JP2002175996A - 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法 - Google Patents

結晶シート製造装置および結晶シート製造方法

Info

Publication number
JP2002175996A
JP2002175996A JP2000369665A JP2000369665A JP2002175996A JP 2002175996 A JP2002175996 A JP 2002175996A JP 2000369665 A JP2000369665 A JP 2000369665A JP 2000369665 A JP2000369665 A JP 2000369665A JP 2002175996 A JP2002175996 A JP 2002175996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling body
melt
sheet
crucible
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000369665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3788907B2 (ja
Inventor
Zenjiro Yamashita
善二郎 山下
Kozaburo Yano
光三郎 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000369665A priority Critical patent/JP3788907B2/ja
Publication of JP2002175996A publication Critical patent/JP2002175996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788907B2 publication Critical patent/JP3788907B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却体30を融液に浸漬させて結晶シート生
成する製造方法において、坩堝23の小形化を図り、か
つ冷却体30の侵入角度および引き上げ角度の最適化を
図ることができる結晶シート製造装置とその方法を提供
する 【解決手段】 冷却体30は、水平移動して位置決めさ
れ、かつ上下移動および水平な回転軸まわりに回転する
ことができる。これによって、従来の結晶シート製造装
置に比べて、坩堝容積の縮小によるSi材料の無駄が排
除できる。また融液面への適切な侵入角度、融液面から
の適切な引き上げ角度を調整可能であり、結晶シートの
品質の向上が図れ、生産コストを大きく低下することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属もしくは半導
体の融液から板状の基体である結晶シートを製造する結
晶シート製造装置および製造方法に関するものである。
特に低コスト太陽電池用シート状Si(シリコン)基板
の製造装置および製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽電池に用いられている多結晶Siを
作製する従来の代表的な技術として、不活性雰囲気中で
リンあるいはボロン等のドーパントを添加した高純度S
i材料を坩堝中で加熱溶融させ、この融液を鋳型に流込
んで冷却し、多結晶インゴットを得る鋳造方法がある。
この多結晶インゴットは、さらにスライシング工程を経
て太陽電池に使用されるシート状Si基板が得られる。
【0003】従来方法では、Si鋳造工程に加え、高い
コストを要するスライシング工程が必要なこと、またこ
のスライシング工程でワイヤまたは内周刃の厚み分以上
の材料ロスを生じること等、低コスト化を図るうえで大
きな障害になっていた。
【0004】これにかわり、他の従来の技術としてスラ
イシング工程を省略し、溶融Siからシート状のSi基
板を直接作製する方法として、平坦なシート生成面を有
する冷却体をSi融液中に一定時間浸漬させ、冷却体の
シート生成面にSiを付着、成長させるSiシート製造
方法が本件出願人によって提案されている。
【0005】図10は、冷却体を用いた従来の結晶シー
ト製造装置100を示す断面図である。図10に示すよ
うに、結晶シート製造装置100は、Si融液122が
貯留される坩堝123の上方に回転機構を有する円筒状
の回転体92が配置される。回転体92は回転軸90を
有し、回転軸90の軸線は、水平に配置される。また回
転体92の外周部を覆うようにSiを凝固、成長させる
ための冷却体93が複数(図10中では12個)配置さ
れる。回転軸90に接続される回転機構によって複数の
冷却体93と回転体92とが一体に回転する。
【0006】このとき回転体92の最も下方に位置する
冷却体93aだけが、Si融液中に浸漬する。冷却体9
3のシート生成面94は、Si融液よりも低温に保持さ
れ、一定時間Si溶液中に浸漬されることによって、S
