JP2002174544A - 液面レベルセンサ - Google Patents

液面レベルセンサ

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JP2002174544A
JP2002174544A JP2000374370A JP2000374370A JP2002174544A JP 2002174544 A JP2002174544 A JP 2002174544A JP 2000374370 A JP2000374370 A JP 2000374370A JP 2000374370 A JP2000374370 A JP 2000374370A JP 2002174544 A JP2002174544 A JP 2002174544A
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level sensor
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magnet
magnetic
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Noboru Ozaki
登 尾崎
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液位検出点が増加してもリードスイッチ等の
磁気検出素子の増加を伴わず、コストアップを抑えかつ
信頼性を高めた液面レベルセンサを提供する。 【解決手段】 液位検出点L1〜L10に応じて、複数
のフロート収容室R1〜R10に収容され、軸ヨーク1
02にガイドされて摺動するフロートF1〜F10のい
くつかが収容室の天井面に接する。各フロートF1〜F
10には磁石M1〜M10が内蔵されており、これらの
磁石はフロートがこの天井面に接した際、各フロート収
容室R1〜R10の位置に対応する外側ヨーク103の
足部Yと磁気結合する。これにより、磁石の一方の極、
軸ヨーク102、外側ヨーク103、及び磁石の他方の
極からなる磁気結合ループが形成され、これによる磁力
が磁気検出素子104Aにより検出される。そして、こ
の磁力を利用して容器TNKに貯蔵される液体LQの液
位LVが測定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内の液体の液
面レベル(又は液位)を検出する液面レベルセンサに関
し、特に、磁石付フロートを利用して液位を検出する液
面レベルセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液面レベルセンサは、例えば、
自動車のガソリンやオイルの液量を監視するためのレベ
ルセンサとして利用されている。この種の液面レベルセ
ンサでは、磁石付フロートが液面レベルに応じて複数個
配列されたリードスイッチに沿って上下方向に摺動し、
これらのリードスイッチの一部を開閉させることによっ
て、液位を検出するようになっている。しかしながら、
従来の液面レベルセンサには複数個のリードスイッチが
必要でありコスト高になる、段階的出力を得るために多
点検出をすることが多いがこれに伴い半田接合部が増え
信頼性が低下する、等の問題があった。
【0003】以下図5及び図6を用いてこの問題を説明
する。図5は、従来の液面レベルセンサを示す概要図で
ある。図5は従来の液面レベルセンサの側断面図に近い
概要図である。図6は、図5の従来例による液面レベル
と電気出力信号の関係を示すグラフである。
【0004】図5の概要図に示す従来の液面レベルセン
サは、例えば、車載ガソリンタンク等の容器TNK1に
装着されて、この容器TNK1内のガソリン等の液体L
Qの液位LVを検出する。この液面レベルセンサのレベ
ルセンサ筐体901は、円筒状の検出部及び箱形状の電
気回路部から構成され、円筒状の検出部が容器TNK1
内に浸されるように装着される。この円筒状検出部の内
部には、複数のリードスイッチ905A〜905Dが液
面レベルに応じて、図に示すように縦列接続されてい
る。これら各リードスイッチ905A〜905Dの一端
は共通に電気信号出力端子904の一方に接続され、各
リードスイッチ905A〜905Dの他端はそれぞれ、
検出抵抗906A〜906Dを介して電気信号出力端子
904の他方に接続されている。また、上記レベルセン
サ筐体901の円筒状検出部にガイドされて、リング状
のフロート907が液面レベルに応じて摺動する。この
フロート907には同じくリング状の磁石902が内蔵
されている。
【0005】このフロート907が液位に応じて摺動す
る際に、内蔵された磁石902の磁力線(点線で示す)
が複数のリードスイッチ905A〜905Dのうちのひ
とつ或いは複数をオン制御し、これに伴って変化する電
気信号出力端子904の端子間の抵抗値に基づいて、図
6に示すような液面レベルに応じた電気出力信号値が取
