるフィッティング率に基づき、顧客が選択した商品が
顧客の居住空間のサイズに適合するかどうかが回答され
る(図9中117)。
【0094】顧客が回答されたフィッティング率に基づ
き、顧客の居住空間のサイズに適合した商品の選択(図
9中118)を可能にするものである。
【0095】顧客の居住空間内に配置して用いられる商
品の一例としてベッドを例にとり顧客の建物その他の居
住空間寸法のデータベースとの照合が可能な、商品寸法
基本計測フォーマットの商品毎の開発について、図10
のチャート図を用いてさらに詳細に説明する。
【0096】製造事業者または販売事業者が本サービス
システムに加盟契約して、本フィッティングサービスの
会員となる(図10中1001)。次に対象商品を例え
ばベッドに決め(図10中1002)、図11(A)お
よび(B)に示されるようにベッドの組立て寸法高さx
a、縦寸法xb、横寸法xcのみならず全てを列挙する
(図11中1003)。
【0097】また顧客が契約して本フィッティングサー
ビスの会員となる(図10中1007)。顧客が会員に
なると、図12(A)に示されるように顧客の住居の建
築設計図面の提供を受け、顧客の住居の建築設計図面の
提供を受けられない場合は実測して3次元データを求
め、ID番号、パスワードとともに提供を受けた建築設
計図面から得られたまたは実測された3次元データおよ
び室内3次元立体図(図12(B))が会員のデータベ
ースに構築される(図9中114、図10中100
9)。
【0098】ベッドを配置する部屋の内部寸法との照合
に必要な、最低限寸法項目に絞込み(図10中100
4)、世の中の存在する「ベッド」全てに対応出来る寸
法項目として、図11(B)に示されるように高さa、
縦寸法b、横寸法cを策定する(図10中1005)。
【0099】ベッドの業界標準として使用可能な、基本
寸法を記入する図11(C)に示されるような基本寸法
記入フォーマットを開発する(図10中1005)。
【0100】製造メーカーは、本システムより提供され
た前記基本寸法記入フォーマットに従い商品であるベッ
ド毎の基本寸法を計測して商品のサイズデータとして記
入表示する(図9中105)。
【0101】開発された図11(C)に示される前記基
本(標準)寸法記入フォーマットに記入される基本寸法
は、商品がベッドの場合は、高さxa(cm)、前後の
長さxb(cm)、横方向の長さxc(cm)である。
【0102】前記基本寸法記入フォーマットに商品の基
本寸法が記入され、本システムに登録金が課金され商品
毎に登録される(図9中106)。
【0103】本システムは、各商品としてのベッドの種
類ごとに商品データベースに入力後、登録バーコードを
発行して加盟製造事業者または販売事業者へ返送する
(図9中107)。加盟事業者はこのバーコードを商品
の梱包の外側に添付する(図9中108)。また通信販
売においてはカタログ上にそれを記載する。インターネ
ット販売においてはネットの掲載ホームページ上にこれ
を記載する。
【0104】本第2実施形態において、商品であるベッ
ドと顧客住居とのフィッティング性(整合性)の確認を
行う手順について、以下に説明する。
【0105】顧客会員がインターネット上のEコマース
のホームページにアクセスして(図9中110)、該ホ
ームページおいて、複数の商品としての複数のベッド
(X、Y、Z)を選択して(図9中111)購入候補に
挙げ、会員が本サービスシステムのサイトにID番号お
よびパスワードを送信するとともに、会員が各商品のサ
イズデータとしてのバーコードデータを送信(図9中1
12)する。
【0106】顧客会員によってID番号、バーコードデ
ータおよびパスワードが送信されると、本サービスシス
テムのサーバーがID番号を確認し、該当会員の住居情
報をデータ・ベース115から呼び出し、サーバーが該
当商品としてのベッドの機番を確認し、データベース1
15から簡易基本データ呼び出し、顧客住居寸法とベッ
ドの基本寸法とを比較し(図9中116)、ベッドのフ
ィッティング率(整合率)を3次元確認して会員に送信
する(図9中117)。
【0107】すなわち図12(A)に示される建築設計
図面の一階寝室にベッドを配置することを例にとって、
さらに説明する。
【0108】図12(B)に示される寝室内の3次元立
体図内に最大寸法である高さa(cm)、前後の長さb
(cm)、横方向の長さc(cm)のベッドが配置さ
れ、立体図内から飛び出すベッドの部分がないかどうか
チェックされ、寝室内にベッドが納まるかどうか、寝室
の窓およびドアにベッドが干渉するかどうかが、図12
(B)に示される立体図から一目にして判断することが
出来るものである。
【0109】会員は、本サービスシステムから送信され
たフィッティング率の値を参考にして複数のベッドの中
から最良のベッドを選定する(図9中118)ととも
に、本サービスシステムにデータベース使用料金を払
う。
【0110】ベッドを例とした商品と顧客住居空間との
フィッティング率(整合率)の計算および整合率の送信
について、図13を用いてさらに詳細に説明する。
【0111】顧客会員がインターネット上のEコマース
