JP2002183021A - 通信方法及び装置 - Google Patents

通信方法及び装置

Info

Publication number
JP2002183021A
JP2002183021A JP2000384564A JP2000384564A JP2002183021A JP 2002183021 A JP2002183021 A JP 2002183021A JP 2000384564 A JP2000384564 A JP 2000384564A JP 2000384564 A JP2000384564 A JP 2000384564A JP 2002183021 A JP2002183021 A JP 2002183021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
server
user
timing
acquisition interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000384564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4157678B2 (ja
Inventor
Akinori Iwakawa
明則 岩川
Satoshi Okuyama
敏 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000384564A priority Critical patent/JP4157678B2/ja
Publication of JP2002183021A publication Critical patent/JP2002183021A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4157678B2 publication Critical patent/JP4157678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバを介して情報を送受信する通信システ
ムにおいて、サーバから情報を取得するタイミングを最
適化する。 【解決手段】通信端末1aは、他の通信端末1bが発信
した情報をサーバ2から取得するタイミング(以下、単
に取得タイミングという)を、下記の所定の条件に基づ
いて決定する。(1)文字列、(2)アウェアネス情
報、(3)情報量、(4)情報量の変化、(5)情報の
入力速度、(6)情報の送信速度、(7)通信相手、
(8)ユーザグループ、(9)ユーザグループの人数。
これらの条件を組み合わせて用いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
のユーザ間のコミュニケーションを支援する技術に関す
る。さらに詳しくは、文字メッセージの送受信によるコ
ミュニケーションを支援する技術に関する。
【0002】本発明において、チャットシステムとは、
ネットワークに接続されたチャットサーバと複数のチャ
ットクライアントとを含んで構成される。このシステム
では、複数のチャットクライアントは、互いに同一の仮
想空間を共有することにより、リアルタイムにテキスト
メッセージを送受信可能である。チャットシステムの例
としては、ウェブチャットやIRC(Internet Relay Ch
at)を挙げることができる。
【0003】本発明において、アウェアネスシステムと
は、アウェアネスサーバとアウェアネスクライアントと
がネットワークで接続されて構成されるシステムであ
る。アウェアネスサーバは、ユーザに関する詳細情報
(以下、単にアウェアネス情報という)を管理し、これ
をユーザに配信する。アウェアネスクライアントは、ア
ウェアネス情報の設定をユーザから受け付けてアウェア
ネスサーバに送信したり、逆にアウェアネス情報をアウ
ェアネスサーバから受信したりする。
【0004】アウェアネス情報とは、ユーザの状態や気
持ちを表すテキストデータ、イメージデータ及び音声デ
ータや、電話番号など、ユーザに関する全ての個人情報
を含む。また、バディリストとは、ユーザにより作成さ
れる他のユーザ、いわゆるバディの一覧である。ユーザ
は、他のユーザとの合意の上でバディリストにバディを
登録し、バディのアウェアネス情報を参照する。
【0005】また、アウェアネスシステムの中には、ユ
ーザが、単にバディのアウェアネス情報を参照するだけ
でなく、バディリスト上で選択したバディと他の通信機
能を用いて通信を開始できるようにしたものもある。他
の通信機能としては、特に限られないが、例えば電話、
電子メール、チャットシステムなどを挙げることができ
る。このようなアウェアネスシステムを、特にインスタ
ントメッセージシステム(IMシステム)と呼ぶことも
ある。
【0006】メーリングリストとは、あるユーザグルー
プ宛に送信された電子メールを、そのグループの構成員
に配信するシステムである。
【0007】
【従来の技術】近年、社会のネットワーク化に伴い、ネ
ットワーク上での様々なコミュニケーション手段が提供
されている。このなかで、サーバ上に蓄積された情報を
ユーザ側で取得することにより、ユーザ間で双方向通信
を行うタイプのコミュニケーション手段としては、ウェ
ブチャット、アウェアネスシステム、IMシステム、電
子メールシステムなどをあげることができる。
【0008】このタイプのコミュニケーションについ
て、ウェブチャットを例にとって説明する。ウェブチャ
ットでは、ウェブサーバを経由して任意のユーザ同士が
通信する。ユーザは、他のユーザからの発言が書き込ま
れたウェブページを参照することにより、他のユーザの
発言を知ることができる。しかし、ユーザは、通常、所
定のタイミングでしかウェブページを参照しないため、
他のユーザからの発言をリアルタイムに知ることは難し
い。
【0009】実際には、ユーザは、ウェブサーバに蓄積
された相手の発言、すなわち更新されたウェブページ
を、適当なタイミングでウェブブラウザにより取得して
いる。ウェブページの取得のタイミングとしては、1)
タイマを設けて一定時間間隔で取得する、2)自分の発
言の送信が終わった時点で取得する、3)明示的ユーザ
インターフェースによる指示があった場合に取得する、
のいずれかが一般的である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のタイプの双方向
通信においては、サーバ上に蓄積された情報をユーザ側
で取得するタイミングを最適化することが難しい。例え
ば、相手から新たな情報がないにもかかわらずサーバか
ら情報を取得してサーバに負担をかけ、無駄なトラフィ
ックを発生させてしまう場合がある。また、逆に相手の
情報が頻繁に更新されているのに希にしか情報を取得せ
ず、情報の即時性が著しく失われたりする場合もある。