得される。なお、この電気信号出力端子904の両端に
は所定の基準電圧が印加される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の液面レベルセンサによると、設定する液位検出点
(この例では4つ)の数に応じた複数のリードスイッチ
が必要となる。リードスイッチは高価であるので、検出
点が増加するに伴って部品点数が増加し非常にコスト高
となる。また、図6に示すような段階状出力を得ようと
すると、隣接するリードスイッチが必ず2個同時にオン
するような近接配置が必要となり、液位の変化量が大き
くなるに伴い、更に部品点数が増加しますますコスト高
となる。このような2個或いはそれ以上のリードスイッ
チを同時にオンするような多点検出が増加すると、リー
ドスイッチの半田接合部も増加し、このため信頼性も低
下することになる。
【0007】よって本発明は、上述した現状に鑑み、液
位検出点が増加してもリードスイッチ等の磁気検出素子
の増加を伴わず、コストアップを抑えかつ信頼性を高め
た液面レベルセンサを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の液面レベルセンサは、図1に
示すように、液体LQを貯蔵する容器TNKに装着さ
れ、この液体LQの液位を磁力を利用して測定する液面
レベルセンサであって、筒形状のレベルセンサ筐体10
1と、磁石Mが内蔵され、前記液体LQに対して浮力を
有するリング状の複数のフロートFと、前記レベルセン
サ筐体101の中心軸を貫通するようにこの筐体に取付
けられ、前記フロートFを貫通して前記フロートFが摺
動する際のガイドとなる、磁性体で形成された軸ヨーク
102と、前記レベルセンサ筐体101の一部であり、
前記フロートFが所定量だけ摺動できるように前記複数
のフロートFをそれぞれ収容する、複数の液位検出点に
それぞれ応じて形成された複数のフロート収容室Rと、
前記複数のフロート収容室Rを外側から覆うような形状
であり、前記フロートFが摺動により前記フロート収容
室Rの天井面に接した際前記磁石Mと磁気結合するよう
に、前記複数のフロート収容室Rのそれぞれの位置に応
じた長さの複数の足部Yを有する、磁性体で形成された
外側ヨーク103と、前記磁石Mの一方の極、前記軸ヨ
ーク102、前記外側ヨーク103、及び前記磁石Mの
他方の極からなる磁気結合ループに介在し、この磁気結
合ループによる磁力を検出する磁気検出素子104Aと
を有することを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、液位検出点
に応じて、上記複数のフロート収容室Rに収容され、軸
ヨーク102にガイドされて摺動するフロートFのいく
つかが収容室の天井面に接する。各フロートFには磁石
が内蔵されており、この磁石はフロートがこの天井面に
接した際、各フロート収容室Rの位置に対応する外側ヨ
ーク103の足部Yと磁気結合する。これにより、磁石
の一方の極、軸ヨーク102、外側ヨーク103、及び
磁石の一方の極からなる磁気結合ループが形成され、こ
れによる磁力が磁気検出素子104Aにより検出され
る。そして、この磁力を利用して容器TNKに貯蔵され
る液体LQの液面レベルが測定される。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の液面レベルセンサは、図1に示すように、請求
項1記載の液面レベルセンサにおいて、前記磁気検出素
子104Aは、前記複数の足部Yが集結する前記外側ヨ
ーク103の平面部と前記軸ヨーク102の上端部との
間に挟着されることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明によれば、外側ヨーク
103の各足部Yが集結する平面部と軸ヨーク102の
上端部との間に磁気検出素子104Aを挟着するように
しているので、本液面レベルセンサの組立作業が容易に
なる。すなわち、組立時には軸ヨーク102の上端部に
磁気検出素子104Aを搭載し、その上から、磁気検出
素子104Aを挟むように外側ヨーク103を装着する
ようにして組み立てることができる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の液面レベルセンサは、図1に示すように、請求
項1又は2いずれか記載の液面レベルセンサにおいて、
前記複数のフロートFは共に全て同型状であり、前記複
数のフロート収容室Rは共に全て同型状であり、前記複
数のフロート収容室R間の距離は等しく、前記複数のフ
ロートFに内蔵されるそれぞれの前記磁石Mの形状及び
磁力は同等であることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、本液面レベ
ルセンサを構成する各フロートFは共に全て同型状であ
り、各フロート収容室Rは共に全て同型状であり、各フ
ロート収容室R間の距離は等しく、各フロートFに内蔵
