JP2002182667A - カラオケ録音装置 - Google Patents

カラオケ録音装置

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JP2002182667A
JP2002182667A JP2000382130A JP2000382130A JP2002182667A JP 2002182667 A JP2002182667 A JP 2002182667A JP 2000382130 A JP2000382130 A JP 2000382130A JP 2000382130 A JP2000382130 A JP 2000382130A JP 2002182667 A JP2002182667 A JP 2002182667A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権を考慮した録音機能を備えたカラオケ
録音装置を提供する。 【解決手段】 カラオケ伴奏音楽の音響信号を取得する
ための第1録音入力インタフェースと、マイクロホンか
らの歌唱音声の音響信号を取得するための第2録音入力
インタフェースと、可搬型記録媒体にデータを書き込む
データ書込装置と、カラオケ伴奏音楽の音響信号と歌唱
音声の音響信号との混合信号を楽曲単位の録音ファイル
にする手段と、録音ファイルをデータ書込装置により可
搬型記録媒体に書き込むための手段と、カラオケ伴奏音
楽の演奏中に第2録音入力インタフェースからの音響信
号が実質的に無かったかどうかを検出する音声レベル検
出手段と、音声レベル検出手段による検出結果を録音フ
ァイルの付帯情報として適宜に出力する手段とを備えた
カラオケ録音装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
て演奏されるカラオケ伴奏音楽と、その伴奏音楽に合わ
せて歌う利用者の歌唱音声とを適宜な録音媒体に録音す
るためのカラオケ録音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ店舗などでは、オプションサー
ビスとして、カラオケ装置にて音響出力されるカラオケ
伴奏音楽と、その音楽に合わせて歌う利用者の歌唱音声
とを適宜な可搬型記録媒体に録音できるカラオケ録音サ
ービスを提供しているところがある。
【0003】カラオケ録音装置は、カラオケ伴奏音楽と
歌唱者の音声とを録音するための装置であり、普通、C
D−Rを録音媒体としたCDレコーダ本体である。CD
レコーダは、カラオケ装置から、カラオケ伴奏音楽とマ
イクロホン入力される歌唱音声との混合音声信号を入力
し、この音声信号をサンプリングしてCDオーディオ規
格に準じたPCMデータに変換し、このPCMデータを
CD−Rに書き込んで「録音」する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラオケ録音装置は、
カラオケ伴奏音楽とその音楽に合わせて歌う歌唱音声と
を録音するための装置である。しかし、利用者が故意に
マイクロホンに音声を入力しなければ、カラオケ伴奏音
楽のみを録音することは可能である。カラオケ伴奏音楽
と歌唱音声とを録音する場合は、当然、私的録音行為と
して見なされるが、上述のようにカラオケ伴奏音楽のみ
を録音した場合、作成された録音済みCD−Rは、その
ままカラオケ用途に再使用できる。そのため、カラオケ
録音装置よって作成された録音済みCD−Rは、その録
音内容によって著作権上の取り扱いが異なる。
【0005】一般的には歌唱音声が録音されているかど
うかに関わらず、カラオケ録音サービス料金は定額とな
っている。したがって、サービス料金に著作権料が含ま
れていれば利用者は余分な料金を払っていることにな
る。その逆に著作権料を含ませていなければ、歌唱音声
を入力せずにカラオケ伴奏音楽だけを不正に録音した
「海賊版ソフト」の作成を助長することにもなりかねな
い。
【0006】また、伴奏音楽の録音自体が禁止されてい
るカラオケ楽曲や無条件で録音が許可されているカラオ
ケ楽曲も存在する。従来のカラオケ録音装置では、カラ
オケ伴奏音楽の録音に関わる複雑な手続きや規則に対応
することは不可能である。
