JP2002183119A - 宛名作成装置、宛名作成プログラム、及び宛名作成システム - Google Patents

宛名作成装置、宛名作成プログラム、及び宛名作成システム

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JP2002183119A
JP2002183119A JP2000385680A JP2000385680A JP2002183119A JP 2002183119 A JP2002183119 A JP 2002183119A JP 2000385680 A JP2000385680 A JP 2000385680A JP 2000385680 A JP2000385680 A JP 2000385680A JP 2002183119 A JP2002183119 A JP 2002183119A
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Application number
JP2000385680A
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English (en)
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Hiroyuki Ikeda
弘之 池田
Yukimoto Sakata
幸基 坂田
Takahiko Nakamura
孝彦 中村
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子化して作成してある住所録データを用
い、手書き風の宛名印刷データを容易に作成することが
できる宛名作成装置、宛名作成プログラム、及び宛名作
成システムを提供すること。 【解決手段】 電子データとして作成された電子宛名デ
ータを記憶する電子宛名データ記憶手段と、記憶されて
いる電子宛名データから、使用されている文字を抽出
し、重複している文字を排除する文字抽出手段と、抽出
された文字をユーザが手書きで記入するための文字記入
シートを出力する文字記入シート出力手段と、記入済み
の文字記入シートを読取る文字記入シート入力手段と、
記入された文字部分の画像を手書き文字画像データとし
て抽出する手書き文字抽出手段と、手書き文字画像デー
タを登録する手書き文字画像登録手段と、登録されてい
る手書き文字画像データを用いて宛名画像データを作成
する宛名画像作成手段とを備えることによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書や封書などの
宛名を印刷するための印刷データを作成する技術に係
り、特に、宛名を手書き風に印刷するための宛名作成装
置、宛名作成プログラム、及び宛名作成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン等の急激な進歩により、
パソコン上で文書を作成し、プリンタ等を用いて出力す
るということが、容易に、かつ、広く一般に利用される
ようになってきている。特に、パソコン上で読み出し可
能な電子データとして、住所録データを作成しておけ
ば、宛名印刷アプリケーションを用いて、少ない手間
で、いつでも宛名を印刷することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の宛名印刷におい
ては、電子的に作成した宛名住所録を用い、これをデジ
タルフォントで出力する方式であるため、あらかじめ用
意されたデジタルフォントを用いるしかなく、出力され
る宛名印刷結果は、綺麗ではあるが個性の無いものにな
ってしまい、味気無く、人によっては失礼に感じること
もあるという。
【0004】そのため、パソコンやワープロといった電
子的に編集・管理・出力のできる機器を持ち、さらには
電子データとして住所録を作成していながら、手書きタ
ッチの持つ温かみを活かしたいという理由から、面倒を
感じながらも宛名を自筆で書いているユーザも多い。
【0005】そのようなユーザーの要求に応えるため
に、手書きの宛名原稿を葉書等に印刷する方式として、
例えば、スキャナーなどの画像入力装置によって手書き
の宛名原稿を入力し、読取った手書き画像を印刷装置を
用いて葉書等に印刷する方式が考えられ、この方式によ
れば、手書き風の個性的で人間味のある年賀状等を作成
することができる。
【0006】しかしながら、宛名原稿を作成する際に
は、同じ文言を繰返し書かなければならないという問題
がしばしば生じる。これは特に、都道府県名や市町村名
など住所を書く際に顕著であり、作成する宛先の数に応
じてその手間も増大する。上述したパソコンに搭載され
た宛名印刷アプリケーションを用いる方式の場合、アプ
リケーションの持つ複写/貼付機能等を利用すること
で、その手間をある程度軽減することができるが、その
手間は直接ユーザーが負担することになる。
【0007】本発明は、以上に述べた状況を鑑みて成さ
れたものであり、電子化して作成してある住所録データ
を用い、手書き風の宛名印刷データを容易に作成するこ
とができる宛名作成装置、宛名作成プログラム、及び宛
名作成システムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、住所録データを電子化す
る手間を削減でき、手書き風の宛名印刷データを容易に
作成することができる宛名作成装置、宛名作成プログラ
