JP2002174623A - 電気泳動用高圧電源装置 - Google Patents

電気泳動用高圧電源装置

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JP2002174623A
JP2002174623A JP2000371162A JP2000371162A JP2002174623A JP 2002174623 A JP2002174623 A JP 2002174623A JP 2000371162 A JP2000371162 A JP 2000371162A JP 2000371162 A JP2000371162 A JP 2000371162A JP 2002174623 A JP2002174623 A JP 2002174623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧リレーを用いなくても出力電圧の急速な
立下りを可能にする。 【解決手段】 スイッチSW1が数百KHz程度の高速な
クロック信号で、コンデンサC4をP側、P’側を交互に
切り替えており、制御電圧Vcontが低下させられると、
アンプA2の出力がスイッチトキャパシタ回路32を介
してトランジスタQ4のベース電流に供給され、トラン
ジスタQ4がオンとなって平滑コンデンサC3に蓄積され
ていた電荷が放出される。トランジスタQ4のベース電
流はエミッタから直接コンデンサC4に回収されるの
で、電流計測誤差がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極微量のタンパク
質や核酸などを高速、かつ高分解能に分析するチップ電
気泳動装置で電気泳動用の電圧を印加する高圧電源装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極微量のタンパク質や核酸などを分析す
る場合には、従来から電気泳動装置が用いられており、
その代表的なものとしてキャピラリー電気泳動装置があ
る。キャピラリー電気泳動装置は、内径が100μm以
下のガラスキャピラリー内に泳動バッファを充填し、一
端側に試料を導入した後、両端間に高電圧を印加して分
析対象物をキャピラリー内で展開させるものである。キ
ャピラリー内は容積に対して表面積が大きい、すなわち
冷却効率が高いことから、高電圧の印加が可能となり、
DNA(デオキシリボ核酸)などの極微量試料を高速、
かつ高分解能にて分析することができる。
【0003】キャピラリーはその外形が数10μm〜1
00μm程度と細く破損しやすいため、ユーザーが行な
うべきキャピラリー交換時の取扱いが容易でない問題を
有する。そのため、D. J. Harrison et al./ Anal. Chi
m. Acta 283 (1993) 361-366に示されているように、2
枚の基板を接合して形成された電気泳動チップが提案さ
れている。電気泳動チップでは、一対の透明板状部材の
少なくとも一方の板状部材の表面に液が流れる溝が形成
され、他方の板状部材にはその溝に対応する位置に貫通
穴が設けられ、これら板状部材がその溝を内側にして貼
り合わされてその溝により分離流路を形成している。分
離流路に泳動媒体を満たし、その一端側に試料を注入
し、分離流路の両端間に泳動電圧を印加して試料を分離
流路で電気泳動させる。
【0004】電気泳動チップの一例を図2に示す。電気
泳動チップ2は一対の透明基板(ガラス板)からなり、
一方の基板の表面に互いに交差する泳動用キャピラリー
溝4,6を形成し、他方の基板にはその溝4,6の端に
対応する位置にリザーバ9を貫通穴として設けたもので
ある。両基板は溝4,6が内側になるように重ねて接合
され、キャピラリー溝4,6が試料の電気泳動分離用の
分離流路6と、その分離流路6に試料を導入するための
試料導入流路4となっている。使用時にはバッファ泳動
液などの泳動媒体がいずれかのリザーバ9から流路4,
6に注入される。
【0005】リザーバ9は流路4,6に電圧を印加する
ためのポートでもある。ポート#1と#2は試料導入流
路4の両端に位置するポートであり、ポート#3と#4
は分離流路6の両端に位置するポートである。各ポート
#1〜#4に電圧を印加するために、このチップ2の表
面に形成された電極端子10−1〜10−4がそれぞれ
のポートからチップ2の側端部に延びて形成されてお
り、外部の高圧電源装置18−1〜18−4に接続され
て、所定の電圧が印加される。
【0006】この電気泳動チップを用いて分析を行なう
手順を示すと次のようになる。ここでは、泳動媒体とし
てバッファ泳動液を用いるとして説明する。 1)チップ2のリザーバ#1からバッファ泳動液を加圧
送液し、流路4,6及び各リザーバ9にバッファ泳動液
を満たす。 2)チップ2のリザーバ#1のバッファ泳動液をシリン
ジで吸引し、その後へ試料溶液を滴下する。
