JP2002341854A - 手書き文字フォント作成装置、手書き文字フォント作成プログラム、手書き文字フォント作成方法、及び手書き文字フォントを用いた文書作成装置 - Google Patents
手書き文字フォント作成装置、手書き文字フォント作成プログラム、手書き文字フォント作成方法、及び手書き文字フォントを用いた文書作成装置Info
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- JP2002341854A JP2002341854A JP2002059088A JP2002059088A JP2002341854A JP 2002341854 A JP2002341854 A JP 2002341854A JP 2002059088 A JP2002059088 A JP 2002059088A JP 2002059088 A JP2002059088 A JP 2002059088A JP 2002341854 A JP2002341854 A JP 2002341854A
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Abstract
を容易に作成することができる技術を提供すること。 【解決手段】 ユーザが文字コードに対応する文字を手
書きで記入する文字記入用紙の画像データを作成する文
字記入用紙画像作成手段と、前記文字記入用紙画像作成
手段が作成した画像データを文字記入用紙として出力す
る文字記入用紙出力手段と、手書き文字が記入された記
入済み文字記入用紙の画像を入力する文字記入用紙入力
手段と、前記文字記入用紙入力手段が入力した前記画像
から、前記文字コードに対応する手書き文字画像を抽出
する文字画像データ抽出手段と、前記文字画像データ抽
出手段が抽出した前記手書き文字画像を、前記文字コー
ドに対応したフォント文字として記憶するフォント・デ
ータ記憶手段とを備えることによる。
Description
リンタ等に用いるフォントの作成技術に係り、特に手書
き文字のフォント作成技術に関する。
プロセッサ等の情報処理装置の普及により、はがきや手
紙などの文章をパーソナルコンピュータ等にインストー
ルされた文書処理プログラムなどで作成し、パーソナル
コンピュータに接続されたプリンタ等を用いて印刷する
といったことが、容易に、かつ、広く一般に利用される
ようになってきている。
ることの利点は、何度でも容易に書き直しができるため
に、自由自在な編集が可能なことである。ここでいう
「編集」とは、文章中の言葉を追加、削除、変更した
り、文や段落の順序を入れ替えたりすることである。
ドプロセッサ等の情報処理装置が普及する以前は、文章
は肉筆により直接紙の上に書かれていた。その際には、
下書き、校正、清書といった工程を経る必要があった。
は、編集機能により作成した下書き原稿を校正すれば、
それがそのまま清書になる。
ることにより便益を一度享受すると、紙に直接文字を書
くことで文章を作成する作業は非常に面倒に感じられる
ものである。従って、前記のように、はがきや手紙に書
く文章も文書処理プログラムを用いて作成されるに至っ
たわけである。
トールされている文書処理プログラムを用いて作成され
た文章は、そのパーソナルコンピュータに搭載されてい
るデジタル・フォントを使用してラスター画像(ビット
マップ画像)化され、レーザ・ビーム・プリンタやイン
ク・ジェット・プリンタ等の印刷装置に出力される。
り、文章の種類に応じて使い分けられる。日本ではフォ
ントとして「明朝体」「ゴシック体」などが標準的文字
フォントとして、多く使われている。
ような標準的文字フォントによって出力された文字は、
綺麗ではあるものの、書き手の個性が反映されない。は
がきや手紙などは、書き手から読み手に情報を伝達する
ための媒体であり、情報自体に個性があれば目的を達す
ることができるという冷めた見方をする人もいるが、一
方で、肉筆で書くことにより自分の心がこめられると感
じる人や、肉筆で書かれたはがきや手紙を受け取ると好
ましく感じる人も多く、そのような感性は理屈で説明で
きるものではない。
を自分の手書き文字で出力する手段があれば、文書処理
プログラムのもつ利点である自由自在な編集機能の便宜
を享受しつつ、心のこもった手書き文字で出力すること
ができるが、このような仕組みは現時点では提供されて
いない。
れたものであり、ユーザ自身の手書き文字(以下「手書
き文字」という)によるフォント(以下「手書き文字フ
ォント」という)を容易に作成することができる手書き
文字フォント作成装置、手書き文字フォント作成プログ
ラム、手書き文字フォント作成方法、及び手書き文字フ
ォントを用いた文書作成装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明の一実施形態に係る手書き文字フォント作成
装置は、ユーザの用途に応じて所定の文字コード・セッ
トに対応する、手書き文字フォントを作成する手書き文
字フォント作成装置であって、(1)ユーザが前記所定
の文字コード・セットの文字コードに対応する文字を手
書きで記入する文字記入用紙の画像データを作成する文
字記入用紙画像作成手段と、(2)前記文字記入用紙画
像作成手段が作成した前記画像データを文字記入用紙と
して出力する文字記入用紙出力手段と、(3)ユーザが
手書き文字を記入した前記文字記入用紙の画像データを
入力する文字記入用紙入力手段と、(4)前記文字記入
用紙入力手段が入力した前記画像データから、前記文字
コードに対応する手書き文字画像を抽出する文字画像デ
ータ抽出手段と、(5)前記文字画像データ抽出手段が
抽出した前記手書き文字画像を、前記文字コードに対応
した手書き文字フォントのフォント文字として記憶する
フォント・データ記憶手段とを備えることを特徴とす
