JP2002177251A - 外科用x線透視撮影装置 - Google Patents

外科用x線透視撮影装置

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JP2002177251A
JP2002177251A JP2000378102A JP2000378102A JP2002177251A JP 2002177251 A JP2002177251 A JP 2002177251A JP 2000378102 A JP2000378102 A JP 2000378102A JP 2000378102 A JP2000378102 A JP 2000378102A JP 2002177251 A JP2002177251 A JP 2002177251A
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Koichiro Oku
功一郎 奥
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量のCアーム左右動機構により使用者
の操作性を向上した外科用X線透視撮影装置を提供す
る。 【解決手段】 X線発生部4とX線受像部3とを支持す
るC型アーム部2と、Cアーム部2を円弧移動可能に支
持しているアーム支持台6、アーム支持台6を前後左右
移動および旋回可能に支持しているハウジング7、ハウ
ジング7を左右移動可能に支持している左右ガイド8、
左右ガイド8を上下移動可能に支持している上下動支柱
9、上下動支柱9’を移動可能にガイドしX線制御部等
を収納する本体部10とこれらを移動可能に、2個の主
車輪11及び自在車輪12とを備えた台車部1とにより
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外科用X線透視撮
影装置に係り、特にX線透視撮影装置の円弧状アームを
透視又は撮影部位に位置合わせするために好適な支持構
造を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の外科用X線透視撮影装置は、手術
室で手術を支援するためのX線透視撮影システムであ
り、C型アームと呼ばれる円弧状のアームの一端にX線
発生部、他端にX線受像部がそれぞれ支持されている。
【0003】このような外科用X線透視撮影装置は、手
術室等で自由に移動できるようにするために前記C型ア
ームを移動台車に搭載し、X線発生部より被写体にX線
を照射し、前記被写体の透過X線をX線受像部で検出し
電気信号に変換してテレビモニタにX線透視画像を表示
するあるいは撮影を行って診断するものである。
【0004】前記した構成のX線透視撮影装置は、C型
アームに支持されたX線発生部とX線受像部とを被写体
の透視、撮影部位に位置合わせする機構として、次に示
すものを備えて構成されるのが一般的である。
【0005】(1)C型アーム及びこれに支持されたX
線発生部とX線受像部と(以下、これらを含めてCアー
ム全体という)を上下方向に移動させる上下動機構。 (2)Cアーム全体の中央部を被写体の体軸方向と直交
する方向を回転軸とし、この回転軸を中心としてCアー
ム全体を旋回運動させる旋回動機構。 (3)C型アームの円弧に沿って回動させるアーム円弧
動機構 (4)前記上下動移動軸を中心としてCアーム全体を左
右水平方向に首振りさせるCアーム首振り機構。 (5)Cアーム全体の中央部を被写体の体軸方向と直交
する方向に回転させる水平回転軸を備え、この水平回転
軸方向の前後に移動させるCアーム前後動機構。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、位
置合わせの操作を前記の5つの動きによって行っている
が、Cアームを前後動と垂直方向となる左右動を直接行
うCアーム左右動機構は有していないのが普通であっ
た。
【0007】このため、上記左右動機構は、首振り機構
と前後動機構とを組み合わせて行わなければならず、両
機構による位置ずれを互いに補整する必要があるため、
位置合わせに多くの時間を要してしまうという問題があ
った。
【0008】また、上記組み合わせの位置決めでは、透
視を行う場合、被検者の被曝X線量も多くなるおそれが
あるという問題もあった。
【0009】また、従来技術では、重量のあるCアーム
全体を移動位置合わせするのに操作性がよいものとはい
えなかった。
【0010】また、首振り動ではなく左右動するものも
あったが、左右動させると、支柱に対し上部から吊った
ような構造(オーバーハング)とする必要があったた
め、支柱を太くするなどの左右駆動部の支持構造を強固
なものとする工夫が必要であり、その結果として装置重
量が重くなるのでその重さのために前後動の操作性の低
下が懸念されていた。
【0011】本発明の目的は、小型軽量のCアーム左右
動機構により使用者の操作性を向上した外科用X線透視
撮影装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一端にX線
