JP2002170023A - クーポン発行システム - Google Patents

クーポン発行システム

Info

Publication number
JP2002170023A
JP2002170023A JP2000365875A JP2000365875A JP2002170023A JP 2002170023 A JP2002170023 A JP 2002170023A JP 2000365875 A JP2000365875 A JP 2000365875A JP 2000365875 A JP2000365875 A JP 2000365875A JP 2002170023 A JP2002170023 A JP 2002170023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupon
customer
data
store
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000365875A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hasegawa
徹 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000365875A priority Critical patent/JP2002170023A/ja
Publication of JP2002170023A publication Critical patent/JP2002170023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客データやマーケティングデータの収集を行
なえるクーポン発行システムを提供する。 【解決手段】店舗端末3から店舗が発行するクーポンに
係るクーポンデータを受信する手段と、受信したクーポ
ンデータを格納するクーポンデータ格納部と、顧客端末
2から顧客データを受信するとともに顧客端末2に対し
顧客が取得を希望するクーポンに係るクーポンデータを
出力する手段と、上記顧客が取得したクーポンデータを
顧客データとともに店舗端末3に対して出力する手段と
を備えたことにより、店舗は、クーポンの発行により販
売促進活動を行なうと同時に、顧客データやマーケティ
ングデータの収集も行なうことができ、ターゲットを明
確にしたより有効な販売促進活動を行なうことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線等を利用
して店舗がクーポンを発行し、顧客がクーポンを利用す
ることによりマーケットデータを入手できるようにした
クーポン発行システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、インターネットの爆発的な普
及により、店舗PR用のホームページをウェブサイトに
設ける等、インターネットを利用した広告活動が盛んに
行なわれている。このようなウェブサイトでは、広告や
販売促進活動の一環としてウェブ画面上にクーポンを発
行し、ウェブ画面をプリントアウトして来店した顧客に
割引等のサービスを行なうことが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクーポン発行システムでは、不特定多数のウェブ閲
覧者に対して単にクーポンを発行してサービスを提供す
るに留まり、ある程度の販売促進にはつながったとして
も、それ以上の顧客データの収集にはつながっていない
のが実情である。このような事情から、クーポンの発行
により販売促進活動を行なうとともに、顧客データやマ
ーケティングデータの収集も行なえるクーポン発行シス
テムの開発が強く望まれていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、顧客データやマーケティングデータの収集を行
なえるクーポン発行システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のクーポン発行システムは、コンピュータ装
置を用いたクーポン発行システムであって、店舗端末か
ら店舗が発行するクーポンに係るクーポンデータを受信
する手段と、受信したクーポンデータを格納するクーポ
ンデータ格納部と、顧客端末から顧客データを受信する
とともに顧客端末に対し顧客が取得を希望するクーポン
に係るクーポンデータを出力する手段と、上記顧客が取
得したクーポンデータを顧客データとともに店舗端末に
対して出力する手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】すなわち、本発明のクーポン発行システム
は、店舗端末から店舗が発行するクーポンに係るクーポ
ンデータを受信する手段と、受信したクーポンデータを
格納するクーポンデータ格納部と、顧客端末から顧客デ
ータを受信するとともに顧客端末に対し顧客が取得を希
望するクーポンに係るクーポンデータを出力する手段
と、上記顧客が取得したクーポンデータを顧客データと
