JP2002170903A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002170903A JP2000363901A JP2000363901A JP2002170903A JP 2002170903 A JP2002170903 A JP 2002170903A JP 2000363901 A JP2000363901 A JP 2000363901A JP 2000363901 A JP2000363901 A JP 2000363901A JP 2002170903 A JP2002170903 A JP 2002170903A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延時間が短くかつ消費電力が少ない半導体
装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板上に形成された配線層を覆う
絶縁層上に設けた導電線(30)を有する半導体装置で
あって、前記導電線は、前記配線層に設けられた複数の
第1の電極(23)と、前記導電線上に設けられた外部
接続用の少なくとも1つの第2の電極(24)を互いに
接続する構成、又は前記導電線は、前記配線層に設けら
れた少なくとも1つの第1の電極と、前記導電線上に設
けられた外部接続用の複数の第2の電極を互いに接続す
る構成の半導体装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体チッ
プを高密度で実装するマルチチップモジュール及びマル
チチップパッケージに関する。
【0002】電子機器類は多機能、高速、低電力、省ス
ペース(高密度実装)の方向に年々進んでおり、そのた
めの大きな手段としてロジックとメモリを混載するシス
テムLSIが登場した。当初は1チップ内にロジックと
メモリを混載するシステムLSIが主流になると考えら
れてた。しかし、両者は元々製造プロセス条件が異なる
ため、統一したプロセス条件でロジックとメモリを製造
して高性能なデバイスを製造することは難しい。たとえ
ある程度統一したプロセス条件としても、製造コストが
高いものとなっている。
【0003】近年、上記システムLSIに代わるものと
して登場したのが、ロジック・メモリ混載のマルチチッ
プパッケージ(マルチチップモジュールともいう)であ
る。このようなマルチチップパッケージは、別々に製造
したメモリとロジックのチップを一つのパッケージ(又
はモジュール)に混載するものである。それぞれのチッ
プに応じた最適のプロセスで製造したチップを組み立て
時に混載するので、高性能を低コストで実現できる。
【0004】
【従来の技術】図1に、従来のロジック・メモリ混載パ
ッケージの構成例を示す。図1のパッケージは、ロジッ
クチップ(デバイス)1の上にメモリチップ(デバイ
ス)2を載せたもので、メモリチップ2は素子面(チッ
プ面とも言う)を下に伏せた状態でバンプ等により接続
する。図面上の記号とその意味については、図1の凡例
に記載してある。太い実線は後述する巨大配線(再配線
ともいう)、太い実線の四角形はチップ間コンタクト用
パッド(平坦状の電極)、太い実線の丸はバンプやハン
ダボールなどの突起電極、細い実線の丸は巨大配線と回
路のコンタクト、黒塗りの四角形は外部端子用(外部接
続用)パッド(電極)である。
【0005】図示する構成では、メモリチップ2上にバ
ンプを配置し、ロジックチップ1上にバンプとのコンタ
クト用のバッドを配置している。つまり、メモリチップ
2のバンプ*とロジックチップ1のバンプ*とが重な
り、電気的に接続される。図1では、メモリチップ2の
素子面が上から透視して見えるように図示してある。
【0006】メモリチップ2とロジックチップ1の信号
を接続するバンプやパッドは、これらのチップ間で位置
的に対応するように配置する必要がある。また、これら
のバンプやパッドは最小でも数十μmピッチで配置する
必要があり、チップ上で面積を必要とするため、回路素
子がある場所にポリイミド系の樹脂を敷いた上に配置さ
れる。これバンプやパッドはその直下の回路と必ずしも
接続されるわけではなく、普通は離れた場所にある回路
と接続され、その接続には再配線(又は巨大配線)と一
般に呼ばれる技術が用いられる。
【0007】再配線技術とは、チップ上にポリイミド層
を敷いた上に配線を形成し、回路から信号線や電源線を
単に引き出す技術である。この配線はチップ上に敷かれ
たポリイミドの上にパッド又はバンプの数だけアルミな
どの導電体で形成される配線を設ければ良いので、回路
形成用に使用されている配線ほどの微細加工の技術は必
要なく、5〜10μm程度の加工技術で形成している。
そのため、幅は広く巨大配線とも呼ばれている。
【0008】巨大配線は微細加工で形成する通常の配線
に対して、次のような利点がある。 幅が広いため電気抵抗が小さい。 バルクとの絶縁層の層間が厚く、また巨大配線間の配
線間隔が広いため寄生容量が小さい。 以上より、巨大配線の時定数は非常に低く高速動作に
向いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のロジック・メモ
リ混載マルチチップパッケージの内部構成をブロック図
にすると、図2のようになる。巨大配線5はチップ間の
I/O回路6、7を接続する部分に用いられる。また、
ロジックチップ1及びメモリチップ2はそれぞれ複数の
ブロックから構成されており、これらはチップ内のバス
線3、4で接続されている。これらのバス線3、4は複
数のブロックにまたがって配線されるため配線長が長
く、微細ルールで作られているため寄生容量も大きい。
チップ内のバス線3、4における遅延時間は集積度が大
きくなるにつれて増大していく。また、バス線3、4の
寄生容量も増大していくためこれらを駆動するための電
力も増大していき、今後大きな問題となっていく。
【0010】従って、本発明は従来技術の問題点を解決
し、遅延時間が短くかつ消費電力が少ない半導体装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板上
に形成された配線層を覆う絶縁層上に設けた導電線を有
する半導体装置であって、前記導電線は、前記配線層に
設けられた複数の第1の電極と、前記導電線上に設けら
れた外部接続用の少なくとも1つの第2の電極を互いに
接続する構成、又は前記導電線は、前記配線層に設けら
れた少なくとも1つの第1の電極と、前記導電線上に設
けられた外部接続用の複数の第2の電極を互いに接続す
る構成の半導体装置である。
【0012】半導体基板上に形成された配線層を覆う絶
縁層上に設けられた導電線、いわゆる巨大配線が複数の
第1の電極又は第2の電極を互いに接続する。つまり、
端子を1対1に接続する単なる引き出し線(再配線)と
しての機能ではなく、回路のノード間を接続する信号線
や電源線として機能する。信号線として巨大配線を用い
る構成なので、遅延時間が短くかつ消費電力が少ない半
導体装置となる。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、図3を参照して本発明の原
理を説明する。
【0014】本発明は、巨大配線30でバスを形成し、
1つの半導体装置であるロジックチップ10や、1つの
半導体装置であるメモリチップ20内の各ブロックをバ
ス30に接続する構成を有する。つまり、ブロック間を
またぐバス30を導電線である巨大配線で形成し、ロジ
ックチップ10とメモリチップ20でバス30を共有す
る。バス30を構成する巨大配線は寄生容量が小さいの
で、駆動能力の小さいバッファ(I/O回路)で駆動す
ることができ、この結果遅延時間と消費電力を大幅に削
減できる。また、バッファを設けることなく各ブロック
とバス30とを直接接続することもできる。更に、図2
に示すようロジックチップ1とメモリチップ2を接続す
るためのI/O回路6、7を必要としないので、この分
だけ遅延時間と消費電力を更に削減できる。
【0015】なお、後述するように、バス13はロジッ
クチップ11又はメモリチップ12のどちらか一方に形
成しても良く、両方に形成しても良い。
【0016】次に、本発明の第1の実施の形態を説明す
る。
【0017】図4は本発明の第1の実施の形態によるマ
ルチチップ半導体装置を示す図である。図示するマルチ
チップ半導体装置は、ロジックチップ10Aと、この上
に搭載されるメモリチップ20Aとを有する。メモリチ
ップ20Aを搭載する際、ロジックチップ10Aのチッ
プ面とメモリチップ20Aのチップ面とを向かい合わせ
にする。メモリチップ20Aは、ロジックチップ10A
よりも大きい。メモリチップ20Aは、半導体チップに
形成された4つのメモリブロック21〜21 と、4
つのI/O回路(バッファ回路)22〜22とを具
備し、更に巨大配線で形成されるバス30Aとを具備す
る。各I/O回路22〜22とバス30Aとは、コ
ンタクト部23で電気的に接続されている。I/O回路
22〜22とメモリブロック21〜21はそれ
ぞれ電気的に接続されているので、メモリブロック21
〜21はバス30Aを介して互いに接続されてい
る。また、バス30Aの各バス線には、ロジックチップ
10Aと電気的接続を取るためのパッド24が設けられ
ている。
【0018】図5は、図4に示すメモリチップ20Aの
Iで示す部分の断面図である。半導体基板33上(チッ
プ面上)には、多層配線層35が形成されている。多層
配線層35は、多層に構成された配線層35a、35b
を有する。各配線層35a、35bはポリイミドなどの
絶縁層で絶縁され、最上部の配線層35b上にはポリイ
ミドなどの絶縁層が設けられている。図5では、便宜
上、多層配線層35の絶縁層を一括して参照番号34で
示してある。また、多層配線層35は電極36(第1の
電極)を有する。電極36はコンタクト部41a、41
b及び中間の配線層を介して、半導体基板33に形成さ
れた拡散層33aに電気的に接続される。
【0019】絶縁層34上には絶縁層37が設けられ、
この上に巨大配線層38が形成されている。巨大配線層
38は、図4に示すバス30Aの1本のバス線を構成す
る。巨大配線層38は、コンタクト部23で電極36と
コンタクトしている。電極部36は、絶縁層34に設け
られたコンタクトホールから露出している。コンタクト
部23は、絶縁層34と37に形成されたコンタクトホ
ールに巨大配線層38が入り込んで電極36に接続する
構成である。巨大配線層38の幅及び厚みは多層配線層
35の配線層35a、35bよりも大きく、例えば5〜
10μmである。
【0020】巨大配線層38の上には、カバー膜39が
設けられている。カバー膜39は開口部(スルーホー
ル)を有し、そこから巨大配線層38が露出している。
開口部は、外部接続用(ロジックチップ10Aと接続す
るための)の電極42(第2の電極)であり、パッド2
4に相当する。
【0021】ロジックチップ10Aは、半導体チップに
形成された3つの機能ブロック27 〜27を有す
る。各機能ブロック27〜27上は、これらとコン
タクトするコンタクト部28、とコンタクト部28に接
続された外部接続用(メモリチップ20Aに接続するた
めの)突起電極であるバンプ29とが設けられている。
バンプ29と、メモリチップ20Aのパッド24とは、
ロジックチップ10Aをメモリチップ20Aに重ね合わ
せた場合に、互いにコンタクトして電気的接続がなされ
るように配置されている。
【0022】図6は、ロジックチップ10AのIIで示
す部分の断面図である。なお、説明を簡単にするため
に、図5に示す部分と同様の部分には同じ参照番号を付
してある。バンプ29となる突起電極40(第2の電
極)が巨大配線38A上に形成されている。巨大配線3
8Aは、コンタクト部28を形成する電極36(第1の
電極)と突起電極40とを電気的に接続するためのもの
であり、メモリチップ20Aの巨大配線38のように、
長手方向に長く延びてはいない。ロジックチップ10A
をメモリチップ20A上に搭載した際、バンプ40がパ
ッド42に接触し、電気的な接続が形成される。つま
り、図4において、各バンプ29は対応するパッド24
上に重なり、電気的な接続が形成される。
【0023】この結果、ロジックチップ10Aの機能ブ
ロック27〜27は、メモリチップ20Aのバス3
0Aを介して互いに接続される。つまり、バス30Aは
ロジックチップ10Aとメモリチップ20Aとで共用さ
れる。なお、図4に示すロジックチップ10A上の破線
は、メモリチップ20A上のバス30Aとの位置的対応
を示すものである。
【0024】図4の構成では、巨大配線で形成されるバ
ス30の各バス線には、複数のコンタクト部23と複数
のパッド24とが接続されている。しかしながら、この
構成は複数のブロックが設けられている場合の一例であ
って、この構成に限定されない。各バス線に1つのコン
タクト部23と複数のパッド24が接続される構成や、
各バス線に複数のコンタクト部23と1つのパッド24
が接続される構成もある。また、図4の構成では各バス
線に接続されるコンタクト部23とパッド24の数は同
じであるが、各バス線毎に異なる構成もある。更に、ロ
ジックチップ10Aが複数の機能ブロックに分割されて
いない場合には、例えば、図4に示す機能ブロック2上
のコンタクト28とバンプ29のみを設ける構成で良
い。
【0025】また、巨大配線のバス30Aはメモリチッ
プ20Aでははく、ロジックチップ10Aに形成しても
よい。
【0026】図4に示すマルチチップ半導体装置と外部
とのインタフェースは、ロジックチップ10Aを介す
る。図4に示す構成では、ロジックチップ10Aがメモ
リチップ20Aよりも小さく、外部接続用(外部インタ
フェース用)の電極をロジックチップ10Aに設ける余
裕がない。このため、メモリチップ20Aの周辺領域で
あって、ロジックチップ10Aと重なり合わない領域
に、外部接続用のパッド26を形成している。外部接続
用パッド26は、巨大配線43を介してチップ間コンタ
クト用パッド25に1対1に接続されている。外部接続
用パッド26は、例えば図5に示す電極36と同様に設
けられている。外部接続用パッド26は絶縁層から露出
している。巨大配線43は、図5に示す巨大配線38と
同じレベル、つまり絶縁層37の上に設けられており、
チップ間コンタクト用パッド25は電極42と同様に設
けられている。パッド25はメモリチップ20Aの内部
回路に直接接続されない。
【0027】ロジックチップ10Aには、対応する機能
ブロック27〜27と電気的に接続されるコンタク
ト部31と、これに接続されるバンプなどの突起電極3
2が形成されている。コンタクト部31と突起電極32
とは、コンタクト部28と突起電極29と同様の構成で
ある。ロジックチップ10Aをメモリチップ20A上に
重ね合わせると、突起電極32がパッド25にコンタク
トして、機能ブロック27〜27と外部接続用パッ
ド26とが電気的に接続される。なお、外部接続用パッ
ド26には、ボンディングワイヤやTAB(Tape
Automated Bonding)などが接続され
る。
【0028】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、図3を参照して説明した効果が得られ
る。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0030】図7は、本発明の第2の実施の形態による
マルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述し
た構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素には
同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体装
置は、ロジックチップ10Bとメモリチップ20Bとを
有する。第2の実施の形態が第1の実施の形態と相違す
る部分は、次の通りである。
【0031】ロジックチップ10Bは、前述した3つの
機能ブロック27〜27に加え、4番目の機能ブロ
ック27を具備する。なお、第1の実施の形態におけ
るロジックチップ10Aの機能ブロック27と第2の
実施の形態におけるロジックチップ10Bの機能ブロッ
ク27とは大きさが異なるが、1つの機能ブロックと
いう意味において同一性のある構成要素なので、同一の
