JP2002183213A - 情報提示装置及び情報登録装置 - Google Patents

情報提示装置及び情報登録装置

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JP2002183213A
JP2002183213A JP2000385044A JP2000385044A JP2002183213A JP 2002183213 A JP2002183213 A JP 2002183213A JP 2000385044 A JP2000385044 A JP 2000385044A JP 2000385044 A JP2000385044 A JP 2000385044A JP 2002183213 A JP2002183213 A JP 2002183213A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境情報の差異に応じた臨場感をもった提示
形態で登録情報を提示する情報提示装置を提供する。 【解決手段】 環境情報取得手段1が環境の情報を取得
し、情報検索手段3が環境情報に対応付けられた登録情
報を保持する情報保持手段2から登録情報を検索し、調
整手段4が環境情報取得手段1により取得された環境情
報と情報検索手段3により検索された登録情報に対応し
た環境情報との差に基づいて当該登録情報の提示形態を
調整し、情報提示手段5が情報検索手段3により検索さ
れた登録情報を調整手段4により調整される提示形態で
提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境情報に対応付
けられた登録情報を検索して提示する情報提示装置や、
登録情報を環境情報に対応付けて登録する情報登録装置
などに関し、特に、登録時に対応付けられる環境情報と
当該環境情報とは異なる環境情報との差に基づいて提示
形態や登録形態が調整された登録情報を提示や登録する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メモや写真などの情報を電子化して半導
体メモリなどに記憶登録させておき、これら登録情報を
必要に応じて検索して利用に供するための情報登録装置
や情報検索装置が多用されている。このような装置で
は、膨大な量の情報を登録しておくことができるため、
この膨大な登録情報の中から如何に効率的に情報を取り
出すかについて種々な発明がなされている。
【0003】例えば、特開平8−287143号公報に
記載された発明では、登録情報にその情報の発生日時と
発生場所の情報を付加して管理している。また、特開平
8−50594号公報に記載された発明では、住所録か
ら計算された緯度及び経度の情報と、装置の現在位置の
情報とを組み合わせて、適切な地図情報を検索して提供
している。
【0004】また、PEPYS("PEPYS: Generating Autobio
graphies by Automatic Tracking,"Proceedings of the
Second European Conference on Computer-Supported
Cooperative Work, Amsterdam, 1991年9月)に記載され
た発明では、端末装置の位置情報を特定し、そこでどの
ような活動が行われていたのかを推定して、日誌を自動
的に送付することにより、ユーザの位置を検出して記録
として残すようにしている。
【0005】また、近年、コンピュータ及びネットワー
クの発達により、世界中のどこの情報でも容易に取得す
ることができるようになった。しかしながら、簡単に情
報を得られることが、実際にその場に赴いて同じような
環境に身を置いてみようという意思を阻害している場合
が多い。すなわち、簡易に情報を取得できる便利さが、
却って様々な体験を得る機会を阻害していると見ること
もできる。
【0006】このような観点からすると、上記したよう
な情報登録や情報検索の装置は登録した情報の利用便利
を追及したものであり、実際に情報を登録した物理的な
環境に身を置いた場合にのみ登録情報を利用できるもの
ではなく、このような利用形態によって、実際にその場
へ行ってみようとする動機を阻害してしまっていた。
【0007】そこで、このような事情に鑑みて、実際に
情報を登録した物理的な環境に身を置いてみようとする
動機付けをユーザに対して行うことができ、ユーザに対
して登録情報に係る様々な体験を得る機会を提供するこ
とができる装置が開発されている。
【0008】例えば、特願2000−188838号に
記載された発明や特願2000−192732号に記載
された発明では、メモや写真などの情報をその登録の際
の環境を表す情報と共に登録する情報登録装置や、この
ようにして登録された情報を検索する情報検索装置など
が提供されており、例えば、特定の環境に置かれた場合
における個人の考えや感想等をその環境と対応付けて記
録登録しておき、後に、その環境に実際に置かれた場合
にのみその登録情報を検索することができる装置などが
実現されている。
【0009】また、特開平10−185609号公報に
記載された発明では、携帯情報機器が衛星を利用して自
己位置を検出し、検出した自己位置からローカル情報を
検索して選択的に出力することが行われている。また、
特開平9−113599号公報に記載された発明では、
利用者の現在位置が登録された場所に近づいたとき、或
いは、登録された場所から離れるときに、その場所です
べき行動があることを当該利用者に報知することなどが
行われている。
【0010】また、特開平11−15876号公報に記
載された発明では、位置情報で表すことのできる場所に
いるときに行われた処理の履歴を保存して、現在の位置
情報に合致する履歴を参照して当該位置情報に対応する
処理の内容を出力することや、或いは、現在の位置情報
に近い場所で行われた処理を履歴中から選び出してその
内容を出力することなどが行われている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、例えば検索の際における環境情報に近似する環境情
報に対応した登録情報を検索して提示するような場合に
は、検索の際における環境情報と当該登録情報に対応し
た環境情報との間に差があるにもかかわらず、常に当該
登録情報がそのまま提示されていたため、当該登録情報
を提示するに際して、このような環境情報の差異に応じ
た臨場感をユーザに提供することができないといった不
具合があった。
【0012】本発明は、このような従来の事情に鑑みな
されたもので、環境情報に対応付けられた登録情報を検
索して提示するに際して、登録時に対応付けられた環境
情報と当該環境情報とは異なる環境情報との差に基づい
て提示形態が調整された登録情報を提示することができ
る情報提示装置などを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、登録情報を環境情報に対応付けて登録す
るに際して、登録時に対応付けられる環境情報と当該環
境情報とは異なる環境情報との差に基づいて登録形態が
調整された登録情報を登録することができる情報登録装
置などを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る情報提示装置では、次のようにして、
環境情報に対応付けられた登録情報を検索して提示す
る。すなわち、環境情報取得手段が環境の情報を取得
し、情報検索手段が情報保持手段から登録情報を検索
し、調整手段が環境情報取得手段により取得された環境
情報と情報検索手段により検索された登録情報に対応し
た環境情報との差に基づいて当該登録情報の提示形態を
調整し、情報提示手段が情報検索手段により検索された
登録情報を調整手段により調整される提示形態で提示す
る。なお、情報保持手段は、環境情報に対応付けられた
登録情報を保持する。
【0014】従って、検索された登録情報を提示するに
際して、当該登録情報の提示形態を、当該登録情報に対
応した環境情報と環境情報取得手段により取得された環
境情報との差に基づいて調整することができ、これによ
り、環境情報の差異に応じた臨場感をもった提示形態で
