JP2002175486A - インターネット決済システム - Google Patents

インターネット決済システム

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JP2002175486A
JP2002175486A JP2001284334A JP2001284334A JP2002175486A JP 2002175486 A JP2002175486 A JP 2002175486A JP 2001284334 A JP2001284334 A JP 2001284334A JP 2001284334 A JP2001284334 A JP 2001284334A JP 2002175486 A JP2002175486 A JP 2002175486A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】決済請求人と被決済請求人の双方が負う負担を
軽減し、極めて簡単に決済を行うことができるインター
ネット決済システムを提供する。 【解決手段】決済請求人2の通信端末7に表示された入
力用データに基づいて該決済請求人2は被決済請求人
3,4,5と決済金額と決済日とを含む決済用データを
入力する。サーバ・コンピュータ11,12は該決済用
データに基づき決済用のホームページと1回の決済のみ
に使用されるワンタイムパスワードを作成し、このホー
ムページのURLとワンタイムパスワードとを電子メー
ルにより上記被決済請求人3,4,5の通信端末8,
9,10に送信する。上記被決済請求人3,4,5によ
るワンタイムパスワードを使用した決済の意思表示の入
力を条件に、所定の決済日に所定の被決済請求人3,
4,5の口座から所定の決済金額が引き落とされるとと
もに、該決済金額が上記決済請求人2の口座に入金され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、インターネット等
の公衆ネットワーク網を利用して、所定の決済日に、金
銭の決済の請求を行う決済請求人の口座に、この決済請
求人に対して金銭を支払う被決済請求人の口座から引き
落とされた金銭が入金されるインターネット決済システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の公衆ネットワ
ーク網に接続可能なコンピュータを利用することによ
り、銀行等の金融機関が提供するサービスを受けること
ができるシステムが実用化されている。オンライン・バ
ンキングサービス又はインターネット・バンキングサー
ビスと呼ばれるものは、こうしたサービスであり、利用
者は、自宅や会社のパーソナルコンピュータの操作によ
り、インターネット等を介して銀行のホストコンピュー
タに接続し、自己の口座の残高照会,入出金明細の表
示,振込・振替又は口座の開設等を行うことができる。
【0003】ところで、特定の者(以下請求人とい
う。)が、単数又は複数の第三者(以下、被請求人とい
う。)から所定の金銭を徴収する場合には、該請求人が
該被請求人に対して、例えば請求書を送付し又は口頭
で、所定の期限までに該請求人に上記金銭を支払うよう
通知し、これにしたがって、被請求人は、請求された金
銭を、直接又は請求人の口座に振り込む方法で、請求人
に支払う。この場合、上記被請求人が、上記オンライン
・バンキングサービスを利用する環境にある場合には、
自己のコンピュータを使用することにより、請求人の口
座に上記所定の金銭を支払うことも可能となる。例え
ば、特定の個人又は団体がセミナーやパーティーを開催
する場合においては、このセミナーやパーティーに参加
する特定の参加者に対して参加費を請求し、参加者は所
定の期日までに、現金又は上記オンライン・バンキング
サービスにより若しくは通常の振込作業により、該参加
費を支払う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の支払い方法(決済方法)では、所定の金銭を請
求する請求人にとっては、被請求人に対して請求書を送
付する作業は勿論口頭で請求する場合においても面倒で
あり、被請求人にとっては、請求された金銭の支払いも
極めて面倒である。特に、被請求人が多数である場合に
は、請求人は膨大な作業を強いられることとなる。この
点に関し、前述したオンライン・バンキングサービスを
利用する場合であっても、被請求人は、銀行に赴く必要
はないが、自己のコンピュータを使用して請求人の口座
番号や決済金額を入力しなければならない。
【0005】そこで、本発明は、上述した決済方法が有
する課題を解決するために提案されたものであって、金
銭の決済の請求を行う決済請求人と、この決済請求人に
対して金銭を支払う被決済請求人の双方が負う負担を軽
減し、極めて簡単に決済を行うことができるインターネ
ット決済システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の決
済方法が有する課題を解決するために提案されたもので
あって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、インタ
ーネット等の公衆ネットワーク網を利用して、所定の決
済日に、金銭の決済の請求を行う決済請求人の口座に、
この決済請求人に対して金銭を支払う被決済請求人の口
座から引き落とされた金銭が入金されるインターネット
決済システムであって、金融機関のサーバ・コンピュー
タとインターネット等の公衆ネットワーク網を介して接
続された上記決済請求人の通信端末に、被決済請求人,
決済金額及び決済日を含む決済用データを入力するため
の入力用データが、該決済請求人の通信端末の表示部に
表示されるステップと、上記決済請求人の通信端末の表
示部に表示された入力用データに基づいて該決済請求人
により入力された被決済請求人と決済金額と決済日とを
含む決済用データに基づき、金融機関のサーバ・コンピ
ュータにより決済用のホームページと1回の決済のみに
