JP2000202045A - レ―ザ美肌装置 - Google Patents
レ―ザ美肌装置Info
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- JP2000202045A JP2000202045A JP11104825A JP10482599A JP2000202045A JP 2000202045 A JP2000202045 A JP 2000202045A JP 11104825 A JP11104825 A JP 11104825A JP 10482599 A JP10482599 A JP 10482599A JP 2000202045 A JP2000202045 A JP 2000202045A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】半導体レーザダイオードを使用して、そのレー
ザ光のエネルギーレベルを適正に調節することにより、
経済的で、安全な美容用のレーザ美肌装置を提供する。 【解決手段】L字型に折り曲げた筒状のケース11の側
面に押しスイッチSを配置し、先端にケースより小径の
短筒を一体に取り付ける。短筒の外周には、スクリュー
ねじaを介して短筒に噛合する吸引キャップ13、ある
いは、吹き出しキャップを着脱自在に取り付ける。短筒
基部のケースの先端面の軸心と外縁部に、レンズ孔bと
外側通孔cを穿ち、レンズ孔には略同径の球レンズ15
を嵌合する。先端面の内側には、ケースに内接するヒー
トシンク16を設ける。ヒートシンクの軸心と外縁部に
は、それぞれレーザ孔dと内側通孔eを穿ち、レーザ孔
にはレーザダイオードLDを挿嵌する。レーザダイオー
ドのレーザ光は、前方に配置した球レンズによって皮膚
当て面14、あるいは、吹き出しキャップの開口面の軸
心に集光する。
ザ光のエネルギーレベルを適正に調節することにより、
経済的で、安全な美容用のレーザ美肌装置を提供する。 【解決手段】L字型に折り曲げた筒状のケース11の側
面に押しスイッチSを配置し、先端にケースより小径の
短筒を一体に取り付ける。短筒の外周には、スクリュー
ねじaを介して短筒に噛合する吸引キャップ13、ある
いは、吹き出しキャップを着脱自在に取り付ける。短筒
基部のケースの先端面の軸心と外縁部に、レンズ孔bと
外側通孔cを穿ち、レンズ孔には略同径の球レンズ15
を嵌合する。先端面の内側には、ケースに内接するヒー
トシンク16を設ける。ヒートシンクの軸心と外縁部に
は、それぞれレーザ孔dと内側通孔eを穿ち、レーザ孔
にはレーザダイオードLDを挿嵌する。レーザダイオー
ドのレーザ光は、前方に配置した球レンズによって皮膚
当て面14、あるいは、吹き出しキャップの開口面の軸
心に集光する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザダイ
オードを使用して美肌トリートメントを行う美容用のレ
ーザ美肌装置に関する。
オードを使用して美肌トリートメントを行う美容用のレ
ーザ美肌装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】シミ、ソバカス、ある
いは体の黒ずみなどの色素沈着は、皮膚の正常な細胞に
ついた汚れのようなもので、弱いレーザ光をあてて局所
の新陳代謝を活発にし、メラニン色素の吸収を促進する
ことにより取り除くことができる。しかし、これらの汚
れをきれいに取り除くには、その程度に応じてかなりの
時間を要する。
いは体の黒ずみなどの色素沈着は、皮膚の正常な細胞に
ついた汚れのようなもので、弱いレーザ光をあてて局所
の新陳代謝を活発にし、メラニン色素の吸収を促進する
ことにより取り除くことができる。しかし、これらの汚
れをきれいに取り除くには、その程度に応じてかなりの
時間を要する。
【0003】また、肌あれは、新陳代謝の低下や血行不
良、それに伴うホルモンの分泌不良などから皮脂の分泌
不良をまねき、皮膚が乾燥しやすくなるために起こる。
皮膚が乾燥しやすくなると、皮膚を保護している表面の
角質層がひび割れて、皮膚の水分が著しく減少し、それ
が肌あれとなる。この肌あれの部分に弱いレーザ光を照