【0011】これらの問題を根本的に解決することは難
しいものの、情報の発生頻度や、応答の有無や応答に要
する時間に対する利用者の期待は、情報内容によって左
右される側面がある。例えば質問を送信した場合は、回
答を期待するのが一般的である。一方、独り言の場合は
応答をそれほど期待しない。また、質問が短い文章によ
る場合は、それに対する回答が比較的短い時間で返って
くることを期待する。他方、長い文章による質問に対し
ては、回答に要する時間もより長くなると予想する。
【0012】本願発明は、前記課題を解決し、サーバ上
に蓄積された情報をユーザ側で取得することによりユー
ザ間で双方向通信を行う場合に、情報をユーザ側で取得
するタイミングの最適化を図り、システムの負担を軽減
し、円滑で快適なコミュニケーションを促進することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、コミュニ
ケーションの内容やその量とその発生頻度とが関係する
という特性を利用して、前記の課題を解決することに想
到した。すなわち、本願第1発明は、ネットワーク上の
第1及び第2ユーザがサーバを介して情報を送受信する
通信方法を提供する。この方法は、A;第1ユーザが前
記情報を前記サーバから取得するタイミングを、前記ユ
ーザ間で送受信される情報に基づいて決定し、B;前記
決定したタイミングに従い、第1ユーザは、第2ユーザ
から発信された情報を、前記サーバから取得する。
【0014】ユーザ同士が送受信する情報とは、ユーザ
間で交換されるテキストメッセージ、状態情報などのア
ウェアネス情報などである。情報を取得するタイミング
の決定は、これらの情報に含まれる文字列、情報の内
容、情報量、情報量の履歴、情報の送信速度、情報の入
力速度などに基づいて行う。
【0015】本願第2発明は、前記第1発明において、
前記第1ユーザが前記サーバから前記情報を取得するタ
イミングを、前記第2ユーザに送信した情報に基づいて
決定する通信方法である。
【0016】すなわち、相手からの情報を取得するタイ
ミングを、自分が送った情報に基づいて決定する。例え
ば、自分が入力した文字内容、入力量、入力量の履歴、
入力速度などに基づいて、情報を取得するタイミングを
決定する。
【0017】本願第3発明は、前記第1発明において、
第1ユーザが前記情報を前記サーバから取得するタイミ
ングを、第1ユーザと通信する相手ユーザ群毎に設定す
る通信方法である。この方法はさらに、前記設定された
タイミングに従い、第1ユーザは、前記相手ユーザ群か
らの前記情報を、前記サーバから取得する。
【0018】すなわち、通信相手となるユーザグループ
ごとに情報の取得のタイミングを設定する。この設定
は、システム側で行っても、またユーザからの指定によ
り行っても良い。ユーザグループとは、ユーザ自身が作
成するグループ、例えばアウェアネスシステムにおける
バディリストを挙げることができる。また、IRCにお
ける同一チャネル内のユーザや、ウェブチャットにおけ
る同一ウェブページ内のユーザにより形成されるユーザ
グループでも良い。
【0019】本願第4発明は、ネットワーク及びサーバ
を介して互いに接続され、情報を送受信するための通信
装置を提供する。この装置は、前記サーバから前記情報
を取得するタイミングを、前記送受信される情報に基づ
いて決定する決定手段と、前記決定したタイミングに従
い、他の通信装置から発信された前記情報を、前記サー
バから取得する取得手段とを有している。
【0020】本願第5発明は、ネットワーク及びサーバ
を介して互いに接続され、情報を送受信するための通信
装置に用いられる通信プログラムを記録した、コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供する。このプログラ
ムは、下記A及びB段階を実行する。A;前記情報を前
記サーバから取得するタイミングを、前記送受信される
情報に基づいて決定する段階、B;前記決定したタイミ
ングに従い、他の通信装置から発信された前記情報を、
前記サーバから取得する段階。
【0021】ここで記録媒体としては、コンピュータが
読み書き可能なフロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DVD、光磁気デ
ィスク(MO)、その他のものが挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】<発明の概要>図1は、本発明が
適用される通信システムの全体構成を示す説明図であ
る。この通信システムは、複数の通信端末1a,b・・
・と、サーバ2とが、ネットワーク3により接続されて
構成されている。このような構成の通信システムとして
は、ウェブチャット、アウェアネスシステム、IMシス
テム、メーリングリストを例示することができる。
【0023】サーバ2には、通信端末間で送受信される
情報を蓄積するDBが設けられている。通信端末1a,
bは、情報DBに蓄積されている情報を取得することに
より、他の端末からの情報を取得する。また逆に、通信
端末1a,bは、他の端末に送るべき情報をサーバ2に
送信することにより、情報の送信を行う。ただし、通信
端末1aは、他の通信端末1bが発信した情報をサーバ
2から取得するタイミング(以下、単に取得タイミング
という)を、下記の所定の条件に基づいて決定する。
【0024】(1)文字列 (2)アウェアネス情報 (3)情報量 (4)情報量の変化 (5)入力速度 (6)送信速度 (7)通信相手 (8)ユーザグループ (9)ユーザグループの人数 <第1実施形態例> [構成]次に、本発明の第1実施形態例に係る通信シス
テムについて、具体的に説明する。本実施形態例では、
通信端末に入力される情報に含まれる文字列に基づい
て、取得タイミングを決定する。このシステムは、ウェ
ブチャット、IMシステム、メーリングシステム等に好
適に用いることができる。
【0025】図2は、通信端末1が有する機能を示すブ
ロック構成図である。通信端末1は、入力部11、通信
部12、表示部13、取得間隔決定部14及び情報取得
タイマ15を有している。入力部11は、ユーザからの
入力を受け付ける。通信部12は、入力された情報をサ
ーバ2に送信したり、サーバ2から情報を取得したりす
る。表示部13は、入力された情報やサーバ2から取得
した情報を、ディスプレイ(図示せず)に表示する。
【0026】取得間隔決定部14は、取得間隔の決定条
件を設定するための画面を表示し、ユーザからの設定を
受け付ける。また、前記所定の条件、この場合は入力さ
れた文字列に基づいて、サーバ2から情報を取得する時
間間隔Tを決定する。情報取得タイマ15は、決定され
た時間間隔毎に、通信部12に情報の取得を指示する。
【0027】図3は、本実施形態例に係る取得間隔決定
部14の構成例である。取得間隔決定部14は、取得タ