【0007】そこで本発明は、著作権を考慮した録音機
能を備えたカラオケ録音装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、カラオケ装置から出力されるカラオケ
伴奏音楽の音響信号を取得するための第1録音入力イン
タフェースと、カラオケ装置から出力される付属マイク
ロホンを生成源とする歌唱音声の音響信号を取得するた
めの第2録音入力インタフェースと、利用者に提供する
可搬型記録媒体にデータを書き込むデータ書込装置と、
前記第1録音入力インタフェースにて取得された前記カ
ラオケ伴奏音楽の音響信号と、前記第2録音インタフェ
ースにて取得された前記歌唱音声の音響信号との混合信
号を所定のデータ形式で楽曲単位の録音ファイルにする
手段と、前記録音ファイルを前記データ書込装置により
前記可搬型記録媒体に書き込むための録音制御手段と、
前記カラオケ伴奏音楽の演奏中に前記第2録音入力イン
タフェースからの音響信号が実質的に無かったかどうか
を検出する音声レベル検出手段と、前記音声レベル検出
手段による検出結果を前記録音ファイルの付帯情報とし
て適宜に出力する音声レベルデータ出力手段とを備えた
カラオケ録音装置としている。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
可搬型記録媒体の表面に文字や画像を印刷するためのプ
リンタを備え、前記音声レベルデータ出力手段は、前記
録音ファイルの付帯情報として適宜な印刷データを作成
し、この印刷データを前記プリンタに出力するカラオケ
録音装置とした。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、演奏楽曲についての録音可否データを取得するた
めの制御情報インタフェースと、カラオケ装置から取得
した前記録音可否データと、前記音声レベルデータ出力
手段からの前記付帯情報とに基づいて、前記録音制御手
段による前記録音ファイルの前記可搬型記録媒体への書
き込みを許可したり、禁止したりする録音可否決定手段
とを備えたカラオケ録音装置とした。
【0011】
【発明の実施の形態】===カラオケ装置とカラオケ録
音装置の構成=== 図1は、本発明の実施例におけるカラオケ録音装置とカ
ラオケ装置との接続状態を概略図として示している。カ
ラオケ録音装置1は、汎用のパーソナルコンピュータ
(客室PC)2と、この客室PC2に付帯するCD−R
駆動装置3と、CD−Rの媒体表面に直接印刷が可能な
プリンタ4とによって構成されている。この例では、C
D−R駆動装置3とプリンタ4とは一体的に構成されて
おり、CD−Rの搬送機構を内蔵して、CD−R駆動装
置にてデータが書き込まれたCD−Rを連続してプリン
タに搬送して印刷することができる。客室PC2は、カ
ラオケ装置6とRS232C規格の通信インタフェース
(制御情報インタフェース)を介してデータ通信を行う
とともに、カラオケ装置6から音響出力されるカラオケ
伴奏音楽の音響信号と歌唱音声の音響信号とを入力す
る。そして、各音響信号を適宜なデータ形式でCD−R
駆動装置3に装填されたCD−R5に記録する。また、
録音済みのCD−R5をプリンタ4に装填して適宜な情
報を印刷するための制御も行う。したがって、客室PC
2は、上記構成のカラオケ録音装置1における制御部と
して動作する。
【0012】図2は、客室PC2がカラオケ録音装置1
の制御部として動作するときの機能ブロック図を示して
いる。客室PC2の本体10は、CPU・RAM・RO
Mなどによって構成される中央制御部11をコンピュー
タ本体とし、ハードディスク装置12、RS232C規
格の制御情報インタフェース13、プリンタ内蔵型CD
−R駆動装置(3,4)とのインタフェースとなるSC
SIインタフェース15、カラオケ装置6からの音声信
号を処理する録音入力インタフェース14などを主要構
成要素として内蔵している。録音入力インタフェース1
4は、カラオケ装置6が出力するカラオケ伴奏音楽の音
響信号と、歌唱音声の音響信号とを個別に入力するため
の2系統の音声入力端子を備え、各音声端子に入力され
た音響信号はミキサにて混合され、その混合音声信号を
サンプリングしてPCMデータに変換する。PCMデー
