JP2002175825A - 圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池 - Google Patents
圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池Info
- Publication number
- JP2002175825A JP2002175825A JP2000371148A JP2000371148A JP2002175825A JP 2002175825 A JP2002175825 A JP 2002175825A JP 2000371148 A JP2000371148 A JP 2000371148A JP 2000371148 A JP2000371148 A JP 2000371148A JP 2002175825 A JP2002175825 A JP 2002175825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- breathing bag
- pressure fluctuation
- secondary battery
- type secondary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04276—Arrangements for managing the electrolyte stream, e.g. heat exchange
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/342—Non-re-sealable arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/60—Arrangements or processes for filling or topping-up with liquids; Arrangements or processes for draining liquids from casings
- H01M50/673—Containers for storing liquids; Delivery conduits therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/18—Regenerative fuel cells, e.g. redox flow batteries or secondary fuel cells
- H01M8/184—Regeneration by electrochemical means
- H01M8/188—Regeneration by electrochemical means by recharging of redox couples containing fluids; Redox flow type batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/20—Indirect fuel cells, e.g. fuel cells with redox couple being irreversible
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D90/00—Component parts, details or accessories for large containers
- B65D90/22—Safety features
- B65D90/32—Arrangements for preventing, or minimising the effect of, excessive or insufficient pressure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/70—Arrangements for stirring or circulating the electrolyte
- H01M50/77—Arrangements for stirring or circulating the electrolyte with external circulating path
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04186—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of liquid-charged or electrolyte-charged reactants
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
変動に起因する気相部の圧力変動を防止することができ
る簡便な圧力変動防止タンク構造を提供する。 【解決手段】 この圧力変動防止構造は、タンク1の気
相部2に配置され、外気と連通して膨張・収縮する呼吸
袋3と、呼吸袋が外気と連通するための連通孔22を含
み、呼吸袋を気相部に垂下するように取り付けるマンホ
ール21とを備え、呼吸袋3は、空気遮断性、耐酸性お
よび伸縮自在性を備える。
Description
るタンクの内圧を一定に維持することができる圧力変動
防止タンク構造、その圧力変動防止タンク構造を備えた
電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電
池に関する。
相部の圧力は、貯蔵液の液温や電池セル等の反応部での
反応等に依存して変動する。ポリエチレンタンク等のよ
うに、タンク内外の圧力差に厳しい制限がある場合は、
正圧に対しては、排気弁等を設けることにより、タンク
を密閉構造としても問題を生じない。また、貯蔵液の液
温が低下するなどしてタンク内圧力が負圧になる可能性
がある場合には、外気と連通させたり、吸気弁を設けた
りして、外気をタンク内に取り込み負圧を避けることが
一般的に行われる。
の貯蔵液が非常に酸化しやすい場合等、外気と接触させ
られない場合は、負圧を生じさせないために、窒素等の
不活性ガスを吹き流しにする必要があった。このため、
負圧発生防止用の不活性ガスを常に用意しておく必要が
あり、コスト上昇を生じる問題があった。
して密閉した構造にすると、負圧発生を防止した上で貯
蔵液の空気酸化等の変質の問題は避けることができる。
しかし、貯蔵液がレドックスフロー型2次電池の電解液
等の場合には、充電時の吸熱、放電時の発熱、または外
気温の変化等により、運転時には最高42℃程度に上昇
し、休止時には最低10℃程度に低下する。このため、
10℃〜42℃の温度変動が生じ、密閉構造の場合、そ
れにともなって圧力変動が発生する。圧力Pの変動をΔ
Pとし、温度T(絶対温度)の変動をΔTとすると、密
閉構造では体積変化ΔVがゼロなので、(ΔP/P)=
(ΔT/T)が成り立つ。上記の数値を代入すると、
(ΔP/P)={32/(273+42)}≒0.1とな