されるそれぞれの前記磁石Mの持つ磁力及び形状は同等
である。このように、本液面レベルセンサを構成する基
本部分を均等化することにより、成形が容易になる、組
立が簡素化し工数が減る、磁石も液位検出点の数に関わ
らず1種類でよくなる等、請求項1記載の効果に加えて
更にコストアップを抑えることができるようになる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の液面レベルセンサは、図2(A)に示すよう
に、請求項3記載の液面レベルセンサにおいて、前記外
側ヨーク103の足部Yの長さは、螺旋状に段階的に均
等に変化していくように形成されていることを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載の発明によれば、外側ヨーク
103の足部Yの長さは螺旋状に段階的に均等に変化し
ていくように形成されているので、この外側ヨーク10
3が形成しやすくなる。すなわち、足部Yの長さが、螺
旋状に回転する方向に順次均等な長さだけ変化するよう
に外側ヨーク103を成形するようにすればよい。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の液面レベルセンサは、図1の基本構成図に示す
ように、前記磁石Mは、ラジアル状に着磁されたリング
型であることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明によれば、各フロート
Fに内蔵される各磁石Mはラジアル状に着磁されたリン
グ型であるので、重量バランスがよく、フロート摺動が
安定的になる。したがって測定精度がより正確になる。
【0018】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の液面レベルセンサは、請求項3〜5いずれか記
載の液面レベルセンサにおいて、前記磁気検出素子10
4Aからの検出された磁力を電気信号に変換する磁電気
変換回路と、前記容器TNKの形状に応じた形状データ
を書き換え可能に格納し、前記電気信号を前記形状デー
タに基づき前記形状に応じて補正した補正電気信号を生
成する補正回路と、を更に有することを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明によれば、あらゆる形
状の容器TNK内の液体LQの液位をより正確に測定で
きるようになる。すなわち、請求項3記載のように、フ
ロートF、フロート収容室R、フロート収容室R間の距
離及び磁石Mの磁力はすべて同等であり液面レベルに応
じて均等に割り当てられているので上記のように成形容
易さ、組立易さ等の効果を得られるが、液面レベルの検
出は均等間隔で出力されるので、様々な形状の容器TN
Kにも対応できるように上記補正回路を付加している。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明の液面レベルセンサの実施
形態を示す概要図である。図1の概要図に示す本液面レ
ベルセンサは、例えば、車載ガソリンタンク等の容器T
NKに装着されて、この容器TNK内のガソリン等の液
体LQの液位LVを検出する。この液面レベルセンサの
レベルセンサ筐体101は、円筒状の外形を有し、上記
容器TNKに貯蔵される液体LQの液位LVの上限から
下限に渡って測定可能なように上記容器TNK内に装着
されている。
【0022】本液面レベルセンサは、リング磁石M(M
1〜M10)がそれぞれ内蔵され、液体LQに対して浮
力を有する材質で形成されたリング状の10個のフロー
トF(F1〜F10)、及びこのフロートFを貫通し、
フロートFが摺動する際のガイドとなる、磁性体で形成
された棒状の軸ヨーク102を含む。上記磁石Mは、ラ
ジアル状に着磁されたリング型の永久磁石である。この
ように各磁石はラジアル状に着磁されたリング型である
ので、重量バランスがよく、フロート摺動が安定的にな
る。そして、各磁石M1〜M10の形状及び磁力は同等
である。また各磁石M1〜M10を内蔵する各フロート
F1〜F10も共に全て同型状である。更に軸ヨーク1
02の先端には、後述の磁気検出素子と磁気結合しやす
いように先端凸部102Aが形成されている。
【0023】また、本液面レベルセンサは、上記各フロ
ートF1〜F10を収容する10個のフロート収容室R
(R1〜R10)、磁気検出素子104Aを含む検出回
路104及び外側ヨーク103も有する。上記各フロー
ト収容室R1〜R10は、例えば、プラスティック系の
材料で形成され、各フロートF1〜F10が所定量だけ
摺動できるように各フロートF1〜F10をそれぞれ収
容する。そして、各フロート収容室R1〜R10は、各
液位検出点L(L1〜L10)にそれぞれ応じて形成さ
れている。各フロート収容室R1〜R10では、液位L
Vが到達するとそこに収容されるフロートFがその浮力
により、そのフロート収容室Rの天井面に押しつけられ
(R1〜R6参照)、液位LVが到達していない時には
床面に接するか或いは天井面から離れた状態になる(R
7〜R10参照)。また、各フロート収容室R1〜R1
0は共に全て同型状であり、これらフロート収容室間の
距離はそれぞれ等しくなるように形成されている。本例
ではフロート収容室Rは10個であるが、この数に限定
するものでなく、液位検出点の数に応じて増減させるよ
うにする。
【0024】上述のように、各フロートF1〜F10は
共に全て同型状であり、各フロート収容室R1〜R10
は共に全て同型状であり、各フロート収容室R1〜R1
0間の距離は等しく、各フロートF1〜F10に内蔵さ
れる各磁石M1〜M10の持つ磁力及び形状は同等であ
る。このように、本液面レベルセンサを構成する基本部
分を均等化することにより、成形が容易になる、組立が
簡素化し工数が減る、磁石Mも液位検出点の数に関わら
ず1種類でよくなる等、コストアップを抑えることがで
きるようになる。
【0025】上記外側ヨーク103は、磁性体で形成さ
れ、各フロート収容室R1〜R10を後述する足部Y
(Y1〜Y10)が外側から覆うような形状であり、複
数の足部Y1〜Y10が集結する平面部を有する。各足
部Y1〜Y10は、各フロート収容室R1〜R10のそ
れぞれの位置に応じた長さを有し、特にこの長さは上述
のようにフロートFがそのフロート収容室Rの天井面に
押しつけられて接した位置で、フロートFに内蔵される
リング磁石Mと磁気結合するように予め定められてい
る。この外側ヨーク103の形状に関しては、図2を用
いて後述する。
【0026】また上記磁気検出素子104Aを含む検出
回路104が、レベルセンサ筐体101の上端に形成さ
れた検出素子収容部101Rに収容され、特にその検出
素子104Aが磁力を検出しやすいように外側ヨーク1
03の平面部と軸ヨーク102の先端に形成された先端
凸部102Aの間に挟まれるようにして固定されてい
る。
【0027】このように外側ヨーク103の各足部Y1
〜Y10が集結する平面部と軸ヨーク102の上端部と
の間に検出素子104Aを含む検出回路104を挟着す
るようにしているので、本液面レベルセンサの組立作業
が容易になる。すなわち、組立時には軸ヨーク102の
上端部に検出回路104を搭載し、その上から、検出回
路104を挟むように外側ヨーク103を装着するよう
にして組み立てることができる。また、このような挟着
構造にすることにより、軸ヨーク102及び外側ヨーク
103の形状も複雑化することもない。
【0028】この検出回路104は磁気検出素子104
Aの他に、図示しないが磁電気変換回路及び補正回路を
有している。この磁電気変換回路は、磁気検出素子10
4Aによって検出された磁力を電気信号に変換する。検
出素子104A及び磁電気変換回路としては、例えば公
知のホール素子等が用いられる。また、補正回路は基本
的にEEPROMとマイコンとから構成され、この補正
回路のEEPROMは容器TNKの形状に応じた形状デ
ータを書き換え可能に格納し、そのマイコンは磁電気変
換回路からの電気信号を形状データに基づいて補正した
補正電気信号を生成する。なお、上記補正電気信号に関
しては、図4を用いて再度説明する。
【0029】検出回路104に含まれる上記素子及び回
路を、磁電変換及びプログラマブル補正機能を備えた集
積回路構成とすれば、各検出液位の出力レベルを任意に
補正できるようになり、容器TNK形状の違いから生じ
る被検出液体LQの残量の補正も容易に可能となる。ま
た、上記の集積回路を用いることにより形状が異なる容
器TNKに対しても本液面レベルセンサが共用化できる
ようになる。
【0030】上述のような構成の本液面レベルセンサに
おいて、各液位検出点L1〜L10に応じて、上記各フ
ロート収容室R1〜R10にそれぞれ収容され、軸ヨー
ク102にガイドされて摺動するフロートF1〜F10
のいくつかが収容室R1〜R10の天井面に接する。例
えば、図1に示すような液位の場合、フロートF1、F
2、F3、F4、F5及びF6がそれぞれの収容室R
1、R2、R3、R4、R5及びR6の天井面に接す
る。
【0031】そうすると、フロートF1、F2、F3、
F4、F5及びF6にそれぞれ内蔵されている磁石M
1、M2、M3、M4、M5及びM6は、各フロート収
容室R1、R2、R3、R4、R5及びR6の位置に対
応する外側ヨークの足部Y1、Y2、Y3、Y4、Y5
及びY6とそれぞれ磁気結合する。これにより、磁石M
1のS極、軸ヨーク102、外側ヨーク103の足部Y
1、及び磁石M1のN極からなる磁気結合ループが形成
される。また、磁石M2のS極、軸ヨーク102、外側
ヨーク103の足部Y2、及び磁石M2のN極からなる
磁気結合ループが形成される。同様に、磁石M3のS
極、軸ヨーク102、外側ヨーク103の足部Y3、及
び磁石M3のN極からなる磁気結合ループ、磁石M4の
S極、軸ヨーク102、外側ヨーク103の足部Y4、
及び磁石M4のN極からなる磁気結合ループ、磁石M5