【0007】3)ポート#1に420V、ポート#2に
0V、ポート#3に320V、ポート#4に630Vを
15秒間印加し、試料を流路4,6のクロス部8まで移
動させる(試料導入)。 4)次いで、ポート#1に500∨、ポート#2に50
0∨、ポート#3に750∨、ポート#4に0Vを印加
し、クロス部8の試料を分離流路6へ注入し、電気泳動
分離を行なわせる(電気泳動)。
【0008】これらの高圧電源装置18−1〜18−4
には、試料導入から電気泳動に切り替える際に、印加電
圧の1ミリ秒以下の高速な立上り、立下りが要求され
る。高圧電源装置では、高圧の直流電圧を出力するため
に、交流電圧を直流電圧に変換するための整流回路が設
けられている。そのため高電圧出力を急速に立ち下げる
ために、整流回路のコンデンサに蓄積されていた電荷を
急速に放出するために、従来は高圧リレーを設けて出力
をオフにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高圧電源に高圧リレー
を設けた電源装置では、装置が複雑になり、また高圧リ
レーという機械部分があるために信頼性が低下し、応答
速度のばらつきなどが生じる問題がある。そこで、本発
明は高圧リレーを用いなくても出力電圧の急速な立下り
を可能にする高圧電源装置を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧電源装置は
制御電圧に比例した直流高圧電圧を発生させて電気泳動
装置に印加する高圧電源装置であり、その出力部に電荷
を放出できる電荷リセット回路を備える。そして、その
電荷リセット回路は、この高圧電源装置の出力部に設け
られてオンになったときその高圧電源装置の出力部の電
荷を放出するバイポーラトランジスタと、スイッチトキ
ャパシタ回路とを備えたものであり、そのスイッチトキ
ャパシタ回路はコンデンサ、及び前記制御電圧がこの高
圧電源装置の出力を低下させるものであるときに所定の
電位を発生させる端子にこのコンデンサを接続してこの
コンデンサを充電する側と、このコンデンサを前記バイ
ポーラトランジスタのベースに接続し、そのバイポーラ
トランジスタを流れたベース電流をこのコンデンサに戻
すように接続する側との間で高速に繰り返し切り替えら
れるスイッチを含んだものである。
【0011】高圧電源装置の出力部に電荷を放出できる
電荷リセット回路を設けたことにより、出力電圧を高速
でオフにすることができ、立ち下がり応答速度が高速に
なる。また、このような高圧電源装置は、比較的簡単な
構成で実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】前記バイポーラトランジスタと低
電圧電源との間に電流検出用抵抗が設けられていて、出
力電流を測定できるようになっている場合、ベース電流
を前記コンデンサに戻すための接続は、前記バイポーラ
トランジスタと前記電流検出用抵抗との間でなされてい
ることが好ましい。これにより、電流測定を行なう電流
検出用抵抗が設けられている場合でも、電流測定の誤差
が増加することを抑えることができる。
【0013】
【実施例】図1に一実施例の高圧電源装置を示す。この
高圧電源装置は図2に示した高圧電源装置18−1〜1
8−4のそれぞれとして利用されるものである。20は
この高圧電源装置の出力端子(Vout)、22は制御電圧
入力端子(Vcont)である。制御信号Vcontと出力電圧Vo
utを比較するために、誤差アンプ24が設けられてお
り、誤差アンプ24は差動アンプA1、抵抗R1、コン
デンサC1で構成され、差動アンプA1の非反転入力端
子には制御信号Vcontが入力され、反転入力端子には出
力電圧Voutを抵抗R4とR5で分圧した電圧がフィード
バック電圧Vfeedbackとして入力される。
【0014】26は発振回路であり、トランスT1とと
もにインバータ回路を構成している。発振回路26はト
ランジスタQ2、Q3及びコンデンサC2を備え、トラ
ンジスタQ1により動作が制御される。トランスT1に
より高められた交流電圧を直流電圧に変換するためにダ
イオードD1とコンデンサC3からなる整流回路28が
設けられており、整流回路28から出力端子20へ高圧
電圧が取り出される。
【0015】整流回路28のコンデンサC3に蓄積され
た電荷を放出して急速に立ち下げるために、出力端子2
0には.電荷リセット回路30が接続されている。電荷
リセット回路30は出力端子20に接続されたバイポー
ラトランジスタQ4を備えている。
【0016】バイポーラトランジスタQ4と低電圧電源
としてのアースとの間には電流検出抵抗R6が設けられ
ている。電流検出抵抗R6はこの電源装置が低電圧側に
設定されたとき、電気泳動チップの流路を流れてきた電
流がバイポーラトランジスタQ4を経てこの電流検出抵
抗R6を流れ、その時に生じる電圧をアンプA3で増幅