で複数商品(X、Y、Z)を選択して購入候補としてに
挙げると(図13中1301)、会員が本システムのサ
イトにID番号およびパスワードを送信すると(図13
中1302)、本システムのサーバーがID番号を確認
し、該当会員の住居情報をデータベースDBから呼び出
す(図13中1303)。
【0112】会員が選択した各商品のサイズデータであ
るバーコードデータを送信すると(図13中130
4)、本サーバーが該当商品機番を確認して本システム
のデータベースDBから簡易基本データである商品の基
本寸法である顧客の基本データを呼び出す(図13中1
305)。
【0113】取り出された顧客の居住空間のサイズデー
タ(図14中H、W、L)と選択された商品の入力され
たサイズデータxa・xb・xc、ya・yb・yc、
za・zb・zcとに基づき、顧客が選択した商品が顧
客の居住空間のベッド用のスペースサイズ(図14中
h、w、l)に適合するかどうかを立体図に表示してベ
ッド用のスペースへの適合性を3次元確認し、ベッド用
のスペースに納まるかどうか、窓またはドアに干渉する
かどうかを本サービスシステムから会員に回答送信する
(図13中1306)。
【0114】上述の適合性の回答を会員に送信される
(図13中1306)と、会員に課金して(図9中11
9、図13中1307)、会員はフィッティング性(整
合性)すなわち適合性に基づき複数商品X、Y、Zの中
から最良の商品であるベッドを選定するものである(図
9中118、図13中1308)。
【0115】本第2実施形態のサイズを考慮した商品選
定システムは、商品を選択した顧客が、インターネット
を介してフィッテイングサービスシステムにID番号と
パスワードを入力してアクセスし、取り込んだ商品のバ
ーコードデータを入力すると、データベースから予め登
録されている顧客の居住空間のサイズデータの中から選
択された商品が載置される部屋その他の居住空間のサイ
ズデータを取り出し、取り出された顧客の居住空間のサ
イズデータと入力された商品のサイズデータとに基づ
き、顧客が選択した商品が顧客の居住空間のサイズに適
合するかどうかを本サービスシステムから回答送信する
ことにより、顧客の居住空間のサイズに適合した商品の
選択を可能にするようにしたので、顧客の居住空間のサ
イズに適合した商品の最適な選定を可能にして、顧客に
よる最適な商品の購入を実現することにより、販売規模
を飛躍的に拡大させるという効果を奏する。
【0116】すなわち顧客は、インターネットの物販サ
イトで欲しいものを購入するとき、画面上から複数の商
品を取りあえず選び、どれかひとつに絞り込もうとす
る。それぞれの商品にはホームページ上で写真と、説明
と、「サイズバーコード」が振られている。このサイズ
バーコードをアクティブにしてクリップボードにコピー
する。
【0117】次に顧客は、本システムのサイトの入り口
へ飛び、ID番号とパスワードを入力してサイトに入
る。そこには顧客の住居サイズ立体図面像が立ち上が
る。また住居サイズ画像の上でバーコードデータを貼り
付けるとその商品の居住空間への収まり具合を画像確認
できる。
【0118】このようにして顧客は、複数挙げた購入検
討商品の中から、自らの居住空間に最も適合した商品を
選択できる。住居サイズ立体画像それぞれにつき、商品
のバーコードデータをその上に落とす都度サーバーに利
用回数をカウントさせ、回数に応じた課金が本システム
より顧客に請求されるのである。
【0119】また本第2実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、前記フィッテイングサービスシステ
ムにおける前記データベースが、登録されている顧客の
居住空間のサイズを建築図面または実測して得られた顧
客の居住空間各部の寸法および立体図によって構成され
ているので、建築図面または実測して得られた顧客の居
住空間各部の寸法および立体図に基づく最適な商品選定
を可能にするという効果を奏する。
【0120】さらに本第2実施形態のサイズを考慮した
商品選定システムは、前記顧客が選択した商品が、前記
顧客の建物その他の居住空間内に載置された状態の3次
元画像としての図12(B)に示される立体図が表示さ
れることにより、大小関係が一目に把握出来るので、顧
客が選択した商品が前記顧客の建物その他の居住空間内
に載置された状態における大小関係を一目にして把握出
来るため、前記商品と居住空間との前記大小判断が3次
元画像によって容易かつ確実に判断出来るという効果を
奏する。
【0121】従来においては、音楽のCD−ROM等エ
ンターテイメント系の商品はインターネットやカタログ
通版で販売しやすいものだが、各顧客の居住空間のサイ
ズに影響される商品はどうしても店頭に商品を陳列して
いる多数の家具の製造および販売事業者の店頭販売に依
存せざるを得ず、消費者は自分の居住空間内の部屋すな
わち商品がベッドの場合は寝室の内部寸法を計ってメモ
に記載して店に持参して、陳列されている商品のサイズ
と比較して寝室に納まるかどうか判断しなければならな
いという不便を敢えて行っていた。
【0122】本サービスシステムにおいては、顧客会員
の居住空間のサイズを示す3次元データおよび立体図デ