i結晶が凝固、成長し、冷却体93aのシート生成面9
4aに沿って、シート状のSi結晶が形成される。した
がって、回転体92が回転するとともに、複数の冷却体
が順次Si融液に浸漬し、各冷却体93にシート状のS
i結晶を形成することができる。次に形成された結晶シ
ートをシート生成面94から剥離させることによって、
結晶シートを得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すような従
来の技術の結晶シート製造装置100は、Si融液中に
浸漬する複数の冷却体93を回転体92の外周部を覆う
ように配置される。これら冷却体93が回転軸90と一
体に回転するので、冷却体93の最外周部が描く軌跡
は、冷却体93のシート生成面94の寸法によって異な
る。
【0008】図11は、冷却体93の回転移動の模式図
を示す該略図である。たとえば150mm×150mm
の正方形のSiシートを形成する場合、冷却体93の最
外周部の描く軌跡S2の半径Rは299.4mmとな
る。また最下方に位置する冷却体93aの回転方向Cの
寸法B2(シート幅方向寸法)は150mmとなる。こ
こで上下方向Z1,Z2は鉛直な方向であり、幅方向X
1,X2は、回転体の軸線方向と上下方向Z1,Z2と
に対して直交する方向である。
【0009】また1つの冷却体93aが坩堝123内の
融液122内に浸漬したときの、冷却体93aの下面か
ら融液面122hまでの寸法(深さ)h1は15mm、
融液面122hと坩堝上端123Eとの間の寸法h3は
5mmとする。必要な構造上の要件として、冷却体最外
周部96が坩堝上端123Eとの接触を避けなければな
らない。したがって、冷却体最外周部96が描く軌跡S
2と坩堝上端123Eとの上下方向Z1,Z2の間に余
裕を持たせたスペースが必要となり、ここではスペース
の寸法h2を10mmとする。
【0010】これらの寸法R,h1,h2,h3から坩
堝123の幅方向寸法W2を計算すると、261.3m
mになる。これは、本来製作するシート幅方向寸法B2
である150mmの1.74倍にあたり、坩堝123の
幅方向寸法W2が必要以上に大きくなりがちであった。
【0011】また装置のメンテナンスによる停止時、特
にSi融液122については冷却により膨張することか
ら坩堝123を損傷しやすく、前述したように実質的に
必要寸法以上の大きさの坩堝123を用いていることか
ら、コスト負担はきわめて大きかった。
【0012】さらに、図10に示すように、冷却体93
が融液122に浸漬開始するとき、冷却体93のシート
生成面94と融液面との成す侵入角度α1は浸漬開始時
の融液の揺らぎを抑える目的のために、さらに融液12
2からの引上げるとき、冷却体93のシート生成面94
と融液面との成す引き上げ角度α2は融液の液たれを低
減する目的のために、重要な要素である。しかし、回転
体92に冷却体93を取付けた場合、当該角度調整を行
うことが困難であり、品質向上の障害になっていた。こ
れらの特性低下は、形成される結晶シートの品質低下の
みならず、冷却体93の結晶シート剥離時の不良発生原
因にもなり、生産性向上を図るうえでも大きな障害にな
っていた。
【0013】したがって本発明の目的は、浸漬している
冷却体の表面に結晶を付着、成長させる結晶シート製造
方法において、融液が貯留される坩堝の小形化を図り、
かつ冷却体の侵入角度および引き上げ角度の最適化を図
ることができる結晶シート製造装置および製造方法を提
供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属もしくは
半導体材料の融液を坩堝に貯留し、冷却体のシート生成
面を融液内に浸漬し、金属もしくは半導体材料を前記シ
ート生成面で凝固成長させる結晶シート製造装置であっ
て、複数の冷却体を、水平方向に移動させる水平移動手
段と、該冷却体を上下方向に移動させる上下移動手段
と、該冷却体を、水平な回転中心軸まわりに回転させる
回転手段とを含むことを特徴とする結晶シート製造装置
である。
【0015】本発明に従えば、一定時間冷却体のシート
生成面を融液内に浸漬することによって、シート生成面
に融液の結晶が凝固、成長することで、シート生成面に
結晶シートを生成することができる。また結晶シート製
造装置は、冷却体を水平方向、上下方向および水平な回
転中心軸をまわる回転方向に変位させることができるの
で、任意の姿勢で任意の方向から冷却体を、坩堝に浸漬
させることができる。したがって複数の冷却体のうち、
1つの冷却体のみが坩堝上から下降して坩堝に浸漬する
ことで、従来の技術に比べて坩堝開口部の面積を小型化
することができる。
【0016】また回転手段によって、融液面に対して冷
却体のシート生成面を任意に傾斜させて融液内へ侵入さ
せることができる。これによって、冷却体は融液の揺ら
ぎを抑えて浸漬することができる。同様に回転手段によ
って、融液面に対して冷却体のシート生成面を任意に傾
斜させて融液内から引き上げることができる。これによ
って、冷却体の引き上げ時に生じる融液のたれを抑える
ことができる。したがってシート生成面に形成される結
晶シートの品質を向上するとともにシート剥離不良を減
