JP2002175223A - 端末処理装置運用システム及びその管理のためのプログラム - Google Patents

端末処理装置運用システム及びその管理のためのプログラム

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JP2002175223A
JP2002175223A JP2001253403A JP2001253403A JP2002175223A JP 2002175223 A JP2002175223 A JP 2002175223A JP 2001253403 A JP2001253403 A JP 2001253403A JP 2001253403 A JP2001253403 A JP 2001253403A JP 2002175223 A JP2002175223 A JP 2002175223A
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Kazutaka Takachi
和隆 高地
Junichi Iizuka
潤一 飯塚
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理サーバで各装置の稼働時間を自動管理
し、稼働時間の長い装置と短い装置の間でローテーショ
ンを促し、トラブルを低減し稼働効率を向上する。 【解決手段】 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時
し、所定運用期間終了時tf における前記端末処理装置
毎の稼働時間の累積をそれぞれ同じにする。前記所定運
用期間終了前tx に、そのときに累積された稼働時間に
基づき前記複数の端末処理装置間での入れ替え候補を決
定し、該入れ替え候補に端末処理装置入れ替えメッセー
ジを送信する。前記メッセージに従い、当該端末処理装
置の記憶データを管理サーバにバックアップ処理し、前
記当該端末処理装置を入れ替え候補中の他の端末処理装
置と入れ替え接続後、当該端末処理装置に係る前記デー
タを前記他の端末処理装置にダウンロードする。全ての
入れ替え候補の端末処理装置について入れ替え接続の完
了後、前記各端末処理装置の一斉運用開始を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク環境
下にある複数台のパーソナルコンピュータ(以下、PC
という。)に係る運用システム及びその管理のためのプ
ログラムに関し、特に、全てのPCの稼働時間を均等化
して障害の発生を抑制する運用システム及びその管理の
ためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに多機能オンライン
端末として複数台のPCを接続し、ネットワークに設置
された管理サーバによって、これらのPCを一元的に集
中管理している。ところが、オンライン端末をパソコン
として使用しているときの使用状況については、管理サ
ーバとは連携していないため、管理サーバ側では、接続
されているPCのパソコン機能の使用実績を把握できな
い。
【0003】この使用実績を管理するために、例えば、
記録用紙に使用時間、使用目的等を記入するなど、人手
による台帳管理が行われていた。この台帳管理は、使用
者個人に任され、使用者の自己申請にるものであるた
め、稼働時間が実際の使用時間と必ずしも一致しないこ
とが多く、正確な時間を把握することは難しい状況が生
じていた。
【0004】また、人手による台帳管理では、使用実績
の集計が煩雑となり、しかも、その管理情報の精度も信
頼性に乏しいものとなり、結果として、使用状況を正確
に把握できない。そこで、ネットワークに接続された複
数の多機能端末をパソコンとして使用するときは、端末
内に設けられたデータ収集装置によって、処理の種類、
使用時間等を採取し累積し、これらを管理サーバに送信
する。そして、管理サーバにおいて、これらの使用状況
を集めて編集し、一元管理を行うようにしている(特開
平3−233751号公報を参照)。
【0005】さらに、ワークステーションなどの端末装
置を多数設置している場合に、システムプロセス以外の
全てのプロセスに関する実行時間情報を、一定の運転期
間内において、それぞれのプロセス単位で自動的に集計
し、サーバ又はセンタ装置に送信することにより、実際
の端末の稼働状況を把握でき、統合的なシステムの運用
効率を向上させた(特開平5−113911号公報を参
照)。
【0006】一方、膨大な数の端末装置のトータルな予
防的保守管理を適正に行うものとして、異常発生回数を
記憶保持しておき、保守員が各端末を定期的に巡回して
いる。その巡回時に保持されている回数を確認して保守
作業を行っている。これに対して、複数の端末装置から
時系列的に送信されてくる異常検出情報を集計し、該端
末装置毎の異常発生数の予測、保守緊急度の予測を行っ
て、複数の端末装置の保守を管理することが提案されて
いる(特開平6−266634号公報を参照)。
【0007】さらに、分散処理情報システムの障害対策
として、障害発生頻度が高いシステム要素について多重
化しておく方法があり、この方法には、1つは通常処理
系の処理内容を、他の待機系にも同時に処理を行うデュ
アル方式と、待機系は、通常処理系とは別の処理を行
い、障害が発生した場合に限り、待機系が通常処理系の
処理内容を代行するデュープレックス方式とがある。
【0008】これらの方式は、待機系について通常処理
系と同等の機能を有する必要があり、システム構成が高