イミングテーブルを有している。このテーブルには、所
定の文字列と、その文字列が含まれている場合の取得間
隔とが記憶されている。文字列マッチング部31は、入
力された情報と取得タイミングテーブルとに基づいて、
取得間隔の候補値を候補値バッファ32に格納する。
【0028】[処理の流れ]図4は、本実施形態例にお
いて取得間隔決定部14が行う取得間隔決定処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0029】ステップS1;取得間隔決定部14は、イ
ベントの発生を待機している。ここでは、イベントと
は、ユーザによる情報の入力である。イベントが発生す
るとステップS2に移行する。
【0030】ステップS2;取得間隔決定部14は、入
力された情報と取得タイミングテーブルとに基づいて、
取得間隔の候補値を候補値バッファ32に格納する。す
なわち、入力された情報の中に、取得タイミングテーブ
ルで定められている文字列が含まれている場合、その文
字列に対応する取得間隔の値を候補値バッファ32に格
納する。なお、バッファ32には常に一つの値しか収容
せず、格納する場合は古い値を破棄して新しい値で更新
するようにしてもよいし、過去の履歴を予め決められた
範囲(例えば5つ)で保持するFIFOバッファとして
もよい。また入力情報の中に複数の文字列が含まれてい
る場合は、複数の候補値が候補値バッファ32に格納さ
れるようにしてもよい。
【0031】ステップS3;取得間隔決定部14は、新
たな取得間隔Tnewを、情報取得タイマ15に設定す
る。候補値バッファ32に複数の値が入っている場合、
新たな取得間隔Tnewとしては、例えば、最も小さい値
としてもよいし、最も最近の値としてもよい。以後、設
定された取得間隔Tnew毎に、通信端末1はサーバ2にア
クセスし、他の通信端末からの情報を取得する。
【0032】これにより、例えば図3に例示したよう
に、「ですか」、「?」といった疑問を表す文字列を取
得タイミングテーブルに登録しておくことにより、質問
を入力する、あるいは入力されると、自動的に取得時間
間隔を短くして、回答文をより短時間に取得することが
可能となる。
【0033】<第2実施形態例>図5は、第2実施形態
例に係る取得間隔決定部14の構成例である。本実施形
態例に係る通信システムでは、ユーザのアウェアネス情
報に基づいて取得間隔を決定する。この通信システム
は、アウェアネスシステムやIMシステムに好適に適用
可能である。また、本実施形態例において、通信端末の
機能構成は前記第1実施形態例と同様である。ただし、
取得間隔決定部14のタイミングの決定方法が第1実施
形態例とは異なる。
【0034】本実施形態例に係る取得間隔決定部14
は、取得タイミングテーブル及び状態情報マッチング部
51を有している。この取得タイミングテーブルには、
ユーザが設定可能なアウェアネス情報毎に、取得間隔が
記憶されている。状態情報マッチング部51は、ユーザ
のアウェアネス情報が変更される毎に取得タイミングテ
ーブルを参照し、新たなアウェアネス情報に対応する取
得間隔Tnewを情報取得タイマ15に設定する。
【0035】この実施形態例における処理の流れは、前
記第1実施形態例(図4)と同様である。ただし、イベ
ントは、ユーザのアウェアネス情報の更新である。な
お、ユーザ自身のアウェアネス情報ではなく、例えばア
ウェアネスシステムのバディリストに登録しているバデ
ィの状態に応じて、取得間隔Tnewを決定することも可
能である。また、ユーザ自身とバディの状態とを組み合
わせて取得間隔Tnewを決定することも可能である。
【0036】これにより、例えば図5に例示したよう
に、自分の状態を「忙しい」と設定しておくと、1)ユ
ーザにとっては自動的に取得時間間隔を長くしてメッセ
ージ受信による作業の中断を最小限にすることができ、
2)会話している相手ユーザにとっては、ユーザの状態
が「忙しい」ことを自動的に認識してすぐには返答がも
らえないと判断し、取得時間間隔を長くして返答が入る
頃を見計らってメッセージを取得することが可能とな
り、3)メッセージ取得要求の副輳によるネットワーク
やサーバの負荷を低減することが可能となる。一方、状
態が「会話OK」であれば、取得時間間隔を短くして、よ
りリアルタイムに会話を進めることが可能となる。「会
話OK」の利用者同士であればより有効である。
【0037】<第3実施形態例>図6は、第3実施形態
例に係る取得間隔決定部の機能を示すブロック構成図で
ある。本実施形態例に係る通信システムでは、通信端末
における入力量の変化に基づいて、取得間隔を決定す
る。この通信システムは、ウェブチャットやメーリング
システムに好適に適用可能である。また、本実施形態例
において、通信端末の機能構成は前記第1実施形態例と
同様である。ただし、取得間隔決定部14のタイミング
の決定方法が第1実施形態例とは異なる。
【0038】本実施形態例における取得間隔決定部14
は、取得タイミングテーブル及び情報量マッチング部6
1を有している。取得タイミングテーブルには、入力し
た情報量に対する取得間隔が記憶されている。情報量マ
ッチング部61は、入力情報の量に応じて、取得間隔T
を新たに設定し直す。この実施形態例における処理の流
れは、前記第1実施形態例(図4)と同様である。ま
た、イベントがユーザによる情報の入力であることも、
同様である。
【0039】なお、前述のように入力された情報量と取
得間隔とを予めテーブルにするのではなく、入力された
情報量に基づいて新たな取得間隔Tnewを演算により求
めてもよい。その場合の取得間隔決定部14の構成を図
6(b)に示す。例えば、新たな取得間隔Tnewを次の
ように算出する。
【0040】Tnew=(T×R)/X ここで、Tnew;新たな取得間隔、T;現在の取得間
隔、X;入力情報量、R;変換係数。
【0041】この式に従えば、入力が多ければ多いほ
ど、取得間隔が短くなる。さらに、入力された情報量に
代え、取得した情報量に基づいて取得間隔Tnewを決定
することもできる。
【0042】<第4実施形態例>図7は、第4実施形態
例に係る取得間隔決定部14の構成例である。本実施形
態例に係る通信システムでは、通信端末における取得情
報量履歴に基づいて、取得間隔を決定する。この通信シ
ステムは、ウェブチャットやメーリングシステムに好適
に適用可能である。また、本実施形態例において、通信
端末の機能構成は前記第1実施形態例と同様である。た
だし、取得間隔決定部14のタイミングの決定方法が第
1実施形態例とは異なる。
【0043】本実施形態例に係る取得間隔決定部14
は、取得情報量テーブル、情報蓄積部71及び演算部7
2を有している。取得情報量テーブルには、情報をサー
バ2から取得した時間と取得した情報の量とが記憶され
ている。情報蓄積部71は、新たに情報が取得されるた