少させて結晶シートの生産性を向上することができる。
【0017】また本発明は、前記冷却体の回転中心軸
は、冷却体のシート生成面に平行であることを特徴とす
る。
【0018】本発明に従えば、冷却体の回転中心軸は、
冷却体のシート生成面に平行でありまた水平に形成され
る。これによって冷却体のシート生成面を、坩堝に満た
される融液の液面と平行な位置に配置することができ
る。
【0019】また本発明は、前記冷却体の位置決め姿勢
調整および上下動作を前記坩堝上で行わせる制御手段を
有することを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、水平移動手段、上下移動
手段および回転手段によって冷却体の姿勢調整および上
下動作を前記坩堝上で行わせる制御手段を有するので、
冷却体を水平、上下および、回転中心軸まわりに変位さ
せて、良好な結晶シートを形成することができる姿勢位
置に調整および配置することができる。
【0021】また本発明は、前記坩堝上の冷却体を前記
回転中心軸まわりに回転させて冷却体の姿勢を任意の角
度に保持して下方に移動させ、融液内に浸漬させる制御
手段を有することを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、坩堝上の冷却体を回転中
心軸まわりに回転させ、冷却体のシート生成面を任意の
角度に保持し、下方に移動させて融液内に浸漬させる制
御手段を有するので、冷却体は融液の揺らぎを抑えて浸
漬することができる。
【0023】また本発明は、融液中に浸漬された状態の
冷却体を前記回転中心軸まわりに回転させる制御手段を
有することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、融液中に冷却体を浸漬し
た状態で、冷却体を前記回転中心まわりに回転させる制
御手段を有するので、浸漬した状態の冷却体のシート生
成面の傾斜角度を調整し、良好なシート生成を行うこと
ができる。
【0025】また本発明は、金属もしくは半導体材料の
融液を貯留する坩堝に、冷却体のシート生成面を浸漬
し、金属もしくは半導体材料を前記シート生成面で凝固
成長させる結晶シート製造方法であって、冷却体を水平
方向に移動させて坩堝上に位置決めするステップと、冷
却体を水平な軸まわりに回転させて冷却体の姿勢を調整
するステップと、冷却体を下降させて融液に浸漬するス
テップとを含むことを特徴とする結晶シート製造方法で
ある。
【0026】本発明に従えば、最初のステップで冷却体
が坩堝上の所定の位置に位置決めされ、次のステップで
シート生成面が任意の角度に保持されて、さらに次のス
テップで冷却体が下方に移動し融液内に浸漬される。複
数の冷却体のうち、1つの冷却体が坩堝上方から下降し
て浸漬することによって、坩堝の開口の面積を小型化す
ることができる。さらにシート生成面が、任意の角度に
保持されて融液内に浸漬することによって、融液の揺ら
ぎを抑えて浸漬することができ、良好な結晶シートを形
成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を用いて説明する。図1に本発明の結晶シート製造装置
1を示し、図2に結晶シート製造装置1の平面図を示
す。結晶シート製造装置1は断熱材で構成される炉壁2
1を有し、炉壁21によって囲まれる炉が形成される。
炉内に配置される坩堝23には、Si融液22が貯留さ
れる。結晶シート製造装置1は、この融液内に冷却体3
0を浸漬させ、冷却体30にSi結晶を凝固、成長させ
て平板状の結晶シートを形成させる装置である。
【0028】さらに結晶シート製造装置1は4つの製造
工程を行うことができる。第1の工程は炉外の冷却体3
0を炉内に順次収納する収納工程、第2の工程は冷却体
30に結晶シートを形成する前に予備加熱を行う予熱工
程、第3の工程は冷却体30に結晶シートを形成する形
成工程、第4の工程は結晶シートが形成された結晶シー
ト付き冷却体を炉内から順次取り出し、結晶シートと冷
却体30とを剥離する取出工程である。
【0029】また結晶シート製造装置1は、炉内の冷却
体30を搬送する製造装置本体110を有し、製造装置
本体110は、冷却体30を水平方向に移動させる水平
移動手段、上下方向に移動させる上下移動手段、水平な
水平軸まわりに回転させる回転手段を含んで構成され、
これらは図示しない制御手段によって制御される。
【0030】図1に示すように、製造装置本体110
は、断熱材で構成された炉壁21の内部に、垂直回転軸
4を固定している回転基板2と、回転基板2に一体に固
定される上部回転側板3と下部回転側板3−2とが配設
される。垂直回転軸4は、軸受基板5内のベアリング7
に保持される。本体駆動モータ6の駆動力は、本体駆動
モータ6の軸に直結したギア8−1からギア8−2に伝
達される。ギア8−2は、垂直回転軸4に同軸固定され
ている。本体駆動モータ6の回転動作により回転基板
2、上部回転側板3および下部回転側板3−2は、垂直
回転軸4まわりに一体的に転動し、図2に示す90°分
割された位置(冷却体30−1,30−2,30−3,
30−4)で停止する。図に示す冷却体30−1の位置