価になる欠点を有する。そこで、分散処理情報システム
におけるクライアント機能手段内に、小規模に分解した
待機系データベース実現手段を配置することにより、シ
ステムの障害対策を廉価に実現できるデュープレックス
方式が提案されている(特開平9−44450号公報を
参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上による保
守管理方式においては、複数の端末装置について、該端
末装置毎に、利用時間、異常等の各種情報を検出し、そ
のデータを記憶保持しておかなければならない。このこ
とは、各端末装置毎に各種情報を取得するための装置等
を各端末装置内にそれぞれ必要とすることになり、コス
トアップの要因となる。
【0010】しかも、既存の端末装置を接続したシステ
ムにおいて、この様な保守管理を実行するには、新たに
該端末装置毎に各種情報を取得するための装置等を装備
しなければならず、また、この様な対応をとることが困
難な場合もある。一方、近年では、端末装置として使用
されるPCのモデルチェンジ期間が短縮されるのにとも
ない、PCの設置には、リース又はレンタルによるシス
テム運用が増えている。リース又はレンタル期間中に
は、一定期間安定した、しかも、低ランニングコストで
の利用が求められている。この様な環境下で、PCが故
障すると、データの消失、代替運用の時間的ロスが発生
することとなり、運用効率が低下し、利用障害を来す。
そのため、PCの故障を最低限に抑え、ランニングコス
トを低減する必要がある。
【0011】一般的なPCの寿命は「1日8時間運用で
5年」、ハードディスクの寿命は「5年または2万時問
の早い方」といわれている。そして、統計的に、稼働時
間が長いほど故障率は高くなり、稼働時間の長いPCに
おいては、その構成装置が寿命を迎えるなどの理由か
ら、運用期間満了前に特定のPCにのみ集中的に障害が
発生する。
【0012】ところで、複数台のPCを同一期間運用す
る状況において、PCの稼動管理は使用者個人に任され
ていた。そのため、特に稼働時間の長いPCと、あまり
稼働していないPCが混在する状況が発生する。そうす
ると、使用者の利用時間が長いPCは、故障が頻発する
のに対し、低稼働のPCでは、故障が発生しない状況と
なり、極めて効率の悪いシステム運用となる。
【0013】本発明は、管理サーバで各PCの稼働時間
を管理し、稼働時間が相違する装置間でローテーション
を行うよう使用者及び管理者に対して促すことで、寿命
によるPCのトラブルを低減し、稼働効率を向上するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明では、端末処理装置運用システムにおい
て、複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時する手段
と、前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同
じになるように、累積された稼働時間に基づいて前記複
数の端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、該入れ
替え候補に端末処理装置入れ替えメッセージを送信する
手段と、前記メッセージに従って、当該端末処理装置の
記憶データをバックアップ処理する手段と、前記当該端
末処理装置を前記入れ替え候補中の他の端末処理装置と
入れ替え後、当該端末処理装置に係る前記データを前記
他の端末処理装置にダウンロードする手段とを備えた。
【0015】また、他の本発明では、複数の端末処理装
置を管理する管理装置において、複数の端末処理装置毎
の稼働時間を計時する手段と、前記各端末処理装置の稼
働時間の累積がそれぞれ同じになるように、累積された
稼働時間に基づいて前記複数の端末処理装置間での入れ
替え候補を決定し、該入れ替え候補にその旨を通知する
手段とを備え、あるいは、管理装置に接続される端末処
理装置において、前記端末処理装置に係るデータを記憶
する記憶手段と、前記管理装置からの端末処理装置入れ
替えメッセージを表示する表示手段と、表示された前記
メッセージの指示に従って当該端末処理装置を操作する
入力手段と、前記メッセージの指示に従った入れ替え操
作によって、前記記憶手段に記憶された前記データを前
記管理装置にバックアップ処理を実行する制御手段とを
備えた。
【0016】さらに、他の本発明では、複数の端末処理
装置を管理するためにコンピュータに実行させるプログ
ラムにおいて、複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時
するステップと、前記各端末処理装置の稼働時間の累積
がそれぞれ同じになるように、累積された稼働時間に基
づいて前記複数の端末処理装置間での入れ替え候補を決
定するステップと、該入れ替え候補にその旨を通知する
ステップとを含め、そして、該プログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録した。また、管理装置
に接続されるコンピュータに実行させるプログラムにお
いて、管理装置からの入れ替えメッセージを受信するス
テップと、該メッセージの指示に従った入れ替え操作に
よって、当該コンピュータに記憶されたデータを前記管
理装置にバックアップ処理するステップとを含め、そし
て、該プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に記録した。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