発生部、他端にX線受像部を保持する円弧状アームと、
この円弧状アームの円弧中心を回転中心として回転可能
に保持するアーム支持台と、このアーム支持台を床面か
らの高さ方向に直線的に移動可能に保持する支柱と、こ
の支柱を床面からの所定の高さで第1の水平方向に直線
的に移動可能に保持する移動台車とを備えた外科用X線
透視撮影装置において、前記アーム支持台を前記第1の
水平方向に垂直な第2の水平方向に直線的に移動可能に
保持するガイド部を備えるとともに、前記支柱は前記ガ
イド部を挟んだ複数本の支柱から構成されることを特徴
とする外科用X線透視撮影装置によって達成される。
【0013】つまり、Cアーム全体を上下動させる支柱
を2つとし、この2つの支柱で左右動機構の直動ガイド
を支持させることにより左右動部のオーバーハングをな
くし簡便な構造とすることができる。
【0014】また、左右動機構により、検査、治療時間
の短縮による操作性向上と透視時間短縮による被曝線量
の低減を図ることができる。
【0015】
【発明実施の形態】以下、本発明の一実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形
態によるX線透視撮影装置の全体構成を示す図である。
図1において、X線発生部4とX線受像部3とを支持す
るC型アーム部2とで構成されるCアーム全体と、Cア
ーム全体を円弧移動可能に支持しているアーム支持台
6、アーム支持台6を前後左右移動および旋回可能に支
持しているハウジング7、ハウジング7を左右移動可能
に支持している左右ガイド8、左右ガイド8を上下移動
可能に支持している上下動支柱9、上下動支柱9を移動
可能にガイドしX線制御部等を収納する本体部10とこれ
らを移動可能に、2個の主車輪11及び自在車輪12とを備
えた台車部1とにより構成される。
【0016】次に、本発明の特徴である上下動支柱を2
つとし、その支柱に左右動可能にハウジングを配置した
実施例について説明する。図2に於いて、上下動支柱
9、9’は、本体部10の左右に配置され左右が同期し
て上下動するように構成されている。上下動支柱9、
9’には、左右ガイド8が両端支持となるように支持さ
れている。左右ガイド8には、直動ガイドレール13が
左右方向に固定されている。一方、ハウジング7には、
左右動軸受14が固定されており、前記直動ガイドレー
ル13上を移動自在に取り付けられている。
【0017】上記取り付けにより、従来技術において、
左右ガイド8は、本体中央部に位置する上下動支柱1本
に固定されていた為に、左右動させた際に、片持ちのオ
ーバーハング状態となり左右ガイド8はその状態に耐え
得るように相当強固にする必要があったのに対し、本発
明の実施形態の場合、両端支持となるので左右ガイド8
に対する強度を従来技術のそれよりも小さくすることが
できる。その結果、安価な装置を提供することが可能と
なる。また、外観的にも、従来技術では、上下動支柱1
本の上に左右動ガイド8が固定されていた為何となく不
安定感があったのに対し、本発明の実施形態の場合、本
体部10の左右に配置された二本の上下動支柱9、9’
に両端支持となる様左右ガイド8が固定され、この左右
ガイド8に沿って、ハウジング7が左右動する為、安定
感があり、どのような動きをするのかも視覚的に分かる
ことができる。
【0018】前記のような機構により、Cアーム全体を
被験者の体軸方向と同じ方向の左右水平方向に移動させ
ることができる。なお、このCアームの左右動機構は、
図示しない機構により電動駆動すること、あるいは、手
による操作に対して電動アシストするように構成するこ
とが可能である。
【0019】次に、本発明の特徴であるCアーム左右動
の効果が顕著であるカテーテルを観察しながら頭部の疾
患部まで挿入して頭部血管の検査、治療に用いる場合の
例について説明する。すなわち、この例は、図3に示す
被検者のO1点からカテーテルを挿入し、このカテーテル
を頭部血管の疾患部であるO2点まで該カテーテルの移動
に追従してこのカテーテルの透視像を観察する例であ
り、Cアームの位置合わせ作動は以下に説明する手順に
より行われる。
【0020】(1)最初に、X線透視撮影装置を移動し
て、手術台に仰向けに寝かされた被検者15を挟むよう
にC型アーム2に支持されたX線発生部4とX線受像部
3とを配置し、この位置でX線透視撮影装置を動かない
ようにする。
【0021】(2)次に、カテーテルの位置を透視像で
観察しながらCアームの上下動、旋回動、首振り動、前
後動及び左右動の各機構を移動、回動調整して前記X線
発生部4からの照射X線中心が前記O1点に一致するよう
に位置合わせを行う。
【0022】(3)次に、カテーテル図3に示す頭部血
管の目標位置にO2点まで移動させる場合、前記カテーテ
ルの先端を観察しながら、このカターテルに追従してC
アームの左右動機構を用いてX線発生部4とX線受像部
3とを直線的に移動させて、該X線発生部4からの照射
X線中心をO2点に一致させる。
【0023】(4)そして、前記O2点にX線発生部4と