登録情報をユーザに対して提示することができる。
【0015】具体的に、環境情報として位置の情報が用
いられ、環境情報取得手段によりユーザが携帯等してい
る端末装置の現在における位置の情報が取得される場合
を例とすると、本発明では、登録情報に対応付けられた
位置情報の位置と現在において端末装置が存している位
置との間の距離等の差異に応じて当該登録情報の提示形
態を調整することができ、これにより、例えば、端末装
置を携帯等しているユーザが登録情報に対応付けられた
位置情報の位置に近づくにつれて、登録情報に係る音声
情報が大きなレベルでユーザに聞こえたり、或いは、登
録情報に係るテキスト情報が詳細にユーザに見られるよ
うにすることができ、このように臨場感あふれる登録情
報の提示を実現することができる。
【0016】ここで、環境情報としては、必ずしも位置
の情報ばかりでなく、例えば温度や速度等といった種々
な環境の情報が用いられてもよい。また、環境情報とし
ては、例えば1種類の環境の情報(例えば位置の情報の
み)が用いられてもよく、或いは、複数種類の環境の情
報(例えば位置の情報と温度の情報など)が組み合わさ
れて用いられてもよい。
【0017】なお、上記では、位置の差に基づいて登録
情報の提示形態を調整する場合の具体例を示したが、例
えば温度等といった他の環境についても、同様な仕方
で、提示形態を調整することが可能である。具体的に、
花や昆虫の画像情報を登録情報として用いた場合を例と
すると、温度等の差に基づいて提示される花や昆虫の様
子(例えば花の咲き具合や、昆虫の集まり具合など)を
調整するといったことが可能である。
【0018】また、情報保持手段は、例えば情報を保持
するメモリやデータベース等から構成される。また、登
録情報と環境情報とを対応付ける仕方としては、例えば
登録情報と環境情報とを別体の情報としてこれらを対応
付ける仕方ばかりでなく、例えば登録情報の中に当該登
録情報に対応付ける環境情報を含ませる仕方や、環境情
報の中に当該環境情報に対応付ける登録情報を含ませる
仕方や、或いは、登録情報に当該登録情報に対応付ける
環境情報を付加する仕方などを用いることもできる。
【0019】また、検索対象となる登録情報としては、
種々な登録情報であってもよく、例えば環境情報取得手
段により取得される環境情報に近似した環境情報に対応
付けられた登録情報を検索する態様や、例えばユーザに
より指定される任意の条件に合致する登録情報を検索す
る態様などを用いることができる。なお、環境情報取得
手段により取得される環境情報に近似した環境情報に対
応付けられた登録情報を検索する場合には、例えば当該
近似の範囲(検索範囲)が予め設定される態様や、当該
近似の範囲(検索範囲)がユーザにより指定される態様
などが用いられる。
【0020】また、登録情報の提示形態を調整するため
の2つの環境情報の差としては、例えば1種類の環境の
情報(例えば位置の情報のみ)に関する差が用いられて
もよく、或いは、複数種類の環境の情報(例えば位置の
情報と温度の情報など)に関する差が組み合わされて用
いられてもよい。また、例えば2つの位置情報の差では
距離と角度方向とが検出されることとなるが、このよう
な場合には、例えば距離と角度方向とのいずれか一方に
基づいて提示形態が調整されてもよく、或いは、両方に
基づいて提示形態が調整されてもよい。
【0021】また、登録情報の提示形態を調整する仕方
としては、種々な仕方が用いられてもよく、例えば登録
情報の提示レベルを調整する仕方や、登録情報の提示内
容を調整する仕方や、登録情報の提示方向を調整する仕
方などを用いることができる。
【0022】具体的に、提示レベルについては、例え
ば、登録情報に対応付けられた位置と端末装置の現在位
置との間の距離が小さくなるにつれて出力する音声の音
量レベルや表示出力する画像の大きさレベルを大きくす
る一方、このような距離が大きくなるにつれて出力する
音声の音量レベルや表示出力する画像の大きさレベルを
小さくするような調整を行うことが可能である。
【0023】また、提示内容については、例えば、登録
情報に対応付けられた位置と端末装置の現在位置との間
の距離が小さくなるにつれて表示出力するテキストの内
容を詳細にする一方、このような距離が大きくなるにつ
れて表示出力するテキストの内容を大雑把な概況とする
ような調整を行うことが可能である。
【0024】また、提示方向については、例えば登録情
報に対応付けられた位置に対応した角度方向から端末装
置の現在位置に対してステレオの音声を出力するような
調整を行うことが可能であり、また、例えば端末装置の
現在位置から登録情報に対応付けられた位置に対する角
度方向を見た場合に見える面(例えば正面や側面や背面
など)の画像を表示出力するような調整を行うことが可
能である。
【0025】また、登録情報としては、上記のように、
例えば音やテキストや画像などの種々な情報が用いられ
てもよい。また、登録情報を提示する仕方としては、上
記のように、種々な仕方が用いられてもよく、例えばテ
キスト情報や画像情報をディスプレイ画面等に表示出力
する仕方や、音情報をスピーカから出力する仕方などを
用いることができる。
【0026】また、上記のような本発明に係る情報提示
装置は、一体の装置として構成されてもよく、或いは、
複数の装置から構成されてもよい。一例として、上記の
ような本発明に係る情報提示装置は、環境情報取得手段
及び情報提示手段を有した端末装置を含む複数の装置か
ら構成することが可能である。この場合、情報保持手段
や情報検索手段や調整手段は、例えば端末装置以外の装
置に備えられてもよく、例えば端末装置に備えられても
よい。
【0027】また、本発明に係る情報登録装置では、次
のようにして、登録情報を環境情報に対応付けて登録す
る。すなわち、情報入力手段が登録情報を入力するとと
もに、環境情報取得手段が情報入力手段により登録情報
が入力される際における環境の情報を取得し、調整手段
が環境情報取得手段により取得された環境情報と情報入
力手段により入力された登録情報が登録時に対応付けら
れる環境情報との差に基づいて当該登録情報の登録形態
を調整し、情報登録手段が情報入力手段により入力され
た登録情報を、調整手段により調整される登録形態で、
環境情報(登録時に対応付けられる環境情報)に対応付
けて登録する。
【0028】従って、登録情報を環境情報に対応付けて
登録するに際して、当該登録情報の登録形態を、当該登
録情報が登録時に対応付けられる環境情報と環境情報取
得手段により取得された環境情報との差に基づいて調整
することができ、これにより、環境情報の差異に応じた
臨場感をもった登録形態で登録情報を登録することがで
きる。
【0029】具体的に、例えば環境情報Aにおいて入力
された登録情報Pが環境情報Bに対応付けられて登録さ
れた場合には、登録情報Pは環境情報Aと環境情報Bと
の差に基づいて登録形態が調整されたものとなってい
る。そして、例えば環境情報Bにおけるユーザが当該環
境情報Bに対応した登録情報Pを検索して提示すると、
提示される登録情報Pは当該環境情報Bと当該登録情報
Pが入力された際における環境情報Aとの差に基づいて
調整されているため、これら2つの環境情報A、Bの差
異に応じた臨場感をもった提示形態を有した登録情報P
を提示することができる。
【0030】ここで、情報入力手段としては、種々なも
のが用いられてもよく、例えばユーザから情報を受け付
けて入力するキーボードやマウス等の手段や、例えばフ
ロッピーディスクやCD−ROM等の記録媒体に格納さ
れた情報を当該記録媒体から読み出して入力する手段な
どを用いることができる。
【0031】また、情報入力手段により入力された登録
情報が登録時に対応付けられる環境情報としては、種々
な環境情報であってもよく、例えば登録情報が入力され
た際における環境情報に近似した環境情報に対応付けて
当該登録情報を登録する態様や、例えばユーザにより指
定される任意の環境情報に対応付けて登録情報を登録す
る態様などを用いることができる。
【0032】また、登録情報の登録形態を調整する仕方
としては、種々な仕方が用いられてもよく、例えば登録