のS極、軸ヨーク102、外側ヨーク103の足部Y
4、及び磁石M4のN極からなる磁気結合ループ、磁石
M5のS極、軸ヨーク102、外側ヨーク103の足部
Y5、及び磁石M5のN極からなる磁気結合ループ、並
びに磁石M5のS極、軸ヨーク102、外側ヨーク10
3の足部Y5、及び磁石M5のN極からなる磁気結合ル
ープが形成される。
【0032】上述のように、軸ヨーク102の先端凸部
102A及び外側ヨーク103の間には、検出回路10
4が介在するので、その磁気検出素子104Aにより上
記各磁気結合ループの合成された磁力(又は磁束密度)
が検出される。そして、液位に応じて形成される磁気結
合ループの数は異なるので、すなわち磁力が異なるの
で、この磁力を検出することによって容器TNKに貯蔵
される液体LQの液位LVが測定できる。
【0033】このように本実施形態によれば、液位検出
点Lに応じたフロートFに内蔵される磁石M、軸ヨーク
102、外側ヨーク103の磁力結合による磁力を利用
して、液位LVを測定するようにしているので、検出液
位検出点の数が増えても、従来のように高価なリードス
イッチの及びそれに伴う半田接合作業の増加が伴うこと
はない。すなわち、液位検出点Lが増えても、磁石付き
フロートFと各ヨークの形状変化のみで対応できるよう
になるので、高価な部品点数の増加防止、組立工数増加
防止等コストアップを抑えることができるようになる。
更に、従来のリードスイッチ方式とは異なり無接点で液
位検出できるようになるうえ、半田接合作業の増加もな
いので信頼性も高まる。
【0034】次に、図2を用いて、図1で説明した外側
ヨーク及び本液面レベルセンサの構造について説明す
る。図2(A)は、外側ヨークの概観を示す斜視図であ
る。図2(B)は、本液面レベルセンサの平面図であ
る。図2(C)は、図1に示すAA線断面図である。
【0035】図2(A)において示される外側ヨーク1
03は、前述したように磁気結合ループの一部を構成す
るように磁性体で一体形成される。この外側ヨーク10
3は、図1で説明した各フロート収容室R1〜R10の
位置にそれぞれ対応する長さで、各収容室R1〜R10
を覆う形状の外側ヨークの足部Y1〜Y10を有してい
る。特にこれらの足の長さは、上述のようにフロートF
がそのフロート収容室Rの天井面に押しつけられて接し
た位置で、フロートFに内蔵されるリング磁石Mと磁気
結合するように予め定められている。
【0036】また、足部Y1〜Y10は、所定位置で折
り曲げられて、共通の上底平面部に集結している。上か
ら見ると、図2(B)に示すように10本の足部Y1〜
Y10が中心から均等に放射線状に延びて所定の箇所で
共に略直角に下側に折れ曲がっている。更に、下方に延
びた各足部Y1〜Y10の先端部はリング磁石M1〜1
0と磁気結合しやすいように内側に折り曲げられてい
る。また、各足部Y1〜Y10は、螺旋状に段階的に均
等に順次変化していくように形成されている。すなわ
ち、最長の足部Y10より所定長だけ短い足部Y9が隣
設され、このように左回り螺旋状にY8、Y7、…、Y
1が形成される。
【0037】この各足部Y1〜Y10を有する外側ヨー
ク103をレベルセンサ筐体101に取り付ける際に
は、まず各足部Y1〜Y10を筐体901の上底面の所
定箇所に差し込んだあと、上記先端部を内側に折り曲げ
るようにするとよい。このように、外側ヨーク103を
取り付けた後、これを防水するように筐体全体を覆う外
部カバー(不図示)を装着する。
【0038】なお、これら足部Y1〜Y10は、必ずし
も上記のように左回りに螺旋状に均等に変化するように
形成する必要はないが、前述のように各フロート収容室
R1〜R10の位置に対応した10種類の長さが必要で
ある。足部Y1〜Y10を螺旋状に均等に順次変化する
ように形成することにより、この外側ヨーク103が成
形しやすくなる。すなわち、足部Yの長さが、螺旋状に
回転する方向に順次均等な長さだけ変化するように外側
ヨーク103を成形するようにすればよい。
【0039】また、図2(B)に示すように、外側ヨー
ク103の中心から均等に放射線状に延び、所定位置で
略直角に折れ曲がった各足部Y1〜Y10は、レベルセ
ンサ筐体101の円形状の上底面の端部付近に差し込ま
れるようにして、レベルセンサ筐体101に固定されて
いる。レベルセンサ筐体101の上底面の中心付近、す
なわち、各足部Y1〜Y10が結集している平面部の下
には、円形状の検出回路収容部101Rに収容された上
記検出回路104が固定されている。
【0040】また、図2(C)の断面図に示すように、
レベルセンサ筐体101の中心部は、軸ヨーク102が
貫通している。この軸ヨーク102を摺動時のガイド棒
として、この軸ヨーク102にはリング磁石Mを内蔵す
るフロートFが取り付けられている。この例では、リン
グ磁石MのS極は軸ヨーク102に対向し、そのN極は
足部Y10の上記内側に折り曲げられた先端部に対向す
るようになっているが、この極性は逆になってもよい。