びに、取得情報量テーブルの更新を行う。演算部72
は、新たに情報が取得される度に、所定の計算式に従っ
て新たな取得間隔Tnewを算出する。例えば、下式に基
づいて、Tnewを算出する。
【0044】Tnew=T−(X2−X1)×R ここで、Tnew;新たな取得間隔、T;現在の取得間
隔、R;変換係数 X1、X2;ある時間T1及びT2におけるそれぞれの取得
情報量。
【0045】このようにすることで、取得情報量の変化
の傾向に合わせて取得間隔を変更することができる。こ
の実施形態例における処理の流れは、前記第1実施形態
例(図4)と同様である。ただし、イベントは、取得情
報量に基づいてタイミングを決定する場合は、情報の取
得である。なお、取得された情報量ではなく、入力され
た情報量を用いてもよい。
【0046】これにより、取得した情報量がだんだんと
多くなる傾向が見られれば、活発に情報が入力されてい
ると判断し、取得時間間隔を短くして、情報を頻発に取
得することができる。逆に、取得した情報量がだんだん
と減っていく傾向が見られれば、情報の入力が低迷して
いると判断し、取得時間間隔を長くすることが可能とな
る。
【0047】<第5実施形態例>図8は、第5実施形態
例に係る取得間隔決定部14の構成例である。本実施形
態例に係る通信システムでは、通信端末における入力速
度に基づいて、取得間隔を決定する。この通信システム
は、ウェブチャットに好適に適用可能である。また、本
実施形態例において、通信端末の機能構成は前記第1実
施形態例と同様である。ただし、取得間隔決定部14の
タイミングの決定方法が第1実施形態例とは異なる。
【0048】本実施形態例に係る取得間隔決定部14
は、入力情報量履歴テーブルに加え、情報蓄積部81、
速度計算部82及び取得間隔計算部83を有している。
入力情報量履歴テーブルには、ユーザが情報を入力した
入力時間と入力された情報量とが記憶されている。情報
蓄積部81は、情報が入力される毎にこのテーブルを更
新する。
【0049】速度計算部82は、この表に基づいて入力
速度を計算する。例えば、5分毎に、過去5分間に入力
された総文字数を求め、1分間の平均入力文字数を算出
し、入力速度とする。また例えば、最も新しく入力され
た情報と、その前に入力された情報とに基づいて、下式
に従い入力速度vを算出する。
【0050】v=x2/(t2−t1)=x2/Δt ここで、t1、t2;時刻、x2;時刻t2における入力情
報量 取得間隔計算部83は、得られた入力速度vの逆数に所
定の変換係数Rを掛け、新たな取得間隔Tnewとする。
すなわち、Tnew=R/vとする。これにより、入力速
度が速ければ速いほど取得間隔が短くなり、活発な入力
に対する活発な応答の取得が可能となる。
【0051】この実施形態例における処理の流れは、前
記第1実施形態例(図4)と同様である。イベントは、
入力情報量に基づいてタイミングを決定する場合は、情
報の入力である。本実施形態例において、入力情報量に
代えて取得情報量を用いてもよい。
【0052】<第6実施形態例>本実施形態例に係る通
信システムでは、相手通信端末の送信速度に基づいて、
取得間隔を決定する。また、本実施形態例において、通
信端末の機能構成は前記第1実施形態例と同様である。
ただし、取得間隔決定部14のタイミングの決定方法が
第1実施形態例とは異なる。
【0053】(1)通信相手の送信速度推定データをサ
ーバから取得不可能な場合 [構成]図9(a)は第6実施形態例における取得間隔
決定部14の構成例である。この通信システムは、送信
者から送信された情報を一旦サーバに蓄積し、受信者が
取得するとその内容がクリアされるようなシステム、例
えば、1対1のウェブチャット、インスタントメッセー
ジシステムのショートメッセージやメーリングリストに
好適に適用可能である。
【0054】本実施形態例に係る取得間隔決定部14
は、取得情報量履歴テーブル、情報蓄積部91及び取得
間隔計算部92を有している。取得情報量履歴テーブル
には、情報を取得した時刻と取得した情報量とが記憶さ
れている。情報蓄積部91は、情報が取得される毎に、
取得情報量履歴テーブルを更新する。取得間隔計算部9
2は、このテーブルに基づいて新たな取得間隔Tnew
算出する。
【0055】[処理の流れ]図10は、前記図9(a)
の構成を有する通信端末1の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0056】ステップS11;取得間隔決定部14は、
取得時間間隔Tが経過したかを判断し(S11)、経過
した場合はサーバ2にアクセスして情報を取得する。取
得時間及び取得情報量は、取得情報量履歴テーブルに書
き込まれる(S12)。
【0057】ステップS12、S13;取得間隔決定部
14は、取得情報履歴テーブルを読み込み(S12)、
所定の演算式に基づいて新たな取得間隔Tnewを算出す
る(S13)。ここでは、Tnew=(T/X)×Rとす
る。ここで、Tnewは新たな取得間隔、Tは現在の取得
間隔、Xは取得した情報量、Rは変換係数である。これ
により、取得量が多ければ多いほど取得間隔が短くな
り、応答が活発になればなる程頻繁にサーバにアクセス
するようになる。
【0058】ステップS14:取得間隔決定部14は、
新たな取得間隔Tnewを、情報取得タイマ15に設定す
る。 (2)通信相手の送信速度推定データをサーバから取得
可能な場合 [構成]図9(b)は、本実施形態例に係る取得間隔決
定部14の他の構成例である。この通信システムは、送
信者から送信された情報をサーバに蓄積し、受信者が取
得した後も所定の期間はサーバに保持されるようなシス
テム、例えば、ウェブチャットに好適に適用可能であ
る。この例では、取得間隔決定部14は、取得情報量テ
ーブル、情報分解部94及び取得間隔計算部96を有し
ている。取得情報量テーブルには、他の通信端末が情報
を送信した時刻と送信された情報量とが記憶されてい
る。取得情報量テーブルの内容は、所定の時間間隔でサ
ーバ2から取得する。情報分解部94は、取得情報量テ
ーブルの内容を、送信単位に分解する。すなわち、送信
時刻とその情報量との組み合わせのセットに分解する。
取得間隔計算部96は、このセットから、所定の式に基
づいて新しい取得間隔Tnewを算出する。
【0059】この例は、通信端末1が送信する情報及び
送信時間を、サーバ2が全て蓄積し、情報が取得された
後も保持している場合に用いられる。図11は、サーバ
2に蓄積される情報の説明図である。送信側の通信端末
1がサーバ2に送信時刻、情報量及び情報内容を送信す
ると、その内容は全てサーバ2に蓄積される。各通信端
末1は、自分宛のこの情報を例えば所定時間間隔でサー
バ2から取得し、取得情報量テーブルを作成する。
【0060】[処理の流れ]図12は、前記図9(b)