で金属もしくは半導体(本実施例ではSi)の凝固成長
が行われる。
【0031】冷却体30および冷却体30と一体に固定
されて成る支持基板31の斜視図を図3に示す。支持基
板31に形成される垂直方向板面には回転軸穴29h、
一対の取付穴29h1が設けられる。冷却体30の厚み
方向一方側の面に支持基板31が設けられ、厚み方向他
方側の面にシート生成面30aが形成される。このシー
ト生成面30aは、製造装置本体110に取り付けられ
た状態で下方に配置され、融液内に浸漬し、シート生成
面上に結晶シートが形成される。
【0032】冷却体30の材質の一例として、耐熱性に
優れた黒鉛性の材料を使用しているが、本発明の例で示
すSi融液22の温度よりも融点が高く、融液との反応
性が小さい炭化珪素、石英、窒化ケイ素、アルミナ、酸
化ジルコニウム等から融液材料に適した材料を選択する
ことができる。
【0033】図1に示すように坩堝23のSiは、誘導
加熱装置39で加熱溶解される。坩堝23は、坩堝移動
モータ26の駆動によりSi融液22の湯面高さをコン
トロールすることを目的に上下方向に駆動されて位置決
めされる。冷却体30は、リンク機構部に装着され水平
駆動軸13によって、Si融液22への浸漬角度、およ
びSi融液22の引上げ角度の調整が可能である。水平
回転軸13は、カップリング12で回転シリンダ10−
1の軸11に結合されている。回転シリンダ10−1は
回転駆動源であって取付板91に固定され、取付板91
は摺動内金具14−1に固定され、摺動内金具14−1
に摺動外金具14−2が固定され、摺動内金具14−1
と摺動外金具14−2とで上部回転側板3を摺動可能に
把持している。
【0034】上部回転側板3には冷却部材9−1が密着
固定され、冷却部材9−1内部には冷却水路が設けられ
てあり、垂直回転軸4内から冷却管96を配し、分岐管
97を介し、各冷却部材9−1,9−2,9−3に冷却
水が供給され、周辺部品の冷却を行う。上記で説明した
冷却体30、回転リンク機構、および回転シリンダ12
の一連の構造部は、図2に示すように4つのブロックす
なわち4カ所にそれぞれ設けられている。
【0035】上記冷却体30の回転および上下動の具体
的実施例について、図4、図5および図6を用いて説明
する。図6に示すように、冷却体30と一体に固定され
た支持基板31の取付穴29h1にリンク17−2に設
けてあるピン29P1を嵌合させることによって、冷却
体30と支持基板31とで形成される冷却体部は、製造
装置本体110に装着される。
【0036】図4および図5に示すように、リンク17
−2とリンク17−1および、リンク18−1とリンク
18−2は、それぞれ同一形状であって、ピン39−1
とピン39−2によって回転可能に連結され、平行リン
ク構造を構成してある。リンク17−1の中心には、水
平回転軸13が固定され、回転シリンダ10−1により
リンク17−1は回転駆動される。リンク機構部が左右
にぶれるのを防止するため、リンク17−2の中心に取
付けたピン29P0を保持金具28で保持する。保持金
具28は、リンク保持基板15に固定されている。前記
水平回転軸13のリンク17−1に連結する軸受16
(図1)は、このリンク保持基板15に設けられてい
る。これにより、リンク17−2に装着された冷却体3
0は、支持基板31の回転軸穴29hの軸線29を中心
に回転することになる。したがって、冷却体30の回転
中心軸29は、シート生成面30aに平行に形成され
る。
【0037】リンク保持基板15は、図1に示すリンク
保持側板15−2に連結固定され、このリンク保持側板
15−2は、上下シリンダ19−1の駆動により、リン
ク保持基板15、リンク機構部が上下運動することにな
る。なお、リンク保持側板15−2は、摺動軸20−1
により上下方向に直線運動が可能である。回転基板3に
前記上下シリンダ19−1、摺動軸20−1のガイド軸
受が設けられてある。リンク機構部の下方には、坩堝2
3、坩堝受け24および坩堝基板25が上記リンク機構
部とは独立して設けられてある。
【0038】したがって、冷却部材30は、水平移動手
段である本体駆動モータ6によって垂直回転軸4まわり
に水平移動することができ、回転手段である回転シリン
ダ10およびリンク機構部によって水平軸まわりに回転
移動することができ、上下移動手段である上下シリンダ
19によって、上下方向に移動することができる。
【0039】図7は、冷却体30が融液内に浸漬する過
程を示す断面図である。図7(1)に示すように、冷却
体30は、Si融液22の貯留される坩堝23の上方か
ら、はずれた位置にある。次に図7(2)に示すよう
に、冷却体30は坩堝23上を水平移動し、次に必要な
侵入角度に支持基板31の水平な回転軸線29を中心に
一方向Jまわり(図7では、時計まわり)に回転し、そ
の姿勢を保持する。なお、冷却体30の水平移動と回転
は並行して行われてもよい。図7(2)に示す冷却体3
0の傾いた状態で冷却体30を下降させる。
【0040】次に図7(3)に示すように坩堝23の中
のSi融液22に冷却体30のエッジ部30E1を浸漬
させる。この浸漬時には、Si融液の揺れを抑えるよう
に移動させることが望ましい。図7(4)では、浸漬さ
