JP2002171070A - プリント配線基板の製造方法 - Google Patents
プリント配線基板の製造方法Info
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Abstract
て、基板の信頼性を損なわない製造方法を提供する。 【解決手段】 絶縁基板21の凹部22の底部に紫外線
硬化型接着剤22を塗布し、その上に電気部品23を載
置する。絶縁基板21の、凹部24が形成されている面
の反対側の面から露光を行い、紫外線硬化型樹脂22を
硬化させて電子部品23を固定する。その後、凹部24
に樹脂25を注ぎ込んでプリント配線基板20を平坦な
状態とし、外表面に配線回路28を形成する。なお、電
子部品23と配線回路28とは、ビアホール26に充填
された導電部材27によって電気的に導通される。
Description
プリント配線基板の製造方法であって、特に基板の信頼
性を損なうことのない電子部品の実装方法に関するもの
である。
に伴い、基板に実装する電子部品を基板に内蔵させる技
術の開発が盛んとなっている。従来、このような電子部
品を内蔵したプリント配線基板を製造する方法として
は、例えば銅張り積層板から従来のフォトプロセスを経
て絶縁基板上に配線回路を形成し、その配線回路上の所
定の位置に半田ペーストを塗布し、その上に電子部品を
載置してリフロー半田付けを行う。これにより、その電
子部品の固定と電気的接続とが同時に行われる。
法により樹脂を塗布して電子部品を埋め込み、その樹脂
を硬化させた後に樹脂層の所定の位置に例えばレーザ加
工によって配線回路に連なるビアホールを形成して内部
に導電ペーストを充填して樹脂層上面の回路と内部の配
線回路とを接続する。
来の方法で電子部品を内蔵するプリント配線基板を製造
する場合、電子部品の固定および電気接続のために、半
田ペーストを溶融させるべく高温での加熱を行わなけれ
ばならない。しかし、熱履歴を何度も加えることは電子
部品の劣化を招きかねず、プリント配線基板の信頼性の
低下が懸念される。
あって、電子部品を内蔵するプリント配線基板におい
て、電子部品を実装させる際の加熱工程を省略すること
により、基板の信頼性を損なわないプリント配線基板の
製造方法を提供することを目的とするものである。
になされた請求項1の発明は、電子部品を内蔵するプリ
ント配線基板の製造方法であって、少なくとも光を透過
する絶縁層の一面側に感光性接着剤を介して所定の位置
に電子部品を載置する工程と、前記絶縁層の他面側から
露光を行って前記感光性接着剤を硬化する工程と、前記
絶縁層の表面に前記電子部品を埋没させるように樹脂層
を形成する工程と、前記絶縁層及び/或いは前記樹脂層
上に配線回路を形成するとともにその配線回路と前記電
子部品とを電気的に導通する導電路を形成する工程とを
経るところに特徴を有する。
プリント配線基板の製造方法であって、前記電子部品は
前記絶縁層に形成された凹部内に載置されるところに特
徴を有する。
子部品は半田ペーストの代わりに感光性の接着剤により
固定される構成であるので、電子部品を実装させる際に
高温加熱を行わなくてもよい。従って、電子部品に熱履
歴が加わることによる劣化を防止することができ、プリ
ント配線基板の信頼性を高めることができるという優れ
た作用効果を奏する。なお、樹脂層に埋設された電子部
品と樹脂層上の配線回路との電気的な導通は樹脂層に形
成した導電路によってなされる。
は基板の絶縁層に形成された凹部内に収容される構成で
あるので、上記請求項1と同様の作用効果に加え、薄型
のプリント配線基板を得ることが可能である。
具体化した第1実施形態について図1を参照して説明す
る。図1中11はプリント配線基板10の絶縁基板であ
り、紫外線を透過可能な樹脂により形成されている。こ
の絶縁基板11の一面側全体(図1中上面側)に、例え
ばロールコータによって紫外線硬化型接着剤12を塗布
し、その接着剤12上の所定の位置に、例えばマウンタ
ー等の自動機器によって、左右両端部に一対の端子部1
3Aが設けられた電子部品13を載置する(図1(A)
参照)。
線基板10を図示しない作業台に載置し、図1(B)に
示すように、矢印方向に一定の速度で移動させる。作業
台の下方には紫外線露光装置が備えられており、この露
光装置の光源14から照射される紫外線を、絶縁基板1
1の下面側から照射する。なお上記作業台は、プリント
配線基板10を載置した状態で下方から絶縁基板11に
対して紫外線を照射可能に設計されている。接着剤12
は絶縁基板11を透過した紫外線により硬化され、電子
部品13が接着剤12を介して絶縁基板11上に固定さ
れる。
ばエポキシ等の樹脂を塗布して電子部品13を樹脂内に
埋没させ、樹脂を固化させる。これにより、電子部品1
3は樹脂層15内に埋没された状態となる(図1(C)
参照)。なお、必要ならば樹脂の塗布時または硬化後に
平坦化処理を行い、樹脂層15の表面を平滑にすること
が好ましい。
品13の端子部13Aに連通するビアホール16を例え
ばレーザ加工により形成し(図1(D)参照)、そのビ
アホール16に例えば導電性ペースト等の導電性部材1
7を充填する。そして、樹脂層15の表面に従来のフォ
トプロセスにより配線回路18を形成する(図1(E)
参照)。これにより、電子部品13とプリント配線基板
10の外表面の配線回路18とが電気的に導通される。
この後、このプロセスを繰り返して基板を多層化するこ
とができる。
品13を紫外線硬化型接着剤12によってプリント配線
基板10の絶縁基板11に固定する構成である。従っ
て、電子部品13を内蔵するプリント配線基板10の製
造において、加熱工程を減らすことができるため、電子
部品13の加熱による劣化を防止し、プリント配線基板
10の信頼性を確保することが可能であるという優れた
作用効果を奏する。
いて図2を参照して説明する。図2に示すプリント配線
基板20の絶縁基板21には、後述する電子部品23が
収容可能な凹部24が形成されている(図2(A)参
照)。まず、図2(B)に示すように、凹部24の底面
に紫外線硬化型接着剤22を塗布し、その上面に、左右
両端部に一対の端子部23Aが設けられた電子部品23
を載置する。なお凹部24は、このように電子部品23
を搭載した状態で、電子部品23が絶縁基板21の表面
に突出しない深さに設定されている。
たプリント配線基板20を、上記第1実施形態と同様に
作業台に載置して露光装置に送り込み、絶縁基板21の
下面側から露光を行って接着剤22を硬化させて、電子
部品23を固定する。その後、凹部24内に樹脂25を
注ぎ込み、固化させる。これにより、電子部品23は樹
脂25内に埋没され、プリント配線基板20は平坦な状
態となる(図2(C)参照)。
び絶縁基板21の所定部分に電子部品23の端子部23
Aに連通するビアホール26を形成し(図2(D)参
照)、そのビアホール26に例えば導電性ペースト等の
導電性部材27を充填する。そして、プリント配線基板
20の表面にフォトプロセスを経て配線回路28を形成
する。
品23がプリント配線基板20の絶縁基板21に形成さ
れた凹部24内に収容される構成であるので、上記第1
実施形態と同様の作用効果に加え、薄型のプリント配線
基板が得られるという作用効果を奏する。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
/或いは樹脂層の表面に配線回路を形成し、絶縁基板に
内蔵された電子部品と電気的に導通させる構成とした
が、これに限らず、絶縁基板及び/或いは樹脂層の表面
にも別の電子部品を装着し、絶縁基板に内蔵された電子
部品と導通させる構成としてもよい。
11の表面全体に紫外線硬化型接着剤12を塗布する構
成としたが、これに限らず、電子部品13を載置する位
置のみに塗布する構成としてもよい。また、絶縁基板1
1側ではなく、電子部品13側に紫外線硬化型接着剤1
2を塗布する構成としてもよいことはもちろんである。
造方法を示す工程図
造方法を示す工程図
Claims (2)
- 【請求項1】 電子部品を内蔵するプリント配線基板の
製造方法であって、少なくとも光を透過する絶縁層の一
面側に感光性接着剤を介して所定の位置に電子部品を載
置する工程と、前記絶縁層の他面側から露光を行って前
記感光性接着剤を硬化する工程と、前記絶縁層の表面に
前記電子部品を埋没させるように樹脂層を形成する工程
と、前記絶縁層及び/或いは前記樹脂層上に配線回路を
形成するとともにその配線回路と前記電子部品とを電気
的に導通する導電路を形成する工程とを経ることを特徴
とするプリント配線基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記電子部品は前記絶縁層に形成された
凹部内に載置されることを特徴とする請求項1に記載の
プリント配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000364878A JP4191378B2 (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | プリント配線基板の製造方法 |
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JP2000364878A JP4191378B2 (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | プリント配線基板の製造方法 |
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JP4191378B2 JP4191378B2 (ja) | 2008-12-03 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146547A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Murata Mfg Co Ltd | 回路モジュール |
CN106102321A (zh) * | 2013-09-12 | 2016-11-09 | 太阳诱电株式会社 | 元件内置基板及元件内置基板用芯层基材 |
CN106538077A (zh) * | 2014-07-18 | 2017-03-22 | Zf 腓德烈斯哈芬股份公司 | 电子变速器控制装置和其制造方法 |
-
2000
- 2000-11-30 JP JP2000364878A patent/JP4191378B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN106102321A (zh) * | 2013-09-12 | 2016-11-09 | 太阳诱电株式会社 | 元件内置基板及元件内置基板用芯层基材 |
CN106102321B (zh) * | 2013-09-12 | 2020-10-16 | 太阳诱电株式会社 | 元件内置基板及元件内置基板用芯层基材 |
CN106538077A (zh) * | 2014-07-18 | 2017-03-22 | Zf 腓德烈斯哈芬股份公司 | 电子变速器控制装置和其制造方法 |
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