の構成を有する通信端末1の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0061】ステップS21、S22;取得間隔決定部
14は、所定時間が経過したか否かを判断する(S2
1)。経過している場合はサーバ2から取得情報量テー
ブルの内容を取得し、このテーブルを更新する(S2
2)。取得された内容は、送信単位に分割される。その
結果、送信時刻と送信情報量とのn個のセットが得られ
る。
【0062】ステップS23、S24;取得間隔決定部
14は、送信単位に分割された取得情報履歴に基づい
て、新たな取得間隔Tnewを算出する(S23)。ここ
では、下式(1)を用いる。
【0063】
【数1】 ここで、xk;時刻tkにおける送信情報量これにより、
通信相手の送信速度を考慮に入れて取得間隔を決定する
ことが可能となる。算出された取得間隔Tnewは、情報
取得タイマ15に設定される(S24)。なお、この例
では、n個全ての送信単位についての平均から新たな取
得間隔Tnewを求めたが、他の算出方法も考えられる。
例えば、最新の送信単位のみを用いたり、いくつかの送
信単位を抽出して計算に用いても良い。
【0064】<第7実施形態例>図13は、第7実施形
態例に係る取得間隔決定部14の機能を示すブロック構
成図である。本実施形態例に係る通信システムでは、通
信相手に応じて取得間隔を決定する。この通信システム
は、アウェアネスシステムやIMシステムに好適に適用
可能である。本実施形態例において、通信端末の機能構
成は前記第1実施形態例と同様である。ただし、取得間
隔決定部14のタイミングの決定方法が第1実施形態例
とは異なる。
【0065】本実施形態例における取得間隔決定部14
は、ユーザ別取得間隔テーブルとアドレスマッチング部
131とを有している。ユーザ別取得間隔テーブルに
は、ユーザを特定する識別子、例えばメールアドレスと
各ユーザ毎の取得間隔とが記憶されている。アドレスマ
ッチング部131は、あるユーザ宛の入力情報がある
と、そのユーザに対して設定されている取得間隔を、情
報取得タイマ15に設定する。
【0066】この実施形態例における処理の流れは、前
記第1実施形態例(図4)と同様である。イベントは情
報の入力である。なお、あるユーザからの情報の取得が
あった場合に、そのユーザに対する新たな取得間隔を設
定するようにしてもよい。
【0067】これにより、自分が特に緊密にコミュニケ
ーションをとりたいユーザの状態あるいは発言内容につ
いては頻繁に取得し、迅速な情報更新が可能となる。一
方、それほど緊密にコミュニケーションをとる必要がな
いと判断したユーザについては、その更新間隔を長くす
ることによってネットワークに対する負荷を軽減するこ
とができ、情報取得毎に課金されるネットワークにおい
ては情報の取得に必要となる料金を低減することができ
る。
【0068】<第8実施形態例>図14(a)は、第8
実施形態例に係る取得間隔決定部の構成を示すブロック
構成図である。本実施形態例に係る通信システムでは、
ユーザグループ毎に取得間隔を決定する。この通信シス
テムは、例えばアウェアネスシステムに好適に用いられ
る。また、本実施形態例において、通信端末の機能構成
は前記第1実施形態例と同様である。ただし、取得間隔
決定部14のタイミングの決定方法が第1実施形態例と
は異なる。
【0069】取得間隔決定部14には、ユーザグループ
対応テーブル、グループ別取得間隔テーブル、所属グル
ープ判定部141及びアドレスマッチング部142が設
けられている。ユーザグループ対応テーブルには、ユー
ザを特定する識別子とグループ名とが記憶されている。
グループ別取得間隔テーブルには、各グループに対して
取得時間間隔が設定されている。いずれかのユーザに対
する入力があった場合、所属グループ判定部141は、
相手のユーザが属するグループをユーザグループ対応テ
ーブルから割り出す。アドレスマッチング部142は、
発言先ユーザが属するグループに設定されている時間間
隔を、グループ別取得間隔テーブルから取得し、情報取
得タイマ15に設定する。
【0070】図14(b)は本実施形態例に係る取得間
隔決定部14の別の構成例である。この取得間隔決定部
14は、ウェブ別取得間隔テーブルと、アドレスマッチ
ング部143とを有している。ウェブ別取得間隔テーブ
ルには、グループ名に相当するウェブページの識別子と
各ウェブページに対して設定されている取得間隔とが設
定されている。アドレスマッチング部143は、例えば
ユーザからの入力がいずれのウェブページに対してあっ
た場合、そのウェブページに対して設定されている取得
間隔を前記テーブルから取得し、新たな時間間隔を設定
する。
【0071】図14(b)は、本発明をウェブチャット
に適用した例を示すが、アウェアネスシステムやIRC
についても適用可能である。また通信端末がWWWブラ
ウザである場合には、ウェブページがユーザグループに
相当する。通信端末がアウェアネスクライアントである
場合、各バディリストがユーザグループである。また通
信端末がIRCクライアントである場合には、チャネル
がユーザグループである。
【0072】この実施形態例における処理の流れは、前
記第1実施形態例(図4)と同様である。イベントは、
いずれかのグループまたはグループに属するユーザに対
する情報の入力や、逆に情報の取得である。
【0073】これにより、例えばバディリストにおいて
は自分が緊密にコミュニケーションをとりたいユーザを
集めたグループを作成し、そのグループの取得間隔を短
くしておけば、ユーザ毎に取得間隔を設定する手間を省
いて緊密なコミュニケーションを保つことが可能とな
る。また、Webチャットにおいては、自分が緊密なコミ
ュニケーションをとりたいチャットコミュニティに対し
ては取得間隔を短くして、迅速な情報更新を行うことが
可能となる。
【0074】<第9実施形態例>図15は、第9実施形
態例に係る取得間隔決定部14の機能を示すブロック構
成図である。本実施形態例に係る通信システムでは、ユ
ーザグループ内の人数に応じて取得間隔を決定する。こ
の通信システムは、ウェブチャット、アウェアネスシス
テム、メーリングリストなどに好適に適用可能である。
また、本実施形態例において、通信端末の機能構成は前
記第1実施形態例と同様である。ただし、取得間隔決定
部14のタイミングの決定方法が第1実施形態例とは異
なる。
【0075】取得間隔決定部14は、参加者数別取得間
隔テーブルと、参加人数マッチング部151とを有して
いる。参加者数別取得間隔テーブルには、各ユーザグル
ープの人数とその人数に対する取得間隔とが設定されて
いる。参加人数マッチング部151は、前述したユーザ
グループに対する入力があった場合に、各ユーザグルー
プ内の人数と、前記設定されている取得間隔とから、ユ
ーザグループに対する取得間隔を決定する。
【0076】この実施形態例における処理の流れは、前