乃至図6を参照して説明する。ここで、本発明の実施形
態の説明に入る前に、図1を参照して、複数台のPCを
同一期間運用する状況下における各PCの稼働状況を説
明する。パーソナルコンピュータPC1乃至PC5は、
リース又はレンタル期間Tの間、同一期間運用される。
これら複数のPC1乃至PC5は、互いにネットワーク
で接続され、管理サーバSによって管理されている。t
0 は、リース又はレンタル期間の運用開始時を、そし
て、tf は、運用期間満了時を示す。
【0018】PC1乃至PC5の各使用者を、それぞれ
対応してA乃至Eで表しており、各使用者A乃至EのP
C1乃至PC5の使用状況を帯グラフで示している。例
えば、使用者Aは、PC1を1日当たり5時間の割りで
使い、使用者Cは、PC3を1日当たり22時間の割り
で使っている様子を表している。1日当たり使用時間が
長いということは、PCにとって、稼働時間が過多とな
り、故障率が高まることになる。
【0019】図1の使用状況では、PC3が最も激し
く、期間T1 及びT2 において故障したことを示してい
る。PCの故障としては、例えば、ハードディスクドラ
イブ、電源、キーボード等が多い。期間T1 及びT2 で
は、修理のために稼働していないことを示している。P
C3の使用が激しいにも拘らず、使用者Cは、その期間
中PC3を使えない。これでは、PC3の運用管理面で
は、問題である。
【0020】使用者DのPC4も、期間T3 に故障して
いることを示しており、同様である。一方、使用者Aの
PC1や、使用者EのPC5では、比較的利用頻度が低
いので、故障の発生確率は小さく、運用期間満了時tf
まで、故障がないことを示している。これは、故障がな
い代わりに、PCが使用されていない時間も多いことを
表している。
【0021】この様な運用状況にあっては、PC毎に稼
働時間に差が発生し、運用効率が悪いばかりでなく、故
障時の代替運用が必要であり、そのための時間的ロスが
発生する。そこで、本実施形態では、使用者個人による
台帳管理で稼働時間を把握するのではなく、しかも、P
C側では構成を変更することなく、PC毎の稼働時間を
管理サーバ側で正確に把握できるようにした。そして、
一定期間毎に把握したPC毎の稼働時間に基づいて、各
PCの累積稼働時間が平均化されるように、必要なPC
についてローテーションを促すようにした。このローテ
ーションに係るメッセージを受けて、使用者が、使用す
るPCを交換するようにした。
【0022】図2に、PC1乃至PC5の運用状況の概
略を示しており、本実施形態の基本的な考え方を表して
いる。図2において、管理サーバSとPC1乃至PC5
の接続関係は、図1と同様である。ただ、図2の管理サ
ーバSには、CPUを含む制御手段1、記憶手段2等の
他に、稼働時間計時手段3を備えている。そして、各P
Cには、CPUを含む制御手段4、記憶手段5、表示手
段6、入力手段7等が備えられている。PC1乃至PC
5はそれぞれ同じ構成のものであるが、図2では、PC
1について具体的構成を示し、他のPCにおける構成の
記載を省略した。
【0023】なお、管理サーバS、PC1乃至PC5は
公知のコンピュータのハードウェア構成を採る。すなわ
ち、処理手段であるCPU、記憶手段である主記憶装置
(RAM)や補助記憶装置(ハードディスクや各種可搬
形媒体から情報を読み取る/情報を書き込むための各種
ドライブ)などがシステムバスにより結合されている。
また、表示手段であるディスプレイ、入力手段であるキ
ーボードやマウスも必要に応じてそれぞれのインターフ
ェースを介してシステムバスに結合されている。
【0024】なお、本発明を実現するにおいては、入力
手段はキーボードやマウスの操作を処理手段に通知する
入力制御機、表示手段はディスプレイに情報を表示させ
るための表示制御機能を備えていればよく、それら装置
を備えることが本発明の本質というわけではない。ま
た、ネットワークを介して他のコンピュータとデータ通
信を行うために、通信制御手段であるネットワーク制御
回路またはモデムもこのシステムバスに結合されてい
る。
【0025】そして、これら要素間ではシステムバスを
介して情報の授受が行われる。また、このコンピュータ
においては、各種ドライブにより記憶媒体に記憶された
本発明のプログラムがその媒体から読み取られ、処理手
段を制御して本発明の処理を実行させるようになってい
る。なお、その本発明のプログラムは他のコンピュータ
から受信して保持するようにしてもよい。
【0026】さらに、図2では、各PCに対応して、管
理サーバSの稼働時間計時手段3で計時された運用開始
時t0 からの累積稼働時間をグラフで示している。横軸
は、運用開始時t0 から運用期間満了時tf までの運用
期間Tを、また、縦軸は、各PCに対応して累積稼働時
間を示している。この運用期間T内の一定期間T0 経過
後の均等化時tx において、管理サーバSは、期間T0
内の各PCの累積稼働時間に基づいて、PC1乃至PC
5の入れ換える組み合わせ候補を決定する。
【0027】この決定は、管理サーバSの制御手段1で
統計的処理によって出されるものであり、期間T0 での
使用傾向、時間tx での累積稼働時間数の大きさ、今後
の使用計画等が考慮される。例えば、PC1について見
ると、時間tx では、累積稼働時間がある程度大きくな
っている。時間tx 近くで、急激に使用時間が増えてい
るが、偶然に増えたものと判断して、使用者Aは、引き
続きPC1を使用する。