り、上記の温度変動は、常圧運転の場合、0.1気圧程
度の変動をもたらす。例えば、レドックスフロー型2次
電池の電解液タンクを、この0.1気圧程度の圧力変動
に耐えうるものとするには、相当頑丈な構造とする必要
があり、電池システム全体の価格を押し上げてしまう。
回転成形等で作製される安価なポリエチレンタンク等の
耐圧性能は、正圧変動でせいぜい0.01気圧であり、
負圧変動の場合では、0.005気圧程度の耐圧性能し
かない。上記レドックスフロー型2次電池の電解液タン
クの場合、立地条件や発電コストの制約から、上記の圧
力変動に耐えることができる頑丈な構造のタンクとする
ことができない。
させることなく、気相部の温度変動に起因する圧力変動
を防止することができる簡便な圧力変動防止タンク構
造、電解液流通型2次電池およびレドックスフロー型2
次電池を提供することを目的とする。
ンク構造は、循環して使用される電解液が貯留されるタ
ンクの圧力変動防止構造である。この圧力変動防止構造
では、タンクの気相部に配置され、外気と連通して膨張
・収縮する呼吸袋と、呼吸袋が外気と連通するための連
通孔を含み、呼吸袋をタンクに取り付ける呼吸袋取付部
とを備え、呼吸袋は、空気遮断性、耐酸性および伸縮自
在性を備える(請求項1)。
れるので、タンクにおける電解液の量はほぼ一定してい
る。上記タンクにおける圧力変動は、主に温度変化によ
って引き起こされる。上記の構成により、温度が低下し
て気相部に負圧が発生しそうになると、連通孔から外気
が呼吸袋に侵入し、呼吸袋が膨張して気相部の体積を実
質的に減少させて負圧の発生を防止する。また、温度が
上昇して正圧が増大しそうになると、上記連通孔から空
気が外部に抜けて呼吸袋が収縮し、気相部の体積を実質
的に増大させて正圧上昇を防止する。このとき、呼吸袋
は空気遮断性を有するので、呼吸袋を出入りする外気
が、実質的に酸化されやすい液体と接触することはな
い。レドックスフロー型2次電池の電解液の場合、空気
透過率が、90cc/(m2・24h・atm)を超えると、
電解液である硫酸中の2価のバナジウムイオンは空気中
の酸素によって酸化され、3価のバナジウムイオンとな
り、正常な運転に支障をきたすようになる。したがっ
て、上記の空気遮断性は、空気透過率90cc/(m2・
24h・atm)以下であることが望ましい。また、耐酸性
を備えるので、酸性液体と接触してもその酸性溶液によ
って侵食されることがない。上記呼吸袋は、さらに、伸
縮自在性を備えるので、小さな温度変動に追随して膨張
伸縮を行うことができ、当該小さな温度変動に起因する
圧力変動を防止することができる。
は、タンクが実質的に有機樹脂で構成されていることが
望ましい(請求項2)。
電力需要量の大きい工場等に設置され、夜間、安価な余
剰電力を充電し昼間の電力需要ピーク時に放電して使用
する。このため、電解液タンクとしては、安全性が十分
保証されれば、耐酸ライニング等を施した鋼鉄製タンク
ではなくポリエチレンタンクや塩ビ等の有機樹脂製のタ
ンクを使用するほうが、施工上からも地盤強度対策から
も、またシステム自体を安価にする上からも好ましい。
とくにポリエチレンタンクは安価であり、施工も容易な
ので、上記のような用途には好ましい。しかし、有機樹
脂製のタンクの欠点の一つは、圧力変動、とくに負圧に
弱いことである。本発明の圧力変動防止タンク構造で
は、大掛かりな改造をすることなく簡便に圧力変動を防
止することができるので、有機樹脂製のタンクに適用す
ることがとくに効果的となる。この結果、例えば、レド
ックスフロー型2次電池のシステム全体を安価にして、
その普及を促進することが可能となる。
は、呼吸袋が、金属膜とその金属膜の外方に位置するフ
ィルム状樹脂とから構成されている(請求項3)。
性等において劣っている。そこで、金属膜の外方にフィ
ルム状樹脂を配置することにより、空気遮断性と耐酸性
とを兼ね備えることができる。また、金属膜は伸縮性を
阻害しないほど十分薄くても空気遮断性を失うことはな
く、またフィルム状樹脂も伸縮性を確保しうる程度に薄
くした上でも耐酸性を失うことはない。金属膜はフィル
ム状樹脂にサンドイッチ状にはさまれている3層構造と
することが望ましい。この3層構造は、各層が互いに分
離していてもよいが、例えばフィルム状樹脂の上に金属
膜が蒸着され、結合された構造であってもよい。各層を
結合して厚くするよりも、各層を複数枚に分散させたほ
うが剛性を小さくすることができ、伸縮性自在性を確保
するのに有効である。ただし、伸縮自在性が確保される
かぎり、金属膜に樹脂をコーティングしたものでもよい
し、金属膜にフィルム状樹脂を接着剤で接着したもので
もよい。金属膜としては、通常、アルミ箔等が用いられ
る。この複合膜を用いて呼吸袋を形成することにより、
空気遮断性、耐酸性および伸縮性に優れた呼吸袋を形成
することが可能となる。
は、呼吸袋はフランジ部を備え、フランジ部は呼吸袋取
付部に接合されている(請求項4)。
でき、かつ施工が容易になり、施工期間短縮等によりシ
ステムコストを低減することが可能になる。
は、呼吸袋取付部は、タンクの天井壁に配置されたマン
ホールに設けられ、連通孔が、マンホールに設けられた
孔によって構成される(請求項5)。
と分離されているので、連通孔を含む呼吸袋取付部を手
軽に設けることができる。呼吸袋は基本的に呼吸袋取付
部で支持されるが、呼吸袋は軽いので、マンホールの部
分で呼吸袋を吊り下げ支持することができる。
は、気相部の気体をタンク内部から外部に向かう方向に
のみ通過させ、タンクの外部に存在する外部気体を気相
部に向かう方向に通過させない隔壁が配置された、ガス
排出弁をさらに備えている(請求項6)。
えて増大しようとするとき、気相部のガスを外部に排出
して正圧の上昇を抑制することができる。このガス排出
に際しては、外部の気体が気相部に侵入して電解液に接
触することがないので、例えばレドックスフロー型2次
電池の運転に支障をきたすことがない。したがって、呼
吸袋が完全に収縮しても正圧の上昇を抑制できないとき
は、このガス排出弁を作動させることにより、気相部の
圧力上昇を抑制することができる。この場合、呼吸袋は
負圧の発生防止に有効に対処することができる。
上の圧力に上昇する場合には、上記のガス排出弁を作動
させ、負圧発生時には呼吸袋を作動させて役割分担をさ
せることが望ましい。この場合、呼吸袋の体積変化を負
圧発生防止にのみ利用することにより、同じ呼吸袋の体
積変化であっても、より大きな温度降下ΔTに対処する
ことができる。
本発明のいずれかの圧力変動防止タンク構造を有するタ
ンク内に、充放電反応に用いられる電解液を貯蔵する
(請求項7)。
る圧力変動を上記呼吸袋によって防止することにより、
電解液循環型2次電池のタンクを簡易な構造とすること
ができる。すなわち、小型化、材料コストおよび施工コ
ストの低減、軽量化等をはかることができる。
は、上記本発明のいずれかの圧力変動防止タンク構造を
有するタンク内に、レドックスフロー型の充放電反応を
行う電解液を貯蔵する(請求項8)。