使用されるワンタイムパスワードが作成されるステップ
と、このホームページのURLとワンタイムパスワード
とが表示された電子メールが、上記金融機関のサーバ・
コンピュータからインターネット等の公衆ネットワーク
網を介して上記被決済請求人の通信端末に送信されるス
テップと、上記被決済請求人によるワンタイムパスワー
ドの使用を前提に、インターネット等の公衆ネットワー
ク網を介して接続された上記被決済請求人の通信端末の
表示部に、決済請求人と決済金額と決済日とが含まれた
決済確認用データが表示されるステップと、上記被決済
請求人による決済の意思表示の入力を条件に、上記サー
バ・コンピュータにより、所定の決済日に所定の被決済
請求人の口座から所定の決済金額が引き落とされるとと
もに、該決済金額が上記決済請求人の口座に入金される
ステップと、を有してなることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、上記第1の発明において、前記金融機関のサーバ・
コンピュータにより、被決済請求人による決済の意思表
示の有無に関する情報と、決済請求人による執行の承認
又は非承認を促す情報とが表示された決済執行用のホー
ムページが作成されるステップと、この決済執行用のホ
ームページのURLが表示された電子メールが、少なく
とも決済日の前日までに決済請求人に送信されるステッ
プと、を有してなることを特徴とするものである。
【0008】また、第3の発明(請求項3記載の発明)
は、前記第2の発明において、前記決済執行用のホーム
ページには、前記被決済請求人の氏名が決済金額と承認
の有無との対応関係を有した状態で表示されてなるとと
もに、上記決済請求人が上記決済日に決済の執行するか
否かの意思表示を入力する意思表示入力部が表示されて
なることを特徴とするものである。
【0009】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
は、上記第3の発明において、前記決済執行用のホーム
ページ上において、前記決済請求人により前記決済日に
決済されることを承認しない旨の意思表示がされたこと
を条件に、該決済日を変更するか否か及び変更する場合
には、新しい決済日を入力する新決済日入力欄が出力さ
れるよう構成されてなることを特徴とするものである。
【0010】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
は、前記第1の発明,第2の発明,第3の発明又は第4
の発明において、前記金融機関のサーバ・コンピュータ
により実行される各ステップは、決済請求人又は被決済
請求人が使用する前記インターネット等の公衆ネットワ
ーク網に接続可能な移動体電話の操作を条件に実行され
ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
るインターネット決済システムについて、図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0012】図1は、このインターネット決済システム
(以下、決済システムという。)の概念図であり、1
は、このシステムを運営する金融機関であり、2は、決
済を請求する決済請求人である。また、3,4,5は、
決済請求人2の請求により決済を行う被決済請求人であ
る。上記決済請求人2及び被決済請求人3,4,5は、
それぞれ公衆回線を介してインターネット等の公衆ネッ
トワーク(以下、インターネットという。)6に接続可
能な携帯電話7,8,9,10を所有している。なお、
これらの携帯電話7,8,9,10には、操作ボタン
(符号は省略する。)及び上記インターネット6を介し
て入手した情報が表示される表示部7a,8a,9a,
10aを備えている。また、上記決済請求人2及び各被
決済請求人3,4,5は、それぞれ上記金融機関1に口
座を有しているとともに、該金融機関1との間で、上記
携帯電話7,8,9,10を使用したモバイルバンキン
グサービスの契約を締結している。
【0013】また、上記金融機関1は、ホストコンピュ
ータ11を有しており、このホストコンピュータ11
は、インターネット6に接続されるサーバ12に接続さ
れ、このサーバ12には、記憶部13が接続されてい
る。この記憶部13には、以下に説明する各ステップを
自動的に処理するプログラムが格納されていることは勿
論、それ以外にも、上記決済請求人2や各被決済請求人
3,4,5を含む顧客情報が格納される第1の格納部1
3aを備え、この第1の格納部13aには、顧客の住
所,氏名,年齢,携帯電話及び通常の電話の各電話番
号,口座番号,ID番号,暗証番号,メールアドレス等
の顧客情報が格納されている。なお、この第1の格納部
13aには、後述するワンタイムパスワードも格納され
ている。また、上記記憶部13には、顧客が所有する携
帯電話7,8,9,10に設けられた上記各表示部7
a,8a,9a、10aに表示されるホームページ情報
が格納されてなる第2の格納部13bを備えている。こ
の第2の格納部13bには、顧客が公衆回線及びインタ
ーネット6を介して接続された際に最初に表示されるト
ップページ情報から、携帯電話に設けられた操作ボタン
の押圧等によりクリックされることにより表示される各
ページ情報が格納されている。なお、この第2の格納部
13bには、この決済システムによる決済約款や後述す
る入力様式が記載されたホームページ,決済用のホーム
ページ,決済執行用のホームページ,決済日変更用のホ
ームページ,決済結果を報告する結果報告用のホームペ
ージ等が格納されている。また、上記記憶部13には、
携帯電話7,8,9,10により入力された情報を一時
的に格納する第3の格納部13cが設けられている。こ
の第3の格納部13cには、携帯電話の操作により入力
された氏名,ID番号,メールアドレス,被決済請求人
の数,被決済請求人のメールアドレス,決済金額,決済
日,決済目的,各被決済請求人3,4,5による決済の
承認又は否認に関する情報等が格納される。なお、この