ともに店舗端末に対して出力する手段とを備えている。
このため、顧客が取得したクーポンデータとともに顧客
データが店舗端末に対して出力されることから、店舗
は、クーポンの発行により販売促進活動を行なうと同時
に、顧客データやマーケティングデータの収集も行なう
ことができ、ターゲットを明確にしたより有効な販売促
進活動を行なうことができる。また、顧客端末に対して
クーポンデータを出力するため、顧客は顧客端末にクー
ポンデータをダウンロードし、印刷等することにより店
舗に持参してクーポンを利用することができ、手軽にク
ーポンを入手できて便利である。また、インターネット
等を利用してクーポンデータを利用することにより、ネ
ット上でもクーポンを利用できる。また、店舗は、クー
ポンサービスシステムを自前で構築する必要がなくなる
ため、中小規模の店舗にとっても安価かつ容易にサービ
スを導入することができる。
【0007】本発明のクーポン発行システムにおいて、
顧客の所有金に対応した電子マネーが記録される顧客口
座を格納する顧客口座格納部と、店舗端末から顧客が店
舗で利用したクーポンに係るクーポン利用データを受信
する手段と、上記受信したクーポン利用データに対応す
る電子マネーの少なくとも一部を顧客口座の電子マネー
に加算して記録する手段とを備えた場合には、顧客が店
舗で利用したクーポン額に応じて顧客口座に電子マネー
が加算される。そして、顧客は、顧客口座の電子マネー
を用いて自由にインターネットショッピング等で買い物
をしたり、実店舗での買い物等を顧客口座の電子マネー
で決済することもできるようになる。しかも、実際に買
物等を行なってクーポンを利用した顧客に直接的にキャ
ッシュバックを行なえ、サービスコストの効率がよい。
【0008】本発明のクーポン発行システムにおいて、
店舗の所有金に対応した電子マネーが記録される店舗口
座が格納された店舗口座格納部と、店舗端末または顧客
端末からの決済要請情報を受信する手段と、上記決済要
請情報に基づいて顧客口座の電子マネーの少なくとも一
部を店舗口座に移動させる手段とを備えている場合に
は、店舗でした買い物等の決済を、顧客は顧客口座に蓄
積された電子マネーによって行なうことができるように
なり、実店舗におけるキャッシュレスが実現できる。ま
た、クーポンを利用した顧客の顧客口座から店舗口座に
電子マネーを移動させるため、店舗ごとに実際に商品等
を購入した顧客に対して割引等のキャッシュバックを行
なうことから、会計を異にする複数の店舗間においても
各店舗ごとの負担が明確であり、異業種間のグループ顧
客サービスに適している。
【0009】本発明のクーポン発行システムにおいて、
上記決済要請情報が顧客が店舗で利用したクーポンに係
るクーポン利用データを含む場合には、決済要請情報に
基づいてクーポン利用額のキャッシュバック等が行な
え、情報処理効率がよい。
【0010】本発明のクーポン発行システムにおいて、
店舗端末から受信したクーポン利用データとクーポンデ
ータ格納部に格納されているクーポンデータとを照合す
る手段を備えている場合には、顧客に利用されたクーポ
ンが、実際にその顧客が取得したものであるか否かの確
認を行なうことができる。
【0011】本発明のクーポン発行システムにおいて、
複数のクーポン表示画面を店舗端末に対して表示すると
ともに所望のクーポン表示画面の選択を促す手段と、選
択されたクーポン表示画面を店舗が発行するクーポンに
係るクーポンデータに含めてクーポンデータ格納部に格
納するようになっている場合には、店舗は、好みのクー
ポン表示画面を選択して用いることができる。
【0012】本発明のクーポン発行システムにおいて、
上記顧客データが、顧客固有の個人情報,顧客へのアン
ケートに対する回答のうち少なくともいずれかを含む場
合には、有効な顧客データやマーケティングデータを収
集でき、ターゲットを明確にしたより有効な販売促進活
動を行なうことができる。
【0013】本発明のクーポン発行システムにおいて、
上記顧客端末と店舗端末の少なくともいずれかが携帯可
能な携帯端末である場合には、顧客は携帯端末にクーポ
ンデータをダウンロードし、そのまま店舗に持参してク
ーポンを利用することができ、どこでも手軽にクーポン
を入手できて便利である。一方、店舗にとっては、移動
店舗等においてもクーポンサービスを提供できるように
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0015】図1は、本発明のクーポン発行システムの
一実施の形態を示すブロック図である。図において、1
はサーバであり、経路制御装置および電話回線を経由し
てインターネットに接続されている。
【0016】2は、それぞれ顧客が操作する顧客端末で
あり、3は、それぞれ店舗が操作する店舗端末である。
上記顧客端末2および店舗端末3は、それぞれCRTや
LCD等の表示部とともに、キーボードやマウス,ボタ
ン等の入力部を有している。そして、上記顧客端末2お
よび店舗端末3は、それぞれ、サーバ1と同様にインタ
ーネットに接続されている。
【0017】図2は、上記サーバ1を示すシステム構成