参照番号を付してある。この扱いは、他の構成要素でも
同様である。
【0032】機能ブロック27をメモリチップ20B
の巨大配線のバス30Aに接続させるために、ロジック
チップ10Bに巨大配線によるバス40Aを設けてい
る。バス40Aは、バス30Aから分岐したバスと言え
る。また、両方のチップに巨大配線のバスを設けたとも
言える。バス40Aの各バス線は、コンタクト部28を
介して機能ブロック27に接続されている。また、各
バス線には、バンプなどの突起電極29aが設けられて
いる。突起電極29aは、突起電極29と同じ構成であ
る。
【0033】ロジックチップ10Bをメモリチップ20
Bに重ね合わせた時、突起電極29aは、メモリチップ
20Bのバス30Aに設けられたパッド24aに接続す
る。つまり、突起電極29aとパッド24aとは対応す
る位置に配置されている。これにより、機能ブロック2
はバス40Aを介してバス30Aに接続される。
【0034】次に、図8を参照して本発明の第3の実施
の形態によるマルチチップ半導体装置を説明する。図
中、前述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構
成要素には同一の参照番号を付す。図示するマルチチッ
プ半導体装置は、ロジックチップ10Cとメモリチップ
20Cとを有する。ロジックチップ10Cは第2の実施
の形態と同様に4つの機能ブロック27〜27を有
するが、その配置が大きく異なる。ロジックチップ10
Cをメモリチップに重ね合わせた場合に、機能ブロック
27〜27は、メモリチップ20Cのバス30A上
に位置しないので、第1や第2の実施の形態のような配
置では、機能ブロック27〜27をバス30Aに接
続できない。
【0035】第3の実施の形態は、この点を考慮したも
ので、ロジックチップ10Cに機能ブロック27〜2
を互いに接続する巨大配線のバス40Bを設けたも
のである。各機能ブロック27〜27とのコンタク
トを適切に取るために、バス40Bは直線ではなく、屈
曲している。バス40Bの途中には、バンプなどの突起
電極29が設けられている。突起電極29に対応して、
メモリチップ20Cのバス30Aにはパッド24aが設
けられている。ロジックチップ10Cをメモリチップ2
0Cに重ね合わせると、突起電極29がパッド24aに
コンタクトする。これにより、バス30Aと40Bとが
電気的に接続される。
【0036】次に、図9を参照して本発明の第4の実施
の形態によるマルチチップ半導体装置を説明する。図
中、前述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構
成要素には同一の参照番号を付す。図示するマルチチッ
プ半導体装置は、ロジックチップ10Dとメモリチップ
20Dとを有する。
【0037】メモリチップ20Dは、4つのメモリブロ
ック21〜21と、6つのI/O回路(バッファ)
22〜22と、2つの平行に延びているバス30B
、30Bとを有する。各バス30B、30B
巨大配線で形成されている。バス30Bは、コンタク
ト部23を介してI/O回路22、22、22
接続されている。また、パッド24が図示するように配
列されている。同様に、バス30Bは、コンタクト部
23を介してI/O回路22、22、22 に接続
されている。また、パッド24が図示するように配列さ
れている。図9に示すI/O回路22〜22の配置
は、チップ面を効率的に利用するものである。
【0038】ロジックチップ10Dは、2つの機能ブロ
ック27、27と、巨大配線で形成される2つのバ
ス40C、40Cを具備する。これらのバス40C
、40Cは、ロジックチップ10Dをメモリチップ
20Dに重ね合わせた時に、メモリチップ20Dのバス
30Bと30Bを互いに接続するために設けられて
いる。バス40C、40Cは平行で、ロジックチッ
プ10Dの短手方向に延びている。バス40Cは、コ
ンタクト部28を介して機能ブロック27とコンタク
トする。バス40Cには、バンプなどの突起電極29
が形成されている。1本のバス線には2つの突起電極が
形成されている。同様に、バス40Cは、コンタクト
部28を介して機能ブロック27とコンタクトする。
バス40Cには、バンプなどの突起電極29が形成さ
れている。1本のバス線には2つの突起電極が形成され
ている。
【0039】ロジックチップ10Dをメモリチップ20
Dに重ね合わせると、ロジックチップ10Dの突起電極
29は、メモリチップ20Dの対応するパッド24に接
続される。これにより、メモリチップ20Dに設けられ
たバス30B、30Bの対応するバス線同士がバス
40C、40Cを介して互いに接続されるととも
に、機能ブロック27、27にも接続される。つま
り、一方のチップに設けられた複数のバスを、他方のチ
ップに設けられたバスで互いに接続する。
【0040】図10は、本発明の第5の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Eとメモリチップ20Eと
を有する。
【0041】メモリチップ20Eは8つのメモリブロッ
ク21〜21と、対応する8つのI/O回路22
〜22と、巨大配線で形成されたループ状のバス30
Cを有する。各I/O回路22〜22はコンタクト
部23を介してバス30Cに接続される。また、バス3
0C上には、ロジックチップ10Eとのコンタクト用パ
ッド24が設けられている。ロジックチップ10Eは、
3つの機能ブロック27〜27と、コンタクト部2
8と、バンプなどの突起電極29とを具備する。
【0042】ロジックチップ10Eをメモリチップ20
C上に重ね合わせることで、突起電極29がパッド24
にコンタクトする。これにより、ロジックチップ10E
の機能ブロック27〜27はループ状のバス30C
に接続される。
【0043】バス30Cはループ状なので、バスと回路
との接続の自由度が高くなる。また、バス30Cには端
がないため信号の反射がなく、高速動作が可能である。
【0044】図11は、本発明の第5の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置の変形例を示す図である。図
中、前述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構
成要素には同一の参照番号を付す。図示するマルチチッ
プ半導体装置は、ロジックチップ10Fとメモリチップ
20Fとを有する。
【0045】図11に示す構成が図10に示す構成と相
違する点は、ロジックチップ10Fの方がメモリチップ
20Fよりも大きいこと、巨大配線で形成されるループ
状のバスがロジックチップ10Fに設けられていること
(参照番号40Cで示す)、外部とのインタフェース用
のパッドがロジックチップ10Fに設けられていること
(参照番号49で示す)、及びメモリチップ20Fをロ
ジックチップ10F上に重ね合わせることである。
【0046】ロジックチップ10Fに設けられたループ
状のバス40Cは、コンタクト部46を介して機能ブロ
ック27〜27に接続される。また、バス40C上
には、メモリチップ20Fとコンタクトするためのパッ
ド47が設けられている。
【0047】メモリチップ20Fには、各I/O回路2
〜22とコンタクトするコンタクト部44、及び
これに接続するバンプなどの突起電極45が設けられて
いる。コンタクト部44と突起電極45とは、図6に示
すような構成の巨大配線で接続されている。
【0048】ロジックチップ10Fのパッド47とメモ
リチップ20Fの突起電極45は、メモリチップ20F
をロジックチップ10Fに重ね合わせた時にコンタクト
するように配置されている。これにより、メモリチップ
20Fのメモリブロック21 〜21は、I/O回路
21〜21及び巨大配線で形成されたループ上のバ
ス40Cを介して互いに接続される。
【0049】図12は、本発明の第6の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Gとメモリチップ20Gと
を有する。
【0050】メモリチップ20Gは、巨大配線で形成さ
れるU字状のバス30Dを有する。U字状のバス30D
は、バスをループ状に形成できない場合に有効である。
バス30Dの各バス線は、コンタクト部23を介して各
I/O回路22〜22に接続されている。各バス線
の一端は、I/O回路22で終端され、他端はI/O
回路22で終端されている。また、各バス線上にはパ
ッド24が形成されている。ロジックチップ10Gは、
3つの機能ブロック27〜27と、コンタクト部2
8と、バンプなどの突起電極29とを具備する。
【0051】ロジックチップ10Gをメモリチップ20
G上に重ね合わせることで、突起電極29がパッド24
にコンタクトする。これにより、ロジックチップ10G
の機能ブロック27〜27はU字状のバス30Dに
接続される。
【0052】図13は、本発明の第7の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Hとメモリチップ20Hと
を有する。
【0053】第7の実施の形態は、第6の実施の形態に
対し、ロジックチップ20Iに巨大配線で形成されるバ
ス40Dを設け、ロジックチップ10Hをメモリチップ
20Hに重ね合わせた状態で、U字状のバス30Dとバ
ス40Dとが互いに接続され、ループ状のバスが形成さ
れることを特徴とする。このために、バス40の両端に
はバンプなどの突起電極29bが構成され、これに対応
するバス30D上の位置にパッド24bが形成されてい
る。
【0054】図14は、本発明の第8の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Iとメモリチップ20Iと
を有する。
【0055】第8の実施の形態は、巨大配線を多層構造
にしたことを特徴とする。メモリチップ20Iは、2層
構成の巨大配線を有する。第1層目はバス30B、3
0B を構成する巨大配線であり、第2層目はバス30
、30Eを構成する巨大配線である。図14で
は、第2層目のバス30E、30Eを二重線で図示
してある。図示する構成では、第1層目と第2層目のバ
スは直交するように配置されている。第1層目のバス3
0B、30Bと第2層目のバス30E、30E
とはスルーホール(ビアホール)50を介して接続され
ている。また、第2層目のバス30E、30E
は、ロジックチップ10Iとの接続用パッド24cが図
示するように設けられている。
【0056】図15は、第1層目の巨大配線と第2層目
の巨大配線との関係を示す断面図である。第1層目の巨
大配線38と第2層目の巨大配線51とは、スルーホー
ル50を介して電気的に接続されている。第2層目の巨
大配線51は、カバー膜53で覆われている。なお、1
層構成の場合、絶縁膜39はカバー膜であったが、図1
5の例のように多層構造ではポリイミドなどの層間絶縁
膜となる。巨大配線51を一部露出させ、ロジックチッ
プ10Iとの電気的接続を形成するためのパッド52と
する。このパッド52は、図14に示すパッド24cに
相当する。なお、図15に示す第1層目の巨大配線38
と第2層目の巨大配線51は平行であり図14と異なる
が、図15はあくまで第1層目と第2層目の巨大配線間
の多層関係を分り易く図示すために敢えてそのように図
示してある。
【0057】第1層目のバス30Bと30Bとの電
気的接続は第2層目のバス30Eと30Eとで形成
されるため、ロジックチップ10Iは図9に示すロジッ
クチップ10Dの巨大配線によるバス40C、40C
を具備しない。
【0058】本発明の多層構造は上述したような2層構
造に限定されず、何層であっても良い。
【0059】図16は、本発明の第9の実施の形態によ
るマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Jとメモリチップ20Jと
を有する。
【0060】第9の実施の形態は、巨大配線をチップ内
の回路を接続する配線としても用いることを特徴とす
る。巨大配線58は、ロジックチップ10J内の機能ブ
ロッ27と27を接続するものである。巨大配線5
8の両端部は、コンタクト部60により機能ブロッ27
と27に接続されている。
【0061】巨大配線54は、ロジックチップ10Jの
機能ブロック27と27を接続するために、メモリ
チップ20J側に設けられたものである。機能ブロック
27 と27には、コンタクト部62とこれに接続す
るバンプなどの突起電極62が設けられている。メモリ
チップ20Jに設けられた巨大配線54の両端には、重
ね合わせた時に突起電極61と接続されるパッド55が
設けられている。機能ブロック27と27は、メモ
リチップ20Jに設けられた巨大配線54で電気的に接
続される。
【0062】巨大配線59はロジックチップ10Jに設
けられ、メモリチップ20Jの巨大配線によるバス30
の上下にあるパッド状の電極57を電気的に接続するも
のである。電極57は、メモリチップ20Jの回路に接
続するコンタクト部56と電気的に接続されている。コ
ンタクト部56と電極57とは、図5に示す構成と同様
に構成されている。
【0063】以上の通り、巨大配線はチップ内の回路を
接続するためにも利用できる。
【0064】以上説明した第1から第9の実施の形態に
おけるメモリチップ20A〜20Jのメモリブロックを
以下に説明するように構成すると、汎用性の高いシステ
ムLSIが構成できる。
【0065】図17は、上記の点を考慮したシステムL
SIの構成例である。図示するシステムLSIは、フラ
ッシュ(Flash)などの不揮発性メモリ65、キャ
ッシュメモリなどとして用いられるSRAMなどの高速
メモリ66、及びDRAMなどの大容量RAM67を具
備する。これらのメモリは、巨大配線で形成されるバス
300に接続されている。また、このバス300には、
機能ブロック68〜70を具備するロジック部200が
接続されている。各機能ロジック68〜70は、バス3
00を介して各メモリ65〜67に自由にアクセスでき
る。これにより、数々の用途に対応できるシステムLS
Iとなる。
【0066】以下に説明する各実施の形態は、図17に
示すシステムLSIを構成するものである。
【0067】図18は、本発明の第10の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示すである。図中、前述
した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素に
は同一の参照番号を付す。図示するマルチチップ半導体
装置は、ロジックチップ10Kとメモリチップ20Kと
を有する。
【0068】メモリチップ20Kは、単一のチップの中
に、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ65、SR
AMなどの高速メモリ66、DRAMなどの大容量メモ
リ67の各メモリブロックを形成し、これらを巨大配線
で形成されたループ状のバス30D(図17のバス30
0に相当する)で接続したものである。換言すれば、メ
モリチップ20Kは、図10に示すメモリチップ20E
のメモリブロックをフラッシュ、SRAM及びDRAM
に造り分けたものに相当する。
【0069】ロジックチップ10Kは、複数の機能ブロ
ック27〜27(それぞれ図17の機能ブロック6
8〜70に対応する)、コンタクト部28及びこれに接
続されるバンプなどの突起電極29を具備するもので、
図10に示すロジックチップ10Eに相当する。ロジッ
クチップ10Kは、メモリチップ20K上に搭載され
る。
【0070】図19は、本発明の第11の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前
述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素
には同一の参照番号を付す。
【0071】上述した第10の実施の形態で用いられる
メモリチップ20Kは、1つのチップに3種類の異なる
メモリを混在させるため、統一したプロセス技術が必要
になる。これに対し、図19に示す構成は、3つの異な
るメモリを別チップとしたもので、プロセス上の制約な
く製造できる。
【0072】図19に示すように、フラッシュメモリな
どの不揮発性メモリチップ65A、SRAMなどの高速
メモリチップ66B、DRAMなどの大容量メモリチッ
プ67Aをロジックチップ10L上に搭載する。ロジッ
クチップ10Lは、3つのメモリチップ65A〜67A
