JP2002179891A - 着色剤組成物及び着色樹脂成形品 - Google Patents

着色剤組成物及び着色樹脂成形品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度の顔料を生分解性樹脂成形品中に均一
に分散させることができ、得られた成形品は表面の着色
が均一で且つ表面状態が滑らかになる着色剤組成物を提
供すること。 【解決手段】 本発明に係る着色剤組成物は、脂肪族ポ
リエステル系生分解性樹脂(A)30〜99.97重量
%、顔料(B)0.01〜60重量%、ポリエーテル系
添加剤(C)0.01〜40重量%及びワックス系分散
剤(D)0.01〜40重量%を含むものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脂肪族ポリエステ
ル系生分解性樹脂の成形加工の際に該樹脂を着色しうる
着色剤組成物及び該着色剤組成物等を用いて得られる着
色樹脂成形品に関するものである。特に、生分解性樹脂
中に高濃度の顔料でも均一に分散できると共に成形表面
が均一且つ滑らかであるため、着色された樹脂成形品の
外観を良好にできる着色剤組成物及び該着色剤組成物等
を用いて得られる着色樹脂成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微生物によって分解される生分解
性樹脂が盛んに開発されている。該樹脂は廃棄後、土中
の微生物によって水と二酸化炭素にまで分解されるた
め、プラスチックの廃棄物処理問題のひとつの解決策で
あると考えられている。このため生分解性樹脂は、従来
用いられていたポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可
塑性樹脂や、フェノール樹脂、ユリア樹脂等の熱硬化性
樹脂等の各種合成樹脂の代替品として、日常の家庭生活
における便利で有用な材料として各種製品に広く使用さ
れ始めている。これら成形品は、顔料等で着色されるこ
とが多い。
【0003】顔料等で着色された樹脂成形品を得る方法
としては、従来より、樹脂と顔料等の着色剤とを溶融混
練して着色樹脂ペレットを形成し該着色樹脂ペレットを
成形する方法、樹脂の未着色ペレットと顔料等の着色剤
とを成形時に直接混練し成形する方法等が知られてい
る。しかし、これらの着色方法では、着色剤が樹脂中に
均一に分散されないため、着色が不均一になり、さらに
成形品の表面に着色剤の凹凸が形成され易い。
【0004】そこで、最近では、樹脂と顔料との相溶性
を改善するために、予め成形材料と同一又は同様の材質
の樹脂と顔料とポリエチレンワックス等の分散剤とを混
練して着色剤組成物を調製しておき、成形の際に該着色
剤組成物と成形品の主な成形材料である樹脂とを混練し
て、樹脂中に顔料を均一に分散させる着色方法が工業的
に多く利用されている。該着色剤組成物は、樹脂中に染
顔料を高濃度で分散させたペレット状、板状、フレーク
状等の着色剤であり、マスターバッチと称されるもので
ある。なお、ポリエチレン系ワックス等の分散剤は、成
形品への顔料の分散性を良くするために必須成分として
配合されるものである。
【0005】しかし、樹脂として生分解性樹脂を用いた
場合は、生分解性樹脂と上記分散剤との相溶性が十分で
ないため、着色剤組成物中に顔料を高濃度で含有させる
ことができない。このため、生分解性樹脂の着色成形は
高コストになる。
【0006】これに対し、近年、様々な分散剤の検討が
なされており、有機顔料含有量が10%以下程度であれ
ば顔料を生分解性樹脂中に十分に分散させることが可能
で、成形品の外観も滑らかになるようなポリエチレン系
分散剤が報告されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該分散
剤を用いたとしても、着色剤組成物の顔料含有量は10
%以下と依然として低いため、高着色濃度の用途には使
用できない。
【0008】従って、本発明の目的は、高濃度の顔料を
生分解性樹脂成形品中に均一に分散させることができ、
得られた成形品は表面の着色が均一で且つ表面状態が滑
らかになる着色剤組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意検討を行った結果、脂肪族ポリエステル
系生分解性樹脂、顔料、ポリエーテル系添加剤及びワッ
クス系分散剤を特定の配合量で含む着色剤組成物によれ
ば、低濃度は無論のこと高濃度の顔料まで生分解性樹脂
成形品中に均一に分散させ、得られた成形品は表面の着
色が均一で且つ表面状態が滑らかになることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明は、脂肪族ポリエステル
