JP2002170779A - 半導体処理チャンバにおける粒子残留物を減少させるための装置 - Google Patents

半導体処理チャンバにおける粒子残留物を減少させるための装置

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ガジャー ルドルフ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハ処理システムにおける残留粒
子を減少させるための装置を提供する。 【解決手段】 この装置は、チャンバと、該チャンバの
側壁を通って延びるチャンバスロット196とを備え
る。少なくとも1つの側壁121を有する処理プラット
フォーム120がチャンバに接続されており、そしてウ
ェーハ通路131が、チャンバスロット196と交差す
るように、前記チャンバの側壁と前記処理プラットフォ
ームの少なくとも1つの側壁とを貫いて延びている。チ
ャンバ用スリットバルブ190はチャンバスロット19
6を通って延び、ウェーハ通路131における粒子残留
物を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハを
処理するための装置に関し、特に、半導体ウェーハ処理
中に処理チャンバにおける残留粒子の堆積物を減少させ
るための装置に関するものである。
【0002】
【背景技術の説明】半導体の処理は、マルチチャンバか
ら構成された特別の装置において行われるのが一般的で
あり、同チャンバにおいて、ウェーハが単一環境で半導
体材料の多層膜の堆積により、そして種々の処理により
加工される。このような装置において、複数の処理チャ
ンバ及び準備チャンバがクラスタとなって配設されてい
て、各チャンバがロボット式搬送手段のサービスを受け
る。従って、このような装置は、クラスターツールと通
常呼ばれている。かかるクラスターツールは、複数の連
続工程を経て半導体ウェーハを処理し集積回路を製造す
る。
【0003】半導体処理装置が上述したように配列され
ているか、或いは当該技術において既知のその他の配列
となっているかに関係なく、その目的は、単位時間当り
に多数のウェーハを処理することである。しかし、全て
のかかる装置の特徴は、アクティブチャンバ、即ち、エ
ッチングのような何か別の方法で半導体材料を堆積もし
くは処理するチャンバについて、処理中に本質的に形成
される残留物を定期的に洗浄しなければならないことで
ある。
【0004】洗浄サイクル中の特別な問題の一つは、処
理プラットフォームから処理チャンバへ半導体ウェーハ
を搬送するために基板出入ポートとして利用される通路
もしくはチャンネルが、洗浄サイクル中に使用される洗
浄ガスに対して適切な露出を受けないということであ
る。特に、各堆積プロセスの残留粒子は基板出入ポート
であるチャンネル内に蓄積することになりうる。このよ
うな残留物のフレーキングもしくは剥落は、その後の半
導体ウェーハ処理中に基板ウェーハの汚染を生じさせ
る。別の問題は、処理プラットフォームとチャンバとの
間に隔離されたチャンバ環境を維持することである。ウ
ェーハが堆積チャンバに一旦搬送されれば、処理プラッ
トフォームが有するスリットバルブにより、処理プラッ
トフォームが閉め切られる。更に、スリットバルブはO
−リングを備えており、これが処理プラットフォームと
チャンバとの間のチャンネルを封止することにより、堆
積サイクル及び洗浄サイクル中に堆積チャンバからの漏
洩を防止する。堆積を繰り返した後、このような残留粒
子はO−リングの劣化を招くことになる。
【0005】従って、堆積プロセス中にこのような残留
物が基板出入ポートに滞積するのを防止する必要性が存
在する。また、半導体ウェーハ処理又は洗浄サイクル中
にプロセスガス或いは洗浄ガスの漏洩が確実にないよう
にするため、複数のチャンバの環境的な分離を維持する
必要性が存在する。更に、言うまでもなく、堆積チャン
バを洗浄しなければならなくなる前に同堆積チャンバに
おいて行われる作業の品質を犠牲にすることなくできる
だけ高いスループットを得ることが望ましい。
【0006】
【発明の概要】先行技術に関連した上述の諸問題は、本
発明の半導体基板処理システムにより超克される。具体
的には、半導体ウェーハ処理システムにおける残留粒子
を減少させるための装置は、チャンバと、該チャンバの
側壁を通って延びるチャンバスロットとを備える。少な
くとも1つの側壁を有する処理プラットフォームがチャ
ンバに接続されており、そしてウェーハ通路が、チャン
バスロットと交差するように、前記チャンバの側壁と前
記処理プラットフォームの少なくとも1つの側壁とを貫
いて延びている。チャンバ用スリットバルブはチャンバ
スロットを通って延び、ウェーハ通路における粒子残留
を制御する。
【0007】
【発明の詳説】本発明の教示内容は、添付図面と関連し