ータ上でその適合度合いを判断できるので、本サービス
システムの商品データベースから、このバーコード情報
の提示を受けて、該当アドレス(住所)に基づき構築さ
れたデータベースから当該商品の寸法データおよび顧客
の居住空間のサイズデータを出力してサービスするの
で、商品購入の都度部屋の内部寸法を計ってメモを持参
する手間を省くことが出来るものである。
【0123】また本サービスシステムは、構築されたデ
ータベースから出力された当該商品の寸法データと顧客
の居住空間のサイズデータとを比較することにより、選
択された商品が顧客の居住空間に適合するかどうかを判
断して、商品の適合性の判断結果を顧客に回答するの
で、顧客の判断を助けて不要にするものである。
【0124】(第3実施形態)本第3実施形態のサイズ
を考慮した商品選定システムは、前記第1実施形態およ
び第2実施形態における顧客の身体に装着される商品お
よび顧客の建物その他の居住空間内に載置して用いられ
る商品の選定に当たり、商品および顧客の身体および居
住空間の寸法以外に顧客の心のサイズを考慮して商品を
選定する点が、前記第1実施形態および第2実施形態と
の相違点であり、相違点を中心に以下に説明する。
【0125】本第3実施形態のサイズを考慮した商品選
定システムは、顧客が商品を撮影した写真および商品の
説明を参考にして商品を選択して、選択された商品のサ
イズデータを取り込み、商品を選択した顧客は、インタ
ーネットその他の通信手段を介してフィッテイングサー
ビスシステムにID番号とパスワードを入力してアクセ
スし、取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、デ
ータベースから予め登録されている顧客の心のサイズが
考慮された特有のサイズデータの中から選択された商品
に関連するサイズデータを取り出し、取り出された顧客
の心のサイズが考慮された商品に関連するサイズデータ
と入力された商品のサイズデータとに基づき、顧客が選
択した商品が顧客の心のサイズが考慮された商品に関連
するサイズデータに適合するかどうかを回答することに
より、顧客に心のサイズが考慮された商品に関連するサ
イズデータに適合した商品の選択を可能にするようにし
たものである。
【0126】すなわち心のサイズを考慮した商品選定と
は、顧客のものの考え方、趣味、趣好、価値観を反映し
た商品選定であり、例えば前記第1実施形態におけるよ
うな商品の寸法データと顧客の身体基本データとを比較
することによって、各商品のフィッティング率(整合
率)を計算するに当たり、当該顧客のサイズに対する好
みすなわちピッタリサイズが良いのか、ゆったりサイズ
が良いのかを考慮して適合性の基準値を変えることによ
り、顧客にカスタムな商品選定を可能にするものであ
る。
【0127】また前記第2実施形態におけるような商品
の寸法データと顧客の居住空間のサイズデータとを比較
することによって、各商品の適合性を計算するに当た
り、当該顧客の居住空間のスペースに対する好みすなわ
ちスペースに対してピッタリサイズが良いのか、スペー
スに対してゆったりサイズが良いのかを考慮して適合性
の基準値を変えることにより、顧客にカスタムな商品選
定を可能にするものである。
【0128】上記本第3実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、顧客が商品を撮影した写真および商
品の説明を参考にして商品を選択して、選択された商品
のサイズデータを取り込み、商品を選択した顧客は、イ
ンターネットその他の通信手段を介してフィッテイング
サービスシステムにID番号とパスワードを入力してア
クセスし、取り込んだ商品のサイズデータを入力する
と、データベースから予め登録されている顧客の心のサ
イズが考慮された特有のサイズデータの中から選択され
た商品に関連するサイズデータを取り出し、取り出され
た顧客の心のサイズが考慮された商品に関連するサイズ
データと入力された商品のサイズデータとに基づき、顧
客が選択した商品が顧客の心のサイズが考慮された商品
に関連するサイズデータに適合するかどうかを回答する
ことにより、顧客に心のサイズが考慮された商品に関連
するサイズデータに適合した商品の選択を可能にするよ
うにしたので、顧客の心のサイズが考慮された商品の最
適な選定を可能にして、顧客による満足度の高い最適な
商品の購入を実現することにより、販売規模を飛躍的に
拡大させるという効果を奏する。
【0129】また本第3実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムは、前記フィッテイングサービスシステ
ムにおける前記データベースが、登録されている顧客の
身体全体のサイズを3次元計測して得られるまたは顧客
の居住空間を表す設計図面より内部寸法が得られるとと
もに、顧客の心のサイズが考慮された顧客の身体各部お
よび居住空間の寸法および3次元形状データによって構
成されているので、顧客の心のサイズが考慮された顧客
の身体各部および居住空間の寸法および3次元形状デー
タに基づく顧客の満足度の高い最適な商品選定を可能に
するという効果を奏する。