る。
字フォント作成プログラムは、ユーザの用途に応じて所
定の文字コード・セットに対応する、手書き文字フォン
トを情報処理装置にて作成する手書き文字フォント作成
プログラムであって、(1)ユーザが前記所定の文字コ
ード・セットの文字コードに対応する文字を手書きで記
入する文字記入用紙の画像データを作成する文字記入用
紙画像作成機能と、(2)前記文字記入用紙画像作成機
能が作成した前記画像データを文字記入用紙として出力
する文字記入用紙出力機能と、(3)ユーザが手書き文
字を記入した前記文字記入用紙の画像データを入力する
文字記入用紙入力機能と、(4)前記文字記入用紙入力
機能が入力した前記画像データから、前記文字コードに
対応する手書き文字画像を抽出する文字画像データ抽出
機能と、(5)前記文字画像データ抽出機能が抽出した
前記手書き文字画像を、前記文字コードに対応した手書
き文字フォントのフォント文字として記憶するフォント
・データ記憶機能とを有することを特徴とする。
字フォント作成方法は、ユーザの用途に応じて所定の文
字コード・セットに対応する、手書き文字フォントを情
報処理装置にて作成するための手書き文字フォント作成
方法であって、(1)ユーザが前記所定の文字コード・
セットの文字コードに対応する文字を手書きで記入する
文字記入用紙の画像データを作成するステップ、(2)
前記文字記入用紙の画像を作成するステップにて作成さ
れた前記画像データを文字記入用紙として出力するステ
ップ、(3)ユーザが手書き文字を記入した前記文字記
入用紙の画像データを入力するステップ、(4)前記文
字記入用紙を入力するステップにて入力された前記画像
データから、前記文字コードに対応する手書き文字画像
を抽出するステップ、(5)前記手書き文字画像を抽出
するステップにて抽出された前記手書き文字画像を、前
記文字コードに対応した前記手書き文字フォントのフォ
ント文字として記憶するステップを含むことを特徴とす
る。
ために、点や線の組み合わせによって言語を一区切りご
とに記号化したものをいい、「フォント」とは、同一の
書体で作られた「文字」の集合をいう。
の一区切りに記号化されたものをいい、「フォント」を
構成する一つの「文字」に対応する。
報処理装置上で扱うために、文字や記号の集合(文字セ
ット)を符号化した固有のコードの集合をいい、例え
ば、日本語の文字セットを扱うための文字コード・セッ
トには、シフトJIS(Shifted Japanese Industrial
Standard)や日本語EUC(Extended Unix Code)など
のコード体系があり、通常2バイトで1つの文字を表
す。その他、韓国語や中文(中国語)などを扱うための
文字コード・セットもある。
って手書きされた文字セットを同一書体としてみなした
ものをいい、「フォント・データ」とは、「フォント」
をデータ化したものであり、データ形式は、ビットマッ
プ形式であっても、ベジェ曲線やスプライン曲線などの
方程式の集合からなるベクター形式であってもよい。ま
た、「フォント・データ」は、手書き感をより忠実に再
現するために、モノクロ階調をもつビットマップ形式で
あってもよいし、カラー階調をもつビットマップ形式で
あってもよい。
ユーザによって手書きされた文字セットからなるデジタ
ル・フォントを作成することができる。
字フォント作成装置は、より好ましくは、前記文字記入
用紙画像作成手段は、所定の文字コード・セットの文字
コードに対応する文字をユーザが手書きで記入するため
の記入枠と、前記文字コードに対応する標準的文字フォ
ントのフォント文字とを、前記文字記入用紙の画像デー
タとして作成することを特徴とする。
紙画像作成手段により作成された文字記入用紙には、前
記記入枠の近傍に記入すべき文字が手本として出力され
るため、ユーザは手本の文字を見ながら、手書き文字を
逐次記入していくことができる。
文字フォント作成装置は、より好ましくは、さらに、
(6)キャンセル文字記憶手段を有し、前記文字記入用
紙画像作成手段は、書き損じの手書き文字をユーザがキ
ャンセルするための印を記入するキャンセル用チェック
枠を、前記文字記入用紙の画像データとして作成し、前
記文字画像データ抽出手段は、前記文字記入用紙入力手
段から入力された前記画像データから、前記キャンセル
用チェック枠に印が記入された手書き文字画像に対応す
る文字コードをキャンセル文字として抽出し、前記キャ
ンセル文字記憶手段は、前記文字画像データ抽出手段が
抽出した前記キャンセル文字の文字コードを記憶し、前
記文字記入用紙画像作成手段は、前記キャンセル文字記
憶手段が記憶した前記キャンセル文字の文字コードに基
づいて、再度、文字記入用紙を出力する画像データを作
成することを特徴とする。
えば、漢字の偏を誤記する、漢字の旁を構成する横線の
本数が3本であるところを4本記入する、意図したよう
に漢字の偏と旁を配置することができない、などの文字
をいう。
書き文字」をキャンセルするために、キャンセル用チェ
ック枠に印が記入された手書き文字に対応する標準的フ
ォントのフォント文字をいう。
損じの場合でも、簡単な手順で書き損じの文字を装置に
指示することができ、さらに、書き損じた手書き文字を
記入するための文字記入用紙30aを再度出力すること
ができる。
字フォントを用いた文書作成装置は、(1)前記手書き
文字フォント作成装置により作成された手書き文字フォ
ントを記憶するフォント・データ記憶手段と、(2)文
書を作成するための文字列を入力・漢字変換する入力手
段と、(3)前記入力手段にて入力・漢字変換された文
字に対応する前記手書き文字フォントのフォント文字を
前記フォント・データ記憶手段から検索するフォント文
字検索手段と、(4)類義語を記憶する類義語辞書手段
と、(5)前記フォント文字検索手段にて前記漢字変換