記憶部13には、金融機関1が行う通常業務に関連する
各種の情報を格納する他の格納部が設けられているが、
本発明とは無関係であることから説明を省略する。
【0014】そこで、以下、この決済システムによる決
済の手順について、各フローチャートにより説明する。
先ず、上記決済請求人2により、自己が所有する携帯電
話7に設けられた操作ボタンが操作され、該携帯電話7
と金融機関のサーバ12とが、公衆回線及びインターネ
ット6を介して接続されると、図2に示すように、ステ
ップst1において、上記第2の格納部13bに格納さ
れたホームページのトップページが表示される。このト
ップページは、図3に示すように、タイトル,金融機関
名,電話番号の他に、「1.モバイル決済」,「2.お
知らせ」,「3.新着情報」等の選択メニューが表示さ
れ、ステップst2において、本決済システムに関する
上記「1.モバイル決済」が決済請求人2により選択さ
れると、ステップst3に進む。このステップst3に
おいては、決済請求人1が、過去にこの決済システムに
基づく決済の申込みをしたことがあるか否かが判別(検
索)される。このステップst3において、過去に決済
の申込みをしたことがない場合には、ステップst4に
進み、上記第2の格納部13bに格納された図示しない
決済約款が記載された情報と、この決済約款に承諾する
場合に選択される図示しない一方の選択ボタンと、該決
済約款に承諾しない場合に選択される図示しない他方の
選択ボタンとが、上記決済請求人2が使用する携帯電話
7の表示部7aに表示され、ステップst5において、
一方の選択ボタンが選択されたか否かが判別される。す
なわち、ステップst5においては、決済請求人2が決
済約款を承諾したか否かが判別される。
【0015】そして、上記ステップst5において、上
記他方の選択ボタンが選択されたと判別された場合(決
済約款を承諾しない場合)は、終了し、一方の選択ボタ
ンが選択されたと判別された場合には、ステップst6
において、決済に必要な申込みフォームが上記携帯電話
7の表示部7aに表示される。なお、上記ステップst
3において、決済請求人2が、過去に決済の申込みをし
たことがあると判別された場合においても、このステッ
プst6に進む。ステップst6において表示される上
記申込みフォームは、図4に示すように、決済請求人2
の氏名が入力される氏名入力欄と、金融機関1が該決済
請求人に予め付与したIDを入力するID入力欄と、被
決済請求人のメールアドレスが入力されるアドレス入力
欄と、決済対象人数を入力する人数入力欄と、決済請求
人によりクリックされる送信ボタンとが設けられてい
る。したがって、決済請求人2は、この申込みフォーム
に、上記自己の氏名やIDを入力することができる。そ
して、ステップst7においては、上記送信ボタンがク
リックされたか否かが判別され、クリックされた場合に
は、ステップst8において、上記申込みフォームに全
ての事項が入力されているか否かが判別される。入力フ
ォームに全ての事項が入力されていない場合は、ステッ
プst6に戻り、再度入力フォームが表示され、全ての
事項が入力された場合には、金融機関1に対する決済の
申込みを行う手順が終了する。なお、上記申込みフォー
ムに入力された情報は、上記サーバ12に記憶部12の
第3の格納部13cに格納される。
【0016】そして、上述したステップにより、決済請
求人2からの決済の申込みがなされると、次いで、本発
明を構成する入力用データを、決済請求人に送信するス
テップが開始される。すなわち、先ず、ステップst9
において、前記決済の申込みがなされた日付及び時間に
チェック・ディジット(check digit)が付
与されワンタイムパスワードが作成される。このワンタ
イムパスワードは、今回の決済にのみ使用できるパスワ
ードであり、後述するように被決済請求人3,4,5が
使用するパスワードである。そして、こうしたワンタイ
ムパスワードの作成が終了すると、ステップst10に
おいて、決済請求人2が入力する入力様式(入力様式が
記載されたホームページ)が作成され、上記サーバ12
に接続された第2の格納部13bに格納される。そし
て、こうした決済請求人2が入力する入力様式が記載さ
れたホームページの作成が終了すると、次いで、ステッ
プst11に移行する。このステップst11では、上
記金融機関1のホストコンピュータ11から、上記決済
請求人2に対して、電子メールが送信される。この電子
メールは、図6に示すように、上記ステップst11に
おいて金融機関1が作成したワンタイムパスワードと、
上記入力様式が表示されたホームページのURL(Un
iform Resouce Locator)が表示
されている。
【0017】次に、上記入力様式が表示されたホームペ
ージを元に、決済請求人2により入力された決済用デー
タから、決済用のホームページが作成され、各被決済請
求人3,4,5の携帯電話8,9,10に送信されるス
テップについて説明する。先ず、図7に示すように、決
済請求人2が、上記電子メールを受信し、図6に示すU
RLがクリックされると、該決済請求人2が使用する携
帯電話7と金融機関1のサーバ12とがインターネット
6を介して接続され、図7に示すステップst12にお
いて、決済請求人2が使用する携帯電話7の表示部7a
に、図8に示すパスワードの入力画面が表示される。次
いで、ステップst13において、上記パスワード入力
画面に表示された送信ボタンがクリックされたか否かが
判別される。すなわち、決済請求人2により、上記電子
メールに表示されたワンタイムパスワードが入力され、
ステップst13において、送信ボタンがクリックされ
たと判別されると、次いで、ステップst14におい
て、入力されたパスワードが正しいパスワードか否かが
判別され、該パスワードが誤っていると判別された場合
には、再びステップst12に戻り、上記パスワード入
力画面が表示される。一方、ステップst14におい
て、入力されたパスワードが正しいと判別された場合に
は、上述した入力様式が表示されたホームページが、決