クスフロー型2次電池を使用する工場等に設置して、安
価なシステムとして普及をはかることができる。これら
設置場所では、既設の構造物の中に上記タンク等を建造
するので、スペース、地盤強度、施工コスト等の点で、
圧力変動に耐えることができる耐酸ライニング等を施し
た鋼鉄製のタンク等を建造することは困難な場合が多
い。このような場合に、上記圧力変動防止タンク構造を
有するタンクを備えたレドックスフロー型2次電池を用
いることにより、既設の建造物に対応して柔軟に、上記
レドックスフロー型2次電池システムを設置することが
可能になる。
形態について説明する。
防止タンク構造をレドックスフロー型2次電池に適用し
た実施の形態1について説明する。図1において、レド
ックスフロー型2次電池の電池セル7の正極セル7aに
は正極液4aが循環流通し、負極セル7bには負極液4
bが循環流通する。正極液4aおよび負極液4bの循環
流通には、それぞれ正極液ポンプ6aおよび負極液ポン
プ6bが使用される。本発明の圧力変動防止タンク構造
は、正極液および負極液の区別なく、どちらの電解液タ
ンクにも使用されるので、以後の説明では、正極液およ
び負極液の区別をせずに、両者を含む電解液として説明
する。電解液タンクは正極液タンクおよび負極液タンク
ともにポリエチレンタンクである。なお、正極液は4価
と5価のバナジウムイオンを含む硫酸であり、負極液は
2価と3価のバナジウムイオンを含む硫酸である。
3が天井壁8から吊り下げられている。呼吸袋3は、図
2および図2のA部拡大図である図3に示すように、ア
ルミ箔11とフィルム状樹脂12とからなる複合材で構
成されている。アルミ箔とフィルム状樹脂とは、蒸着等
により結合していてもよいが、厚さが厚くなると剛性が
増して、伸縮自在性が低下するので、接着が呼吸袋の口
の部分だけにして、分離させておいてもよい。伸縮自在
性、すなわち圧力に対する応答性としては、つぎのよう
な性能が要求される。例えば、レドックスフロー型2次
電池が放電状態から充電を完了するまで、電解液の液温
は吸熱反応により3℃程度低下する。例えば、15m3
の気相部に1.5m3の呼吸袋を取り付けた場合、1時
間で満充電させた場合、1分間に0.00252.5リ
ットル)の割合で呼吸袋が膨張する必要がある。したが
って、0.0015m3/(m3・min)以上は体積変化で
きる伸縮自在性を有することが望ましい。
樹脂は耐酸性に優れている。空気透過率が90cc/
(m2・24h・atm)を超えると、電解液中の2価のバナ
ジウムイオンは酸素によって酸化され、3価のバナジウ
ムイオンとなり、正常な運転に支障をきたすようにな
る。したがって、上記の空気遮断性は、空気透過率90
cc/(m2・24h・atm)以下であることが望ましい
が、アルミ箔を用いることによりクリアすることができ
る。呼吸袋の口の部分には、アルミ箔とフィルム状樹脂
を束ね、天井壁の連通孔に連通するように溶接できるフ
ランジ部13が設けられている。
ンク内圧、すなわち気相部の圧力が増大するとき、図4
に示すように、呼吸袋は収縮する。このため、タンク内
圧が増大するとき、気相部の体積は呼吸袋の容積によっ
て減じられる部分は少なくなる。このため、タンク内圧
の増大は、上記気相部の体積の実質的増大によりキャン
セルされ、内圧増大は防止される。一方、タンク内圧が
減少するとき、図5に示すように、呼吸袋は膨張し、気
相部の体積は呼吸袋の容積によって大きく減じられる。
このため、内圧減少は気相部の体積の減少によりキャン
セルされ、内圧減少は防止される。
相部の体積変動ΔV、温度T、温度変化ΔT、気相部の
ガスのモル数n、ガス定数Rとするとき、PV=nRT
が成り立つ。ガスの出入りがないとして、この式の対数
微分をとると、(ΔP/P)+(ΔV/V)=(ΔT/
T)が成立する。いま、温度変動が生じるとき、圧力変
動ΔPを生じさせないようにする体積変動を求める。上
記の式でΔP=0とおくと、(ΔV/V)=(ΔT/T)
が成立する。上記のレドックスフロー型2次電池の電解
液の場合、運転時の最高温度42℃、不使用時の最低温
度10℃であり、温度変化32℃なので、T=273+
42=315(K)、ΔT=32(K)であり、(ΔV
/V)=(ΔT/T)≒0.1と見積もることができる。
すなわち、気相部の体積Vが15m3の電解液タンクの
場合、1.5m3程度の体積変化ΔVが可能な呼吸袋を
取り付けることになる。
ク構造では、呼吸袋は、気相部の温度変化にともなうタ
ンク内の気相部の圧力変動を防止して一定圧になるよう
に、実質的に、気相部の温度降下時に膨らみ、昇温時に
収縮する。すなわち、空気との接触を嫌い密閉構造とし
たタンクにおいても、温度変動に応じて、呼吸袋が気相
部の体積調整を行うので、圧力変動が生じることがな
い。このため、上記密閉タンクは圧力変動対策、とくに
負圧対策を設ける必要がなくなる。この結果、簡易なポ
リエチレンタンク等を用いることにより、電解液流通型
2次電池、とくにレドックスフロー型2次電池を形成す
ることができるので、装置全体が安価になり、例えばレ
ドックスフロー型2次電池の普及に寄与することができ
る。
6に示す外部にのみガスを排出するガス排出弁を備えて
いてもよい。このガス排出弁30は、タンク1に連通す
る配管部31に連続して配管部の全断面に撥水性多孔質
膜33が配置されている。この撥水性多孔質膜33は上
方に貯められた水34を通さず、タンクの気相部の気体
のみを上方の水34に向かって通過させる。また、上記
水34の表面には、不揮発性パラフィン層35が水面全
体を覆うように配置される。この不揮発性パラフィン層
は、それ自身、蒸発しないので、水も蒸発させずメイン
テナンスが不用となる。
り、タンクにおいて正圧が上昇して呼吸袋の収縮では対
処することができない場合でも、タンク内のガスのみを
外部に放出することにより、圧力変動を防止することが
できる。ただし、上記のガス排出弁30は正圧の上昇を
抑える場合には有効であるが、負圧の発生防止には効果
がない。負圧の発生防止には、呼吸袋が有効に作動する
ことができる。したがって、呼吸袋を収縮した状態で取
り付け、それ以上の圧力に上昇する場合には、上記のガ
ス排出弁を作動させ、負圧発生時には呼吸袋を作動させ
て役割分担をさせることが望ましい。この場合、呼吸袋
の体積変化を負圧発生防止にのみ利用することにより、
同じ呼吸袋の体積変化であっても、より大きな温度降下
ΔTに対処することができる。
形態2における圧力変動防止タンク構造を示す図であ
る。1つのポリエチレンタンク1に2つの呼吸袋3が取
り付けられている。上記マンホール21にはバルブ23
が付いた通気孔22が設けられ、呼吸袋のフランジ部1
3は溶接によってマンホール21に取り付けられ、通気
孔22を介して外気と連通している。
15m3の場合、温度変化ΔT=32℃程度の場合、体
積変化ΔVは10%程度、すなわち1.5m3程度必要
である。体積1m3程度の呼吸袋を図3に示す3層の複
合材で構成する場合、重量は5kgf以下となる。この
重量はマンホール21に余裕をもって取り付けることが