射すると、皮膚の血行を促進して新陳代謝を活発にし、
皮脂の分泌を促して皮膚の乾燥を防ぎ、潤いのあるみず
みずしい肌にすることができる。しかし、潤いのあるみ
ずみずしい肌を保つためには、継続的にトリートメント
を行う必要がある。
良、それに伴うホルモンの分泌不良などから皮脂の分泌
不良をまねき、皮膚が乾燥しやすくなるために起こる。
皮膚が乾燥しやすくなると、皮膚を保護している表面の
角質層がひび割れて、皮膚の水分が著しく減少し、それ
が肌あれとなる。この肌あれの部分に弱いレーザ光を照
射すると、皮膚の血行を促進して新陳代謝を活発にし、
皮脂の分泌を促して皮膚の乾燥を防ぎ、潤いのあるみず
みずしい肌にすることができる。しかし、潤いのあるみ
ずみずしい肌を保つためには、継続的にトリートメント
を行う必要がある。
【0004】美肌トリートメントを医療機関で強力な医
療用のレーザ装置を使用して行うと効果的であるが、医
療用のレーザ装置は非常に高価である。このため、トリ
ートメントには多くの費用がかかり、また、かなりの時
間を要するので、経済的な負担と時間的な制約が大き
い。また、医療行為としては抵抗があるが、美しい肌を
保つためにエステ感覚で手軽にトリートメントしたいと
いう要望も強い。
療用のレーザ装置を使用して行うと効果的であるが、医
療用のレーザ装置は非常に高価である。このため、トリ
ートメントには多くの費用がかかり、また、かなりの時
間を要するので、経済的な負担と時間的な制約が大き
い。また、医療行為としては抵抗があるが、美しい肌を
保つためにエステ感覚で手軽にトリートメントしたいと
いう要望も強い。
【0005】そこで本発明は、出力が低く、小型・軽量
で安価な半導体レーザダイオードを使用して、そのレー
ザ光のエネルギーレベルを適正に調節することにより、
経済的で有効、かつ、安全で日常的に使える美容用のレ
ーザ美肌装置を提供することを目的になされたものであ
る。
で安価な半導体レーザダイオードを使用して、そのレー
ザ光のエネルギーレベルを適正に調節することにより、
経済的で有効、かつ、安全で日常的に使える美容用のレ
ーザ美肌装置を提供することを目的になされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
めに、本発明は以下のように構成した。
【0007】すなわち、光出力5〜1000mW、ピー
ク波長600〜1600nmを有する半導体レーザダイ
オードの発光面前方に集光レンズを取り付け、レーザ光
の光出力を調節する光出力調節手段と、レーザ光の照射
時間を設定する照射時間設定手段と、を備え、しかし
て、前記半導体レーザダイオードのレーザ光を皮膚面に
照射し、熱変性を起こして表皮や真皮に散在する異常色
素細胞を除去すると共に、皮脂の分泌を促して肌を美し
くすることを特徴とするレーザ美肌装置である。
ク波長600〜1600nmを有する半導体レーザダイ
オードの発光面前方に集光レンズを取り付け、レーザ光
の光出力を調節する光出力調節手段と、レーザ光の照射
時間を設定する照射時間設定手段と、を備え、しかし
て、前記半導体レーザダイオードのレーザ光を皮膚面に
照射し、熱変性を起こして表皮や真皮に散在する異常色
素細胞を除去すると共に、皮脂の分泌を促して肌を美し
くすることを特徴とするレーザ美肌装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0009】図1に、本発明を実施したレーザ美肌装置
の構成図を示す。レーザ美肌装置は、プローブ1とコン
トロールボックス2で構成する。コントロールボックス
2は、フロント面に操作パネルPを配置し、エアを吸入
・排出するコンプレッサ21と、レーザダイオードLD
の電源22と、エアの吸入・排出の切換えとレーザダイ
オードLDの点灯をタイマによって制御する制御回路2
3を内蔵し、リアー面にケーブル3と電源コード4を接
続する。
の構成図を示す。レーザ美肌装置は、プローブ1とコン
トロールボックス2で構成する。コントロールボックス
2は、フロント面に操作パネルPを配置し、エアを吸入
・排出するコンプレッサ21と、レーザダイオードLD
の電源22と、エアの吸入・排出の切換えとレーザダイ