【0130】(第4実施形態)本第4実施形態のサイズ
を考慮した商品選定システムは、本システムが選定した
商品を本システムが商品の内製機能を備え顧客に直接提
供する点が、上述の実施形態と相違する点であり、相違
点を中心に図15ないし図17を用いて以下に説明す
る。
【0131】本第4実施形態のサイズを考慮した商品選
定システムにおける全体のビジネスシステム構成は、図
15に示されるように顧客の2つの寸法(身体寸法、住
空間寸法)をデータベース化し、顧客に最もフィットし
た商品を製造・調達(マスカスタマイゼーション)し、
顧客に最もフィットしたシステム商品群にアレンジ
(同上)し、上記データを必要に応じて他のメーカー・
流通に情報サービスとして販売することである。
【0132】本第4実施形態において、インターネット
上でのEコマースにおいて、顧客の身体の寸法、住居の
形態・寸法、そして心の寸法(ものの考え方、趣味、嗜
好、価値観など)をデータベース化し、そのデータベー
スを活用して以下のビジネス手法を可能にするものであ
る。
【0133】顧客から、ファジーな言語によるあいまい
性をもった問い合わせを、インターネットにより受信す
ると、サーバーがその顧客のデータベースを立ち上げ、
顧客が入力した情報に係わりあるデータが検索され提示
される。
【0134】顧客が欲しいものとして指定した商品カテ
ゴリーが顧客により指定されて明確な場合は、そのカテ
ゴリーの商品仕様に基づきスペックインの作業を行い、
商品カテゴリーが明確でない場合はその商品カテゴリー
をサーバーが特定して、サーバーがスペックインの作業
を行う。
【0135】スペックインとは、指定商品カテゴリーの
大きさや機能、銘柄等を、データベースから検索され提
示された顧客のからだの各部寸法、住居の間取り・各部
屋の寸法や大きさ、顧客の価値観に照らし合わせてサー
バーが決めることである。スペックインの対象はハード
ウエアだけでなく、サービス商品も包含される。
【0136】スペックインされたハードウエア商品また
はサービスは、インターネットを通じて顧客に、3次元
商品図または説明図とともに自動計算された価格情報を
添えてホームページ上で伝えられ、その仕様、価格でい
いかどうか顧客の承諾を得る。
【0137】顧客の承諾を得てスペックインされた商品
は、内製出来る製品の場合は本サービスまたは構成会社
の生産ラインに、外部からの仕入れ商品については調達
先の生産ラインにスペック情報が送信される。
【0138】生産ラインにおいては、受信情報に基づい
てハードウエア商品が生産される。サービスの場合は、
スペックインはメニューの種類とその各々のグレードの
指定であり、その指定に基づいてサービスが手配され
る。
【0139】このスペックインに基づく個別対応生産
は、次に述べる「マスカスタマイゼーション(mass-cus
tomization) という考え方に基づいて実現される。
【0140】商品のコンポーネント部品(サービスの場
合は基本メニューの種類やグレード)は、出来るだけ限
定された、少ない種類で予め設定される。すなわちコン
ポーネントは可能な限り限定するのである。
【0141】顧客からの情報と、データベースから検索
された情報とに基づいてスペックインされる商品または
サービスの最終形態は、コンポーネントの組み合わせに
より、可能な限り多くの多様性を持ち、顧客の要望を満
たした個別対応に近いものとなる。すなわち最終商品の
無限多様性を確保するものである。
【0142】上述した事項は、説明を簡単にする観点よ
り単一の商品(またはサービス)の場合を述べている
が、顧客の要望とデータベースから上がってくる情報に
基づいて、複数の商品やサービスをサーバーが選び出
し、トータルでシステム的に顧客に提案することもでき
る。個々の商品のスペックインは上述した考え方で行わ
れる。
【0143】スペックインされ、複数商品に渡ってシス
テムで構成された商品群は、インターネットを通じて顧
客に、それぞれの3次元商品図または説明図とともに自
動計算された価格情報およびその合計価格を添えて顧客
にホームページ上で伝えられ、その仕様、価格、システ
ム構成でいいかどうか顧客の承諾を得る。
【0144】顧客の承諾を得てスペックインされた商品
およびシステムの構成は、内製製品の場合は本サービス
システムまたは構成会社の生産ラインに、仕入れ商品に
ついては調達先の生産ラインにスペック情報が送信され
る。生産ラインでは受信情報に基づいて各ハードウエア
商品が生産される。サービスの場合は、スペックインは
メニューの種類とグレードの指定であり、その指定に基
づいてサービスが手配される。
【0145】上述においてデータベースの検索、顧客要
望との適合化に基づく商品およびサービスのスペックイ
ン、商品システムの構築と価格試算、それらをインター
ネット上で顧客へ提示し、承諾を得るまでの情報支援サ
ービスの全てを、他業界の製造事業者、販売事業者へ情
報サービスビジネスとして販売することも可能である。
すなわち情報サービスの販売を可能にするものである。
【0146】上述した事項を指して、フィッティングと
いう用語を用い、これを基にした、単一商品の製造・調