記第1実施形態例(図4)と同様である。イベントは、
いずれかのグループまたはグループに属するユーザに対
する情報の入力である。
【0077】これにより、参加人数の多いチャットの発
言は頻繁に取得し、逆に人数の少ないチャットの発言の
取得は長い間隔で行うことが可能となる。一般的にチャ
ットチャネルの発言頻度はその参加人数に比例する傾向
が見られ、その場合、上述の効果により実際の発言間隔
にあわせた情報の取得と、無駄な情報取得のためのトラ
ヒックの発生を押さえることができる。
【0078】<画面例>図16〜図19は、取得間隔決
定部14により表示される、取得間隔の設定画面例であ
る。図16は、前記第7実施形態例をアウェアネスシス
テムに適用した場合に表示される設定画面例である。通
信相手「佐野」をバディリスト上で選択し、ダブルクリ
ックすると、「佐野」さんのアウェアネス情報を取得す
る時間間隔の選択画面が表示される。
【0079】図17は、第8実施形態例をアウェアネス
システムに適用した場合に表示される設定画面例であ
る。バディリスト「サークル」を選択し、ダブルクリッ
クすると、時間間隔を選択する画面が表示される。ユー
ザは、この画面上で、「サークル」に含まれるバディの
アウェアネス情報を取得するための時間間隔を選択す
る。
【0080】図18は、第8実施形態例をウェブチャッ
トに適用した場合に表示される設定画面例である。いず
れかのウェブページを選択し、ダブルクリックすると、
時間間隔を選択する画面が表示される。ユーザは、この
画面上で、そのコミュニティ、すなわちウェブページを
取得するための時間間隔を選択する。
【0081】図19は、第9実施形態例をウェブチャッ
トに適用した場合に表示される設定画面例である。同図
(a)は、あらかじめ「設定」ボタンを設けておき、全
てのウェブページに対して同じ設定を行う場合を示す。
同図(b)は、宇ウェブページ毎に設定を変える場合を
示す。いずれの場合も、ウェブページに含まれる人数に
より時間間隔を設定する画面例が表示される。ユーザ
は、この画面上で、時間間隔とウェブページに参加する
人数とを設定する。
【0082】<その他の実施形態例> (A)前述の実施形態において説明した取得間隔の決定
条件を、適宜組み合わせて用いることも可能である。 (B)前述した本発明の方法を実行するプログラムを記
録した記録媒体は、本発明に含まれる。ここで記録媒体
としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピーデ
ィスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DV
D、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられ
る。 (付記) (付記1)ネットワーク上の第1及び第2ユーザがサー
バを介して情報を送受信する通信方法であって、第1ユ
ーザが前記情報を前記サーバから取得するタイミング
を、前記ユーザ間で送受信される情報に基づいて決定
し、前記決定したタイミングに従い、第1ユーザは、第
2ユーザから発信された情報を、前記サーバから取得す
る、通信方法。
【0083】(付記2)前記第1ユーザが前記サーバか
ら前記情報を取得するタイミングを、前記第2ユーザに
送信した情報に基づいて決定する、付記1に記載の通信
方法。
【0084】(付記3)前記第1ユーザが前記サーバか
ら前記情報を取得するタイミングを、前記第2ユーザか
ら発信された情報に基づいて決定する、付記1に記載の
通信方法。
【0085】すなわち、相手からの情報を取得するタイ
ミングを、相手から取得した情報に基づいて決定する。
例えば、取得情報の内容、取得情報の量、取得情報量の
履歴、取得速度などに基づいて、情報を取得するタイミ
ングを決定する。
【0086】(付記4)第1ユーザが前記サーバから前
記情報を取得するタイミングを、第1ユーザと通信する
相手ユーザ毎に設定し、前記設定された相手ユーザ毎の
タイミングに従い、第1ユーザは、前記各相手ユーザか
らの前記情報を、前記サーバから取得する、付記1に記
載の通信方法。
【0087】すなわち、通信相手に応じて情報の取得の
タイミングを設定する。この設定は、システム側で行っ
ても、またユーザからの指定により行っても良い。 (付記5)第1ユーザが前記情報を前記サーバから取得
するタイミングを、第1ユーザと通信する相手ユーザ群
毎に設定し、前記設定されたタイミングに従い、第1ユ
ーザは、前記相手ユーザ群からの前記情報を、前記サー
バから取得する、付記1に記載の通信方法。
【0088】(付記6)第1ユーザが前記サーバから前
記情報を取得するタイミングを、第1ユーザと通信する
相手ユーザ群のユーザ数に基づいて設定し、前記設定さ
れたタイミングに従い、第1ユーザは、前記相手ユーザ
群からの前記情報を、前記サーバから取得する、付記1
に記載の通信方法。
【0089】例えば、ユーザグループ内のユーザ数が多
いほど、情報の取得間隔を短くすることが考えられる。
(付記7)ネットワーク及びサーバを介して互いに接続
され、情報を送受信するための通信装置であって、前記
サーバから前記情報を取得するタイミングを、前記送受
信される情報に基づいて決定する決定手段と、前記決定
したタイミングに従い、他の通信装置から発信された前
記情報を、前記サーバから取得する取得手段と、を備え
る通信装置。
【0090】(付記8)ネットワーク及びサーバを介し
て互いに接続され、情報を送受信するための通信装置に
用いられる通信プログラムを記録した、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 A;前記情報を前記サーバから取得するタイミングを、
前記送受信される情報に基づいて決定する段階と、 B;前記決定したタイミングに従い、他の通信装置から
発信された前記情報を、前記サーバから取得する段階
と、を実行するための通信プログラムを記録した、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0091】
【発明の効果】本発明を用いれば、サーバを介して情報
を送受信する通信システムにおいて、サーバから情報を
取得するタイミングを最適化し、円滑かつシステムの負
担が少ないコミュニケーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムの構成図。
【図2】第1実施形態例に係る通信端末の機能構成図。
【図3】第1実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図4】第1実施形態例の取得間隔決定処理の流れを示
すフローチャート。
【図5】第2実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図6】(a),(b)第3実施形態例に係る取得間隔