て以下の詳細な説明を考察することにより、容易に理解
することができる。
【0008】本発明は、総括的には半導体基板を処理す
るための装置を提供している。本発明は、カリフォルニ
ア州サンタクララのアプライド・マテリアルズ社(Appl
iedMaterials, Inc.)から入手しうるULTIMA(登
録商標)高密度プラズマ化学気相堆積(HDP−CV
D)チャンバのような化学気相堆積システムの一部とし
て、以下に例示的に記載されている。しかし、言うまで
もなく、本発明は、物理気相堆積チャンバ,エッチング
チャンバ,イオン注入チャンバ及び他の半導体処理チャ
ンバのようなその他のチャンバ構造に組み込んでもよ
い。
【0009】図1は、基板処理を行うための排気可能の
チャンバ106を画成するチャンバ本体102及び蓋ア
センブリ104を一般的に備える例示的なHDP−CV
Dシステム100を示している。このシステム100
は、アプライド・マテリアルズ社(Applied Materials,
Inc.)から入手しうるCENTURA(登録商標)処理
プラットフォームのような処理プラットフォーム120
に接続される多数の基板処理システムのうちの一システ
ムであってよい。一般的には、幾つかの単一ウェーハ処
理チャンバがこの処理プラットフォーム120に搭載さ
れており、これにより、各処理チャンバ106と処理プ
ラットフォーム120との間に設けられた基板出入ポー
ト132を経由して単一ウェーハが取り入れられたり取
り出されたりする。
【0010】チャンバ本体102は、一般的に、アルミ
ニウムから製作した単一の機械加工構造である。このチ
ャンバ本体102は、接地した側壁122を有してお
り、該側壁は、その横断面において、実質的に矩形の外
側表面124と、環状の内側表面126と、処理領域1
28を画成するチャンバ床142とを有している。処理
領域128は概して先細りになって同一中心を有する排
気通路130を画成しており、該排気通路において、プ
ロセスガスが排気ポート(図示せず)を介して排気のた
め図示しないラフポンプ(粗引きポンプ)に送られる。
更に、処理プラットフォーム120の近くにあるチャン
バ本体102の側壁122は、チャンバ用スリットバル
ブ190を収納するためのチャンバスロット196を備
えている。
【0011】基板出入ポート132は、チャンバ本体1
02の側壁122の1つを貫通するチャンネル即ち通路
である。処理プラットフォーム120もまた、該処理プ
ラットフォームの側壁121を貫いて延びる、基板出入
ポート132と同一寸法及び整列関係のプラットフォー
ムチャンネル129を有している。従って、プラットフ
ォームチャンネル129と一緒に総称してウェーハ通路
131と呼ばれる基板出入ポート132は、処理プラッ
トフォーム120及びチャンバ本体102間にウェーハ
のための通路を提供する。更に、基板出入ポート132
はチャンバスロット196と交差している。好適な実施
例において、この基板出入ポート132は、チャンバ床
142に関して水平に配置されているが、チャンバスロ
ット196は、基板出入ポート132に対して実質的に
垂直に配置されている。
【0012】プラットフォーム用スリットバルブ192
は、プラットフォームチャンネル129を覆って配置さ
れていて、該プラットフォームチャンネル129を介し
て接近が可能である。閉位置において、プラットフォー
ム用スリットバルブ192は伸張してプラットフォーム
チャンネル129の端部を覆っている。開位置におい
て、プラットフォーム用スリットバルブ192はプラッ
トフォームチャンネル129から後退している。同様
に、チャンバスロット196内に収容されたチャンバ用
スリットバルブ190は、基板出入ポート132を選択
的に通って延び閉ポート状態になる。更に、このチャン
バ用スリットバルブ190は、基板出入ポート132か
ら後退して開ポート状態になる。ウェーハ160は、プ
ラットフォーム用スリットバルブ192及びチャンバ用
スリットバルブ190の開状態では、処理プラットフォ
ーム120から取り込まれてウェーハ通路131を通
り、チャンバ本体102内に入る。ウェーハ160を処
理チャンバ106内に装荷した後、プラットフォーム用
スリットバルブ192及びチャンバ用スリットバルブ1
90が閉位置まで延びることにより、処理チャンバ10
6は処理プラットフォーム120から封止される。こう
して、望ましくない半導体ウェーハ処理ガス及び粒子残
留物が基板出入ポート132に接触し集積することが防
止される。
【0013】側壁122の第1表面134はほぼ平らな
着座領域を画成しており、蓋アセンブリ104は閉位置
にあるときに、この着座領域上に支持される。O−リン
グ用溝136が側壁122の第1表面134に形成され
ていて、チャンバ本体102と蓋アセンブリ104との
間にガス密シールを形成するO−リング138を受け入
れている。O−リング138は、CHEMREZ(登録
商標)のような処理環境と両立しうるフッ素重合体又は
その他の材料から形成するのが代表的である。
【0014】蓋アセンブリ104及びO−リング138
の相互作用により生ずる粒子の発生を最小にするため
に、一対の二重ピボット式ヒンジアセンブリ(第1ヒン
ジアセンブリ170が図示されている)が蓋アセンブリ
104をチャンバ本体102に作動可能に結合してい
る。これらのヒンジアセンブリは、O−リング138の
最小の剪断及び摩耗で即ち最小の「挟み付け(pinchin
g)」で蓋アセンブリ104をO−リング38上に着座さ
せる二重ピボット部を提供する。蓋アセンブリ104
は、蓋体172と、ドーム部174とを一般に含み、該
ドーム部174は、そこに外接するガス分配リング17
6を有している。ドーム部174及びガス分配リング1
76は蓋体172の頂部に支持される。蓋体172はア
ルミニウムから製作するのが一般的である。ドーム部1
74は、RFエネルギに対して伝達性の誘電材料、例え
ば、酸化アルミニウム(Al23)のようなセラミック
から形成される。ドーム部174の温度は、プロセスの
種々の処理サイクル、即ち堆積サイクル及び洗浄サイク
ルの間、温度制御アセンブリ(図示せず)によって調節
される。一般的には、ドーム部174は洗浄サイクルの
間加熱され、処理している間は冷却される。
【0015】ガス分配リング176は、ドーム部174
とチャンバ本体102との間に配置される。このガス分
配リング176は、ガスパネル(図示せず)に連通する
ノズル178を受けるため複数のポートが形成されたア
ルミニウムその他の適当な材料の環状リングである。ガ
スパネルは、ドーム部174の上方に配置され該ドーム
部174を貫いて延びるシャワーヘッドもしくは第2ノ
ズル180を経由して処理チャンバ106に随意的に接
続しうる。必要に応じて、第2ノズル180及びガス分
配リング176の双方を互いに連係して使用してもよ
い。ガスパネルは処理チャンバ106のプロセスガス及
びその他のガスを供給する。少なくとも1つのアンテナ
もしくはコイル182が誘電性のドーム部174の外側
に巻回されている。コイル182は、可変周波数RF電
源183により電力を供給される。このRF電源183
は、処理領域128において発生したプラズマに電力を
送るためにRF整合ネットワーク(図示せず)を含んで
いる。
【0016】基板支持アセンブリ148は、1つ以上の
支持アーム142により側壁122に支持される。各支
持アーム142は、基板支持アセンブリ148とチャン
バ側壁122との間を半径方向に延び、基板支持アセン
ブリ148を処理チャンバ106の中央に位置決めす
る。支持アーム142は、基板支持アセンブリ148を
支持するための第1表面144と、排気通路130に臨
む第2表面146とを備えている。
【0017】基板支持アセンブリ148は、ヒーター,
真空チャック又は静電チャックでよく、処理の間、その
上に基板もしくはウェーハ160が載置される。該基板
支持アセンブリ148は、電源143に接続されたヒー
ター141を有する金属本体部を備える。なお、ヒータ
ー141は金属本体部に埋設されている。静電チャック
150は、ポリアミドのような2つの静電層147の間
に埋設されたバイアス電極145を備えている。この静
電チャック150は基板支持アセンブリ148の頂部上
に配置される。バイアス電極145はバイアス電源(図
示せず)に接続されていて、ウェーハ160と静電チャ
ック150の頂面との間に逆極性の電荷を生成する。こ
のようにして、逆極性の電荷間に働くクーロン力によ
り、基板処理サイクルの間、ウェーハ160は基板支持
アセンブリ148のウェーハ支持表面152上に保持さ
れる。加えて、複数のリフトピン158が、基板支持ア
センブリ148及び静電チャック150を貫いて延びる
対応のピン穴156中に配置されている。該リフトピン
158の各々は、ウェーハ処理の末期にウェーハ160
を均一にリフトっして静電チャック150から離すため
に、下端でリフトピンアーム162に接続されている。
【0018】図2は、図1の実施例におけるチャンバ用
スリットバルブ190の断面図を表わしている。半導体
ウェーハ160の装荷は、チャンバ本体102近くにあ
る処理プラットフォーム120において開始する。具体
的には、ロボット式搬送手段(図示せず)は、ウェーハ
160を基板支持アセンブリ148の頂面152に関し
て水平姿勢でウェーハ通路131に通して搬送し、そこ
でウェーハ160は静電チャック150上に搭載される
(図1参照)。特に、プラットフォーム用スリットバル
ブ192及びチャンバ用スリットバルブ190は、ウェ
ーハ通路131を通るウェーハ160の搬送に適応する
ため、開位置に後退する。プラットフォーム用スリット
バルブ192は、処理プラットフォーム120の側壁1
21に設けられたプラットフォーム開口233を通る出
入の流れを選択的に制御する。プラットフォーム開口2
33は、ウェーハ通路131のプラットフォームチャン
ネル129部分に対するポートとして機能する。チャン
バ用スリットバルブ192は、処理プラットフォーム1
20と処理チャンバ106とのほぼ間で、ウェーハ通路
131の基板出入ポート132部分を通る出入の流れを
制御する。
【0019】プラットフォーム用スリットバルブ192
は、プラットフォーム用バルブドア202と、プラット
フォーム用アクチュエータアセンブリ208と、制御シ
ステム209とを含んでいる。アクチュエータアセンブ
リ208は、液圧式,電気式もしくは空圧式等でよく、
処理プラットフォーム120の底部210中に配置され
る。制御システム209は、アクチュエータアセンブリ
208とバルブドア202との間に接続されたプラット
フォーム用連接棒207を選択的に伸縮させることによ
り、バルブドア202の位置(即ち、開位置又は閉位
置)を制御する。更に、当業者なら分かるように、制御
システム209は、プラットフォーム用スリットバルブ
及びチャンバ用スリットバルブの双方を同期式或いは非
同期式に選択的に制御する単一制御システム209とし
うる。
【0020】プラットフォーム用スリットバルブ192
のバルブドア202は、O−リング203を有するバル
ブドア面204を備えており、該O−リング203はこ
のバルブドア面204にあるO−リング用溝205に挿
入されている。バルブドア202のバルブドア面204
は弁座201に面しており、プラットフォーム用スリッ
トバルブ192の弁座201は、処理プラットフォーム
120の側壁121と一体であると共に、プラットフォ
ームチャンネル129のプラットフォーム開口233の
限界を画定している。アクチュエータアセンブリ208
は、連接棒207がプラットフォーム開口233に関し
て実質的に垂直姿勢を維持するように該連接棒207を
伸縮させる。一実施例において、プラットフォーム用ス
リットバルブ192のアクチュエータアセンブリ208
は、処理プラットフォーム120の底部210に関して
例えば45度のようなある角度で固定されている。この
ようにしたので、プラットフォーム開口233は、閉位
置にあるバルブドア面204を受ける所定の角度で位置
決めされている。従って、バルブドア面204はプラッ
トフォーム開口233及び弁座201に平行である。更
に、プラットフォーム用バルブスリット290が閉位置
にある場合、O−リング203は、弁座201に関して
何ら滑りもしくは滑動なしに該弁座201に押し付けら
れて圧縮される。
【0021】従って、プラットフォームチャンネル12
9のプラットフォーム開口233の限界を画定する弁座
201に関するプラットフォーム用スリットバルブ19
2のかかる配置によって、バルブドア面にあるO−リン
グ203はバルブドア202を閉じる際に変形を確実に
受けなくなる。従って、処理サイクルもしくは洗浄サイ
クルの間に基板出入ポート132を介してチャンバ10
6の外部に出たり、また処理プラットフォーム120の
内部に入るどんなガスの漏洩も回避される。或いは、プ
ラットフォーム用スリットバルブ192が開位置にある
場合、プラットフォームチャンネル129のプラットフ
ォーム開口233は十分に露出して、ウェーハ160の
装入又は装出を可能にする。
【0022】前に述べたように、チャンバ用スリットバ
ルブ190は、処理プラットフォーム120と処理チャ
ンバ106との間に配置されている。一実施例において
は、チャンバ用スリットバルブ190は、チャンバ側壁
122内に延在するチャンバスロット196中に配置さ
れている。このチャンバスロット196は、基板出入ポ
ート132に対して実質的に垂直であり、基板出入ポー
ト132に交差している。
【0023】チャンバ用スリットバルブ190は、チャ
ンバ用バルブドア212と、チャンバ用アクチュエータ
アセンブリ218と、制御システム209とを含んでい
る。アクチュエータアセンブリ218は、液圧式,電気
式もしくは空圧式等でよく、チャンバ本体102のチャ
ンバスロット196の下方部分内に配置される。制御シ
ステム209は、アクチュエータアセンブリ208とバ
ルブドア212との間に接続されたチャンバ用連接棒2
17を選択的に伸縮させることにより、バルブドア21
2の位置(即ち、開位置又は閉位置)を制御する。チャ
ンバ用バルブドア212は基板出入ポート132の直径
よりも大きな直径を有している。このように構成してい
るため、チャンバ用スリットバルブ190のバルブドア
212は制御システム209により指令される通りにチ
ャンバスロット196を通り滑動自在に伸縮する。チャ
ンバ用スリットバルブ190が開位置にある(加えてプ
ラットフォーム用スリットバルブ192が開いている)
場合、ウェーハ通路131の全長がウェーハ160の装
入及び装出のための通路もしくはチャンネルとして利用
できる。チャンバ用スリットバルブ190が閉位置にあ
る場合、チャンバ用スリットバルブ190のバルブドア
212のバルブドア面214は、チャンバスロット19
6の周辺周りに配置された弁座211と接触する。この
ようにしてあるため、バルブドア面214が弁座211
に着座すると、そこで基板出入ポート132の長さが分
割され、基板出入ポート132の外側部分235のみが
処理チャンバ106にさらされる。従って、チャンバ用
スリットバルブ190のバルブドア212が閉位置にあ
るときには、粒子は、処理チャンバ106にさらされて
いない基板出入ポート132の内側部分237に堆積す
るのを阻止される。このような方法で、ウェーハ通路1
31の基板出入ポート132の領域内における粒子の残
留が相当に減少される。更に、プラットフォームのバル
ブドア面204の溝205内に着座したO−リング20
3も粒子残留物にさらされるのを防止され、従って、か
かるO−リング203に長寿命を与える。
【0024】この明細書に本発明による教示内容を詳細
に示し説明してきたが、当業者は、上述の教示内容が組
み込まれたその他の変形実施例を本発明の精神から逸脱
することなく、容易に想到することができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体処理システムの部分横断面図で
ある。
【図2】図1の実施例における基板出入ポートの横断面
図である。
【符号の説明】
100…半導体ウェーハ処理システム、106…半導体
処理チャンバ(チャンバ)、120…処理プラットフォ
ーム、121…プラットフォームの少なくとも1つの側
壁、122…チャンバの側壁、129…プラットフォー
ムチャンネル、132…基板出入ポート、131…ウェ
ーハ通路、160…ウェーハ、190…チャンバ用スリ
ットバルブ、192…プラットフォーム用スリットバル
ブ、196…チャンバスロット、202…プラットフォ
ーム用バルブドア、204…バルブドア面、207…プ
ラットフォーム用連接棒、208…プラットフォームア
クチュエータアセンブリ、209…制御システム、21
1…弁座(チャンバ弁座)、212…チャンバ用バルブ
ドア、214…バルブドア面、217…チャンバ用連接
棒、218…チャンバ用アクチュエータアセンブリ、2
33…プラットフォーム開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ ガジャー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サラトガ, マッコイ アヴェニュー 18423 (72)発明者 トム ケー チョー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, パロ アルト, ケンダル アヴェニュー 723 (72)発明者 ミカエル ピー カラジム アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, クリー ドライブ 479 (72)発明者 イシカワ テツヤ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, ブロッサム ドライブ 873 Fターム(参考) 4K030 CA04 CA12 DA06 GA12 KA11 5F045 AA08 BB14 EB09 EB10 EH04 EH11 EK07 EM04 EM05 EM10 EN04

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハ処理中に粒子残留物を減
    少させるための装置であって、 チャンバと、 該チャンバの側壁を通り延びるチャンバスロットと、 該チャンバスロットと交差して少なくとも1つの前記側
    壁を貫いて延びる基板出入ポートと、 前記チャンバスロットを通って延びるチャンバ用スリッ
    トバルブと、を備える装置。
  2. 【請求項2】 前記チャンバ用スリットバルブは、前記
    チャンバスロットを通り滑動可能に移動しうるチャンバ
    用バルブドアを備える、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記チャンバ用バルブドアは、閉位置に
    おいて前記基板出入ポートを貫いて延び、開位置におい
    て前記基板出入ポートから引っ込む、請求項2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記閉位置にある前記チャンバ用バルブ
    ドアは、前記粒子残留物にさらされない前記基板出入ポ
    ートの一体部分を画成する、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記チャンバスロットは前記側壁を垂直
    に通って延びる、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記チャンバ用スリットバルブは、連接
    棒を介して接続されたチャンバアクチュエータとチャン
    バ用バルブドアを更に備える、請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記チャンバスロットは前記基板出入ポ
    ートを取り巻くチャンバ弁座を更に備え、前記チャンバ
    用バルブドアはバルブドア面を更に備え、前記チャンバ
    用バルブドアが閉位置にある場合に、前記バルブドア面
    が前記チャンバ弁座に着座する、請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 半導体ウェーハ処理システムにおける粒
    子残留物を減少させるための装置であって、 チャンバと、 該チャンバの側壁を通り延びるチャンバスロットと、 前記チャンバに接続されると共に、少なくとも1つの側
    壁を有する処理プラットフォームと、 前記チャンバの側壁と前記処理プラットフォームの少な
    くとも1つの側壁とを貫いて延びると共に、前記チャン
    バスロットと交差するウェーハ通路と、 前記チャンバスロットを通って延びるチャンバ用スリッ
    トバルブと、を備える装置。
  9. 【請求項9】 前記ウェーハ通路は、基板出入ポートに
    整列したプラットフォームチャンネルにより画成されて
    いる、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記基板出入ポートは前記チャンバス
    ロットと交差する、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記チャンバ用スリットバルブは、前
    記チャンバスロットを通り滑動可能に移動しうるチャン
    バ用バルブドアを備える、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記チャンバ用バルブドアは、閉位置
    において前記基板出入ポートを貫いて延び、開位置にお
    いて前記基板出入ポートから引っ込む、請求項11に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 前記閉位置にある前記チャンバ用バル
    ブドアは、前記粒子残留物にさらされない前記基板出入
    ポートの一体部分を画成する、請求項12に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記チャンバスロットは前記側壁を垂
    直に通って延びる、請求項8に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記チャンバ用スリットバルブは、連
    接棒を介して接続されたチャンバアクチュエータとチャ
    ンバ用バルブドアを更に備える、請求項8に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記チャンバスロットは前記基板出入
    ポートを取り巻くチャンバ弁座を更に備え、前記チャン
    バ用バルブドアはバルブドア面を更に備え、前記チャン
    バ用バルブドアが閉位置にある場合に、前記バルブドア
    面が前記チャンバ弁座に着座する、請求項11に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】 前記処理プラットフォームは、前記プ
    ラットフォームチャンネルのプラットフォーム開口近く
    に配置されたプラットフォーム用スリットバルブを更に
    備えている、請求項9に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記プラットフォーム用スリットバル
    ブは、前記プラットフォーム開口に関して滑動可能に移
    動しうるプラットフォーム用バルブドアを備える、請求
    項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記チャンバ用スリットバルブ及び前
    記プラットフォーム用スリットバルブは、閉位置におい
    て、前記粒子残留物にさらされない前記基板出入ポート
    の一体部分を画成する、請求項17に記載の装置。
JP2001305705A 2000-09-29 2001-10-01 半導体処理チャンバにおける粒子残留物を減少させるための装置 Withdrawn JP2002170779A (ja)

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