JP2002136301A - ゴム長靴 - Google Patents

ゴム長靴

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JP2002136301A
JP2002136301A JP2000331944A JP2000331944A JP2002136301A JP 2002136301 A JP2002136301 A JP 2002136301A JP 2000331944 A JP2000331944 A JP 2000331944A JP 2000331944 A JP2000331944 A JP 2000331944A JP 2002136301 A JP2002136301 A JP 2002136301A
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JP
Japan
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insole
rubber boot
water
rubber
deep groove
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JP2000331944A
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English (en)
Inventor
Mitsuhisa Hamamura
光久 浜村
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DAIICHI RUBBER KK
Original Assignee
DAIICHI RUBBER KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 通水・通気性の無い材料からなる中底4に通
水・通気孔6を適宜数穿設し、該中底4と狭い通気路9
を介して浅い溝8と深い溝7を連通した本底3を重ね合
わせた底部を備えたゴム長靴。 【効果】 本底の深い溝と浅い溝を連通する狭い通気路
を介して歩行によるポンプ作用で中底の通水孔を常時乾
燥させた状態に保ち、履き心地の良いゴム長靴を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底部を形成してい
る中底には孔が穿設されている。そのため、下部の本底
に汗等の水分が流れ出してしまう。しかし、歩行時、本
底に形成した浅い溝、深い溝間を狭い通路を介してポン
プ作用を生じさせ、中底の孔部分を乾燥させることがで
き、結果として、履き心地の良い、湿った感じがしない
ゴム長靴を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインナーブーツとしては、胴部と
底部とは異なった材料で構成され、胴部は非吸水性の織
布などにより構成され、底部は上層と下層より構成さ
れ、下層の上面における全面に、隔壁で囲まれて互いに
独立した多数の凹部を配列して設けたものが存在してい
る(特開平11−276201号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては、ゴム長靴を使用する場合、雨、雪等
が降っている時にはゴム長靴の内部に湿気が充満する。
また暖かい地域でゴム長靴を履くと、足から常時発汗し
ており、歩行や運動によって発汗量は更に多くなる。汗
はまず沓下、インナーブーツ、次に履物を構成する各部
品や材料の中の吸湿性材料に吸収されるが、履物内の湿
度が上がり飽和状態になると液化し、沓下、インナーブ
ーツ及び履物を構成する各部品や材料に吸水される。
【0004】この結果、足は疲労し非衛生となり、不快
感も増す。さらに、ゴム長靴の内部に湿気が充満し、こ
の湿気により生じる水分は中底に吸収されるが、履き心
地としては湿った感じがする。これを防止して、履き心
地が良い乾燥状態になる特殊な本底を有するゴム長靴を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
消するために通水・通気性の無い材料からなる中底に通
気孔を適宜数穿設し、該中底と狭い通気路を介して浅い
溝と深い溝を連通した本底を重ね合わせた底部を備える
という技術手段を採用した。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図4に基づいて、本発明に係る
一実施例のゴム長靴について詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例のゴム長靴を示す
側面図、図2は中底を示す平面図、図3は中底を示す側
面図、図4は本底を示す平面図である。図面中、1はゴ
ム長靴で胴部2と底部である本底3、中底4、裏材カバ
ー5から構成されている。
【0008】胴部2と本底3と中底4と裏材カバー5と
はそれぞれ異なった材料で構成され、胴部2は非吸水性
の織布や網布により構成される。底部は図2で示すよう
な中底4と図4で示すような本底3から構成され、中底
4は非通気、非通水性の材料からなり、一枚のものや2
枚以上積層したもの等が採用され、複数の小さな孔、す
なわち通水・通気孔6が穿設されている。本底3は、ゴ
ム、合成ゴム、または弾性合成樹脂より構成されている
と共に、上面全面には、隔壁で囲まれた多数の深い溝7
と、多数の浅い溝8が狭い通気路9で連通されるように
形成されている。
【0009】この深い溝7と浅い溝8には、発汗等によ
り履物内の湿度が上がり飽和状態になると液化し、中底
4の通水・通気孔6を通して、本底3の深い溝7、浅い
溝8に吸水され残留状態になる。ところが、上記深い溝
7と浅い溝8には空気も残留している。この残留空気を
利用して本底3に形成した深い溝7と浅い溝8、そして
これらを結ぶ狭い通気路9を介して空気の移動をうなが
し、例えば、かかと側に形成した深い溝7とつま先側に
形成した浅い溝8のどちらかに振り分けて残留している
空気が、歩行することにより狭い通気路9を介して浅い
溝8と深い溝7間をポンプ作用で空気が流通するもので
ある。
【0010】このポンプ作用により空気が流通するの
で、中底4の通水・通気孔6の孔部が乾燥状態になり、
足が触れる部分である中底4は常に乾燥状態になり、湿
った感じがしない履き心地が良いゴム長靴が得られる。
【0011】なお、中底4としては、ダブルラッセル
網、ハニカム立体網等、通常使用されている中底にも応
用できることはいうまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次のような効果を得ることができる。 (1)本底の深い溝と浅い溝を連通する狭い通気路を介
して歩行によるポンプ作用で中底の通水孔を常時乾燥さ
せた状態に保ち、履き心地の良いゴム長靴を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム長靴を示す側面図である。
【図2】本発明の中底を示す平面図である。
【図3】同じく中底を示す側面図である。
【図4】本発明の本底を示す平面図である。
【符号の説明】
1‥‥ゴム長靴 2‥‥胴部 3‥‥本底 4‥‥中底 5‥‥裏材カバー 6‥‥通水・通気
孔 7‥‥深い溝 8‥‥浅い溝 9‥‥狭い通気路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水・通気性の無い材料からなる中底に
    通水・通気孔を適宜数穿設し、該中底と狭い通気路を介
    して浅い溝と深い溝を連通した本底を重ね合わせた底部
    を備えたことを特徴とするゴム長靴。
JP2000331944A 2000-10-31 2000-10-31 ゴム長靴 Pending JP2002136301A (ja)

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