オードLDの点灯をタイマによって制御する制御回路2
3を内蔵し、リアー面にケーブル3と電源コード4を接
続する。
【0010】操作パネルPは、電源スイッチのオン・オ
フ、光出力の調節、照射時間の設定、トリートメント時
間の設定、トリートメントモードの設定などを行う。
フ、光出力の調節、照射時間の設定、トリートメント時
間の設定、トリートメントモードの設定などを行う。
【0011】光出力の調節は、レーザダイオードLDの
電源22を連続出力からパルス出力に切換え、さらにパ
ルスのオンタイムを変更して行う。すなわち、光出力を
強くするときは、パルスのオンタイムを長くして単位時
間当たりの照射時間を長くし、弱くするときはパルスの
オンタイムを短くして単位時間当たりの照射時間を短く
する。そして、光出力を最大にするときは、一定の強さ
のレーザ光を送り続ける連続出力に切換える。
電源22を連続出力からパルス出力に切換え、さらにパ
ルスのオンタイムを変更して行う。すなわち、光出力を
強くするときは、パルスのオンタイムを長くして単位時
間当たりの照射時間を長くし、弱くするときはパルスの
オンタイムを短くして単位時間当たりの照射時間を短く
する。そして、光出力を最大にするときは、一定の強さ
のレーザ光を送り続ける連続出力に切換える。
【0012】照射時間の設定は、皮膚に一過性のダメー
ジを与えないために、タイマにごく短い1〜9秒のカウ
ント値を設定する。トリートメント時間の設定は、皮膚
に長時間の使用によるダメージを与えないために、タイ
マに通常の使用に適正な5〜60分のカウント値を設定
する。トリートメントモードの設定は、レーザ照射の
み、レーザ照射と吸引、レーザ照射とエアの吹き出し、
の中から設定する。
ジを与えないために、タイマにごく短い1〜9秒のカウ
ント値を設定する。トリートメント時間の設定は、皮膚
に長時間の使用によるダメージを与えないために、タイ
マに通常の使用に適正な5〜60分のカウント値を設定
する。トリートメントモードの設定は、レーザ照射の
み、レーザ照射と吸引、レーザ照射とエアの吹き出し、
の中から設定する。
【0013】コード3は、プローブ1とコンプレッサ2
1を連結するエアチューブ31と、プローブ1とレーザ
ダイオードLDの電源22、プローブ1と制御回路23
などを接続するリード線32を内包する。
1を連結するエアチューブ31と、プローブ1とレーザ
ダイオードLDの電源22、プローブ1と制御回路23
などを接続するリード線32を内包する。
【0014】図2と図3に、本発明を実施したプローブ
の正面図と部分縦断面図を示す。プローブ1は、L字型
に折り曲げた筒状のケース11の側面に押しスイッチS
を配置し、先端にケース11より小径の短筒12を一体
に取り付ける。
の正面図と部分縦断面図を示す。プローブ1は、L字型
に折り曲げた筒状のケース11の側面に押しスイッチS
を配置し、先端にケース11より小径の短筒12を一体
に取り付ける。
【0015】短筒12の外周には、スクリューねじaを
介して短筒12に噛合する吸引キャップ13、あるい
は、図4に示す吹き出しキャップ13′を着脱自在に取
り付ける。吸引キャップ13と吹き出しキャップ13′
は、いずれも透明アクリルで形成し、レーザ光の照射面
が外側から直視できるようにする。また、吸引キャップ
13は、先端を開口し、その内側にABS樹脂で形成し
たリング状の皮膚当て面14を一体に設ける。吹き出し
キャップ13′は、先端を開口し、その一部を切り欠い
てエアの吹き出し孔を設ける。
介して短筒12に噛合する吸引キャップ13、あるい
は、図4に示す吹き出しキャップ13′を着脱自在に取
り付ける。吸引キャップ13と吹き出しキャップ13′
は、いずれも透明アクリルで形成し、レーザ光の照射面
が外側から直視できるようにする。また、吸引キャップ
13は、先端を開口し、その内側にABS樹脂で形成し
たリング状の皮膚当て面14を一体に設ける。吹き出し
キャップ13′は、先端を開口し、その一部を切り欠い
てエアの吹き出し孔を設ける。
【0016】短筒12基部のケース11の先端面の軸心
と外縁部に、それぞれレンズ孔bと外側通孔cを穿ち、
レンズ孔bには略同径の球レンズ15を嵌合する。レー