情報の提示レベルを調整したものを登録する仕方や、登
録情報の提示内容を調整したものを登録する仕方や、登
録情報の提示方向を調整したものを登録する仕方などを
用いることができる。
【0033】また、上記のような本発明に係る情報登録
装置は、一体の装置として構成されてもよく、或いは、
複数の装置から構成されてもよい。一例として、上記の
ような本発明に係る情報登録装置は、情報入力手段及び
環境情報取得手段を有した端末装置を含む複数の装置か
ら構成することが可能である。この場合、調整手段や情
報登録手段は、例えば端末装置以外の装置に備えられて
もよく、例えば端末装置に備えられてもよい。
【0034】また、本発明に係る情報登録装置では、次
のようにして、登録情報を環境情報に対応付けて登録す
る。すなわち、情報入力手段が登録情報を入力するとと
もに、環境情報取得手段が情報入力手段により登録情報
が入力される際における環境の情報を取得し、調整手段
が環境情報取得手段により取得された環境情報と当該環
境情報とは異なる環境情報との差に基づいて情報入力手
段により入力された登録情報の登録形態を調整し、情報
登録手段が、環境情報取得手段により取得された環境情
報とは異なる環境情報を指定する情報を情報入力手段に
より入力された登録情報に付加して、当該登録情報を、
これら2つの環境情報の差に基づいて調整手段により調
整される登録形態で、環境情報取得手段により取得され
た環境情報に対応付けて登録する。
【0035】従って、登録情報を環境情報に対応付けて
登録するに際して、当該登録情報の登録形態を、当該環
境情報と当該環境情報とは異なる環境情報との差に基づ
いて調整することができ、これにより、環境情報の差異
に応じた臨場感をもった登録形態で登録情報を登録する
ことができる。
【0036】具体的に、例えば環境情報Aにおいて入力
された登録情報Pが当該環境情報Aに対応付けられて登
録される場合には、登録された登録情報Pは当該環境情
報Aと他の環境情報Bとの差に基づいて登録形態が調整
されたものとなっているとともに、当該登録された登録
情報Pには当該環境情報Bを指定する情報が付加されて
いる。そして、例えば環境情報Bにおけるユーザが環境
情報Aに対応するとともに環境情報Bを指定する情報が
付加された登録情報Pを検索して提示すると、提示され
る登録情報Pは当該環境情報Bと当該登録情報Pが入力
された際における環境情報Aとの差に基づいて調整され
ているため、これら2つの環境情報A、Bの差異に応じ
た臨場感をもった提示形態を有した登録情報Pを提示す
ることができる。
【0037】ここで、環境情報取得手段により取得され
た環境情報とは異なる環境情報としては、種々な環境情
報であってもよく、例えば環境情報取得手段により取得
される環境情報に近似した環境情報が用いられてもよ
く、例えばユーザにより指定される任意の環境情報が用
いられてもよい。
【0038】また、環境情報取得手段により取得された
環境情報とは異なる環境情報を指定する情報としては、
種々な情報が用いられてもよく、例えば当該異なる環境
情報自体に関する情報を用いることや、例えば当該異な
る環境情報と環境情報取得手段により取得された環境情
報(登録時に登録情報と対応付けられる環境情報)との
差に関する情報を用いることなどができる。
【0039】また、このような指定情報を登録情報に付
加する仕方としては、種々な仕方が用いられてもよく、
例えば指定情報と登録情報とを別体の情報として付加す
る仕方や、例えば一方の情報を他方の情報に含めること
で付加する仕方などを用いることができる。
【0040】また、上記のような本発明に係る情報登録
装置は、一体の装置として構成されてもよく、或いは、
複数の装置から構成されてもよい。一例として、上記の
ような本発明に係る情報登録装置は、情報入力手段及び
環境情報取得手段を有した端末装置を含む複数の装置か
ら構成することが可能である。この場合、調整手段や情
報登録手段は、例えば端末装置以外の装置に備えられて
もよく、例えば端末装置に備えられてもよい。
【0041】また、本発明に係る情報提示装置では、次
のようにして、環境情報に対応付けられた登録情報を検
索して提示する。すなわち、環境情報取得手段が環境の
情報を取得し、情報検索手段が環境情報取得手段により
取得された環境情報と登録時に対応付けられた環境情報
との差が提示形態に対応した環境情報と登録時に対応付
けられた環境情報との差に適合する登録情報を情報保持
手段から検索し、情報提示手段が情報検索手段により検
索された登録情報を提示する。ここで、情報保持手段
は、登録時に対応付けられる環境情報とは異なる環境情
報に対応した提示形態を有する登録情報を登録時の環境
情報(登録時に対応付けられる環境情報)と対応付けて
保持する。
【0042】従って、例えば或る環境情報とは異なる環
境情報において当該或る環境情報に対応付けられた登録
情報を検索して提示するに際して、当該異なる環境情報
に対応した提示形態を有する登録情報を検索して提示す
ることができ、これにより、環境情報の差異に応じた臨
場感をもった提示形態を有する登録情報を提示すること
ができる。
【0043】具体的に、例えば、情報保持手段は環境情
報Aに対応した提示形態を有する登録情報Pを登録時の
環境情報Bと対応付けて保持する。そして、環境情報A
におけるユーザが環境情報Bに対応付けられた登録情報
を検索する場合には、当該環境情報Aと当該環境情報B
との差が提示形態に対応した環境情報と当該環境情報B
との差に適合する登録情報(つまり、提示形態に対応し
た環境情報が環境情報Aに適合する登録情報P)が情報
検索手段により検索され、これにより、これら2つの環
境情報A、Bの差異に応じた臨場感をもった提示形態を
有する登録情報Pを提示することができる。
【0044】ここで、登録時に対応付けられる環境情報
とは異なる環境情報に対応した提示形態を有する登録情
報としては、例えば、当該異なる環境情報を指定する情
報が付加されているとともにこれら2つの環境情報の差
に基づいて登録形態が調整された登録情報などを用いる
ことができる。
【0045】また、環境情報取得手段により取得された
環境情報と登録時に対応付けられた環境情報との差が、
提示形態に対応した環境情報と登録時に対応付けられた
環境情報との差に適合する登録情報は、上記のように、
環境情報取得手段により取得された環境情報に適合する
提示形態を有する登録情報に相当する。ここで、適合の
程度としては、例えば一致する場合に適合するとみなす
態様ばかりでなく、例えば所定の範囲内で近似する場合
にも適合するとみなすような態様を用いることもでき
る。
【0046】また、上記のような本発明に係る情報提示
装置は、一体の装置として構成されてもよく、或いは、
複数の装置から構成されてもよい。一例として、上記の
ような本発明に係る情報提示装置は、環境情報取得手段
及び情報提示手段を有した端末装置を含む複数の装置か
ら構成することが可能である。この場合、情報保持手段
や情報検索手段は、例えば端末装置以外の装置に備えら
れてもよく、例えば端末装置に備えられてもよい。
【0047】また、本発明では、以上に示したような情
報提示や情報登録の方法を提供する。すなわち、本発明
に係る情報提示方法では、環境の情報を取得し、環境情
報に対応付けられた登録情報を保持する情報保持手段か
ら登録情報を検索し、取得した環境情報と検索した登録
情報に対応した環境情報との差に基づいて当該登録情報
の提示形態を調整し、検索した登録情報を調整される提
示形態で提示する。
【0048】また、本発明に係る情報登録方法では、登
録情報を入力するとともに、登録情報が入力される際に
おける環境の情報を取得し、取得した環境情報と入力し
た登録情報が登録時に対応付けられる環境情報との差に
基づいて当該登録情報の登録形態を調整し、入力した登
録情報を調整される登録形態で環境情報に対応付けて登
録する。
【0049】また、本発明に係る情報登録方法では、登
録情報を入力するとともに、登録情報が入力される際に
おける環境の情報を取得し、取得した環境情報と当該環
境情報とは異なる環境情報との差に基づいて入力した登
録情報の登録形態を調整し、取得した環境情報とは異な