ム、及び宛名作成システムを提供することを第2の目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子データとして作成された住所、氏名
から構成される電子宛名データを電子宛名データ記憶部
に記憶する電子宛名データ記憶手段と、前記電子宛名デ
ータ記憶部に記憶されている前記電子宛名データから、
使用されている文字を抽出し、重複している文字を排除
する文字抽出手段と、前記文字抽出手段で抽出された文
字をユーザが手書きで記入するための文字記入シートを
出力する文字記入シート出力手段と、前記ユーザによっ
て記入された前記文字記入シートを読取る文字記入シー
ト入力手段と、前記文字記入シートから読取ったデータ
から、記入された文字部分の画像を手書き文字画像デー
タとして抽出する手書き文字抽出手段と、抽出した前記
手書き文字画像データを手書き文字画像記憶部に登録す
る手書き文字画像登録手段と、登録されている前記手書
き文字画像データを用いて宛名画像データを作成する宛
名画像作成手段とを備えることを特徴とする。
【0010】ここで、「電子宛名データ」は、宛先とし
ての「氏名データ」と「住所データ」の2つで構成さ
れ、更に、「住所データ」は、「郵便番号データ」、
「地名データ」、「配達番号」の3つで構成される。
尚、「郵便番号データ」は郵政省が郵便区ごとに付した
地域の番号で、郵便物の表面上部に算用数字で記入され
る番号であり、「地名データ」は都道府県名(都道府県
名は省略することもある)、市区町村名及び町域名(特
別区又は市町村区域内の町又は字の区域名)であり、
「配達番号」は番地以下の部分をいう。
【0011】本発明により、電子化された宛名データ
(住所録)を用意しておけば、全てを宛名書きするより
も少ない労力で、つまり、重複して使用される文字は排
除されるため、手書き風の宛名画像データを容易に作成
することができる。これをプリンタ等の出力手段により
出力すれば、ユーザの字体による宛名印刷を簡単に行う
ことができる。
【0012】また、本発明の第2の特徴は、上記第1の
特徴に加え、郵便番号データと該郵便番号に対応する地
名データとからなる郵便番号地名対応表を有し、前記郵
便番号地名対応表を用いて、前記電子宛名データの住所
データに含まれる郵便番号データから対応する地名デー
タを作成する地名データ作成手段と、作成した地名デー
タを前記電子宛名データの住所データ内に追加する地名
データ追加手段とを備えることを特徴とする。
【0013】これにより、電子宛名データを作成する際
に、地名データ部分の入力を省略できるため、より少な
い労力で電子宛名データを作成することができる。
【0014】また、本発明の第3の特徴は、上記第2の
特徴に加え、郵便番号、配達番号、氏名を手書きによっ
て記入した宛先記入シートを読取る宛先記入シート読取
手段と、読みとった前記宛先記入シートの画像データよ
り、記入された郵便番号の数字を認識する数字認識手段
と、認識した前記数字データを前記電子宛名データの住
所データ内に郵便番号データとして作成する郵便番号デ
ータ作成手段と、読みとった前記宛先記入シートの画像
データより、前記配達番号、氏名の文字を認識する文字
認識手段と、認識した前記文字データを前記電子宛名デ
ータの住所データ内に配達番号、氏名として作成する配
達番号、氏名データ作成手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】これにより、キーボードやマウスなどの入
力装置を使わずに、宛名記入シートに手書きで記入した
郵便番号、配達番号、氏名を用いて、電子宛名データの
郵便番号データ、地名データ、配達番号、氏名といった
電子データを簡単に作成することができる。従って、キ
ーボードやマウスなどに不慣れなユーザでも簡単に電子
化された宛名データを作成することができる。
【0016】また、本発明の第4の特徴は、上記第3の
特徴において、読みとった前記宛先記入シートの画像デ
ータより、前記郵便番号、配達番号、氏名の文字部分の
画像を抽出し、抽出した前記郵便番号、配達番号、氏名
の文字部分の画像データを宛名画像データとして利用す
ることを特徴とする。
【0017】これにより、宛先記入シートに記入された
郵便番号、配達番号、氏名の文字画像データを宛名印刷
データにも利用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る宛名作成装置、宛名作成プログラム、及び宛名作成
システムの実施の形態について詳しく説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は、本発明に係る
宛名作成装置の機能ブロックの構成例を示したブロック
図である。図1に示すように、本宛名作成装置は、処理
部10を中心に、入力及び操作部15、出力部11、読
取部12、電子宛名データ記憶部13、手書き文字画像
記憶部14により構成される。
【0020】入力及び操作部15は、電子宛名データ記
憶部13に記憶する電子宛名データの入力処理、図5に
示すような文字記入シート30(後述)の印刷指示操
作、図8に示すような記入済みの文字記入シート30の
入力指示(手書き文字の登録指示)操作等を行う。出力
部11は、文字記入シート30の印刷処理や、図13に
示すように作成した宛名データの印刷用紙60への印刷
処理等を行う。読取部12は、記入済みの文字記入シー
