JP2002180501A - 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール - Google Patents

建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール

Info

Publication number
JP2002180501A
JP2002180501A JP2000380416A JP2000380416A JP2002180501A JP 2002180501 A JP2002180501 A JP 2002180501A JP 2000380416 A JP2000380416 A JP 2000380416A JP 2000380416 A JP2000380416 A JP 2000380416A JP 2002180501 A JP2002180501 A JP 2002180501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
console
air
heating
construction machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000380416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nishimori
博幸 西森
Seiji Kojima
誠治 小島
Tadashi Hiyama
忠 桧山
Susumu Sasaki
晋 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2000380416A priority Critical patent/JP2002180501A/ja
Publication of JP2002180501A publication Critical patent/JP2002180501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転室の暖房性能を向上させ、また操作レバ
ー等の不所望な加熱を抑制する。 【解決手段】 送風手段により温風を供給する主暖房装
置が設けられた建設機械の運転室において、主暖房装置
作動時に運転室内空間に空気の対流を発生させるファン
手段22を送風手段とは別に運転席11の側部または下
部に設け、これによりオペレータの足下への空気の供給
を増加させて暖房性能の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等に
代表される建設機械の運転室および運転室に設けられる
コンソールに関し、特に運転室内の空調を快適に行える
よう改良したものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械の運転室内を冷暖房する空調装
置として、例えば実開平5−42351号明細書や特開
平8−175156号公報に開示されたものが知られて
いる。これらの空調装置は、送風手段(例えば、ブロア
ファン)によって装置本体内に空気を導入し、導入され
た空気を冷暖房ユニットによって冷却あるいは加熱して
吹出口から吹き出す。吹出口は複数箇所に設けられ、暖
房時には運転席下部の吹出口からオペレータの足下に温
風を吹き出し、冷房時には運転席前方の吹出口からオペ
レータの上半身に向けて冷風を吹き出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】暖房時、温風の吹出量
が十分な量であれば、下吹出口から吹き出された空気は
運転室の前窓,後壁および天井等に沿って進み、オペレ
ータの上半身および下半身に十分な量の温風が吹き付け
られる。しかし、運転室内が十分に暖まり、オペレータ
が暖房を弱める操作を行うと、吹出風量が減少するため
オペレータは上半身においては暖かみを感じるが、下半
身、特に膝や大腿部において暖かみを感じることができ
なくなり、いわゆる頭寒足熱効果が得られなくなる。
【0004】一方、建設機械の運転室には運転席の側方
にコンソールが設けられるのが一般的であり、ここに種
々の油圧アクチュエータを操作するための操作レバーが
配置されている。コンソール内には操作レバーにて切換
操作されるパイロットバルブが設けられ、その切換えに
よりメインのコントロールバルブを操作し、作動油の方
向および流量を調節して油圧アクチュエータを駆動制御
する。油圧アクチュエータの駆動により作動油の温度は
上昇し、その熱によってコンソール内のパイロットバル
ブや操作レバーまでもが加熱され、特に夏期においてレ
バー操作時に不快感を感ずることがある。
【0005】本発明の目的は、運転室の暖房性能を向上
させ、また操作レバー等の不所望な加熱を抑制すること
が可能な建設機械の運転室を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
に対応づけて説明すると、請求項1〜5の発明は、送風
手段51により温風を供給する主暖房装置が設けられた
建設機械の運転室に適用される。そして、請求項1の発
明は、主暖房装置作動時に運転室内空間に空気の対流を
発生させるファン手段22を送風手段51とは別に運転
席11の側部または下部に設け、これにより上記問題点
を解決する。請求項2の発明は、運転席の側部に設けら
れたコンソール12,13にファン手段22を取り付け
たものである。請求項3の発明は、コンソール12,1
3内の加熱空気を補助暖房用として運転室内に送風する
ファン手段22を送風手段51とは別に設けたものであ
る。請求項4の発明は、建設機械の作動油によって加熱
され発熱する発熱体12b,13bをコンソール12,
13内に設け、発熱体12b,13bによって暖められ
た空気がファン手段22によって運転室に送風されるよ
う構成したものである。請求項5の発明は、ファン手段
22を正逆転可能とし、いずれか一方向の回転時にはコ
ンソール12,13内の空気を運転室に送風し、他方向
の回転時には、コンソール12,13内に設けられた発
熱体12b,13bを冷却すべく運転室内の空気をコン
ソール12,13内に導くよう構成したものである。請
求項6の発明は、コンソール12,13が設けられた建
設機械の運転室に適用され、コンソール12,13内に
設けられた発熱体12b,13bを冷却すべく運転室内
の空気をコンソール12,13内に導くファン手段22
を設けたものである。請求項7の発明は、冷暖房可能な
主空調装置および発熱体12b,13bを収容するコン
ソール12,13が設けられた建設機械の運転室に適用
される。そして、正逆転可能とされ、正転時には運転室
内の空気をコンソール12,13内に導き、逆転時には
コンソール12,13内の空気を運転室に送風するファ
ン手段22と、主空調装置が冷房運転されているときに
は、コンソール内に設けられた発熱体12b,13bを
冷却すべくファン手段22を正転させ、主空調装置が暖
房運転されているときには、発熱体12b,13bによ
る加熱空気を補助暖房用として運転室内に送風すべくフ
ァン手段22を逆転させる制御手段61とを具備する。
請求項8の発明は、上記発熱体として、建設機械の油圧
回路を構成し、コンソール12,13に突設された操作
レバー12a,13aにより切換操作される弁手段12
b,13bを用いたものである。請求項9〜11の発明
は、操作部材12a,13aが取り付けられ、建設機械
の運転室3に配置されるコンソールに適用される。そし
て、請求項9の発明は、運転室3を暖房する主暖房装置
の作動時に運転室内空間に空気の対流を発生させるファ
ン手段22を備えたものである。請求項10の発明は、
コンソール内の加熱空気を暖房用として運転室内に送風
するファン手段22を備えたものである。請求項11の
発明は、コンソール内に設けられた発熱体12b,13
bを冷却すべく運転室内の空気をコンソール内に導くフ
ァン手段22を備えたものである。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図14により本発明の一実
施の形態を説明する。図1は本実施形態におけるクロー
ラ式油圧ショベルの側面図である。下部走行体1に旋回
可能に連結された上部旋回体2には、前部に運転室3が
設けられるとともに、その側方に作業フロント4が連結
されている。
【0009】図2,図3は運転室3の内部構成を示す正
面図および上面図である。運転室3内にはほぼ中央に運
転席11が設けられ、その左右にコンソール12,13
がそれぞれ設置されている。コンソール12,13には
作業用の操作レバー12a,13aがそれぞれ突設さ
れ、各操作レバー12a,13aの基端部はコンソール
12,13内の油圧パイロットバルブ12b,13b
(図4)に接続されている。レバー12a,13aの操
作によりパイロットバルブ12b,13bを切換える
と、パイロット圧力が油圧パイロットホースHSを介し
て不図示のコントロールバルブを切換え、これにより作
業フロント4の駆動や上部旋回体2の旋回等が行われ
る。
【0010】次に、運転室3の空調装置について説明す
る。図8に示すように、運転室3の後方には空調装置本
体14が設置され、ここから延びる前部吹出ダクト14
A,後部吹出ダクト14Bおよび下部吹出ダクト14C
の先端にそれぞれ前吹出口14a,後吹出口14bおよ
び下吹出口14cが設けられている。空調制御時、これ
らの吹出口14a〜14cから冷風または温風が吹き出
される。なお、14dは窓曇りを防止するためのデフロ
スタ吹出口である。
【0011】また本実施形態では、左右のコンソール1
2,13の前壁に電動ファン22がそれぞれ取り付けら
れている。図4〜図7に示すように、電動ファン22
は、DCモータ22aと、その出力軸に取り付けられた
複数枚の羽根22bとからなり、これらがブラケット2
2cに支持される。ブラケット22cはコンソール12
(13)の前部においてコンソールブラケット12a
(13a)にダクト23を介して螺着され、これにより
運転室内とコンソール内部との間で空気の流通が可能と
なる。電動ファン22の詳細な動作については後述す
る。
【0012】図9は電動ファン22を含む空調装置の制
御系を示すブロック図である。空調装置本体14には、
運転室内の空気(内気)あるいは外気を導入するブロア
ファン51と、導入された空気を冷やす、あるいは暖め
る冷暖房ユニット52とが設けられ、このユニット52
を通過した空気はチャンバ53から各ダクト14A〜1
4Cに至り、吹出口14a〜14cにから吹き出され
る。冷暖房ユニット52は、不図示の冷媒サイクルを循
環する冷媒と空気の熱交換を行って空気を冷却するエバ
ポレータ52aや、ラジエータ54からのエンジン冷却
水を用いて空気を暖めるヒータ52bなどを含む。な
お、55は気体冷媒を冷却して液化させるコンデンサで
ある。
【0013】空調装置の各部およびコンソール12,1
3に設けられた電動ファン22は、コントロールユニッ
ト61によって制御される。コントロールユニット61
には、運転室内の温度(室内温度)Tiを検出する室内
温度センサ62と、外気温Toを検出する外気温センサ
63と、日射量Qを検出する日射センサ64と、エンジ
ン冷却水温Twを検出する水温センサ65とが接続され
るとともに、運転室3のコントロールパネルに設けられ
た操作スイッチ群66が接続される。操作スイッチ群6
6は、オート制御における設定温度Tを入力する設定温
度スイッチ,吹出口設定スイッチ,内外気設定スイッ
チ,風量設定スイッチ,電動ファン設定スイッチなどを
含む。
【0014】図10〜図14も参照してコントロールユ
ニット61による空調制御について説明する。 (I)オート制御 オート制御においては、上記室内温度Ti,外気温度T
o,日射量Qおよび設定温度Tに基づいて、冷房か暖房
かを決める基準温度Tmを演算し、図10の特性に基づ
いて制御内容を決定する。
【0015】(I−1)冷房制御 Tm<T2のときは冷房制御を行う。その詳細は省略す
るが、このとき図11に示すように冷風が前吹出口14
aおよび後吹出口14bから吹き出され、前吹出口14
aからの空気は直接オペレータの正面に吹き付けられ
る。また後吹出口14bからの空気は運転室の後部壁面
から天井を伝わる流れとなる。なお、冷房時は下吹出口
14cからは空気は吹き出されず、オペレータの足下が
不所望に冷やされることはない。
【0016】さらに冷房時には、左右の電動ファン22
が正転され、これにより運転室内の空気がコンソール1
2,13内に導かれてパイロットバルブ12b,13b
の冷却に寄与する。すなわち、上述の如く油圧アクチュ
エータの駆動によって作動油の温度が上昇し、コンソー
ル12,13内のパイロットバルブ12b,13bや操
作レバー12a,13aが加熱されるが、電動ファン2
2によりオペレータの膝元付近の冷却空気がパイロット
バルブ12b,13bに吹き付けられるため、パイロッ
トバルブ12b,13bおよびレバー12a,13aが
冷却され、オペレータがレバー操作時に不快感を感ずる
ことがなくなる。パイロットバルブ12b,13bを通
過した空気はシート後部下側に吹き出されるようになっ
ており、直接オペレータの足下に吹き付けられることは
ない。
【0017】(I−2)暖房制御 Tm>T1のときは暖房制御を行う。このとき、図12
に示すように下吹出口14cから温風が吹き出され、こ
れがオペレータの足下の暖房に寄与するとともに、前面
ガラスを伝わってオペレータの上半身にも吹き付けられ
る。なお、暖房時は前吹出口14aおよび後吹出口14
bからは空気が吹き出されないので、オペレータの上半
身に大量に温風が吹き付けられることはなく、頭寒足熱
効果が図れる。
【0018】さらに暖房時には左右の電動ファン22が
逆転され、これによりコンソール12,13内の空気が
運転室3内に導かれて乗員の暖房に寄与する。すなわ
ち、作動油によってパイロットバルブ12b,13bが
加熱されるため、コンソール12,13内の空気温度は
高く、この空気が上記電動ファン22の逆転により運転
室3内に吹き出され、これが補助暖房として機能する。
従来は、暖房が弱まると吹出風量が減少するためオペレ
ータは上半身においては十分な暖かみを感じるが、下半
身において暖かみを感じることができなくなるという問
題があった。本実施形態では、暖房を弱めても電動ファ
ン22によりコンソール12,13内の暖かい空気がオ
ペレータの膝元や大腿部に吹き付けられるので、乗員は
下半身においても寒さを感ずることはない。また、コン
ソール12,13からの温風はオペレータの上半身に直
接作用することはないから、上半身が暖まり過ぎること
はなく、以て頭寒足熱効果が得られる。
【0019】(I−3)バイレベル制御 T1<Tm<T2のとき(足下は寒いが、上半身は日射
等により暖かいとき)はバイレベル制御を行う。バイレ
ベル制御では、図13に示すように前吹出口14aから
冷風が吹き出されてオペレータの上半身を冷房するとと
もに、下吹出口14cから温風が吹き出されてオペレー
タの下半身を暖める。電動ファン22は暖房時と同様に
逆転され、コンソール12,13内の暖かい空気をオペ
レータの下半身に供給することで補助暖房として機能す
る。
【0020】(II)マニュアル制御 マニュアル制御では、オペレータが操作スイッチ群66
を構成する各スイッチ類を操作することにより設定温
度,吹出口,内外気,風量等を設定する。これにより、
例えば図14に示すように前吹出口14aのみから空気
を吹き出すようにもできる。この場合は、電動ファン2
2のオン・オフおよび回転方向もスイッチにより設定す
ることになる。すなわちオペレータは、主に冬季におい
て暖房効果を上げたいと思えば電動ファン22を逆転さ
せ、コンソール12,13内の加熱された空気を運転室
3に吹き出させる。一方、主に夏季においては電動ファ
ン22を正転させ、パイロットバルブ12b,13bお
よびレバー12a,13aを冷却する。
【0021】なお、マニュアル制御時でも電動ファン2
2のみは自動設定とするようにしてもよい。例えば、外
気温度や室内温度に基づいて電動ファンのオン・オフお
よび回転方向を決定するようにしてもよい。
【0022】以上の実施形態において、ブロアファン5
1が送風手段を、電動ファン22がファン手段を、パイ
ロットバルブ12b,13bが発熱体および弁手段を、
コントロールユニット61が制御手段をそれぞれ構成す
る。
【0023】以上では、電動ファン22の回転数すなわ
ち風量を一定とした例を示したが、これを可変としても
よい。例えば上述した基準温度Tmに基づき、強力な暖
房能力が必要なほど電動ファン22の逆転時の回転数を
高くするようにしてもよい。一方、正転時には、例えば
作動油温が高いほど電動ファン22の回転数を高くする
ようにしてもよい。
【0024】また、いずれか一方向にのみ可能な電動フ
ァンを用いたものにも本発明を適用できる。例えばコン
ソール内に空気を送る方向にのみ回転可能な電動ファン
を用いた場合には、冷房時および暖房時のいずれにおい
ても操作レバーの加熱を抑制できる。一方、コンソール
から空気を吹き出す方向にのみ回転可能な電動ファンを
用いた場合には、冷房時には停止させておけばよい。
【0025】さらに発熱体はパイロットバルブに限定さ
れず、例えばエンジン冷却水により空気を暖めるヒータ
手段をコンソール内に設けてもよい。また、電動ファン
を設ける位置はコンソールに限らず、運転席の側方ある
いは下方であればいずれの位置でもよい。この位置にフ
ァンを設けることにより、運転室内に空気の対流を発生
させ、オペレータの足下により多くの空気を送ることで
暖房性能の向上が図れる。したがって、パイロットバル
ブ等の発熱体は必須ではない。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、主暖房装置作
動時に運転室内空間に空気の対流を発生させるファン手
段を運転席の側部または下部に設けたので、オペレータ
の足下により多くの空気を送ることで暖房性能の向上が
図れる。ファン手段を運転席の側部に設けられたコンソ
ールに取り付けることで、コンソール内の加熱空気を補
助暖房用として利用できるとともに、オペレータの足下
に多くの空気を吹き付けられる。作動油によって加熱さ
れ発熱するパイロットバルブ等の発熱体を利用すること
で、暖房性能をより一層向上できる。請求項6の発明に
よれば、コンソール内に設けられた発熱体を冷却すべく
運転室内の空気をコンソール内に導くファン手段を設け
たので、コンソールに設けられる操作レバー等の加熱を
抑制できる。請求項7の発明によれば、正逆転可能なフ
ァン手段を設け、主空調装置が冷房運転されているとき
には、コンソール内に設けられた発熱体を冷却すべくフ
ァン手段を正転させ、主空調装置が暖房運転されている
ときには、発熱体による加熱空気を補助暖房用として運
転室内に送風すべくファン手段を逆転させるようにした
ので、1種類の送風手段でレバー等の加熱抑制と室内の
補助暖房とをそれぞれ必要時に自動的に行うことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるクローラ式油圧シ
ョベルを示す側面図。
【図2】上記油圧ショベルの運転室内を示す正面図。
【図3】上記油圧ショベルの運転室内を示す上面図。
【図4】運転室のコンソールの構成を示す側面図。
【図5】図4のV−V線から見た図。
【図6】コンソールの電動ファン取付構造を示す側面
図。
【図7】図6のVII−VII線から見た図。
【図8】運転室内の空調装置の配置を示す斜視図。
【図9】空調装置の制御系を示すブロック図。
【図10】冷房,暖房およびバイレベルの判定方法を説
明する図。
【図11】冷房時の空調状態を示す斜視図。
【図12】暖房時の空調状態を示す斜視図。
【図13】バイレベル時の空調状態を示す斜視図。
【図14】マニュアル制御時で前吹出口のみから空気を
吹き出す状態を示す斜視図。
【符号の説明】
3 運転室 11 運転席 12,13 コンソール 12a,13a 操作レバー 12b,13b パイロットバルブ 14 空調装置本体 14A〜14C ダクト 14a 前吹出口 14b 後吹出口 14c 下吹出口 22 電動ファン 51 ブロアファン 52 冷暖房ユニット 61 コントロールユニット 66 操作スイッチ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧山 忠 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 佐々木 晋 東京都足立区中川5丁目1番地34号 株式 会社日立製作所生活ソフト開発センター内 Fターム(参考) 2D015 EC01 3L011 BF01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風手段により温風を供給する主暖房装
    置が設けられた建設機械の運転室において、 前記主暖房装置作動時に運転室内空間に空気の対流を発
    生させるファン手段を前記送風手段とは別に運転席の側
    部または下部に設けたことを特徴とする建設機械の運転
    室。
  2. 【請求項2】 前記ファン手段は、前記運転席の側部に
    設けられたコンソールに取り付けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の建設機械の運転室。
  3. 【請求項3】 送風手段により温風を供給する主暖房装
    置およびコンソールが設けられた建設機械の運転室にお
    いて、 前記コンソール内の加熱空気を補助暖房用として運転室
    内に送風するファン手段を前記送風手段とは別に設けた
    ことを特徴とする建設機械の運転室。
  4. 【請求項4】 前記コンソール内には、建設機械の作動
    油によって加熱され発熱する発熱体が設けられ、前記フ
    ァン手段は、該発熱体によって暖められた空気を運転室
    に送風するよう構成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の建設機械の運転室。
  5. 【請求項5】 前記ファン手段は正逆転可能とされ、い
    ずれか一方向の回転時には前記コンソール内の空気を運
    転室に送風し、他方向の回転時には、前記コンソール内
    に設けられた発熱体を冷却すべく前記運転室内の空気を
    該コンソール内に導くよう構成されていることを特徴と
    する請求項3に記載の建設機械の運転室。
  6. 【請求項6】 コンソールが設けられた建設機械の運転
    室において、 前記コンソール内に設けられた発熱体を冷却すべく前記
    運転室内の空気を該コンソール内に導くファン手段を有
    することを特徴とする建設機械の運転室。
  7. 【請求項7】 冷暖房可能な主空調装置および発熱体を
    収容するコンソールが設けられた建設機械の運転室にお
    いて、 正逆転可能とされ、正転時には前記運転室内の空気を該
    コンソール内に導き、逆転時には前記コンソール内の空
    気を運転室に送風するファン手段と、 前記主空調装置が冷房運転されているときには、前記コ
    ンソール内に設けられた発熱体を冷却すべく前記ファン
    手段を正転させ、前記主空調装置が暖房運転されている
    ときには、前記発熱体による加熱空気を補助暖房用とし
    て運転室内に送風すべく前記ファン手段を逆転させる制
    御手段とを具備することを特徴とする建設機械の運転
    室。
  8. 【請求項8】 前記発熱体は建設機械の油圧回路を構成
    し、前記コンソールに突設された操作レバーにより切換
    操作される弁手段であることを特徴とする請求項6また
    は7に記載の建設機械の運転室。
  9. 【請求項9】 操作部材が取り付けられ、建設機械の運
    転室に配置されるコンソールであって、 運転室を暖房する主暖房装置の作動時に該運転室内空間
    に空気の対流を発生させるファン手段を備えたことを特
    徴とするコンソール。
  10. 【請求項10】 操作部材が取り付けられ、建設機械の
    運転室に配置されるコンソールであって、 該コンソール内の加熱空気を暖房用として運転室内に送
    風するファン手段を備えたことを特徴とするコンソー
    ル。
  11. 【請求項11】 操作部材が取り付けられ、建設機械の
    運転室に配置されるコンソールであって、 該コンソール内に設けられた発熱体を冷却すべく前記運
    転室内の空気をコンソール内に導くファン手段を備えた
    ことを特徴とするコンソール。
JP2000380416A 2000-12-14 2000-12-14 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール Pending JP2002180501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380416A JP2002180501A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380416A JP2002180501A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002180501A true JP2002180501A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18848601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380416A Pending JP2002180501A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002180501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080706A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社クボタ 旋回作業機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021080706A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社クボタ 旋回作業機
JP7341865B2 (ja) 2019-11-18 2023-09-11 株式会社クボタ 旋回作業機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4293054B2 (ja) 車両用空調装置
JP5724768B2 (ja) 車両用空調装置
JP2008120249A (ja) 作業車の運転部構造
JP3976246B2 (ja) 建設機械における空調装置
JP3476953B2 (ja) 電気自動車用空調装置
JP2000062441A (ja) 車両用空調装置
JPH0613254B2 (ja) 自動車の車内用空気調節装置
JP2006168681A (ja) 車両用空調装置
JP2002180501A (ja) 建設機械の運転室および該運転室に設けられるコンソール
JPH0450207B2 (ja)
JP2009190471A (ja) 車両用空調装置
JP2005145327A (ja) 車両用空調装置
JP3680442B2 (ja) 車両後席用空調装置
JP4092820B2 (ja) 車両用空調装置
JP3799760B2 (ja) 車両用空調装置
JP3346669B2 (ja) 電気自動車用空調制御方法
JP2019098770A (ja) 空調システム
JP3197980B2 (ja) 自動車用インバータ装置の放熱促進機構
JP2008183922A (ja) 車輌用操舵手元空調装置
JP3688193B2 (ja) 農用トラクター
JP4340869B2 (ja) 車両用空調装置
JP2000264036A (ja) 車輌用空気調和装置
JP3625757B2 (ja) 農用トラクター
JP2002337536A (ja) 車両用空調装置
JP5038771B2 (ja) 車両用空調装置