る環境情報を指定する情報を入力した登録情報に付加し
て、当該登録情報をこれら2つの環境情報の差に基づい
て調整される登録形態で取得した環境情報に対応付けて
登録する。
【0050】また、本発明に係る情報提示方法では、環
境の情報を取得し、登録時に対応付けられる環境情報と
は異なる環境情報に対応した提示形態を有する登録情報
を登録時の環境情報と対応付けて保持する情報保持手段
から、取得した環境情報と登録時に対応付けられた環境
情報との差が提示形態に対応した環境情報と登録時に対
応付けられた環境情報との差に適合する登録情報を検索
し、検索した登録情報を提示する。
【0051】また、本発明では、以上に示したような情
報提示や情報登録を実現するためのプログラムを記憶し
た記憶媒体を提供することができる。一例として、本発
明に係る記憶媒体では、コンピュータに実行させるプロ
グラムを当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶
しており、当該プログラムは、環境の情報を取得する処
理と、環境情報に対応付けられた登録情報を保持する情
報保持手段から登録情報を検索する処理と、取得した環
境情報と検索した登録情報に対応した環境情報との差に
基づいて当該登録情報の提示形態を調整する処理と、検
索した登録情報を調整される提示形態で提示する処理と
を当該コンピュータに実行させる。
【0052】次に、本発明を適用することが可能な好ま
しい装置例として、情報登録装置や情報検索装置(情報
提示装置)の一例を示す。情報登録装置では、例えば、
ユーザにより入力される登録情報と、当該入力時におけ
る(1又は複数の)環境の情報とを関連付けて登録して
記憶手段により保持する。具体的には、情報登録装置で
は、ユーザがメモ、写真、音声コメント等といった断片
的な登録情報を入力するための入力パッド、カメラ、マ
イク等の入力手段を備えるとともに、登録時における位
置、高度、速度、温度、湿度、時間等の当該装置外部の
環境の情報を取得するグローバル・ポジショニング・シ
ステム(GPS:Global Positioning System)、高度
計、速度計、温度計、湿度計、時計等の環境情報取得手
段を備える。
【0053】なお、一例として、GPSから提供される
経度、緯度、高度、速度、時計から提供される日付、時
刻、温度計から提供される気温、湿度計から提供される
湿度、などを環境の情報として用いることが可能であ
り、また、これらに限られず、例えば、気圧、風量・風
向、音の強度・周波数、光量・紫外線量・赤外線量、放
射線量、その他化学的分析手法や科学的分析手法で取得
される数値などを環境情報として用いることも可能であ
る。
【0054】ここで、登録情報と環境情報とを関連付け
る仕方としては、例えば1対1で対応付ける仕方や、例
えば(一部又は全部の)環境の情報に幅を持たせたもの
(環境属性)と登録情報とを対応付ける仕方や、例えば
このような環境属性(環境範囲)の識別情報(代表値)
と登録情報とを対応付ける仕方などを用いることができ
る。また、情報登録装置では、例えばその環境にいる時
にのみ登録が可能な構成ばかりでなく、いつでもどこで
も(任意の時間や任意の場所で)登録情報と環境情報と
を関連付けて登録することが可能な構成とすることもで
きる。
【0055】なお、このような登録時の環境範囲を検索
時に要求される環境範囲(検索環境範囲)と比べて小さ
く設定すると、例えば環境情報の値に多少の誤差が生じ
てしまうような場合であっても実際の環境に合った登録
情報の検索が行われることを実現することができ、ま
た、例えばユーザの環境(検索時の環境)が変化するよ
うな場合であっても環境の変化に応じたスムーズな情報
検索が行われることを実現することができ、また、例え
ば登録情報の検索処理が簡易にかつ高速に行われること
を実現することができる。
【0056】一例として、(登録時における)最小の環
境範囲の大きさとしては、環境情報取得手段により取得
される環境情報の値の精度程度に設定されるのが好まし
く、例えば現在の補正処理を行わないGPSの精度は
(日本近辺における緯度や経度について)10m(0.
3秒〜0.4秒)程度であるため、このシステムを用い
た場合には(日本近辺における緯度や経度について)3
m(0.1秒)程度の大きさの位置範囲を最小の位置範
囲として用いるのが好ましい。ここで、“秒”は「××
×度△△分○○.○秒」の秒を示している。
【0057】情報検索装置では、例えば、検索指示入力
(例えば検索起動命令の入力や、検索キー(キーワー
ド)の入力や、検索範囲の入力や、電源オンなど)があ
った場合に、当該入力時における環境の情報に基づいて
当該環境情報に対応した登録情報を検索して、当該検索
結果を提示する。ここで、提示の仕方としては、例えば
情報を画面に表示出力する仕方や、情報をプリンタによ
り印刷出力する仕方や、情報をスピーカから音声出力す
る仕方などを用いることができる。
【0058】また、検索のための環境情報として、例え
ば(一部又は全部の)環境の情報に幅を持たせたもの
(環境条件)を用いることもできる。この場合、検索環
境範囲の大きさを、例えばユーザにより指定すること
や、例えば予め設定することができる。また、この場
合、検索環境範囲に含まれる各環境範囲毎に検索された
情報を提示することもできる。
【0059】以上のように、情報登録装置や情報検索装
置では、例えば環境情報と登録情報とを1対1で対応付
けておいて環境情報をキーとして登録情報を検索するこ
とや、例えば環境属性と登録情報とを対応付けておいて
環境情報をキーとして登録情報を検索することや、例え
ば環境情報と登録情報とを対応付けておいて環境条件を
キーとして登録情報を検索することや、例えば環境属性
と登録情報とを対応付けておいて環境条件をキーとして
登録情報を検索することなどができる。また、例えば情
報登録装置と情報検索装置とを一体化して情報登録検索
装置として構成することも可能である。
【0060】また、例えばユーザにより携帯等して移動
することが可能な端末装置と、登録情報を管理等する管
理装置とを別体として設けて、情報登録装置や情報検索
装置を構成することも可能である。このような構成で
は、端末装置がその環境の情報を取得して、取得した環
境情報と登録情報とを関連付けて管理装置へ送信して登
録することや、取得した環境情報を管理装置へ送信して
当該管理装置から返信される当該環境情報に対応した登
録情報を受信して提示することなどが行われる。また、
端末装置と管理装置とは例えば無線により(なお、有線
であってもよい)通信する。
【0061】また、例えば1つの管理装置で様々な環境
に対応した登録情報を一括管理することもでき、或い
は、例えば各位置毎に当該位置に対応した登録情報を記
憶する(別の)管理装置を設置することもできる。
【0062】また、情報の検索の仕方としては、例えば
管理装置側で情報を検索(選別)する構成とすることも
可能であり、例えば端末装置側で情報を検索する構成と
することも可能であり、また、例えば管理装置側で或る
程度の範囲で情報を検索するとともに端末装置側で当該
或る程度の範囲の情報の中から更に細かく情報を検索す
る構成とすることも可能である。
【0063】また、例えば登録情報を管理する管理部
と、無線通信を行う1又は複数の無線通信部(例えば無
線基地局装置のようなもの)とから管理装置を構成する
こともでき、このような構成では、一例として、管理部
と無線通信部とが離隔して設置されて、無線通信部が端
末装置との間で情報を無線通信するとともに、当該情報
を管理部が無線通信部との間で有線或いは無線により通
信する。
【0064】また、端末装置では、例えば本体と位置情
報取得手段(例えばGPS)部分とを着脱可能な別体と
して構成することもでき、或いは、位置情報取得手段部
分を本体(当該端末装置)に内蔵した構成とすることも
できる。なお、GPSが用いられる場合には、ユーザの
頭部や肩の上方にGPS受信機を配置すると、衛星から
のGPS電波を当該GPS受信機により受け易くなって
好ましい。
【0065】また、位置の情報を取得する装置として
は、例えば上記のようなGPSの装置を用いるのが好ま