決定部の構成例。
【図7】第4実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図8】第5実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図9】第6実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。 (a)取得情報から相手の送信速度を推定する場合 (b)相手の送信速度をサーバから取得可能な場合
【図10】第6実施形態例(a)の取得間隔決定処理の
流れを示すフローチャート。
【図11】サーバに送信、蓄積される情報の説明図。
【図12】第6実施形態例(b)の取得間隔決定処理の
流れを示すフローチャート。
【図13】第7実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図14】第8実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。 (a)ユーザが属するグループにより、取得間隔を決定
する場合。 (b)グループにより、取得間隔を決定する場合。
【図15】第9実施形態例に係る取得間隔決定部の構成
例。
【図16】第7実施形態例をアウェアネスシステムに適
用した場合の取得間隔の設定画面例。
【図17】第8実施形態例をアウェアネスシステムに適
用した場合の取得間隔の設定画面例。
【図18】第8実施形態例をウェブチャットに適用した
場合の取得間隔の設定画面例。
【図19】第9実施形態例をウェブチャットに適用した
場合の取得間隔の設定画面例。 (a)全てのウェブページに同一の設定を行う場合。 (b)ウェブページ毎に設定を変更する場合。
【符号の説明】
1;通信端末 2;サーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上の第1及び第2ユーザがサ
    ーバを介して情報を送受信する通信方法であって、 第1ユーザが前記情報を前記サーバから取得するタイミ
    ングを、前記ユーザ間で送受信される情報に基づいて決
    定し、 前記決定したタイミングに従い、第1ユーザは、第2ユ
    ーザから発信された情報を、前記サーバから取得する、 通信方法。
  2. 【請求項2】前記第1ユーザが前記サーバから前記情報
    を取得するタイミングを、前記第2ユーザに送信した情
    報に基づいて決定する、請求項1に記載の通信方法。
  3. 【請求項3】第1ユーザが前記情報を前記サーバから取
    得するタイミングを、第1ユーザと通信する相手ユーザ
    群毎に設定し、 前記設定されたタイミングに従い、第1ユーザは、前記
    相手ユーザ群からの前記情報を、前記サーバから取得す
    る、請求項1に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】ネットワーク及びサーバを介して互いに接
    続され、情報を送受信するための通信装置であって、 前記サーバから前記情報を取得するタイミングを、前記
    送受信される情報に基づいて決定する決定手段と、 前記決定したタイミングに従い、他の通信装置から発信
    された前記情報を、前記サーバから取得する取得手段
    と、 を備える通信装置。
  5. 【請求項5】ネットワーク及びサーバを介して互いに接
    続され、情報を送受信するための通信装置に用いられる
    通信プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 A;前記情報を前記サーバから取得するタイミングを、
    前記送受信される情報に基づいて決定する段階と、 B;前記決定したタイミングに従い、他の通信装置から
    発信された前記情報を、前記サーバから取得する段階
    と、 を実行するための通信プログラムを記録した、コンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP2000384564A 2000-12-19 2000-12-19 通信方法及び装置 Expired - Fee Related JP4157678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384564A JP4157678B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 通信方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000384564A JP4157678B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 通信方法及び装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007166617A Division JP2007257671A (ja) 2007-06-25 2007-06-25 通信方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002183021A true JP2002183021A (ja) 2002-06-28
JP4157678B2 JP4157678B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=18851984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000384564A Expired - Fee Related JP4157678B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 通信方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4157678B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018833A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Microsoft Corp 通知を搬送するのを容易にするシステムおよび方法
JP2008009888A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 集団間関係分析システム
JP2009093355A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sony Corp 情報処理装置、コンテンツ提供サーバ、通信仲介サーバ、情報処理方法、コンテンツ提供方法および通信仲介方法