ト30の読み取り処理を行う。電子宛名データ記憶部1
3には、入力及び操作部10で入力された電子宛名デー
タが記憶され、手書き文字画像記憶部14には、図9に
示す様な形で文字記入シートに記入された文字が、文字
毎に(例えば、汎用の文字コード表の順に)記憶され
る。処理部10は、以降に示すフローチャートの処理手
順に従って上記各部の制御を行う。
【0021】図12は、図1に示した宛名作成装置の機
器構成の例を示したイメージ図である。図12に示すよ
うに、本宛名作成装置は、処理部10としてのパーソナ
ルコンピュータ20、入力及び操作部15としてのキー
ボードやマウス等の入力装置25、出力部11としての
印刷装置21、読取部12としてのイメージスキャナ2
2などから構成され、電子宛名データ記憶部13と手書
き文字画像記憶部14は、パーソナルコンピュータ20
内の記録メディア23,24に格納される。尚、本発明
に係る宛名作成装置の構成はこれに限定されるものでは
なく、例えば、上記各装置が一体化されて本宛名作成装
置を形成するような構成としても良いし、また、印刷装
置21がネットワーク回線(図示せず)を介してパーソ
ナルコンピュータ20と接続するような構成としても良
い。
【0022】処理部10には、以降に示すフローチャー
トの処理手順に従って上記各部の制御を行う宛名作成プ
ログラムが搭載されており、処理部10はこのプログラ
ムに規定される手続きに従って、本宛名作成装置の一連
の処理制御を行う。
【0023】次に、本実施形態における手書き風宛名デ
ータの作成処理について詳細に説明する。
【0024】[宛名印刷の全体的な流れ]図2は、本実施
形態に係る手書き風宛名の作成処理の処理手順例を示す
フローチャートであり、処理部10は以下のステップに
より各部の処理制御を行う。
【0025】(1)予め図3に示すような電子宛名デー
タ(住所録)を本宛名作成装置の入力及び操作部15よ
り作成して電子宛名記憶部13に登録しておき、宛名印
刷の指示を行う(Step01)。
【0026】図3に、電子宛名記憶部13に登録する電
子宛名データを例示する。ここで、電子宛名データは、
宛先としての「氏名データ」と「住所データ」の2つで
構成され、更に、「住所データ」は、「郵便番号デー
タ」、「地名データ」、「配達番号」の3つで構成され
る。尚、「郵便番号データ」は郵政省が郵便区ごとに付
した地域の番号で、郵便物の表面上部に算用数字で記入
される番号であり、「地名データ」は都道府県名(都道
府県名は省略することもある)、市区町村名及び町域名
(特別区又は市町村区域内の町又は字の区域名)であ
り、「配達番号」は番地以下の部分をいう。
【0027】(2)電子宛名データ記憶部13に記憶さ
れている宛名データの各文字が、手書き文字データとし
て手書き文字画像記憶部14に登録されているかどうか
を文字毎にチェックする(Step02)。尚、初回は、手書
き文字画像記憶部14に登録されている文字は存在しな
いため、電子宛名データ記憶部13に記憶されている宛
名データの全ての文字は未登録状態である。
【0028】(3)チェックした結果、未登録文字がな
い場合は(Step03)、電子宛名データ記憶部13に記憶
されている宛名データを、手書き文字画像記憶部14の
各文字のフォントを用いて出力部11にて印刷する(St
ep04)。
【0029】(4)チェックした結果、未登録文字があ
る場合は(Step03)、手書き文字を登録するための文字
記入シート30を作成して出力部11にて印刷し(Step
05)、ユーザに文字記入シート30に文字を記入しても
らった後、記入済みの文字記入シート30を読取部12
にて読み取り、読み取った手書き文字データを手書き文
字画像記憶部14に登録する(Step06)。登録の後、電
子宛名データ記憶部13に記憶されている宛名データ
を、手書き文字画像記憶部14に登録されている手書き
文字フォントを用いて出力部11にて印刷する(Step0
4)。図13に本発明により作成した手書き風宛名デー
タを印刷用紙60に印刷した例を示す。
【0030】[文字記入シートの作成]上記(2)Step05
の「文字記入シート30の作成処理」について詳細に説
明する。図4は、文字記入シート30の作成処理に係る
処理手続きを例示するフローチャートであり、図5は作
成される文字記入シート30のレイアウト例を示すイメ
ージ図である。
【0031】文字記入シート30は、図5に示すよう
に、文字記入欄40、訂正用文字記入欄50、バーコー
ド31などから構成される。文字記入欄40は、図6に
その詳細を示すように、手書きの文字を記入する記入欄
であり、手書き文字画像記憶部14に登録されていない
未登録文字としてリストアップされた文字の文字コード
番号41、記入すべき文字の見本44、文字記入枠4
2、キャンセル用チェック枠43で構成される。文字記
入枠42は、ユーザが記入すべき文字の見本44を見な
がら同じ文字を手書きで記入する枠である。キャンセル
用チェック枠43は、文字記入枠42に誤って記入して
しまった場合や、書いた文字が気に入らない場合など
に、このキャンセル用チェック枠43にチェックをする
ことで、書いた文字をキャンセル(無効扱いに)するこ
とができる。
【0032】文字記入欄40で無効扱いにした文字は、
訂正用文字記入欄50を使って文字を記入することがで
きる。訂正用文字記入欄50は、図7に示すように、文
字コード番号記入枠51、訂正用文字記入枠52、キャ
ンセル用チェック枠53で構成される。訂正用文字記入