済請求人2の携帯電話7に表示される(ステップst1
5)。このホームページは、図9に示すように、決済相
手(被決済請求人3,4,5)のメールアドレス,決済
金額,決済日及び決済目的が入力される各入力欄と、送
信ボタンが表示されている。なお、このホームページ
は、本発明を構成する入力用データであり、このホーム
ページにより入力されるデータは、本発明を構成する決
済用データである。
【0018】そして、ステップst16において、この
ホームページに表示された送信ボタンが決済請求人2に
よりクリックされたか否かが判別され、クリックされた
と判別された場合には、ステップst17において、上
記入力様式に全ての事項が入力されたか否かが判別され
る。全ての事項が入力されていないと判別された場合に
は、再びステップst15に戻り、上記ホームページが
再び表示され、全ての事項が入力されたと判別された場
合には、決済請求人2により入力された情報は、前記第
3の格納部13cに格納される(ステップst18)。
【0019】そして、上述のように、決済請求人2から
上記入力様式に従った決済用データが金融機関1のサー
バ12に接続された第3の格納部13cに格納される
と、図10に示すように、ステップst19において、
決済請求人2により入力された決済用データが正しいか
否かが判別される。すなわち、決済相手である被決済請
求人3,4,5の何れかのメールアドレスが、金融機関
1の顧客のメールアドレスではない場合や、決済金額
が、決済約款に規定された金額を超える場合や、或いは
決済日が既に経過している等の場合には、ステップst
20において、再入力を依頼する電子メールを決済請求
人に送信する。すなわち、前記ステップst12に戻
る。一方、ステップst19において、決済用データが
正しいと判別された場合には、上記第3の格納部13c
に格納された決済用データに基づき、被決済請求人3,
4,5の人数に対応した数の決済用のホームページが作
成され(ステップst21)、これらのホームページ
は、ステップst22において、上記第2の格納部13
bに格納され、各被決済請求人3,4,5には、決済を
求める電子メールが送信される(ステップst23)。
この決済を求める電子メールは、図11に示すように、
上記被決済請求人3(4,5)の氏名,決済請求人から
決済の依頼がされている旨,該被決済請求人が使用する
パスワード(ワンタイムパスワード)及びクリックされ
ることにより接続される上記決済用のホームページのU
RLが表示されている。
【0020】そして、金融機関1から送信された上記電
子メール(例えば、3人の被決済請求人3,4,5の中
で、被決済請求人3に送信された電子メール)に表示さ
れた上記決済用のホームページのURLがクリックされ
ると、金融機関1のサーバ12と被決済請求人3の携帯
電話8とがインターネット6を介して接続される。そし
て、このように携帯電話8とサーバ12とが接続される
と、先ず、図12に示すように、ステップst24にお
いて、前述した図8に示す画面と同じパスワード入力画
面が、被決済請求人3が使用する携帯電話8の表示部8
aに表示される。そして、ステップst25において、
このパスワード入力画面に表示された送信ボタンがクリ
ックされたか否かが判別され、次いで、ステップst2
6において、入力されたパスワードが、上記ワンタイム
パスワードであるか否かが判別される。そして、入力さ
れたパスワードが誤っている場合には、再びステップs
t24に戻り、正しいパスワードが入力された場合に
は、ステップst27において、被決済請求人3宛てに
作成された上記決済用のホームページが、携帯電話8の
表示部8aに表示される。この決済用のホームページ
は、図13に示すように、決済請求人2の氏名,決済
日,(決済)金額,自己の口座の番号,決済目的及び被
決済請求人3によりクリックされる「承認」の文字及び
「否認」の文字並びに送信ボタンが表示されている。な
お、この決済用のホームページには、この決済により引
き落とされる被決済請求人3の口座の残高が、上記情報
に加えて表示されるようにしても良い。すなわち、被決
済請求人3は、依頼人である決済請求人2の氏名,決済
日,(決済)金額,自己の口座の番号並びに決済目的が
正しいか否かを、この決済用のホームページにより確認
する。そして、ステップst28において、被決済請求
人3により、「承認」の文字がクリックされたか否かが
判別され、「承認」の文字がクリックされたと判別され
た場合には、ステップst29において、送信ボタンが
クリックされたか否かが判別され、送信ボタンがクリッ
クされたと判別された場合には、前記第3の格納部13
cに格納される(ステップst30)。また、上記ステ
ップst28において、「承認」の文字がクリックされ
ないと判別された場合には、ステップst31において
「否認」の文字がクリックされたか否かが判別され、こ
の「否認」の文字がクリックされた場合には、ステップ
st32において送信ボタンがクリックされたか否かが
判別され、この送信ボタンがクリックされたと判別され
た場合には、上記ステップst30において、第3の格
納部13cに格納される。
【0021】そして、ステップst30において上記被
決済請求人3による決済に関する「承認」又は「否認」
のデータが第3の格納部13cに格納されると、次い
で、被決済請求人3が使用する携帯電話8の表示部8a
には、決済請求人2に対して電子メールにより問合せを
するか否かを促す画面(情報)が表示される(ステップ
st33)。この画面は、図14に示すように、依頼人
である決済請求人2の氏名と共に電子メールを送信する
か否かを問う文章と、その意思を問う「はい」及び「い
いえ」の文字と、送信ボタンとが欄が表示されている。
しかるに、ステップ34においては、上記「はい」の文
字が被決済請求人3によりクリックされたか否かが判別
され、クリックされたと判別された場合には、ステップ
st35において、送信ボタンがクリックされたか否か
が判別される。このステップst35において送信ボタ