X線受像部3とを位置合わせした状態疾患部の検査、治
療を行う。また、必要に応じて目標位置を変更する場
合、前記の各機構を用いて適切に前記変更した目標位置
にX線発生部4とX線受像部3とを位置合わせして検
査、治療を行う。
【0024】前述したように、本発明の実施形態による
X線透視撮影装置によるCアームの左右動機構を用いる
ことによって、Cアームを直線的に移動させて目標位置
に位置決めすることができる。従って、本発明の実施形
態によれば、従来の首振り機構を用いたCアームの首振
り回転における回転半径Rの円周上に沿って移動させ、
この移動した位置と目標値とのずれをCアームの前後動
機構を用いて補正する必要がないので、短時間で位置合
わせを行うことが可能となり、これにより、透視時間が
短くなるので被検者に対する被曝X線量も低減させるこ
とができる。
【0025】図3には、従来技術と本発明の実施形態と
における前述した例でのCアームの軌跡も示しており、
従来技術の場合、O1点からCアームの首振り回転の回転
半径Rで描かれる円周上点ホに沿ってO3点に移動させ
て、次にCアーム前後動機構でΔL分だけO2点に移動さ
せているのに対して、本発明の実施形態の場合、Cアー
ム左右動機構によりO1点からO2点に移動させることがで
きる。また、モニタ上の画像を見てみると、従来技術の
首振り回転機構を使用してO2点に位置合わせを行った場
合には、首振り角α分だけモニタ上の画像も回転した状
態で表示されることとなり、それを修正するためにカメ
ラ回転あるいは画像回転を行う必要があったのに対し、
本発明の実施形態の場合、モニタ上で画像の表示角度に
変化が無く使用者および観察者にとって、見やすい画像
を提供することができる。
【0026】上記実施の形態によれば、被検者の透視、
撮影部位にCアームに支持されたX線発生部とX線受像
部とを位置合わせする位置合わせ手段として、前記Cア
ームを被検者の対軸方向の左右に移動させるCアーム左
右動機構を従来の首振り機構による位置合わせ手段で必
要としていた被検者の体軸方向と直角の方向に移動する
前後動機構による位置補正を不要とすることができ、こ
れにより、前記位置補正分だけ位置合わせ時間を短縮で
き、操作性を向上すると共に透視時間を短くすることで
被曝X線量を低減させることができる。また、従来のオ
ーバーハングに比べて左右動部機構の重量の低減ができ
る。
【0027】なお、上下動支柱の数は2本で説明した
が、補強するためにはその数は3本以上であってもよ
い。これによってより安全な装置が提供できる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、小型軽量のCアーム左右動機
構により使用者の操作性を向上した外科用X線透視撮影
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるX線透視撮影装置の構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示した上下左右動機構図。
【図3】位置合わせ用駆動機構の平面図。
【符号の説明】
1…移動台車、2…C型アーム、3…X線受像部、4…
X線発生部、5…Cアーム取っ手、6…支持アーム、7
…ハウジング、8…左右ガイド、9、9‘…上下動支
柱、10…本体部、11…主車輪、12…自在車輪、1
3…直動ガイドレール、14…左右動軸受15…被検者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にX線発生部、他端にX線受像部を
    保持する円弧状アームと、この円弧状アームの円弧中心
    を回転中心として回転可能に保持するアーム支持台と、
    このアーム支持台を床面からの高さ方向に直線的に移動
    可能に保持する支柱と、この支柱を床面からの所定の高
    さで第1の水平方向に直線的に移動可能に保持する移動
    台車とを備えた外科用X線透視撮影装置において、前記
    アーム支持台を前記第1の水平方向に垂直な第2の水平
    方向に直線的に移動可能に保持するガイド部を備えると
    ともに、前記支柱は前記ガイド部を挟んだ複数本の支柱
    から構成されることを特徴とする外科用X線透視撮影装
    置。
JP2000378102A 2000-12-12 2000-12-12 外科用x線透視撮影装置 Pending JP2002177251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101242038B1 (ko) 2012-05-29 2013-03-11 주식회사 로움텍 의료용 x선 촬영장치
KR101348560B1 (ko) 2007-07-06 2014-01-07 주식회사 바이오스페이스 소형 인체형상 스캐너

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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