JP2002174081A - 建物の上げ下げ窓 - Google Patents

建物の上げ下げ窓

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JP2002174081A
JP2002174081A JP2000372574A JP2000372574A JP2002174081A JP 2002174081 A JP2002174081 A JP 2002174081A JP 2000372574 A JP2000372574 A JP 2000372574A JP 2000372574 A JP2000372574 A JP 2000372574A JP 2002174081 A JP2002174081 A JP 2002174081A
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window
vertical
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building
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JP2000372574A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Masuyama
新作 増山
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材の加工・組立を容易にする。 【解決手段】 室外側を金属部材11aで、室内側を断
熱部材11bの複合材で窓枠10を形成する。窓枠10
の室外側に嵌殺し障子20を、室内側に上下に移動可能
な可動障子30を取り付ける。可動障子30の框の室外
側を金属部材30aで、室内側を断熱部材30bの複合
材で形成する。窓枠10を構成する縦枠15の開口部側
に、嵌殺し障子20を支持する縦補助枠17と、可動障
子30を案内するガイド部材16とを設ける。縦枠15
間に中桟13を組み付けるに当って、縦枠15に中桟1
3の端部を当接したときに邪魔になる凸部の全てを中桟
13側の加工により当接可能とする。縦補助枠17及び
ガイド部材16側における中桟13に対応する個所は加
工を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外側が嵌殺し障
子、室内側が上下に摺動する可動障子からなる、いわゆ
るシングルハングの建物の上げ下げ窓に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の上げ下げ窓においては、窓枠や障
子の框を室外側形材と室内側形材を低熱伝導性からなる
ブリッジ材で連結したり、または、室外側を耐候性の良
いアルミ合金形材、室内側を熱伝導率の低い樹脂形材で
構成することで断熱性を向上させたものが知られてい
る。
【0003】室外側を耐候性の良いアルミ合金形材、室
内側を熱伝導率の低い樹脂形材で構成した窓枠により断
熱性を向上させた建物の上げ下げ窓において、室外側が
嵌め殺し、室内側が上下に摺動する、いわゆるシングル
ハングの上げ下げ窓では、縦枠の室外側に縦補助枠と室
内側に可動障子のガイド部材が取り付けられ、これに室
外側の中桟が縦枠に固定されるため部材構成が非常に複
雑になるという問題があった。また、上記中桟、縦補助
枠、ガイド部材は、それぞれに互いの干渉する部分が逃
げるよう、干渉するいずれかの部材に加工を行うことに
よって組合わせがなされているので、加工も複雑になる
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上記従来技術の問題点を解消すること、即ち、
シングルハングの上げ下げ窓において、上げ下げ窓を構
成する部材の加工が容易で、且つ、その組立も容易にす
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の建物の上げ下げ窓は、室外側を金属
部材で、且つ室内側を断熱部材の複合材で窓枠10を形
成し、該窓枠10の室外側に嵌殺し障子20を、且つ室
内側に上下に移動可能な可動障子30を取り付け、該可
動障子30の框の室外側を金属部材30aで、且つ室内
側を断熱部材30bの複合材で形成した建物の上げ下げ
窓であって、上記窓枠10を構成する縦枠15の開口部
側に、嵌殺し障子20を支持する縦補助枠17と、可動
障子30を案内するガイド部材16とを設け、縦枠15
間に中桟13を配置するに当って、お互いに干渉する部
分の全てを、中桟13を加工し、縦補助枠17及びガイ
ド部材16側における中桟13に対応する個所には干渉
を逃げる加工を行わないことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の建物の上げ下げ窓は、請求
項1記載の建物の上げ下げ窓において、縦枠15に中桟
13を当接するときに邪魔になる凸部の全て切除を縦枠
15側のみで行い、縦補助枠17及びガイド部材16側
は上記切除をしないことを特徴とする。請求項3記載の
建物の上げ下げ窓は、請求項1又は2記載の建物の上げ
下げ窓において、ガイド部材16の室外側で、縦補助枠
17を装着しない部分で且つ中桟13の下部にはカバー
枠19を装着し、該カバー枠19の中桟13に対応する
部分には加工を行わないことを装着することを特徴とす
る。また、中桟13の形状においては、ネジホールの外
側を直線状にし、ガイド部材16との干渉部分を逃げる
ように切り欠け位置に合わせた。
【0007】
【発明の実施の態様】(全体構成)図3に示すように、
建物躯体の開口部には窓枠10が配置され、該窓枠10
には上げ下げ窓が設けられている。該上げ下げ窓には、
上方室外側に嵌殺し障子20が設けられ、室内側には可
動障子30が設けられている。そして、可動障子30
は、図3の矢印Cに示すように、嵌殺し障子20の室内
側で上下に開閉可能となっている。また、可動障子30
の最下位置、即ち閉状態において、上動不可、即ち開不
可となるようにロック装置80が設けられている。
【0008】(窓枠10)窓枠10としての上・下枠1
1は、図1に示すように、室外側の金属部材11aと室
内側の断熱部材11bから形成されている。そして、こ
れらの両部材11a,11bは、互いにかしめ、嵌合、
ビス等により接合されている(接合部11c)。また、
上・下枠11の略中間位置には中桟13が設けられる。
この中桟13は嵌殺し障子20の下框を構成している。
そして、上・下枠11及び中桟13は左右の縦枠15,
15に支持されている。各縦枠15は、図2に示すよう
に、室外側の金属部材15aと室内側の断熱部材15b
から形成されている。そして、これらの両部材15a,
15bは、互いにかしめ、嵌合、ビス等により接合され
ている(接合部15c)。また、両縦枠15間に中桟1
3を配置するに当って、両縦枠15の上下の略中間位置
にビス止めされる。
【0009】(嵌殺し障子20)嵌殺し障子20は、上
下を上枠11と中桟13に支持され(図1)、左右を縦
枠15,15に装着されている縦補助枠17、及びガイ
ド部材16に支持されている(図2)。 (可動障子30)可動障子30のガラス31は、図1,
2に示すように、金属部材30aと断熱部材30bから
なる上下左右の框により支持されている。なお、図2に
おいて、符号32は、可動障子30を上下動可能に且つ
弾力的に吊り下げている支持具で、該支持具32の下端
は、可動障子30の下端両縁に設けられたスライダ70
に係止されている。また、このスライダ70は、縦枠1
5及びガイド部材16により形成された上下方向の案内
溝部で案内される。また、符号33は、可動障子30が
その最下位置より若干上部位置近傍において室内側に傾
動することをロックする傾動ロック装置である。
【0010】(縦枠15)縦枠15は、図2,5に示す
ように、金属部材15aと断熱部材15bとからなり、
両部材は接合部15cで連結されており、開口部側には
縦補助枠係止片15d・・が付設されている。この縦補
助枠係止片15d・・は、後述の中桟13の端部が当接
する部分のみ設けられていない。
【0011】(中桟13)中桟13には、図1,4に示
すように、その室内側縁に、受け枠13a,13aを立
設すると共に、ロック受部13b、水抜き孔13c、等
が形成されている。上記切欠き部13d、13dは、ガ
イド部材16を逃げた形状となっている。この中桟13
側の切欠きにより、ガイド部材16に加工を施す必要は
ない。 (ガイド部材16)ガイド部材16は、図2,6に示す
ように、縦枠15の開口部側に上下に縦枠15の全長に
わたってビス止めされて装着される。断熱材で構成され
るガイド部材16の室内面側には、可動障子30を案内
する案内面16aと、スライダ70を案内する案内面1
6bとが形成される。案内面16bは案内面16aより
室外側に位置する。このことにより、縦枠15の見込み
幅を従来のものより小さくすることができる。また、ガ
イド部材16の室外側には縦補助枠係止片16c,16
cが設けられる。
【0012】(縦補助枠17)縦補助枠17は、図2、
7に示すように、縦枠15の室外側に、嵌殺し障子20
を躯体側から支持するように配置される。縦補助枠17
には、縦枠係合片17a及びガイド部材係合片17bが
形成されている。縦補助枠17の長さは、上枠11と中
桟13との間に配置されることから、その間隔に等しい
長さとなっており、縦枠15の上部位置において、縦補
助枠係止片15d・・に縦枠係合片17aを係合するこ
とにより、また、ガイド部材係合片17bをガイド部材
16側の縦補助枠係止片16c,16cに係合させる。
【0013】(カバー枠19)ガイド部材16の室外側
で、縦補助枠17を装着しない部分で且つ中桟13の下
部と下枠11との間にはカバー枠19が装着されてい
る。また、該カバー枠19の中桟13に対応する部分、
即ち、該カバー枠19の上端部には加工を行わないこと
も本実施例の特徴である。
【0014】(実施例の効果)実施例における上げ下げ
窓は、上記構成により、窓枠10を組み付けるに当っ
て、加工・組立が容易になり、その結果、部材加工及び
組立費を少なくすることができる。特に、ガイド部材1
6下部の室外側にカバー枠19を装着し、該カバー枠1
9上端部は加工を行わないことで、室外側からガイド部
材19の凹凸が見えず窓枠10として体裁が良いばかり
でなく、中桟13、及び、カバー枠19の中桟13に対
応する部分に加工を施す必要がないから、製造コストを
下げることができる。なお、上記特許請求の範囲の項に
は、実施例との対応関係を明瞭にするために図面符号を
付したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記構成により、下記の効果を
奏する。請求項1,2記載の発明によれば、室外側を金
属部材で、且つ室内側を断熱部材の複合材で窓枠を形成
し、該窓枠の室外側に嵌殺し障子を、且つ室内側に上下
に移動可能な可動障子を取り付け、該可動障子の框の室
外側を金属部材で、且つ室内側を断熱部材の複合材で形
成した建物の上げ下げ窓であって、上記窓枠を構成する
縦枠の開口部側に、嵌殺し障子を支持する縦補助枠と、
可動障子を案内するガイド部材とを設け、縦枠間に中桟
を配置するに当って、お互いに干渉する部分の全てを、
中桟を加工し、縦補助枠及びガイド部材側における中桟
に対応する個所には干渉を逃げる加工を行わないこと、
又は、前記手段に加えて、縦枠に中桟を当接するときに
邪魔になる凸部の全て切除を縦枠側のみで行い、縦補助
枠及びガイド部材側は上記切除加工をしないことによ
り、全体として部材加工費を少なくすることができる。
即ち、室内側の縦部材であるガイド部材の中間部加工が
無くなり、また、組み立て易くすることができる。
【0016】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1又は2記載の発明の効果に加えて、ガイド部材の室
外側で、縦補助枠を装着しない部分で且つ中桟の下部に
はカバー枠を装着し、該カバー枠の中桟に対応する部分
には加工を行わないことで、室外側からガイド部材の凹
凸が見えないから窓枠として体裁が良いばかりでなく、
中桟、カバー枠上端部共に加工を施す必要がないから、
製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の垂直断面図(図3のA−
A線断面図)。
【図2】同実施例の水平断面図(図3のB−B線断面
図)。
【図3】同実施例の室内側から見た全体正面図。
【図4】同実施例の要部(中桟)の平面図(A)及び縦
断面図(B)。
【図5】同実施例の要部(縦枠)の水平断面図(A)及
び側面図(B)。
【図6】同実施例の要部(ガイド部材)の水平断面図
(A)及び側面図(B)。
【図7】同実施例の要部(縦補助枠)の水平断面図
(A)及び側面図(B)。
【符号の説明】
10・・窓枠 11・・上・下枠 11a・・金属部材 11b・・断熱部材 11c・・接合部 13・・中桟 13a・・受け枠 13b・・ロック受部 13c・・水抜き孔 13d・・切欠き部 15・・縦枠 15a・・金属部材 15b・・断熱部材 15c・・接合部 15d・・補助枠係止片 16・・ガイド部材 16a・・(可動障子30の)案内面 16b・・(スライダ70の)案内面 16c・・縦補助枠係止片 17・・縦補助枠 17a・・縦枠係合片 17b・・ガイド部材係合片 18・・押し縁 19・・カバー枠 20・・嵌殺し障子 21・・ガラス 30・・可動障子 30a・・金属部材 30b・・断熱部材 30c・・接合部 31・・ガラス 32・・支持具 33・・傾動ロック装置 70・・スライダ 80・・ロック装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外側を金属部材で、且つ室内側を断熱部
    材の複合材で窓枠10を形成し、該窓枠10の室外側に
    嵌殺し障子20を且つ室内側に上下に移動可能な可動障
    子30を取り付け、該可動障子30の框の室外側を金属
    部材30aで、且つ室内側を断熱部材30bの複合材で
    形成した建物の上げ下げ窓であって、 上記窓枠10を構成する縦枠15の開口部側に、嵌殺し
    障子20を支持する縦補助枠17と、可動障子30を案
    内するガイド部材16とを設け、 縦枠15間に中桟13を配置するに当って、お互いに干
    渉する部分の全てを、中桟13を加工し、縦補助枠17
    及びガイド部材16側における中桟13に対応する個所
    には干渉を逃げる加工を行わないことを特徴とする建物
    の上げ下げ窓。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建物の上げ下げ窓におい
    て、縦枠15に中桟13を当接するときに邪魔になる凸
    部の全て切除を縦枠15側のみで行い、縦補助枠17及
    びガイド部材16側は上記切除をしないことを特徴とす
    る建物の上げ下げ窓。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の建物の上げ下げ窓に
    おいて、ガイド部材16の室外側で、縦補助枠17を装
    着しない部分で且つ中桟13の下部にはカバー枠19を
    装着し、該カバー枠19の中桟13に対応する部分には
    加工を行わないことを特徴とする建物の上げ下げ窓。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017031695A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 三協立山株式会社 建具
JP2021001512A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 Ykk Ap株式会社 建具

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