欄50が文字記入欄40と異なる点は、文字コード番号
記入枠51があることであり、この枠51内には、文字
記入欄40でキャンセル扱いにした文字の文字コード番
号41をユーザが記入するためのものである。図8に示
す文字記入シート30の記入例によると、文字コード番
号41「8E64」、記入すべき文字の見本44「用」
が、一旦キャンセル扱いになり、改めて訂正用文字記入
欄50に追記されている。
【0033】図4に戻って、はじめに、電子宛名記憶部
13に登録されている電子宛名データの各項目「氏名デ
ータ」、「郵便番号データ」、「地名データ」及び「配
達番号」で使用されている文字の中で、手書き文字画像
記憶部14に手書き文字として登録されていない文字を
全て抽出し、未登録文字の一覧を作成する(Step41)。
【0034】次に、作成した未登録文字の一覧の文字の
中で、重複して使用されている文字を削除(排除)する
(Step42)。一般に、宛名として使用される文字には、
例えば、「県」「市」「町」「東」等々、重複して使用
される場合が多く、重複文字を削除することで、未登録
文字の一覧にリストアップされている文字数からかなり
の文字数を削減することができる。
【0035】次に、文字記入シート30の文字記入欄4
0の印刷画像を形成して印刷用作業メモリに格納する
(Step43)。
【0036】次に、未登録文字の一覧にリストアップさ
れている全ての文字について、文字記入欄40の割り付
けが完了したかどうか判定し(Step44)、完了していれ
ば、文字記入シート30に枠線、バーコード31、訂正
用文字記入欄50の各画像を形成して印刷用作業メモリ
に格納し(Step50)、文字記入シート30を印刷して終
了する(Step51)。尚、バーコード31は、文字記入シ
ート30に印刷される未登録文字の文字コード番号とペ
ージ番号等、文字記入シート30を識別するための情報
がコード化されて印刷される。
【0037】Step44の判定の結果、全ての文字について
文字記入欄40の割り付けが完了していなければ、割り
付けた文字記入欄40の数が文字記入シート30の1ペ
ージ当たりの最大割り付け数(図5の例では、最大24
個)に達したかどうか判定し(Step45)、達していなけ
れば、未登録文字の一覧の次の文字の処理へ移り(Step
49)、Step43の文字記入欄40の画像形成処理へ戻る。
【0038】逆に、Step45の判定の結果、最大割り付け
数に達していれば、文字記入シート30に枠線、バーコ
ード31、訂正用文字記入欄50の各画像を形成し(St
ep46)、文字記入シート30を印刷して(Step47)、文
字記入シート30の次のページの(Step48)、次の文字
の処理へ移り(Step49)、Step43の文字記入欄40の画
像形成処理へ戻る。
【0039】[手書き文字フォントの登録]次に、ユーザ
によって記入された文字記入シート30を読取り、記入
されている文字をフォントとして登録する処理について
説明する。
【0040】図9は、手書き文字フォントの登録処理の
処理手順例を示すフローチャートであり、以下の処理手
順にて行われる。
【0041】まず、予めユーザにより記入済みの文字記
入シート(図8参照)を、読取部12より読取る(Step
11)。
【0042】次に、文字記入シート30の中のバーコー
ド31を認識し、バーコード31に含まれる文字コード
番号とページ番号により、この文字記入シート30のど
の位置にどの文字が割り当てられているのかという、割
当て情報を得る(Step12)。
【0043】次に、文字記入シート30から読取った枠
線等を利用して、読取った画像の座標を特定するための
基準座標を検出する(Step13)。
【0044】次に、検出された基準座標からの相対座標
で、読取った画像から文字記入枠42部分の画像を切出
し、図11に示すように、手書き文字画像記憶部14の
所定の場所に保存する。この処理を文字記入シート30
に記入されている文字数分繰り返すことで、手書き文字
フォントの登録を行うことができる(Step14〜Step1
6)。
【0045】図10は、Step15における読取った画像か
ら文字記入枠42部分の画像を切出して手書き文字画像
記憶部14に保存する処理の、詳細な手順例を示すフロ
ーチャートである。
【0046】まず、キャンセル用チェック枠43のチェ
ックの有無を調べ(Step21)、チェックされている場合
は、この文字記入欄40に書かれた文字についての文字
登録を行わない。
【0047】逆に、キャンセル用チェック枠43にチェ
ックがされていない場合は、この文字記入枠が訂正文字
記入枠52であるか、そうでないか(文字記入枠42で
あるか)を判定する(Step22)。
【0048】訂正文字記入枠52でない場合(文字記入
枠42である場合)は、先にStep12の文字記入シート3
0の照合処理で得られた割当て情報により文字コード番
号を取得する(Step23)。
【0049】逆に、訂正文字記入枠52である場合(文
字記入枠42でない場合)は、訂正用文字記入欄50の
文字コード番号記入枠51に記入されている数字を認識
し、文字コード番号を得る(Step24)。この際、数字認
識ができなかった場合には、該当する訂正用文字記入欄
50の文字コード番号を、入力及び操作部15より手動
で入力するように促す指示をオペレータに出力し、入力
及び操作部15より手動で文字コード番号が入力された
ら、次のステップへ進む(Step25)。