ザ光は、すべての光が平行で同じ方向を向き、拡散する
ことがなく、集光性にすぐれ、球レンズ15によって一
点に絞ることができる。
と外縁部に、それぞれレンズ孔bと外側通孔cを穿ち、
レンズ孔bには略同径の球レンズ15を嵌合する。レー
ザ光は、すべての光が平行で同じ方向を向き、拡散する
ことがなく、集光性にすぐれ、球レンズ15によって一
点に絞ることができる。
【0017】吸引キャップ13と吹き出しキャップ1
3′は、スペーサとしての役割を果たし、スクリューね
じaを廻して球レンズ15と皮膚当て面14、あるい
は、吹き出しキャップ13′の開口面との間の長さを変
更する。これにより、球レンズ15の焦点位置を移動し
て皮膚当て面14、あるいは、吹き出しキャップ13′
の開口面の軸心に集光するレーザ光のエネルギー密度を
調節する。
3′は、スペーサとしての役割を果たし、スクリューね
じaを廻して球レンズ15と皮膚当て面14、あるい
は、吹き出しキャップ13′の開口面との間の長さを変
更する。これにより、球レンズ15の焦点位置を移動し
て皮膚当て面14、あるいは、吹き出しキャップ13′
の開口面の軸心に集光するレーザ光のエネルギー密度を
調節する。
【0018】短筒12基部のケース11の先端面の内側
には、ケース11に内接するヒートシンク16を設け
る。ヒートシンク16の軸心と外縁部には、それぞれレ
ーザ孔dと内側通孔eを穿ち、レーザ孔dにはレーザダ
イオードLDを挿嵌する。レーザダイオードLDのレー
ザ光は、前方に配置した球レンズ15によって皮膚当て
面14、あるいは、吹き出しキャップ13′の開口面の
軸心に集光する。
には、ケース11に内接するヒートシンク16を設け
る。ヒートシンク16の軸心と外縁部には、それぞれレ
ーザ孔dと内側通孔eを穿ち、レーザ孔dにはレーザダ
イオードLDを挿嵌する。レーザダイオードLDのレー
ザ光は、前方に配置した球レンズ15によって皮膚当て
面14、あるいは、吹き出しキャップ13′の開口面の
軸心に集光する。
【0019】レーザダイオードLDは、GaAs(ガリ
ウムアルセナイド)などの化合物半導体を用いたPN接
合ダイオードに、直接電流を流して励起し、レーザ発振
を得る半導体レーザダイオードを使用する。半導体レー
ザダイオードは、小型軽量である、発振効率がよい、電
流による直接変調が可能である、長寿命である、大量生
産が可能で低価格である、などの特長がある。また、材
料の比率や原子を変えることによって異なる波長のレー
ザ光を作り出すことができる。レーザ光は、波長によっ
て反応する色素が違うので、半導体レーザダイオードの
波長を変えることによって、さまざまな色の皮膚に対応
できる。
ウムアルセナイド)などの化合物半導体を用いたPN接
合ダイオードに、直接電流を流して励起し、レーザ発振
を得る半導体レーザダイオードを使用する。半導体レー
ザダイオードは、小型軽量である、発振効率がよい、電
流による直接変調が可能である、長寿命である、大量生
産が可能で低価格である、などの特長がある。また、材
料の比率や原子を変えることによって異なる波長のレー
ザ光を作り出すことができる。レーザ光は、波長によっ
て反応する色素が違うので、半導体レーザダイオードの
波長を変えることによって、さまざまな色の皮膚に対応
できる。
【0020】半導体レーザダイオードは、ピーク波長6
00〜1600nm、光出力5〜1000mWを有し、
熱効率が良くて皮膚に十分な光熱反応を起こすが、生体
組織を損傷する作用はまったくなく、皮膚に障害を起こ
す危険性はない。また、熱反応のほかに、光電気反応、
光磁気反応、光力学反応、光化学反応、光免疫反応、光
酵素反応などがあり、光生物学的活性化により生体組織
の新陳代謝を促して皮膚血行を高め、水分や血液に吸収
されにくいため、優れた皮膚深達性を持つ。なお、光出
力が不足する場合は、複数のレーザダイオードLDを並
べて照射する。
00〜1600nm、光出力5〜1000mWを有し、
熱効率が良くて皮膚に十分な光熱反応を起こすが、生体
組織を損傷する作用はまったくなく、皮膚に障害を起こ
す危険性はない。また、熱反応のほかに、光電気反応、
光磁気反応、光力学反応、光化学反応、光免疫反応、光