タは中央制御部11に転送されて適宜に処理される。な
おこの例では、歌唱音声の音声入力端子とミキサとの信
号処理経路中に、歌唱音声の音響信号レベルを検出し、
そのレベル値を中央制御部11に逐次転送するための回
路(音声レベル検出部)が介在している。また客室PC
2は、利用者の操作する入力装置として、キーボード2
1やマウス22に加え、ディスプレイ20の画面上に配
設されたタッチパネル23を備え、これら入力装置から
の操作入力情報は、それぞれに適合する規格のインタフ
ェース16〜18を介して中央制御部11に転送され
る。グラフィック制御部19は、内蔵するビデオRAM
に展開されたビットマップ画像をビデオ信号に変換して
ディスプレイ20に出力する。なお本実施例において、
客室PC2がカラオケ録音装置1の制御部として機能し
ているときは、その操作のほとんどをタッチパネル23
から受け付けるようになっている。客室PC2は、タッ
チパネル23からの利用者入力に応答してディスプレイ
20の表示画面を適宜に切り替えるGUI環境を備えて
いる。利用者はGUIによる対話形式のユーザインタフ
ェースを通してカラオケ録音サービスを利用する。
【0013】一方、客室PC2に録音ソースを供給する
カラオケ装置6は周知の通信カラオケ演奏端末であり、
楽曲番号(楽曲ID)によって識別される多数のカラオ
ケ楽曲について、MIDI形式で記述された音楽生成デ
ータと歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを適
宜な外部記憶に格納している。そして、利用者が指定し
た楽曲IDに対応する音楽生成データをシンセサイザに
転送してカラオケ伴奏音楽を生成する。また、歌詞描出
データを処理して歌詞画像をビデオRAMにビットマッ
プ展開し、これを映像信号に変換してディスプレイに表
示する。マイクロホン入力された利用者の歌唱音声はカ
ラオケ伴奏音楽とを混合してその音声信号がスピーカよ
り音響出力される。また、カラオケ伴奏音楽の音響信号
とマイクロホン入力された歌唱音声の音響信号とを個別
に出力するための2系統の音声出力端子を備え、この各
系統の音声出力端子と、カラオケ録音装置の録音入力イ
ンタフェースにおける対応する系統の音声入力端子とが
接続される。
【0014】===カラオケ録音機能の概略=== 本発明のカラオケ録音装置は、カラオケ伴奏音楽ととも
に歌唱音声が入力されたかどうかを検出し、歌唱音声が
録音されなかった場合、その旨を表示や印刷など適宜に
出力する。それによって、カラオケ店舗側がカラオケ録
音サービス料金に著作権を含ませて利用者に請求するか
どうかなど、著作権に対する対処の仕方についての判断
材料を提供することができる。
【0015】また、録音が禁止されているカラオケ楽曲
や、条件付きで録音が許可されているカラオケ楽曲に対
してもその録音に際して柔軟に対処できるようになって
いる。本実施例では、楽曲IDと、録音の許可/不許
可、条件付きで録音を許可する旨の録音条件とを録音可
否情報として対応付けした録音可否情報テーブルがあら
かじめハードディスク装置12に格納されて用意されて
おり、カラオケ装置6から制御情報インタフェース13
を介して録音しようとするカラオケ伴奏音楽の楽曲ID
を受け取ると、このIDを前記テーブルに照会し、この
IDに対応付けされた録音可否情報、あるいはこの録音
可否情報とカラオケ伴奏音楽の演奏中の歌唱音声の入力
状態とに基づいて適宜に録音制御や各種情報出力制御な
どを行う。図3は、録音可否情報の種別と歌唱音声の入
力状況との組み合わせに応じた録音制御や情報出力など
の対処の仕方を概略図として示している。本実施例で
は、録音可否情報として、無条件で許可・無条件で禁止
・条件付きで許可の3種が設定されており、「条件付き
で許可」は、カラオケ伴奏音楽のみをCD−Rへ録音す
ることを禁止することとしている。以下、上記録音可否
情報の各種別に応じた録音制御などについて説明する。
【0016】===無条件で録音が禁止されている場合
=== 利用者が客室PC2を操作してカラオケ録音サービスを
利用する旨を入力すると、中央制御部11は、その入力
以降にカラオケ装置6にて演奏されるカラオケ楽曲につ
