JP2002177006A - 靴用の通気性・防水性底革 - Google Patents

靴用の通気性・防水性底革

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JP2002177006A
JP2002177006A JP2001329263A JP2001329263A JP2002177006A JP 2002177006 A JP2002177006 A JP 2002177006A JP 2001329263 A JP2001329263 A JP 2001329263A JP 2001329263 A JP2001329263 A JP 2001329263A JP 2002177006 A JP2002177006 A JP 2002177006A
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sole
component
diaphragm
sole leather
upper component
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JP2001329263A
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Moretti Mario Polegato
ポレガート モレッティ マリオ
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Nottington Holding BV
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Nottington Holding BV
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    • A43—FOOTWEAR
    • A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/12—Special watertight footwear
    • A43B7/125—Special watertight footwear provided with a vapour permeable member, e.g. a membrane
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A43—FOOTWEAR
    • A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/06—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated
    • A43B7/08—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴の外側との間で熱および水蒸気の最適な交
換をすることができる靴用の通気性・防水性底革を提供
する。 【解決手段】 底革の拡張部分の一部に少なくとも沿っ
て、接地部を構成する防水性下部構成要素（１１）、少
なくとも上面および端面における開口（１４）に連結さ
れたいくつかの小室（１３）を有している支持構造体か
らなる上部構成要素（１２）、不透水性かつ蒸気透過性
であるとともに、上部構成要素（１２）の少なくとも外
向区域を外面で取り囲む隔膜（１９）を備えてなる、靴
用の通気性・防水性底革。下部構成要素（１１）、上部
構成要素（１２）および隔膜（１９）は、少なくとも、
水の染み込むおそれのある区域において、封止部を形成
するように接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴用の通気性・
防水性底革に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】とりわけ実用性と快適性とを保証するこ
とができるものの足の通気をすることがまったくできな
いゴム製底革の備わった靴が、すでに知られており、ま
た、市販されている。
【０００３】接地部にいくつかの打ち抜き穴があり、ま
た、その穴明き部位の上に重ねられて周縁区域で封止さ
れた隔膜があるゴム製底革もまた、ここ２〜３年の間に
知られるようになった。
【０００４】これらの底革によれば、靴の内側雰囲気と