達・販売事業、および組み合わせてシステム化された商
品群の製造・調達・販売事業、および情報サービスの販
売事業をフィッティングビジネスと定義する。
【0147】本第4実施形態におけるサイズのデータベ
ース構築について、以下に述べる。顧客のからだのサイ
ズ、住居のサイズ、心のサイズ(価値観、嗜好など)は
以下の方法で測定され、蓄積されてデータベース化す
る。
【0148】どのようなデータカテゴリーをどの程度ま
で測定するかについて、サイズ標準を設定する。上記標
準に基づいてサイズ情報(カテゴリー、測定方法、測定
単位)を開発する。上記サイズ情報を基にして、サイズ
測定機器を開発する。本システムのフィッティングビジ
ネスに参画したい、提携先の流通企業に上記サイズ測定
機器を貸し出し、あるいは販売する。これを活用して、
顧客との折衝時に顧客のサイズを測定する。測定データ
はインターネットまたは、記憶媒体を通じて本システム
にもたらされ、1顧客ごとにICカードを起こしてこれ
に蓄積する。このICカードを使ってサイズのデータベ
ースを構築する。
【0149】本第4実施形態における商品データベース
の構築について以下に述べる。上述したサイズ標準に基
づいて、サイズの基礎情報を構築し、商品のメインコン
ポーネントが設計されて、最終商品のブランドが決定登
録される。メインコンポーネントと最終商品の関係は図
17に示されるとおりである。
【0150】上記の考え方で、商品のスペックインが行
われるため、コンポーネントの段階では単純シンプルで
少ない種類しかないが、その組み合わせによって最終商
品の種類数は顧客にとって個別対応に限りなく近づくと
いうマスカスタマイゼーション( mas customization )
を実践する。この生産・販売システムによって、ワント
ゥワンマーケティング( one to one marketing )が実
現されることになる。
【0151】サービス商品の場合も基本的に同じ考え方
で、サービスの基本メニュー・グレード(上図ではコン
ポーネントに相当)を、顧客のサイズデータベースと要
望に添って最適な組み合わせを構築することで最終のサ
ービス形態を供給する。
【0152】本第4実施形態のシステムにおいては、顧
客が要求情報を本システムに対してインターネットを介
して入力、送信し(図16中1601)、本システムが
顧客の要求情報を受信すると、データベースを検索し
て、顧客情報とデータベースDBとの適合作業を実施す
る(図16中1602)。
【0153】次に単一商品かまたは複数の商品より成る
商品システムかが判断され(図16中1603)、スペ
ックインにおいて単一商品の場合は顧客の入力情報に基
づきデータベースから身体(からだ)、住居スペースお
よび心の各寸法が検索され、商品仕様が仮決定されると
ともに、価格が試算される(図16中1604)。
【0154】単一商品ではなくシステムの場合は、商品
カテゴリーの選択ロジックに従ってシステム構成の商品
が選ばれ、顧客の入力情報に基づき単一商品と同様に各
寸法が検索され、各商品仕様が仮決定されるとともに、
価格が試算される(図16中1605)。
【0155】商品仕様が仮決定されるとともに、価格が
試算されると、インターネットを介して顧客に商品また
はシステムの仕様および価格が連絡され、顧客の了承を
得る(図16中1606)。
【0156】システムの仕様および価格が顧客の了承が
得られると、本システムまたは構成会社によって内製で
きる内製品か、外部メーカーに依託して仕入れる製品か
どうかが判断される(図16中1607)。
【0157】内製の場合は、スペックイン情報に基づき
個別に対応して生産する個別対応生産(マスカスタマイ
ゼーション プロダクション、Mass-customized Produc
tion) が行われ(図16中1608)、外部メーカーに
依託して仕入れる製品の場合は、インターネットを介し
て外部メーカーに依託してスペックイン情報に基づき個
別に対応して生産する個別対応生産(マスカスタマイゼ
ーション プロダクション、Mass-customized Producti
on) が行われる(図16中1609)。
【0158】個別に対応して生産された商品は、課金が
支払われる(図16中1610)と、顧客にデリバリー
(図16中1611)される。
【0159】(第5実施形態)本第5実施形態のサイズ
を考慮した商品選定システムは、上述した第4実施形態
において商品を介護ベッドに適用したものであり、図1
8ないし図21を用いて説明する。
【0160】顧客が商品を希望商品指定ボタンによって
介護ベッドに指定すると、以下に示される質問表に沿っ
て回答を入力して、インターネットを介して送信する
(図18中1801)。
【0161】上記質問表の内容は、以下の通りである。 介護の程度は以下のいずれに該当しますか? (1)交通機関等を利用してひとりで外出が可能。 (2)隣近所ならひとりで外出可能。 (3)介助があれば外出可能。日中ほとんどベッドから
離れて生活。 (4)外出頻度少なく日中寝たりおきたり。 (5)座位保持可能。車椅子に移乗し、食事配設はベッ
ドから離れて行う。 (6)座位保持可能。介助により車椅子に移乗できる。 (7)座位保持不能。自力で寝返り可能。 (8)座位保持不能。自力で寝返り不能。