系生分解性樹脂(A)30〜99.97重量%、顔料
(B)0.01〜60重量%、ポリエーテル系添加剤
(C)0.01〜40重量%及びワックス系分散剤
(D)0.01〜40重量%を含むことを特徴とする着
色剤組成物を提供するものである。
【0011】また、本発明は、前記着色組成物と前記脂
肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)とを混練後、成
形して得られることを特徴とする着色樹脂成形品を提供
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に詳述す
る。本発明で用いられる脂肪族ポリエステル系生分解性
樹脂(A)としては、例えば、ポリ乳酸、ポリカプロラ
クトン、脂肪族ジカルボン酸と多価アルコールとから得
られるポリエステル、及び微生物により生産された脂肪
族ポリエステル等が挙げられる。
【0013】脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂の具体
例としては、昭和高分子株式会社製や日本触媒株式会社
製のポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネ
ート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、三井化
学株式会社製、カーギル株式会社製や島津株式会社製の
ポリ乳酸、ダイセル化学株式会社製のポリカプロラクト
ン、モンサント社製のポリ(3−ヒドロキシ酪酸−CO
−3−ヒドロキシ吉草酸)(P(3HB−3HV))や
ポリ(3−ヒドロキシ酪酸−CO−4−ヒドロキシ酪
酸)(P(3HB−4HB))やポリ(3−ヒドロキシ
酪酸−CO−3−ヒドロキシプロピオネート)(P(3
HB−3HP))等が挙げられる。
【0014】本発明で用いられる脂肪族ポリエステル系
生分解性樹脂(A)は、重量平均分子量Mwが通常20
000以上、好ましくは40000以上、さらに好まし
くは50000〜300000である。該重量平均分子
量Mwが該範囲内にあると、加工性が良好であるため好
ましい。上記脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)
は、1種で又は2種以上組み合わせて用いることができ
る。
【0015】本発明で用いられる顔料(B)としては、
特に限定されず公知の顔料が挙げられ、例えば、アゾ
系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ジオキサジン
系、ペリレン系、イソインドリノン系等の各有機顔料;
酸化チタン、ベンガラ、丹、カーボンブラック等の無機
顔料が挙げられる。上記顔料(B)は1種で又は2種以
上組み合わせて用いることができる。
【0016】本発明で用いられるポリエーテル系添加剤
(C)としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール及びポリテトラメチレングリコ
ール等が挙げられる。このうち、ポリエチレングリコー
ル又はポリプロピレングリコールは、生分解性を有し、
加工性も優れているため好ましい。特に、数平均分子量
Mn200〜10000、比重0.88〜1.20の低
分子量ポリエチレングリコールは生分解性に優れるため
さらに好ましい。上記ポリエーテル系添加剤(C)は1
種で又は2種以上組み合わせて用いることができる。本
発明においては、ポリエーテル系添加剤(C)を特定量
配合してワックス系分散剤(D)と併用することによ
り、生分解性樹脂(A)への顔料(B)の分散性を改善
すると共に、生分解性樹脂(A)、顔料(B)及びワッ
クス系分散剤(D)と混練して着色剤組成物を調製する
際に混練物のベントアップによる加工性の低下を防ぐこ
とができる。ここでベントアップとは、混練の際に空気
やガスを抜くための溝又は穴であるベントに、溶融樹脂
が漸次蓄積され盛り上がってくる現象であり、ベントア
ップが発生するとベント効果が減少し樹脂の吐出量が減
少する等の不具合を生じるため好ましくない。
【0017】本発明で用いられるワックス系分散剤
(D)としては、例えば、ポリエチレン系ワックス(D
1)、脂肪酸エステル系ワックス(D2)等が挙げられ
る。ポリエチレン系ワックス(D1)としては、例え
ば、スチレンモノマーグラフトタイプの変性型ポリエチ
レン系ワックスが挙げられる。なお、スチレンモノマー
グラフトタイプの変性型ポリエチレン系ワックスとは、
主鎖がポリエチレンからなり一部がスチレンモノマーで
グラフト変性されているものをいう。
【0018】該スチレンモノマーグラフトタイプの変性
型ポリエチレン系ワックスは、生分解性を有するという
観点から数平均分子量Mn300〜5000、比重0.
