JP2002175628A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002175628A
JP2002175628A JP2000376566A JP2000376566A JP2002175628A JP 2002175628 A JP2002175628 A JP 2002175628A JP 2000376566 A JP2000376566 A JP 2000376566A JP 2000376566 A JP2000376566 A JP 2000376566A JP 2002175628 A JP2002175628 A JP 2002175628A
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Japan
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optical
optical pickup
optical disk
track
sub
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JP2000376566A
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English (en)
Inventor
Hiroki Fukuda
裕樹 福田
Hidenori Shinohara
秀則 篠原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】標準より狭いトラックピッチを持つ光ディスク
の再生において、光ピックアップ内の回折格子を回転さ
せて、サブスポットの間隔をトラックピッチに合わせる
手段では、調整が構造的に微少で複雑になるという問題
がある。 【解決手段】光ピックアップを取り付けてディスクの半
径方向にスライドできるようにした機構部に、光ピック
アップを取り付けるとき、光ピックアップ全体を一定の
角度を持たせて取り付けることにより、微少な調整が不
要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのトラ
ックピッチが異なる複数の光ディスクの再生に好適な機
能を持つ光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トラッキングエラー検出方式に3スポッ
ト法を用いる光ディスク装置においては、3つのスポッ
トのうち、トラッキングエラー検出用の2つのサブスポ
ット(それぞれE及びFと称する。)の反射光を検出部
で電気信号に換え、EとFの信号の差をとることにより
トラッキングエラー信号を生成する。
【0003】図4を用いて説明する。図4(a)は、第
1のトラックピッチ(Tp1)の光ディスクの場合を示
し、図4(b)は、第1のトラックピッチより狭い第2
のトラックピッチ(Tp2)の光ディスクの場合を示
す。3スポット法では、図4(a)に示すように、2つ
のサブスポットE2とF3とのトラックに垂直な方向の
間隔d1は、ディスクのトラックピッチの2分の1に設
定する。これにより、サブスポットE2がトラックの中
心にあって反射光が最小になる時、サブスポットF3は
トラックとトラックの中間に位置し反射光は最大にな
る。この状態だと、それぞれの反射光から得られる信号
の差信号(E−F)であるトラッキングエラー信号の振
幅は最大になる。
【0004】ところが、図2(b)に示すように、第1
のトラックピッチより狭い第2のトラックピッチの光デ
ィスクの場合、2つのサブスポットE2とF3とのトラ
ックに垂直な方向の間隔d1を第1のトラックピッチの
ディスクのトラックピッチの2分の1に設定した光ディ
スク装置を用いると、トラックピッチTp2とサブスポ
ットE2とF3とのトラックに垂直な方向の間隔d1の
比は、2分の1ではなくなる。すなわち、サブスポット
E2がトラックの中心にある時、サブスポットF3はト
ラックとトラックの中間ではなくトラックに少しかかっ
た位置にあり、このときサブスポットF3の反射光は最
大にはならない。この状態では、トラッキングエラー信
号の振幅が減少するため、トラッキングサーボが不安定
になる。これを解決するために、特開平08−0170
69号公報には、異なる規格のディスクが使用されて
も、安定したトラッキングが可能な光ピックアップ装置
が開示されている。これによれば、光ピックアップ内の
回折格子を調整して、トラックピッチの異なる光ディス
クに対応したサイドスポットが得られる技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前項で例示した特開平
08−017069号公報に開示された技術では、光ピ
ックアップ内の回折格子のピッチや配置角度の、様々な
光ディスクのトラックピッチに応じた作成が必要にな
り、作成が構造的に微少で複雑になるという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、標準的な第1のトラックピッ
チの光ディスク、及び第1のトラックピッチより狭い第
2のトラックピッチの光ディスクの両方において、所望
のトラッキングエラー信号を検出し、安定したトラッキ
ングが可能な光ディスク装置を、簡単な手段で提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、光ピックアップをスライドできるように
