JP2002177405A - レーザ光照射プローブ - Google Patents
レーザ光照射プローブInfo
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Abstract
傷するような事故を未然に防止する。 【解決手段】レーザ光の照射時間をタイマによって制御
する制御回路と電源(図示しない)を内蔵し、ケース2
の正面にヘッド部3を突設して先端を開口して球レンズ
7を挿嵌し、球レンズ7の外周にアジャスタ10を着脱
自在に取付ける。そして、当該アジャスタ10の先端に
接触センサ4を取付けて皮膚面との接触を検出し、皮膚
面と接触したときのみ照射スイッチをオンにする。
Description
照射して美肌、脱毛、育毛などのトリートメントを行う
レーザ光照射プローブに関する。
に比べてエネルギー密度が桁違いに大きいので、レーザ
光が生体組織に照射されると、大きな光エネルギーが吸
収され、パワーが集中する部分では高温になって焼けた
り蛋白質の変成が起ったりする。特に、光に対して敏感
な感覚器官である目への障害は無視できず、レーザ光を
直接目に入れたりすると大変危険である。
ワーが光源から遠く離れていても至近距離と変わらない
ので、離れた所から照射したレーザ光を目に入れて損傷
するなどの事故が発生しやすくなる。このため、一般の
利用者が扱う美肌、脱毛、育毛などのトリートメントを
行うレーザ装置においては、誤ってレーザ光を目に入れ
ることも十分考えられ、そのための安全対策は必要不可
欠な重要課題である。
たレーザ光を目に入れて損傷するような事故を未然に防
止することを目的になされたものである。
めに、本発明は以下のように構成した。
照射する半導体レーザダイオードと、前記レーザ光の照
射をオン・オフする照射スイッチと、所定の焦点距離で
レーザ光を集光する集光レンズと、前記集光レンズと皮
膚面との間の距離を一定に保つアジャスタと、を備え、
当該アジャスタの先端に接触センサを取付けて、前記接
触センサがアジャスタの先端と皮膚面の接触を検出した
ときに前記照射スイッチをオンにしてレーザ光を照射す
ることを特徴とするレーザ光照射プローブである。請求
項2の発明は、レーザ光を照射する半導体レーザダイオ
ードと、前記レーザ光の照射をオン・オフする照射スイ
ッチと、所定の焦点距離でレーザ光を集光する集光レン
ズと、前記集光レンズと皮膚面との間の距離を一定に保
つアジャスタと、アラームを報知するアラーム報知手段
と、を備え、当該アジャスタの先端に接触センサを取付
けて、前記接触センサがアジャスタの先端と皮膚面の接
触を検出して前記照射スイッチをオンにすると、前記ア
ラーム報知手段を作動してアラームを報知することを特
徴とするレーザ光照射プローブである。請求項3の発明
は、前記アラームをLEDランプで表示することを特徴
とする請求項1記載のレーザ光照射プローブである。請
求項4の発明は、前記アラームを音で表示することを特
徴とする請求項1記載のレーザ光照射プローブである。
施の形態について説明する。
射プローブの正面図と横断面図および一部を切り欠いた
側面図を示す。レーザ光照射プローブ1は、レーザ光の
照射時間をタイマによって制御する制御回路と電源(図
示しない)を内蔵し、ケース2の正面にヘッド部3を突
設してその下方にLEDランプ5と押しスイッチ6を配
置する。
して電源のオン・オフと照射時間の設定を行う。すなわ
ち、始めに押しスイッチ6を押すと、電源がオンとな
り、照射時間1秒が設定される。このときLEDランプ
5が緑色点灯する。次に押しスイッチ6を押すと、照射
時間2秒が設定され、LEDランプ5が緑色点滅する。
さらに押しスイッチ6を押していくと、照射時間3〜6
秒が順次設定され、LEDランプ5が設定秒数に応じて
橙色点灯、橙色点滅、赤色点灯、赤色点滅に切換わる。
最後に押しスイッチ6をロングオン(1.5秒)する
と、電源がオフとなる。照射時間の設定は、皮膚に一過
性のダメージを与えないために、このようにタイマにご
く短い1〜6秒のカウント値を設定する。
である球レンズ7を挿嵌し、その後方にヘッド部3の先
端に内接するヒートシンク8を設置する。ヒートシンク
8は、軸心に通孔aを穿ってレーザダイオード9を挿嵌
する。また、球レンズ7の外周にスクリューねじbを形
成してアジャスタ10を着脱自在に取付ける。
ひずみゲージなどの接触センサ4をアジャスタ10の先
端に取付けて皮膚面との接触を検出する。
明アクリルで形成し、レーザ光の照射面が外側から直視
できるようにする。また、先端の開口の一部を切り欠い
て通風用の切り込みcを設ける。アジャスタ10は、ス
ペーサとしての役割を果たし、スクリューねじbを廻し
て球レンズ7と皮膚面との距離を接離自在に調節する。
これにより、球レンズ7で集光したレーザ光のビームウ
エストがちょうど皮膚面にくるように位置付ける。
り短いので、焦点深度もわずかで狭い範囲に光パワーを
絞り込むことができる。また、焦点を過ぎた位置からは
逆に同じ角度で広がり、広い範囲に光パワーが分散す
る。このため、焦点を過ぎた位置ではエネルギー密度が
低くなって光パワーが衰えるので、誤って照射しても生
体を損傷する危険性が少なくなる。
動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低下を
抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミあるいはそ
の合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて放熱効
率を高める。
ムアルセナイド)などの化合物半導体を用いたPN接合
ダイオードに直接電流を流して励起し、ピーク波長60
0〜1600nm、光出力5mW〜3Wのレーザ光を出
力し、皮膚に十分な光熱反応を起こす。また、熱反応の
ほかに、光電気反応、光磁気反応、光力学反応、光化学
反応、光免疫反応、光酵素反応などを起こし、光生物学
的活性化により生体組織の新陳代謝を促して皮膚血行を
高め、適正なパワー密度で生体組織を損傷する作用はな
く、皮膚に障害を起こす危険性はない。
うな構成で、トリートメントを行うときは、まず、押し
スイッチ6を押して電源をオンにする。そして、次にア
ジャスタ10の先端を皮膚Aに押し当てる。アジャスタ
10の先端を皮膚Aに押し当てると、接触センサ4がア
ジャスタ10の先端が皮膚面に接触したことを検知し、
ピィ音あるいは音声による警告が表示されてLEDラン
プ5が点灯し、レーザダイオード9が既定の1秒間点灯
する。そして、その後1秒間休止し、以降はこの照射と
休止を繰り返す。
と、接触センサ4がアジャスタ10の先端が皮膚面から
外れたことを検知し、ピィ音あるいは音声による警告が
表示されてLEDランプ5が消灯し、レーザ光の照射が
停止する。
しスイッチ6を押しながら1〜6秒の範囲で所望の照射
時間を設定する。
は、スクリューねじbを廻してアジャスタ10の先端部
に接する皮膚面の高さを調節する。
照射プローブは、レーザ光を照射する皮膚面との接触を
検出する接触センサをアジャスタの先端に備え、接触セ
ンサが皮膚面との接触を検出したときだけレーザ光を照
射する。このレーザ光を照射する際に、アラームで報知
してもよい。従って、本発明によれば、アジャスタがレ
ーザ光源と皮膚との間の距離を一定に保ち、集光レンズ
で集光したレーザ光のビームウエストがちょうど皮膚面
にくる。また、接触センサが安全装置として働いて離れ
た場所へのレーザ光の照射を抑止するので、誤ってレー
ザ光を目に入れるような事故に対して特に有効である。
また、プローブを離すと接触センサが皮膚面との接触を
検出せず、照射スイッチがオフになるので、自動的にレ
ーザ光の照射を停止され、とっさの場合に安全である。
また、レーザ光を照射するときはアラームを報知して注
意を促すので、レーザ光の照射を容易に確認できて便利
である。
図である。
ャスタの斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ光を照射する半導体レーザダイオ
ードと、 前記レーザ光の照射をオン・オフする照射スイッチと、 所定の焦点距離でレーザ光を集光する集光レンズと、 前記集光レンズと皮膚面との間の距離を一定に保つアジ
ャスタと、を備え、 当該アジャスタの先端に接触センサを取付けて、 前記接触センサがアジャスタの先端と皮膚面の接触を検
出したときに前記照射スイッチをオンにしてレーザ光を
照射することを特徴とするレーザ光照射プローブ。 - 【請求項2】 レーザ光を照射する半導体レーザダイオ
ードと、 前記レーザ光の照射をオン・オフする照射スイッチと、 所定の焦点距離でレーザ光を集光する集光レンズと、 前記集光レンズと皮膚面との間の距離を一定に保つアジ
ャスタと、 アラームを報知するアラーム報知手段と、を備え、 当該アジャスタの先端に接触センサを取付けて、 前記接触センサがアジャスタの先端と皮膚面の接触を検
出して前記照射スイッチをオンにすると、前記アラーム
報知手段を作動してアラームを報知することを特徴とす
るレーザ光照射プローブ。 - 【請求項3】 前記アラームをLEDランプで表示する
ことを特徴とする請求項2記載のレーザ光照射プロー
ブ。 - 【請求項4】 前記アラームを音で表示することを特徴
とする請求項2記載のレーザ光照射プローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311072A JP2002177405A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | レーザ光照射プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311072A JP2002177405A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | レーザ光照射プローブ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11162620A Division JP2000342702A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | レーザ光照射プローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002177405A true JP2002177405A (ja) | 2002-06-25 |
Family
ID=19129958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001311072A Pending JP2002177405A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | レーザ光照射プローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002177405A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001311072A patent/JP2002177405A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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