酵素反応などがあり、光生物学的活性化により生体組織
の新陳代謝を促して皮膚血行を高め、水分や血液に吸収
されにくいため、優れた皮膚深達性を持つ。なお、光出
力が不足する場合は、複数のレーザダイオードLDを並
べて照射する。
【0021】ヒートシンク16は、レーザダイオードL
Dの動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低
下を抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミあるい
はその合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて放
熱効率を高める。
Dの動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低
下を抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミあるい
はその合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて放
熱効率を高める。
【0022】ケース11内には、コンプレッサ21に連
結するエアチューブ31を導入し、エアチューブ31の
開口端をヒートシンク16の後方にのぞませる。また、
レーザダイオードLDを電源22に接続するリード線3
2を導入する。
結するエアチューブ31を導入し、エアチューブ31の
開口端をヒートシンク16の後方にのぞませる。また、
レーザダイオードLDを電源22に接続するリード線3
2を導入する。
【0023】図5に、コンプレッサ21の配管接続図を
示す。配管接続は、吸気口21aと排気口21bに、そ
れぞれ一対の分岐管31a、31bの基端側を接続し、
分岐管31a、31bの先端側の一端をそれぞれ開閉弁
V1、V3を介してエアチューブ31に接続し、他端を
それぞれ開閉弁V2、V4を介して開放する。
示す。配管接続は、吸気口21aと排気口21bに、そ
れぞれ一対の分岐管31a、31bの基端側を接続し、
分岐管31a、31bの先端側の一端をそれぞれ開閉弁
V1、V3を介してエアチューブ31に接続し、他端を
それぞれ開閉弁V2、V4を介して開放する。
【0024】配管接続は以上のような構成で、図6に示
すように、プローブ1の吸引を行うときは開閉弁V1、
V4を開いてV2、V3を閉じる。反対に、プローブ1
の吹き出しを行うときは開閉弁V1、V4を閉じてV
2、V3を開く。
すように、プローブ1の吸引を行うときは開閉弁V1、
V4を開いてV2、V3を閉じる。反対に、プローブ1
の吹き出しを行うときは開閉弁V1、V4を閉じてV
2、V3を開く。
【0025】プローブ1の吹き出しだけを行う装置で
は、分岐管31aの代わりに開閉弁なしのストレート管
を配管し、分岐管31bの一端を開閉弁V3を介してエ
アチューブ31に接続し、他端を開閉弁V4を介して開
放する。同様に、プローブ1の吸引だけを行う装置で
は、分岐管31bの代わりに開閉弁なしのストレート管
を配管し、分岐管31aの一端を開閉弁V1を介してエ
アチューブ31に接続し、他端を開閉弁V2を介して開
放する。
は、分岐管31aの代わりに開閉弁なしのストレート管
を配管し、分岐管31bの一端を開閉弁V3を介してエ
アチューブ31に接続し、他端を開閉弁V4を介して開
放する。同様に、プローブ1の吸引だけを行う装置で
は、分岐管31bの代わりに開閉弁なしのストレート管
を配管し、分岐管31aの一端を開閉弁V1を介してエ
アチューブ31に接続し、他端を開閉弁V2を介して開
放する。
【0026】レーザ照射は、5〜60分の設定したトリ
ートメント時間だけ照射と休止を繰り返えしながら行
う。1回の照射時間は、設定した1〜9秒で、その後3
秒間休止し、その間にエアの吹き出しを行う。このよう
に、レーザダイオードLDの点灯を休止する間にエアを
吹き出すので、プローブ1内の冷却効率が高まる。ま
た、トリートメントモードで吸引あるいはエアの吹き出
しを指定した場合は、レーザ照射と並行して吸引あるい
はエアの吹き出しを行う。
ートメント時間だけ照射と休止を繰り返えしながら行