を合わせたチップ面積よりも広いチップ面積を有する。
各メモリチップ65A〜67Aは、内部回路とコンタク
トするコンタクト部44及びバンプなどの突起電極45
を具備する。
【0073】ロジックチップ10Lは、巨大配線で形成
されたループ上のバス40Cを有し、コンタクト部46
を介して機能ブロック27〜27に接続されてい
る。各バス線上には、3つのメモリチップ65A、66
A及び67Aの突起電極45にコンタクトする47が形
成されている。
【0074】なお、巨大配線によるバス40Cは必ずし
もロジックチップ10Lに用意する必要はなく、例えば
全部又は一部をメモリチップに形成しても良い。例え
ば、前述した図13に示す本発明の第7の実施の形態と
同様に、メモリチップ67Aに巨大配線によるバスを形
成し、ロジックチップ10Lのバスと接続することでル
ープ状のバスを形成することとしても良い。
【0075】図20は、本発明の第12の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前
述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素
には同一の参照番号を付す。図20に示すマルチチップ
半導体装置は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ
チップ65B、SRAMなどの高速メモリチップ66
B、及びDRAM等の大容量メモリ67B、及びロジッ
クチップ10Mを具備する。ロジックチップ10Mのチ
ップ面積は、3つのメモリチップ65B、65B、67
Bを合わせたチップ面積よりも狭い。
【0076】ロジックチップ10Mは、巨大配線による
ループ状のバス40Cを有する。3つのメモリチップ6
5B〜67Bを図示するように配置し、その上にロジッ
クチップ10Mを載せる。これにより、各メモリチップ
65B〜67Bの突起電極46がバス40C上のパッド
47に接続し、これらのチップとバス40Cとが電気的
に接続される。各メモリチップ65B〜67Bは、バン
プなどの突起電極71、外部接続用のバッド73、及び
突起電極71と外部接続用パッド73とを接続する巨大
配線72を具備する。ロジックチップ10Mは内部回路
に接続されるコンタクト部69と、これに接続されるパ
ッド70とを具備する。ロジックチップ10Mをメモリ
チップ65B〜67Bに搭載すると、パッド70が対応
するメモリチップ65B〜67Bの突起電極71に接続
する。これにより、ロジックチップ10Mを介した外部
とのインタフェースがメモリチップ65B〜67Bを介
して実現できる。
【0077】図21は、メモリチップ65B〜67B上
にロジックチップ10Mと搭載した状態のマルチチップ
半導体装置の斜視図である。メモリチップ65B〜67
Bは、パッケージのステージ上に搭載されている。つま
り、紙面はパッケージのステージに相当する。ボンディ
ングワイヤ76を用いて、メモリチップ65B〜67B
の外部接続用パッド71とパッケージのステージ上に形
成された電極75とが電気的に接続される。メモリチッ
プ65B〜67B及びロジックチップ10Mは、図示を
省略する樹脂で覆われる。
【0078】図22は、本発明の第13の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前
述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素
には同一の参照番号を付す。図22に示すマルチチップ
半導体装置は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ
チップ65C、SRAMなどの高速メモリチップ66
C、及びDRAM等の大容量メモリ67C、及びロジッ
クチップ10Nを具備する。
【0079】図22に示す構成は、図20に示す構成の
変形例に相当するもので、メモリチップ67Cに巨大配
線で形成されるループ状のメインのバス30Eを設け、
その他のメモリチップ65C、66Cに支線のバス30
、30Eをそれぞれ設け、更にロジックチップ1
0Nに支線となる2組のバス40D、40Dを設け
たものである。
【0080】メモリチップ67Cは、バス30Eと内部
回路とを電気的に接続するコンタクト部23、及びバス
30E上に設けられたパッド24とを有する。メモリチ
ップ65Cは、バス30Eと内部回路とを電気的に接
続するコンタクト部28、及びバス30E上に設けら
れたバンプなどの突起電極29を有する。バス30E
は、屈曲したパターンを有する。同様に、メモリチップ
66Cは、バス30E と内部回路とを電気的に接続す
るコンタクト部28、及びバス30E上に設けられた
バンプなどの突起電極29を有する。バス30Eは、
屈曲したパターンを有する。ロジックチップ10Nは、
バス40D、40Dと内部回路とを電気的に接続す
るコンタクト部28、及びバス40D、40D上に
設けられたバンプなどの突起電極29を有する。また、
ロジックチップ10Nは、外部接続用のパッド77を有
する。
【0081】メモリチップ67Cを図示するようにして
他のチップ65C、66C、10N上に重ねると、チッ
プ65C、66C、10Nの突起電極29がメモリチッ
プ67Cのパッド24にコンタクトする。これにより、
メインのバス30Eに支線のバス30E、30E
40D、40Dが接続される。
【0082】なお、上記説明では便宜上、メモリチップ
65C、66C、67Cをそれぞれ不揮発性メモリチッ
プ、高速メモリチップ及び大容量メモリチップとした
が、本実施の形態はこの組み合わせに限定されない。例
えば、メモリチップ67Cが高速メモリチップであって
も良い。また、ロジックチップ10Nをメモリチップと
し、65C〜67Cのいずれか一つをロジックチップと
しても良い。
【0083】図23は、本発明の第14の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前
述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素
には同一の参照番号を付す。図23に示すマルチチップ
半導体装置は、4つのチップ80〜80を具備し、
チップ80と80を長手方向の辺が向かい合うよう
に並べ、その上にチップ80と80を載せる構成で
ある。このように組み立てた状態で、巨大配線で形成さ
れるループ状のバス81が形成される。
【0084】チップ80と80はそれぞれ、巨大配
線で形成されるバス81、81、内部回路とバスと
を電気的に接続するコンタクト部23、バス上に形成さ
れたパッド24、及び外部接続用のパッド77を具備す
る。チップ80と80はそれぞれ、巨大配線で形成
されるバス81、81、内部回路とバスとを電気的
に接続するコンタクト部28、及びバス上に形成された
バンプなどの突起電極29を具備する。
【0085】チップ80と80をチップ80と8
に載せることで突起電極28とパッド23とがコン
タクトし(図中、黒丸で示す)、ループ状のバス81が
形成される。
【0086】図24は、図23に示すマルチチップ半導
体装置の斜視図である。チップ80 〜80は、パッ
ケージのステージ上に搭載されている。つまり、紙面は
パッケージのステージに相当する。ボンディングワイヤ
76を用いて、チップ80〜80の外部接続用パッ
ド71とパッケージのステージ上に形成された電極75
とが電気的に接続される。チップ80〜80は、図
示を省略する樹脂で覆われる。
【0087】図25は、本発明の第15の実施の形態に
よるマルチチップ半導体装置を示す図である。図中、前
述した構成要素と完全に同一又は同一性のある構成要素
には同一の参照番号を付す。図25に示すマルチチップ
半導体装置は、3つのチップ85〜85を具備し、
チップ85と85を長手方向の辺が向かい合うよう
に並べ、その上にチップ85を載せる構成である。
【0088】チップ85と85はそれぞれ、巨大配
線で形成されるバス86、86、内部回路とバスと
を電気的に接続するコンタクト部23、バス上に形成さ
れたパッド24、及び外部接続用のパッド77を具備す
る。チップ85は、巨大配線で形成されるバス8
、内部回路とバスとを電気的に接続するコンタクト
部28、及びバス上に形成されたバンプなどの突起電極
29を具備する。
【0089】図25に示すようにしてチップ85をチ
ップ85と85に載せることで突起電極28とパッ
ド23とがコンタクトし(図中、黒丸で示す)、バス8
、86とバス86とが電気的に接続される。
【0090】図26は、システムLSIとして汎用性の
高い別の(図17とは異なる)構成のマルチチップ半導
体装置を示すブロック図である。図示するマルチチップ
半導体装置は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ
65、DRAMなどの大容量メモリ67、画像データを
格納するフレームメモリ91、巨大配線で形成されるバ
ス300A、及びロジックチップ68を具備する。
【0091】ロジックチップ68は、フレームメモリ9
1に格納された画像データに所定の画像処理を施し、処
理で得られたデータをメモリチップ65、67に送る。
実際の処理では、フレームメモリ91からデータを読出
しつつ、画像処理したデータをメモリチップ65、67
へ送出する。従って、図17に示すシステム構成ではバ
ス300が各チップに共通に設けられているため、上記
並列処理を効率的に行うことは難しい。
【0092】図26はこの点を考慮したもので、フレー
ムメモリ91をバス300Aに接続せず、バス92を用
いてロジックチップ68に直接接続する構成である。バ
ス92も巨大配線で構成することが好ましい。
【0093】図27は、図26に示すシステム構成を有
する本発明の第16の実施の形態によるマルチチップ半
導体装置を示す図である。図中、前述した構成要素と完
全に同一又は同一性のある構成要素には同一の参照番号
を付す。
【0094】不揮発性メモリチップ65D、大容量メモ
リチップ67D及びフレームメモリ91を図示するよう
に配置し、その上にロジックチップ68Dを載せる。不
揮発性メモリチップ65D、大容量メモリチップ67D
及びフレームメモリ91はそれぞれ、内部回路とコンタ
クトするコンタクト部93、外部接続用のパッド94及
びコンタクト部93と外部接続用パッド94とを接続す
る巨大配線88とを有する。また、不揮発性メモリチッ
プ65D、大容量メモリチップ67D及びフレームメモ
リ91はそれぞれ、内部回路とコンタクトするコンタク
ト部95、及びこれに接続するバンプなどの突起電極9
6を具備する。コンタクト部95と突起電極96とは、
巨大配線で接続されている。突起電極96は、ロジック
チップ68Dとの電気的接続を形成するためのものであ
る。
【0095】ロジックチップ68Dは、巨大配線で形成
される2組のバス40E、40E、内部回路とコンタ
クトするコンタクト部97、及び巨大配線を介してコン
タクト部97に接続されるパッド98とを具備する。バ
ス40Eはコンタクト部103を介して内部回路に接続
する。また、バス40Eの両端には、対応するチップと
の接続用パッド104が設けられている。バス40E
の一端には内部回路と接続するコンタクト部101が設
けられ、他端には対応するチップとの接続用パッド10
2が設けられている。
【0096】ロジックチップ68Dをメモリチップ65
D、67D及び91上に図示するように載せる。この組
み立て状態において、ロジックチップ68Dのパッド1
04がメモリチップ65D及び67Dの突起電極96に
コンタクトし、ロジックチップ68Dとメモリチップ6
5D、67Dがバス40E(第1の配線系統)を介して
接続される。また、ロジックチップ68Dのパッド10
2はフレームメモリ91の突起電極96とコンタクト
し、ロジックチップ68Dとフレームメモリ91とがバ
ス40E(第2の配線系統)を介して接続される。つ
まり、図27に示すマルチチップ半導体装置は図26に
示すシステム構成を具備する。
【0097】以上説明した各実施の形態では、組み合わ
される各チップのバスは巨大配線で形成されていたが、
一部のチップのみに巨大配線を用い、残りのチップは通
常のバスを用いた構成であっても良い。この例を図28
に示す。
【0098】図28に示すマルチチップ半導体装置は、
ロジックチップ10Qとメモリチップ20Qとを有す
る。メモリチップ20Qは、メモリブロックを互いに接
続する巨大配線で形成されたバス30Qを具備する。他
方、ロジックチップ10Qは通常のチップ構成であり、
バス103に機能ブロックが接続され、外部との接続は
I/O回路102を介して行われる。メモリチップ20
Qとロジックチップ10Qとの接続は、ロジックチップ
102のI/O回路102をメモリチップ20Qのバス
30Qに接続させることでなされる。
【0099】図28に示す構成は、複数のチップが巨大
配線で形成されるバスを共有する構成に比べ、遅延時間
の短縮や消費電力の削減の効果は小さいものとなるが、
図2に示す構成に比べれば効果は大である。
【0100】以上、本発明の実施の形態を説明した。本
発明は、上述した実施の形態に限定されない。
【0101】例えば、上述した実施の形態では、ロジッ
クチップがメモリチップより大きい場合や、メモリチッ
プがロジックチップより大きい場合があったが、どちら
が大きくても本発明に含まれる。
【0102】上述した実施の形態では、ロジックチップ
で外部とのインタフェースを取る構成であったが、メモ
リで外部とのインタフェースを取る構成であっても良
い。また、メモリチップとロジックチップを混載する構
成であったが、メモリチップ同士を混載しても良いし、
メモリチップ同士を混載しても良い。更に、ロジックチ
ップやメモリチップ以外のチップを用いた構成も本発明
に含まれる。
【0103】上述した実施の形態では、重ね合わせたチ
ップ間の接続は突起電極とパッドであったが、突起電極
とバンプをどちらのチップに設けても良い。また、パッ
ドに代えてバンプなどの突起電極を用い、突起電極同士
を接続するようにしても良い。また、突起電極はバンプ
に限定されるものではなく、他の構成の突起電極を用い
ても良い。更に、突起電極に限らず、他の構成の電極を
用いても良い。
【0104】上述した実施の形態では、ボンディングワ
イヤを用いて外部接続用端子から他の端子への引き出し
を行っているが、TABやバンプなど他の引き出し手段
を用いても良い。
【0105】上述した実施の形態では、チップを覆う樹
脂をいちいち図示していないが、マルチチップ半導体装
置を構成する各チップを樹脂で覆うことは本発明の範囲
内である。 (付記)以上説明した本発明の要旨は次の通りである。
【0106】(付記1)半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有する半導体装
置であって、前記導電線は、前記配線層に設けられた複
数の第1の電極と、前記導電線上に設けられた外部接続
用の少なくとも1つの第2の電極を互いに接続する半導
体装置。
【0107】(付記2)半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有する半導体装
置であって、前記導電線は、前記配線層に設けられた少
なくとも1つの第1の電極と、前記導電線上に設けられ
た外部接続用の複数の第2の電極を互いに接続する半導
体装置。
【0108】(付記3)半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた複数の導電線を有する半
導体装置であって、該半導体装置は、前記各導電線が前
記配線層に設けられた複数の第1の電極と前記各導電線
上に設けられた外部接続用の少なくとも1つの第2の電
極とを互いに接続する第1の構成と、前記配線層に設け
られた少なくとも1つの第1の電極と前記各導電線上に
設けられた外部接続用の複数の第2の電極とを互いに接
続する第2の構成の少なくとも一方を具備し、当該半導
体装置と他の半導体装置とを重ね合わせた場合に、前記
第2の電極が前記他の半導体装置の対応する電極に接続
することで、前記複数の導電線の少なくとも一部は互い
に接続されるように、前記第2の電極が配置されている
半導体装置。
【0109】(付記4)付記1ないし3の何れか一項記
載の半導体装置において、前記導電線はループ状の導電
線を含む半導体装置。
【0110】(付記5)付記1ないし3の何れか一項記
載の半導体装置において、当該半導体装置と他の半導体
装置とを重ね合わせた場合に、当該半導体装置の第2の
電極が前記他の半導体装置の対応する電極に接続するこ
とで前記導電線がループを構成するように、前記複数の
第2の電極が配置されている半導体装置。
【0111】(付記6)半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた複数の導電線を有する半
導体装置であって、前記複数の導電線はそれぞれ、前記
配線層に設けられた第1の電極と外部接続用の第2の電
極とを接続し、当該半導体装置と他の半導体装置とを重
ね合わせた場合に、当該半導体装置の第2の電極が前記
他の半導体装置の対応する電極に接続することで前記導
電線が互いに接続されるように、前記第2の電極が配置
されている半導体装置。
【0112】(付記7)複数のチップを具備し、このう
ちの少なくとも1つのチップは半導体基板上に形成され
た配線層を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有し、更
に、前記少なくとも1つのチップは、前記導電線が前記
配線層に設けられた複数の第1の電極と前記導電線上に
設けられた外部接続用の少なくとも1つの第2の電極と
を互いに接続する第1の構成と、前記配線層に設けられ
た少なくとも1つの第1の電極と前記導電線上に設けら
れた外部接続用の複数の第2の電極とを互いに接続する
第2の構成の少なくとも一方を具備する半導体装置。
【0113】(付記8)第1及び第2のチップを具備
し、第1のチップは、第1の半導体基板上に形成された
第1の配線層を覆う第1の絶縁層上に設けられた第1の
導電線を有し、更に前記第1の導電線が前記第1の配線
層に設けられた複数の第1の電極と前記第1の導電線上
に設けられた外部接続用の少なくとも1つの第2の電極
とを互いに接続する第1の構成と、前記第1の配線層に
設けられた少なくとも1つの第1の電極と前記第1の導
電線上に設けられた外部接続用の複数の第2の電極とを
互いに接続する第2の構成の少なくとも一方を具備し、
第2のチップは第2の半導体基板上に形成された第2の
配線層を覆う第2の絶縁層上に設けられた第2の導電線
を有し、更に、前記複数の第2の導電線は前記第2の配
線層内の第3の電極と外部接続用の第4の電極とを接続
し、前記第1及び第2のチップを重ね合わせた場合に、
前記第4の電極が前記第2の電極に接続する半導体装
置。
【0114】(付記9)第1及び第2のチップを具備
し、該第1のチップは、半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有し、各導電線
は前記配線層に設けられた第1の電極とこの上に設けら
れた外部接続用の第2の電極とを接続し、第2のチップ
は、第1のチップと重ね合わせた場合に、前記第2の電
極に接続して前記複数の導電線を互いに接続する複数の
第3の電極を具備する半導体装置。
【0115】(付記10)第1及び第2のチップを具備
し、該第1のチップは、半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた複数の導電線を有し、各
導電線は前記配線層に設けられた第1の電極とこの上に
設けられた外部接続用の複数の第2の電極とを接続し、
前記第2のチップは、前記第1のチップと重ね合わされ
た場合に、前記第2の電極に接続して前記複数の導電線
の各々をループ状にする複数の第3の電極を具備する半
導体装置。
【0116】(付記11)半導体基板上に形成された配
線層を覆う第1の絶縁層上に設けられ、前記配線層に設
けられた第1の電極と前記第1の絶縁層に形成されたコ
ンタクトホール内に設けられた第2の電極を接続する第
1の導電線と、該導電線上に設けられた第2の絶縁層上
に設けられ、前記第2の電極と前記第1の絶縁層に形成
されたコンタクトホール内に設けられた第3の電極を接
続する第2の導電線とを有する半導体装置。
【0117】(付記12)複数のチップを具備し、各チ
ップは、半導体基板上に形成された配線層を覆う絶縁層
上に設けられた導電線を有し、該導電線は前記配線層内
の第1の電極とこの上に設けられた外部接続用の複数の
第2の電極とを接続し、前記複数のチップを重ね合わせ
た場合に、前記複数の第2の電極同士が接続し、各チッ
プの導電線は互いに接続されてループを構成する半導体
装置。
【0118】(付記13)複数のチップを具備し、各チ
ップは、半導体基板上に形成された配線層を覆う絶縁層
上に設けられた導電線を有し、該導電線は前記配線層内
の第1の電極とこの上に設けられた外部接続用の複数の
第2の電極とを接続し、前記複数のチップを重ね合わせ
た場合に、前記複数の第2の電極同士が接続し、各チッ
プの導電線が複数の配線系統を構成する半導体装置。
【0119】(付記14)前記導電線は、バスを構成す
る付記1ないし14のいずれか一つに記載の半導体装
置。
【0120】(付記15)前記導電線は、半導体装置又
はチップに形成された複数のブロックを互いに接続する
配線である付記1ないし14のいずれか一つに記載の半
導体装置。
【0121】(付記16)前記半導体装置は外部接続用
の電極を有し、該外部接続用の電極は、他の半導体装置
と重なり合わない前記半導体基板上の領域に設けられて
いる付記1ないし15のいずれか一つに記載の半導体装
置。
【0122】(付記17)第1及び第2のチップを有
し、第1のチップは内部回路に接続される複数の電極を
有し、第2のチップは、半導体基板上に形成された配線
層を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有し、該導電線
は前記配線層に設けられた第1の電極と、前記導電線上
に設けられた外部接続用の複数の第2の電極とを互いに
接続し、第1及び第2のチップを重ね合わせた状態で、
前記複数の第2の電極が前記第1のチップの複数の電極
に接続して、当該第1のチップの複数の電極が電気的に
接続される半導体装置。
【0123】(付記18)前記複数の半導体装置又は複
数のチップは、メモリチップとロジックチップとを含む
ことを特徴とする付記7〜10、12、13のいずれか
一つに記載の半導体装置。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体基板上に形成された配線層を覆う絶縁層上に設け
られた導電線、いわゆる巨大配線が複数の第1の電極又
は第2の電極を互いに接続するので遅延時間が短くかつ
消費電力が少ない半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のロジック・メモリ混載パッケージの構成
例を示す図である。
【図2】従来のロジック・メモリ混載マルチチップパッ
ケージの内部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の原理を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるマルチチップ
半導体装置を示す図である。
【図5】図4に示すメモリチップ20AのIで示す部分
の断面図である。
【図6】図4に示すメモリチップ20AのIIで示す部
分の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるマルチチップ
半導体装置を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるマルチチップ
半導体装置を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態によるマルチチップ
半導体装置を示す図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置の変形例を示す図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置を示す図である。
【図13】本発明の第7の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置を示す図である。