された文字に対応する前記手書き文字フォントのフォン
トが検索不可であった場合に、前記類義語辞書手段から
前記漢字変換された文字を代替する類義語の前記手書き
文字フォントのフォント文字を検索する類義語検索手段
と、(6)前記フォント文字検索手段あるいは前記類義
語検索手段にて検索された前記手書き文字フォントのフ
ォント文字をラスタライズして表示する表示手段とを備
えることを特徴とする。
文章編集中に前記手書き文字フォントに含まれない漢字
変換された文字が出現した場合に、前記漢字変換された
文字の類義語によって代替えされる。
字フォントを用いた文書作成装置は、より好ましくは、
前記フォント文字検索手段にて前記漢字変換された文字
に対応する前記手書き文字フォントのフォント文字が検
索不可であった場合に、前記類義語、入力文字列のひら
がな、及び空白を代替候補とすることを特徴とする。
文章編集中に前記手書き文字フォントに含まれない漢字
変換された文字が出現した場合に、前記漢字変換された
文字の代替候補として、前記類義語、入力文字列のひら
がな、及び空白が表示装置に表示され、ユーザはその中
から適当な候補を選択することができる。ユーザが空白
を選択した場合には、印刷物の空白部分を後から手書き
によって追記することで、違和感のない印刷物を作成す
ることができる。
字フォントを用いた文書作成装置は、より好ましくは、
さらに、(7)前記フォント文字検索手段にて前記漢字
変換された文字に対応する前記手書き文字フォントのフ
ォント文字が検索不可であった場合に、前記漢字変換さ
れた文字を不足文字として記憶する不足文字記憶手段を
備え、前記不足文字記憶手段に記憶された文字につい
て、前記手書き文字フォント作成装置により手書き文字
フォントのフォント文字を作成し、作成された手書き文
字フォントの画像データを本発明に係る文書作成装置の
前記フォント・データ記憶手段に記憶することを特徴と
する。
文章を作成中に、手書き文字フォントに含まれないフォ
ント文字があった場合に、簡単な手順で追加することが
できる。従って、予め膨大な量の手書き文字フォントを
作成しておく必要はなく、必要最小限の量の手書き文字
フォントを作成しておけば良い。
実施の形態について詳しく説明する。
態に係る手書き文字フォント作成装置1の機能ブロック
の構成例を示したブロック図であり、図2はその具体的
な装置構成の一例である。図示するように、手書き文字
フォント作成装置1は、記入済み文字記入用紙30bの
画像データ入力手段としてのイメージ・スキャナ5と、
文字記入用紙30aの出力手段としてのプリンタ20
と、パーソナルコンピュータ10とから構成され、パー
ソナルコンピュータ10には、フォント・データ記憶手
段11、文字記入用紙画像作成手段12、文字画像デー
タ抽出手段13、及びキャンセル文字記憶手段14が含
まれている。
装置1の構成はこれに限定されるものではなく、例え
ば、上記各装置が一体化されて手書き文字フォント作成
装置1を形成するような構成としても良いし、また、プ
リンタ20がネットワーク回線(図示せず)を介して、
パーソナルコンピュータ10と接続するような構成とし
ても良い。
個人の用途に応じ必要とする文字を、所定の文字コード
・セットの文字コードに対応させて、手書き文字を記入
する文字記入用紙30aを出力する画像データを作成す
る。
は、前記文字記入用紙画像作成手段12が作成した文字
記入用紙30aの画像データを、出力印刷する。
キャナ5は、ユーザが手書き文字を記入した記入済みの
文字記入用紙30bの画像データを入力する。
・スキャナ5が入力した前記画像データから、前記文字
コードに対応する手書き文字画像を抽出する。あるい
は、イメージ・スキャナ5が入力した画像データから、
ユーザにより取消指示された手書き文字画像に対応する
文字コードをキャンセル文字として抽出する。
像データ抽出手段13が抽出した手書き文字画像を、前
記文字コードに対応する手書き文字フォントのフォント
文字として記憶する。
データ抽出手段13が抽出したキャンセル文字に対応す
る文字コードを記憶する。
ザの使用目的や用途に応じた文字セットに対応する所定
の文字コード・セットを記憶させておけばよい。例え
ば、はがきや手紙などを書くことを目的に使用するので
あれば、小学校学習指導要領で指定されている学習漢字
1006字、ひらがな、かたかな、英数字に加えて、時
候の挨拶等に使用される漢字などがあれば十分である。
また、小学校の教師が生徒の教材を作成することを目的
に使用するのであれば、担任のクラスの学年に応じた学
習漢字が網羅されていれば十分である。
示すフローチャートの処理手順に従って上記各部の制御
を行う手書き文字フォント作成プログラムがインストー
ルされており、パーソナルコンピュータ10内部のCP
U(Central Processing Unit、図示せず)は、このプ
ログラムに規定される手続きに従って、手書き文字フォ
ント作成装置1の一連の処理制御を行う。以降、手書き
文字フォント作成処理の処理手順例を説明する。
像作成手段12にて、文字記入用紙30aを出力するた
めの画像データを作成する(Step01)。
作成した文字記入用紙30aの画像データを、プリンタ
20にて出力する(Step02)。
に示す。図4に示した例では、1枚の文字記入用紙30
aに24文字分の手書き文字フォントのフォント文字を
記入できる文字記入枠32が配置されている。ここで作
成される文字記入用紙30aの出力枚数は、ユーザが必
要とする手書き文字フォントのフォント文字の数、つま
り、フォント・データ記憶手段11に記憶する前記手書
き文字フォントのフォント文字の数に応じて変化する。
紙30aのページを識別するためのバーコード31が印
刷されている。また、文字記入枠32の近傍に、記入す