【0028】また、PC2について見ると、時間tx で
は、累積稼働時間が一番多くなっているが、時間tx 近
くではあまり使用されていない。この場合には、今後の
計画を考慮して、使用者Bも、引き続きPC2を使用す
る。次に、PC3について見ると、時間tx では、累積
稼働時間が多くなっており、且つ、今後も使用者Cが比
較的長時間PCを使用する場合にはPC3の運用期間T
中の累積稼働時間が多大なものになることが予想できる
ので、今後の使用時間が少ないと予想される使用者Eが
PC3を使用するように切り換える。また、使用者Cに
関しては、時間tx までの累積稼働時間に余裕のあるP
C4を使用するようにPCを切り換える。
【0029】ところで、PC5について見ると、時間t
x まではそれほど使用されなかったので、今後、非常に
多くPCを使用すると見込まれる使用者Dがそれを使用
するように切り換える。この様にして、時間tx で累積
稼働時間に基づいて、PC1乃至PC5の入れ替え候補
を決定する。従って、各PCの運用期間満了時tf にお
ける累積稼働総時間Ta 、Tb 、Tc 、Td 及びTe が
ほぼ平均化されることが見込める。なお、期間T0 は、
運用期間T中で複数回設けることができる。
【0030】そこで、管理サーバSの制御手段1は、各
PCに対してローテーションに係るメッセージを送出
し、各使用者にローテーションを指示する。各使用者
は、表示手段6に表示されたメッセージに従って、指示
されたPCに接続を切り換える。そして、各使用者は切
り換えたPCを時間ty に一斉に使用を開始する。た
だ、指示されたPCに接続を切り換えるにあたって、そ
れまで使用していた各PCのデータを保全しなければな
らない。この手順について、図3を参照して説明する。
【0031】PC1乃至PC5には、それぞれ記憶手段
5にハードディスクHD1乃至HD5が備えられ、切り
換え以前のデータが保存されている。そして、管理サー
バSの記憶手段2に、バックアップ領域A及びBを用意
しておく。図2に示したように、各PCを入れ換えるも
のとすれば、PC1及びPC2は、今回の入れ替えの対
象でなく、PC3からPC5の間で入れ換えられる。
【0032】先ず、PC3のHD3の全保存内容(例え
ば、OS、アプリケーション、ユーザデータ)をバック
アップ領域Aに保存する(1)。さらに、PC4のHD
4の全保存内容をバックアップ領域Bに保存する
(2)。そして、PC4のHD4の全保存内容はバック
アップされているので、HD4の保存内容をクリアした
後に、バックアップ領域Aに保存されていたHD3の保
存内容をHD4に復元する(3)。バックアップ領域A
が空くので、PC5のHD5の全保存内容をバックアッ
プ領域Aに保存する(4)。次いで、HD3の全保存内
容はバックアップされているので、HD3の保存内容を
クリアした後に、バックアップ領域Aに保存したHD5
の全内容をHD3に復元する(5)。そして、HD5の
保存内容をクリアした後、バックアップ領域Bに保存さ
れていたHD4の全内容をHD5に復元する(6)。
【0033】以上のようにして、各使用者は、表示手段
6に表示される管理サーバSからの指示に従って、使用
しているPCの入力手段7を操作することによって、対
話形式で実行される。そして、各HDの全保存内容は、
時間ty 以後に使用するPCのHDに復元され、PCの
接続を切り換えることができる。この切り換えに要する
tx からty の時間は、故障を修復する時間に比べれ
ば、非常に短い時間で済むものである。
【0034】次に、図4のタイムチャートを参照して、
図2に示されるように、管理サーバSと、管理サーバS
によって集中管理されているクライアントであるPC1
乃至PC5との動作を、通常運用時と、ローテーション
処理中に分けて説明する。管理サーバSでは、稼働時間
計時手段3によって管理すべきPC毎の稼働時間を計時
している。管理サーバSの制御手段1は、ネットワーク
を介して各PCに対して稼働確認メッセージを送出す
る。このメッセージに対応した各PCからの応答を、受
信する。そして、この応答を受信したときには、当該P
Cは稼働していると判断し、当該PCの稼働時間を計時
する。その応答が無いときには、当該PCは稼働してい
ないと判断し計時しない。
【0035】なお、このメッセージには、稼働確認のた
めに特別なものを用意しなくとも、各PCが応答して稼
働していることを表す他のメッセージでもよい。通常運
用時、例えば、図2に示される期間T0 においては、管
理サーバSは、各PCに対して稼働確認メッセージを逐
次送出する。このメッセージに対応して各PCから応答
があれば、当該PCは稼働しているとして、稼働時間計
時手段3で計時を開始する。各々のPC毎に計時を行
い、稼働確認メッセージに対する応答が無くなると、当
該PCは稼働を停止したものとして、当該PCの計時は
終了となる。
【0036】同様にして、逐次送出する稼働確認メッセ
ージに対して、また当該PCが応答すれば、当該PCの
計時を開始し、この応答が無くなると計時は終了とな
る。この様にして、各PCの稼働時間を計測し、各PC
毎の累積稼働時間を加算し、記憶手段2に保持してお
く。ここで、期間T0 が経過したとき、管理サーバS
は、ローテーション処理を実行する。管理サーバSは、
このときの各PC毎の累積稼働時間に基づいて、ローテ
ーションすべきPCを選出するため、解析処理を行う。
【0037】各PC毎の累積稼働時間が、図2に示すよ
うな状況であるとすると、PC3乃至PC5が入れ替え