できる重量である。図7に示すように、呼吸袋を2つ設
けることにより、気相部の体積の10%程度の体積変化
を確保することができる。温度変化の大きさに応じて、
この呼吸袋の数を増減させることは自由である。また、
図6に示したガス排出弁を備えて、呼吸袋をもっぱら負
圧発生防止のために作動させることも自由である。この
場合には、同じ呼吸袋の体積増大で、より大きな温度変
化に対応して負圧発生を防止することが可能となる。
て説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形
態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発
明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許
請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範
囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を
含むものである。
い、外気と連通する呼吸袋を気相部に配置させることに
より、簡易な構造により温度変化に起因する圧力変動、
とくに負圧発生を防止することができる。また、タンク
気相部から外部にのみ通過させるガス排出弁を備えるこ
とにより、呼吸袋では対処しきれない大きな正圧を防止
することができる。さらに、呼吸袋を負圧発生防止に役
割分担させることにより、同じ容量の呼吸袋でも、より
大きな負圧発生要因、すなわちより大きな温度降下にも
対応して負圧発生を防止することが可能となる。
タンク構造を適用したレドックスフロー型2次電池の概
要を示す図である。
合の呼吸袋の状態を示す図である。
合の呼吸袋の状態を示す図である。
付けるガス排出弁の構造を示す図である。
構造を示す図である。
4,4a,4b 電解液、5a,5b 配管、6a,6
b ポンプ、7,7a,7b 電池セル、8 天井壁、
11 アルミ箔、12 樹脂、13 フランジ部、18
天井壁の連通孔、21 マンホール、22 通気孔、
23 バルブ、30 ガス排気弁、31配管部、32
容器部、33 撥水性多孔質膜、34 水、35 不揮
発性パラフィン層。
Claims (8)
- 【請求項1】 循環して使用される電解液が貯留される
タンクの圧力変動防止構造であって、 前記タンクの気相部に配置され、外気と連通して膨張・
収縮する呼吸袋と、 前記呼吸袋が外気と連通するための連通孔を含み、前記
呼吸袋をタンクに取り付ける呼吸袋取付部とを備え、 前記呼吸袋は、空気遮断性、耐酸性および伸縮自在性を
備える、圧力変動防止タンク構造。 - 【請求項2】 前記タンクが実質的に有機樹脂で構成さ
れている、請求項1に記載の圧力変動防止タンク構造。 - 【請求項3】 前記呼吸袋が、金属膜とその金属膜の外
方に位置するフィルム状樹脂とから構成される、請求項
1または2に記載の圧力変動防止タンク構造。 - 【請求項4】 前記呼吸袋はフランジ部を備え、前記フ
ランジ部は前記呼吸袋取付部に接合されている、請求項
1〜3のいずれかに記載の圧力変動防止タンク構造。 - 【請求項5】 前記呼吸袋取付部は、前記タンクの天井
壁に配置されたマンホールに設けられ、前記連通孔が、
前記マンホールに設けられた孔によって構成される、請
求項1〜4のいずれかに記載の圧力変動防止タンク構
造。 - 【請求項6】 前記気相部の気体を前記タンク内部から
外部に向かう方向にのみ通過させ、前記タンクの外部に
存在する外部気体を前記気相部に向かう方向に通過させ
ない隔壁が配置された、ガス排出弁をさらに備える、請
求項1〜5のいずれかに記載の圧力変動防止タンク構
造。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の圧力変
動防止タンク構造を有するタンク内に充放電反応に用い
られる電解液を貯蔵する、電解液循環型2次電池。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の圧力変
動防止タンク構造を有するタンク内に充放電反応を行う
電解液を貯蔵する、レドックスフロー型2次電池。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000371148A JP3642732B2 (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池 |
CA002400633A CA2400633C (en) | 2000-12-06 | 2001-10-26 | Pressure-variation preventing tank structure, electrolyte-circulating type secondary battery, and redox flow secondary battery |
US10/220,023 US7220515B2 (en) | 2000-12-06 | 2001-10-26 | Pressure fluctuation prevention tank structure, electrolyte circulation type secondary battery, and redox flow type secondary battery |
PCT/JP2001/009460 WO2002050937A1 (en) | 2000-12-06 | 2001-10-26 | Pressure fluctuation prevention tank structure, electrolyte circulation type secondary battery, and redox flow type secondary battery |
CN01804622A CN1398440A (zh) | 2000-12-06 | 2001-10-26 | 防止压力变动罐结构、电解液循环型蓄电池及氧化还原流动型蓄电池 |
EP01976858A EP1343216B1 (en) | 2000-12-06 | 2001-10-26 | Pressure fluctuation prevention tank structure, electrolyte circulation type secondary battery, and redox flow type secondary battery |
TW090129947A TW535309B (en) | 2000-12-06 | 2001-12-04 | A pressure change-resistant tank, an electrolyte recycle-typed secondary battery and a redox flow-typed secondary battery |