う。1回の照射時間は、設定した1〜9秒で、その後3
秒間休止し、その間にエアの吹き出しを行う。このよう
に、レーザダイオードLDの点灯を休止する間にエアを
吹き出すので、プローブ1内の冷却効率が高まる。ま
た、トリートメントモードで吸引あるいはエアの吹き出
しを指定した場合は、レーザ照射と並行して吸引あるい
はエアの吹き出しを行う。
【0027】本発明のレーザ美肌装置は以上のような構
成で、トリートメントを行うときは、まず、操作パネル
Pを操作して光出力の調節、照射時間の設定、トリート
メント時間の設定、トリートメントモードの設定などを
行う。吸引を行う場合は、プローブ1の先端に吸引キャ
ップ13を取り付け、スクリューねじaを廻して皮膚当
て面14の位置を調整する。そして、プローブ1の先端
を皮膚面に押し当てて押しスイッチSを作動する。これ
により、皮膚面が吸引されて皮膚当て面14に吸着し、
そこにレーザ光が照射される。その後3秒間レーザ光の
照射を休止して、この間プローブ1の先端からエアを吹
き出す。これにより、皮膚面が皮膚当て面14から離れ
るので、この間にプローブ1を次のトリートメント位置
に移動させる。以上の操作を設定したトリートメント時
間だけ繰り返し行う。
成で、トリートメントを行うときは、まず、操作パネル
Pを操作して光出力の調節、照射時間の設定、トリート
メント時間の設定、トリートメントモードの設定などを
行う。吸引を行う場合は、プローブ1の先端に吸引キャ
ップ13を取り付け、スクリューねじaを廻して皮膚当
て面14の位置を調整する。そして、プローブ1の先端
を皮膚面に押し当てて押しスイッチSを作動する。これ
により、皮膚面が吸引されて皮膚当て面14に吸着し、
そこにレーザ光が照射される。その後3秒間レーザ光の
照射を休止して、この間プローブ1の先端からエアを吹
き出す。これにより、皮膚面が皮膚当て面14から離れ
るので、この間にプローブ1を次のトリートメント位置
に移動させる。以上の操作を設定したトリートメント時
間だけ繰り返し行う。
【0028】エアの吹き出しを行う場合は、プローブ1
の先端に吹き出しキャップ13′を取り付け、スクリュ
ーねじaを廻して開口面の位置を調整する。そして、プ
ローブ1の先端を皮膚面に押し当てて押しスイッチSを
作動する。これにより、プローブ1の先端からエアが吹
き出し、レーザ光が照射される。その後3秒間レーザ光
の照射を休止し、この間もプローブ1の先端からエアを
吹き出す。以上の操作を設定したトリートメント時間だ
け繰り返し行う。エアを吹き出すと、レーザ光を照射し
た皮膚面が適当に冷却されて過熱を防ぐため、十分な光
熱作用を皮膚に与えることができる。
の先端に吹き出しキャップ13′を取り付け、スクリュ
ーねじaを廻して開口面の位置を調整する。そして、プ
ローブ1の先端を皮膚面に押し当てて押しスイッチSを
作動する。これにより、プローブ1の先端からエアが吹
き出し、レーザ光が照射される。その後3秒間レーザ光
の照射を休止し、この間もプローブ1の先端からエアを
吹き出す。以上の操作を設定したトリートメント時間だ
け繰り返し行う。エアを吹き出すと、レーザ光を照射し
た皮膚面が適当に冷却されて過熱を防ぐため、十分な光
熱作用を皮膚に与えることができる。
【0029】図7に示すように、シミ・ソバカスあるい
は色素沈着などによって皮膚の表皮や真皮に散在する異
常な色素細胞Aにレーザ光を照射すると、レーザ光は正
常な細胞にはほとんど吸収されずに通り抜け、異常な色
素細胞Aにのみ吸収されて発熱し、異常色素細胞Aを細
かい粒子に分散する。そして、図8に示すように、分散
した異常色素細胞Aのうち、皮膚の浅い部分にあった色
素細胞AはカサブタBとなって表面に浮き上がり、深い
部分にあった色素細胞Aはマクロファージという皮膚の
貪食細胞に吸い込まれ、老廃物となって血管Cやリンパ
管に吸収されて体外に運び出される。異常色素細胞Aが
消滅すると、周囲組織と変わらない正常な色の皮膚がレ
ーザ光を照射した部分に蘇る。
は色素沈着などによって皮膚の表皮や真皮に散在する異
常な色素細胞Aにレーザ光を照射すると、レーザ光は正
常な細胞にはほとんど吸収されずに通り抜け、異常な色
素細胞Aにのみ吸収されて発熱し、異常色素細胞Aを細