しいが、他の仕方として、例えばPHS(Personal Han
dy phone System)等の基地局装置から無線送信される
(例えば当該基地局装置の)位置の情報を受信して当該
位置情報を取得する装置などを用いることも可能であ
る。
【0066】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施例を図面を参照
して説明する。まず、以下に示す実施例(第1実施例や
第2実施例)に共通な本例の情報登録提示装置の構成例
を示す。なお、本例の情報登録提示装置は、本発明に係
る情報提示装置の機能と本発明に係る情報登録装置の機
能との両方を備えている。図1には、本例の情報登録提
示装置の構成例を示してあり、この情報登録提示装置
は、位置情報取得手段1と、情報保持手段2と、情報検
索手段3と、情報提示調整手段4と、情報提示手段5
と、情報選択手段6と、情報入力手段7と、登録情報調
整手段8と、情報登録手段9とから構成されている。
【0067】位置情報取得手段1は、例えばユーザによ
り携帯されて或いはユーザに装着されて移動が可能な端
末装置に備えられているとともに、例えばGPS受信機
等から構成されており、当該端末装置の位置の情報を取
得する機能を有している。情報保持手段2は、例えば情
報を保持するメモリやデータベース等から構成されてお
り、登録情報と環境情報とを対応付けて保持する機能を
有している。
【0068】情報検索手段3は、情報保持手段2から登
録情報を検索する機能を有している。提示情報調整手段
4は、検索された登録情報を提示するに際して、当該登
録情報に対応付けられた位置(当該登録情報の登録位
置)と現在において端末装置がおかれている位置との間
の距離に応じて当該登録情報の提示形態を調整する機能
を有している。
【0069】情報提示手段5は、例えば上記した端末装
置に備えられているとともに、例えば情報をユーザに対
して提示するディスプレイ画面やスピーカ等から構成さ
れている。そして、情報提示手段5は、登録情報等を提
示する機能を有しており、また、提示情報調整手段4に
より登録情報の提示形態が調整される場合には当該調整
される提示形態で登録情報を提示する機能を有してい
る。
【0070】情報選択手段6は、例えば上記した端末装
置に備えられているとともに、例えばユーザにより操作
されるキーボードやマウス等から構成されており、情報
提示手段5により提示された情報の名前(タイトル)を
ユーザにより選択させることで、選択された情報に対す
る更に詳細な情報提示を要求する指示を受け付ける機能
を有している。情報入力手段7は、例えば上記した端末
装置に備えられているとともに、例えばユーザにより操
作されるキーボードやマウス等から構成されており、登
録情報をユーザから受け付けて入力する機能を有してい
る。
【0071】登録情報調整手段8は、入力された登録情
報を登録するに際して、当該登録情報に対応付けられる
位置(当該登録情報の登録位置)と現在において端末装
置がおかれている位置との間の距離に応じて当該登録情
報の登録形態を調整する機能を有している。情報登録手
段9は、登録情報を環境情報と対応付けて情報保持手段
2に登録して保持させる機能を有しており、また、登録
情報調整手段8により登録情報の登録形態が調整された
場合には当該調整後の登録情報を登録する機能を有して
いる。
【0072】次に、第1実施例として、本例の情報登録
提示装置により登録情報を検索して提示するに際して当
該登録情報の提示形態を調整する処理の手順の一例を示
す。図2には、このような処理の手順の一例を示してあ
る。なお、本例の情報登録提示装置により扱われる登録
情報は、予め図3に示されるような形態で情報保持手段
2に保存されているものとする。
【0073】ここで、同図に示した登録情報の形態で
は、識別番号(ID番号)を格納するID部11と、名
前(タイトル)を格納する名前部12と、テキストの内
容や対応した位置(本例では、緯度や経度)を格納する
内容部13と、付与された検索キーワードや関連するフ
ァイルの識別子を格納するキーワード部14が設けられ
ており、キーワード部14に格納されたファイル識別子
により関連するファイル(例えば画像ファイル15や音
声ファイル16やテキストファイル17)が指定され
る。
【0074】更に具体的には、同図に示した登録情報の
例では、ID番号が「07482」であり、名前が「ヒ
ラタクワガタ」であり、テキストの内容が「朝5:30 北
側の...」であり、検索キーワードが「昆虫、クワガ
タ、...」であり、更に特殊データとして、情報が登録
されている位置(緯度及び経度)が「北緯35度42分56秒
9(N-35-42-56-9)、東経139度44分03秒0(E-139-44-03-
0)」であり、画像ファイル15の識別子が「hirata.jp
g」であり、音声ファイル16の識別子が「hirata.wa
v」であり、テキストファイル17の識別子が「hirata.
txt」である。
【0075】また、同図では、緯度及び経度により特定
される一点の位置に対応付けられて登録された1単位の
登録情報の例を示したが、本例では、様々な位置に対応
して様々な登録情報が情報保持手段2に登録される。ま
た、この場合に、一点の位置に対応付けられて複数の異
なる登録情報が情報保持手段2に登録されてもよい。
【0076】上記図2に示した本例に係る処理では、ま
ず、位置情報取得手段1が端末装置の現在位置の情報を
取得する(ステップS1)。ここで、位置情報を取得す
る方法としては、例えばGPS受信機を用いるのが一般
的であるが、位置情報を取得することができれば、種々
な方法が用いられてもよい。
【0077】次に、情報検索手段3が、情報保持手段2
に保存されている情報の中から、位置情報取得手段1に
より取得された位置(端末装置の現在位置)に近い位置
(例えば取得された位置を中心とした100m以内の位
置など)に対応付けられて登録されている登録情報を検
索する(ステップS2)。なお、このような検索は、例
えば緯度や経度の数値情報に一定範囲の幅をもたせてそ
の範囲内に含まれる位置に対応した登録情報を検索する
ことで実現することができ、また、他の好ましい態様と
して、例えば予め地理的な位置範囲を格子状に区分して
おき、各区分毎の位置範囲内の登録情報に各区分を示す
キーワードを付与しておくと、高速な検索を実現するこ
とができる。
【0078】次に、情報提示手段5が検索手段3による
検索結果をユーザに対して提示する(ステップS3)。
ここで、図4には、情報提示手段5により提示される検
索結果の一例を示してある。同図に示されるように、本
例では、登録情報の検索結果を表示する検索結果表示エ
リア21と、情報の名前を表示する名前エリア22と、
情報のテキスト内容等を表示する内容エリア23と、情
報の画像内容を表示する画像エリア24と、情報に付与
された検索キーワードを表示するキーワードエリア25
と、情報を登録するための情報単位登録ボタン26と、
情報を検索するための情報単位検索ボタン27とが画面
に表示される。そして、同図の例では、検索結果表示エ
リア21に検索された情報の名前が一覧表示されてお
り、具体的には、所定の位置範囲内に点在する昆虫の情
報が複数検索されてこれらの情報の名前が表示されてい
る。
【0079】次に、ユーザは、提示された検索結果の中
から、より詳しい情報を知りたいものの名前を情報選択
手段6により選択することで、選択した名前の情報に関
する詳細情報を提示するように指示を行う(ステップS
4)。すると、提示情報調整手段4は、ユーザにより選
択された登録情報に対応付けられた位置(登録位置)と
端末装置が現在おかれている位置との間の距離を計算す
る(ステップS5)。なお、本例では、この距離が30
mであることが計算されたとする。
【0080】次に、提示情報調整手段4は、例えば図5
に示されるように表現される曲線Qに基づいて、ユーザ
により選択された登録情報の提示形態(表現の仕方)を
調整する(ステップS6)。ここで、同図には、距離と
レベルとを対応させる曲線Qの一例を示してあり、同図
中のグラフの横軸は距離(0m〜100m)を示してあ