【0050】次に、文字記入枠42(あるいは訂正文字
記入枠52)の文字部分の画像を読取った画像データか
ら切出し、下地カット、色補正処理等、読取部12であ
る入力装置に適した画像加工処理を施して文字画像を作
成する(Step27)。
【0051】尚、「下地カット」とは、用紙部分(文字
記入シート30)が若干の濃度を持っている場合に、そ
の色がそのまま印刷されるのを防ぐために行う処理で、
例えば、読取り画像中のある濃度以下の部分は全て白と
して認識するという処理である。また、「色補正処理」
とは、読取部12と出力部11の特性により、文字記入
シート30に書かれた文字の色と印刷する文字の色とが
異なってしまうことを防ぐために行う色変換である。
【0052】次に、切り取った文字画像データを手書き
文字画像記憶部14の対応する文字コード番号の位置に
登録する(Step28)。
【0053】以上の処理の流れにより、文字記入シート
30に書かれた手書き文字を、手書き文字フォントとし
て手書き文字画像記憶部14に登録することができる。
【0054】以上説明したように、電子化された宛名デ
ータ(住所録)を用意しておけば、全てを宛名書きする
よりも少ない労力で、つまり、重複して使用される文字
は削除されるため、繰り返し使用される文字も1回書く
だけで良く、手書き風の宛名画像データを容易に作成す
ることができる。これをプリンタ等の出力手段により出
力すれば、ユーザの字体による宛名印刷を簡単に行うこ
とができる。
【0055】重複して使用される文字の削除効果の一例
として、図18に示す2種類の宛名データをサンプルと
して試験を実施した。
【0056】第1の宛名データとして、同図(a)に示
すように、東京都内宛てのデータを37件、茨城県内宛
てのデータを69件、・・・合計169件分のデータを
用意したところ、総文字数1655文字のうち重複して
使用される文字を削除した結果245文字となり、1
4.8%に削減することができた。
【0057】また、第2の宛名データとして、同図
(b)に示すように、東京都内宛てのデータを25件、
茨城県内宛てのデータを1件、・・・合計50件分のデ
ータを用意したところ、総文字数534文字のうち重複
して使用される文字を削除した結果145文字となり、
27.2%に削減することができた。
【0058】(第2の実施形態)前記第1の実施形態で
は、電子宛名データの作成して電子宛名記憶部13に登
録する際に、入力及び操作部15のキーボード等を用い
て行う例を説明した。これに対して、本実施形態では、
図14に例示するような宛名記入シート70を用いて電
子宛名データを作成して電子宛名記憶部13に登録す
る。
【0059】また、本実施形態では、第1の実施形態の
構成要素に加えて、図17に示すような郵便番号地名変
換表を用いる。この郵便番号地名変換表は、郵便番号デ
ータとそれに対応する地名データ(都道府県名、市町村
名及び町域名)とが対になって格納されており、郵便番
号データからその郵便番号に該当する地名データ(都道
府県名、市町村名及び町域名)を特定することができ
る。この郵便番号地名変換表は、例えば「郵便省のホー
ムページ」(http://www.postal.mpt.go.jp/newnumber
/)などから入手することができる。
【0060】ここで、本実施形態で用いられる宛名記入
シート70について説明する。図14に示すように、宛
名記入シート70は、郵便番号(数字)を手書きで記入
するための郵便番号記入欄71、住所のデータのうち配
達番号を手書きで記入するための配達番号記入欄72、
宛先人氏名を手書きで記入するための氏名記入欄73に
より構成される。実際に手書きで記入した例を図15に
示すように、ユーザは、住所データのうち都道府県名、
市町村名及び町域名を記入しなくても、郵便番号、配達
番号及び氏名を記入するだけで良い。つまり、郵便番号
地名変換表により郵便番号からその都道府県名、市町村
名及び町域名を導き出せるため、図3に示したような電
子宛名データを作成することができる。
【0061】次に、この宛名記入シート70を用いた電
子宛名データの作成処理について説明する。図16は、
宛名記入シート70を用いた電子宛名データの作成処理
に関するフローチャートである。
【0062】まず、図14に示したような記入済みの宛
名記入シート70を、宛名作成装置の読取部12にて読
取る(Step31)。
【0063】次に、読み取った宛名記入シート70の画
像データより、宛名記入シート70上の枠線等を利用し
て、読取画像の基準座標を検出する(Step32)。
【0064】次に、読取画像の基準座標をもとに、郵便
番号記入欄71部分の数字を認識して郵便番号を得る
(Step33)。この際、数字が認識できなかった場合に
は、郵便番号記入欄71部分の郵便番号を、入力及び操
作部15より手動で入力するように促す指示をオペレー
タに出力し、入力及び操作部15より手動で郵便番号が
入力されたら、次のステップへ進む(Step35)。
【0065】次に、読取られて認識された郵便番号の数
字から、郵便番号地名変換表を用いて、当該郵便番号に
該当する地名データ(都道府県名、市町村名及び町域
名)に変換し、電子宛名記憶部13に記憶する(Step3
6)。例えば、図15に示した宛名記入シート70によ
ると、郵便番号記入欄71に記入された郵便番号データ
「1580008」をもとに、図17に示す郵便番号地
名変換表からこの郵便番号に該当する地名データ「東京