かい粒子に分散する。そして、図8に示すように、分散
した異常色素細胞Aのうち、皮膚の浅い部分にあった色
素細胞AはカサブタBとなって表面に浮き上がり、深い
部分にあった色素細胞Aはマクロファージという皮膚の
貪食細胞に吸い込まれ、老廃物となって血管Cやリンパ
管に吸収されて体外に運び出される。異常色素細胞Aが
消滅すると、周囲組織と変わらない正常な色の皮膚がレ
ーザ光を照射した部分に蘇る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレーザ美肌
装置は、光出力5〜1000mW、ピーク波長600〜
1600nmを有する半導体レーザダイオードの発光面
前方に集光レンズを取り付け、レーザ光の光出力を調節
する光出力調節手段と、レーザ光の照射時間を設定する
照射時間設定手段を備える。従って、本発明によれば、
出力が低い半導体レーザを使用するので、皮膚に障害を
起こす危険がなく、安全性を最も重視する美容用のレー
ザ美肌装置に好適である。また、他のレーザ装置に比べ
て安価な半導体レーザを使用するので経済的である。さ
らに、半導体レーザの波長を変えることによって、さま
ざまな色の皮膚に対応できる。また、レーザ光の集光度
と光出力を調節し、照射時間を設定してレーザ光のエネ
ルギーレベルを美肌トリートメントに相応しいレベルに
調節するので、美肌トリートメントを有効、かつ、安全
に行うことができる。
装置は、光出力5〜1000mW、ピーク波長600〜
1600nmを有する半導体レーザダイオードの発光面
前方に集光レンズを取り付け、レーザ光の光出力を調節
する光出力調節手段と、レーザ光の照射時間を設定する
照射時間設定手段を備える。従って、本発明によれば、
出力が低い半導体レーザを使用するので、皮膚に障害を
起こす危険がなく、安全性を最も重視する美容用のレー
ザ美肌装置に好適である。また、他のレーザ装置に比べ
て安価な半導体レーザを使用するので経済的である。さ
らに、半導体レーザの波長を変えることによって、さま
ざまな色の皮膚に対応できる。また、レーザ光の集光度
と光出力を調節し、照射時間を設定してレーザ光のエネ
ルギーレベルを美肌トリートメントに相応しいレベルに
調節するので、美肌トリートメントを有効、かつ、安全
に行うことができる。
【図1】本発明を実施したレーザ美肌装置の構成図であ
る。
る。
【図2】本発明を実施したレーザ美肌装置のプローブの
正面図である。
正面図である。
【図3】図2の部分縦断面図である。
【図4】本発明を実施したレーザ美肌装置の吹き出しキ
ャップの斜視図である。
ャップの斜視図である。
【図5】本発明を実施したレーザ美肌装置のコンプレッ
サの配管接続図である。
サの配管接続図である。
【図6】図4のタイムチャートである。
【図7】レーザ光を皮膚に照射する前の状況を示す模式
図である。
図である。
【図8】レーザ光を皮膚に照射した後の状況を示す模式
図である。
図である。
1 プローブ 11 ケース 12 短筒 13 吸引キャップ 13′ 吹き出しキャップ 14 皮膚当て面 15 球レンズ 16 ヒートシンク 2 コントロールボックス 21 コンプレッサ 22 電源 23 制御回路 3 ケーブル 4 電源コード 31 エアチューブ 32 リード線 LD レーザダイオード P 操作パネル S 押しスイッチ V 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C082 RA01 RC09 RE02 RE34 RE43 RG02 RG06 RL02 RL14 RL15 RL16 RL17 RL24
Claims (1)
- 【請求項1】 光出力5〜1000mW、ピーク波長6
00〜1600nmを有する半導体レーザダイオードの
発光面前方に集光レンズを取り付け、 レーザ光の光出力を調節する光出力調節手段と、 レーザ光の照射時間を設定する照射時間設定手段と、を
備え、 しかして、前記半導体レーザダイオードのレーザ光を皮
膚面に照射し、熱変性を起こして表皮や真皮に散在する
異常色素細胞を除去すると共に、皮脂の分泌を促して肌