り、縦軸はレベル(0〜100)を示してある。同図に
示されるように、この曲線Qは、距離が大きくなるに従
ってレベルが小さくなるものとなっている。
【0081】同図の曲線Qを参照すると、本例の場合に
は、距離が30mであることから、レベルは10とな
る。この場合、提示情報調整手段4は、音声ファイルの
音声情報については出力に係る音量レベルを所定の基準
レベルに比べて10/100(つまり、1/10)に減
衰させ、同様に、画像ファイルの画像情報についてはそ
の大きさを所定の基準レベルに比べて1/10に減衰さ
せるといったようにして、音声情報や画像情報の提示形
態を調整する。なお、このような音声情報に関する調整
と画像情報に関する調整とを組み合せることで、例えば
音声情報と画像情報とが組み合わされた動画情報の提示
形態を調整することもできる。
【0082】また、本例では、テキストファイルのテキ
スト情報についても、上記のような曲線Qに基づいてそ
の提示形態を調整することとし、つまり、レベルが小さ
くなるに従って表示させるテキスト内容を減少させてい
く。具体的には、例えば上記図3に示したように、本例
のテキストファイル17では各レベル範囲毎に表示させ
るテキスト内容が規定されており、これに基づいて提示
形態が調整される。
【0083】なお、本例では、上記図5に示したような
曲線Qを用いて登録情報の提示形態を調整する方法を示
したが、例えば距離とレベルとの対応関係を規定するよ
うな数式を用いて登録情報の提示形態を調整することも
できる。また、他の方法として、例えば図6に示される
ように、位置範囲を予め格子状の複数の区域に区切って
おき、各区域毎に段階的に登録情報の提示形態を調整す
るような方法を用いることもできる。
【0084】具体的には、同図には、或る情報単位31
が登録時に対応付けられた位置(N-35-42-56-9、E-139-
44-03-0)を含む区域を中心として、それぞれ10mの
緯度範囲及び10mの経度範囲をもった25個の格子状
の区域を示してある。そして、同図の例では、端末装置
が端末位置(1)の区域に存する場合には音声等のレベ
ルを最大レベルに調整し、端末装置が端末位置(2)の
区域に存する場合には音声等のレベルを中間レベルに調
整し、端末装置が端末位置(3)の区域に存する場合に
は音声等のレベルを最小レベルに調整するようにして、
情報単位31の提示形態を調整することが行われる。
【0085】なお、このように登録情報の提示形態を多
段階に調整する方法においても、例えば上記図3に示し
たテキストファイル17の形態と同様に各区域とテキス
ト内容とを対応させたテキストファイルの形態を用いる
ことで、端末装置が存する区域に応じて予め用意された
詳細さの異なるテキスト内容を選択して提示することが
できる。また、テキスト内容を減少させる処理は、例え
ば一般的なテキスト要約技術を使用して自動的に行うこ
とも可能である。
【0086】上記のようにしてユーザにより選択された
登録情報の提示形態が提示情報調整手段4により調整さ
れると、次に、情報提示手段5が、このようにして提示
形態が調整された登録情報をユーザに対して提示し(ス
テップS7)、これにより、本例に係る処理が終了され
る。
【0087】ここで、図7には、提示対象となる登録情
報に対応付けられた位置(登録位置)と端末装置が現在
おかれている位置とが遠い状態(つまり、これら2つの
位置の間の距離が大きい状態)において提示される当該
登録情報の一例を示してある。この場合、同図に示され
るように、例えば、テキストの内容は1行のみしか表示
されておらず、画像は小さく表示されており、音声ファ
イル41による音声もかすかに聞こえる程度の音量レベ
ルで再生出力されている。
【0088】また、図8には、上記図7に示した状態と
比べて、端末装置が登録情報に対応付けられた位置にも
う少し近づいた状態において提示される当該登録情報の
一例を示してある。この場合、同図に示されるように、
テキストの内容は多少詳細となっており、画像も中程度
の大きさとなっており、音声ファイル41による音声も
中間レベルで再生出力されている。
【0089】また、図9には、上記図8に示した状態と
比べて、端末装置が登録情報に対応付けられた位置に最
も近づいた状態において提示される当該登録情報の一例
を示してある。この場合、同図に示されるように、テキ
ストの内容は完全に詳細な情報となっており、画像も完
全な大きさの画像となっており、音声ファイル41によ
る音声も本来の音量レベルで再生出力されている。
【0090】次に、第2実施例として、本例の情報登録
提示装置により登録情報を位置情報に対応付けて登録す
るに際して当該登録情報の登録形態を調整する処理の手
順の一例を示す。図10には、このような処理の手順の
一例を示してある。すなわち、位置情報取得手段1は端
末装置が現在おかれている位置の情報を取得することを
例えば常に行っており(ステップS11)、これに際し
て、ユーザは、登録したい情報が発生したときに、情報
入力手段7を操作して当該登録情報を入力する(ステッ
プS12)。
【0091】すると、登録情報調整手段8が、まず、ユ
ーザにより入力された登録情報の中心位置として現在に
おける端末装置の位置を設定し、そして、登録情報調整
手段8及び情報登録手段9が、登録時に当該登録情報に
対応付ける位置(登録位置)毎に、次のような登録処理
を実行する(ステップS13〜ステップS16)。
【0092】すなわち、各登録位置毎の登録処理では、
登録情報調整手段8が前記中心位置と登録位置との間の
距離を計算して(ステップS13)、当該距離に応じて
登録情報を加工することで当該登録情報の登録形態(表
現の仕方)を調整し(ステップS14)、情報登録手段
9がこのようにして加工された登録情報を当該登録位置
に対応付けて情報保持手段2に登録し(ステップS1
5)、そして、他の登録位置についての登録処理を実行
するか否かを判定する(ステップS16)。この判定の
結果、他の登録位置についての登録処理を実行する場合
には以上と同様な登録処理(ステップS13〜ステップ
S16)を実行する一方、他の登録位置についての登録
処理が不要である場合には、本例に係る処理が終了され
る。
【0093】ここで、上記した登録処理(ステップS1
3〜ステップS16)の具体例を示す。なお、本例で
は、ユーザから入力された登録情報を端末装置の現在位
置に対応付けて登録するとともに、当該登録情報を当該
現在位置の近傍の幾つかの位置に対応付けて登録する場
合を示す。
【0094】すなわち、まず、登録情報調整手段8が、
登録時に登録情報に対応付ける位置(登録位置)として
現在における端末装置の位置を設定し、情報登録手段9
が当該登録情報を当該登録位置に対応付けて情報保持手
段2に登録する(ステップS15)。ここで、この場合
には、前記中心位置と登録位置との間の距離はゼロ
(0)となるため、これら2つの位置の間の距離を計算
する処理(ステップS13)や、当該距離に応じて登録
情報を加工する処理(ステップS14)については、省
略することができ、登録情報はそのままの形態で登録位
置に対応付けられて登録される。
【0095】次に、他の登録位置として(ステップS1
6)、現在における端末装置の位置の近傍の位置を選択
する。ここで、本例では、例えば上記図6に示したよう
に位置範囲を格子状の複数の区域に区切ったものを予め
設定しておき、そして、現在における端末装置の位置を
含む区域に隣接する周囲に存する例えば8個の区域(3
区域×3区域の近傍)や例えば24個の区域(5区域×
5区域の近傍)などに含まれる各区域に対応した代表的
な位置を登録位置として順次選択することとする。
【0096】この場合、例えば8個分の各登録位置や例
えば24個分の各登録位置について、順次、登録情報調
整手段8が前記中心位置と登録位置との間の距離を計算
して(ステップS13)、当該距離に基づいて登録情報
を加工することで例えば上記第1実施例の場合と同様に
当該距離に応じて音声等のレベルを調整し(ステップS
14)、情報登録手段9が加工された登録情報を当該登
録位置に対応付けて情報保持手段2に登録する(ステッ
プS15)。そして、このような登録処理が全ての登録