【0162】上述の質問表によって得られた介護程度に
よって、図19に示されるように単独商品で良いのか、
指定商品に加えてさらに必要な商品を加えた複数の商品
より成る商品システム構成案が必要になるのかが決ま
る。
【0163】すなわち顧客が指定する商品単独で顧客要
求を満たせるかどうか判断する(図18中1802)。
顧客が指定する商品単独で顧客要求を満たせない場合
は、指定商品に加えてさらに必要な商品を加えたシステ
ム構成案を複数案作る(図18中1803)。
【0164】複数構成案それぞれにつきラフな小売価格
を試算し、インターネットを介して顧客に返信する(図
18中1804)。顧客は返信された複数構成案の商品
システム案を選定および決定する(図18中180
5)。システムを構成する各単独商品につき、ひとつひ
とつ入力する(図18中1806)。
【0165】顧客が指定する商品単独で顧客要求を満た
せると判断された場合(図18中1802)およびシス
テムを構成する各単独商品につき、ひとつひとつ入力さ
れた場合(図18中1806)、データベースに対して
顧客IDを呼び起こす(図18中1807)。
【0166】データベースに対して顧客IDが呼び起こ
されると、指定商品が単独か複合かが判断され(図18
中1808)、指定商品が単独と判断された場合は、顧
客ID呼び起こす(図18中1809)。図19に示さ
れるように指定商品が複合と判断された場合は、それぞ
れの商品につき、顧客IDが呼び起こされる(図18中
1810)。
【0167】顧客IDが呼び起こされると、図19に示
されるように顧客の登録データから所定のからだの寸法
データベースおよび住居のデータベースの指定商品仕様
関連データが呼び起こされ(図18中1811)、仕様
に関連するデータを元に指定商品の自動設計、コスト・
小売り価格を自動計算する(図18中1812)。
【0168】上記自動計算が完了すると顧客に図20に
示される3次元商品図と小売価格の見積書をインターネ
ットを介して送信する(図18中1813)。顧客が、
受信した3次元商品図と小売価格を検討し(図18中1
813)、提案された仕様(3次元商品図)と価格を承
諾するかどうか検討し、提案された仕様(3次元商品
図)と価格を承諾する場合は、課金を支払い、生産を開
始し、生産された商品を顧客に配達する(図18中18
16)。
【0169】提案された仕様(3次元商品図)と価格が
承諾できない旨の回答が本システムになされた場合は、
本システムは顧客の承諾に必要なさらなる要求、変更希
望をインターネットを介して送信(図18中1817)
し、それに伴い仕様関連データが追加され(図18中1
818)、追加された仕様に関連するデータを元に指定
商品を自動設計、コスト・小売り価格を自動計算し(図
18中1812)、顧客に3次元商品図と小売価格をイ
ンターネットを介して送信し(図18中1813)、上
述と同様に顧客の検討に委ねられる。
【0170】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のサイズを考慮した商品
選定システムの手順を示すチャート図である。
【図2】本第1実施形態の商品選定システムにおける本
システムと、メーカーおよび顧客との関係を示すブロッ
ク図である。
【図3】本第1実施形態の商品選定システムにおける寸
法計測フォーマットの開発手順を示すチャート図であ
る。
【図4】本第1実施形態の商品選定システムにおける商
品を選択してから商品の顧客の身体のフィッティング率
を計算するまでの手順を示すチャート図である。
【図5】本第1実施形態における帽子の仕立て寸法を説
明するための説明図である。
【図6】本第1実施形態における顧客の身体および頭上
部の3次元計測および3次元データを説明するための説
明図である。
【図7】本第1実施形態における顧客の頭上部と商品と
しての帽子の基本寸法の関係および帽子の業界標準フォ
ーマットを説明するための説明図である。
【図8】本第1実施形態における顧客の頭上部の基本寸
法と帽子のサイズによるフィッティング率計算を説明す
るための説明図である。
【図9】本発明の第2実施形態のサイズを考慮した商品
選定システムの手順を示すチャート図である。
【図10】本第2実施形態の商品選定システムにおける
寸法計測フォーマットの開発手順を示すチャート図であ
る。
【図11】本第2実施形態における商品であるベッドの
タイプおよび最大寸法である基本寸法を説明するための
斜視図およびベッドの業界標準フォーマットを説明する
ための説明図である。
【図12】本第2実施形態における顧客の住居の建築設
計平面図および寝室の斜視図である。
【図13】本第2実施形態の商品選定システムにおける
商品を選択してから商品の顧客の住居のフィッティング
性を判断するまでの手順を示すチャート図である。
【図14】本第2実施形態におけるベッドと顧客の寝室
のスペースとの寸法関係およびフィッティング性を判断
するための3次元立体図を示す説明図である。
【図15】本発明の第4実施形態の商品選定システムに
おける本システムと、メーカーおよび顧客との関係を示