べき手書き文字に対応する標準的文字フォントのフォン
ト文字34が配置されている。バーコード31の下側に
は、矩形の位置基準枠35が配置されている。従って、
ユーザはこの標準的文字フォントのフォント文字34を
参照して、文字記入枠32内に手書きで文字を記入すれ
ば良い。
セル用チェック枠33が配置されており、文字記入枠3
2に記入した文字が書き損じの場合に、ユーザはこのキ
ャンセル用チェック枠33に印(例えば、「レ」マー
ク、枠内塗りつぶしなど)を記入する。
偏を誤記した、漢字の旁を構成する横線の本数が3本で
あるところを4本記入した、漢字の偏と旁の配置が意図
した通りに書けなかった、など様々な要因による記入ミ
スをいう。
記入枠32の近傍にユーザが記入すべき手書き文字に対
応する標準的文字フォントのフォント文字34が手本と
して出力されるため、ユーザは手本の文字を見ながら、
手書きによる文字を逐次記入していくことができる。
例を示す。図示した例では「神」の文字についてキャン
セル用チェック枠33に印(「レ」マーク)が記入され
ている。
ず、例えば、万年筆、ボールペン、毛筆等、スキャナ5
が読取り可能な色彩,濃度を満たす筆記用具であれば用
いることができる。
0にて出力された文字記入用紙30aに手書き文字を記
入し、記入済み文字記入用紙30bをイメージ・スキャ
ナ5にセットする(Step03〜Step05)。
字記入用紙30bの画像を読取って、画像データを出力
する(Step11)。
・スキャナ5から入力された前記画像データについて、
以下の処理を実行する。
解読し、前記記入済み文字記入用紙30bのページ番号
を認識する(Step12)。
を検出し、その位置情報を取得する。文字記入用紙画像
作成手段12から、各文字コードに対応する文字記入枠
32およびキャンセル用チェック枠33の位置情報(位
置基準枠35の印刷位置からの相対位置)を取得する。
つまり、それぞれの文字コードに対応する文字情報が、
何ページ目の記入済み文字記入用紙30bのどの位置の
文字記入枠32に記入されているかという位置情報を取
得する(Step12)。
用チェック枠33に印が記入されているか否かチェック
し、印が記入されている場合には、その文字コードをキ
ャンセル文字としてキャンセル文字記憶手段14にて記
憶し(Step13, Step15)、(5)の処理(Step16)へ進
む。
に印が記入されていない文字コードについては、文字記
入枠32から文字画像を抽出し、手書き文字フォントの
フォント文字としてフォント・データ記憶手段11にて
記憶する(Step13, Step14)。
コード(番号)と前記文字コードに対応する手書き文字
のフォント文字(ビットマップ画像)が記憶され、概念
的には図6に例示するような対応表形式で記憶される。
入済み文字記入用紙30bが読取られ、全ての記入済み
文字記入用紙30bの読取りが終了するまで、上記
(1)〜(4)の処理を繰り返す(Step16)。
に記憶されたキャンセル文字(文字コード)がある場
合、Step01へ戻る(Step17)。つまり、文字記入用紙画
像作成手段12はキャンセル文字記憶手段14に記憶さ
れている全てのキャンセル文字(文字コード)につい
て、文字記入用紙30aの出力画像データを作成し、前
記画像データがプリンタ20にて出力される。再度、ユ
ーザが文字記入用紙30aに手書き文字を記入して、記
入済み文字記入用紙30bはイメージ・スキャナ5にて
読取られる。文字画像データ抽出手段13は、読取られ
た画像データに関して上記(1)〜(5)の処理を実行
する。これらの処理は、記入済み文字記入用紙30bの
キャンセル用チェック枠33に印が記入されていない状
態になるまで、繰り返される。
た場合でも、簡単な手順で書き損じの文字を装置に指示
することができ、さらに、書き損じた文字を記入するた
めの文字記入用紙30aを再度出力することができる。
れば、簡単な手順で、ユーザによって手書き文字からな
るデジタル・フォントを作成することができる。
第1の実施形態により作成された手書き文字フォントを
用いて文書を作成する文書作成装置の実施形態について
説明する。
成装置40の機能構成を例示するブロック図である。図
示したように、文書作成装置40は、第2フォント・デ
ータ記憶手段50、文字入力手段41、かな漢字変換手
段42、フォント文字検索手段43、類義語辞書手段4
5、類義語検索手段44、文字ラスタライズ手段46、
表示手段47などから構成される。第2フォント・デー
タ記憶手段50は、手書き文字フォント作成装置1によ
り作成された手書き文字フォントを記憶する。文字入力
手段41は、文書を作成するための文字列を入力する。
かな漢字変換手段42は、文字入力手段41にてかな又
はローマ字で入力された文字列を漢字変換する。フォン
ト文字検索手段43は、文字入力手段41及びかな漢字
変換手段42の入力手段にて入力・漢字変換された文字
及び、類義語検索手段44から出力された類義語の文字
に対応する手書き文字フォントのフォント文字を第2フ
ォント・データ記憶手段50から検索する。類義語辞書
手段45は、類義語を記憶する。類義語検索手段44
は、フォント文字検索手段43にて前記漢字変換された
文字に対応する手書き文字フォントのフォント文字が検
索不可であった場合に類義語辞書手段45から前記漢字
変換された文字を代替する類義語と前記類義語の手書き
文字フォントのフォント文字を前記第2フォント・デー
タ記憶手段50から検索する。文字ラスタライズ手段4
6は、前記フォント文字検索手段43あるいは前記類義
語検索手段44にて検索された手書き文字フォントのフ
ォント文字をビットマップ画像として展開する。表示手
段47は、ラスタライズされたフォント文字画像を表示
する。
文字フォント作成における負担を軽減するために、ユー
ザが文書の用途に合わせ必要な範囲で手書き文字フォン