のローテーション候補として選出される。選出された各
PCに対して、管理サーバSからローテーション通知メ
ッセージが通知される。このメッセージは、ローテーシ
ョンの相手となる対象PC名の他に、各PC毎の累積稼
働時間、稼働傾向等が含まれ、当該PCの表示手段6に
必要情報が表示できるようになっている。
【0038】当該PCの使用者は、管理サーバSからの
指示に従い、当該PCの記憶手段5のHDに保存されて
いる全内容を、管理サーバSの記憶手段2内に用意され
たバックアップ領域に保存する。管理サーバSは、ロー
テーションの相手となる対象PCのHDが空になること
を確認すると、バックアップ領域に保存されている当該
PCの全内容を対象PCのHDにダウンロードする。
【0039】そして、PC側では、ダウンロードされた
全内容を環境復元する。その後、各PCのローテーショ
ンを実行し、各PCから管理サーバSに対して、入力手
段7によってローテーション完了通知を送信する。管理
サーバSは、このローテンション完了通知を受信して、
完了を確認し、管理情報を更新する。そこで、各PC
は、時間ty で、一斉に運用開始となり、再び、前述し
た通常運用となる。
【0040】以上では、図4のタイムチャートを参照し
て動作を説明したが、次に、図5及び図6のフローチャ
ートを参照して、管理サーバSと、各クライアント側P
Cの動作について詳述する。各PCの通常運用時におい
て、管理サーバSは、ネットワークを通じて各PCに対
して、稼働確認メッセージを送信する(ステップS
1)。管理サーバSから、各PCに対して稼働確認メッ
セージが送信されると、各PCのそれぞれは、このメッ
セージを受信する(ステップS11)。
【0041】ここで、稼働中のPCは、稼働確認メッセ
ージに対して応答を返信するが(ステップS12)、こ
のとき、稼働していないPCからは返答が送信されな
い。管理サーバSでは、送信した稼働確認メッセージに
対して、各PC毎に、返答があったかどうかを確認する
(ステップS2)。管理サーバSでは、稼働しているP
Cから返答があると(Y)、各PC毎に、稼働確認メッ
セージの前回送信時から今回送信時までの時間を、各P
C毎にそれぞれ加算する(ステップS3)。これによ
り、各PC毎の累積稼働時間が求められる。そして、各
PC毎の累積稼働時間に係るデータベースを更新してお
く。
【0042】一方、稼働していないPCからは返答がな
い場合(ステップS2のN)、当該PCについては計時
する必要がないので、当該PCに対するステップS3の
処理は行われない。そして、管理サーバSでは、予め設
定された期間T0 を経過するまで、各PC毎の累積稼働
時間を求め、そのデータを保持する(ステップS4)。
期間T0 を経過していなければ(N)、ステップS1乃
至ステップS3が繰り返される。
【0043】また、期間T0 を経過した場合(Y)、管
理サーバSでは、それまでに得られた各PC毎の累積稼
働時間に基づいて、各PC毎に稼働時間の解析を実行す
る。例えば、図2で説明したように、複数のPCの中か
らローテーションを必要とするPC3乃至PC5を選出
する(ステップS5)。そこで、管理サーバSは、時間
tx において、各PCにローテーション処理の開始を通
知するとともに、選出したPC3乃至PC5に対してロ
ーテーション通知メッセージを送出する(ステップS
6)。
【0044】クライアント側の各PCは、管理サーバS
からローテーション処理開始の通知を受信するととも
に、選出されたPC3乃至PC5は、ローテーション通
知メッセージを受信する(ステップS13)。ローテー
ション通知メッセージの受信がなく、ローテーションの
対象とならないPCは、ステップS11に戻って次の稼
働確認メッセージが管理サーバSから送信されるまで待
機する(N)。
【0045】管理サーバSからローテーション通知メッ
セージを受信したPCでは、該通知があったことを認識
し(Y)、通知されたメッセージ内容に従って、ローテ
ーションに必要な情報を表示する。そこで、図3に示さ
れる手順で、当該PCの使用者が、この情報に従って、
ローテーションする相手のPCのHDに当該PCのHD
内にある全内容を移す作業を実施する。
【0046】先ず、当該PCのHD内にある全内容を管
理サーバSのバックアップ領域にバックアップ保存をす
る(ステップS14)。次に、ローテーション対象とな
っている相手のPCについて、バックアップ保存が完了
したことの通知を受けた後、当該PCの使用者と、ロー
テーション相手のPCの使用者は、互いに、PC本体を
交換し接続する(ステップS15)。
【0047】そして、当該使用者は、管理サーバSのバ
ックアップ領域に保存されている自分の全内容を、交換
接続後のPCのHDにダウンロードする。さらに、交換
後のPC上に以前の環境を復元する(ステップS1
6)。PCの環境を復元できた当該使用者は、管理サー
バSへローテーション完了通知を送信する(ステップS
17)。そして、このPCでは、ステップS11に戻っ
て次の稼働確認メッセージが管理サーバSから送信され
るまで待機する。
【0048】一方、管理サーバSでは、ローテーション
対象のPCの全てからローテーション完了通知を受信す
るまで待機している(ステップS7のN)。そこで、ロ
ーテーション対象のPCの全てからローテーション完了
通知が受信されると(Y)、管理サーバSは、この期間
T0 中で得られた累積稼働時間に基づくローテーション
処理が終了したと判断し、時間ty から各PCの運用を
一斉に開始する。そして、次の期間T0 を経過するま