すブロック図である。
【図16】本第4実施形態のサイズを考慮した商品選定
システムの手順を示すチャート図である。
【図17】本第4実施形態におけるメインコンポーネン
トと最終商品の関係を説明するための説明図である。
【図18】本発明の第5実施形態のサイズを考慮した商
品選定システムの手順を示すチャート図である。
【図19】本第5実施形態における介護程度と単独商品
および商品システムとの関係を示す関係図である。
【図20】本第5実施形態における指定商品と仕様関連
データとの関係を示す関係図である。
【図21】本第5実施形態における寝室の間取りと小売
見積もり価格の一例を説明するための説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小笠原 正博 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA02 CA13 CB13 CC03 CE08 CH20 DA16 DA20 DB03 DC03 DC31

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が商品を撮影した写真あるいは商品
    の説明を参考にして商品を選択して、選択された商品の
    サイズデータを取り込み、 商品を選択した顧客は、インターネットその他の通信手
    段を介してフィッテイングサービスシステムにID番号
    とパスワード等の認識情報を入力してアクセスし、 取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、データベ
    ースから予め登録されている顧客に特有のサイズデータ
    の中から選択された商品に関連するサイズデータを取り
    出し、 取り出された顧客の商品に関連するサイズデータと入力
    された商品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した
    商品が顧客の商品に関連するサイズデータに適合するか
    どうかを回答することにより、 顧客に特有の商品に関連するサイズデータに適合した商
    品の選択を可能にするようにしたことを特徴とするサイ
    ズを考慮した商品選定システム。
  2. 【請求項2】 顧客が身に付ける商品が撮影された写真
    あるいは商品の説明を参考にして商品を選択すると、選
    択された商品のサイズデータを取り込み、 商品を選択した顧客は、インターネットその他の通信手
    段を介してフィッテイングサービスシステムにID番号
    とパスワード等の認識情報を入力してアクセスし、 取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、データベ
    ースから予め登録されている顧客の身体のサイズデータ
    の中から選択された商品に必要な身体のサイズデータを
    取り出し、 取り出された顧客の身体のサイズデータと入力された商
    品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商品が顧
    客の身体サイズに適合するかどうかを回答することによ
    り、 顧客の身体サイズに適合した商品の選択を可能にするよ
    うにしたことを特徴とするサイズを考慮した商品選定シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 顧客が建物その他の居住空間内に載置し
    て用いられる商品を撮影した写真あるいは商品の説明を
    参考にして商品を選択すると、選択された商品のサイズ
    データを取り込み、 商品を選択した顧客は、インターネットその他の通信手
    段を介してフィッテイングサービスシステムにID番号
    とパスワード等の認識情報を入力してアクセスし、 取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、データベ
    ースから予め登録されている顧客の居住空間のサイズデ
    ータの中から選択された商品が載置される部屋その他の
    居住空間のサイズデータを取り出し、 取り出された顧客の居住空間のサイズデータと入力され
    た商品のサイズデータとに基づき、顧客が選択した商品
    が顧客の居住空間のサイズに適合するかどうかを回答す
    ることにより、 顧客の居住空間のサイズに適合した商品の選択を可能に
    するようにしたことを特徴とするサイズを考慮した商品
    選定システム。
  4. 【請求項4】 顧客が商品を撮影した写真あるいは商品
    の説明を参考にして商品を選択して、選択された商品の
    サイズデータを取り込み、 商品を選択した顧客は、インターネットその他の通信手
    段を介してフィッテイングサービスシステムにID番号
    とパスワード等の認識情報を入力してアクセスし、 取り込んだ商品のサイズデータを入力すると、データベ
    ースから予め登録されている顧客の心のサイズが考慮さ
    れた特有のサイズデータの中から選択された商品に関連