図である。
【0018】図において、10は送受信制御手段であ
り、顧客端末2および店舗端末3に対して送信するデー
タ、ならびに顧客端末2および店舗端末3から受信する
データを制御する。
【0019】22は顧客口座格納部であり、顧客ごとに
作成された複数の顧客口座ファイル25が格納されてい
る。上記顧客口座ファイル25には、それぞれ、顧客を
識別するID,パスワード,口座番号,電子マネーのか
たちで預けられている顧客の保持残高等の情報が記録さ
れている。また、図示はしていないが、氏名,住所,生
年月日,電話番号,ファクシミリ番号,メールアドレス
等、各種の顧客固有の情報も上記顧客口座ファイル25
に記録されている。
【0020】24は店舗口座格納部であり、店舗ごとに
作成された複数の店舗口座ファイル27が格納されてい
る。上記店舗口座ファイル27には、それぞれ、店舗を
識別するID,パスワード,口座番号,電子マネーのか
たちで預けられている店舗の保持残高等の情報が記録さ
れている。また、図示はしていないが、名称,業種,住
所,電話番号,ファクシミリ番号,メールアドレス等、
各種の店舗固有の情報も上記店舗口座ファイル27に記
録されている。
【0021】23は管理口座格納部であり、管理口座フ
ァイル26が格納されている。上記管理口座ファイル2
6には、店舗口座ファイル27から一時的に引き落とし
たクーポン代金を一時的に格納したり、店舗口座ファイ
ル27から顧客口座ファイル25に電子マネーを移動さ
せて決済を行なった際の振替手数料等を格納する。上記
管理口座ファイル26には、管理口座の残高や取引の履
歴データ等が記録されている。
【0022】28は電子マネー移動手段であり、上記店
舗口座ファイル27から管理口座ファイル26へのクー
ポン代金の振替や、管理口座ファイル26から顧客口座
ファイル25へのクーポン代金の振替によるキャッシュ
バックに対応する電子マネーの移動を行なう。
【0023】また、上記電子マネー移動手段28は、後
述するように、決済情報入出力部17が店舗端末3また
は顧客端末2からの決済要請情報を受信した場合に、上
記決済要請情報に基づいて、顧客口座ファイル25の電
子マネー保持残高から決済額を減算し、店舗口座ファイ
ル27の電子マネー保持残高に加算して記録することに
よる電子マネーの移動も行なうようになっている。
【0024】20は登録クーポン格納部であり、店舗端
末3から店舗が発行するクーポンに係るデータを受信し
て、店舗が発行するクーポンデータを格納して登録す
る。18は各種デザインのクーポン画像が格納されたク
ーポン画像格納部であり、店舗端末3においてクーポン
データを登録する際に店舗端末3に表示して、店舗が使
用を希望するデザインのクーポン画像を選択させ、店舗
が発行するクーポンデータに含めて上記登録クーポン格
納部20に格納する。
【0025】また、上記クーポンデータは、そのクーポ
ンを使用できる店舗の店名,顧客が利用可能なクーポン
額(もしくは割引率や景品等の特典),必要に応じてク
ーポンを使用可能な有効期限,クーポンの発行日,店舗
の連絡先やホームページのURL等の情報を含んでい
る。
【0026】21は取得クーポン格納部であり、顧客端
末2に対して顧客が取得を希望するクーポンの選択を促
して選択されたクーポンデータを顧客端末2に対して送
信し、顧客が取得したクーポンデータを格納する。
【0027】顧客は、顧客端末2でクーポンデータを受
信してクーポンを取得し、取得したクーポンデータを、
例えば、プリンタ等で印刷出力し、印刷されたクーポン
を店舗で買物等を行なう際に持参してクーポンを利用し
て割引等の特典を受けることができる。また、オンライ
ンショッピングでは、顧客端末2によって購買情報を入
力して送信する際に、併せて取得したクーポンデータを
入力して送信することにより、クーポンを利用して割引
等の特典を受けることができる。
【0028】このシステムでは、顧客端末2によりクー
ポンデータを受信するにあたって、顧客データを入力し
て送信するようになっている。サーバ1では、顧客端末
2から送信された顧客データを受信して、店舗端末3に
対して出力するようになっている。このようにすること
により、店舗は、クーポンを取得した顧客の顧客データ
を入手し、マーケティングデータとして活用し、より有
効な販売促進活動等に役立てることができる。
【0029】19は顧客データ格納部であり、顧客端末
2から顧客がクーポンを取得する際に顧客に対して入力
を要求した顧客データを受信して格納する。上記顧客デ
ータとしては、例えば、顧客の氏名,住所,生年月日,
電話番号,ファクシミリ番号,メールアドレス等の情報
をはじめ、各種のマーケティング情報が含まれる。例え
ば、性別,家族構成,職業,学校名,購読紙,購読雑
誌,趣味等の情報や、あらかじめ準備したアンケートに
対する回答等をあげることができるが、これらに限定す
るものではない。
【0030】11はデータベース管理手段であり、上記
顧客口座格納部22,店舗口座格納部24,管理口座格
納部23,登録クーポン格納部20,取得クーポン格納