トを作成した場合には、別の用途の文書を作成すると、
その文書に必要な手書き文字フォントのフォント文字が
不足するケースが想定される。
40の処理動作手順例を図8に示し、表示手段47への
表示具体例を図9に示す。
列を入力し、かな漢字変換手段42にて漢字に変換する
(Step21)。例えば、図9(a)に示すように「ごちそ
う」と入力し、それを「ご馳走」に漢字変換する。
れた文字に対応する手書き文字フォントのフォント文字
が第2フォント・データ記憶手段50に記憶されている
か否か検索し、記憶されている場合には漢字変換後の文
字に対応する手書き文字フォントのフォント文字を、ラ
スタライズして表示する(Step22, Step30)。つまり、
第2フォント・データ記憶手段50に「ご」「馳」
「走」の各文字の手書き文字フォントによるフォント文
字が記憶されていれば、手書き文字フォントのフォント
文字で「ご馳走」と表示手段47に表示される。
手段50に、「ご」「馳」「走」のいずれか1つでも手
書き文字フォントのフォント文字が記憶されていない場
合には、次に、フォント文字検索手段43は、類義語検
索手段44に文字列「ごちそう」の文字コード・データ
を出力する。類義語検索手段44は、類義語辞書手段4
5から「ごちそう」の類義語を検索し、類義語「ご供
応」を取得する。類義語検索手段44は、「ご供応」の
文字コード・データをフォント文字検索手段43に出力
する。フォント文字検索手段43は、「ご供応」に対応
する手書き文字フォントのフォント文字が第2フォント
・データ記憶手段50に記憶されているか否か検索し
(Step23)、記憶されている場合には、前記類義語を含
めた選択肢を、表示手段47により表示する(Step2
4)。ここで表示する選択肢は、図9(b)に示すよう
に、(1)類義語、(2)入力文字列の「ひらがな」、
及び(3)「空白」の3種類からなる。ここで類義語と
して選択されるためには、類義語の各文字のフォント文
字が第2フォント・データ記憶手段50に記憶されてい
る必要がある。つまり、「ご供応」の各文字「ご」、
「供」、「応」の手書き文字フォントのフォント文字が
全て第2フォント・データ記憶手段50に記憶されてい
ることが条件となる。
フォント文字検索手段43は前記複数の類義語について
第2フォント・データ記憶手段50を検索し、手書き文
字フォントのフォント文字で表示できる類義語のみを選
択肢として表示する。
された全ての類義語の一文字でも手書き文字フォントの
フォント文字が第2フォント・データ記憶手段50に記
憶されていない場合は何も表示しない。
肢の番号を選択する(Step25)。
は、図9(c)に示すように、編集中の文章に「ご供
応」と表示される(Step27)。
中の文章にひらがなで「ごちそう」が表示されるし(St
ep28)、3番の「空白」を選択すると編集中の文章に
「ご馳走」と表示された場合の文字数(この場合、3文
字分)空白で表示される(Step29)。
刷物の前記空白部分に「ご馳走」と手書きで書き足すこ
とができる。この際に、手書き文字フォント作成時に使
用した筆記具を使用すれば、空白部分に書き足した手書
き文字の違和感を少なくすることができる。
入力したばあい、「あずかり」の漢字変換された文字
「預かり」の文字は全て第2フォント・データ記憶手段
50に記憶されており、「どうもありがとうございまし
た。」の漢字変換結果「どうもありがとうございまし
た。」の文字も全て第2フォント・データ記憶手段50
に記憶されている場合は、漢字変換された文字に対応す
る手書き文字フォントのフォント文字で表示手段47に
表示される(図9(d))。
する文書作成装置40を図10に例示する。尚、第2の
実施形態で説明した文書作成装置40と同一の構成要素
には同一の符号を附し、説明を省略する。
は、第2フォント・データ記憶手段50、文字入力手段
41、かな漢字変換手段42、文字入力手段41及びか
な漢字変換手段42にて入力・漢字変換された文字に対
応するフォント文字を第2フォント・データ記憶手段5
0から検索する第2フォント文字検索手段51、類義語
辞書手段45、類義語検索手段44、文字ラスタライズ
手段46、表示手段47などから構成される。文書作成
装置40は、さらに、第2フォント・データ記憶手段5
0にフォント文字が記憶されていない文字(以下「不足
文字」という)が文章作成中に出現した場合、前記不足
文字の文字コードを記憶する不足文字コード・データ記
憶手段49を備えている。不足文字コード・データ記憶
手段49に記憶されている文字コードは、前記文字コー
ドの数が所定数を越えた時点、あるいは時間が所定の時
間を越えた時点、あるいはユーザが希望した時点で、第
1の実施形態で説明した手書きフォント作成装置1に転
送され、手書きフォント作成装置1で手書き文字フォン
トのフォント文字として作成される。
の文書作成時の処理動作例を図11に示す。第2の実施
形態で説明した文書作成装置の処理動作例(図8)との
相違点は、ユーザが入力・漢字変換した文字(Step21)
に対応する手書き文字フォントのフォント文字が、第2
フォント・データ記憶手段50に記憶されているか否か
検索し(Step22)、記憶されていない場合には、前記漢
字変換した文字の文字コードを不足文字コード・データ
記憶手段49に記憶する処理(Step31)が加わっている
点である。
字の補充処理に関する処理動作例を示すフローチャート
である。本処理動作は、所定の条件で実行される。
憶されている文字コードの数が所定の数(N)を超えた
か否か判定し(Step41)、超えている場合、不足文字コ
ード・データ記憶手段49に記憶されている不足文字の
文字コードを手書き文字フォント作成装置1のフォント
・データ記憶手段11に送信し(Step44)、手書き文字