外側雰囲気との間における熱および水蒸気の効果的な交
換に加えて、適切に気体を透過させることができるとと
もに、外側の湿気および水の不透過性を必要に応じて保
証することができる。
【０００５】他の構造的解決法によって、側方縁部にい
くつかの打ち抜き穴がある箱状のゴム製底革もまた提供
されており、これらの打ち抜き穴は、この場合にも封止
部を形成するように周縁で接合された防水性・通気性隔
膜によって内面側が塞がれている。
【０００６】防水性・通気性隔膜が設けられたこれらの
穴明き底革は、確かに、これらより前に入手可能なもの
に比べて、かなりの改良がなされている。
【０００７】それにもかかわらず、これらの底革には、
打ち抜き穴によって占められ、充分ではあるがまだその
最適限度に達していない部位に主として起因する、実用
上のいくつかの欠点が依然として存在している。
【０００８】これに反して、第1の事例では、接地部に
形成された打ち抜き穴の数と、これらの打ち抜き穴の直
径とは、尖った異物がこれらの打ち抜き穴を通って入り
込み、隔膜が傷ついたり貫かれたりするのを防止するた
めに、小さく抑えておかなければならない。
【０００９】このような隔膜は実際、足による圧縮作用
を連続的に受けるので、特に鋭利ではない物体によって
も、すぐに傷つくおそれがある。
【００１０】逆止め弁によって靴の内側から外側へ空気
を押し出すための溝と装置とが内部に備わった底革もま
た知られている。
【００１１】この底革における空気の押し出しは、歩行
の際における足の圧縮力によって行われる。
【００１２】従って、この事例では、その操作は単に機
械的なものであり、また、冬季に生じて流入する冷気の
流れは、足が急速に冷えて使用者に不快感をもたらすの
で、とりわけ嫌なものである。
【００１３】さらにまた、この底革に一体化された空気
押し出し装置を実施することは、高価であるとともに煩
雑である。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目標は、外
側との間で熱および水蒸気の最適な交換をすることがで
き、最適な内部微気候を外部微気候の関数としていつで
も保証して、公知の型によって免れなかった前記欠点を
解決することのできる、靴用の通気性・防水性底革を提
供することである。
【００１５】この目標の範囲内におけるこの発明の１つ
の目的は、通気性隔膜の完全性が効果的に保護されると
ともに、適切な空気循環が可能な底革を提供することで
ある。
【００１６】別の目的は、過剰な外部湿度に起因する発
汗によって生じた水蒸気の結露水が存在していても靴の
内側を乾燥状態に維持することができる底革を提供する
ことである。
【００１７】別の目的は、通気性隔膜の上に汚れた物質
が付着するという問題をできるだけ少なくする底革を提
供することである。
【００１８】別の目的は、日常用およびスポーツ用の両
方におけるさまざまな種類の靴に簡単に適合させること
ができる底革を提供することである。
【００１９】別の目的は、コストが公知の底革のコスト
に匹敵する底革を提供することである。
【００２０】別の目的は、この分野ですでに公知の技術
および設備によって製造することができる底革を提供す
ることである。
【００２１】
【課題を解決するための手段】後にいっそう明らかにな
る、このような目標およびこれらの目的は、底革の拡張
部分の一部に少なくとも沿って、接地部を構成する防水
性下部構成要素、少なくとも上面および端面に出口のあ
る相互連結されたいくつかの小室を有している支持構造
体からなる上部構成要素、不透水性かつ蒸気透過性であ
るとともに、前記上部構成要素の少なくとも外向区域を
外面で取り囲む隔膜を備えてなり、前記下部構成要素、
前記上部構成要素および前記隔膜が、少なくとも、水の
染み込むおそれのある区域において、封止部を形成する
ように接合されていることを特徴とする靴用の通気性・
防水性底革によって達成される。
【００２２】この発明におけるさらに別の特徴および利
点は、添付図面において非限定的な例としてだけ示され
たいくつかの実施の形態における詳細な説明からいっそ
う明らかになる。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るいくつかの
実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、この発明