部21,顧客データ格納部19,クーポン画像格納部1
8にそれぞれ格納されているデータをデータベースとし
て管理する。
【0031】上記データベース管理手段11は、画像デ
ータ出力部12,顧客データ入出力部13,クーポンデ
ータ登録部14,取得クーポン入出力部15,利用クー
ポン入出力部16,決済情報入出力部17を備えてい
る。
【0032】上記画像データ出力部12は、クーポン画
像格納部18に格納されているクーポン画像を店舗端末
3に対して出力して表示させ、所望のクーポン画像の選
択を促す。
【0033】上記顧客データ入出力部13は、顧客端末
2から受信したマーケティングデータとしての顧客デー
タを顧客データ格納部19に対して入出力を行い、デー
タの記録,削除,検索,変更等の制御を行なう。
【0034】上記クーポンデータ登録部14は、店舗端
末3から受信した登録クーポンデータを、登録クーポン
格納部20に格納してクーポンの登録を行なう。
【0035】上記取得クーポン入出力部15は、顧客端
末2に対して送信した、顧客が取得したクーポンに係る
取得クーポンデータについて取得クーポン格納部21に
対して入出力を行い、データの記録,削除,検索,変更
等の制御を行なう。
【0036】上記利用クーポン入出力部16は、顧客端
末2もしくは店舗端末3から受信した、顧客が店舗で買
物等をした際に利用したクーポンに係るデータを入出力
し、それに応じて電子マネー移動手段28が顧客口座フ
ァイル25,管理口座ファイル26および店舗口座ファ
イル27の間での電子マネーの移動を行なう。
【0037】上記決済情報入出力部17は、顧客端末2
もしくは店舗端末3から受信した、顧客が店舗で買物等
をした際の決済金額等のデータを入出力し、それに応じ
て電子マネー移動手段28が顧客口座ファイル25,管
理口座ファイル26および店舗口座ファイル27の間で
の電子マネーの移動を行なう。
【0038】つぎに、上記クーポン発行システムの動作
の概要について、図3に示すチャート図をもとに説明す
る。この例は、顧客の購買金額の決済をサーバ1で行な
う例を示している。
【0039】まず、店舗端末3からサーバ1にアクセス
し、所望の内容のクーポンデータの登録を行なう
(1)。このクーポンデータの登録により、サーバ1で
は、店舗口座ファイル27から管理口座ファイル26に
クーポン代金(所定の割引額等)に対応する電子マネー
の移動を行なう(2)。
【0040】顧客は、顧客端末2をサーバ1にアクセス
し、マーケティングデータとしての顧客データを送信す
るとともに(3)、その引き換えに所望のクーポンを所
得する(4)。顧客が取得した取得クーポンデータと顧
客端末2から受信したマーケティングデータとしての顧
客データは、サーバ1から店舗端末3に対して送信され
る(5)。
【0041】顧客は、取得したクーポンを利用してウェ
ブ店舗等で買物等を行い、顧客端末2から購買データと
ともにクーポン利用データを店舗端末3に対して送信す
る(6)。店舗は、店舗端末3からサーバ1に対して顧
客の買物の決済を要請する決済要請情報を送信する
(7)。ここで、上記決済要請情報は、顧客端末2から
受信したクーポン利用データを含む。
【0042】サーバ1では、上記決済要請情報を受信す
ると、顧客口座ファイル25から顧客の購買金額(クー
ポン利用による割引後の金額)を店舗口座ファイル27
に移動させて決済を行なう(8)。
【0043】つぎに、上記クーポン発行システムの動作
の詳細について、図4に示すフローチャート図をもとに
説明する。なお、図において「S」は、ステップを意味
する。
【0044】まず、店舗端末3からサーバ1にアクセス
してクーポンデータを登録する際には、図5に示すクー
ポン登録画面を店舗端末3に表示させてデータの入力を
行なう。このクーポン登録画面には、クーポンのデザイ
ン選択画面にジャンプする「デザイン選択」ボタン30
と、クーポンの内容,名称(店名等),クーポン利用期
限,発行開始日,連絡先メールアドレス,ホームページ
URLをそれぞれ入力する入力ボックス33〜38と、
デザイン選択画面で選択されたクーポン画像データおよ
び各入力ボックス33〜38に入力されたデータの送信
を開始する「送信」ボタン31と、入力されたデータを
キャンセルする「キャンセル」ボタン32とが表示され
ている。
【0045】上記「デザイン選択」ボタン30をクリッ
クすると、図6に示すデザイン選択画面が表示される。
このデザイン選択画面では、複数種類(この例では4
つ)のデザインのクーポン画像39が表示され、所望の
クーポン画像39をクリックすることにより、クーポン
画像39の選択が行なわれる。
【0046】クーポン画像39の選択と前後して、各入
力ボックス33〜38へのデータの入力を行い、「送
信」ボタン31をクリックすることにより、クーポンデ
ータをサーバ1に対して送信する(S100)。サーバ
1では、店舗端末3から送信されたクーポンデータを受
信し(S110)、クーポンデータ登録部14の動作に
より受信したクーポンデータを登録クーポン格納部20
に格納してクーポンデータの登録を行なう(S12
0)。そして、クーポンデータの登録に基づいて、所定