を美しくすることを特徴とするレーザ美肌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11104825A JP2000202045A (ja) | 1998-11-10 | 1999-04-13 | レ―ザ美肌装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31876898 | 1998-11-10 | ||
JP10-318768 | 1998-11-10 | ||
JP11104825A JP2000202045A (ja) | 1998-11-10 | 1999-04-13 | レ―ザ美肌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000202045A true JP2000202045A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=26445202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11104825A Pending JP2000202045A (ja) | 1998-11-10 | 1999-04-13 | レ―ザ美肌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000202045A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020024830A (ko) * | 2000-09-27 | 2002-04-03 | 이용한 | 레이저 여드름 치료기 |
WO2003028806A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Yaman Ltd. | Irradiateur laser |
JP2010162157A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 施療器 |
KR20160033325A (ko) | 2014-09-17 | 2016-03-28 | 전자부품연구원 | 로봇암으로 제어되는 의료용 레이저 장치 |
KR20160033322A (ko) | 2014-09-17 | 2016-03-28 | 전자부품연구원 | 디스플레이를 가지는 의료용 레이저 장치 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP11104825A patent/JP2000202045A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020024830A (ko) * | 2000-09-27 | 2002-04-03 | 이용한 | 레이저 여드름 치료기 |
WO2003028806A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Yaman Ltd. | Irradiateur laser |
AU2002330379B8 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-14 | Ya-Man Ltd. | laser light irradiator |
AU2002330379B2 (en) * | 2001-09-28 | 2007-10-25 | Ya-Man Ltd. | laser light irradiator |
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KR20160033325A (ko) | 2014-09-17 | 2016-03-28 | 전자부품연구원 | 로봇암으로 제어되는 의료용 레이저 장치 |
KR20160033322A (ko) | 2014-09-17 | 2016-03-28 | 전자부품연구원 | 디스플레이를 가지는 의료용 레이저 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020212 |