した機構部に取り付けるときに、光ディスクのトラック
の接線に対し、3スポットの中心を結ぶ線を一定の角度
を持たせて斜めに取り付ける手段を有する。
【0008】トラッキングエラー検出方式に3スポット
法を用いる光ディスク装置において、メインスポットと
2つのサブスポットは、一直線上に配置されており、そ
の並びはトラックの接線と一定の角度を持っている。こ
の角度を変えることによって、トラッキングエラー検出
用の2つのサブスポットのトラックに垂直な方向の間隔
を変えることができる。
【0009】前述の角度をθ、2つのサブスポットのト
ラックに垂直な方向の間隔をd1、2つのサブスポット
のトラックに平行な方向の間隔をd2、とすると、d1
=d2・tanθとなる。これより、d1<<d2の時
に、角度θを変えると、d1つまり2つのサブスポット
のトラックに垂直な方向の間隔が変わることが分かる。
【0010】光ピックアップを取り付けてスライドでき
るようにした機構部に、光ピックアップを取り付けると
き、光ピックアップ全体を一定の角度を持たせて取り付
けること、更に取り付けの角度を調整する機構をもつこ
とが本発明の特徴である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例を図を用
いて説明する。
【0012】図1は本発明による光ディスク装置のブロ
ック図を示す。
【0013】光ディスク101上に記録された情報を読
み出すために、光ピックアップ4に組込まれたレーザダ
イオード(図示せず)からレーザ光を発光し、対物レン
ズ103によって光ディスク101の情報記録面上に焦
点を結ばせる。光ディスク101はスピンドルモータ1
10によって回転するため、面振れや偏芯によって情報
記録面は絶えず動いている。光ディスク101の情報を
読み出すためには、光ピックアップ内に組込まれたアク
チュエータ(図示せず)を駆動し、アクチュエータに付い
ている対物レンズ103の位置を制御し、前記レーザ光
の焦点を正確に光ディスク101の情報記録面上に焦点
を結ばせる必要がある。これにより、光ディスク101
によって反射した反射光は光ディスク101上に記録さ
れた情報によって変調され、前記変調された反射光を光
検出器(図示せず)で電気信号に変換することで、情報
が読み出せる。
【0014】一方、前記光ディスクはスパイラル状に情
報が記録されたトラックを有し、前記光ディスクからの
反射光から焦点とトラックとの位置誤差を検出し、この
位置誤差を電気信号に変換するトラッキングエラー信号
生成回路105、及びトラッキングサーボ回路106ア
クチュエータドライブ回路108によってサーボ回路を
形成し、前記レーザ光の焦点をトラック上に位置決めす
る。
【0015】また、光ピックアップ4はレーザ光の焦点
を光ディスクの任意の位置に位置決めするために光ディ
スクの半径方向に移動せしめる光ピックアップ送り機構
104に取付けられている。前記光ピックアップ送り機
構は光ピックアップ送り制御回路107、及び送りモー
タドライブ回路109によってピックアップ送り機構内
に配置された送りモータ(図示せず)を駆動することによ
って光ピックアップを移動させる。
【0016】次に、本発明の一実施例を、図2を用いて
説明する。
【0017】図2(a)及び(b)は、本発明の一実施
例である光ディスク装置により光ディスク上に結像され
るスポットと、光ディスク上のトラックとの関係を表し
た図である。
【0018】図2(a)は、標準的な第1のトラックピ
ッチ(Tp1)の光ディスクの例、図2(b)は、第1
のトラックピッチより狭い第2のトラックピッチ(Tp
2)の光ディスクの例である。図2(a)及び(b)に
おいて、1は光ディスクに記録されている信号を再生す
るためのメインスポット、2及び3は、トラッキングエ
ラー信号を生成するためのサブスポットEとサブスポッ
トF、5は光ディスク上のピットで構成するトラックを
示す。また、d1及びd1'はサブスポットE2とサブ
スポットF3のトラックに垂直な方向の間隔を、d2は
サブスポットE2とサブスポットF3のトラックに平行
な方向の間隔を、θ1及びθ2は、3つのスポットの中
心を結ぶ中心線とトラックの接線との角度を示す。
【0019】図2(a)のように3スポット法では、サ
ブスポットE2とサブスポットF3のトラックに垂直な
方向の間隔d1を、標準的な第1のトラックピッチ(T
p1)を持つ光ディスクのトラックピッチの2分の1に
なるようにθ1を設定する。これにより、サブスポット
E2がトラックの中心にあって反射光が最小になる時、
サブスポットF3はトラックとトラックの中間に位置し
反射光は最大になる。従って、それぞれの反射光から得
られる信号の差信号であるトラッキングエラー信号の振
幅は最大になる。
【0020】第1のトラックピッチより狭い第2のトラ
ックピッチ(Tp2)の光ディスクの場合には、図2
(b)に示すように、θ1>θ2即ち、d1>d1'とな
るような方向に光ピックアップを回転させる。そして、
d1'をTp2の半分にした時に、サブスポットE2と
F3から得られる信号の差信号であるトラッキングエラ
ーの振幅は、図2(a)で説明した場合と同等の振幅が
得ることができる。
【0021】さらに、本発明の特徴である光ピックアッ
プを回転させて、すなわち光ピックアップに一定の角度
を持たせて、光ピックアップをスライドできるようにし
た機構部に取り付ける一実施例を、図3を用い説明す