ZA200206387A ZA200206387B (en) | 2000-12-06 | 2002-08-08 | Pressure fluctuation prevention tank structure, elctrolyte circulation type secondary battery, and redox flow type secondary battery. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000371148A JP3642732B2 (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002175825A true JP2002175825A (ja) | 2002-06-21 |
JP3642732B2 JP3642732B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=18840919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000371148A Expired - Fee Related JP3642732B2 (ja) | 2000-12-06 | 2000-12-06 | 圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7220515B2 (ja) |
EP (1) | EP1343216B1 (ja) |
JP (1) | JP3642732B2 (ja) |
CN (1) | CN1398440A (ja) |
CA (1) | CA2400633C (ja) |
TW (1) | TW535309B (ja) |
WO (1) | WO2002050937A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200206387B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103029930A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-10 | 北京七星华创电子股份有限公司 | 化学药液储液罐转换连接器 |
JP2013206566A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | レドックスフロー電池用熱交換器、およびレドックスフロー電池 |
JP2014513857A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-06-05 | 24エム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | 半固体充填電池及び製造方法 |
WO2015174283A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 住友電気工業株式会社 | レドックスフロー電池 |
JP2015232960A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 電池システム |
JP2016031790A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-07 | 住友電気工業株式会社 | 電解液循環型電池 |
WO2024036040A1 (en) * | 2022-08-09 | 2024-02-15 | Ess Tech, Inc. | Negative electrolyte management system |
Families Citing this family (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8277964B2 (en) | 2004-01-15 | 2012-10-02 | Jd Holding Inc. | System and method for optimizing efficiency and power output from a vanadium redox battery energy storage system |
US7855005B2 (en) * | 2007-02-12 | 2010-12-21 | Deeya Energy, Inc. | Apparatus and methods of determination of state of charge in a redox flow battery |
US8587150B2 (en) * | 2008-02-28 | 2013-11-19 | Deeya Energy, Inc. | Method and modular system for charging a battery |
US8722226B2 (en) * | 2008-06-12 | 2014-05-13 | 24M Technologies, Inc. | High energy density redox flow device |
US9786944B2 (en) * | 2008-06-12 | 2017-10-10 | Massachusetts Institute Of Technology | High energy density redox flow device |
US11909077B2 (en) | 2008-06-12 | 2024-02-20 | Massachusetts Institute Of Technology | High energy density redox flow device |
US7927731B2 (en) * | 2008-07-01 | 2011-04-19 | Deeya Energy, Inc. | Redox flow cell |
US7820321B2 (en) | 2008-07-07 | 2010-10-26 | Enervault Corporation | Redox flow battery system for distributed energy storage |
US8785023B2 (en) | 2008-07-07 | 2014-07-22 | Enervault Corparation | Cascade redox flow battery systems |
US20100092843A1 (en) * | 2008-10-10 | 2010-04-15 | Deeya Energy Technologies, Inc. | Venturi pumping system in a hydrogen gas circulation of a flow battery |
US8231993B2 (en) * | 2008-10-10 | 2012-07-31 | Deeya Energy, Inc. | Flexible multi-walled tubing assembly |