88〜1.1の変性型低分子量ポリエチレン及びこれら
の誘導体が好ましく、より顕著な生分解性を有するとい
う観点から数平均分子量Mn400〜4200、比重
0.90〜1.1の構造中に導入官能基を有する変性型
低分子量ポリエチレン及びこれらの誘導体がさらに好ま
しい。このように、数平均分子量Mn約5000未満の
ポリエチレンが生分解性を有することは、例えば、Hoso
ya,H.:Agric Biol, chem.,42, 1545(1978)や
大武等、日本ゴム協誌67, 448(1994)等複数の
研究者より報告されているものである。
【0019】ただし、ポリエチレン系ワックスの分子量
が300未満であると顔料(B)との分散性や生分解性
には優れるものの加工性に劣るため好ましくない。ま
た、該分子量が5000を越えるとポリエチレンが実質
的に生分解しないため好ましくない。なお、該分子量が
5000を越える場合でもポリエチレンは生分解性を有
するという文献もみられるが、例えば、大武義人、小林
智子等、日本ゴム協誌66、756(1993)等に開示
されるように、その生分解速度は極端に遅いため、実質
的に生分解しないものとみなしうるものである。また、
スチレンモノマーグラフトタイプの変性型ポリエチレン
系ワックスは、グラフト量が20〜70%であることが
好ましい。
【0020】脂肪酸エステル系分散剤(D2)として
は、脂肪酸とモノアルコール又は多価アルコールとのエ
ステル、あるいはこれらの混合物が挙げられる。具体的
には、モンタン酸エステル系ワックス、キヤンデリラワ
ックス、カルナウバワックス、ライスワックス等が挙げ
られる。ここで、モンタン酸エステル系ワックスとは、
モンタン酸エステル単独のものに加え、モンタン酸エス
テル及びモンタン酸のアルカリ金属塩の混合物を含む意
味を示す。このうち、炭素数2〜8個の一価又は多価ア
ルコール成分からなるモンタン酸エステルは、顔料
(B)の分散性が良好であるため好ましい。モンタン酸
エステル系ワックスのうち、特に好ましい例としてはモ
ンタン酸ワックスを炭素数3〜6個の一価又は多価アル
コールと反応させて得られるモンタン酸エステルワック
スや該エステルワックスの部分ケン化物等が挙げられ
る。
【0021】また、脂肪酸エステル系分散剤(D2)
は、融点が20℃〜150℃のものが好ましい。該融点
が20℃未満であると取り扱いが難しいため、また15
0℃を越えると顔料(B)の分散能力に劣るためそれぞ
れ好ましくない。上記ワックス系分散剤(D)は、1種
で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
【0022】本発明に係る着色剤組成物は、脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂(A)30〜99.97重量
%、顔料(B)0.01〜60重量%、ポリエーテル系
添加剤(C)0.01〜40重量%及びワックス系分散
剤(D)0.01〜40重量%を含むものであり、特に
高濃度の顔料を着色樹脂成形品中に配合させる場合に
は、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)30〜8
9.98重量%、顔料(B)10〜60重量%、ポリエ
ーテル系添加剤(C)0.01〜40重量%及びワック
ス系分散剤(D)0.01〜40重量%を含むものが好
適である。配合量が上記範囲外であると、顔料(B)が
生分解性樹脂(A)中に均一に分散されないことによ
り、着色樹脂成形品の外観の着色状態が均一にならず、
表面形状が滑らかにならないため好ましくない。
【0023】本発明に係る着色剤組成物は、上記脂肪族
ポリエステル系生分解性樹脂(A)、顔料(B)、ポリ
エーテル系添加剤(C)及びワックス系分散剤(D)を
混合して得られるものであるがこれらの混合の順序は特
に限定されない。しかし、着色剤組成物を、顔料
(B)、ポリエーテル系添加剤(C)及びワックス系分
散剤(D)の混練物と、脂肪族ポリエステル系生分解性
樹脂(A)とを混練して得られる着色剤マスターバッチ
とすると、顔料の分散性が良好となるため好ましい。こ
こで、着色剤マスターバッチとは、脂肪族ポリエステル
系生分解性樹脂(A)の着色樹脂成形品を作製する際
に、該樹脂脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)と
の混練前に、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