都世田谷区上用賀」を求めることができる。
【0066】次に、宛名記入シート70の配達番号記入
欄72の画像を読取って文字認識をし、読取られ認識さ
れたデータは配達番号として電子宛名記憶部13に記憶
する(Step37)。
【0067】次に、宛名記入シート70の氏名記入欄7
3の画像を読取って文字認識をし、読取られ認識された
データは宛先人氏名データとして電子宛名記憶部13に
記憶する(Step38)。
【0068】以上の流れに従って、全ての宛名記入シー
ト70について処理を行うことで、入力及び操作部15
のキーボード等を用いることなく、電子宛名データを作
成して電子宛名記憶部13に登録することができる。従
って、キーボードやマウスなどに不慣れなユーザでも簡
単に電子化された宛名データを作成することができる。
【0069】また、宛先記入シート70の画像データよ
り、郵便番号、配達番号、氏名の文字部分を画像データ
として抽出し、抽出した郵便番号、配達番号、氏名の文
字部分の画像データをそのまま宛名画像に貼りつけて印
刷しても良い。
【0070】これにより、宛先記入シートに記入された
郵便番号、配達番号、氏名の文字画像データを宛名印刷
データにも利用することができる。
【0071】(第3の実施形態)第1の実施形態で説明
したような、キーボード等を用いて電子宛名データを作
成して電子宛名記憶部13に登録する方式に、郵便番号
地名対応表を用いる方式を組み合わせることもできる。
つまり、キーボード等を用いて電子宛名データを作成す
る際に、ユーザは、住所データのうち都道府県名、市町
村名及び町域名を作成しなくても、郵便番号、配達番号
及び氏名を作成するだけで良い。つまり、郵便番号地名
変換表により郵便番号からその都道府県名、市町村名及
び町域名を導き出せるため、第1実施例に示したものと
同様の電子宛名データを作成することができる。
【0072】これにより、電子宛名データを作成する際
に、地名データ部分の入力を省略できるため、より少な
い労力で電子宛名データを作成することができる。
【0073】以上、第1〜第3実施形態について詳細に
説明したが、本実施形態で例示した文字記入シート30
や宛名記入シート70のレイアウト、文字の個数、シー
トの材質等は、これに限るものではなく、必要に応じて
項目等を追加することもできるし、必要のない項目は文
字記入シート30から削除しても良い。
【0074】また、本実施形態では、文字記入欄40に
てキャンセルした文字を、訂正用文字記入欄50に記入
する手法を説明したが、これに限る必要はなく、例え
ば、訂正用文字記入欄50を用いずに、キャンセルされ
た文字を集めた文字記入シート30を再度出力して、ユ
ーザがこれに記入するという方法でも良い。この場合
は、訂正用文字記入欄50の読取り処理の中の数字認識
処理(Step24〜Step26)が必要なくなるため、より簡易
な構成にすることができる。
【0075】また、Step26及びStep35に示したオペレー
タによる手動入力は、シートの読取り中に呼び出される
例を説明したが、これらの手動入力を全シートの読取り
が終了した後に一括して行うようにすることもでき、そ
の場合には装置の手離れが良く、より使い勝手の良いも
のとすることが可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子化された宛名データ(住所録)を用意しておけば、
全てを宛名書きするよりも少ない労力で、つまり、重複
して使用される文字は排除されるため、繰り返し使用さ
れる文字も1回書くだけで良く、手書き風の宛名画像デ
ータを容易に作成することができる。これをプリンタ等
の出力手段により出力すれば、ユーザの字体による宛名
印刷を簡単に行うことができる。作成する宛名の件数が
多ければ多いほど、全文字数に対する手書きをする文字
数の割合は小さくなるため、より効果的である。
【0077】また、郵便番号データと該郵便番号に対応
する地名データとからなる郵便番号地名対応表を利用す
ることで、電子宛名データを作成する際に、地名データ
部分の入力を省略できるため、より少ない労力で電子宛
名データを作成することができる。
【0078】さらにまた、郵便番号、配達番号、氏名を
手書きによって記入した宛先記入シートを用いること
で、キーボードやマウスなどの入力装置を使わずに、宛
名記入シートに手書きで記入した郵便番号、配達番号、
氏名を用いて、電子宛名データの郵便番号データ、地名
データ、配達番号、氏名といった電子データを簡単に作
成することができる。従って、キーボードやマウスなど
に不慣れなユーザでも簡単に電子化された宛名データを
作成することができる。
【0079】また、宛先記入シートに記入された郵便番
号、配達番号、氏名の文字部分の画像を宛名印刷データ
として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る宛名作成装置の機能ブロックの構
成例を示したブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る手書き宛名作成処理の処
理手順例を示すフローチャートである。
【図3】電子宛名記憶部に格納される電子宛名データの
レイアウト例を示すイメージ図である。
【図4】文字記入シートの作成処理に係る処理手順を例
示するフローチャートである。
【図5】図4に示した文字記入シートの作成処理により
作成される文字記入シートのレイアウト例を示すイメー
ジ図である。
【図6】図5に示した文字記入シートの中の文字記入欄
の詳細なレイアウト例を示すイメージ図である。
【図7】図5に示した文字記入シートの中の訂正用文字
記入欄の詳細なレイアウト例を示すイメージ図である。
【図8】図5に示した文字記入シートに対して手書きに
より記入した例を示すイメージ図である。
【図9】記入済みの文字記入シートを用いて手書き文字
フォントを登録する処理の処理手順例を示すフローチャ
ートである。
【図10】図9に示した処理の中の文字記入枠読み取り
処理の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
【図11】手書き文字画像記憶部に格納される手書き文
字フォントデータの構成例を示すイメージ図である。
【図12】図1に示した宛名作成装置の機器構成の例を
示したイメージ図である。
【図13】本発明に係る宛名作成装置にて作成した手書
き風宛名データを印刷した印刷結果を例示するイメージ
図である。
【図14】第2の実施形態にて用いられる宛名記入シー
トのレイアウト例を示すイメージ図である。
【図15】図14に示した宛名記入シートに対して手書
きで記入した例を示すイメージ図である。
【図16】宛名記入シートを用いた電子宛名データの作
成処理例に関するフローチャートである。
【図17】第2の実施形態で用いられる郵便番号地名変
換表の構成例を示すイメージ図である。
【図18】宛名に使用される文字の重複を排除する試験
を行った際の試験データを示す図である。
【符号の説明】
10....処理部 11....出力部 12....読取部 13....電子宛名データ記憶部 14....手書き文字画像記憶部 15....入力及び操作部 20....パーソナルコンピュータ 21....プリンタ 22....スキャナ 23....記録メディア 24....記録メディア 25....キーボード、マウス 30....文字記入シート 31....バーコード 40....文字記入欄 41....文字コード番号 42....文字記入枠 43....キャンセル用チェック枠 44....記入すべき文字の見本 50....訂正用文字記入欄 51....文字コード番号記入枠 52....訂正文字記入枠 53....キャンセル用チェック枠 60....印刷用紙(はがき) 70....宛名記入シート 71....郵便番号記入欄 72....配達番号記入欄 73....氏名記入欄
フロントページの続き (72)発明者 中村 孝彦 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B009 LA01 ME13 ME23 ME24 MF02 RA01 RC06 RC11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子データとして作成された住所、氏名
    から構成される電子宛名データを電子宛名データ記憶部
    に記憶する電子宛名データ記憶手段と、 前記電子宛名データ記憶部に記憶されている前記電子宛
    名データから、使用されている文字を抽出し、重複して
    いる文字を排除する文字抽出手段と、 前記文字抽出手段で抽出された文字をユーザが手書きで
    記入するための文字記入シートを出力する文字記入シー
    ト出力手段と、 前記ユーザによって記入された前記文字記入シートを読
    取る文字記入シート入力手段と、 前記文字記入シートから読取ったデータから、記入され
    た文字部分の画像を手書き文字画像データとして抽出す
    る手書き文字抽出手段と、 抽出した前記手書き文字画像データを手書き文字画像記
    憶部に記憶する手書き文字画像記憶手段と、 前記手書き文字画像記憶部に記憶されている前記手書き
    文字画像データを用いて宛名画像データを作成する宛名
    画像作成手段とを備えることを特徴とする宛名作成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の宛名作成装置は、 郵便番号データと該郵便番号に対応する地名データとか
    らなる郵便番号地名対応表を有し、 前記郵便番号地名対応表を用いて、前記電子宛名データ
    の住所データに含まれる郵便番号データから対応する地
    名データを作成する地名データ作成手段と、 作成した地名データを前記電子宛名データの住所データ
    内に追加する地名データ追加手段とを備えることを特徴
    とする宛名作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の宛名作成装置におい
    て、 郵便番号、配達番号、氏名をユーザが手書きによって記
    入した宛先記入シートを読取る宛先記入シート読取手段
    と、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、記入
    された郵便番号の数字を認識する数字認識手段と、 認識した前記数字データを前記電子宛名データの住所デ
    ータ内に郵便番号データとして作成する郵便番号データ
    作成手段と、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、前記
    配達番号、氏名の文字を認識する文字認識手段と、 認識した前記文字データを前記電子宛名データの住所デ
    ータ内に配達番号、氏名として作成する配達番号、氏名
    データ作成手段とを備えることを特徴とする宛名作成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の宛名作成装置におい
    て、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、前記
    郵便番号、配達番号、氏名の文字部分の画像を抽出し、
    抽出した前記郵便番号、配達番号、氏名の文字部分の画
    像データを宛名画像データとして利用することを特徴と
    する宛名作成装置。
  5. 【請求項5】 電子データとして作成された住所、氏名
    から構成される電子宛名データを電子宛名データ記憶部
    に記憶する電子宛名データ記憶機能と、 前記電子宛名データ記憶部に記憶されている前記電子宛
    名データから、使用されている文字を抽出し、重複して
    いる文字を排除する文字抽出機能と、 前記文字抽出手段で抽出された文字をユーザが手書きで
    記入するための文字記入シートを出力する文字記入シー
    ト出力機能と、 前記ユーザによって記入された前記文字記入シートを読
    取る文字記入シート入力機能と、 前記文字記入シートから読取ったデータから、記入され
    た文字部分の画像を手書き文字画像データとして抽出す
    る手書き文字抽出機能と、 抽出した前記手書き文字画像データを手書き文字画像記
    憶部に記憶する手書き文字画像記憶機能と、 前記手書き文字画像記憶部に記憶されている前記手書き
    文字画像データを用いて宛名画像データを作成する宛名
    画像作成機能とをコンピュータに実現させることを特徴
    とする宛名作成プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の宛名作成プログラム
    は、 郵便番号データと該郵便番号に対応する地名データとか
    らなる郵便番号地名対応表を用いて、前記電子宛名デー
    タの住所データに含まれる郵便番号データから対応する
    地名データを作成する地名データ作成機能と、 作成した地名データを前記電子宛名データの住所データ
    内に追加する地名データ追加機能とをコンピュータに実
    現させることを特徴とする宛名作成プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の宛名作成プログラムに
    おいて、 郵便番号、配達番号、氏名をユーザが手書きによって記
    入した宛先記入シートを読取る宛先記入シート読取機能
    と、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、記入
    された郵便番号の数字を認識する数字認識機能と、 認識した前記数字データを前記電子宛名データの住所デ
    ータ内に郵便番号データとして作成する郵便番号データ
    作成手段と、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、前記
    配達番号、氏名の文字を認識する文字認識機能と、 認識した前記文字データを前記電子宛名データの住所デ
    ータ内に配達番号、氏名として作成する配達番号、氏名
    データ作成機能とをコンピュータに実現させることを特
    徴とする宛名作成プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の宛名作成プログラムに
    おいて、 読みとった前記宛先記入シートの画像データより、前記
    郵便番号、配達番号、氏名の文字部分の画像を抽出し、
    抽出した前記郵便番号、配達番号、氏名の文字部分の画
    像データを宛名画像データとして利用する機能をコンピ
    ュータに実現させることを特徴とする宛名作成プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 住所、氏名から構成される宛名情報を電
    子宛名データ作成手段により電子宛名データとして作成
    するステップと、 作成された前記電子宛名データを請求項1または請求項
    2のいずれかに記載の宛名作成装置に入力するステップ
    と、 当該宛名作成装置にて出力される前記文字記入シートに
    手書きで記入するステップと、 記入された前記文字記入シートを当該宛名作成装置に入
    力するステップと、 当該宛名作成装置にて作成される前記宛名画像データを
    印刷手段により印刷用紙に印刷するステップとを有する
    ことを特徴とする宛名作成システム。
  10. 【請求項10】 郵便番号、配達番号、氏名を前記宛先
    記入シートに手書きで記入するステップと、 記入済みの前記宛先記入シートを請求項3または請求項
    4のいずれかに記載の宛名作成装置に入力するステップ
    と、 当該宛名作成装置にて出力される前記文字記入シートに
    手書きで記入するステップと、 記入された前記文字記入シートを当該宛名作成装置に入
    力するステップと、 当該宛名作成装置にて作成される前記宛名画像データを
    印刷手段により印刷用紙に印刷するステップとを有する
    ことを特徴とする宛名作成システム。
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