フォント作成装置1にて文字記入用紙30aを出力して
(Step45)、不足文字の手書き文字フォントのフォント
文字作成処理を行い(Step46)、作成した手書き文字フ
ォントのフォント・データを文書作成装置40の第2フ
ォント・データ記憶手段50に記憶する(Step47)。
不足文字補充処理からの経過時間が所定時間(H)を超
えたか否か判定し(Step42)、超えている場合は上記St
ep44からStep47の処理を実行する。
字の補充処理を希望するか否かを確認する画面を表示手
段47に表示してユーザの希望を確認し(Step43)、補
充処理を希望する場合は上記Step44からStep47の処理を
実行する。
する。
いて、不足文字が出現した場合に、簡単な手順で前記不
足文字を追加することができる。従って、予め膨大な量
の手書き文字フォントを作成しておく必要はなく、必要
最小限の量の手書き文字フォントを作成しておけば良
い。例えば、企業の営業担当者が顧客に礼状を認める目
的で文書作成装置40を利用する場合、顧客の氏名に対
応する手書き文字フォントが必要となる。人名に用いら
れる文字群をカバーするためには、膨大な量の手書き文
字フォントを作成しておかなければならないが、本文書
作成装置を用いれば、必要に応じて不足文字のフォント
文字を適宜追加することができるため、ユーザにかかる
負担を軽減することができる。
態を用いて詳細に説明したが、本発明は本実施形態に限
定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種
々の改良や変更を成し得るであろう。
紙、その他の文書などを、日本語により作成する場合の
例を示したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、韓国語や中国語などの、文字セットの文字コード・
セットに対応する手書き文字フォントを作成する場合に
も適用可能である。
がきや手紙といった紙媒体に手書き文字フォントを出力
する例を示したが、CRTや液晶などの表示装置に文字
や文章を出力する用途にも適用可能である。例えば、ク
リスマス・カードや年賀はがき等のグリーティング・メ
ールを前記実施形態に係る手書き文字フォントを用いて
作成して、ネットワークを介して送信すれば、送信先の
ディスプレイ装置に心のこもった手書き文字によるグリ
ーティング・メールが表示される。
要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施す
ることができる。そのため、前述の各実施形態はあらゆ
る点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならな
い。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すもの
であって、明細書本文には何ら拘束されない。更に、特
許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本
発明の範囲内のものである。
簡単な手順で、手書き文字のデジタル・フォントを作成
することができる。たとえ手書き文字を書き損じた場合
でも、簡単な手順で書き損じの文字を装置に指示するこ
とができ、書き損じの文字を記入するための文字記入用
紙を再度出力することができる。
含まれない不足文字が出現した場合に、前記不足文字の
代替候補として、前記不足文字の類義語、入力文字のひ
らがな、及び空白が提示され、ユーザはその中から所望
の代替候補を選択できる。
に、簡単な手順で追加することができる。従って、予め
膨大な量の手書き文字フォントを作成しておく必要はな
く、必要最小限の量の手書き文字フォントを作成してお
けば良い。
装置の機能ブロックの構成例を示したブロック図であ
る。
置構成の一例を示す説明図である。
けるフォント作成の処理手順例を示すフローチャートで
ある。
作成される文字記入用紙のレイアウト例を示すイメージ
図である。
ージ図である。
成するフォント・データ記憶手段の記憶形式を例示する
イメージ図である。
いた文書作成装置の機能ブロックの構成例を示したブロ
ック図である。
理の手順例を示すフローチャートである。
表示例を示すイメージ図である。
用いた文書作成装置の機能ブロックの構成例を示したブ
ロック図である。
成処理の手順例を示すフローチャートである。
字補充処理の手順例を示すフローチャートである。
Claims (13)
- 【請求項1】 ユーザの用途に応じて所定の文字コード
・セットに対応する、手書き文字フォントを作成する手
書き文字フォント作成装置であって、 (1)ユーザが前記所定の文字コード・セットの文字コ
ードに対応する文字を手書きで記入する文字記入用紙の
画像データを作成する文字記入用紙画像作成手段と、 (2)前記文字記入用紙画像作成手段が作成した前記画
像データを文字記入用紙として出力する文字記入用紙出
力手段と、 (3)ユーザが手書き文字を記入した前記文字記入用紙
の画像データを入力する文字記入用紙入力手段と、 (4)前記文字記入用紙入力手段が入力した前記画像デ
ータから、前記文字コードに対応する手書き文字画像を
抽出する文字画像データ抽出手段と、 (5)前記文字画像データ抽出手段が抽出した前記手書
き文字画像を、前記文字コードに対応した手書き文字フ
ォントのフォント文字として記憶するフォント・データ
記憶手段とを備えることを特徴とする手書き文字フォン
ト作成装置。 - 【請求項2】 前記文字記入用紙画像作成手段は、前記
文字コードに対応する文字をユーザが手書きで記入する
ための記入枠と、前記文字コードに対応する標準的文字
フォントのフォント文字とを、前記文字記入用紙のため
の画像データとして作成することを特徴とする請求項1