することにより出力電流の測定を行なうものである。
【0017】電荷リセット回路30にはスイッチトキャ
パシタ回路32と、マイナスゲインをもつアンプA2が
さらに備えられている。アンプA2は誤差アンプ24の
出力端子に接続されている。スイッチトキャパシタ回路
32にはコンデンサC4が設けられ、コンデンサC4の
一方の電極がアンプA2とトランジスタQ4のベース電
極の間で接続が切り替えられ、コンデンサC4の他方の
電極がアースとトランジスタQ4のエミッタとの間で接
続が切り替えられるように、コンデンサC4にはスイッ
チSW1が設けられている。スイッチSW1は、例えば
数百KHzのクロック信号により、コンデンサC4の両
電極を図の実線どおし、破線どおしというように、同期
して切替え動作を行なう。
【0018】次に、この実施例の動作について説明す
る。 (1)高圧電源の動作 この高圧電源装置は、出力端子(Vout)20に制御電圧
Vcontに比例した高圧電圧を発生させるものである。以
下にその動作を説明する。フィードバック電圧Vfeedbac
kとして、出力電圧Voutを抵抗R4,R5で分圧した電圧が
発生する(厳密には抵抗R6の電圧降下分が誤差となる
が、ここでは無視する)。この電圧Vfeedbackを制御電
庄vcontに一致させるように動作することで、出力端子
(Vout)20に制御電圧Vcontに比例した高圧電圧を発
生させる。
【0019】すなわち、アンプA1、抵抗R1及びコンデ
ンサC1で構成される誤差アンプ24により、制御電庄V
contとフィードバック電圧Vfeedbackが比較される。制
御電庄Vcontの方が高電圧の場合は、アンプA1の出力が
正に振れ、その結果、トランジスタQ1の出力が上昇
し、トランジスタQ2、Q3、コンデンサC2とトランスT
1で構成されるインバータ回路の電流の発振振幅が大き
くなる。したがって、トランスT1の二次側に大きな交
流電圧が発生する。それを、ダイオードD1で整流し、
コンデンサC3で平滑化して直流に変換することで、出
力端子20に出力Voutとして直流高電圧が発生する。こ
の結果、フィードバック電圧Vfeedbackが上昇し、制御
電庄Vcontと等しくなるまで続く。
【0020】逆に、制御電庄Vcontよりもフィードバッ
ク電圧Vfeedbackの方が高電圧の場合は、この逆の方向
の動作が起こる。トランジスタ及び電荷リセット回路3
0はアナログ的に動作するので、制御電庄Vcontとフィ
ードバック電圧Vfeedbackが異なる場合は、その差に応
じて少しずつリセット電流が流れて、制御電庄Vcontと
フィードバック電圧Vfeedbackが一致するように収束し
ていく。その結果、出力電圧Voutは制御電圧Vcontに常
に比例する。
【0021】(2)制御電圧Vcontを急激に低下させた
場合の出力応答時間 ここで、制御電圧Vcontを急激に低下させた場合の出力
電圧Voutの応答時間を考える。制御電圧Vcontが低下す
ると、結果としてトランスT1の出力電圧が小さくなる
が、高圧電源の出力電圧は、平滑コンデンサC3に蓄積
されているため電圧降下に時間がかかる。すなわち、も
しも電荷リセットトランジスタQ4がなかった場合、平
滑コンデンサC3の電荷は抵抗R4,R5及び出力端子2
0に接続された負荷にのみ流れる。負荷の抵抗値をRLと
すると、この場合の時定数τは τ=C3・(R4+R5)//RL (//は抵抗の並列を
表す) となる。式中のC3は容量値、R4,R5は抵抗値も表わ
すものとする。一般的に高圧電源の場合は、これらの抵
抗値は大きく設定されるので、時定数が大きくなり、出
力電圧が低下するまでに時間がかかるため、このままで
は電気泳動装置の高圧電源としては使用できない。
【0022】そこで、電荷リセットトランジスタQ4が
設けられているので、出力を低下させるべき時は、平滑
コンデンサC3を短絡させることにより電荷を逃がし、
急速に出力電圧を低下させる。トランジスタQ4の制御
は、誤差アンプA1の出力を、マイナスゲインを持つア
ンプA2で反転した電圧(制御電圧Vcontがフィードバッ
ク電圧Vfeedbackより低いときに正になる)によって行
なう。
【0023】(3)出力電流測定とスイッチトキャパシ
タ回路 この高電圧電源の出力電圧Voutを低電圧に設定したと
き、電気泳動チップの流路を流れた電流が、出力端子2
0からトランジスタQ4を経て電流検出抵抗R6からア
ースへと流れる。出力電流の測定は、電流検出抵抗R6
(その抵抗値もR6と表示する)の電圧を、アンプA3
で増幅することで行なう。アンプA3のゲインをG、ア
ンプの出力電圧をVcurrent monitorとすると、出力電流
Ioutは、 Iout =Vcurrent monitor/(R6・G) となる。
【0024】ここで、前述のリセットトランジスタQ4
のベース電流について考察する。単純にリセット動作を