いて、まず楽曲IDを制御情報インタフェース13を通
じて取得し、このIDを録音可否情報テーブルに照会す
る。この時点で無条件で録音が禁止されている楽曲につ
いては録音に関わる一切の制御を行わない。また、その
旨をディスプレイに表示して利用者の同意を得る。
【0017】===無条件に録音が許可されている場合
=== 中央制御部11は、利用者が録音しようとしているカラ
オケ楽曲のIDを録音可否情報テーブルに照会し、無条
件に録音が許可されていることを認知すると、RAMの
適当な領域を録音データ格納領域として確保する。そし
て、カラオケ装置からの演奏開始のタイミングデータを
受け取るなど、そのカラオケ楽曲が演奏を開始したこと
を検出すると、録音入力インタフェース14からのPC
Mデータをこの領域に格納していく。また、音声レベル
検出部からの信号強度を監視する。
【0018】カラオケ装置6から楽曲演奏の終了合図を
受け取るなど、楽曲演奏の終了タイミングをもって、P
CMデータの格納を停止すると、PCMデータを保存す
るか否かを利用者に問い合わせる画面をディスプレイ2
0に表示する。保存の指示(ダンプ要求)があれば、格
納されたPCMデータに楽曲IDなど、適宜に命名した
所定形式の録音ファイル(WAVファイルなど)に作成
し、そのファイルをCD−Rに音楽CD規格に準じたフ
ォーマットで記録する。
【0019】さらに、1曲分の演奏を通じて、音声レベ
ル検出部が所定レベル以上の信号を検出した場合と検出
しなかった場合とによって、例えば、「歌唱音声有り」
または「歌唱音声無し」など、異なる情報(歌唱検出情
報)を含んだ印刷データを作成してプリンタに供給し、
CD−Rのラベル面に印刷させる。また、録音ファイル
名・カラオケ楽曲名・録音日時なども併せて印刷する。
カラオケ店舗側ではCD−Rに印刷された歌唱検出情報
に応じて、著作権料込みのサービス料金を請求するな
ど、適宜に対応することができる。また、複数楽曲分の
録音ファイルをCD−Rに書き込むことも可能であり、
その場合は、録音ファイル名毎に歌唱音声の有無を付記
すればよかろう。また、そうすることで、楽曲単位でカ
ラオケ録音サービス料金を計算することもできよう。
【0020】なお、演奏終了後の一定時間内、あるいは
演奏途中で録音内容を保存しない旨の指示が入力される
と、RAMに格納されたPCMデータを消去する。ある
いは、次の演奏機会に入力されるPCMデータで先のデ
ータを上書きする。
【0021】===条件付きで録音が許可されている場
合=== 中央制御部11は、録音可否情報テーブルによって録音
対象のカラオケ楽曲に条件付き録音許可が対応付けされ
ていると、録音入力インタフェース14からのPCMデ
ータをRAMに格納しながら音声レベル検出部からの信
号強度を監視する。楽曲演奏が終了した時点で、音声レ
ベル検出部が所定レベル以上の信号を検出しなかったこ
とを認知すると、格納したPCMデータを消去して、C
D−Rへの録音ができない旨をディスプレイ20に表示
する。
【0022】一方、所定レベル以上の信号が検出された
場合、PCMデータを保存するか否かを利用者に問い合
わせる画面をディスプレイ20に表示し、ダンプ要求が
あれば、上記と同様にして録音ファイルを作成し、その
ファイルをCD−Rに記録する。また、「歌唱音声有
り」などの歌唱検出情報をCD−Rに印刷する。それに
よって、録音済みのCD−Rが正規の手続きに従って録
音されたことを保証する。
【0023】===その他の実施例=== 上記実施例は、カラオケ装置とカラオケ録音装置とが1
対1に対応した形態であった。しかし、各カラオケ装置
にCD−R駆動装置やプリンタを含んだコンピュータシ
ステムを付帯させれば、多くのカラオケ装置を設置して
いる店舗にとっては設備投資に多くの経費を掛けること
になる。また、保守・管理も煩雑となる。そこで、複数
のカラオケ装置からの混合音声信号を集中管理する一実
施例を示す。
【0024】図4はその集中管理方式のカラオケ録音装
置の実施例を概略構成図として示している。各カラオケ
装置6には客室PC2bが個別に接続されている。この
客室PC2bは、上記実施例の客室PC2における録音
ファイルの作成処理までを実行する。各客室PC2bは