JP2009265821A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yahoo Japan Corp チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム
JP2009271887A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Yahoo Japan Corp コメント表示システム、その方法、管理サーバおよびプログラム
JP5086486B1 (ja) * 2012-03-09 2012-11-28 Scsk株式会社 情報出力共有システム
JP2018520403A (ja) * 2015-07-15 2018-07-26 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 メッセージ更新方法、装置、および端末

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018833A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Microsoft Corp 通知を搬送するのを容易にするシステムおよび方法
JP2008009888A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 集団間関係分析システム
JP2009093355A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sony Corp 情報処理装置、コンテンツ提供サーバ、通信仲介サーバ、情報処理方法、コンテンツ提供方法および通信仲介方法
US8458260B2 (en) 2007-10-05 2013-06-04 Sony Corporation Information processing unit, content providing server, communication relay server, information processing method, content providing method and communication relay method
JP2009265821A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yahoo Japan Corp チャットシステム、管理サーバおよびチャットプログラム
JP2009271887A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Yahoo Japan Corp コメント表示システム、その方法、管理サーバおよびプログラム
JP5086486B1 (ja) * 2012-03-09 2012-11-28 Scsk株式会社 情報出力共有システム
JP2018520403A (ja) * 2015-07-15 2018-07-26 ▲騰▼▲訊▼科技(深▲セン▼)有限公司 メッセージ更新方法、装置、および端末
US10516640B2 (en) 2015-07-15 2019-12-24 Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited Group message updating and displaying method, apparatus, and terminal

Also Published As

Publication number Publication date
JP4157678B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105915436B (zh) 基于主题的即时消息隔离的系统和方法
US7426540B1 (en) Chat sending method and chat system
US7412527B2 (en) Systems and methods for advanced communications and control
US8630191B2 (en) Device selection for broadcast messages
KR100841590B1 (ko) 채팅 시스템, 통신장치, 그 제어방법 및 정보기억매체
TW200941984A (en) Method, system and apparatus for supporting topic classification in group
WO2003094072A1 (en) System and method for providing avatar mail
JP3583284B2 (ja) チャットシステムにおける発言履歴管理システム
JP2007537650A (ja) 受信者から受信者へメッセージを伝送する方法、メッセージ伝送システム及びメッセージ変換手段
JP2005522123A (ja) 無線通信ネットワークにおけるグラフィックおよび可変プレゼンスアーキテクチャ、携帯用ハンドセット、およびそのための方法
JP2008282191A (ja) 計算機システム及び第2計算機
KR102276283B1 (ko) 통지들의 소스들에 기초하여 통지들의 제공을 제어하기 위한 시스템, 방법, 및 디바이스
WO2007058282A1 (ja) チャット処理装置、方法、及びコンピュータプログラム
US20020023128A1 (en) Chat system and record medium readable by chat system
JP4157678B2 (ja) 通信方法及び装置
JP4854424B2 (ja) チャットシステム、通信装置、その制御方法及びプログラム
JP5011997B2 (ja) 通信装置、通信システム及びそれらに用いる通信方法並びにそのプログラム
JP4468935B2 (ja) 会話送出方法及び会話システム
KR20050114624A (ko) 인터넷 네트워크와 같은 전기 통신 네트워크에서 실시간메시징 서비스를 위한 선택적 참석 상태 관리 방법
JP2007257671A (ja) 通信方法及び装置
JP2007042137A5 (ja)
JP4130042B2 (ja) 会話空間推薦方法及び装置
JP2002229919A (ja) 会話装置及び会話促進方法
KR20030088621A (ko) 참여자의 조건매칭과 sms에 의하여 무선 게임을연결해주는 시스템 및 방법
JP2002073791A (ja) 情報交換促進方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080714

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees