JP2002177825A - 静電塗布装置、静電塗布方法、および平版印刷原版のマット化方法 - Google Patents

静電塗布装置、静電塗布方法、および平版印刷原版のマット化方法

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JP2002177825A
JP2002177825A JP2000380124A JP2000380124A JP2002177825A JP 2002177825 A JP2002177825 A JP 2002177825A JP 2000380124 A JP2000380124 A JP 2000380124A JP 2000380124 A JP2000380124 A JP 2000380124A JP 2002177825 A JP2002177825 A JP 2002177825A
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rotary atomizing
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auxiliary electrode
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Toru Onogawa
徹 小野川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料滴の被塗布物への到達効率が高く、
前記塗料滴が静電塗布装置等に付着しない静電塗布装置
・方法と平版印刷原版マット化方法の提供。 【解決手段】 一端に向かって拡大し、軸線の回りに回
転可能なするベル状であり、塗料を霧化させて塗料滴を
形成し、前記塗料滴を付着させる被塗布物に対して正ま
たは負に前記塗料滴を帯電させ、大径側開口端から前記
被塗布物に向かって前記塗料滴を放出して霧化流を形成
する回転霧化頭(2A)と、前記回転霧化頭(2A)を回転させ
る駆動部(4)と、前記回転霧化頭(2A)における大径側開
口部よりも、前記霧化流の方向に対して上流側に位置
し、前記塗料滴と同一の極性の電圧を印加した補助電極
(6)とを備える静電塗布装置、静電塗布方法、前記静電
塗布装置を用いた平版印刷原版のマット化方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電塗布装置およ
び静電塗布方法に関し、特に、回転霧化頭を有する静電
塗布装置において、被塗布物における塗布面に、塗料滴
を効果的に付着させることができ、前記塗装滴が前記静
電塗布装置およびその周囲に付着することを効果的に防
止できる静電塗布装置に関する。
【0002】本発明は、更に、平版印刷原版のマット化
方法に関し、特に、前記静電塗布装置を用いて水溶性樹
脂の水溶液の滴を付着させることにより、半球状の小突
起であるマットを感光層の全面に多数形成する平版印刷
原版のマット化方法に関する。
【0003】
【従来の技術】アルミニウム板の少なくとも一方の面を
粗面化した平版印刷版用支持体の粗面化面上に感光層を
形成した平版印刷原版における感光層の全面に、(メ
タ)アクリル酸メチル/アクリル酸エチル/(メタ)ア
クリル酸ソーダ共重合体のような水溶性の樹脂からなる
略半球状の小突起を多数形成するマット化と称する工程
が、近年、広く行なわれている。
【0004】前記マット化においては、一端に向かって
拡大するベル状であり、軸線の回りに回転可能な回転霧
化頭と、前記回転霧化頭を回転させるモータと、前記回
転霧化頭を帯電させる高電圧回路とを有する静電塗布装
置を用い、前記平版印刷原版をアースするか、正または
負に帯電させ、前記回転霧化頭から、前記平版印刷原版
とは反対の極性に帯電した前記樹脂の水溶液の滴を放出
し、前記滴を前記感光層の表面に付着させて乾燥させる
方法が広く行われている。
【0005】しかし、前記マット化工程において、前記
回転霧化頭は、毎分40,000回転もの高速で回転す
るので、内部が減圧され、前記回転霧化頭の周囲に気流
の乱れが生じる。
【0006】したがって、前記回転霧化頭から放出され
た前記滴のかなりの部分が前記感光層に到達せず、前記
静電塗布装置およびその周囲に付着するので、前記静電
塗布装置を頻繁に停止して清掃する必要があった。
【0007】前記問題を解決すべく、特開平6−202
339号公報において、「大径部を開口端とするベル状
ないしカップ形の回転体からなり前記回転体の回転軸を
中心に回転する回転霧化部と、前記回転霧化部を回転さ
せる駆動部と、前記開口端から後退して設けられかつ霧
化流方向に開口する保湿気体供給孔から成り、前記回転
軸を中心としかつ前記開口端と同等以上の径とする環状
に前記保湿気体供給孔を配置することを特徴とする回転
霧化装置」が提案された(前記公開特許公報の「請求項
2」)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記回
転霧化装置も、前記問題の解決においては充分ではなか
った。
【0009】本発明は、前記事実に鑑み、回転霧化頭か
ら放出された塗料滴の被塗布物への到達効率が高く、前
記塗料滴が静電塗布装置およびその周囲に付着すること
のない静電塗布装置、静電塗布方法、および前記静電塗
布装置を用いて平版印刷原版の感光層の全面に小突起を
多数形成する平版印刷原版のマット化方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一端に向かって拡大するベル状であって軸線の回り
に回転可能であり、塗料を霧化させて塗料滴を形成し、
前記塗料滴を付着させようとするシート状または板状の
被塗布物に対して正または負に前記塗料滴を帯電させ、
大径側開口端から前記被塗布物に向かって前記塗料滴を
放出して霧化流を形成する回転霧化頭と、前記回転霧化
頭を回転させる駆動部と、前記回転霧化頭における大径
側開口部よりも、前記霧化流の方向に対して上流側に位
置し、しかも前記塗料滴の電荷と同一の極性の電圧を印
加してなる補助電極とを備えてなる静電塗布装置に関す
る。
【0011】前記静電塗布装置においては、前記回転霧
化頭における大径側開口端よりも、前記霧化流の方向に
対して上流側に補助電極を設け、前記回転霧化頭だけで
なく、前記補助電極にも同一の極性の電圧を印加してい
るから、前記回転霧化頭と前記被塗布物との間の電場と
同一方向の電圧勾配を有する電場が、前記補助電極と前
記被塗布物との間にも形成される。
【0012】したがって、前記塗料滴は、前記回転霧化
頭と前記被塗布物との間の電場からのクーロン力だけで
なく、前記補助電極と前記被塗布物との間の電場からの
クーロン力をも受けて前記被塗布物に向かって飛行す
る。
【0013】故に、静電塗布装置を塗装ブースに収容し
た場合においても、前記塗料滴が、前記被塗布物に向か
う方向から反れて前記静電塗布装置の後半部分、床面、
および塗装ブースの内壁に付着することが殆どない。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記被塗布物が
連続した帯状体であり、前記回転霧化頭の大径側開口端
から所定の距離だけ隔てて長手方向に沿って搬送される
静電塗布装置に関する。
【0015】前記静電塗布装置は、感光層の表面にマッ
トを形成する前の平面印刷原版のように連続した帯状体
の形態を有する被塗布物のマット化処理に、好ましく使
用される。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記回転霧化頭
における霧化流の形成時において、前記被塗布物から前
記補助電極までの距離が、前記被塗布物から前記回転霧
化頭の大径側開口端までの距離の1〜2倍になるように
前記補助電極が配置される静電塗布装置に関する。
【0017】前記静電塗布装置においては、前記補助電
極と被塗布物との間に形成される電場が強く、しかも均
一であるから、前記塗料滴は、前記被塗布物に向かって
強く引き付けられる。したがって、静電塗布装置および
その周辺に付着する塗料滴は特に少ない。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記回転霧化頭
における霧化流の形成時において、前記補助電極が、前
記被塗布物に対して平行に配置される静電塗布装置に関
する。
【0019】前記静電塗布装置においては、前記塗料滴
が、前記被塗布物に特に均一な密度で付着する。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記補助電極に
おける前記被塗布物の搬送方向に対して直角な方向の寸
法が、前記被塗布物の幅の1/3倍〜1倍である静電塗
布装置に関する。
【0021】前記静電塗布装置は、帯状連続体の形態を
有する被塗布物に塗料滴を付着させるのに特に好適に使
用できる。
【0022】請求項6に記載の発明は、前記補助電極が
板状体である静電塗布装置に関する。
【0023】前記静電塗布装置は、補助電極の作製が特
に容易であり、また、補助電極から被塗布物に向かう電
場の均一性が特に高い。
【0024】請求項7に記載の発明は、前記補助電極が
網状体である静電塗布装置に関する。
【0025】前記静電塗布装置は、補助電極が軽量化で
きるという特長を有する。
【0026】請求項8に記載の発明は、前記補助電極
が、前記被塗布物の幅方向に沿って伸びる棒状体である
静電塗布装置に関する。
【0027】前記静電塗布装置は、連続した帯状体の形
態を有する被塗布物に塗料を塗布するのに好適に使用さ
れ、また、補助電極の構成が特に簡略化できるという特
長を有する。
【0028】請求項9に記載の発明は、前記霧化流の周
囲に沿って前記回転霧化頭から前記被塗布物に向かう方
向に気体を噴出する気体噴出装置を有する静電塗布装置
に関する。
【0029】前記静電塗布装置においては、回転霧化頭
から放出された塗料滴は、前記回転霧化頭および保持電
極と被塗布物との間に形成される電場だけでなく、前記
霧化流の周囲を流れる気流によっても被塗布物に向かっ
て誘導されるから、前記塗料滴は、特に効果的に、被塗
布物に誘導される。
【0030】したがって、前記塗料滴が静電塗布装置お
よびその周辺に付着する塗料滴は特に少ない。
【0031】請求項10に記載の発明は、一端に向かっ
て拡大するベル状であって軸線の回りに回転可能に形成
されてなる回転霧化頭において、塗料を霧化させて塗料
滴にすると同時に、前記塗料滴を付着させようとするシ
ート状または板状の被塗布物に対して正または負に前記
塗料滴を帯電させて前記回転霧化頭の大径側開口端から
前記被塗布物に向かって放出し、前記被塗布物に向かう
塗料滴の流れである霧化流を形成する回転霧化工程を備
えてなり、前記回転霧化工程において、前記霧化流の方
向に対して前記回転霧化頭における大径側開口部よりも
上流側から前記被塗布物に向かって、前記塗料滴が前記
被塗布物に向かう方向の電気力を受けるように電場を形
成することを特徴とする静電塗布方法に関する。
【0032】前記静電塗布方法によれば、前記塗料滴
は、前記回転霧化頭および保持電極と被塗布物との間に
形成された電場によって被塗布物に向かって誘導される
から、前記塗料滴の被塗布物への付着効率が高く、前記
塗料滴が静電塗布装置およびその周辺に付着する度合い
は少ない。
【0033】請求項11に記載の発明は、アルミニウム
板の少なくとも一方の面を粗面化し、前記粗面化面上に
感光層を形成してなる平版印刷原版における感光層の表
面に、前記請求項1〜9の何れか1項に記載の静電塗布
装置によって水溶性ビニル系樹脂の水溶液の滴を付着さ
せて、半球状の小突起を感光層の全面に多数形成するマ
ット処理を施すことを特徴とする平版印刷原版のマット
化方法に関する。
【0034】前記方法によりマット化された平版印刷原
版においては、半球状であり、大きさの均一な小突起
が、均一な密度で感光層の表面に付着するから、高品質
なマット化面が得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】1.実施形態1 本発明に係る静電塗布装置の一例を図1に示す。
【0036】図1は、実施形態1に係る静電塗布装置1
00を、帯状に連続し、長手方向に沿って搬送される平
版印刷原版Pの感光層Psに塗料滴を噴霧して感光層P
sの全面に半球状の小突起を形成することにより、感光
層Psをマット化するのに使用した例を示す。静電塗布
装置100は、また、各種金属製品の静電塗装にも使用
できる。
【0037】静電塗布装置100は、一端に向かって拡
大するベル状であり、軸線の回りに回転可能に形成され
た回転霧化頭2Aを有する回転霧化部2と、前記回転霧
化部2を回転させる円柱状のエアモータ4と、エアモー
タ4を挟んで回転霧化部2とは反対側、言い替えればエ
アモータ4の後方に設けられた補助電極板6とを備え
る。回転霧化頭2Aの大径側開口端は、平版印刷原版P
の感光層Psに向かって開口している。エアモータ4お
よび補助電極板6は、それぞれ本発明の静電塗布装置に
おける駆動部と補助電極とに相当し、平版印刷原版P
は、被塗布物に相当する。なお、静電塗布装置100に
おいては、エアモータ4に代えて各種電気モータを使用
してもよい。
【0038】平版印刷原版Pは、図1に示すように、感
光層Psが垂直に、しかも回転霧化頭2Aにおける大径
側開口端までの距離dが一定になるように保持された状
態で、水平方向、言い替えれば図1において紙面の手前
側から向こう側に向かう方向、または前記方向とは反対
の方向に搬送される。前記距離dは、回転霧化部2の大
径側開口端から平版印刷原版Pが搬送される面である搬
送面Tまでの距離と言い替えることもできる。なお、平
版印刷原版Pは、感光層Psが水平に保持された状態で
搬送してもよい。
【0039】なお、被塗布物には、平版印刷原版Pのほ
か、予め所定の寸法に裁断された枚葉状の平版印刷原版
も包含される。更に、静電塗布装置100は、前述のよ
うに静電塗装にも使用できるから、前記被塗布物には、
静電塗装しようとする金属製品も包含される。
【0040】静電塗布装置100においては、回転霧化
部2は、1個だけであっても良く、2個以上設けられて
いてもよい。回転霧化部2を2個以上設ける場合には、
回転霧化部2のそれぞれにエアモータ4を設けてもよ
く、1台のエアモータ4を複数の回転霧化部2で共用し
てもよい。回転霧化部を2個以上設ける場合には、感光
層Psの幅方向、換言すれば、図1に示す例においては
上下方向に配置することが好ましい。
【0041】静電塗布装置100において前記マット化
に使用される塗料としては、水溶性ビニル系樹脂の水溶
液であるマット液が挙げられる。前記水溶性ビニル系樹
脂としては、具体的には、ポリ(メタ)アクリル酸また
はその水溶性塩、並びに(メタ)アクリル酸またはその
水溶性塩と、メタクリル酸メチルなどの(メタ)アクリ
ル酸エステル、スチレン、α−メチルスチレン等のアル
キル化スチレン、クロロスチレンなどのハロゲン化スチ
レン、およびジビニルベンゼンからなる群から選択され
た1種以上のビニル系モノマーとの共重合体である水溶
性ビニル共重合体が挙げられる。
【0042】前記マット液は水性であり、一方、感光層
Psを形成する感光性樹脂は、通常有機溶媒には溶解す
るが水には溶解しない。したがって、前記マット液は、
マット形成時において、感光層Psを形成する感光性樹
脂を溶かすことがない。また、前記マット液の滴が感光
層Psに付着して形成された小突起は、乾燥後には、感
光層Psに対して強い接着力を示し、また、強度か高い
から、露光前の真空引きにおいて、字や絵などの印刷画
像の形成された透明フィルムと感光層Psとの間に作用
する圧力によって前記小突起が潰れたり変形したりする
ことがない。更に、平版印刷原版Pの現像に使用される
現像液は、通常アルカリ性であり、前記水溶性ビニル系
樹脂は、アルカリ性溶液には容易に溶けるから、前記感
光層Psを露光後、現像するときに、未露光または露光
後の感光層とともに前記現像液に溶けて除去される点で
も好ましい。
【0043】なお、静電塗布装置100において金属製
品に静電塗装を行なう場合には、通常の静電塗装用の塗
料が使用できる。
【0044】補助電極板6は、長方形、正方形、円形、
多角形、または三角形の平面形状を有する板状であり、
図1に示すように、補助電極板6から搬送面Tまでの距
離Dが、前記距離dの2倍以内であり、しかも搬送面T
に対して平行になるように配設されている。
【0045】補助電極板6の図1における上下方向の
幅、すなわち平版印刷原版Pの搬送方向に対して直角方
向の幅、更に換言すれば平版印刷原版Pの幅方向に沿っ
た幅が平版印刷原版Pの幅の1/3以上であれば、平版
印刷原版Pの感光層Psを均一にマット化できるから好
ましい。
【0046】静電塗布装置100において枚葉状の平版
印刷原版をマット化する場合、および金属製品等の静電
塗装を行なう場合には、補助電極板6の面積は、前記平
版印刷原版の面積、または前記金属製品における被塗装
面の面積に対して1/10倍〜1倍の範囲が好ましい。
【0047】静電塗布装置100においては、補助電極
板6に代えて網状または棒状の補助電極を用いることが
できる。網状の補助電極を用いる場合には、補助電極板
6と同様、平版印刷原版Pの搬送方向に対して直角方向
に沿った幅が平版印刷原版Pの幅の1/3以上であるこ
とが好ましい。また、棒状の補助電極を用いる場合に
は、前記補助電極の本数は1本には限定されない。棒状
の補助電極を1本だけ設ける場合には、前記補助電極
は、平版印刷原版Pの搬送方向にに対して直角に設ける
ことが好ましく、長さは、平版印刷原版Pの幅の1/3
以上であることが好ましい。棒状の補助電極を2本以上
設ける場合には、前記補助電極を互いに平行に配設する
ことが好ましく、前記補助電極の方向は、平版印刷原版
Pの搬送方向に対して直角または平行であることが好ま
しい。
【0048】回転霧化部2の内部構造を図2に示す。図
1および図2に示すように、回転霧化部2は、平版印刷
原版Pの感光層Psに向かって円錐状に拡大する回転霧
化頭2Aと、回転霧化頭2Aにおける小径側端部におい
て、回転霧化頭2Aに連続する円筒状の円筒部2Bとを
有する。
【0049】円筒部2Bにおける回転霧化頭2Aに連続
する側とは反対側の端部には、半径方向に沿って外側に
伸びるフランジ2Cが形成されている。
【0050】エアモータ4の回転軸4Aは中空円筒状で
あり、回転霧化部2は、フランジ2Cが設けられた側の
末端において回転軸4Aに同心に固定されている。回転
軸4Aにおける回転霧化部2が固定される側の末端部に
はフランジ4Bが形成され、回転霧化部2は、フランジ
2Cにおいて、フランジ4Bにボルト(図示せず。)で
固定されている。
【0051】エアモータ4の回転軸4Aおよび回転霧化
部2における円筒部2Bの内側には、前記塗料を噴霧す
る細管である塗料噴射管8が、回転軸4Aおよび円筒部
2Bの軸線に沿って設けられている。円筒部2Bの内側
における回転霧化頭2A側の端部には、短円柱状乃至円
板状の噴霧滴受け体2Dが、円筒部2Bと同心に設けら
れている。噴霧滴受け体2Dは、ピン2Eによって円筒
部2Bの壁面に固定されている。ピン2Eは、等間隔に
2〜12本設けられていることが好ましい。塗料噴射管
8の先端は、噴霧滴受け体2Dの近傍に位置する。
【0052】噴霧滴受け体2Dにおける内側の面、言い
替えれば塗料噴射管8の先端に向かい合う側の面は、円
錐状に凹陥し、凹陥円錐面を形成している。前記凹陥円
錐面の頂角θは、60〜180°の範囲が好ましい。噴
霧滴受け体2Dにおける外側の面、言い替えれば前記内
側の面とは反対側に位置する面も円錐状に凹陥していて
もよい。前記外側の面が凹陥円錐面を形成する場合に
は、前記凹陥円錐面の頂角は、60〜240°の範囲が
好ましい。噴霧滴受け体2Dには、更に、軸線に沿って
細孔が穿設されていてもよい。
【0053】回転霧化部2の回転数、言い替えればエア
モータ4の回転数は、6,000〜40,000rpm
程度の範囲が、平版印刷原版Pの感光層Psの表面に形
成された小突起の大きさが過大にも過小にもならず、し
かも回転霧化部2などが遠心力で破壊することがない点
から好ましい。
【0054】静電塗布装置100においては、回転霧化
頭2Aと補助電極板6とに正または負の電圧を印加し、
平版印刷原版Pには、回転霧化頭2Aと補助電極板6と
に印加された電圧とは反対の極性を有する電圧を印加し
てもよく、また、平版印刷原版Pを接地し、回転霧化頭
2Aおよび補助電極板6のみに正または負の電圧を印加
してもよい。但し、これらの場合の何れにおいても、補
助電極6に印加する電圧の絶対値が、回転霧化頭2Aに
印加する電圧の絶対値と同一かまたは大きくなるように
すれば、回転霧化頭2Aから放出された塗装滴が補助電
極板6に向かって飛行することが防止できるから好まし
い。
【0055】また、回転霧化頭2Aに電圧を印加する代
りに、回転霧化部2全体に電圧を印加してもよい。ま
た、エアモータ4と回転霧化部2とが電気的に接続され
ている場合には、回転霧化頭2Aまたは回転霧化部2に
電圧を印加する代りに、エアモータ4に電圧を印加して
もよい。エアモータ4に電圧を印加する場合には、補助
電極6に印加する電圧の絶対値が、エアモータ4の電圧
の絶対値と同一かまたは大きくなるようにすることが、
同上の理由から好ましい。
【0056】但し、前記の場合の何れにおいても、平版
印刷原版Pと、回転霧化部2および補助電極板6との電
圧差は、本発明の効果を充分に達成する上からは、±3
0kV以上であることが好ましい。
【0057】静電塗布装置100の作用について以下に
説明する。
【0058】回転霧化頭2A、回転霧化部2、またはエ
アモータ4と補助電極板6とに所定の電圧を印加し、必