ンがクリックされたと判別された場合には、ステップs
t36において、電子メール作成画面が表示される。こ
の電子メール作成画面が表示された後に、所定の情報が
被決済請求人3により入力され、ステップst37にお
いて、該電子メール作成画面に表示された送信ボタンが
クリックされたと判別された場合には、終了する。ま
た、上記ステップst34において、「はい」の文字が
クリックされない場合には、ステップst38「いい
え」の文字がクリックされたか否かが判別され、次い
で、ステップst39において、送信ボタンがクリック
されたか否かが判別され、この送信ボタンがクリックさ
れたと判別された場合には、終了する。こうした手順に
より、各被決済請求人3,4,5に対して、決済請求人2
からの決済要求に対する「承認」又は「否認」の意思表
示が、プログラムを介して実行される。
【0022】そして、各被決済請求人3,4,5による
決済の意思表示を行う過程において、金融機関1のホス
トコンピュータ11では、図15に示すように、該被決
済請求人3,4,5全員から金融機関1に対して回答が
あったか否かが判別される(ステップst40)。すな
わち、この決済システムにより、決済請求人2から求め
られた決済内容に承認する意思表示又は否認する意思表
示を、上記被決済請求人3,4,5全員がなしたか否か
が判別される。このステップst40において、被決済
請求人3,4,5全員からの意思表示がされた場合に
は、ステップst41に進み、その旨を決済請求人2に
伝える図示しない電子メールが送信される。一方、ステ
ップst40において、自己の意思表示をしていない被
決済請求人(3,4)5が存在する場合には、ステップ
st42に進み、該意思表示をしていない被決済請求人
5に対して意思表示を行うよう催促する電子メールが送
信される。そして、ステップst43においては、決済
請求人2の申込みにより記載された決済日の前日になっ
たか否かが判別され、前日となっていない場合には、上
記ステップst40に戻る。一方、決済日の前日となっ
た場合には、ステップst44に進み、金融機関1のホ
ストコンピュータ11により、決済請求人2に閲覧させ
る決済執行用のホームページが作成される。なお、この
決済執行用のホームページの内容は後述する。この決済
執行用のホームページは、上記サーバ12に接続された
記憶部13の第2の格納部13bに格納される。そし
て、ステップst45では、決済請求人2に対して、決
済の執行を求める電子メールが、上記決済執行用のホー
ムページのURLと共に送信される。この電子メール
は、図16に示すように、決済を執行する決済請求人2
の氏名と、決済の執行を促す旨の記載と、上記決済執行
用のホームページのURLが記載されている。
【0023】次に、上記電子メールが金融機関1のサー
バ12から決済請求人2に送信された後に行われる手順
について説明する。先ず、この電子メールがサーバ12
から決済請求人2が使用する携帯電話8に送信され、該
決済請求人2が上記決済執行用のホームページのURL
をクリックすると、該携帯電話8と上記サーバ12と
は、インターネット6を介して互いに接続されると、図
17に示すように、ステップst46において、決済請
求人2が使用する携帯電話8の表示部8aに、パスワー
ド入力画面が表示される。なお、このパスワード入力画
面は、図8に示すものと同様である。そして、ステップ
st47においては、上記パスワード入力画面に表示さ
れた送信ボタンがクリックされたか否かが判別され、ク
リックされた場合には、ステップst48において、入
力されたワンタイムパスワードが正しいか否かが判別さ
れる。このワンタイムパスワードが正しい場合には、ス
テップst49において、上記決済執行用のホームペー
ジが、決済請求人2の使用する携帯電話7の表示部7a
に表示される。この決済執行用のホームページは、図1
8に示すように、決済相手である上記被決済請求人3,
4,5の氏名と、各決済金額と,承認の有無が表示され
るとともに、該決済請求人2がクリックする「はい」の
文字及び「いいえ」の文字と送信ボタンが表示されてい
る。そして、ステップst50において、決済請求人2
が執行する場合(図18に示す「はい」の文字がクリッ
クされた場合)には、ステップst51に移行し、送信
ボタンがクリックされたか否かが判別される。一方、
「はい」の文字がクリックられず、ステップst52に
おいて、執行しない場合(図18に示す「いいえ」の文
字がクリックされた場合)には、ステップst53にお
いて、送信ボタンがクリックされたか否かが判別され
る。
【0024】そして、上記ステップst53において送
信ボタンがクリックされると、ステップst54におい
て、決済日変更用のホームページ(画面)が上記携帯電
話7の表示部7aに表示される。この決済日変更用のホ
ームページは、上記第2の格納部13bに格納されてい
るものであり、図19に示すように、決済日を変更する
か否かを問う表示と、決済請求人2によりクリックされ
る「はい」及び「いいえ」の文字と、新たな決済日を入
力する入力欄と送信ボタンが表示されている。したがっ
て、ステップst55においては、決済請求人2によ
り、「はい」の文字がクリックされたか否かが判別さ
れ、「はい」の文字がクリックされない場合には、ステ
ップst56において、「いいえ」の文字がクリックさ
れたか否かが判別される。このステップst56におい
て、「いいえ」の文字がクリックされない場合には、再
びステップst54に戻り、クリックされた場合には、
ステップst57において、送信ボタンがクリックされ
たか否かが判別され、送信ボタンがクリックされた場合
には、これまでの手順で行った手続は全てキャンセルさ
れ、この決済システムによる決済は、全て最初から行う
こととなる。また、上記「はい」の文字がクリックされ
た場合には、ステップst58において、送信ボタンが
クリックされたか否かが判別され、送信ボタンがクリッ
クされた場合には、ステップst59において、新たな
決済日が入力されているか否かが判別される。ステップ