WO2010042905A1 (en) * | 2008-10-10 | 2010-04-15 | Deeya Energy Technologies, Inc. | Level sensor for conductive liquids |
US7919204B2 (en) * | 2008-10-10 | 2011-04-05 | Deeya Energy, Inc. | Thermal control of a flow cell battery |
CN102246385B (zh) * | 2008-10-10 | 2015-07-29 | 艾默吉电力系统股份有限公司 | 用于确定电池的荷电状态的方法和设备 |
US8883297B2 (en) * | 2008-10-10 | 2014-11-11 | Imergy Power Systems, Inc. | Methods for bonding porous flexible membranes using solvent |
US8236463B2 (en) * | 2008-10-10 | 2012-08-07 | Deeya Energy, Inc. | Magnetic current collector |
JP5882888B2 (ja) * | 2009-04-06 | 2016-03-09 | 24エム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド24M Technologies, Inc. | レドックスフロー電池を使用した燃料システム |
WO2010138948A2 (en) | 2009-05-28 | 2010-12-02 | Deeya Energy, Inc. | Buck-boost control circuit |
WO2010138949A2 (en) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | Deeya Energy, Inc. | Optical leak detection sensor |
CN102460812B (zh) * | 2009-05-28 | 2014-12-31 | 艾默吉电力系统股份有限公司 | 由原料制备流通电池电解质 |
EP2436079A2 (en) | 2009-05-28 | 2012-04-04 | Deeya Energy, Inc. | Redox flow cell rebalancing |
EP2436080A2 (en) * | 2009-05-28 | 2012-04-04 | Deeya Energy, Inc. | Electrolyte compositions |
US8587255B2 (en) | 2009-05-28 | 2013-11-19 | Deeya Energy, Inc. | Control system for a flow cell battery |
US8551299B2 (en) * | 2009-05-29 | 2013-10-08 | Deeya Energy, Inc. | Methods of producing hydrochloric acid from hydrogen gas and chlorine gas |
US8951665B2 (en) * | 2010-03-10 | 2015-02-10 | Imergy Power Systems, Inc. | Methods for the preparation of electrolytes for chromium-iron redox flow batteries |
US10651492B2 (en) | 2010-06-22 | 2020-05-12 | Vrb Energy Inc. | Integrated system for electrochemical energy storage system |
US9281535B2 (en) | 2010-08-12 | 2016-03-08 | Imergy Power Systems, Inc. | System dongle |
DE112011101585B4 (de) * | 2010-11-30 | 2016-03-10 | Sumitomo Riko Company Limited | Elektrizitätssammelvorrichtung |
US8709629B2 (en) | 2010-12-22 | 2014-04-29 | Jd Holding Inc. | Systems and methods for redox flow battery scalable modular reactant storage |
US9269982B2 (en) | 2011-01-13 | 2016-02-23 | Imergy Power Systems, Inc. | Flow cell stack |
US8980484B2 (en) | 2011-03-29 | 2015-03-17 | Enervault Corporation | Monitoring electrolyte concentrations in redox flow battery systems |
US8916281B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-12-23 | Enervault Corporation | Rebalancing electrolytes in redox flow battery systems |
DE102011103998A1 (de) | 2011-06-10 | 2012-12-13 | Daimler Ag | Energiespeichereinheit und/oder -wandlereinheit |
US10141594B2 (en) | 2011-10-07 | 2018-11-27 | Vrb Energy Inc. | Systems and methods for assembling redox flow battery reactor cells |
US9853454B2 (en) | 2011-12-20 | 2017-12-26 | Jd Holding Inc. | Vanadium redox battery energy storage system |
US9484569B2 (en) | 2012-06-13 | 2016-11-01 | 24M Technologies, Inc. | Electrochemical slurry compositions and methods for preparing the same |
US9362583B2 (en) | 2012-12-13 | 2016-06-07 | 24M Technologies, Inc. | Semi-solid electrodes having high rate capability |