要に応じて平版印刷原版Pに前記電圧とは反対の極性の
電圧を印加し、エアモータ4を回転させつつ、塗料を塗
料噴射管8から噴霧滴受け体2Dに向かって噴射する
と、前記塗料は、回転霧化部2ととともに回転する噴霧
滴受け体2Dの円錐凹陥面において遠心力を受け、円筒
部2Bに向かって移動し、円筒部2Bにおいて均一な薄
膜を形成する。前記塗料の薄膜は、回転霧化頭2Aの内
壁面において更に均一な薄膜状になりながら、回転霧化
頭2Aの周縁部に向かって移動し、前記周縁部において
霧化されて塗料滴になり、飛散する。
【0059】前述のように、回転霧化頭2A、回転霧化
部2、またはエアモータ4には電圧が印加されているか
ら、前記塗料も、噴霧滴受け体2D、円筒部2B、およ
び回転霧化頭2Aの内壁面に沿って移動する間に、正ま
たは負に帯電するから、前記塗料滴も、回転霧化頭2A
における電圧と同一の極性に帯電する。
【0060】補助電極板6にも、回転霧化頭2Aにおけ
る電圧と極性が同一の正または負の電圧が印加されてい
るから、前記塗料滴は、平版印刷原版Pに引き付けられ
るだけでなく、補助電極板6により、平版印刷原版Pに
向かうクーロン力を受けて、図1において破線で示すよ
うに、回転霧化頭2Aの周縁部から平版印刷原版Pに向
かって飛行する。
【0061】したがって、静電塗布装置100において
は、図1に示すように、感光層Psが垂直に保持された
状態で平版印刷原版Pが搬送される場合においても、塗
料滴は、感光層Psに高い効率で、しかも均一に付着す
る。しかも、静電塗布装置100を塗装ブースに収容し
た場合においても、回転霧化頭2Aの周囲に補助電極板
6に向かう方向の渦流が発生することがないから、エア
モータ4の胴や塗装ブースの床面、内壁面などに塗料滴
が付着して汚れることが殆どない。
【0062】また、塗料滴は、回転霧化頭2Aから感光
層Psに向かって飛行する間に、半乾燥状態になるか
ら、感光層Psの表面には、大きさがほぼ同一である半
球状の突起が形成され、良好なマット面が得られる。
【0063】2.実施形態2 本発明に係る静電塗布装置の別の例について、図3に構
成の概略を示す。図3において、図1および図2と同一
の符号は、前記符号が図1および図2において示す要素
と同一の要素を示す。
【0064】実施形態2に係る静電塗布装置102は、
空気などの気体を、図3において矢印で示すように、回
転霧化頭2Aで霧化された塗料滴が形成する霧化流の周
囲に、平版印刷版Pに向かって噴出するリング状の気体
噴射ノズル10を有する。
【0065】エアモータ4は、気体噴射ノズル10の内
側に配置されている。
【0066】気体噴射ノズル10から噴射できる気体と
しては、空気のほか、窒素ガスなども挙げられる。前記
気体は、塗装滴が乾燥し過ぎるのを防止する目的で、相
対湿度が35〜70%になるように加湿してもよい。
【0067】気体噴射ノズル10に設けられ、前記気体
を噴射する気体噴射孔10Aは、図3に示す例において
は円形の孔であるが、気体噴射ノズル10の半径方向に
沿ったスリット状の孔、または気体噴射ノズル10の円
周方向に沿った円弧状の孔であってもよい。
【0068】静電塗布装置102は、気体噴射ノズル1
0を有する以外は、実施形態1に係る静電塗布装置10
0と同一の構成を有する。
【0069】静電塗布装置102においては、回転霧化
頭2Aから放出された塗料滴は、気体噴射ノズル10か
ら噴射された気体によって形成された気流だけでなく、
回転霧化頭2Aおよび保持電極板6と、平版印刷原版P
との間に形成された電場によっても平版印刷原版Pに向
かって誘導される。
【0070】したがって、気体噴射ノズル10からそれ
ほど強い気流を噴射しなくても良いから、回転霧化頭2
Aの近傍に強い渦流が形成されることがなく、したがっ
て、回転霧化頭2Aから放出された塗料滴によって静電
塗布装置102の周囲が汚れることがない。
【0071】3.実施形態3 本発明に係る静電塗布装置の別の例について、図4に構
成の概略を示す。図4において、図1および図2と同一
の符号は、前記符号が図1および図2において示す要素
と同一の要素を示す。
【0072】図4に示すように、実施形態3に係る静電
塗布装置104においては、補助電極板6に、円形の開
口部が設けられ、前記開口部にエアモータ4が嵌装され
ている。
【0073】静電塗布装置104は、前記の点を除いて
は、実施形態1に係る静電塗布装置と同一の構成を有す
る。
【0074】静電塗布装置104は、エアモータ4の後
方に補助電極板6を配設していないから、実施形態1に
係る静電塗布装置の有する特長に加えて更にコンパクト
に構成できるという特長を有している。
【0075】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明について更に詳
細に説明する。 (実施例1〜6、比較例1、2)厚さ0.24mm、幅
1mのアルミニウム板の片面に、ナイロンブラシと40
0メッシュのパミスストーン水懸濁液とを用いて砂目立
てし、次いで前記アルミニウム板を充分に水洗して表面
のパミスストーン粒子を除去した。
【0076】水洗後のアルミニウム板を、70℃の第三
燐酸ソーダ水溶液(濃度5%)に2分間浸漬し、次いで
水洗・乾燥し、支持体を作製した。
【0077】次ぎに、アセトンとピロガロールとの重縮
合により得られる特公称43−28403号公報に記載
のナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸ポ
リヒドロキシフェニルエステル1重量部と、ノボラック
型フェノールホルムアルデヒド樹脂2重量部とを30重
量部のメチルエチルケトンに溶解した感光液を、前記支
持体に塗布して乾燥し、平版印刷原版を作製した。
【0078】一方、メタクリル酸メチル/アクリル酸エ
チル/アクリル酸ソーダ共重合体(仕込み重量比68:
20:12)を、固形分濃度が18重量%になるように
水に溶解してマット液を調製した。
【0079】図2に示す静電塗布装置102を用い、気
体噴射ノズル10からの気体流の有無、補助電極板6へ
の電圧印加の有無および印加電圧、補助電極板6の幅な
どの条件を、表1に示すように変化させて前記マット液
により前記平版印刷原版をマット化し、前記平版印刷原
版に付着したマット液の量および静電塗布装置102の
汚れについて評価した。静電塗布装置102のエアモー
タ4には−40kVの電圧を印加した。静電塗布装置1
02の汚れについては、目視により、○、○〜△、△、
△〜×、および×の5段階で評価した。結果を表1に示
す。
【0080】
【表1】
【0081】表1において、「補助電極のみ」は、補助
電極板6には電圧を印加したが、気体噴射ノズル10か
らは気体を噴射しなかったことを示す。また、「気体流
のみ」は、気体噴射ノズル10から気体を噴射したが、
補助電極板6には電圧を印加しなかったことを示す。
【0082】実施例1〜6と比較例1および2とを比較
すると、補助電極板6に電圧を印加することにより、平
版印刷原版により多くのマット液が付与されるにもかか
わらず、静電塗布装置周辺の汚れが少ないことが判る。
【0083】また、実施例1〜4と実施例5および6と
を比較すると、補助電極板6への電圧印加と気体噴射ノ
ズル10からの気体噴射とを併用することにより、平版
印刷原版にさらに多くのマット液が付与できることが判
る。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、被塗布物における被塗
布面が垂直に保持されている場合においても、回転霧化
頭から放出された塗料滴の前記被塗布面への付着効率が
高く、したがって、前記塗料滴が静電塗布装置およびそ
の周囲に付着することのない静電塗布装置、静電塗布方
法、および前記静電塗布装置を用いて平版印刷原版の感
光層の全面に多数の小突起を形成する平版印刷原版のマ
ット化方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る静電塗布装置の一例につ
き、構成の概略を示す概略図である。
【図2】図2は、図1に示す静電塗布装置につき、回転
霧化頭の内部構造を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る静電塗布装置の別の例に
つき、構成の概略を示す概略図である。
【図4】図4は、本発明に係る静電塗布装置の更に別の
例につき、構成の概略を示す概略図である。
【符号の説明】
2 回転霧化部 2A 回転霧化頭 2B 円筒部 2C フランジ 2D 噴霧滴受け体 4 エアモータ 6 補助電極板 8 塗料噴射管 10 気体噴射ノズル 10A 気体噴射孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に向かって拡大するベル状であっ
    て軸線の回りに回転可能であり、塗料を霧化させて塗料
    滴を形成し、前記塗料滴を付着させようとするシート状
    または板状の被塗布物に対して正または負に前記塗料滴
    を帯電させ、大径側開口端から前記被塗布物に向かって
    前記塗料滴を放出して霧化流を形成する回転霧化頭と、 前記回転霧化頭を回転させる駆動部と、 前記回転霧化頭における大径側開口部よりも、前記霧化
    流の方向に対して上流側に位置し、しかも前記塗料滴の
    電荷と同一の極性の電圧を印加してなる補助電極とを備
    えてなることを特徴とする静電塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記被塗布物は、連続した帯状体であ
    り、前記回転霧化頭の大径側開口端から所定の距離だけ
    隔てて長手方向に沿って搬送される請求項1に記載の静
    電塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記回転霧化頭における霧化流の形成
    時において、前記被塗布物から前記補助電極までの距離
    が、前記被塗布物から前記回転霧化頭の大径側開口端ま
    での距離の1〜2倍になるように前記補助電極が配置さ
    れる請求項1または2に記載の静電塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記回転霧化頭における霧化流の形成
    時において、前記補助電極は、前記被塗布物に対して平
    行に配置される請求項1〜3の何れか1項に記載の静電
    塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記補助電極における前記被塗布物の
    搬送方向に対して直角な方向の寸法が、前記被塗布物の
    幅の1/3倍〜1倍である請求項2に記載の静電塗布装
    置。
  6. 【請求項6】 前記補助電極は、板状体である請求項
    1〜5の何れか1項に記載の静電塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記補助電極は、網状体である請求項
    1〜5の何れか1項に記載の静電塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記補助電極は、前記被塗布物の幅方向
    に沿って伸びる棒状体である請求項2〜5の何れか1項
    に記載の静電塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記霧化流の周囲に沿って前記回転霧化
    頭から前記被塗布物に向かう方向に気体を噴出する気体
    噴出装置を有する請求項1〜8の何れか1項に記載の静
    電塗布装置。
  10. 【請求項10】 一端に向かって拡大するベル状であっ
    て軸線の回りに回転可能に形成されてなる回転霧化頭に
    おいて、塗料を霧化させて塗料滴にすると同時に、前記
    塗料滴を付着させようとするシート状または板状の被塗
    布物に対して正または負に前記塗料滴を帯電させて前記
    回転霧化頭の大径側開口端から前記被塗布物に向かって
    放出し、前記被塗布物に向かう塗料滴の流れである霧化
    流を形成する回転霧化工程を備えてなり、 前記回転霧化工程において、前記霧化流の方向に対して
    前記回転霧化頭における大径側開口部よりも上流側から
    前記被塗布物に向かって、前記塗料滴が前記被塗布物に
    向かう方向の電気力を受けるように電場を形成すること
    を特徴とする静電塗布方法。
  11. 【請求項11】 アルミニウム板の少なくとも一方の面
    を粗面化し、前記粗面化面上に感光層を形成してなる平
    版印刷原版における感光層の表面に、前記請求項1〜9
    の何れか1項に記載の静電塗布装置によって水溶性ビニ
    ル系樹脂の水溶液の滴を付着させて、半球状の小突起を
    前記感光層表面の全面に多数形成するマット処理を施す
    ことを特徴とする平版印刷原版のマット化方法。
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