st59において、新たな決済日が入力されていないと
判別された場合には、再びステップst54に戻り、決
済日変更画面が表示される。新たな決済日が入力された
と判別された場合には、新たな決済日は、第3の格納部
13cに格納され(ステップst60)る。そして、こ
の場合には、金融機関1のホストコンピュータ11によ
り、被決済請求人3,4,5の中で決済請求人2から請
求された決済を承認していない者がある場合には、その
者に対して、新たな決済日を伝える電子メールが送信さ
れる。
【0025】そして、前記ステップst51において、
決済請求人2が執行する場合(図18に示す「はい」の
文字がクリックされ、ステップst51において、送信
ボタンがクリックされた場合)には、図20に示すステ
ップst62において、決済日が到来したか否かが判別
され、決済日が到来した場合には、ステップst63に
おいて、被決済請求人3,4,5の各口座から決済金額
がを引き落とされ、所定の引落金額が決済請求人2の口
座に入金されたか否かが判別される。このステップst
63において、全ての決済金銭が引き落とされ入金され
ないと判別された場合には、ステップst64におい
て、決済日の翌営業日が到来したか否かが判別され、翌
営業日が到来した場合には、ステップst65におい
て、金融機関1のホストコンピュータ11により、決済
の結果を表示する結果表示用のホームページが作成され
る。なお、ステップst63において、全ての口座から
決済金額が引き落とされた場合にも、このステップst
65において、上記結果表示用のホームページが作成さ
れる。この結果表示用のホームページは、決済請求人2
に閲覧されるものと、被決済請求人3,4,5毎にそれ
ぞれ閲覧されるものとを作成され、それぞれ上記第2の
格納部13bに格納され(ステップst66)、決済請求
人2及び各被決済請求人3,4,5に処理済の電子メー
ルが送信される。この処理済みの電子メールは、図24
に示すように、電子メールの宛名である決済請求人2又
は被決済請求人3,4,5の氏名と、上記ステップst
61において作成された結果表示用のホームページのU
RLとが表示されている。また、上記決済請求人2によ
り閲覧される結果表示用のホームページには、例えば、
図21に示すように、それぞれの決済相手である被決済
請求人3,4,5の氏名、(決済)金額と、引き落とし
の有無と、引き落とされた総金額とが表示されている。
また、被決済請求人3,4,5には、例えば、図22に
示すように、該被決済請求人5の氏名と、決済(予定)
金額と、引き落としの有無とが表示されている。
【0026】そして、上記処理済の電子メールを受信し
た決済請求人2又は被決済請求人3,4,5により、該
電子メールに表示されたURLがクリックされると、そ
れぞれの携帯電話(符号は省略する。)と、金融機関1
のサーバ12とがインターネット6を介して接続される
と、図23に示すように、先ず、ステップst68にお
いて、図8に示すパスワード入力画面が表示され、ステ
ップst69において、該パスワード入力画面に表示さ
れた送信ボタンがクリックされたか否かが判別され、次
いで、ステップst70において、入力されたパスワー
ドが、正しいワンタイムパスワードであるか否かが判別
される。ステップst70において、入力されたパスワ
ードが正しいワンタイムパスワードであると判別された
場合には、ステップst71において、前述した結果決
済請求人2又は各被決済請求人3,4,5別に作成され
た結果報告用のホームページが表示される。
【0027】このように、上述した実施の形態に係る決
済システムによれば、決済請求人2は、各被決済請求人
3,4,5が決済日までに金銭を入金したか否かをその
都度確認する必要はなく、また、被決済請求人3,4,
5にとっては、単に、自己の所有する携帯電話8,9,
10をクリックすることのみで、決済をすることがで
き、従来のオンライン・バンキングサービスのように、
自己のコンピュータを使用して決済請求人2の口座番号
や決済金額を入力しなければならない負担から開放され
る。また、現金で決済する場合と比較すれば、決済の記
録は全て記録・保存されることから、後に被決済請求人
3,4,5が引き落とされた金銭の使途を確認する場合
においても極めて便利なものとなる。
【0028】また、上述した実施の形態に係る決済シス
テムでは、1回の決済にのみ使用可能なワンタイムパス
ワードにより、決済のための手続(操作)を行うもので
あることから、取引の安全性を十分に担保することがで
きる。特に、この実施の形態においては、被決済請求人
3,4,5が決済を承認し又は否認した(ステップst
28,ステップst31)後に、決済請求人2に対して
電子メールを送信することができるようにされているこ
とから、該被決済請求人3,4,5が決済に承認したこ
とや、承認できない理由を決済請求人2に伝えるため
に、改めて電子メールを送る手間を省略することができ
る。したがって、この実施の形態に係る決済システムに
よれば、決済請求人2と被決済請求人3,4,5との双
方で行われる情報交換(意思の疎通)を効率的に行うこ
とが約束され、決済を巡るトラブルの発生を未然に防止
することができる。また、この決済システムでは、決済
に関する意思表示がされない被決済請求人3,4,5に
対して、決済日の前日に到る前に催促の電子メールを送
信するように構成されている(ステップst42)こと
から、決済に関する承認を失念している被決済請求人
3,4,5に対して注意を喚起することができ、不注意
による決済ミスを防止することができる。さらにまた、
この決済システムでは、決済日までに引き落とされる被
決済請求人3,4,5の口座に決済金額又はそれを上回
る預金が無いために決済できない事態を考慮し、決済日
を変更することができるように構成されている(ステッ
プst55)ことから、同じ手順を何度も繰り返す決済
請求人2が負う手間も省くことができる。さらに、決済
日が終了した場合には、決済の結果を決済報告用のホー
ムページにより、決済請求人2及び被決済請求人3,
4,5の双方に伝える(ステップst71)構成を採用
していることから、決済を承認した被決済請求人3,
4,5にとっても、決済の執行を承認した決済請求人2
にとっても、その後の結果を確認することにより、決済
が終了したことを確認することができる。
【0029】なお、上記実施の形態に係る決済システム
では、決済請求人2が、金融機関1に決済の申込みを行
う手順において、先ず、図4に示す申込みフォームのホ
ームページに所定の項目を入力させ、その後に図9に示
す入力様式が記載されたホームページに、各被決済請求
人3,4,5のメールアドレスや決済金額並びに決済日
等を入力させるようにしたが、本発明は、必ずしも上記
申込みフォームのホームページと、入力様式が記載され
たホームページとを手続上2段階に分ける必要はなく、
図4に示す申込みフォームに、被決済請求人のメールア
ドレスや決済金額並びに決済日等を入力させ、これを金
融機関1のサーバ12又はコンピュータ11に送信する
ことにより、決済請求人による金融機関への決済の申込
みが完了されるものであっても良い。
【0030】さらに、上記実施の形態に係る決済システ
ムでは、被決済請求人3,4,5が、上記ワンタイムパ
スワードの入力を条件に閲覧される図13に示す決済用
のホームページを閲覧するとともに該ホームページ上に
おいて決済の意思表示を行った後に、再度決済請求人2
に対して図18に示す決済執行用のホームページによ
り、執行するか否かの確認をするよう構成されている
が、本発明は、必ずしもこうした決済執行用のホームペ
ージの閲覧による確認手順を踏む必要ななく、各被決済
請求人により決済する意思表示がされた場合には、決済
日に決済される構成としても良い。
【0031】また、上記実施の形態では、本発明に係る
決済システムを、被決済請求人として、3人存在した場
合を例に挙げて説明したが、本発明においては、被決済
請求人は、単数であっても良く、また逆にさらに多い場
合であっても良い。また、上記実施の形態では、決済請
求人及び被決済請求人は、移動体電話として、携帯電話
を利用することにより各手順を実行したが、それぞれの
手順を実行するために使用される通信端末は、上記携帯
電話に限定されることなく、例えばパーソナルコンピュ
ータを使用しても良い。
【0032】
【発明の効果】上述した一実施の形態に係るインターネ
ット決済システムの説明からも明らかなように、本発明
(請求項1記載の発明)によれば、決済のために決済請
求人と被決済請求人の双方が負う負担を大きく軽減する
ことができる。特に、被決済請求人は、パスワードの入
力と、決済の意思表示を行うのみで決済することがで
き、従来のオンライン・バンキング等で強いられる決済
請求人の口座番号や決済金額等の入力作業から開放され
る。また、この発明では、1回の決済にのみ使用される
ワンタイムパスワードを使用することにより決済する構
成を採用していることから、決済のための安全性を担保
することができ、安心して利用することができる。
【0033】特に、第2の発明(請求項2記載の発明)
では、金融機関のサーバ・コンピュータにより、被決済
請求人による決済の意思表示の有無に関する情報と、決
済請求人による執行の承認又は非承認を促す情報とが表
示された決済執行用のホームページが作成されるステッ
プと、この決済執行用のホームページのURLが表示さ
れた電子メールが、少なくとも決済日の前日までに決済
請求人に送信されるステップと、を有してなることか
ら、決済請求人は、決済日以前に決済される状況を確認
することができる。
【0034】さらに、第3の発明(請求項3記載の発
明)では、決済執行用のホームページには、前記被決済
請求人の氏名が決済金額と承認の有無との対応関係を有
した状態で表示されてなるとともに、上記決済請求人が
上記決済日に決済の執行するか否かの意思表示を入力す
る意思表示入力部が表示されてなることから、例えば、
所定の決済日以前に決済の必要がなくなった場合や、決
済日を変更した場合には、決済請求人により決済の執行
を取り止める機会が与えられる。したがって、必要の無
い決済が執行される危険性を有効に回避することが可能
となり、一層使い勝手の良いものとすることができる。
【0035】また、第4の発明(請求項4記載の発明)
では、決済執行用のホームページ上において、前記決済
請求人により前記決済日に決済されることを承認しない
旨の意思表示がされたことを条件に、該決済日を変更す
るか否か及び変更する場合には、新しい決済日を入力す
る新決済日入力欄が出力されるよう構成されてなること
から、決済日を変更しなければならない事情が発生した
場合には、決済請求人は、改めて最初の手順から実行す
る必要はない。したがって、この発明によれば、より一
層使い勝手の良いものとすることができる。
【0036】また、第5の発明(請求項5記載の発明)
では、金融機関のサーバ・コンピュータにより実行され
る各ステップは、決済請求人又は被決済請求人が使用す
る前記インターネット等の公衆ネットワーク網に接続可
能な移動体電話の操作を条件に実行されることから、決
済を実行するための場所が限定されることがなく、より
簡単に決済することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施の形態に係るインターネット決済
システムの概要を示す概要図である。
【図2】決済の申込みが実行されるまでのフローチャー
トである。
【図3】決済請求人が使用する携帯電話に表示されるホ
ームページのトップページを示す画面例である。
【図4】申込みフォームを示す画面例である。
【図5】ワンタイムパスワードと入力様式のホームペー
ジが表示された電子メールが送信されるまでのフローチ
ャートである。
【図6】金融機関から決済請求人に送信された電子メー
ルが表示された画面例である。
【図7】決済請求人により入力様式に記入された情報が
ホストコンピュータの格納部に格納されるまでのフロー
チャートである。
【図8】パスワード表示画面の画面例である。