(A)、顔料(B)、ポリエーテル系添加剤(C)及び
ワックス系分散剤(D)を配合して得られる着色剤組成
物である。従って、該着色剤マスターバッチは、例え
ば、まず、顔料(B)とポリエーテル系添加剤(C)お
よびワックス系分散剤(D)とを加熱下、例えば60℃
〜180℃の温度下に、三本ロールミルを用いて混練
し、次いで、得られた混練物を合成脂肪族ポリエステル
系生分解性樹脂(A)とともに押出機等で溶融混練する
ことにより得られる。着色剤マスターバッチの形態とし
ては、特に限定されないが、例えば、ペレット状、板
状、フレーク状等が挙げられる。
【0024】なお、本発明に係る着色剤組成物は、上記
成分以外に他の任意の成分、例えば、滑剤、帯電防止
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じ
て添加されていてもよい。
【0025】本発明に係る着色樹脂成形品は、上記着色
剤組成物と脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)と
を混練後、成形して得られる。具体的には、例えば、着
色剤組成物と脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)
とを120℃〜250℃で混練した後、各種の押出機、
射出成形機等を用いて、射出成形やインフレーション成
形等を行うことにより、板状やフイルム状等に成形する
方法が挙げられる。成形加工の際、上記着色剤組成物は
顔料を高濃度に含んだ場合でも脂肪族ポリエステル系生
分解性樹脂(A)中に十分に分散するため、得られた成
形品中に顔料が均一に分布すると共に、成形品の表面が
滑らかになる。
【0026】本発明に係る着色樹脂成形品は、通常、脂
肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)85〜99.9
97重量%、顔料(B)0.001〜5重量%、ポリエ
ーテル系添加剤(C)0.001〜5重量%及びワック
ス系分散剤(D)0.001〜5重量%を含む。また、
該着色樹脂成形品は、好ましくは、脂肪族ポリエステル
系生分解性樹脂(A)90〜99.85重量%、顔料
(B)0.05〜5重量%、ポリエーテル系添加剤
(C)0.05〜5重量%及びワックス系分散剤(D)
0.05〜5重量%を含む。また、該着色樹脂成形品
は、さらに好ましくは脂肪族ポリエステル系生分解性樹
脂(A)95〜99.78重量%、顔料(B)0.1〜
2重量%、ポリエーテル系添加剤(C)0.06〜2重
量%及びワックス系分散剤(D)0.06〜2重量%を
含む。また、ワックス系分散剤(D)の含有量は上記範
囲内であっても、生分解性の観点からできるだけ少量で
あることが好ましい。
【0027】本発明に係る着色剤組成物は、例えば、脂
肪族ポリエステル系生分解性樹脂の成形品を着色する原
料として使用できる。また、本発明に係る着色樹脂成形
品は、例えば、日常の家庭生活における各種製品に広く
使用できる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げ、比較例と比較
しながら本発明を詳述する。なお、これは単に例示であ
って本発明を制限するものではない。
【0029】本発明の実施例及び比較例で用いた樹脂及
び添加剤等は、以下のとおりである。 ・脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂:ポリブチレンサ
クシネート、重量平均分子量Mw100000 ・ポリエチレングリコールA:数平均分子量Mn600
0、比重1.08 ・ポリエチレングリコールB:数平均分子量Mn400
0、比重1.09 ・ポリプロピレングリコールC:数平均分子量Mn60
00、比重1.05 ・ポリプロピレングリコールD:数平均分子量Mn40
00、比重1.04 ・ポリエチレン系ワックス:スチレンでグラフト変性さ
れた低分子量ポリエチレン、グラフト量60%、数平均
分子量Mn1500、比重1.0 ・脂肪族エステル系ワックス:モンタン酸エステルワッ
クス、融点83℃
【0030】実施例1 表1に示すように、銅フタロシアニングリーン25.0
重量部、ポリエチレングリコールA20.0重量部及び
ポリエチレン系ワックス5.0重量部を5インチの三本
ロールミルを用いて、60℃〜120℃で混練した。得
られた混練物50重量部と、脂肪族ポリエステル系生分
解性樹脂50重量部とを10リットルのヘンシェルミキ
サーで充分に混合した後、スクリュー径30mmの押出機
を用いて140℃〜230℃で押出し混練造粒し、φ3
mm×長さ3mmの円柱状着色剤マスターバッチを得た。着
色剤マスターバッチの混練時の加工性の良否を評価し
た。結果を表1に示す。
【0031】実施例2 表1に示すように、モノアゾ系エロー30.0重量部、
ポリエチレングリコールB24.0重量部及び脂肪族エ
ステル系ワックス6.0重量部を5インチの三本ロール
ミルを用いて、60℃〜120℃で混練した。得られた
混練物60重量部と、脂肪族ポリエステル系生分解性樹
脂40重量部とを10リットルのヘンシェルミキサーで
充分に混合した後、スクリュー径30mmの押出機を用
い、140℃〜170℃で混練造粒し、φ3mm×長さ3
mmの円柱状着色剤マスターバッチを得た。着色剤マスタ
ーバッチの混練時の加工性の良否を実施例1と同様に評
価した。結果を表1に示す。
【0032】実施例3 表1に示すように、複合酸化物系エロー25.0重量
部、ポリプロピレングリコールC20.0重量部及び脂
肪族エステル系ワックス5.0重量部を5インチの三本
ロールミルを用い、60℃〜120℃で混練した。得ら
れた混練物50重量部と脂肪族ポリエステル系生分解性
樹脂50重量部とを10リットルのヘンシェルミキサー
で充分に混合した後、スクリュー径30mmの押出機を用
い、140℃〜170℃で混練造粒し、φ3mm×長さ3
mmの円柱状着色剤マスターバッチを得た。着色剤マスタ
ーバッチの混練時の加工性の良否を実施例1と同様に評
価した。結果を表1に示す。
【0033】実施例4 表1に示すように、酸化チタン30.0重量部、ポリプ
ロピレングリコールD24.0重量部及びポリエチレン
系ワックス6.0重量部を5インチの三本ロールミルを
用いて、60℃〜120℃で混練した。得られた混練物
60重量部と脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂40重
量部とを10リットルのヘンシェルミキサーで充分に混
合した後、スクリュー径30mmの押出機を用い、140
℃〜170℃で混練造粒し、φ3mm×長さ3mmの円柱状
着色剤マスターバッチを得た。着色剤マスターバッチの
混練時の加工性の良否を実施例1と同様に評価した。結
果を表1に示す。
【0034】
【表1】 ※表中の配合量の単位は(重量部)である。
【0035】実施例5 実施例1の着色剤マスターバッチ5重量部を脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂100重量部と混合し、型締め
圧力50トンの射出成形機を用いて、160℃〜180
℃で成形加工し、50mm×60mm×2mmの着色された成
形板を得た。この成形板について目視で顔料の分散性及
び外観を観察した。結果を表2に示す。なお、表2中、
○印は成形表面が均一で滑らかであることを意味する。
表2から明らかなように、実施例5の成形板は顔料分散
状態が良好であって、均一に着色され、かつ成形品外観
も成形表面が均一で滑らかであり、良好であった。
【0036】実施例6 実施例2の着色剤マスターバッチ5重量部を脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂100重量部と混合し、スクリ
ュー径30mmのインフレーション装置を用い、160℃
〜190℃で成形加工し、厚さ50μの着色されたフイ
ルムを得た。このフイルムを目視で顔料の分散性及び外
観について観察した。結果を表2に示す。表2から明ら
かなように、実施例6のフイルムは均一に着色され、か
つ、フイルム表面が均一で滑らかであった。
【0037】実施例7 実施例3の着色剤マスターバッチ5重量部を脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂100重量部と混合し、型締め
圧力50トンの射出成形機を用いて、160℃〜180
℃で成形加工し、50mm×60mm×2mmの着色された成
形板を得た。この成形板について目視で顔料の分散性お
よび外観を観察し、結果を表2に示す。表2から明らか
なように、実施例7の成形板は顔料分散状態が良好であ
って、均一に着色され、かつ成形品外観も成形表面が均
一で滑らかであり、良好であった。
【0038】実施例8 実施例4の着色剤マスターバッチ5重量部を脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂100重量部と混合し、スクリ
ュー径30mmのインフレーション装置を用い、160℃
〜190℃で成形加工し、厚さ50μの着色されたフイ
ルムを得た。このフイルムを目視で顔料の分散性および
外観について観察した。結果を表2に示す。表2から明
らかなように、実施例8のフイルムは均一に着色され、
かつ、フイルム表面が均一で滑らかであった。
【0039】
【表2】 *1 A:射出成形法 *2 B:インフレーション成形法
【0040】比較例1 表3に示すように、銅フタロシアニングリーン25.0
重量部及び脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂75重量
部を10リットルのヘンシェルミキサーで充分に混合し
た後、スクリュー径30mmの押出機を用い、140℃〜
170℃で混練造粒し、φ3mm×長さ3mmの円柱状着色
剤マスターバッチを得た。着色剤マスターバッチの混練
時の加工性の良否を実施例1と同様に評価した。結果を
表3に示す。
【0041】比較例2 表3に示すように、モノアゾ系エロー30.0重量部、
及びポリエチレン系ワックス30.0重量部を5インチ
の三本ロールミルを用いて、60℃〜120℃で混練し
た。この混合物60重量部と脂肪族ポリエステル系生分
解性樹脂40重量部とを10リットルのヘンシェルミキ
サーで充分に混合した後、スクリュー径30mmの押出機
を用い、160℃〜190℃で混練したが、ベントアッ
プが発生したため、加工性が悪く着色剤マスターバッチ
を得ることができなかった。結果を表3に示す。表3か
ら明らかなように、ポリエーテル系添加剤を含まない比
較例2の配合では加工性が悪く着色剤マスターバッチを
得ることができない。
【0042】比較例3 表3に示すように、モノアゾ系エロー30.0重量部、
ポリエチレングリコール30.0重量部を5インチの三
本ロールミルを用いて、60℃〜120℃で混練した
が、混合物がロールに接着したため、加工性が悪く着色
剤マスターバッチを得ることができなかった。結果を表
3に示す。表3から明らかなように、ワックス系分散剤
を含まない比較例3の配合では加工性が悪く着色剤マス
ターバッチを得ることができない。
【0043】
【表3】 ※表中の配合量の単位は(重量部)である。 *1 ベントアップが発生したため、着色樹脂組成物は
得られなかった。 *2 混合物がロールに接着したため、着色樹脂組成物
は得られなかった。
【0044】比較例4 比較例1の着色剤マスターバッチ5重量部を脂肪族ポリ
エステル系生分解性樹脂100重量部と混合し、型締め
圧力50トンの射出成形機を用い、160℃〜180℃
で成形加工し、50mm×60mm×2mmの着色された成形
板を得た。この成形板を目視で顔料の分散性および外観
について観察した。結果を表4に示す。なお、表4中、
×印は成形表面がざらついていることを意味する。表4
から明らかなように、ポリエーテル系添加剤およびワッ
クス系分散剤を含まない比較例4の成形板は顔料の粗大
粒子が多数残って、顔料分散状態が悪く、かつ、成形表
面もざらつき、均一で滑らかではなかった。
【0045】
【表4】 *1 射出成形法 *2 顔料の粗大粒子が多数残存
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る着色剤組成
物は脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂、顔料、ポリエ
ーテル系添加剤及びワックス系分散剤を所定の比率で含
むものであるから、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
の成形加工の際に配合しても、高濃度の顔料が生分解性
樹脂中に均一に分散される。このため、該着色剤組成物
を用いて得られる本発明に係る着色樹脂成形品は、表面
が均一で滑らかとなることから、成形外観が良好であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 51/06 C08L 51/06 67/04 67/04 71/00 71/00 Z 71/02 71/02 91/06 91/06 (72)発明者 山下 緑弥 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 Fターム(参考) 4F070 AA47 AC75 AC76 AC84 AC94 AE04 AE14 FA03 FA17 FB04 4F071 AA15 AA15X AA22X AA43 AA51 AA71 AA77 AE09 AE18 AF52 AF53 AH19 BB05 BB09 BC01 BC03 4J002 AE03Y BB03Y BN03Y CF03W CF18W CF19W CH02X DA016 DE116 DE136 DE156 FD096 FD31X FD31Y GC00 4J026 AA12 AC33 BA05 BB01 GA09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
    (A)30〜99.97重量%、顔料(B)0.01〜
    60重量%、ポリエーテル系添加剤(C)0.01〜4
    0重量%及びワックス系分散剤(D)0.01〜40重
    量%を含むことを特徴とする着色剤組成物。
  2. 【請求項2】 脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
    (A)30〜89.98量%、顔料(B)10〜60重
    量%、ポリエーテル系添加剤(C)0.01〜40重量
    %及びワックス系分散剤(D)0.01〜40重量%を
    含むことを特徴とする着色剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
    (A)が、重量平均分子量Mw20000以上であっ
    て、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、又は脂肪族ジカル
    ボン酸と多価アルコールとから得られるポリエステルで
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の着色剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記ポリエーテル系添加剤(C)がポリ
    エチレングリコール又はポリプロピレングリコールであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の
    着色剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記ポリエチレングリコールが数平均分
    子量Mn200〜10000、比重0.88〜1.20
    の低分子量ポリエチレングリコールであることを特徴と
    する請求項4記載の着色剤組成物。
  6. 【請求項6】 前記ワックス系分散剤(D)がポリエチ
    レン系ワックス(D1)又は脂肪族エステル系ワックス
    (D2)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項記載の着色剤組成物。
  7. 【請求項7】 前記ポリエチレン系ワックス(D1)
    が、スチレンモノマーグラフトタイプの変性型ポリエチ
    レン系ワックスであることを特徴とする請求項6記載の
    着色剤組成物。
  8. 【請求項8】 前記脂肪族エステル系ワックス(D2)
    がモンタン酸エステル系ワックスであることを特徴とす
    る請求項6記載の着色剤組成物。
  9. 【請求項9】 上記着色剤組成物が、顔料(B)、ポリ
    エーテル系添加剤(C)及びワックス系分散剤(D)の
    混練物と、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂(A)と
    を混練して得られる着色剤マスターバッチであることを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の着色剤組
    成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載の着
    色組成物と前記脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
    (A)とを混練後、成形して得られることを特徴とする
    着色樹脂成形品。
  11. 【請求項11】 脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂
    (A)85〜99.997重量%、顔料(B)0.00
    1〜5重量%、ポリエーテル系添加剤(C)0.001
    〜5重量%及びワックス系分散剤(D)0.001〜5
    重量%を含むことを特徴とする請求項10記載の着色樹
    脂成形品。
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