る。
【0022】図3は、光ピックアップと光ピックアップ
をスライドできるようにした機構部の図である。
【0023】4は光ピックアップ、103は光ピックア
ップ上の対物レンズ、104は光ピックアップをスライ
ドさせる光ピックアップ送り機構、110はスピンドル
モータ、11及び12は光ピックアップをスライドさせ
るときのレールである主軸及び副軸、13は固定ネジ、
14は主軸の取り付け角度を変える調整ネジ、15は、
主軸を抑えるバネ、16は機構部ベース、である。ま
た、主軸11のスピンドルモータ110に近い方を
(A)、遠い方を(B)とする。
【0024】光ピックアップ4から照射された光は、光
ディスク上に3つのスポットを結ぶのであるが、この3
つのスポットの中心を結ぶ中心線とディスクのトラック
の接線との角度は、ピックアップ4を、回転させること
で変えることができることは、図2で説明した。ここで
は、ピックアップ4を回転させ取り付ける方法について
説明する。
【0025】光ピックアップ4は、主軸11に対し一定
の角度を保ちながらスライドする構造となっており、が
たつきは無いものとする。また、主軸は、(B)部を固
定しており、(A)部を、主軸を押さえるバネ15を介
した固定ネジ13と調整ネジ14とで固定している。こ
こで、主軸11(A)部を矢印(ア)の方向にずらすこ
とにより、がたつき無く主軸11に取り付けられている
光ピックアップ4を、矢印(イ)の方向に回転させるこ
とができる。
【0026】更に、主軸11(A)部を矢印(ア)の方
向にずらして固定する方法を説明する。調整ネジ14
は、ネジを回転させることで、ネジの中心(X印部分)
から主軸に当たる部分までの距離を変えられる構造をし
ている。従って、調整ネジ14を(ウ)の方向に回転さ
せることによって、調整ネジ14の中心(X印部分)と
主軸11(A)部の距離が変わり、主軸11の角度を変
えることができる。また、主軸11(A)部は、主軸押
さえバネ15を介して固定ネジ13で固定しているの
で、調整ネジ14を回転させるだけで主軸11の角度を
変え、同時に固定することができる。
【0027】以上は、主軸の角度を変える一手段を説明
したもので、動かす部分が主軸11の(B)であっても
構わない。また、主軸押さえバネや調整ネジによらなく
とも、主軸の角度を変え固定する方法は、厚みを持った
板(スペーサ)を主軸と固定ネジの間に挟む方法、固定
ネジの位置を変える方法、などでも構わない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、標準的な第1のトラッ
クピッチに則ったディスクはもとより、第1のトラック
ピッチより狭い第2のトラックピッチの光ディスクで
も、トラッキングエラー信号が著しく劣化することなく
生成できるので、安定したサーボがかけられ記録信号の
再生ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置のブロックを示し
たブロック図である。
【図2】本発明の実施形態例において本発明の構成要件
を示す光ピックアップと、光ディスクのトラックを示し
た図である。
【図3】本発明の一実施例を示す光ピックアップと光ピ
ックアップをスライドできるようにした機構部の図であ
る。
【図4】従来技術の説明のための、光ピックアップと光
ディスクのトラック、及び検出される信号の関係を示し
た図である。
【符号の説明】
1…メインスポット、2…サブスポットE、3…サブス
ポットF、4…光ピックアップ、5…トラック、11…
主軸、12…副軸、13…固定ネジ、14…調整ネジ、
15…主軸抑えバネ、16…機構部ベース、101…光
ディスク、103…対物レンズ、104…光ピックアッ
プ送り機構、105…トラッキングエラー信号生成回
路、106…トラッキングサーボ回路、107…光ピッ
クアップ送り制御回路、108…アクチュエータドライ
ブ回路、109…送りモータドライブ回路、110…ス
ピンドルモータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキングエラー信号検出方式に3ス
    ポット法を用いる光ディスク装置において、レーザーと
    レンズなどで構成する光学部品とレンズを駆動するアク
    チュエータと光ディスクからの反射光を検出する検出器
    とを有する光ピックアップを、光ピックアップをスライ
    ドできるようにした機構部に取り付けるときに、一定の
    角度を持たせる手段を有することを特徴とする光ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光ディスク装置において、光
    ピックアップを機構部に取り付けるときに、3つのスポ
    ットの中心を通る線とトラックの接線の角度を、浅くな
    る方向にオフセット角を持たせることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の光ディスク装置において、光
    ピックアップを機構部に取り付けるときの角度を、容易
    に変えることができる機構を有する光ディスク装置。
JP2000376566A 2000-12-06 2000-12-06 光ディスク装置 Pending JP2002175628A (ja)

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