れた状態の傾いた冷却体30を回転軸線29を中心に他
方向Kまわり(図7では、反時計まわり)に回転させ、
Si融液22の液面と平行、したがってシート生成面3
0aを水平にする。次に成長させるSi板厚によって、
このシート生成面30aを水平に保持する時間の調整を
行う。
【0041】図8は、冷却体30が融液内から引き出さ
れる過程を示す断面図である。図8(1)で冷却体30
を回転軸線29を中心に他方向Kまわりに回転させ、冷
却体30のエッジ部30E1からSi融液22を上面よ
り引上げていく。このとき支持基板31の回転軸線29
を中心に冷却体30は回転しながら、同時に冷却体30
の上方向への移動も並行して進行する。冷却体30の回
転は、設定した引き上げ角度α3まで回転する。なお、
冷却体30を回転させた後、上方向へ移動してもよい。
【0042】図8(2)に示すように、設定した引き上
げ角度α3に回転、上昇したら図8(3)に示すように
冷却体30をSi融液22より上方向に引上げる。本工
程の最後に図8(4)に示すように、坩堝23上方を水
平に移動し、所定の位置で停止する。この直後、冷却体
30は、水平な回転軸線29を中心に一方向Jまわり
(図8では、時計まわり)に回転し、水平に保持され
る。なお、前記冷却体30の水平移動と回転は、並行し
て行われてもよい。また、回転をさきに終了した後、水
平移動してもよい。
【0043】図9は、上記図7および図8で説明した本
発明の実施の形態を利用した場合の冷却体30と、坩堝
23の関係を示す断面図である。図9において本発明の
冷却体30は、冷却体30に一体的に固定された支持基
板31上の回転軸線29を中心に回転する。回転軸線2
9から冷却体30の下面したがってシート生成面30a
までの寸法r1を、45mm、冷却体幅B1を、150
mmとすると、冷却体30が回転する最外周回転半径r
2は87.5mm、これによって最外周回転直径dは1
75mmとなる。坩堝一方の端部の内壁と最外周回転直
径dとのクリアランスcを15mmとすると、坩堝寸法
W1は205mmとなる。これは従来の技術で261m
mを必要とするのに対し、寸法比で約78%まで小型化
することができる。
【0044】図2において第1ブロック位置の冷却体3
0−1は、Siシートを生成後、生成したSiシートを
冷却体30−1に付着させた状態で、垂直回転軸4のま
わりに、第2のブロック位置の冷却体30−2に回転移
動する。扉37−1で遮蔽された取出し装置41が、冷
却体30−2に面する炉壁21の外側に設けられ、本取
出し装置41の内部も炉壁21の内部と同様のガスで満
たされている。取出し装置41の扉37−1を開き、炉
壁21の窓36−1より分離テーブル42がシリンダ4
7により摺動レール46をスライドし、冷却体30−2
の下面に移動する。次に冷却体30−2が上下シリンダ
19−2により下降し、分離テーブル42の面上に下降
した後、シリンダ45によりブロック43がブロック4
4側に移動し、冷却体30−2を把持固定する。この把
持固定した冷却体30−2を、シリンダ47により取出
し装置41内に移動させることにより、支持固定板31
−2と一体に固定された冷却体30−2がリンク機構部
から分離される。したがって、結晶シート製造装置1
は、取り出し手段として取り出し装置41を有する。
【0045】この分離移載完了後に扉37−1は閉じら
れる。本取出し装置41に移載されたシート付き冷却体
30−2は、シャッタ49で仕切られた別室の徐冷手段
である徐冷装置50に移載される。この移載については
突出し方式か、把持移載等(図示省略)で徐冷装置50
内のコンベア51−1上に搭載される。
【0046】徐冷装置50内では、コンベア51−1が
JJ方向に進行し、必要な温度に段階的に低下させてい
く。必要な温度にまで冷却が完了すると、徐冷装置50
からシート分離装置60のブロック60−1,60−2
に移載・固定され、剥離手段であるバキュームパッド6
1により剥離分離される。この取出工程の一連の作業
は、他のブロック位置で行われる工程とは独立して動作
可能である。
【0047】冷却体部を取除いた機構部が次の第3のブ
ロック位置に回転移動した後の動作を図2を用いて説明
する。第3のブロック位置では、支持基板31−3と一
体の冷却体30−3をリンク機構部に装着する装着工程
が行われる。図2では、冷却体30−3を装着完了した
後の状況を示す。冷却体30−3をストックし、かつ搬
送するローダ装置80でコンベア51−2はKK方向に
搬送する。ローダ装置80と装着装置71の間のシャッ
タ79を開き、別途移載送り装置(図示せず)により装
着テーブル72上に位置決め移載し、ブロック73およ
びブロック74にシリンダ75を用いて冷却体を固定す
る。
【0048】装着手段である装着装置71によって、扉
37−2を開き、シリンダ77で冷却体30−3を固定
したテーブルを炉内のリンク機構部の下方に移動する。
冷却体30−3と一体の支持基板31−3に設けた2個
の穴(図6で29h1に該当)にリンク部ピン(図6で
29P1に該当)を挿入すると同時に、シリンダ75に
よりブロック73が後退し、ブロック74との把持を解