US8993159B2 (en) | 2012-12-13 | 2015-03-31 | 24M Technologies, Inc. | Semi-solid electrodes having high rate capability |
AT514421B1 (de) * | 2013-06-06 | 2015-01-15 | Cellstrom Gmbh | Druckausgleichssystem mit Sicherheitsfunktion für einen Elektrolyttank |
US20150188178A1 (en) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Robert Bosch Gmbh | Safety System for a Flow Battery and Flow Battery System |
KR20160115472A (ko) | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 이정미 | 레독스 플로우 전지 |
WO2017124098A1 (en) | 2016-01-15 | 2017-07-20 | 24M Technologies, Inc. | Systems and methods for infusion mixing a slurry-based electrode |
EP3249731A1 (en) | 2016-05-24 | 2017-11-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Subsea uninterruptible power supply |
FR3063577A1 (fr) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Areva Stockage D'energie | Batterie a flux et procede de controle d'une batterie a flux |
US11664512B2 (en) | 2020-05-15 | 2023-05-30 | Ess Tech, Inc. | Methods and system for redox flow battery idle state |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3902624A (en) * | 1972-10-27 | 1975-09-02 | Combustion Eng | Inflatable bag to absorb volume changes in gases within a sealed vessel |
JPS5194008A (ja) | 1975-02-13 | 1976-08-18 | ||
JPS6231371A (ja) | 1985-07-29 | 1987-02-10 | Nemitsuku Ramuda Kk | 直流電源装置の平滑回路 |
JPS6231371U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-25 | ||
JPS62229665A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 電解液流通型2次電池 |
JPH0815093B2 (ja) * | 1986-05-24 | 1996-02-14 | 住友電気工業株式会社 | 電解液循環型2次電池 |
CN2064651U (zh) | 1989-11-06 | 1990-10-31 | 杨爱民 | 一种带有气囊的输液瓶 |
BR9201048A (pt) * | 1992-03-26 | 1993-01-05 | Frontenge Eng Ltd | Pulmao para respiro selado de reservatorio atmosferico |
US6190760B1 (en) | 1997-12-26 | 2001-02-20 | Toray Industries, Inc. | Biaxially oriented polypropylene film to be metallized a metallized biaxially oriented polypropylene film and a laminate formed by using it |
HUP9800578A1 (hu) * | 1998-03-16 | 1999-11-29 | István Szakály | Eljárás és berendezés tartályokban tárolt illékony anyagok töltési és légzési veszteségeinek kiküszöbölésére, továbbá a tárolt termék és a tartályok korrózió elleni védelmére |
JP3304312B2 (ja) | 1998-04-30 | 2002-07-22 | 住友電気工業株式会社 | 電解液タンクおよびその製造方法 |
JP3283825B2 (ja) | 1998-06-25 | 2002-05-20 | 住友電気工業株式会社 | レドックスフロー電池およびその製造方法 |
CA2285793C (en) * | 1999-04-28 | 2005-01-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Electrolyte tank and manufacturing method thereof |
US6716499B1 (en) * | 2000-06-08 | 2004-04-06 | Cryovac, Inc. | Moisture/oxygen barrier bag |
US6681789B1 (en) * | 2001-03-29 | 2004-01-27 | The United States Of America As Represented By The United States Environmental Protection Agency | Fuel tank ventilation system and method for substantially preventing fuel vapor emissions |
-
2000
- 2000-12-06 JP JP2000371148A patent/JP3642732B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-10-26 EP EP01976858A patent/EP1343216B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-26 US US10/220,023 patent/US7220515B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-26 CA CA002400633A patent/CA2400633C/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-26 CN CN01804622A patent/CN1398440A/zh active Pending