で、再び、各PCに稼働確認メッセージを送出し、その
返答によって各PC毎の累積稼働時間を取得する(ステ
ップS8)。
【0049】以上のようにして、一斉に運用を開始した
各PCの累積稼働時間を均等化することができ、稼働時
間過多による障害が特定のPCに集中的に発生すること
を抑止することができる。なお、以上では、例えば、リ
ース又はレンタル期間のような所定運用期間の満了時に
おいて、複数のPCに係る累積稼働時間が、等しくなる
ように各PCを入れ換える場合について説明したが、各
PCの入れ換え制御の結果として、所定運用期間の満了
時に各PCの累積稼働時間がほぼ等しくなるように制御
できればよい。例えば、所定運用期間が1週間である場
合、1日毎に各PCの累積稼働時間が均一になるように
入れ換え、1週間後において各PCの累積稼働時間をほ
ぼ等しくすることができる。1日毎における各PCの入
れ換えは、前述の実施形態におけるものと同様の制御手
順によって行われる。
【0050】本実施形態によれば、リースなどによる複
数台のPCを同一期間運用する状況において、複数のP
Cに関する稼動時間の管理を、使用者または管理者が実
施することなく、管理サーバで自動的に行うことができ
る。従って、使用者または管理者の手間が省け、サービ
ス性の向上や管理コストの低減が期待される。また、P
Cの稼働時間を管理して一定期間ごとに稼働時間の長い
PCと短いPCのローテーションを促すことで、PCの
稼働時間を均等化することができる。稼働時間を均等化
することで、その構成装置の寿命によって、稼働時問の
長いPCにおいてリース期間満了前に集中的に障害が発
生することを抑制し、全てのPCの効率的な運用とメン
テナンスコストの低減が期待される。 (付記1) 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時す
る手段と、前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれ
ぞれ同じになるように、累積された稼働時間に基づいて
前記複数の端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、
該入れ替え候補に端末処理装置入れ替えメッセージを送
信する手段と、前記メッセージに従って、当該端末処理
装置の記憶データをバックアップ処理する手段と、前記
当該端末処理装置を前記入れ替え候補中の他の端末処理
装置と入れ替え後、当該端末処理装置に係る前記データ
を前記他の端末処理装置にダウンロードする手段とを有
する端末処理装置運用システム。 (付記2) 稼働時間計時手段は、前記各端末処理装置
に送信した稼働時間確認メッセージに対して返答が受信
された端末処理装置毎に、稼働時間を計時し、累積稼働
時間を保持する付記1に記載の端末処理装置運用システ
ム。 (付記3) 前記入れ替え候補の各端末処理装置におい
て前記入れ替えメッセージを表示する手段と、表示され
た前記メッセージに従って、当該端末処理装置の記憶デ
ータを当該端末処理装置から他に移しバックアップ処理
する手段とを有する付記1に記載の端末処理装置運用シ
ステム。 (付記4) 複数の端末処理装置を管理する管理装置で
あって、前記各端末処理装置に記憶されている記憶デー
タを前記各端末処理装置毎に記憶できるバックアップ領
域を有する記憶手段と、各端末処理装置の累積稼働時間
を計時する稼働時間計時手段と、前記各端末処理装置の
累積稼働時間がそれぞれ同じになるように、前記複数の
端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、当該入れ替
え候補の端末処理装置に前記記憶データのバックアップ
処理を指示し、さらに、当該端末処理装置の入れ替え完
了後に前記各端末処理装置の運用開始を指示する制御手
段とを含む管理装置。 (付記5) 前記稼働時間計時手段は、前記各端末処理
装置へ送信されたメッセージに対する返答を確認して前
記各端末処理装置の稼働時間を計時する付記4に記載の
管理装置。 (付記6) 前記制御手段は、前記入れ替え候補を決定
したとき、該入れ替え候補に端末処理装置入れ替えメッ
セージを送信し、当該端末処理装置に該メッセージの表
示を指示する付記4に記載の管理装置。 (付記7) 複数の端末処理装置を管理する管理装置で
あって、複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時する手
段と、前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ
同じになるように、累積された稼働時間に基づいて前記
複数の端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、該入
れ替え候補にその旨を通知する手段と、を含む管理装
置。 (付記8) 管理装置に接続される端末処理装置であっ
て、前記端末処理装置に係るデータを記憶する記憶手段
と、前記管理装置からの端末処理装置入れ替えメッセー
ジを表示する表示手段と、表示された前記メッセージの
指示に従って当該端末処理装置を操作する入力手段と、
前記メッセージの指示に従った入れ替え操作によって、
前記記憶手段に記憶された前記データを前記管理装置に
バックアップ処理を実行する制御手段とを含む端末処理
装置。 (付記9) 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶され
た前記データを前記管理装置へのバックアップ処理後
に、前記管理装置にバックアップされた他の端末処理装
置に係るデータを前記記憶手段にダウンロードする付記
8に記載の端末処理装置。 (付記10) 前記制御手段は、稼働確認メッセージを
受信したとき、当該端末処理装置が稼働していることを
示す返答メッセージを送出する付記8に記載の端末処理
装置。 (付記11) 複数の端末処理装置に係る所定運用期間
中において、前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそ
れぞれ同じになるように、前記各端末処理装置の累積稼
働時間に基づいて前記複数の端末処理装置間での入れ替
え候補を決定し、前記入れ替え候補の端末処理装置に係
るデータのバックアップ処理を行い、前記入れ替え候補
の端末処理装置を入れ替えした後に、当該端末処理装置
に係るデータのダウンロード処理を行う端末処理装置制
御方法。 (付記12) 複数の端末処理装置に送信した稼働時間
確認メッセージに対して、当該端末処理装置から返答が
受信されたとき、返答が受信された端末処理装置毎の稼
働時間を計時し、前記各端末処理装置の累積稼働時間を
保持しておき、前記各端末処理装置の稼働時間の累積が
それぞれ同じになるように、累積された稼働時間に基づ
いて前記複数の端末処理装置間での入れ替え候補を決定
し、前記入れ替え候補に端末処理装置入れ替えメッセー
ジを送信し、前記メッセージに従って、当該端末処理装
置の記憶データをバックアップ処理し、前記当該端末処
理装置を前記入れ替え候補中の他の端末処理装置と入れ
替え後、当該端末処理装置に係る前記データを前記他の
端末処理装置にダウンロードし、全ての入れ替え候補の
端末処理装置入れ替えが完了した後に、前記各端末処理
装置の運用開始を行う端末処理装置制御方法。 (付記13) 前記入れ替え候補に端末処理装置入れ替
えメッセージを送信したとき、前記当該入れ替え候補の
各端末処理装置において前記入れ替えメッセージを表示
し、該表示された前記メッセージに従って、当該端末処
理装置の記憶データを当該端末処理装置から他に移しバ
ックアップ処理を行う付記12に記載の端末処理装置制
御方法。 (付記14) 複数の端末処理装置を管理するためにコ
ンピュータに実行させるプログラムであって、複数の端
末処理装置毎の稼働時間を計時するステップと、前記各
端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じになるよ
うに、累積された稼働時間に基づいて前記複数の端末処
理装置間での入れ替え候補を決定するステップと、該入
れ替え候補にその旨を通知するステップと、を含むコン
ピュータに実行させるプログラム。 (付記15) 前記通知に応答して前記入れ替え候補で
ある端末処理装置から転送されるデータを記憶するステ
ップと、前記記憶したデータを入れ替え候補に応じて端
末処理装置に転送するステップとを含む付記14に記載
のコンピュータに実行させるプログラム。 (付記16) 管理装置に接続されるコンピュータに実
行させるプログラムであって、前記管理装置からの入れ
替えメッセージを受信するステップと、該メッセージの
指示に従った入れ替え操作によって、当該コンピュータ
に記憶されたデータを前記管理装置にバックアップ処理
するステップと、を含むコンピュータに実行させるプロ
グラム。 (付記17) 前記バックアップ処理後に、前記管理装
置から他のコンピュータのデータをダウンロードして記
憶するステップと、を含む付記16に記載のコンピュー
タに実行させるプログラム。 (付記18) 複数の端末処理装置を管理するコンピュ
ータに、複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時し、前
記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じにな
るように、累積された稼働時間に基づいて前記複数の端
末処理装置間での入れ替え候補を決定し、該入れ替え候
補にその旨を通知する、ことを実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記19) 前記通知に応答して前記入れ替え候補で
ある端末処理装置から転送されるデータを記憶し、前記
記憶したデータを入れ替え候補に応じて端末処理装置に
転送する、ことを実行させるプログラムを記録した付記
18に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記20) 管理装置に接続されるコンピュータに、
前記管理装置からの入れ替えメッセージを受信し、該メ
ッセージの指示に従った入れ替え操作によって、当該コ
ンピュータに記憶されたデータを前記管理装置にバック
アップ処理する、ことを実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記21) 前記バックアップ処理後に、前記管理装
置から他のコンピュータのデータをダウンロードして記
憶する、ことを実行させるプログラムを記録した付記2
0に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0051】
【発明の効果】複数の装置の稼働時間を管理サーバによ
って自動的に管理することができるので、サービス性を
向上することができる。そして、稼働時間の長い装置と
短い装置のローテーションを簡単に実施でき、各装置の
稼働時問の均等化を図れ、特定の装置に集中的に障害が
発生することを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一斉運用される複数のPCの使用状況を説明す
る図である。
【図2】複数のPCの累積稼働時間の推移と、ローテー
ション処理を示す図である。
【図3】ローテーション対象PCのHDのバックアップ
処理を示す図である。
【図4】管理サーバ及びPC間の情報の送受を示すタイ
ムチャートである。
【図5】管理サーバにおけるフローチャートを示す図で
ある。
【図6】クライアント側PCにおけるフローチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1、4…制御手段 2、5…記憶手段 3…稼働時間計時手段 6…表示手段 7…入力手段 A〜E…使用者 HD1〜HD5…ハードディスク PC1〜PC5…パーソナルコンピュータ S…管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA36 HH20 JJ22 JJ29 KK04 KK13 MA08 MA14 MC32 5B045 GG02 JJ02 JJ43 5B089 GA21 GB02 JA11 KA12 KB04 KC24 KC28 ME09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時
    する手段と、 前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じに
    なるように、累積された稼働時間に基づいて前記複数の
    端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、該入れ替え
    候補に端末処理装置入れ替えメッセージを送信する手段
    と、 前記メッセージに従って、当該端末処理装置の記憶デー
    タをバックアップ処理する手段と、 前記当該端末処理装置を前記入れ替え候補中の他の端末
    処理装置と入れ替え後、当該端末処理装置に係る前記デ
    ータを前記他の端末処理装置にダウンロードする手段と
    を有する端末処理装置運用システム。
  2. 【請求項2】 複数の端末処理装置を管理する管理装置
    であって、 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時する手段と、 前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じに
    なるように、累積された稼働時間に基づいて前記複数の
    端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、該入れ替え
    候補にその旨を通知する手段と、を含む管理装置。
  3. 【請求項3】 管理装置に接続される端末処理装置であ
    って、 前記端末処理装置に係るデータを記憶する記憶手段と、 前記管理装置からの端末処理装置入れ替えメッセージを
    表示する表示手段と、 表示された前記メッセージの指示に従って当該端末処理
    装置を操作する入力手段と、 前記メッセージの指示に従った入れ替え操作によって、
    前記記憶手段に記憶された前記データを前記管理装置に
    バックアップ処理を実行する制御手段とを含む端末処理
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の端末処理装置を管理するためにコ
    ンピュータに実行させるプログラムであって、 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時するステップ
    と、 前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じに
    なるように、累積された稼働時間に基づいて前記複数の
    端末処理装置間での入れ替え候補を決定するステップ
    と、 該入れ替え候補にその旨を通知するステップと、を含む
    コンピュータに実行させるプログラム。
  5. 【請求項5】 管理装置に接続されるコンピュータに実
    行させるプログラムであって、 前記管理装置からの入れ替えメッセージを受信するステ
    ップと、 該メッセージの指示に従った入れ替え操作によって、当
    該コンピュータに記憶されたデータを前記管理装置にバ
    ックアップ処理するステップと、を含むコンピュータに
    実行させるプログラム。
  6. 【請求項6】 複数の端末処理装置を管理するコンピュ
    ータに、 複数の端末処理装置毎の稼働時間を計時し、 前記各端末処理装置の稼働時間の累積がそれぞれ同じに
    なるように、累積された稼働時間に基づいて前記複数の
    端末処理装置間での入れ替え候補を決定し、 該入れ替え候補にその旨を通知する、ことを実行させる
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  7. 【請求項7】 管理装置に接続されるコンピュータに、 前記管理装置からの入れ替えメッセージを受信し、 該メッセージの指示に従った入れ替え操作によって、当
    該コンピュータに記憶されたデータを前記管理装置にバ
    ックアップ処理する、ことを実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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