【図14】本発明の第8の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置を示す図である。
【図15】図14に示す第1層目の巨大配線と第2層目
の巨大配線との関係を示す断面図である。
【図16】本発明の第9の実施の形態によるマルチチッ
プ半導体装置を示す図である。
【図17】システムLSIの構成例を示す図である。
【図18】本発明の第10の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示すである。
【図19】本発明の第11の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図20】本発明の第12の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図21】図20に示すマルチチップ半導体装置の斜視
図である。
【図22】本発明の第13の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図23】本発明の第14の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図24】図23に示すマルチチップ半導体装置の斜視
図である。
【図25】本発明の第15の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図26】システムLSIの別の構成例を示すブロック
図である。
【図27】本発明の第16の実施の形態によるマルチチ
ップ半導体装置を示す図である。
【図28】図3に示す構成の変形例を示すブロック図で
ある。
【符合の説明】
10、10A…ロジックチップ 20、20A…メモリチップ 22〜22…I/O回路 23…コンタクト部 24…パッド 25…パッド 26…外部接続用パッド 27〜27…機能ブロック 28…コンタクト部 29…突起電極 30、30A…巨大配線 31…コンタクト部 32…突起電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 27/10 495

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された配線層を覆う
    絶縁層上に設けた導電線を有する半導体装置であって、 前記導電線は、前記配線層に設けられた複数の第1の電
    極と、前記導電線上に設けられた外部接続用の少なくと
    も1つの第2の電極を互いに接続する半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成された配線層を覆う
    絶縁層上に設けられた導電線を有する半導体装置であっ
    て、 前記導電線は、前記配線層に設けられた少なくとも1つ
    の第1の電極と、前記導電線上に設けられた外部接続用
    の複数の第2の電極を互いに接続する半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された配線層を覆う
    絶縁層上に設けられた複数の導電線を有する半導体装置
    であって、 前記複数の導電線はそれぞれ、前記配線層に設けられた
    第1の電極と外部接続用の第2の電極とを接続し、当該
    半導体装置と他の半導体装置とを重ね合わせた場合に、
    当該半導体装置の第2の電極が前記他の半導体装置の対
    応する電極に接続することで前記導電線が互いに接続さ
    れるように、前記第2の電極が配置されている半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 複数のチップを具備し、このうちの少な
    くとも1つのチップは半導体基板上に形成された配線層
    を覆う絶縁層上に設けられた導電線を有し、 更に、前記少なくとも1つのチップは、前記導電線が前
    記配線層に設けられた複数の第1の電極と前記導電線上
    に設けられた外部接続用の少なくとも1つの第2の電極
    とを互いに接続する第1の構成と、前記配線層に設けら
    れた少なくとも1つの第1の電極と前記導電線上に設け
    られた外部接続用の複数の第2の電極とを互いに接続す
    る第2の構成の少なくとも一方を具備する半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のチップを具備し、 第1のチップは、第1の半導体基板上に形成された第1
    の配線層を覆う第1の絶縁層上に設けられた第1の導電
    線を有し、更に前記第1の導電線が前記第1の配線層に
    設けられた複数の第1の電極と前記第1の導電線上に設
    けられた外部接続用の少なくとも1つの第2の電極とを
    互いに接続する第1の構成と、前記第1の配線層に設け
    られた少なくとも1つの第1の電極と前記第1の導電線
    上に設けられた外部接続用の複数の第2の電極とを互い
    に接続する第2の構成の少なくとも一方を具備し、 第2のチップは第2の半導体基板上に形成された第2の
    配線層を覆う第2の絶縁層上に設けられた第2の導電線
    を有し、更に、前記複数の第2の導電線は前記第2の配
    線層内の第3の電極と外部接続用の第4の電極とを接続
    し、 前記第1及び第2のチップを重ね合わせた場合に、前記
    第4の電極が前記第2の電極に接続する半導体装置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2のチップを具備し、 該第1のチップは、半導体基板上に形成された配線層を
    覆う絶縁層上に設けられた導電線を有し、各導電線は前
    記配線層に設けられた第1の電極とこの上に設けられた
    外部接続用の第2の電極とを接続し、 第2のチップは、第1のチップと重ね合わせた場合に、
    前記第2の電極に接続して前記複数の導電線を互いに接
    続する複数の第3の電極を具備する半導体装置。
  7. 【請求項7】 第1及び第2のチップを具備し、 該第1のチップは、半導体基板上に形成された配線層を
    覆う絶縁層上に設けられた複数の導電線を有し、各導電
    線は前記配線層に設けられた第1の電極とこの上に設け
    られた外部接続用の複数の第2の電極とを接続し、 前記第2のチップは、前記第1のチップと重ね合わされ
    た場合に、前記第2の電極に接続して前記複数の導電線
    の各々をループ状にする複数の第3の電極を具備する半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に形成された配線層を覆う
    第1の絶縁層上に設けられ、前記配線層に設けられた第
    1の電極と前記第1の絶縁層に形成されたコンタクトホ
    ール内に設けられた第2の電極を接続する第1の導電線
    と、 該導電線上に設けられた第2の絶縁層上に設けられ、前
    記第2の電極と前記第1の絶縁層に形成されたコンタク
    トホール内に設けられた第3の電極を接続する第2の導
    電線とを有する半導体装置。
  9. 【請求項9】 複数のチップを具備し、 各チップは、半導体基板上に形成された配線層を覆う絶
    縁層上に設けられた導電線を有し、該導電線は前記配線
    層内の第1の電極とこの上に設けられた外部接続用の複
    数の第2の電極とを接続し、 前記複数のチップを重ね合わせた場合に、前記複数の第
    2の電極同士が接続し、各チップの導電線は互いに接続
    されてループを構成する半導体装置。
  10. 【請求項10】 複数のチップを具備し、 各チップは、半導体基板上に形成された配線層を覆う絶
    縁層上に設けられた導電線を有し、該導電線は前記配線
    層内の第1の電極とこの上に設けられた外部接続用の複
    数の第2の電極とを接続し、 前記複数のチップを重ね合わせた場合に、前記複数の第
    2の電極同士が接続し、各チップの導電線が複数の配線
    系統を構成する半導体装置。
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