【0041】なお、参考のために、上から見た際の他の
足部Y1〜Y9の内側に折り曲げられた先端部の状態を
点線で示す。
【0042】更に図3を用いて、液位変動によるフロー
トの摺動と磁気結合の関係を説明する。図3(A)及び
(B)は、フロートの摺動と磁気結合の関係を説明する
ための説明図である。特に、図3(A)は磁気結合して
いる場合、図3(B)は磁気結合していないか、又は弱
い場合を示す。
【0043】図3(A)は、図1で説明したフロートF
1、F2、F3、F4、F5及びF6の状態に対応す
る。この図3(A)に示すように、液体LQに対する浮
力により、例えばフロートFがフロート収容室Rの天井
に押しつけられると、そのフロートFに内蔵されるリン
グ磁石Mは外側ヨーク103の足部Yの内側に折り曲げ
られた先端部に近接する。すると磁石Mの磁力が、磁性
体である外側ヨーク103の上記先端部に到達するよう
になり、磁石Mと外側ヨーク103との間に磁気結合が
形成される。これによって、上記磁気結合ループが形成
される。
【0044】一方、図3(B)は、図1で説明したフロ
ートF7、F8、F9及びF10の状態に対応する。こ
の図3(B)に示すように、液体LQに対する浮力は働
かないので、フロートFはフロート収容室Rの床に接触
することになり、そのフロートFに内蔵されるリング磁
石Mは外側ヨーク103の足部Yの内側に折り曲げられ
た先端部から離れることになる。すると磁石Mの磁力
が、外側ヨーク103の上記先端部に到達しなくなる
か、或いは非常に弱くなり、磁石Mと外側ヨーク103
との間に磁気結合は形成されないか、ま或いは極めて弱
いものになる。これら図3(A)及び図3(B)により
生成される磁力(又は磁束密度)を検出することによっ
て、液位が測定される。
【0045】最後に図4を用いて、上述した集積回路化
された検出回路に含まれる補正回路による電気出力信号
の補正について説明する。図4(A)は補正前の磁気結
合磁石数と電気出力信号との関係を示すグラフである。
図4(B)は補正後の磁気結合磁石数と電気出力信号と
の関係を示すグラフである。これら両グラフにおいて、
横軸の磁気結合磁石数とは、例えば、磁気結合磁石数4
の場合には図1に示した磁石配列にしたがい磁石M1、
M2、M3及びM4の4個の磁石Mが磁気結合してお
り、同様に磁気結合磁石数10の場合には図1に示した
磁石配列にしたがい磁石M1〜M10の10個全てが磁
気結合していることを示す。
【0046】補正回路による補正前には、磁気検出素子
104Aによって検出された磁力は磁電気変換回路によ
って図4(A)に示すような波形の電気信号に変換され
る。ここに示すような階段状に出力される電気出力信号
の電位変化部を上記各検出液位とみなすことができる。
例えば、磁気結合磁石数が5個になると、すなわち、磁
石M1〜M5が磁気結合すると電気出力信号が40X
(V)から50X(V)に変化するので、この電気出力
信号の各変化点を検出するとによって液位を算出するこ
とができる。電気出力信号が50X(V)に変化した時
には、液位LVが磁石M5に対応する液位検出点5に到
達したとすることができる。上記は液位LVの増加時で
あるが、減少時には電気出力信号が60X(V)から5
0X(V)への変化部でも、液位検出点5に到達したと
することができる。他の例についても同様である。
【0047】これに対して、図4(B)に示すように補
正回路による補正後では、事前に補正回路のEEPRO
Mに格納される容器TNKの形状に応じた形状データに
基づいて、図4(A)のような電気出力信号が補正され
て、図4(B)に示すような電気出力信号になる。すな
わち、図4(B)に示すように、磁気結合磁石数が7か
ら8、又は8から7へと変化する際、その電気出力信号
は20X(V)増減する。8から9(又は9から8)、
或いは、9から10(又は10から9)の変化の際に
は、それらの電気出力信号は10X(V)しか増減しな
い。
【0048】すなわち、形状データが示す容器TNKの
形状によると、磁気結合磁石数が7から8、又は8から
7へと変化する箇所、すなわち、磁石M7及びM8が摺
動する範囲のフロート収容室R7及びR8の近辺の容器
断面は他の箇所より広くなっていることになる。容器断
面が広いと、液位LVが1単位だけ変動しても実際の液
量の変動は他よりも大きくなるはずなので、この点を考
慮して補正回路は電気出力信号を補正して出力する。同
様に、磁気結合磁石数が4から5、又は5から4へと変
化する際、その電気出力信号は5X(V)だけしか変化
しない。すなわち、磁石M4及びM5が摺動する範囲の
フロート収容室R4及びR5の近辺の容器断面は他の箇
所より狭くなっていることになる。容器断面が狭いと、
液位が1単位だけ変動しても実際の液量の変動は他より
も小さくなるはずなので、この点を考慮して補正回路は
電気出力信号を補正して出力する。
【0049】図1で説明したように、フロートF、フロ
ート収容室R、フロート収容室R間の距離及び磁石Mの
磁力はすべて同等であり液面レベルに応じて均等に割り
当てられているので上述のように成形容易さ、組立易さ
等の効果を得られるが、これによって液面レベルの検出
は均等間隔で出力されるので、様々な形状の容器TNK
にも対応できるように上記補正回路を付加している。こ
のように、補正回路により容器TNKの形状を考慮して
補正した電気出力信号を生成することにより、より正確
に液位を測定できるようになる。また、補正回路は形状
データを書き換え可能に格納するので、形状データ書き
換えによりあらゆる形状の容器TNK内の液体LQの液
位LVを測定できるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、液位検出点に応じたフロートFに内蔵され
る磁石M、軸ヨーク102、外側ヨーク103の磁力結
合による磁力により、液位を測定するようにしているの
で、液位検出点の数が増えても、従来のように高価なリ
ードスイッチの及びそれに伴う半田接合作業の増加が伴
うことはない。すなわち、液位検出点が増えても、磁石
付きフロートFと各ヨークの形状変化のみで対応できる
ようになるので、高価な部品点数の増加防止、組立工数
増加防止等コストアップを抑えることができるようにな
る。更に、従来のリードスイッチ方式とは異なり無接点
で液位検出できるようになるうえ、半田接合作業の増加
もないので信頼性も高まる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、外側ヨーク
103の各足部Yが集結する平面部と軸ヨーク102の
上端部との間に検出回路104を挟着するようにしてい
るので、本液面レベルセンサの組立作業が容易になる。
すなわち、組立時には軸ヨーク102の上端部に検出回
路104を搭載し、その上から、検出回路104を挟む
ように外側ヨーク103を装着するようにして組み立て
ることができる。また、このような挟着構造にすること
により、軸ヨーク102及び外側ヨーク103の形状も
複雑化することもない。
【0052】請求項3記載の発明によれば、本液面レベ
ルセンサを構成する各フロートFは共に全て同型状であ
り、各フロート収容室Rは共に全て同型状であり、各フ
ロート収容室R間の距離は等しく、各フロートFに内蔵
されるそれぞれの前記磁石Mの持つ磁力及び形状は同等
である。このように、本液面レベルセンサを構成する基
本部分を均等化することにより、成形が容易になる、組
立が簡素化し工数が減る、磁石も液位検出点の数に関わ
らず1種類でよくなる等、請求項1記載の効果に加えて
更にコストアップを抑えることができるようになる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、外側ヨーク
103の足部Yの長さは螺旋状に段階的に均等に変化し
ていくように形成されているので、この外側ヨーク10
3が形成しやすくなる。すなわち、足部Yの長さが、螺
旋状に回転する方向に順次均等な長さだけ変化するよう
に外側ヨーク103を成形するようにすればよい。
【0054】請求項5記載の発明によれば、各フロート
Fに内蔵される各磁石Mはラジアル状に着磁されたリン
グ型であるので、重量バランスがよく、フロート摺動が
安定的になる。したがって測定精度がより正確になる。
【0055】請求項6記載の発明によれば、あらゆる形
状の容器TNK内の液体LQの液位をより正確に測定で
きるようになる。すなわち、請求項3記載のように、フ
ロートF、フロート収容室R、フロート収容室R間の距
離及び磁石Mの磁力はすべて同等であり液面レベルに応
じて均等に割り当てられているので上記のように成形容
易さ、組立易さ等の効果を得られるが、液面レベルの検
出は均等間隔で出力されるので、様々な形状の容器TN
Kにも対応できるように上記補正回路を付加している。
このように、補正回路により容器TNKの形状を考慮し
て補正電気信号を生成することにより、より正確に液位
を測定できるようになる。また、補正回路は形状データ
を書き換え可能に格納するので、形状データ書き換えに
よりあらゆる形状の容器TNK内の液体LQの液位を測
定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液面レベルセンサの実施形態を示す概
要図である。
【図2】図2(A)は、外側ヨークの概観を示す斜視図
である。図2(B)は、本液面レベルセンサの平面図で
ある。図2(C)は、図1に示すAA線断面図である。
【図3】図3(A)及び(B)は、フロートの摺動と磁
気結合の関係を説明するための説明図である。
【図4】図4(A)は補正前の磁気結合磁石数と電気出
力信号との関係を示すグラフである。図4(B)は補正
後の磁気結合磁石数と電気出力信号との関係を示すグラ
フである。
【図5】従来の液面レベルセンサを示す概要図である。
【図6】図5の従来例による液面レベルと電気出力信号
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
R、R1〜R10 フロート収容室 F、F1〜F10 フロート M、M1〜M10 磁石 L1〜L10 液位検出点 LQ 液体 LV 液位 101 レベルセンサ筐体 101R 検出回路収容部 102 軸ヨーク 102A 先端凸部 103 外側ヨーク 104 検出回路 104A 磁気検出素子 105 電気信号出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯蔵する容器に装着され、この液
    体の液位を磁力を利用して測定する液面レベルセンサで
    あって、 筒形状のレベルセンサ筐体と、 磁石が内蔵され、前記液体に対して浮力を有するリング
    状の複数のフロートと、 前記レベルセンサ筐体の中心軸を貫通するようにこの筐
    体に取付けられ、前記フロートを貫通して前記フロート
    が摺動する際のガイドとなる、磁性体で形成された軸ヨ
    ークと、 前記レベルセンサ筐体の一部であり、前記フロートが所
    定量だけ摺動できるように前記複数のフロートをそれぞ
    れ収容する、複数の液位検出点にそれぞれ応じて形成さ
    れた複数のフロート収容室と、 前記複数のフロート収容室を外側から覆うような形状で
    あり、前記フロートが摺動により前記フロート収容室の
    天井面に接した際前記磁石と磁気結合するように、前記
    複数のフロート収容室のそれぞれの位置に応じた長さの
    複数の足部を有する、磁性体で形成された外側ヨーク
    と、 前記磁石の一方の極、前記軸ヨーク、前記外側ヨーク、
    及び前記磁石の他方の極からなる磁気結合ループに介在
    し、この磁気結合ループによる磁力を検出する磁気検出
    素子と、 を有することを特徴とする液面レベルセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記磁気検出素子は、前記複数の足部が集結する前記外
    側ヨークの平面部と前記軸ヨークの上端部との間に挟着
    される、 ことを特徴とする液面レベルセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2いずれか記載の液面レベ
    ルセンサにおいて、 前記複数のフロートは共に全て同型状であり、 前記複数のフロート収容室は共に全て同型状であり、 前記複数のフロート収容室間の距離は等しく、 前記複数のフロートに内蔵されるそれぞれの前記磁石の
    形状及び磁力は同等である、 ことを特徴とする液面レベルセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記外側ヨークの足部の長さは、螺旋状に段階的に均等
    に変化していくように形成されている、 ことを特徴とする液面レベルセンサ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の液面レベルセンサにおい
    て、 前記磁石は、ラジアル状に着磁されたリング型である、 ことを特徴とする液面レベルセンサ。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5いずれか記載の液面レベル
    センサにおいて、 前記磁気検出素子からの検出された磁力を電気信号に変
    換する磁電気変換回路と、 前記容器の形状に応じた形状データを書き換え可能に格
    納し、前記電気信号を前記形状データに基づき前記形状
    に応じて補正した補正電気信号を生成する補正回路と、 を更に有することを特徴とする液面レベルセンサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10656004B2 (en) 2014-05-02 2020-05-19 TE Connectivity Sensors Germany GmbH Measuring device and method for measuring the level of a liquid in a container
US10955281B1 (en) 2018-05-17 2021-03-23 Accutemp Products, Inc. Monitoring with a radially magnetized magnet and hall effect sensor

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US11709089B2 (en) 2018-05-17 2023-07-25 Accutemp Products, Inc. Monitoring with a radially magnetized magnet and hall effect sensor

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