位置について完了すると(ステップS16)、本例に係
る処理が終了される。
【0097】なお、本例では、端末装置の現在位置を前
記中心位置として設定して登録情報の登録処理を行った
が、登録情報を登録する際の当該中心位置が他の種々な
仕方で設定されてもよく、例えば、ユーザ等により中心
位置の緯度や経度を示す数値を入力して当該入力位置を
中心位置として設定することや、ユーザ等により地図上
の点を指定して当該指定位置を中心位置として設定する
ことなどにより、中心位置をユーザ等により設定する構
成とすることも可能である。
【0098】具体的には、このような構成を有する情報
登録装置では、例えば、登録情報を入力する情報入力手
段と、(ユーザ等により)環境の情報を設定する環境情
報設定手段と、環境情報設定手段により設定された環境
情報と情報入力手段により入力された登録情報が登録時
に対応付けられる環境情報との差に基づいて当該登録情
報の登録形態を調整する調整手段と、情報入力手段によ
り入力された登録情報を調整手段により調整される登録
形態で環境情報(登録時に対応付けられる環境情報)に
対応付けて登録する情報登録手段と、を備える。
【0099】以上のように、本例の情報登録提示装置で
は、情報保持手段2が登録情報とその登録情報が提示さ
れるべき位置の情報とを保持し、位置情報取得手段1が
端末装置の位置の情報を取得し、情報検索手段3が取得
された位置の近傍の位置に対応付けられて登録されてい
る登録情報を情報保持手段2から検索し、提示情報調整
手段4が検索された登録情報の登録位置と端末装置の位
置との間の距離に応じて当該登録情報に対してレベル減
衰やレベル増幅や一部抽出等の処理を施してその提示形
態を調整し、情報提示手段5がこのようにして提示形態
が調整された登録情報を提示する。このような処理によ
り、例えば、端末装置を携帯等したユーザが登録情報の
登録位置に近づくにつれて当該端末装置により提示され
る登録情報の提示内容や提示レベルが詳細な内容や大き
なレベルへ変化するといった状況を提供することがで
き、これにより、提示される登録情報に臨場感をもたせ
ることができる。
【0100】また、本例の情報登録提示装置では、情報
保持手段2が登録情報とその登録情報が提示されるべき
位置の情報とを保持し、情報入力手段7が登録情報を入
力し、登録情報調整手段8が自動的に或いは手動で入力
された登録情報の中心位置を中心として近傍の幾つかの
位置を選択して、当該中心位置と実際に登録される当該
選択位置との間の距離に応じて当該登録情報の登録形態
を調整し、情報登録手段9がこのようにして登録形態が
調整された登録情報を当該選択位置に対応付けて情報保
持手段2に登録する。このような処理により登録情報を
情報保持手段2に登録すると、上記と同様に、例えば、
端末装置が位置情報に対応した登録情報を情報保持手段
2から検索して提示するに際して、当該端末装置が当該
登録情報の中心位置に近づくほど提示される情報の出力
音や出力画像が大きくなったり提示される情報のテキス
ト内容が詳細になったりする状況を提供することがで
き、これにより、提示される登録情報に臨場感をもたせ
ることができる。
【0101】なお、本例では、中心位置に対応した登録
情報を当該中心位置の近傍に存する複数の位置(近傍位
置)のそれぞれに対応付けて登録するに際して各近傍位
置に対応付ける登録情報の登録形態を調整する場合を示
したが、例えば中心位置に対応した登録情報を当該中心
位置に対応付けて登録するに際して、当該中心位置の近
傍に存する複数の位置(近傍位置)のそれぞれと当該中
心位置との間の距離に応じて登録情報の登録形態を調整
し、これにより、これら各近傍位置毎にその位置で提供
するための登録情報を当該中心位置に対応付けて登録す
ることもできる。このような処理により登録情報を登録
すると、例えば中心位置の近傍に存する端末装置が当該
中心位置に対応付けられた登録情報を検索して提示する
に際して、当該端末装置の位置に応じて提示される登録
情報に臨場感をもたせることができる。
【0102】また、上記と同様に、このような登録を行
う場合において、登録時に登録情報と対応付ける環境情
報をユーザ等により設定することも可能である。具体的
には、このような構成を有する情報登録装置では、例え
ば、登録情報を入力する情報入力手段と、(ユーザ等に
より)環境の情報を設定する環境情報設定手段と、環境
情報設定手段により設定された環境情報と当該環境情報
とは異なる環境情報との差に基づいて情報入力手段によ
り入力された登録情報の登録形態を調整する調整手段
と、環境情報設定手段により設定された環境情報とは異
なる環境情報を指定する情報を情報入力手段により入力
された登録情報に付加して、当該登録情報をこれら2つ
の環境情報の差に基づいて調整手段により調整される登
録形態で環境情報設定手段により設定された環境情報に
対応付けて登録する情報登録手段と、を備える。
【0103】ここで、本発明に係る情報提示装置や情報
登録装置の構成や本発明に係る情報提示方法や情報登録
方法の態様としては、必ずしも以上に示したものに限ら
れず、種々な構成や態様が用いられてもよい。また、本
発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに
限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能
なものである。
【0104】また、本発明に係る情報提示装置や情報登
録装置において行われる各種の処理としては、例えばプ
ロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源において
プロセッサがROMに格納された制御プログラムを実行
することにより制御される構成が用いられてもよく、ま
た、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立
したハードウエア回路として構成されてもよい。また、
本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー
(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)や当該プロ
グラム(自体)として把握することもでき、当該制御プ
ログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセ
ッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行
させることができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
提示装置などによると、環境の情報を取得し、データベ
ース等から登録情報を検索し、取得した環境情報と検索
した登録情報に対応した環境情報との差に基づいて当該
登録情報の提示形態を調整し、検索した登録情報を調整
した提示形態で提示するようにしたため、環境情報の差
異に応じた臨場感をもった提示形態で登録情報を提示す
ることができる。
【0106】また、本発明に係る情報登録装置などによ
ると、登録情報を入力するとともに、登録情報が入力さ
れる際における環境の情報を取得し、取得した環境情報
と入力した登録情報が登録時に対応付けられる環境情報
との差に基づいて当該登録情報の登録形態を調整し、入
力した登録情報を調整した登録形態で環境情報に対応付
けて登録するようにしたため、環境情報の差異に応じた
臨場感をもった登録形態で登録情報を登録することがで
き、このような登録情報を検索時に役立てることができ
る。
【0107】また、本発明に係る情報登録装置などによ
ると、登録情報を入力するとともに、登録情報が入力さ
れる際における環境の情報を取得し、取得した環境情報
と当該環境情報とは異なる環境情報との差に基づいて入
力した登録情報の登録形態を調整し、取得した環境情報
とは異なる環境情報を指定する情報を入力した登録情報
に付加して、当該登録情報をこれら2つの環境情報の差
に基づいて調整した登録形態で取得した環境情報に対応
付けて登録するようにしたため、環境情報の差異に応じ
た臨場感をもった登録形態で登録情報を登録することが