の割引額等のクーポン代金に対応する電子マネーを、ク
ーポンの登録を行なった店舗の店舗口座ファイル27か
ら減算して管理口座ファイル26に記録して移動させる
(S130)。
【0047】このようにしてクーポンデータの登録が行
なわれると、登録クーポン格納部20に格納されたクー
ポンデータは、顧客端末2に表示されて閲覧可能な状態
となり、クーポンを閲覧した顧客は、顧客端末2を用い
て所望のクーポンを取得することができるようになる。
このとき、デザイン選択画面で店舗が選択されたクーポ
ン画像が顧客端末2に表示される。なお、クーポン画像
は、デザイン選択画面で選択したものを用いるのではな
く、店舗で準備した画像データを店舗端末3からサーバ
1にアップロードして登録することもできる。
【0048】つぎに、顧客が閲覧したクーポンデータを
取得する際には、まず、顧客端末2に図7に示すような
クーポン取得画面が表示される。このクーポン取得画面
には、顧客が取得可能なクーポンに係るクーポン画像4
0が複数(この例では4つ)表示され、所望のクーポン
画像40をクリックすることにより、クーポンの選択が
行なわれる。
【0049】クーポンの選択が行なわれると、顧客端末
2に、図8に示すようなデータ入力画面が表示され、顧
客に対してマーケティングデータとしての顧客データの
入力が促される。上記データ入力画面には、氏名,生年
月日,購読紙,購読雑誌,趣味,家族構成,職業をそれ
ぞれ入力する入力ボックス41と、性別を入力するチェ
ックボックス42と、各入力ボックス41およびチェッ
クボックス42に入力されたデータの送信を開始する
「送信」ボタン31と、入力されたデータをキャンセル
する「キャンセル」ボタン32とが表示されている。
【0050】上記各入力ボックス41およびチェックボ
ックス42に必要なデータを入力し、「送信」ボタン3
1をクリックすることにより、顧客データが顧客端末2
からサーバ1に対して送信される(S140)。サーバ
1では、顧客端末2から送信された顧客データを受信し
(S150)、顧客データ入出力部13の動作により受
信した顧客データを顧客データ格納部19に格納する
(S160)。
【0051】ついで、顧客が選択したクーポンに係るク
ーポンデータを登録クーポン格納部20から読み出し
(S170)、サーバ1から顧客端末2に対して送信す
る(S180)。顧客端末2ではサーバ1から送信され
たクーポンデータを受信して顧客はクーポンを取得する
ことができる(S190)。
【0052】一方、サーバ1では、顧客が取得したクー
ポンデータを取得クーポン入出力部15の動作により取
得クーポン格納部21に格納するとともに(S20
0)、上記取得クーポンデータと顧客データとを店舗端
末3に対して送信する(S210)。店舗端末3では、
サーバ1から送信された取得クーポンデータと顧客デー
タを受信し(S220)、どの顧客がクーポンを取得し
たかがわかるとともに、その顧客の顧客データを入手す
ることができ、マーケティングに活用して有効な販売促
進活動等を行なうことができる。
【0053】つぎに、顧客が取得したクーポンを利用し
てウェブ店舗等で買物等を行う際には、顧客端末2から
購買データとともに取得したクーポンのうち今回利用す
るクーポン利用データを店舗端末3に対して送信する
(S230)。店舗端末3では、顧客端末2から送信さ
れた購買データとクーポン利用データとを受信する(S
240)。このとき、顧客端末2から店舗端末3へのデ
ータ送信は、顧客端末2から店舗端末3へ直接送信され
る場合もあるし、ウェブ店舗のポータルサイトが存在す
るウェブサーバ等を経由してデータ送信が行なわれる場
合もある。
【0054】つぎに、店舗は、店舗端末3からサーバ1
に対して顧客の買物の決済を要請する決済要請情報を送
信する(S250)。ここで、上記決済要請情報は、顧
客端末2から受信したクーポン利用データを含み、サー
バ1では、店舗端末3から送信された決済要請情報を受
信するとともに(S260)、受信した決済要請情報中
のクーポン利用データに対応する取得クーポンデータを
取得クーポン格納部21から検索して照合を行い、利用
されたクーポンがその顧客が取得したものであるか否か
の確認を行なう(S270)。
【0055】そして、サーバ1では、上記決済要請情報
に基づいて、顧客口座ファイル25から顧客の購買金額
(クーポン利用による割引後の金額)に対応する電子マ
ネーを店舗口座ファイル27に移動させて決済を行なう
(S280)。このとき、決済額から顧客が利用したク
ーポン額が控除されることにより、顧客に対して直接的
なキャッシュバックが行なわれる。
【0056】このように、上記システムによれば、顧客
が取得したクーポンデータとともに顧客データが店舗端
末3に対して出力されることから、店舗は、クーポンの
発行により販売促進活動を行なうと同時に、顧客データ
やマーケティングデータの収集も行なうことができ、タ
ーゲットを明確にしたより有効な販売促進活動を行なう
ことができる。また、顧客が店舗で利用したクーポン額
に応じて、顧客口座ファイル25に電子マネーが実質的