【図9】入力様式を示す画面例である。
【図10】図7に続くフローチャートである。
【図11】被決済請求人に送信される電子メールが表示
された画面例である。
【図12】決済用のホームページが被決済請求人に閲覧
され、被決済請求人から決済請求人に電子メールが送信
されるまでのフローチャートである。
【図13】決済承認画面の画面例である。
【図14】決済請求人への電子メールを送信するか否か
を問う画面の画面例である。
【図15】決済請求人に決済執行用のホームページのU
RLが送信する前段階までのフローチャートである。
【図16】決済の執行を促すために決済請求人に送信さ
れる電子メールが表示された画面例である。
【図17】図16に示す電子メールを受領してから被決
済請求人に電子メールが送信されるまでのフローチャー
トである。
【図18】決済執行用のホームページの画面例である。
【図19】決済日変更用のホームページの画面例であ
る。
【図20】決済日が到来してから決済処理した後に決済
請求人及び被決済請求人に電子メールが送信されるまで
のフローチャートである。
【図21】決済請求人が閲覧する決済結果報告の画面例
である。
【図22】被決済請求人が閲覧する決済結果報告のホー
ムページの画面例である。
【図23】決済請求人又は被決済請求人が電子メールを
受領してから決済システムが終了するまでを示すフロー
チャートである。
【図24】決済請求人又は被決済請求人に送信される電
子メールが表示された画面例である。
【符号の説明】
1 金融機関 2 決済請求人 3 被決済請求人 4 被決済請求人 5 被決済請求人 6 インターネット 7 携帯電話 8 携帯電話 9 携帯電話 10 携帯電話 11 ホストコンピュータ 12 サーバ 13 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 19/00 G07D 9/00 476

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット等の公衆ネットワーク網
    を利用して、所定の決済日に、金銭の決済の請求を行う
    決済請求人の口座に、この決済請求人に対して金銭を支
    払う被決済請求人の口座から引き落とされた金銭が入金
    されるインターネット決済システムであって、 金融機関のサーバ・コンピュータとインターネット等の
    公衆ネットワーク網を介して接続された上記決済請求人
    の通信端末に、被決済請求人,決済金額及び決済日を含
    む決済用データを入力するための入力用データが、該決
    済請求人の通信端末の表示部に表示されるステップと、
    上記決済請求人の通信端末の表示部に表示された入力用
    データに基づいて該決済請求人により入力された被決済
    請求人と決済金額と決済日とを含む決済用データに基づ
    き、金融機関のサーバ・コンピュータにより決済用のホ
    ームページと1回の決済のみに使用されるワンタイムパ
    スワードが作成されるステップと、このホームページの
    URLとワンタイムパスワードとが表示された電子メー
    ルが、上記金融機関のサーバ・コンピュータからインタ
    ーネット等の公衆ネットワーク網を介して上記被決済請
    求人の通信端末に送信されるステップと、上記被決済請
    求人によるワンタイムパスワードの使用を前提に、イン
    ターネット等の公衆ネットワーク網を介して接続された
    上記被決済請求人の通信端末の表示部に、決済請求人と
    決済金額と決済日とが含まれた決済確認用データが表示
    されるステップと、上記被決済請求人による決済の意思
    表示の入力を条件に、上記サーバ・コンピュータによ
    り、所定の決済日に所定の被決済請求人の口座から所定
    の決済金額が引き落とされるとともに、該決済金額が上
    記決済請求人の口座に入金されるステップと、を有して
    なることを特徴とするインターネット決済システム。
  2. 【請求項2】 前記金融機関のサーバ・コンピュータに
    より、被決済請求人による決済の意思表示の有無に関す
    る情報と、決済請求人による執行の承認又は非承認を促
    す情報とが表示された決済執行用のホームページが作成
    されるステップと、 この決済執行用のホームページのURLが表示された電
    子メールが、少なくとも決済日の前日までに決済請求人
    に送信されるステップと、 を有してなることを特徴とする請求項1記載のインター
    ネット決済システム。
  3. 【請求項3】 前記決済執行用のホームページには、前
    記被決済請求人の氏名が決済金額と承認の有無との対応
    関係を有した状態で表示されてなるとともに、上記決済
    請求人が上記決済日に決済の執行するか否かの意思表示
    を入力する意思表示入力部が表示されてなることを特徴
    とする請求項2記載のインターネット決済システム。
  4. 【請求項4】 前記決済執行用のホームページ上におい
    て、前記決済請求人により前記決済日に決済されること
    を承認しない旨の意思表示がされたことを条件に、該決
    済日を変更するか否か及び変更する場合には、新しい決
    済日を入力する新決済日入力欄が出力されるよう構成さ
    れてなることを特徴とする請求項3記載のインターネッ
    ト決済システム。
  5. 【請求項5】 前記金融機関のサーバ・コンピュータに
    より実行される各ステップは、決済請求人又は被決済請
    求人が使用する前記インターネット等の公衆ネットワー
    ク網に接続可能な移動体電話の操作を条件に実行される
    ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のインタ
    ーネット決済システム。
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