でき、このような登録情報を検索時に役立てることがで
きる。
【0108】また、本発明に係る情報提示装置などによ
ると、環境の情報を取得し、取得した環境情報と登録時
に対応付けられた環境情報との差が提示形態に対応した
環境情報と登録時に対応付けられた環境情報との差に適
合する登録情報をデータベース等から検索し、検索した
登録情報を提示するようにしたため、環境情報の差異に
応じた臨場感をもった提示形態を有する登録情報を提示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る情報登録提示装置の一
例を示す図である。
【図2】 第1実施例に係る登録情報の提示形態を調整
して提示する処理の手順の一例を示すフローチャート図
である。
【図3】 情報保持手段に保持される登録情報の一例を
示す図である。
【図4】 近傍の位置に対応した情報単位の検索結果の
一例を示す図である。
【図5】 端末装置の位置と情報単位の登録位置との間
の距離に応じて登録情報を提示する際のレベルを調整す
る方法の一例を説明するための図である。
【図6】 端末装置の位置と情報単位の登録位置との間
の距離に応じて登録情報を提示する際のレベルを調整す
る方法の他の一例を説明するための図である。
【図7】 端末装置の位置と情報単位の登録位置とが遠
い場合に提示される登録情報の一例を示す図である。
【図8】 端末装置の位置と情報単位の登録位置とが近
づいた場合に提示される登録情報の一例を示す図であ
る。
【図9】 端末装置の位置と情報単位の登録位置とが更
に近くなった場合に提示される登録情報の一例を示す図
である。
【図10】 第2実施例に係る登録情報の登録形態を調
整して登録する処理の手順の一例を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1・・位置情報取得手段、 2・・情報保持手段、 3
・・情報検索手段、4・・提示情報調整手段、 5・・
情報提示手段、 6・・情報選択手段、7・・情報入力
手段、 8・・登録情報調整手段、 9・・情報登録手
段、11・・ID部、 12・・名前部、 13・・内
容部、14・・キーワード部、 15・・画像ファイ
ル、16、41・・音声ファイル、 17・・テキスト
ファイル、21・・検索結果表示エリア、 22・・名
前エリア、 23・・内容エリア、24・・画像エリ
ア、 25・・キーワードエリア、26・・情報単位登
録ボタン、 27・・情報単位検索ボタン、 Q・・曲
線、31・・情報単位、

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境の情報を取得する環境情報取得手段
    と、 環境情報に対応付けられた登録情報を保持する情報保持
    手段から登録情報を検索する情報検索手段と、 環境情報取得手段により取得された環境情報と情報検索
    手段により検索された登録情報に対応した環境情報との
    差に基づいて当該登録情報の提示形態を調整する調整手
    段と、 情報検索手段により検索された登録情報を調整手段によ
    り調整される提示形態で提示する情報提示手段と、 を備えたことを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 登録情報を入力する情報入力手段と、 情報入力手段により登録情報が入力される際における環
    境の情報を取得する環境情報取得手段と、 環境情報取得手段により取得された環境情報と情報入力
    手段により入力された登録情報が登録時に対応付けられ
    る環境情報との差に基づいて当該登録情報の登録形態を
    調整する調整手段と、 情報入力手段により入力された登録情報を調整手段によ
    り調整される登録形態で環境情報に対応付けて登録する
    情報登録手段と、 を備えたことを特徴とする情報登録装置。
  3. 【請求項3】 登録情報を入力する情報入力手段と、 情報入力手段により登録情報が入力される際における環
    境の情報を取得する環境情報取得手段と、 環境情報取得手段により取得された環境情報と当該環境
    情報とは異なる環境情報との差に基づいて情報入力手段
    により入力された登録情報の登録形態を調整する調整手
    段と、 環境情報取得手段により取得された環境情報とは異なる
    環境情報を指定する情報を情報入力手段により入力され
    た登録情報に付加して、当該登録情報をこれら2つの環
    境情報の差に基づいて調整手段により調整される登録形
    態で環境情報取得手段により取得された環境情報に対応
    付けて登録する情報登録手段と、 を備えたことを特徴とする情報登録装置。
  4. 【請求項4】 環境の情報を取得する環境情報取得手段
    と、 登録時に対応付けられる環境情報とは異なる環境情報に
    対応した提示形態を有する登録情報を登録時の環境情報
    と対応付けて保持する情報保持手段から、環境情報取得
    手段により取得された環境情報と登録時に対応付けられ
    た環境情報との差が提示形態に対応した環境情報と登録
    時に対応付けられた環境情報との差に適合する登録情報
    を検索する情報検索手段と、 情報検索手段により検索された登録情報を提示する情報
    提示手段と、 を備えたことを特徴とする情報提示装置。
  5. 【請求項5】 環境の情報を取得し、環境情報に対応付
    けられた登録情報を保持する情報保持手段から登録情報
    を検索し、取得した環境情報と検索した登録情報に対応
    した環境情報との差に基づいて当該登録情報の提示形態
    を調整し、検索した登録情報を調整される提示形態で提
    示することを特徴とする情報提示方法。
  6. 【請求項6】 登録情報を入力するとともに、登録情報
    が入力される際における環境の情報を取得し、取得した
    環境情報と入力した登録情報が登録時に対応付けられる
    環境情報との差に基づいて当該登録情報の登録形態を調
    整し、入力した登録情報を調整される登録形態で環境情
    報に対応付けて登録することを特徴とする情報登録方
    法。
  7. 【請求項7】 登録情報を入力するとともに、登録情報
    が入力される際における環境の情報を取得し、取得した
    環境情報と当該環境情報とは異なる環境情報との差に基
    づいて入力した登録情報の登録形態を調整し、取得した
    環境情報とは異なる環境情報を指定する情報を入力した
    登録情報に付加して、当該登録情報をこれら2つの環境
    情報の差に基づいて調整される登録形態で取得した環境
    情報に対応付けて登録することを特徴とする情報登録方
    法。
  8. 【請求項8】 環境の情報を取得し、登録時に対応付け
    られる環境情報とは異なる環境情報に対応した提示形態
    を有する登録情報を登録時の環境情報と対応付けて保持
    する情報保持手段から、取得した環境情報と登録時に対
    応付けられた環境情報との差が提示形態に対応した環境
    情報と登録時に対応付けられた環境情報との差に適合す
    る登録情報を検索し、検索した登録情報を提示すること
    を特徴とする情報提示方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータに実行させるプログラムを
    当該コンピュータの入力手段が読取可能に記憶した記憶
    媒体において、 当該プログラムは、環境の情報を取得する処理と、環境
    情報に対応付けられた登録情報を保持する情報保持手段
    から登録情報を検索する処理と、取得した環境情報と検
    索した登録情報に対応した環境情報との差に基づいて当
    該登録情報の提示形態を調整する処理と、検索した登録
    情報を調整される提示形態で提示する処理とを当該コン
    ピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
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