はこれらによって限定されるものではない。
【００２４】図１〜図３において、この発明に係る靴用
の通気性・防水性底革は、全体として参照符号１０によ
って表されている。この底革１０は下部構成要素１１を
備えてなり、下部構成要素１１は、この事例では防水性
材料、例えば、ポリウレタン、ゴム、ポリ塩化ビニルな
どのポリマーから作られた耐磨耗性接地部を構成する。
【００２５】この代わりに、例えば、不透水性かつ蒸気
透過性の型の封止部を形成するように外周で接合されて
いる上部隔膜によって防水加工されたなめし革のような
通気性材料を使うことができる。
【００２６】底革１０は上部構成要素１２をさらに備え
てなり、上部構成要素１２は、少なくとも上面および端
面に出口のある、相互に連結されたいくつかの小室を備
えている。
【００２７】図面に示された特定の実施の形態では、上
部構成要素１２は、プラスチックから成形により作られ
て、複数の小室１３がある格子状構造体を有してなる。
これらの小室１３は、複数の隔壁１５に設けられた複数
の開口１４によって相互に連結されている。
【００２８】図１に示すように、複数の小室１３は、側
方縁部１６および上部支持面に対向しており、この上部
支持面の上には、いくつかの貫通孔１８のある中底１７
が設けられている。
【００２９】中底１７は、なめし革、または他の適切な
通気性材料あるいは穴明き材料から作られていると都合
がよい。
【００３０】上部構成要素１２は、前記のものの代わり
に、例えば、使用者の体重を支えることができるととも
に汗を自由に通すことができるスポンジ状の開放気泡材
料から作られたブロックによって形成することができ
る。
【００３１】このような目的のために、開放気泡型のフ
ォームラバーあるいはウレタンフォームのような材料を
供給することができる。
【００３２】上部構成要素１２の中に、従来の衝撃緩和
用組織、例えば、空気、ゲルなどが充填されたパッドを
組み入れることもまた、都合がよい。
【００３３】底革１０は、不透水性かつ蒸気透過性の材
料（市販されており、かつ、商品名ゴアテックス（Ｇｏ
ｒｅ−Ｔｅｘ）によって一般に知られているような材
料）から作られた隔膜１９をさらに備えてなる。
【００３４】図示されていない支持用軽量生地に接合す
ることもできる隔膜１９は、少なくとも外側に面した区
域で、上部構成要素１２の縁部１６に巻き付けられてい
るとともに、小室１３を接着剤で塞がないように注意し
て外周に塗布した接着剤によってそこに接合されてい
る。
【００３５】従って、接着剤を隔壁１５の縁部へ塗布し
たり、図２に示すように縁部１６の周りに巡らせて上部
構成要素１２の外周部分における上方区域および下方区
域に接着剤で接合することのできるような拡張部分を隔
膜１９に設けたりすることができる。
【００３６】隔膜１９の２つの端部は、いくつかの隔壁
１５の１つにおいて互いに接合され（図１に示すよう
に）、次いで、封止部を形成するように接着剤でそこへ
接合することができ、あるいは、防水封止用接合部をも
たらすようにヒートシールや接着シールによるテープと
して施すことができる。
【００３７】底革１０は、この事例では、隔膜１９の上
に重ねられた保護要素２０をさらに備えてなる。保護要
素２０は例えば、細かい目の網によって、あるいは隔膜
１９を破るおそれのある尖っていない物体から隔膜１９
を保護する通気性材料の層によって、構成されている。
【００３８】保護要素２０は、縁部１６の周りに折り返
された隔膜の区域における局部接着によってあるいは全
部接着によって施すことができ、その結果、縁部１６の
表面には、通気性を損なうおそれのある接着剤はまった
く存在しない。
【００３９】この代わりに、封止された一体型要素を最
終的に構成するように上部構成要素１２がその上に被覆
成形された成形用インサートとして、保護要素２０が備
わっていてもよい隔膜１９を構成することができる。
【００４０】この隔膜は、穴が明きにくいように、支持
体として例えばアラミド繊維あるいは他の材料を使うこ
とによって設けることができることにも留意すべきであ
る。
【００４１】この隔膜は、親水性ポリマーから作ること
ができ、また、この事例では、透水性であって複合材料
として技術的にそれ自体知られている材料の繊維からな
る支持体に組み込むことができる。
【００４２】この事例では、すなわち、隔膜１９が、ま
さにその構造のために、尖っていない物体に耐えること
ができるときには、保護要素２０の存在は必須ではな
い。
【００４３】上部構成要素１２は、公知の接着法によっ
て下部構成要素１１に密封状に接合されているが、底革
１０の全体は、一回の射出あるいは複数回の射出によっ
て作ることができ、また、隔膜１９（保護要素２０が備
わっていてもよい）、あるいはすでに作られた上部構成
要素１２が備わっている隔膜１９をインサートとして挿
入することによって作ることができる。
【００４４】水の浸透が可能である区域に接しているす
べての要素どうしの間に密封状接合部を設けることはと
りわけ重要である。
【００４５】上部構成要素１２は、下部構成要素１１に
よって底部で閉鎖されておりかつ通気性・防水性バンド
によって外周部で開放されている容器として作用する。
【００４６】この組立体は、靴製造の分野で知られた方
法で、靴の内側から小室１３へ向かう蒸気の通路を塞が
ないように注意して甲革２１に組み付けると、都合がよ
い。
【００４７】次に、この発明に係るいくつかの実施の形
態を示している図４〜図６において、第1のものでは、
上部構成要素１１２に、下部構成要素１１１よりも小さ
く、とりわけかかと区域に拡張している拡張部分が備わ
っている。
【００４８】この事例では、図示されていないが、適切
に形成した溝を、足の前方部で前記下部構成要素の上方
区域に設けることができるとともに、汗が爪先からかか
とへ容易に通過することができるように、中底にいくつ
かの穴を設けることができる。
【００４９】図５において、下部構成要素２１１および
上部構成要素２１２は、かかとを構成するように一体の
ものである。
【００５０】このように設けられた底革１０は、その機
能性（衝撃吸収性、可撓性、軽量性など）を低下させる
ことなく、上部構成要素１２の縁部区域の全体に沿って
充分な不透水性および通気性が備わっている。
【００５１】作用の観点からは、足によって上部構成要
素１２が押し付けられると、汗によって湿った空気が中
底１７の孔から上部構成要素１２へ入り、汗が靴の外へ
押し出される。
【００５２】空気が内側から出ることもできるこの型の
通気性・防水性隔膜を使うと、この靴における空気の交
換がかなり増大するので、この型の隔膜は運動選手用の
製品にきわめて有用である。
【００５３】以上のように考え出されたこの発明は、す
べてが「特許請求の範囲」の範囲内に属する、きわめて
多くの修正および変形を加えることができる。
【００５４】すべての細部は、技術的に等価な他の要素
で置き換えることもまた可能である。
【００５５】従って、例えば、下部構成要素１１は、上
方区域に通気性・防水性隔膜（軽量の支持用生地が備わ
っており、あるいは備わっていない）が備わり、外周区
域においてそこへ密封状に接合された穴明き下部層によ
って、都合よく構成することができる。
【００５６】隔膜は、下方区域において保護層で都合よ
く構成することができる。
【００５７】このことは、外側との交換能力をさらに増
大させる必要のあるときに言える。
【００５８】実際のところ、使われた材料は、寸法と同
様に、あり得る使用と適合する限りにおいて、要求に応
じたどのようなものでもよい。
【００５９】
【発明の効果】この発明に係る靴用の通気性・防水性底
革によれば、底革の拡張部分の一部に少なくとも沿っ
て、接地部を構成する防水性下部構成要素、少なくとも
上面および端面に出口のある相互連結されたいくつかの
小室を有している支持構造体からなる上部構成要素、不
透水性かつ蒸気透過性であるとともに、前記上部構成要
素の少なくとも外向区域を外面で取り囲む隔膜を備えて
なり、前記下部構成要素、前記上部構成要素および前記
隔膜が、少なくとも、水の染み込むおそれのある区域に
おいて、封止部を形成するように接合されているので、
靴の外側との間で熱および水蒸気の最適な交換をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、この発明に係る底革で設けられた靴の
部分断面図である。
【図２】図２は、図１の靴における底革の横断面図であ
る。
【図３】図３は、図２の底革における細部の一部分解拡
大斜視図である。
【図４】図４は、この発明に係る１つの実施の形態であ
る底革で設けられた靴の側面図である。
【図５】図５は、この発明に係る別の１つの実施の形態
である底革で設けられた靴の側面図である。
【図６】図６は、この発明に係るさらに別の１つの実施
の形態である底革で設けられた靴の側面図である。
【符号の説明】
１０ 底革 １１ 下部構成要素 １２ 上部構成要素 １３ 小室 １４ 開口 １５ 隔壁 １６ 側方縁部 １７ 中底 １８ 貫通孔 １９ 隔膜 ２０ 保護要素 ２１ 甲革
フロントページの続き (71)出願人 500584240 ７ｔｈ ｆｌｏｏｒ，Ｓｔｒａｗｉｎｓｋ ｙｌａａｎ 3105，ＮＬ−1077 Ａｍｓｔ ｅｒｄａｍ，ＮＥＴＨＥＲＬＡＮＤＳ Ｆターム(参考） 4F050 AA01 AA06 BA33 BA39 HA53 HA56 HA57 HA70

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 底革の拡張部分の一部に少なくとも沿っ
    て、 接地部を構成する防水性下部構成要素（１１）、 少なくとも上面および端面に開口（１４）のある相互連
    結されたいくつかの小室（１３）を有している支持構造
    体からなる上部構成要素（１２）、 不透水性かつ蒸気透過性であるとともに、前記上部構成
    要素（１２）の少なくとも外向区域を外面で取り囲む隔
    膜（１９）を備えてなり、 前記下部構成要素（１１）、前記上部構成要素（１２）
    および前記隔膜（１９）が、少なくとも、水の染み込む
    おそれのある区域において、封止部を形成するように接
    合されていることを特徴とする靴用の通気性・防水性底
    革。
  2. 【請求項２】 底革が、前記隔膜（１９）のうち少なく
    とも外方を向いている区域を覆うとともに前記上部構成
    要素（１２）、前記下部構成要素（１１）および前記隔
    膜（１９）への封止部を形成するように接合されている
    通気性あるいは穴明きの保護要素（２０）を備え、この
    保護要素が、少なくとも、水の染み込むおそれのある区
    域において、前記２つの構成要素の間に置かれているこ
    とを特徴とする請求項１に記載の底革。
  3. 【請求項３】 接地部を構成する前記下部構成要素（１
    １）が、ポリウレタン、ゴム、ポリ塩化ビニルなどのポ
    リマーから作られていることを特徴とする請求項１に記
    載の底革。
  4. 【請求項４】 接地部を構成する前記下部構成要素（１
    １）が、なめし革のような通気性材料から作られ、例え
    ば、不透水性かつ蒸気透過性である型の上部隔膜であっ
    て封止部を形成するように外周で接合された上部隔膜に
    よって防水性にされていることを特徴とする請求項１に
    記載の底革。
  5. 【請求項５】 接地部を構成する前記下部構成要素（１
    １）が、不透水性かつ蒸気透過性の上部隔膜が上面にあ
    る穴明き下部層によって構成されているとともに、外周
    区域に封止部を形成するようにそこへ接合されているこ
    とを特徴とする請求項１に記載の底革。
  6. 【請求項６】 前記上部構成要素（１２）が、格子状構
    造体を有するとともにプラスチックから作られ、前記小
    室（１３）を画定する隔壁（１５）を有しており、前記
    小室（１３）が、隔壁（１５）に設けられた開口（１
    ４）によって相互に連結されていることを特徴とする請
    求項１に記載の底革。
  7. 【請求項７】 複数の小室（１３）が、側方縁部（１
    ６）および上部支持面に対向していることを特徴とする
    請求項６に記載の底革。
  8. 【請求項８】 前記上部構成要素（１２）は、使用者の
    体重を支えることができるとともに汗を自由に通すこと
    ができる開放気泡型多孔質材料のブロックによって形成
    されていることを特徴とする請求項１に記載の底革。
  9. 【請求項９】 前記多孔質材料が、開放気泡型のフォー
    ムラバーあるいはウレタンフォームであることを特徴と
    する請求項８に記載の底革。
  10. 【請求項１０】 空気、ゲルなどが充填されたパッドの
    ような衝撃緩和用組織が、前記上部構成要素（１２）の
    中に組み入れられていることを特徴とする請求項１に記
    載の底革。
  11. 【請求項１１】 前記隔膜（１９）が、不透水性かつ蒸
    気透過性である材料から作られていることを特徴とする
    請求項１に記載の底革。
  12. 【請求項１２】 前記隔膜（１９）が、支持用軽量生地
    に接合されていることを特徴とする請求項１１に記載の