    するサイズデータを取り出し、 取り出された顧客の心のサイズが考慮された商品に関連
    するサイズデータと入力された商品のサイズデータとに
    基づき、顧客が選択した商品が顧客の心のサイズが考慮
    された商品に関連するサイズデータに適合するかどうか
    を回答することにより、 顧客に心のサイズが考慮された商品に関連するサイズデ
    ータに適合した商品の選択を可能にするようにしたこと
    を特徴とするサイズを考慮した商品選定システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 商品を提供する製造メーカーがフィッテイングサービス
    システムに加盟すると、 該フィッテイングサービスシステムが製造メーカーによ
    って提供される商品のフィッティング判断用の基本寸法
    フォーマットが製造メーカーに提供され、 製造メーカーは提供された前記基本寸法フォーマットに
    従い商品毎の基本寸法を計測して商品のサイズデータと
    して表示することを特徴とするサイズを考慮した商品選
    定システム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 前記フィッテイングサービスシステムにおける前記デー
    タベースが、登録されている顧客の身体全体のサイズを
    3次元計測して得られた顧客の身体各部の寸法および3
    次元形状データによって構成されていることを特徴とす
    るサイズを考慮した商品選定システム。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 前記フィッテイングサービスシステムにおける前記デー
    タベースが、登録されている顧客の居住空間のサイズを
    建築図面または実測して得られた顧客の居住空間各部の
    寸法および立体図によって構成されていることを特徴と
    するサイズを考慮した商品選定システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、 前記フィッテイングサービスシステムにおける前記デー
    タベースが、登録されている顧客の身体全体のサイズを
    3次元計測して得られるとともに、顧客の心のサイズが
    考慮された顧客の身体各部の寸法および3次元形状デー
    タによって構成されていることを特徴とするサイズを考
    慮した商品選定システム。
  9. 【請求項9】 請求項5において、 前記商品のサイズデータが、商品が撮影された写真ある
    いは商品の説明とともに表示されるサイズバーコードで
    あることを特徴とするサイズを考慮した商品選定システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項5において、 前記製造メーカーが、前記フィッテイングサービスシス
    テムに加盟するに当たり加盟金が課金されることを特徴
    とするサイズを考慮した商品選定システム。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記製造メーカーが、提供された前記基本寸法フォーマ
    ットに従い商品毎の基本寸法を計測して商品毎にサイズ
    データとして前記基本寸法フォーマットに記入し、前記
    製品毎に基本寸法フォーマットを起票して、課金として
    の登録料が支払われて商品が登録されることを特徴とす
    るサイズを考慮した商品選定システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記顧客が選択した商品のサイズデータが、前記データ
    ベースから取り出された顧客が選択した商品に関連する
    サイズデータより大きいことが判断されることを特徴と
    するサイズを考慮した商品選定システム。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記顧客が選択した商品が、前記顧客の身体に装着され
    た状態の3次元画像が表示されることにより、大小関係
    が表示されることを特徴とするサイズを考慮した商品選
    定システム。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記顧客が選択した商品が、前記顧客の建物その他の居
    住空間内に載置された状態の3次元画像が表示されるこ
    とにより、大小関係が表示されることを特徴とするサイ
    ズを考慮した商品選定システム。
  15. 【請求項15】 請求項12において、 前記顧客が選択した商品のサイズデータと、前記データ
    ベースから取り出された顧客が選択した商品に関連する
    サイズデータとの寸法のズレ度が計算され、フィッティ
    ング率が計算され、計算されたフィッティング率が表示
    されることを特徴とするサイズを考慮した商品選定シス
    テム。
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