行なうだけであれば、図中P,P’点を短絡すること
で、トランジスタQ4の制御が行なえるが、このとき、
トランジスタQ4のベース電流はトランジスタQ4から出
た後、電流検出抵抗R6を通ってアースに流れるため、
電流測定の誤差となる。電気泳動では、1μA以下の電流
を計測する必要があるが、トランジスタQ4のベース電
流の値は数百μA〜数mAというオーダーなので、電流測
定値はベース電流に埋もれ、電流測定は全く不可能とな
る。
【0025】そこで、トランジスタQ4のベースをアン
プA2の出力と直結するのではなく、間にスイッチSW1
とコンデンサC4からなるスイッチトキャパシタ回路3
2を挿入する。スイッチSW1はコンデンサC4の一方の
電極をアンプA2に接続し、他方の電極を接地するP側
と、コンデンサC4の一方の電極をトランジスタQ4のベ
ースに接続し、他方の電極をトランジスタQ4のエミッ
タに接続するP’側との間で切り替えるように接続され
ている。そのスイッチSW1は、数百KHz程度の高速な
クロック信号で、コンデンサC4をP側、P’側を交互に
切り替える。すなわち、スイッチSW1がP側のとき、コ
ンデンサC4にはアンプA2の出力が充電され、スイッ
チSW1がP’側のとき、コンデンサC4に充電された電荷
によりトランジスタQ4にベース電流が流れ、そのベー
ス電流はコンデンサC4に戻る。こうすることで、トラ
ンジスタQ4のベース電流は、抵抗R6を通らず、トラン
ジスタQ4のエミッタから直接コンデンサC4に回収す
ることができるので、電流計測誤差がなくなる。
【0026】実施例では制御電圧Vcontに比例した出力
電圧Voutを得る構成として、誤差アンプ24、発振回路
26、トランスT1、整流回路28を備えた一例を示し
ているが、各部の具体的な回路構成は実施例のものに限
らない。また、トランスを使用しないで昇圧するチョッ
パー式の昇圧回路などを使用することもできる。本発明
では、電荷リセット回路以外の部分については既知のい
かなる回路も使用できる。
【0027】
【発明の効果】本発明の高圧電源装置では、その出力部
にバイポーラトランジスタとスイッチトキャパシタ回路
とを備えて電荷を放出できる電荷リセット回路を設けた
ので、出力電圧を高速でオフにすることができ、立ち下
がり応答速度が高速になり、また比較的簡単な構成で実
現することができる。また、電流検出用抵抗が設けられ
ている場合には、その出力部のバイポーラトランジスタ
のベース電流をスイッチトキャパシタ回路のコンデンサ
に戻すように接続することにより、電流測定の誤差が増
加することを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の高圧電源装置を示す回路図である。
【図2】電気泳動チップの一例を高圧電源装置のブロッ
ク図とともに示す平面図である。
【符号の説明】
2 電気泳動チップ 4,6 泳動用キャピラリー溝(流路) 18−1〜18−4 高圧電源装置 20 出力端子 22 制御電圧入力端子 24 誤差アンプ 26 発振回路 28 整流回路 30 電荷リセット回路 32 スイッチトキャパシタ回路 A2 マイナスゲインをもつアンプ C4 コンデンサ Q4 バイポーラトランジスタ R6 電流検出抵抗 SW1 スイッチ T1 トランス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御電圧に比例した直流高圧電圧を発生
    させて電気泳動装置に印加する高圧電源装置において、 この高圧電源装置の出力部に電荷を放出できる電荷リセ
    ット回路を備え、かつこの電荷リセット回路は、この高
    圧電源装置の出力部に設けられてオンになったときその
    高圧電源装置の出力部の電荷を放出するバイポーラトラ
    ンジスタと、コンデンサ、及び前記制御電圧がこの高圧
    電源装置の出力を低下させるものであるときに所定の電
    位を発生させる端子にこのコンデンサを接続してこのコ
    ンデンサを充電する側と、このコンデンサを前記バイポ
    ーラトランジスタのベースに接続し、そのバイポーラト
    ランジスタを流れたベース電流をこのコンデンサに戻す
    ように接続する側との間で高速に繰り返し切り替えられ
    るスイッチを含んだスイッチトキャパシタ回路とを備え
    たものであることを特徴とする電気泳動用高圧電源装
    置。
  2. 【請求項2】 前記バイポーラトランジスタと低電圧電
    源との間に電流検出用抵抗が設けられており、ベース電
    流を前記コンデンサに戻すための接続は、前記バイポー
    ラトランジスタと前記電流検出用抵抗との間でなされて
    いる請求項1に記載の電気泳動用高圧電源装置。
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