- 2001-10-26 WO PCT/JP2001/009460 patent/WO2002050937A1/ja active Application Filing
- 2001-12-04 TW TW090129947A patent/TW535309B/zh not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-08-08 ZA ZA200206387A patent/ZA200206387B/en unknown
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014513857A (ja) * | 2010-12-23 | 2014-06-05 | 24エム・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | 半固体充填電池及び製造方法 |
JP2013206566A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | レドックスフロー電池用熱交換器、およびレドックスフロー電池 |
CN103029930A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-04-10 | 北京七星华创电子股份有限公司 | 化学药液储液罐转换连接器 |
WO2015174283A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 住友電気工業株式会社 | レドックスフロー電池 |
JP2015219991A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 住友電気工業株式会社 | レドックスフロー電池 |
US10062919B2 (en) | 2014-05-14 | 2018-08-28 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Redox flow battery |
JP2015232960A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 電池システム |
JP2016031790A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-07 | 住友電気工業株式会社 | 電解液循環型電池 |
US10396372B2 (en) | 2014-07-25 | 2019-08-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Electrolytic solution circulation type battery |
WO2024036040A1 (en) * | 2022-08-09 | 2024-02-15 | Ess Tech, Inc. | Negative electrolyte management system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA200206387B (en) | 2003-04-30 |
EP1343216A4 (en) | 2009-03-18 |
US7220515B2 (en) | 2007-05-22 |
JP3642732B2 (ja) | 2005-04-27 |
TW535309B (en) | 2003-06-01 |
CA2400633A1 (en) | 2002-06-27 |
CA2400633C (en) | 2007-06-19 |
US20030022059A1 (en) | 2003-01-30 |
CN1398440A (zh) | 2003-02-19 |
WO2002050937A1 (en) | 2002-06-27 |
EP1343216A1 (en) | 2003-09-10 |
EP1343216B1 (en) | 2011-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3642732B2 (ja) | 圧力変動防止タンク構造、電解液循環型2次電池およびレドックスフロー型2次電池 | |
JP6308366B2 (ja) | 電解液循環型電池 | |
WO2015174283A1 (ja) | レドックスフロー電池 | |
JP5172230B2 (ja) | 非常用電源機能を有するレドックスフロー電池システム及びレドックスフロー電池システムの非常時運転方法 | |
WO2015174282A1 (ja) | レドックスフロー電池 | |
KR102103163B1 (ko) | Ess의 화재 발생 차단 시스템 | |
TW201931656A (zh) | 氧化還原液流電池 | |
JP2007150055A (ja) | 電気二重層キャパシタ | |
JPH07272704A (ja) | 電池パック | |
US20240204229A1 (en) | A fuel cell power module | |
JP6927200B2 (ja) | コンテナ型電池 | |
JP5741846B2 (ja) | レドックスフロー電池 | |
JP2021190357A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2021048011A (ja) | レドックスフロー電池を用いた蓄電システム | |
JP7010219B2 (ja) | レドックスフロー電池 | |
JP2013219000A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP3304312B2 (ja) | 電解液タンクおよびその製造方法 | |
JP2019075225A (ja) | 燃料電池システム | |
WO2023243163A1 (ja) | タンク、及びレドックスフロー電池システム | |
KR20240061808A (ko) | 배터리화재 외부소화장치 | |
JP2006348326A (ja) | ガス発生貯蔵装置 | |
JP2015210915A (ja) | 電源システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3642732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130204 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |