JP2002174035A - 解体工事養生用開閉ゲート - Google Patents
解体工事養生用開閉ゲートInfo
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- JP2002174035A JP2002174035A JP2000372767A JP2000372767A JP2002174035A JP 2002174035 A JP2002174035 A JP 2002174035A JP 2000372767 A JP2000372767 A JP 2000372767A JP 2000372767 A JP2000372767 A JP 2000372767A JP 2002174035 A JP2002174035 A JP 2002174035A
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- Japan
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- curing
- wire
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- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 解体される建物の前面側の養生を、解体作業
の効率を低下させることなく確実かつ簡便に行う手段を
提供する。 【解決手段】 本解体工事養生用開閉ゲート100は、
建物の前面側に所定の間隔をおいて立設された2本の単
管101L、101Rと、2本の単管101L、101
R間の所定の高さ位置に架設された横桟102と、単管
101Lに固定されたワイヤ固定クランプ103と、単
管101Rに固定された手動ウインチ104と、一端が
ワイヤ固定クランプ103に固定されるとともに手動ウ
インチ104により巻張されるワイヤ105と、ワイヤ
105に摺動自在に配設された複数のカラビナ106
と、各カラビナ106に掛止されて、2本の単管101
L、101R間に吊設された養生シート107とを具備
したものである。
の効率を低下させることなく確実かつ簡便に行う手段を
提供する。 【解決手段】 本解体工事養生用開閉ゲート100は、
建物の前面側に所定の間隔をおいて立設された2本の単
管101L、101Rと、2本の単管101L、101
R間の所定の高さ位置に架設された横桟102と、単管
101Lに固定されたワイヤ固定クランプ103と、単
管101Rに固定された手動ウインチ104と、一端が
ワイヤ固定クランプ103に固定されるとともに手動ウ
インチ104により巻張されるワイヤ105と、ワイヤ
105に摺動自在に配設された複数のカラビナ106
と、各カラビナ106に掛止されて、2本の単管101
L、101R間に吊設された養生シート107とを具備
したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解体工事におい
て、塵埃の飛散を防止すること等を目的に、解体される
建物の周囲に設けられる養生に関するものである。
て、塵埃の飛散を防止すること等を目的に、解体される
建物の周囲に設けられる養生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建物を解体する場合には、塵埃
や解体された部材の飛散等を防止して近隣の環境を保全
するために、建物の周囲を養生する。該養生は、従来、
図6に示すように、解体すべき建物1の周囲に丸太足場
2を組み、該丸太足場2に合成樹脂からなるシート3を
張設することにより行われていた。
や解体された部材の飛散等を防止して近隣の環境を保全
するために、建物の周囲を養生する。該養生は、従来、
図6に示すように、解体すべき建物1の周囲に丸太足場
2を組み、該丸太足場2に合成樹脂からなるシート3を
張設することにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建物1の前面
側(敷地の道路側)は、解体工事に必要な重機の搬入や
解体した部材の搬出等のために、前記シート3を張設せ
ずに開放し、その状態で解体工事を行っていた。そのた
め、開放された建物1の前面側から、塵埃や解体された
部材が飛散して、近隣の環境を十分に保全することがで
きなかった。また、解体により住宅内部が露呈されるこ
ととなるので、居住者のプライバシーを守ることもでき
なかった。さらに、解体工事が中断される夜間等におい
て、工事関係者以外の者も容易に敷地内に入ることがで
きるので、出火や事故等が生ずるおそれがあり、安全の
確保を行う上でも問題があった。
側(敷地の道路側)は、解体工事に必要な重機の搬入や
解体した部材の搬出等のために、前記シート3を張設せ
ずに開放し、その状態で解体工事を行っていた。そのた
め、開放された建物1の前面側から、塵埃や解体された
部材が飛散して、近隣の環境を十分に保全することがで
きなかった。また、解体により住宅内部が露呈されるこ
ととなるので、居住者のプライバシーを守ることもでき
なかった。さらに、解体工事が中断される夜間等におい
て、工事関係者以外の者も容易に敷地内に入ることがで
きるので、出火や事故等が生ずるおそれがあり、安全の
確保を行う上でも問題があった。
【0004】一方、解体工事の作業時や中断時には、建
物1の前面側に前記シート3を張設し、重機の搬入や部
材の搬出毎に該シート3を取り外すような作業を繰り返
すこととするのでは、解体工事の作業効率が著しく低下
する。
物1の前面側に前記シート3を張設し、重機の搬入や部
材の搬出毎に該シート3を取り外すような作業を繰り返
すこととするのでは、解体工事の作業効率が著しく低下
する。
【0005】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、解体される建物の前面側の養生を、解体作業
の効率を低下させることなく確実かつ簡便に行う手段を
提供することを目的とする。
のであり、解体される建物の前面側の養生を、解体作業
の効率を低下させることなく確実かつ簡便に行う手段を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明の請求項1に係る解体工事養生用開閉
ゲートは、解体工事を行う建物の前面側に設けられた解
体工事養生用開閉ゲートであって、建物の前面側に所定
の間隔をおいて立設された2本の単管と、前記2本の単
管の間の所定の高さ位置に架設された横桟と、一方の単
管の所定の高さ位置に固定された索条固定部材と、他方
の単管の所定の高さ位置に固定された索条緊張手段と、
前記索条固定部材に固定されるとともに、前記索条緊張
手段に緊張されることにより、索条固定部材と索条緊張
手段との間に張架された索条と、前記索条に摺動自在に
配設された掛止部材と、上端が前記掛止部材に掛止され
て、前記2本の単管の間に開閉自在に吊設された養生シ
ートとを具備したものである。
になされた本発明の請求項1に係る解体工事養生用開閉
ゲートは、解体工事を行う建物の前面側に設けられた解
体工事養生用開閉ゲートであって、建物の前面側に所定
の間隔をおいて立設された2本の単管と、前記2本の単
管の間の所定の高さ位置に架設された横桟と、一方の単
管の所定の高さ位置に固定された索条固定部材と、他方
の単管の所定の高さ位置に固定された索条緊張手段と、
前記索条固定部材に固定されるとともに、前記索条緊張
手段に緊張されることにより、索条固定部材と索条緊張
手段との間に張架された索条と、前記索条に摺動自在に
配設された掛止部材と、上端が前記掛止部材に掛止され
て、前記2本の単管の間に開閉自在に吊設された養生シ
ートとを具備したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る解体工事養生用開閉ゲートの概略構成を示す正
面図であり、図において、本解体工事養生用開閉ゲート
100は、建物1(図示せず)の前面側に所定の間隔を
おいて立設された2本の単管101L、101Rと、2
本の単管101L、101R間の所定の高さ位置に架設
された横桟102と、単管101Lに固定されたワイヤ
固定クランプ103(索条固定部材)と、単管101R
に固定された手動ウインチ(索条緊張手段)104と、
一端がワイヤ固定クランプ103に固定されるとともに
手動ウインチ104により巻張されるワイヤ(索条)1
05と、ワイヤ105に摺動自在に配設された複数のカ
ラビナ(掛止部材)106と、各カラビナ106に掛止
されて、2本の単管101L、101R間に吊設された
養生シート107とを具備したものである。
に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る解体工事養生用開閉ゲートの概略構成を示す正
面図であり、図において、本解体工事養生用開閉ゲート
100は、建物1(図示せず)の前面側に所定の間隔を
おいて立設された2本の単管101L、101Rと、2
本の単管101L、101R間の所定の高さ位置に架設
された横桟102と、単管101Lに固定されたワイヤ
固定クランプ103(索条固定部材)と、単管101R
に固定された手動ウインチ(索条緊張手段)104と、
一端がワイヤ固定クランプ103に固定されるとともに
手動ウインチ104により巻張されるワイヤ(索条)1
05と、ワイヤ105に摺動自在に配設された複数のカ
ラビナ(掛止部材)106と、各カラビナ106に掛止
されて、2本の単管101L、101R間に吊設された
養生シート107とを具備したものである。
【0008】各単管101L、101Rは、解体すべき
建物1の前面側に所定の間隔を離間させて立設されてお
り、2本の単管101L、101R間のスペースは敷地
内への出入口となるので、搬出入する重機や部材の幅を
考慮して2本の単管101L、101Rの間隔を設定す
る。また、各単管101L、101Rの長さは、解体す
べき建物を完全に養生するために、該建物の高さと同程
度、又はそれより長いものが好適である。なお、各単管
101L、101Rは、従来の養生において使用されて
いる丸太足場2に番線等で固定して立設するものとして
もよい。
建物1の前面側に所定の間隔を離間させて立設されてお
り、2本の単管101L、101R間のスペースは敷地
内への出入口となるので、搬出入する重機や部材の幅を
考慮して2本の単管101L、101Rの間隔を設定す
る。また、各単管101L、101Rの長さは、解体す
べき建物を完全に養生するために、該建物の高さと同程
度、又はそれより長いものが好適である。なお、各単管
101L、101Rは、従来の養生において使用されて
いる丸太足場2に番線等で固定して立設するものとして
もよい。
【0009】横桟102は、その長さ寸法が前記2本の
単管101L、101Rの間隔より若干長い単管であ
り、所定の高さ位置に、直交クランプ20を介して各単
管101L、101Rに各々固定されている。これによ
り、後述するワイヤ105が2本の単管101L、10
1R間に張架された場合に、横桟102がワイヤ105
の張力に対向して各単管101L、101Rを支持す
る。
単管101L、101Rの間隔より若干長い単管であ
り、所定の高さ位置に、直交クランプ20を介して各単
管101L、101Rに各々固定されている。これによ
り、後述するワイヤ105が2本の単管101L、10
1R間に張架された場合に、横桟102がワイヤ105
の張力に対向して各単管101L、101Rを支持す
る。
【0010】なお、横桟102は必ずしも1本の単管で
ある必要はなく、数本の単管を周知な継ぎ手により継合
したものを用いてもよい。また、各単管101L、10
1Rに横桟102を固定するために、前記直交クランプ
20に代えて、単管同士が直交するように連結する周知
かつ任意の手段を用いることができる。
ある必要はなく、数本の単管を周知な継ぎ手により継合
したものを用いてもよい。また、各単管101L、10
1Rに横桟102を固定するために、前記直交クランプ
20に代えて、単管同士が直交するように連結する周知
かつ任意の手段を用いることができる。
【0011】ワイヤ固定クランプ103は、図2に示す
ように、単管クランプ30に、U字状のフック31が設
けられてなるものであり、単管クランプ30により、単
管101Lの、前記横桟102の下方の所定の高さ位置
に装着されている。一方、前記フック31には、シャッ
クル50を介して、ワイヤ105の端部が固定されてい
る。
ように、単管クランプ30に、U字状のフック31が設
けられてなるものであり、単管クランプ30により、単
管101Lの、前記横桟102の下方の所定の高さ位置
に装着されている。一方、前記フック31には、シャッ
クル50を介して、ワイヤ105の端部が固定されてい
る。
【0012】手動ウインチ104は、図3に示すよう
に、手動ウインチ本体40に設けられたハンドル41を
回動することにより、巻胴42がワイヤ105を巻き上
げるもので、ハンドル41の回動を減速ギア等を介して
巻胴42に伝達する巻上げ機構は周知のものであり、そ
の詳細な説明は省略する。また、手動ウインチ本体40
には、単管クランプ43が固着されており、該単管クラ
ンプ43により、単管101Lの、前記ワイヤ固定クラ
ンプ103と同程度の高さ位置に手動ウインチ104が
装着されている。前記ワイヤ固定クランプ103に端部
が固定されたワイヤ105が手動ウインチ104に巻張
されることにより、ワイヤ固定クランプ103と手動ウ
インチ104との間にワイヤ105が張架されることと
なる。
に、手動ウインチ本体40に設けられたハンドル41を
回動することにより、巻胴42がワイヤ105を巻き上
げるもので、ハンドル41の回動を減速ギア等を介して
巻胴42に伝達する巻上げ機構は周知のものであり、そ
の詳細な説明は省略する。また、手動ウインチ本体40
には、単管クランプ43が固着されており、該単管クラ
ンプ43により、単管101Lの、前記ワイヤ固定クラ
ンプ103と同程度の高さ位置に手動ウインチ104が
装着されている。前記ワイヤ固定クランプ103に端部
が固定されたワイヤ105が手動ウインチ104に巻張
されることにより、ワイヤ固定クランプ103と手動ウ
インチ104との間にワイヤ105が張架されることと
なる。
【0013】養生シート107は、一定の大きさの矩形
のものであり、縦寸法がワイヤ105が張架された高さ
位置と略同一である。養生シート107の周縁には、一
定の間隔で穴が設けられており、該穴に鳩目70が配設
されている。また、養生シート107は、ポリエステル
等の合成樹脂からなるものであり、近隣環境等に応じ
て、防炎性や防音性を備えたものを使用する。
のものであり、縦寸法がワイヤ105が張架された高さ
位置と略同一である。養生シート107の周縁には、一
定の間隔で穴が設けられており、該穴に鳩目70が配設
されている。また、養生シート107は、ポリエステル
等の合成樹脂からなるものであり、近隣環境等に応じ
て、防炎性や防音性を備えたものを使用する。
【0014】前記養生シート107は、図4に示すよう
に、その上端の各鳩目70が、前記ワイヤ105に環装
された各カラビナ106により掛止されて、2本の単管
101L、101R間に吊設される。本実施の形態にお
いては、図1に示すように、2本の単管101L、10
1R間に3枚の養生シート107が吊設されているが、
吊設する養生シート107の枚数は特に限定的なもので
はなく、単管101Lと単管101Rとの間隔及び養生
シート107の大きさにより、2本の単管101L、1
01R間を隙間なく養生するに必要な養生シート107
の枚数が決定される。また、各養生シート107同士
は、側部の各鳩目70に紐71を通して結びつけられて
いる。
に、その上端の各鳩目70が、前記ワイヤ105に環装
された各カラビナ106により掛止されて、2本の単管
101L、101R間に吊設される。本実施の形態にお
いては、図1に示すように、2本の単管101L、10
1R間に3枚の養生シート107が吊設されているが、
吊設する養生シート107の枚数は特に限定的なもので
はなく、単管101Lと単管101Rとの間隔及び養生
シート107の大きさにより、2本の単管101L、1
01R間を隙間なく養生するに必要な養生シート107
の枚数が決定される。また、各養生シート107同士
は、側部の各鳩目70に紐71を通して結びつけられて
いる。
【0015】なお、前記紐71に代えて、養生シート1
07の側部にマジックテープ(登録商標)又はマグネッ
トを設けて、養生シート107同士を連結することとし
てもよい。これにより、養生シート107の開閉作業が
より簡便なものとなる。また、風等による養生シート1
07のバタツキを防止するために、養生シート107の
側端や下端を紐等により単管101L、101Rに固定
することが望ましい。
07の側部にマジックテープ(登録商標)又はマグネッ
トを設けて、養生シート107同士を連結することとし
てもよい。これにより、養生シート107の開閉作業が
より簡便なものとなる。また、風等による養生シート1
07のバタツキを防止するために、養生シート107の
側端や下端を紐等により単管101L、101Rに固定
することが望ましい。
【0016】このように構成された解体工事養生用開閉
ゲート100により、解体すべき建物1の前面側が養生
されて、解体工事の作業中断時に、敷地内への関係者以
外の立入りを防いで火災や事故を未然に防止でき、また
敷地内に重機やトラック等を保管した場合には、その盗
難等を防止することもできる。さらに、解体工事の作業
時においても、解体されている建物1の内部が道路側に
露呈されないのでプライバシーが確保され、また、解体
工事による塵埃や解体された部材の飛散を防止すること
もできる。
ゲート100により、解体すべき建物1の前面側が養生
されて、解体工事の作業中断時に、敷地内への関係者以
外の立入りを防いで火災や事故を未然に防止でき、また
敷地内に重機やトラック等を保管した場合には、その盗
難等を防止することもできる。さらに、解体工事の作業
時においても、解体されている建物1の内部が道路側に
露呈されないのでプライバシーが確保され、また、解体
工事による塵埃や解体された部材の飛散を防止すること
もできる。
【0017】一方、図5に示すように、養生シート10
7同士を結びつけていた紐71を解いて、各養生シート
107を左右のいずれか一方に各々摺動させることによ
り、2本の単管101L、101R間を容易に開放し
て、解体された部材の搬出、又は重機やトラック等の出
入を行うことができる。
7同士を結びつけていた紐71を解いて、各養生シート
107を左右のいずれか一方に各々摺動させることによ
り、2本の単管101L、101R間を容易に開放し
て、解体された部材の搬出、又は重機やトラック等の出
入を行うことができる。
【0018】なお、本実施の形態においては、カラビナ
106を掛止部材として用いたが、本発明における掛止
部材はこれに限定されるものではなく、例えば、紐やS
字状に曲成された鋼線材等のように、ワイヤ105に摺
動自在に設けられ、かつ、養生シート107の上端を掛
止できるその他任意の部材を用いることができる。
106を掛止部材として用いたが、本発明における掛止
部材はこれに限定されるものではなく、例えば、紐やS
字状に曲成された鋼線材等のように、ワイヤ105に摺
動自在に設けられ、かつ、養生シート107の上端を掛
止できるその他任意の部材を用いることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る解体
工事養生用開閉ゲートによれば、建物の前面側に所定の
間隔をおいて立設された2本の単管と、前記2本の単管
の間の所定の高さ位置に架設された横桟と、一方の単管
の所定の高さ位置に固定された索条固定部材と、他方の
単管の所定の高さ位置に固定された索条緊張手段と、前
記索条固定部材に固定されるとともに、前記索条緊張手
段に緊張されることにより、索条固定部材と索条緊張手
段との間に張架された索条と、前記索条に摺動自在に配
設された掛止部材と、上端が前記掛止部材に掛止され
て、前記2本の単管の間に開閉自在に吊設された養生シ
ートとを具備するので、解体した部材の搬出等の必要が
ある場合には、掛止部材を摺動させて養生シートを左右
に開放し、それ以外の場合には養生シートを閉めること
により、解体される建物の前面側の養生を、解体作業の
効率を低下させることなく確実かつ簡便に行うことがで
きる。
工事養生用開閉ゲートによれば、建物の前面側に所定の
間隔をおいて立設された2本の単管と、前記2本の単管
の間の所定の高さ位置に架設された横桟と、一方の単管
の所定の高さ位置に固定された索条固定部材と、他方の
単管の所定の高さ位置に固定された索条緊張手段と、前
記索条固定部材に固定されるとともに、前記索条緊張手
段に緊張されることにより、索条固定部材と索条緊張手
段との間に張架された索条と、前記索条に摺動自在に配
設された掛止部材と、上端が前記掛止部材に掛止され
て、前記2本の単管の間に開閉自在に吊設された養生シ
ートとを具備するので、解体した部材の搬出等の必要が
ある場合には、掛止部材を摺動させて養生シートを左右
に開放し、それ以外の場合には養生シートを閉めること
により、解体される建物の前面側の養生を、解体作業の
効率を低下させることなく確実かつ簡便に行うことがで
きる。
【0020】これにより、解体工事の作業中断時には、
関係者以外が敷地内へ立ち入れないので、火災や事故を
未然に防止でき、また敷地の内部に重機やトラック等を
保管した場合には、その盗難等を防止することもでき
る。さらに、解体工事の作業時においても、解体されて
いる建物の内部が道路側に露呈されないのでプライバシ
ーが確保され、また、解体工事による塵埃や解体された
部材の飛散を防止することもできる。
関係者以外が敷地内へ立ち入れないので、火災や事故を
未然に防止でき、また敷地の内部に重機やトラック等を
保管した場合には、その盗難等を防止することもでき
る。さらに、解体工事の作業時においても、解体されて
いる建物の内部が道路側に露呈されないのでプライバシ
ーが確保され、また、解体工事による塵埃や解体された
部材の飛散を防止することもできる。
【図1】本発明の実施の形態に係る解体工事養生用開閉
ゲート100の概略構成を示す正面図である。
ゲート100の概略構成を示す正面図である。
【図2】ワイヤ固定クランプ103の構成を示す斜視図
である。
である。
【図3】手動ウインチ104の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図4】ワイヤ105とカラビナ106と養生シート1
07との関係を示す拡大斜視図である。
07との関係を示す拡大斜視図である。
【図5】養生シート107を開放した状態の解体工事養
生用開閉ゲート100を示す正面図である。
生用開閉ゲート100を示す正面図である。
【図6】従来の解体工事の養生を示す概略斜視図であ
る。
る。
100 解体工事養生用開閉ゲート 101L、101R 単管 102 横桟 103 ワイヤ固定クランプ 104 手動ウインチ 105 ワイヤ 106 カラビナ 107 養生シート
Claims (1)
- 【請求項1】 解体工事を行う建物の前面側に設けられ
た解体工事養生用開閉ゲートであって、 建物の前面側に所定の間隔をおいて立設された2本の単
管と、 前記2本の単管の間の所定の高さ位置に架設された横桟
と、 一方の単管の所定の高さ位置に固定された索条固定部材
と、 他方の単管の所定の高さ位置に固定された索条緊張手段
と、 前記索条固定部材に固定されるとともに、前記索条緊張
手段に緊張されることにより、索条固定部材と索条緊張
手段との間に張架された索条と、 前記索条に摺動自在に配設された掛止部材と、 上端が前記掛止部材に掛止されて、前記2本の単管の間
に開閉自在に吊設された養生シートとを具備したもので
あることを特徴とする解体工事養生用開閉ゲート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372767A JP2002174035A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 解体工事養生用開閉ゲート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372767A JP2002174035A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | 解体工事養生用開閉ゲート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002174035A true JP2002174035A (ja) | 2002-06-21 |
Family
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