    底革。
  13. 【請求項１３】 前記隔膜（１９）が、支持体として、
    アラミド繊維あるいは穴の明きにくい等価材料を含んで
    いることを特徴とする請求項１に記載の底革。
  14. 【請求項１４】 前記隔膜（１９）が、透水性であって
    複合材料として技術的に知られている材料の繊維からな
    る支持体の中に組み入れられた親水性ポリマーから作ら
    れていることを特徴とする請求項１に記載の底革。
  15. 【請求項１５】 前記隔膜（１９）が、少なくとも外側
    に面した区域で、前記上部構成要素（１２）の縁部（１
    ６）の周りに巻き付けられているとともに、接着剤が自
    由に離れるようにかつ前記小室（１３）を接着剤で塞が
    ないように外周に塗布した接着剤によってそこに接合さ
    れていることを特徴とする請求項１または６に記載の底
    革。
  16. 【請求項１６】 前記接着剤が、前記隔壁（１５）の縁
    部に塗布されていることを特徴とする請求項１５に記載
    の底革。
  17. 【請求項１７】 前記隔膜（１９）が、上方および下方
    へ折り曲げられ、上方区域および下方区域において前記
    上部構成要素（１２）の外周部分に接着剤により接合さ
    れていることを特徴とする請求項１５に記載の底革。
  18. 【請求項１８】 前記隔膜（１９）の２つの端部が、前
    記隔壁（１５）の１つにおいて互いに接合され、次い
    で、接着剤でそこへ密封状に接合され、あるいは、防水
    封止用接合部をもたらすようにヒートシールや接着シー
    ルによるテープとして施されていることを特徴とする請
    求項１または６に記載の底革。
  19. 【請求項１９】 前記保護要素（２０）が、細かい目の
    網によって、あるいは前記隔膜（１９）を破るおそれの
    ある尖っていない物体から前記隔膜（１９）を保護する
    通気性材料の層によって、構成されていることを特徴と
    する請求項１または２に記載の底革。
  20. 【請求項２０】 前記保護要素（２０）が、局部接着に
    よって施されていることを特徴とする請求項１９に記載
    の底革。
  21. 【請求項２１】 前記保護要素（２０）が、前記上部構
    成要素（１２）の縁部（１６）の周りに折り曲げられた
    隔膜（１９）の区域を全部接着することによって施さ
    れ、その結果、前記縁部（１６）には、通気性を損なう
    おそれのある接着剤がないことを特徴とする請求項１９
    に記載の底革。
  22. 【請求項２２】 前記保護要素（２０）が備わっていて
    もよい前記隔膜（１９）は、封止された単一要素を最終
    的に構成するように前記上部構成要素（１２）がその上
    に被覆成形された成形用インサートとして設けられてい
    ることを特徴とする請求項１または６に記載の底革。
  23. 【請求項２３】 前記上部構成要素（１２）が、封止部
    を形成するように、公知の接着装置によって前記下部構
    成要素（１１）に接合されていることを特徴とする請求
    項１に記載の底革。
  24. 【請求項２４】 底革が、一回の射出成形操作あるいは
    複数回の射出成形操作によって作られるともに、前記保
    護要素（２０）が備わっていてもよい前記隔膜（１９）
    をインサートとして備えていることを特徴とする請求項
    １または６に記載の底革。
  25. 【請求項２５】 底革が、一回の射出成形操作あるいは
    複数回の射出成形操作によって作られるともに、すでに
    作られた前記上部構成要素（１２）が備わっている前記
    隔膜（１９）をインサートとして備えていることを特徴
    とする請求項１に記載の底革。
  26. 【請求項２６】 前記上部構成要素（１２）が、前記下
    部構成要素（１１）よりも小さくて、前記下部構成要素
    （１１）の自由区域に設けられている溝のある拡張部分
    と、前記下部構成要素（１１）の上方区域に設けられた
    穴とを備え、その結果、汗は、さまざまな前記区域の間
    で自由に流れることができることを特徴とする請求項１
    に記載の底革。
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