に加算され、顧客は、顧客口座ファイル25の電子マネ
ーを用いて自由にインターネットショッピング等で買い
物をしたり、実店舗での買い物等を顧客口座の電子マネ
ーで決済することもできるようになる。また、店舗は、
クーポンサービスシステムを自前で構築する必要がなく
なるため、中小規模の店舗にとっても安価かつ容易にサ
ービスを導入することができる。しかも、実際に買物等
を行なってクーポンを利用した顧客にだけ直接的にキャ
ッシュバックを行なえ、サービスコストの効率がよい。
【0057】また、店舗でした買い物等の決済を、顧客
は顧客口座ファイル25に蓄積された電子マネーによっ
て行なうことができる。また、顧客がクーポンを利用し
た店舗の店舗口座から顧客に電子マネーを移動させるた
め、店舗ごとに実際に商品等を購入した顧客に対してキ
ャッシュバックを行なうことから、会計を異にする複数
の店舗間においても各店舗ごとの負担が明確であり、異
業種間のグループ顧客サービスに適している。
【0058】図9は、上記クーポン発行システムの動作
概要の第2例を示すチャート図である。この例は、店舗
での買物の決済をサーバ1で行なわない例を示してい
る。
【0059】すなわち、まず、店舗端末3からサーバ1
にアクセスし、所望の内容のクーポンデータの登録を行
なう(1)。このクーポンデータの登録により、サーバ
1では、店舗口座ファイル27から管理口座ファイル2
6にクーポン代金(所定の割引額等)に対応する電子マ
ネーの移動を行なう(2)。
【0060】顧客は、顧客端末2をサーバ1にアクセス
し、マーケティングデータとしての顧客データを送信す
るとともに(3)、その引き換えに所望のクーポンを所
得する(4)。顧客が取得した取得クーポンデータと顧
客端末2から受信したマーケティングデータとしての顧
客データは、サーバ1から店舗端末3に対して送信され
る(5)。顧客は、取得したクーポンを利用してウェブ
店舗等で買物等を行い、顧客端末2から購買データとと
もにクーポン利用データを店舗端末3に対して送信する
(6)。
【0061】店舗は、店舗端末3からサーバ1に対して
顧客端末2から受信したクーポン利用データを送信する
(7)。なお、買物の決済は、銀行振込等の適当な決済
方法で行なわれる。サーバ1では、上記クーポン利用デ
ータを受信すると、管理口座ファイル26から顧客の利
用したクーポン額に対応する電子マネーを顧客口座ファ
イル25に移動させてキャッシュバックを行なう
(8)。
【0062】つぎに、上記動作の詳細について、図10
に示すフローチャート図をもとに説明する。なお、図に
おいて「S」は、ステップを意味する。
【0063】ステップ100〜ステップ240までは、
図4に示した動作と同様の動作で処理が行なわれる。そ
して、ステップ250において、店舗は、店舗端末3か
らサーバ1に対して顧客が買物をした際に利用したクー
ポン利用データを送信する。サーバ1では、店舗端末3
から送信されたクーポン利用データを受信するとともに
(S260)、受信したクーポン利用データに対応する
取得クーポンデータを取得クーポン格納部21から検索
して照合を行い、利用されたクーポンがその顧客が取得
したものであるか否かの確認を行なう(S270)。
【0064】そして、サーバ1では、上記クーポン利用
データに基づいて、管理口座ファイル26から顧客口座
ファイル25にクーポン利用額に対応する電子マネーを
移動させてキャッシュバックを行なう(S280)。こ
の例でも、図4に示した例と同様の作用効果を奏する。
【0065】なお、上記各実施の形態において、顧客に
よる購買の対象は、流通しうる商品だけに限定するもの
ではなく、例えば、サービスや有価証券、オンライン等
で提供されるコンピュータプログラム,音楽,映像等の
各種ソフトウエア,有料サイトによる情報等各種のもの
を含む趣旨である。
【0066】また、上記各実施の形態において、上記顧
客端末2や店舗端末3は、コンピュータ装置だけでな
く、携帯可能な携帯端末を用いることもできる。このよ
うにすることにより、顧客は携帯端末にクーポンデータ
をダウンロードし、そのまま店舗に持参してクーポンを
利用することができ、どこでも手軽にクーポンを入手で
きて便利である。一方、店舗にとっては、移動店舗等に
おいてもクーポンサービスを提供できるようになる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明のクーポン発行シ
ステムによれば、顧客が取得したクーポンデータととも
に顧客データが店舗端末に対して出力されることから、
店舗は、クーポンの発行により販売促進活動を行なうと
同時に、顧客データやマーケティングデータの収集も行
なうことができ、ターゲットを明確にしたより有効な販
売促進活動を行なうことができる。また、顧客端末に対
してクーポンデータを出力するため、顧客は顧客端末に
クーポンデータをダウンロードし、印刷等することによ
り店舗に持参してクーポンを利用することができ、手軽
にクーポンを入手できて便利である。また、インターネ
ット等を利用してクーポンデータを利用することによ
り、ネット上でもクーポンを利用できる。また、店舗
は、クーポンサービスシステムを自前で構築する必要が
なくなるため、中小規模の店舗にとっても安価かつ容易
にサービスを導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクーポン発行システムの一実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】サーバを示すシステム構成図である。
【図3】上記クーポン発行システムの動作概要の第1例
を示すチャート図である。
【図4】上記クーポン発行システムの動作詳細の第1例
を示すチャート図である。
【図5】クーポン登録画面の一例を示す図である。
【図6】クーポン画像選択画面の一例を示す図である。
【図7】クーポン選択画面の一例を示す図である。
【図8】データ入力画面の一例を示す図である。
【図9】上記クーポン発行システムの動作概要の第2例
を示すチャート図である。
【図10】上記クーポン発行システムの動作詳細の第2
例を示すチャート図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 顧客端末 3 店舗端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ装置を用いたクーポン発行
    システムであって、店舗端末から店舗が発行するクーポ
    ンに係るクーポンデータを受信する手段と、受信したク
    ーポンデータを格納するクーポンデータ格納部と、顧客
    端末から顧客データを受信するとともに顧客端末に対し
    顧客が取得を希望するクーポンに係るクーポンデータを
    出力する手段と、上記顧客が取得したクーポンデータを
    顧客データとともに店舗端末に対して出力する手段とを
    備えたことを特徴とするクーポン発行システム。
  2. 【請求項2】 顧客の所有金に対応した電子マネーが記
    録される顧客口座を格納する顧客口座格納部と、店舗端
    末から顧客が店舗で利用したクーポンに係るクーポン利
    用データを受信する手段と、上記受信したクーポン利用
    データに対応する電子マネーの少なくとも一部を顧客口
    座の電子マネーに加算して記録する手段とを備えた請求
    項1記載のクーポン発行システム。
  3. 【請求項3】 店舗の所有金に対応した電子マネーが記
    録される店舗口座が格納された店舗口座格納部と、店舗
    端末または顧客端末からの決済要請情報を受信する手段
    と、上記決済要請情報に基づいて顧客口座の電子マネー
    の少なくとも一部を店舗口座に移動させる手段とを備え
    ている請求項2記載のクーポン発行システム。
  4. 【請求項4】 上記決済要請情報が顧客が店舗で利用し
    たクーポンに係るクーポン利用データを含む請求項3記
    載のクーポン発行システム。
  5. 【請求項5】 店舗端末から受信したクーポン利用デー
    タとクーポンデータ格納部に格納されているクーポンデ
    ータとを照合する手段を備えている請求項2〜4のいず
    れか一項に記載のクーポン発行システム。
  6. 【請求項6】 複数のクーポン表示画面を店舗端末に対
    して表示するとともに所望のクーポン表示画面の選択を
    促す手段と、選択されたクーポン表示画面を店舗が発行
    するクーポンに係るクーポンデータに含めてクーポンデ
    ータ格納部に格納するようになっている請求項1〜5の
    いずれか一項に記載のクーポン発行システム。
  7. 【請求項7】 上記顧客データが、顧客固有の個人情
    報,顧客へのアンケートに対する回答のうち少なくとも
    いずれかを含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のク
    ーポン発行システム。
JP2000365875A 2000-11-30 2000-11-30 クーポン発行システム Pending JP2002170023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000365875A JP2002170023A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 クーポン発行システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000365875A JP2002170023A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 クーポン発行システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002170023A true JP2002170023A (ja) 2002-06-14

Family

ID=18836570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000365875A Pending JP2002170023A (ja) 2000-11-30 2000-11-30 クーポン発行システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002170023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251844A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Catalina Marketing Japan Kk クーポン券発行管理システム
JP2021015338A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 東芝テック株式会社 クーポン発行システム、クーポン管理装置及びその制御プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251844A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Catalina Marketing Japan Kk クーポン券発行管理システム
JP2021015338A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 東芝テック株式会社 クーポン発行システム、クーポン管理装置及びその制御プログラム
JP7326049B2 (ja) 2019-07-10 2023-08-15 東芝テック株式会社 クーポン発行システム、クーポン管理装置及びその制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7827057B1 (en) Method and apparatus for providing cross-benefits based on a customer activity
US20170083932A1 (en) Methods and apparatus for implementing a promotional reward program
US8781894B2 (en) System to provide price adjustments based on indicated product interest
US20040049423A1 (en) Point return method and apparatus
US20090271265A1 (en) Electronic receipt system and method
JP2004514990A (ja) 移動電話又はpda(パーソナルデジタルアシスタント)で電子クーポンを受信、記憶又は処理する方法及びシステム
WO2009134807A2 (en) Electronic receipt system and method
JPH10171880A (ja) ポイント管理装置
KR101418808B1 (ko) 광고중개서버 및 광고중개방법
JP2013061903A (ja) クーポン提供システム、サーバ装置およびプログラム
US20010037263A1 (en) Electronic commerce support system
JP2006277716A (ja) 特典情報管理方法及び特典情報管理システム
JP2003141405A (ja) 特典ポイント管理方法、特典ポイント管理プログラムおよび特典ポイント管理装置
JP2002169947A (ja) 売上管理装置及びその方法
JP2002342633A (ja) クーポン発行システムおよび方法
JP7282226B1 (ja) サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム
EP2290558A1 (en) System, method and apparatus for search code information retrieval
JP2003123015A (ja) カード決済サービスにおけるカード利用通知方法およびこれを実現するシステム
JP2002170023A (ja) クーポン発行システム
KR20000063159A (ko) 인터넷을 사용한 전자상거래 중개방법 및 시스템
JP7027727B2 (ja) 印刷管理システム
JP2002092520A (ja) クーポン換金システムおよびポイント換金システム
EP1290591A1 (en) Method and system for standardizing delivery, acceptance, and redemption of promotions with various electronic devices
JP2005115965A (ja) クーポン換金システムおよびポイント換金システム
JP2003058761A (ja) 購買認証を利用したポイントシステム及びポイントシステムを用いた通信料金割引システム、ポイントシステムを用いた割引集計システム、購買認証を利用した情報一括管理システム