消する。その後、冷却体30−3と一体のリンク機構部
を上下シリンダ19−3により上昇せしめ、装着テーブ
ル72がローダ装置80内に後退し、扉37−2が閉じ
られ、装着作業は完了する。この第3のブロック位置の
一連の装着工程は、他のブロック位置で行われる工程と
は独立して動作可能である。
【0049】第3のブロック位置で装着された冷却体3
0−3、および支持基板31−3は、次の第4のブロッ
ク位置に移動し、位置決め停止した後、予備加熱手段で
ある誘導加熱装置34により予備加熱される。本工程で
は、次のSi融液22の温度以下に加熱される。本加熱
の終了は、結晶シート生成を行う次工程への移送の直前
が最もよい。
【0050】なお図1で、坩堝23内のSi融液22の
輻射熱による機構部の温度上昇を防止するため、以下に
説明する断熱構造になっている。
【0051】リンク保持基板15により、水平回転軸1
3、リンク保持側板15−2、上部回転側板3、摺動金
具14−2が断熱保護される。上部回転側板3で仕切ら
れた最上部97は、上下シリンダ19−1(19−2,
19−3,19−4)およびガイド軸20−1(20−
2,20−3,20−4)が断熱保護される。上部回転
側板3で仕切られた中央部96では、回転シリンダ10
−1(10−2,10−3,10−4)、取付金具91
およびカップリング11が断熱保護される。下部回転側
板3−2で仕切られた駆動空間95では、本体駆動モー
タ6、ギア8−1、ギア8−2、垂直回転軸4、ベアリ
ング7および軸受基板5が断熱保護されてある。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、一定時間冷却体のシー
ト生成面を融液内に浸漬することによって、シート生成
面に融液の結晶が凝固、成長することで、シート生成面
に対応する結晶シートを生成することができる。また結
晶シート製造装置は、冷却体を水平方向、上下方向およ
び水平な回転中心軸をまわる回転方向に変位させること
ができるので、任意の姿勢および任意の方向から冷却体
を、坩堝に浸漬させることができる。したがって複数の
冷却体のうち、1つの冷却体のみが坩堝上から下降して
坩堝に浸漬することで、残余の冷却体が坩堝に接触する
ことを防止することができるので、坩堝開口部の面積を
小型化することができる。また坩堝の配置を従来の装置
に比べて水平方向の任意の位置に設定することができ
る。したがって、坩堝の小形化によってメンテナンス性
が向上し、生産コスト低減を行うことができる。
【0053】また回転手段によって、冷却体は融液の揺
らぎを抑えて浸漬することができるとともに冷却体の引
き上げ時に生じる融液のたれを抑えることができる。こ
れによって、良好な結晶シートを形成することができ、
結晶シートの品質を向上することができる。
【0054】また本発明によれば、冷却体が回転中心軸
まわりに回転し最下方に配置されるとき、冷却体のシー
ト生成面を、坩堝に満たされる融液の液面と平行な位置
に配置することができる。
【0055】また本発明によれば、水平移動手段、上下
移動手段および回転手段によって冷却体の姿勢調整およ
び上下動作を前記坩堝上で行わせる制御手段を有するの
で、冷却体を水平、上下および、回転中心軸まわりに変
位させて、複雑な姿勢位置に調整および配置することが
できる。
【0056】また本発明によれば、坩堝上の冷却体を回
転中心軸まわりに回転させ、冷却体のシート生成面を任
意の角度に保持し、下方に移動させて融液内に浸漬させ
る制御手段を有するので、より確実に融液面に対して冷
却体のシート生成面を傾斜させて融液内へ侵入させるこ
とができる。これによって、冷却体は融液の揺らぎを抑
えて浸漬することができる。
【0057】また本発明によれば、融液中に冷却体を浸
漬した状態で、冷却体を前記回転中心まわりに回転させ
る制御手段を有するので、浸漬した状態の冷却体のシー
ト生成面の傾斜角度を調整し、良好なシート生成を行う
ことができる。
【0058】また本発明によれば、最初のステップで冷
却体が坩堝上の所定の位置に位置決めされ、次のステッ
プでシート生成面が任意の角度に保持されて、さらに次
のステップで冷却体が下方に移動し融液内に浸漬され
る。複数の冷却体のうち、1つの冷却体が坩堝上方から
下降して浸漬することによって、残余の冷却体が坩堝に
接触することを防止して坩堝の開口の面積を小型化する
ことができる。さらにシート生成面が、任意の角度に保
持されて融液内に浸漬することによって、融液の揺らぎ
を抑えて浸漬することができ、良好な結晶シートを形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結晶シート製造装置1の実施の一形態
を示す横断面図である。
【図2】本発明の結晶シート製造装置1を示す平面図で
ある。
【図3】冷却体30と支持基板31とを示す斜視図であ
る。
【図4】冷却体30が水平位置に保持された状態を示す
断面図である。
【図5】冷却体30が傾斜位置に保持された状態を示す
断面図である。
【図6】冷却体30とリンク17ー2とを示す側面図で
ある。
【図7】冷却体30の下降および回転機構を示す部分断
面図である。
【図8】冷却体30の上昇および回転機構を示す部分断
面図である。
【図9】冷却体30の回転動作を説明する概略図であ
る。
【図10】回転体表面に冷却体93を付設した従来の装
置100を示す断面図である。
【図11】従来の冷却体93の回転動作を説明する概略
図である。
【符号の説明】
1 結晶シート製造装置 2 回転基板 3,3−2 回転側板 4 垂直回転軸 5 軸受基板 6 本体駆動モータ 7 ベアリング 8−1,8−2 ギア 10,10−1,10−2,10−3 回転シリンダ 12 カップリング 13 水平回転軸 17−1,17−2 リンク 18−1,18−2 リンク 19 シリンダ 21 炉壁 22 Si融液 23 坩堝 24 坩堝受け 30,30−1,30−2,30−3,30−4 冷却
生成体 31,31−3 支持基板 30a シート生成面 34 誘導加熱装置 41 取出し装置 42 分離テーブル 43,44,73,74 ブロック 60 シート分離装置 71 装着装置 80 ローダ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G072 AA01 BB12 GG03 GG04 HH01 NN01 NN21 UU02 4G077 AA03 BA04 CD10 EG14 EG17 HA06 5F051 AA03 BA14 CB04 5F053 AA50 BB08 BB45 DD01 HH07 LL05 RR13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属もしくは半導体材料の融液を坩堝に
    貯留し、冷却体のシート生成面を融液内に浸漬し、金属
    もしくは半導体材料を前記シート生成面で凝固成長させ
    る結晶シート製造装置であって、 複数の冷却体を、水平方向に移動させる水平移動手段
    と、 該冷却体を上下方向に移動させる上下移動手段と、 該冷却体を、水平な回転中心軸まわりに回転させる回転
    手段とを含むことを特徴とする結晶シート製造装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却体の回転中心軸は、冷却体のシ
    ート生成面に平行であることを特徴とする請求項1記載
    の結晶シート製造装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却体の位置決め姿勢調整および上
    下動作を前記坩堝上で行わせる制御手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の結晶シート製造装置。
  4. 【請求項4】 前記坩堝上の冷却体を前記回転中心軸ま
    わりに回転させて冷却体の姿勢を任意の角度に保持して
    下方に移動させ、融液内に浸漬させる制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の結晶シート製
    造装置。
  5. 【請求項5】 融液中に浸漬された状態の冷却体を前記
    回転中心軸まわりに回転させる制御手段を有することを
    特徴とする請求項1または2記載の結晶シート製造装
    置。
  6. 【請求項6】 金属もしくは半導体材料の融液を貯留す
    る坩堝に、冷却体のシート生成面を浸漬し、金属もしく
    は半導体材料を前記シート生成面で凝固成長させる結晶
    シート製造方法であって、 冷却体を水平方向に移動させて坩堝上に位置決めするス
    テップと、 冷却体を水平な軸まわりに回転させて冷却体の姿勢を調
    整するステップと、 冷却体を下降させて融液に浸漬するステップとを含むこ
    とを特徴とする結晶シート製造方法。
JP2000369665A 2000-12-05 2000-12-05 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法 Expired - Fee Related JP3788907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000369665A JP3788907B2 (ja) 2000-12-05 2000-12-05 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000369665A JP3788907B2 (ja) 2000-12-05 2000-12-05 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002175996A true JP2002175996A (ja) 2002-06-21
JP3788907B2 JP3788907B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18839670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000369665A Expired - Fee Related JP3788907B2 (ja) 2000-12-05 2000-12-05 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3788907B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005592A1 (ja) * 2002-07-03 2004-01-15 Sharp Kabushiki Kaisha 薄板製造装置および薄板製造方法