LANによってCD−R駆動装置3を付帯するコンピュ
ータ(管理PC)7に接続されている。
【0025】客室PC2bは各カラオケ装置6ごとの録
音ファイルを作成していく。各客室の利用者が録音ファ
イルのダンプ要求操作を行うと、録音ファイルを管理P
C7に転送する。管理PC7は、どの客室PC2からど
のファイルが転送されてきたのかを管理し、CD−R4
に録音ファイルを書き込む際に、他の客室PC2にて作
成された録音ファイルが混入しないようにする。また、
各録音ファイルの付帯情報として印刷情報を受け取り、
印刷対象となるCD−RにそのCD−Rに書き込まれた
録音ファイルに対応する印刷情報を印刷する。
【0026】なお、CD−R駆動装置3はチェンジャ方
式のCDレコーダ(CD−Rチェンジャ)であることが
望ましい。このCD−Rチェンジャは複数のCD−Rを
装填するための複数のトレイを備え、任意のトレイに装
填されているCD−Rをデータ書込動作を行う駆動装置
に搬送する。もちろん、管理PC7にはこのCD−Rチ
ェンジャを制御するためのソフトウエアが実装されるこ
とになる。チェンジャ方式のCDレコーダを利用するの
であれば、客室PC2毎にチェンジャのトレイを割り当
て、各客室の利用者用に用意したCD−Rを該当のトレ
イに装填しておく。管理PC7はトレイと客室PC2b
との対応関係に基づいて、ある客室PC2bから録音フ
ァイルが転送されてくると、該当のトレイにあるCD−
Rを駆動装置に搬送し、データを書き込む。
【0027】また、集中管理方式におけるネットワーク
構成としては、複数台のCD−R駆動装置と、それぞれ
のCD−R駆動装置を制御するための複数の管理PCと
がある形態でもよいし、一台の管理PCに複数台のCD
−R駆動装置が接続される形態であってもよい。もちろ
ん、管理PCを介さず、CD−R駆動装置自体に管理P
Cと同様の制御機能が組み込まれていてもよい。一部の
客室PCにCD−R駆動装置を接続することも可能であ
る。
【0028】===補足・変更例・応用例=== 上記実施例では、録音ファイルの付帯情報を印刷出力し
ていた。もちろん、印刷出力に限らず、カラオケ店舗側
や利用者がCD−Rに歌唱音声が入っているかそうでな
いかをディスプレイに表示出力することもできる。ま
た、CD−R自体に直接印刷しなくても伝票などに印刷
することもできる。上述の集中管理方式であれば、管理
PCのディスプレイに表示させるだけで、カラオケ店舗
側はCD−Rに録音されている内容を確実に確認するこ
とができる。このように、録音対象のカラオケ楽曲の演
奏中における歌唱音声の検出結果は、CD−Rに書き込
まれる録音ファイルとの対応付けさえ確認できれば、そ
の出力形態はどのようなものでもよい。
【0029】上記実施例では、無条件で録音が禁止され
ている楽曲については一切の録音動作を行わないように
していた。しかし、とりあえずRAMにはPCMデータ
を格納しておき、ダンプ要求を受け付けない構成とする
こともできる。
【0030】また、歌唱入りCD−Rと歌唱なしのCD
−Rとでは販売価格が異なる場合、PCMデータを格納
し終えた時点で、その価格を表示するなどして利用者に
確認させ、その上で、ダンプ要求があればCD−Rに録
音ファイルを書き込む構成としてもよい。それによっ
て、利用者が料金体系を知らずに歌唱なしのCD−Rを
作成してしまい、不本意な料金を支払うという事態も回
避できる。
【0031】録音可否情報として、著作権の許諾番号や
録音に対する著作権料などが含まれていてもよい。例え
ば、許諾番号をCD−Rに印刷すれば、そのCD−R自
体の正当性が保証される。また、歌唱音声の有無に応じ
てカラオケ録音サービス料金が異なる場合、著作権料な
どを表示したり印刷したりすることで料金の妥当性を利
用者に認識させることもできる。
【0032】なお当然のことではあるが、本発明のカラ
オケ録音装置における可搬型記録媒体としては、CD−
Rに限らず、MD・DVD−RAMなど、適宜な媒体が
使用可能である。もちろん、仮録音された録音ファイル
をD/A変換してアナログデータとすれば、オーディオ
カセットテープなど、アナログのオーディオ記録媒体も
使用できる。
【0033】
【発明の効果】本発明のカラオケ録音装置によれば、可
搬型記録媒体に歌唱音声が録音されているか否かによっ
て適宜な情報を出力することができる。そのため、カラ
オケ店舗側は、利用者にカラオケ録音装置の利用料金を
歌唱音声の録音有無に応じて請求できる。そのため、カ
ラオケ伴奏音楽が不正に複製されるのを防止する。ま
た、歌唱音声入りでカラオケ伴奏音楽を録音した場合に
は利用料金を減額するなど、利用者は適正な料金でカラ
オケ録音装置を利用できる。
【0034】可搬型録音媒体に、著作権の許諾や歌唱音
声が録音されている旨など、歌唱音声の検出結果に係わ
る付帯情報を印刷することで、録音済みの可搬型記録媒
体が著作権に基づいた正規の音楽媒体であることを明示
できる。また、カラオケ店舗側では可搬型記録媒体の録
音内容が確認しやすい。
【0035】カラオケ楽曲毎の録音可否情報と歌唱音声
入力の有無とに基づいて録音制御を行うことで、カラオ
ケ楽曲毎に録音条件が異なっていたり、複雑な録音条件
が設定されていたとしても、柔軟に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカラオケ録音装置とカ
ラオケ装置との接続状態を概略図として示している。
【図2】上記カラオケ録音装置の機能ブロック図を示し
ている。
【図3】上記カラオケ録音装置にて処理される録音可否
情報とその処理結果との対応付けを概略図として示して
る。
【図4】本発明のその他の実施例として、集中管理方式
を採用したカラオケ録音装置の概略構成図を示してい
る。
【符号の説明】
1 カラオケ録音装置 2、2b 客室PC 3 CD−R駆動装置 4 プリンタ 6 カラオケ装置 11 中央制御部 12 ハードディスク装置 13 制御情報インタフェース 14 録音入力インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ装置から出力されるカラオケ伴
    奏音楽の音響信号を取得するための第1録音入力インタ
    フェースと、 カラオケ装置から出力される付属マイクロホンを生成源
    とする歌唱音声の音響信号を取得するための第2録音入
    力インタフェースと、 利用者に提供する可搬型記録媒体にデータを書き込むデ
    ータ書込装置と、 前記第1録音入力インタフェースにて取得された前記カ
    ラオケ伴奏音楽の音響信号と、前記第2録音インタフェ
    ースにて取得された前記歌唱音声の音響信号との混合信
    号を所定のデータ形式で楽曲単位の録音ファイルにする
    手段と、 前記録音ファイルを前記データ書込装置により前記可搬
    型記録媒体に書き込むための録音制御手段と、 前記カラオケ伴奏音楽の演奏中に前記第2録音入力イン
    タフェースからの音響信号が実質的に無かったかどうか
    を検出する音声レベル検出手段と、 前記音声レベル検出手段による検出結果を前記録音ファ
    イルの付帯情報として適宜に出力する音声レベルデータ
    出力手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ録音装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記可搬型記録媒体
    の表面に文字や画像を印刷するためのプリンタを備え、
    前記音声レベルデータ出力手段は、前記録音ファイルの
    付帯情報として適宜な印刷データを作成し、この印刷デ
    ータを前記プリンタに出力することを特徴とするカラオ
    ケ録音装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、演奏楽曲に
    ついての録音可否データを取得するための制御情報イン
    タフェースと、カラオケ装置から取得した前記録音可否
    データと、前記音声レベルデータ出力手段からの前記付
    帯情報とに基づいて、前記録音制御手段による前記録音
    ファイルの前記可搬型記録媒体への書き込みを許可した
    り、禁止したりする録音可否決定手段とを備えたことを
    特徴とするカラオケ録音装置。
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