に記載の手書き文字フォント作成装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の手書き文字フォント作
成装置は、さらに、 (6)キャンセル文字記憶手段を有し、 前記文字記入用紙画像作成手段は、書き損じの手書き文
字をユーザがキャンセルするための印を記入するキャン
セル用チェック枠を、前記文字記入用紙の画像データと
して作成し、 前記文字画像データ抽出手段は、前記文字記入用紙入力
手段から入力された前記画像データから、前記キャンセ
ル用チェック枠に印が記入された手書き文字画像に対応
する文字コードをキャンセル文字として抽出し、 前記キャンセル文字記憶手段は、前記文字画像データ抽
出手段が抽出した前記キャンセル文字の文字コードを記
憶し、 前記文字記入用紙画像作成手段は、前記キャンセル文字
記憶手段が記憶した前記キャンセル文字の文字コードに
基づいて、再度、文字記入用紙を出力する画像データを
作成することを特徴とする手書き文字フォント作成装
置。 - 【請求項4】 ユーザの用途に応じて所定の文字コード
・セットに対応する、手書き文字フォントを情報処理装
置にて作成するための手書き文字フォント作成プログラ
ムであって、 (1)ユーザが前記所定の文字コード・セットの文字コ
ードに対応する文字を手書きで記入する文字記入用紙の
画像データを作成する文字記入用紙画像作成機能と、 (2)前記文字記入用紙画像作成機能が作成した前記画
像データを文字記入用紙として出力する文字記入用紙出
力機能と、 (3)ユーザが手書き文字を記入した前記文字記入用紙
の画像データを入力する文字記入用紙入力機能と、 (4)前記文字記入用紙入力機能が入力した前記画像デ
ータから、前記文字コードに対応する手書き文字画像を
抽出する文字画像データ抽出機能と、 (5)前記文字画像データ抽出機能が抽出した前記手書
き文字画像を、前記文字コードに対応した手書き文字フ
ォントのフォント文字として記憶するフォント・データ
記憶機能とを有することを特徴とする手書き文字フォン
ト作成プログラム。 - 【請求項5】 前記文字記入用紙画像作成機能は、前記
文字コードに対応する文字をユーザが手書きで記入する
ための記入枠と、前記文字コードに対応する標準的文字
フォントのフォント文字とを、前記文字記入用紙の画像
データとして作成することを特徴とする請求項4に記載
の手書き文字フォント作成プログラム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の手書き文字フォント作
成プログラムは、さらに、 (6)キャンセル文字記憶機能を有し、 前記文字記入用紙画像作成機能は、書き損じの手書き文
字をユーザがキャンセルするための印を記入するキャン
セル用チェック枠を、前記文字記入用紙の画像データと
して作成し、 前記文字画像データ抽出機能は、前記文字記入用紙入力
機能から入力された前記画像データから、前記キャンセ
ル用チェック枠に印が記入された手書き文字画像に対応
する文字コードをキャンセル文字として抽出し、 前記キャンセル文字記憶機能は、前記文字画像データ抽
出機能が抽出した前記キャンセル文字の文字コードを記
憶し、 前記文字記入用紙画像作成機能は、前記キャンセル文字
記憶機能が記憶した前記キャンセル文字の文字コードに
基づいて、再度、文字記入用紙を出力する画像データを
作成することを特徴とする手書き文字フォント作成プロ
グラム。 - 【請求項7】 ユーザの用途に応じて所定の文字コード
・セットに対応する、手書き文字フォントを情報処理装
置にて作成するための手書き文字フォント作成方法であ
って、 (1)ユーザが前記所定の文字コード・セットの文字コ
ードに対応する文字を手書きで記入する文字記入用紙の
画像データを作成するステップ、 (2)前記文字記入用紙の画像を作成するステップにて
作成された前記画像データを文字記入用紙として出力す
るステップ、 (3)ユーザが手書き文字を記入した前記文字記入用紙
の画像データを入力するステップ、 (4)前記文字記入用紙を入力ステップにて入力された
前記画像データから、前記文字コードに対応する手書き
文字画像を抽出するステップ、 (5)前記手書き文字画像を抽出するステップにて抽出
された前記手書き文字画像を、前記文字コードに対応し
た手書き文字フォントのフォント文字として記憶するス
テップ を含むことを特徴とする手書き文字フォント作成方法。 - 【請求項8】 前記文字記入用紙の画像を作成するステ
ップにおいて、前記文字コードに対応する文字をユーザ
が手書きで記入するための記入枠と、前記文字コードに
対応する標準的文字フォントのフォント文字とを、前記
文字記入用紙の画像データとして作成することを特徴と
する請求項7に記載の手書き文字フォント作成方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の手書き文字フォント作
成方法は、さらに、 (6)キャンセル文字を記憶するステップを有し、 前記文字記入用紙の画像を作成するステップにおいて、
書き損じの手書き文字をユーザがキャンセルするための
印を記入するキャンセル用チェック枠を、前記文字記入
用紙の画像データとして作成し、 前記手書き文字画像を抽出するステップにおいて、前記
文字記入用紙の画像を作成するステップにて入力された
前記画像データから、前記キャンセル用チェック枠に印
が記入された手書き文字画像に対応する文字コードをキ
ャンセル文字として抽出し、 前記キャンセル文字を記憶するステップにおいて、前記
手書き文字画像を抽出するステップにて抽出された前記
キャンセル文字の文字コードを記憶し、 前記文字記入用紙の画像を作成するステップにおいて、
前記キャンセル文字を記憶するステップにて記憶された
前記キャンセル文字の文字コードに基づいて、再度、文
字記入用紙を出力する画像データを作成することを特徴
とする手書き文字フォント作成方法。 - 【請求項10】 (1)請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載の手書き文字フォント作成装置により作成さ
れた手書き文字フォントを記憶するフォント・データ記
憶手段と、 (2)文書を作成するための文字列を入力・漢字変換す
る入力手段と、 (3)前記入力手段にて入力・漢字変換された文字に対
応する前記手書き文字フォントのフォント文字を前記フ
ォント・データ記憶手段から検索するフォント文字検索
手段と、 (4)類義語を記憶する類義語辞書手段と、 (5)前記フォント文字検索手段にて前記漢字変換され
た文字に対応する前記手書き文字フォントのフォント文
字が検索不可であった場合に、前記類義語辞書手段から
前記漢字変換された文字を代替する類義語の前記手書き
文字フォントのフォント文字を検索する類義語検索手段
と、 (6)前記フォント文字検索手段あるいは前記類義語検
索手段にて検索された前記手書き文字フォントのフォン
ト文字をラスタライズして表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする手書き文字フォントを用いた文書作成
装置。 - 【請求項11】 前記フォント文字検索手段にて前記漢
字変換された文字に対応する手書き文字フォントのフォ
ント文字が検索不可であった場合に、前記類義語、入力
文字列のひらがな、及び空白を代替候補とすることを特
徴とする請求項10に記載の手書き文字フォントを用い
た文書作成装置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の手書き文字フォン
トを用いた文書作成装置は、さらに、 (7)前記フォント文字検索手段にて前記漢字変換され
た文字に対応する前記手書き文字フォントのフォント文
字が検索不可であった場合に、前記漢字変換された文字
を不足文字として記憶する不足文字記憶手段を備え、 前記不足文字記憶手段に記憶された不足文字について、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の手書き文字
フォント作成装置にて手書き文字フォントを作成し、作
成された手書き文字フォントのデータを請求項10に記
載の文書作成装置の前記フォント・データ記憶手段に記
憶することを特徴とする手書き文字フォントを用いた文
書作成装置。 - 【請求項13】 前記不足文字記憶手段に記憶された不
足文字が所定の数を超えたとき、あるいは所定の時間が
経過したとき、あるいはユーザが所望した場合前記不足
文字記憶手段に記憶された不足文字について、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の手書き文字フォント
作成装置にて手書き文字フォントのフォント文字を作成
することを特徴とする請求項12に記載の手書き文字フ
ォントを用いた文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059088A JP3922938B2 (ja) | 2001-03-07 | 2002-03-05 | 手書き文字フォント作成装置、手書き文字フォント作成プログラム、手書き文字フォント作成方法、及び手書き文字フォントを用いた文書作成装置 |
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---|---|---|---|
JP2001-63443 | 2001-03-07 | ||
JP2001063443 | 2001-03-07 | ||
JP2002059088A JP3922938B2 (ja) | 2001-03-07 | 2002-03-05 | 手書き文字フォント作成装置、手書き文字フォント作成プログラム、手書き文字フォント作成方法、及び手書き文字フォントを用いた文書作成装置 |
Publications (2)
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---|---|
JP2002341854A true JP2002341854A (ja) | 2002-11-29 |
JP3922938B2 JP3922938B2 (ja) | 2007-05-30 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005190199A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Seiko Epson Corp | 手書き文字入力表示装置及び手書き文字入力表示方法ならびにそのプログラム |
JP2006146352A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 電子ペン用帳票、フォント作成システム及びプログラム |
JP2008107558A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | U-Can Inc | 中国語個性化書写ソフトウエアシステム |
-
2002
- 2002-03-05 JP JP2002059088A patent/JP3922938B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008107558A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | U-Can Inc | 中国語個性化書写ソフトウエアシステム |
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