WO2004025000A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Sharp Kabushiki Kaisha 薄板製造装置および薄板製造方法
JP2007035834A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sharp Corp 固相シート製造方法および固相シート製造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005592A1 (ja) * 2002-07-03 2004-01-15 Sharp Kabushiki Kaisha 薄板製造装置および薄板製造方法
WO2004025000A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Sharp Kabushiki Kaisha 薄板製造装置および薄板製造方法
JP2007035834A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Sharp Corp 固相シート製造方法および固相シート製造装置
JP4535959B2 (ja) * 2005-07-26 2010-09-01 シャープ株式会社 固相シート製造方法および固相シート製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3788907B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0748884B1 (en) Process for producing polycrystalline semiconductors
JP6312276B2 (ja) 上側熱遮蔽体を含むインゴット成長装置
US4650540A (en) Methods and apparatus for producing coherent or monolithic elements
JP4113532B2 (ja) 薄板製造方法および薄板製造装置
TW200305664A (en) Method for producing silicon single crystal and, silicon single crystal and silicon wafer
TW201026912A (en) Crystal growing device and crystal growing method
JP3788907B2 (ja) 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法
JP4060106B2 (ja) 一方向凝固シリコンインゴット及びこの製造方法並びにシリコン板及び太陽電池用基板及びスパッタリング用ターゲット素材
TW200419015A (en) Process for producing single crystal of compound semiconductor and crystal growing apparatus
US9040010B2 (en) Apparatus for manufacturing single crystal silicon ingot having reusable dual crucible for silicon melting
CN111379018B (zh) 半导体硅晶棒的生长方法
JP4292300B2 (ja) 半導体バルク結晶の作製方法
CN113564696A (zh) 一种提高pvt法生长晶体的径向均匀性的装置及方法
JP4498457B1 (ja) 結晶成長方法
JP3754292B2 (ja) 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法
JP3754321B2 (ja) 結晶シート製造装置
JP3754306B2 (ja) 結晶シート製造装置および結晶シート製造方法
JP3624633B2 (ja) 単結晶引上げ装置
JP4549111B2 (ja) GaAs多結晶の製造炉
JP4157934B2 (ja) 金属単結晶製造方法及び装置
JP2002283044A (ja) 結晶シートの製造装置および方法
JP2783626B2 (ja) 単結晶の製造装置
EP1098016B1 (en) Single-crystal pulling apparatus
CN113005509A (zh) 单晶硅锭的制造方法
CN112080790A (zh) 一种用于制备三晶的模具以及三晶的制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees