JP2002169685A - データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法および記憶媒体

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JP2002169685A
JP2002169685A JP2000364367A JP2000364367A JP2002169685A JP 2002169685 A JP2002169685 A JP 2002169685A JP 2000364367 A JP2000364367 A JP 2000364367A JP 2000364367 A JP2000364367 A JP 2000364367A JP 2002169685 A JP2002169685 A JP 2002169685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の文書データを1つのジョブとして印刷
する際に、特定の文書データを部分的に両面印刷するこ
とである。 【解決手段】 複数の文書データを統合して両面印刷す
るための両面属性情報を含む印刷順序リストをCPU1
が作成し、該作成された前記印刷順序リストおよび各文
書データ中の前記両面属性情報の設定状態に基づき、連
続する複数文書データの一部両面印刷を指示するように
頁処理を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の文書データ
を処理して印刷装置に印刷データを出力するデータ処理
装置およびデータ処理方法および記憶媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ処理装置におい
て、複数頁になる文書を両面印刷する場合、プリンタド
ライバや印刷プログラムの設定によって、印刷ジョブ全
体に対して両面を指定して印刷を行うか、もしくは、文
書の属性として文書自身にあらかじめ両面を設定してお
き、印刷の際にその属性に従って、印刷ジョブに両面を
指定して印刷を行っていた。
【0003】また、複数文書を1ジョブで印刷するソフ
トウェアは、1頁のみの2つの文書を表面/裏面として
設定することによって、部分的な両面印刷を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
両面印刷制御方法では、複数頁の複数文書を1ジョブに
まとめた印刷のうちの一部分を両面印刷することができ
ないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、複数の文書データを
統合して両面印刷するための両面属性情報を含む印刷順
序リストを作成し、該作成された前記印刷順序リストお
よび各文書データ中の前記両面属性情報の設定状態に基
づき、連続する複数文書データの一部両面印刷を指示す
るように頁処理を制御することにより、複数の文書デー
タを1つのジョブとして印刷する際に、特定の文書デー
タを部分的に両面印刷して、ユーザによる両面印刷要求
に対して柔軟に対応できるデータ印刷処理環境を自在に
構築することが可能なデータ処理装置およびデータ処理
方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数の文書データを処理して印刷装置に印刷データ
を出力するデータ処理装置であって、複数の文書データ
を統合して両面印刷するための両面属性情報を含む印刷
順序リストを作成する作成手段(図1に示すCPU1が
外部補助記憶装置6に記憶される制御プログラムに基づ
き、記憶装置2上に作成する処理に相当)と、前記作成
手段により作成された前記印刷順序リストおよび各文書
データ中の前記両面属性情報の設定状態に基づき、連続
する複数文書データの一部両面印刷を指示するように頁
処理を制御する制御手段(図1に示すCPU1が外部補
助記憶装置6に記憶される制御プログラムに基づき制御
する処理(図6に示すステップS201〜S212に相
当))とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記両面属性
情報は、各文書データを片面印刷するか両面印刷するか
を指定する両面フラグと、前頁に続けて両面印刷する際
の開始面を表面または裏面または継続のいずれかを指定
する開始面情報とを含むものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
(図6に示すステップS201〜S212に相当))
は、前記作成手段により作成された前記印刷順序リスト
および各文書データ中の前記両面属性情報中の開始面に
対する設定状態に基づき、前頁に続けて、あるいは前頁
の裏面を白紙頁として次頁の表面から、あるいは次頁の
表面を白紙頁として裏面から連続する複数文書データが
1つのジョブとして順次印刷されるように頁処理を制御
するものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、印刷順序リストに項目が存在するか判定し、項目が
存在していれば前頁の印刷状態を表わす変数を初期設定
し、印刷装置にジョブ開始コマンドを送出し、全ての印
刷順序リストの項目の文書に対し、両面切り替え処理、
前頁排紙処理、表面スキップ処理、文書印刷処理、印刷
頁数入手処理、前頁印刷状態更新処理を行い、印刷順序
リストに次の項目がなくなったら印刷装置にジョブ終了
コマンドを送出するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記両面切り
替え処理(図6に示すステップS205)は、前頁印刷
状態が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがONで
あれば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、前頁印
刷状態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグがOF
Fであれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送出する
ものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記前頁排紙
処理(図6に示すステップS206)は、前頁印刷状態
が表面であるか判定し、表面であれば両面属性の両面フ
ラグと開始面属性を判定し、両面フラグがOFFである
か、もしくは開始面属性が継続でなければ、印刷装置に
排紙コマンドを送出するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記表面スキ
ップ処理(図6に示すステップS207)は、両面属性
の両面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれ
ば、出力装置に改頁コマンドを送出するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記前頁印刷
状態更新処理(図6に示すステップS210)は、両面
属性の両面フラグがONであるか判定し、OFFであれ
ば前頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印刷
状態が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁数
の入手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、表
面でなければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数であ
れば前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁印
刷状態を裏面に設定するものである。
【0014】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、所定のインタフェースを介して前記印刷装置に印刷
制御情報を転送するものである。
【0015】本発明に係る第10の発明は、前記制御手
段は、所定のネットワークインタフェースを介して前記
印刷装置に印刷制御情報を転送するものである。
【0016】本発明に係る第11の発明は、複数の文書
データを処理して印刷装置に印刷データを出力するデー
タ処理装置におけるデータ処理方法であって、複数の文
書データを統合して両面印刷するための両面属性情報を
含む印刷順序リストを作成する作成ステップ(図1に示
すCPU1が外部補助記憶装置6に記憶される制御プロ
グラムに基づき、記憶装置2上に作成する処理に相当)
と、前記作成ステップにより作成された前記印刷順序リ
ストおよび各文書データ中の前記両面属性情報の設定状
態に基づき、連続する複数文書データの一部両面印刷を
指示するように頁処理を制御する制御ステップ(図6に
示すステップS201〜S212に相当))とを有する
ものである。
【0017】本発明に係る第12の発明は、前記両面属
性情報は、各文書データを片面印刷するか両面印刷する
かを指定する両面フラグと、前頁に続けて両面印刷する
際の開始面を表面または裏面または継続のいずれかを指
定する開始面情報とを含むものである。
【0018】本発明に係る第13の発明は、前記制御ス
テップ(図6に示すステップS201〜S212に相
当))は、前記作成ステップにより作成された前記印刷
順序リストおよび各文書データ中の前記両面属性情報中
の開始面に対する設定状態に基づき、前頁に続けて、あ
るいは前頁の裏面を白紙頁として次頁の表面から、ある
いは次頁の表面を白紙頁として裏面から連続する複数文
書データが1つのジョブとして順次印刷されるように頁
処理を制御するものである。
【0019】本発明に係る第14の発明は、前記制御ス
テップ(図6に示すステップS201〜S212に相
当))は、印刷順序リストに項目が存在するか判定し、
項目が存在していれば前頁の印刷状態を表わす変数を初
期設定し、印刷装置にジョブ開始コマンドを送出し、全
ての印刷順序リストの項目の文書に対し、両面切り替え
処理、前頁排紙処理、表面スキップ処理、文書印刷処
理、印刷頁数入手処理、前頁印刷状態更新処理を行い、
印刷順序リストに次の項目がなくなったら印刷装置にジ
ョブ終了コマンドを送出するものである。
【0020】本発明に係る第15の発明は、前記両面切
り替え処理(図6に示すステップS205)は、前頁印
刷状態が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがON
であれば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、前頁
印刷状態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグがO
FFであれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送出す
るものである。
【0021】本発明に係る第16の発明は、前記前頁排
紙処理(図6に示すステップS206)は、前頁印刷状
態が表面であるか判定し、表面であれば両面属性の両面
フラグと開始面属性を判定し、両面フラグがOFFであ
るか、もしくは開始面属性が継続でなければ、印刷装置
に排紙コマンドを送出するものである。
【0022】本発明に係る第17の発明は、前記表面ス
キップ処理(図6に示すステップS207)は、両面属
性の両面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれ
ば、出力装置に改頁コマンドを送出するものである。
【0023】本発明に係る第18の発明は、前記前頁印
刷状態更新処理(図6に示すステップS210)は、両
面属性の両面フラグがONであるか判定し、OFFであ
れば前頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印
刷状態が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁
数の入手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、
表面でなければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数で
あれば前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁
印刷状態を裏面に設定するものである。
【0024】本発明に係る第19の発明は、前記制御ス
テップは、所定のインタフェースを介して前記印刷装置
に印刷制御情報を転送するものである。
【0025】本発明に係る第20の発明は、前記制御ス
テップは、所定のネットワークインタフェースを介して
前記印刷装置に印刷制御情報を転送するものである。
【0026】本発明に係る第21の発明は、複数の文書
データを処理して印刷装置に印刷データを出力するデー
タ処理装置に、複数の文書データを統合して両面印刷す
るための両面属性情報を含む印刷順序リストを作成する
作成ステップ(図1に示すCPU1が外部補助記憶装置
6に記憶される制御プログラムに基づき、記憶装置2上
に作成する処理に相当)と、前記作成ステップにより作
成された前記印刷順序リストおよび各文書データ中の前
記両面属性情報の設定状態に基づき、連続する複数文書
データの一部両面印刷を指示するように頁処理を制御す
る制御ステップ(図6に示すステップS201〜S21
2に相当))とを実行させるためのプログラムを記録媒
体にコンピュータが読み取り可能に記録させたものであ
る。
【0027】本発明に係る第22の発明は、前記両面属
性情報は、各文書データを片面印刷するか両面印刷する
かを指定する両面フラグと、前頁に続けて両面印刷する
際の開始面を表面または裏面または継続のいずれかを指
定する開始面情報とを含むものである。
【0028】本発明に係る第23の発明は、前記制御ス
テップ(図6に示すステップS201〜S212に相
当))は、前記作成ステップにより作成された前記印刷
順序リストおよび各文書データ中の前記両面属性情報中
の開始面に対する設定状態に基づき、前頁に続けて、あ
るいは前頁の裏面を白紙頁として次頁の表面から、ある
いは次頁の表面を白紙頁として裏面から連続する複数文
書データが1つのジョブとして順次印刷されるように頁
処理を制御するものである。
【0029】本発明に係る第24の発明は、前記制御ス
テップ(図6に示すステップS201〜S212に相
当))は、印刷順序リストに項目が存在するか判定し、
項目が存在していれば前頁の印刷状態を表わす変数を初
期設定し、印刷装置にジョブ開始コマンドを送出し、全
ての印刷順序リストの項目の文書に対し、両面切り替え
処理、前頁排紙処理、表面スキップ処理、文書印刷処
理、印刷頁数入手処理、前頁印刷状態更新処理を行い、
印刷順序リストに次の項目がなくなったら印刷装置にジ
ョブ終了コマンドを送出するものである。
【0030】本発明に係る第25の発明は、前記両面切
り替え処理(図6に示すステップS205)は、前頁印
刷状態が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがON
であれば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、前頁
印刷状態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグがO
FFであれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送出す
るものである。
【0031】本発明に係る第26の発明は、前記前頁排
紙処理(図6に示すステップS206)は、前頁印刷状
態が表面であるか判定し、表面であれば両面属性の両面
フラグと開始面属性を判定し、両面フラグがOFFであ
るか、もしくは開始面属性が継続でなければ、印刷装置
に排紙コマンドを送出するものである。
【0032】本発明に係る第27の発明は、前記表面ス
キップ処理(図6に示すステップS207)は、両面属
性の両面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれ
ば、出力装置に改頁コマンドを送出するものである。
【0033】本発明に係る第28の発明は、前記前頁印
刷状態更新処理(図6に示すステップS210)は、両
面属性の両面フラグがONであるか判定し、OFFであ
れば前頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印
刷状態が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁
数の入手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、
表面でなければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数で
あれば前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁
印刷状態を裏面に設定するものである。
【0034】本発明に係る第29の発明は、前記制御ス
テップは、所定のインタフェースを介して前記印刷装置
に印刷制御情報を転送するものである。
【0035】本発明に係る第30の発明は、前記制御ス
テップは、所定のネットワークインタフェースを介して
前記印刷装置に印刷制御情報を転送するものである。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すデータ処理装置を適用可能な文書印刷システム構成を
示すブロック図である。
【0037】図1において、1は中央処理装置(CP
U)で、記憶装置2に記憶されるオペレーティングシス
テム(OS)により、入力装置としてのマウス5,キー
ボード4からの入力処理と、例えばハードディスク等の
外部補助記憶装置6に対する書込みまたは読み出し処理
と、表示装置3に対するデータ出力処理,記録紙の搬送
先を制御して該記録紙の両面に印刷処理可能な両面印刷
機能を備える印刷装置7に対する印刷処理を総括的に制
御(後述するフローチャートに示す制御手順に従う)す
る。
【0038】また、印刷装置7は、両面機能を備えてい
れば、スキャナとプリンタとが通信可能なデジタル複写
装置として構成される場合であっても、および該スキャ
ナとプリンタとが通信可能なデジタル複写装置であっ
て、他の機能処理(ファクシミ機能,ファイル機能,画
像処理機能)を備えるマルチファンクション機能として
構成される場合であってもよい。
【0039】なお、外部補助記憶装置6には、記憶装置
2にロードされて実行可能な文書編集プログラムに基づ
いて、複数の文書が格納されているものとする。また、
プログラム等が格納される外部補助記憶装置6の記憶媒
体としては、ROM、フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM、ハードディスク、メモリカード、光
磁気ディスクなどを用いることが可能である。
【0040】また、印刷装置7は、所定のインタフェー
スを介してローカルに接続される場合を示すが、ネット
ワークカード(NIC)によりネットワークを介して接
続されるネットワークプリンタであっても、本発明の適
用に支障はない。
【0041】図2は、図1に示した記憶装置2における
メモリマップの一例を示す図であり、例えば文書印刷プ
ログラム803、印刷順序リスト804および印刷文書
データ805が記憶装置2に格納され、プログラムが実
行可能となった状態に対応する。
【0042】図2において、801は基本I/Oプログ
ラムで、図示しないROM等から読み込まれ、入出力デ
バイスのシステムを制御する。802はOSで、外部補
助記憶装置6より読み込まれる。806はプログラムワ
ークメモリである。
【0043】また、印刷順序リスト804は、1ジョブ
にまとめて印刷する複数の文書(各々が複数頁)の印刷
設定を印刷順に格納したデータである。印刷文書データ
805は、印刷順序リストにある文書名が示す文書デー
タである。
【0044】印刷順序リスト804の各項目は、文書名
(ファイル名)と両面属性などから構成される。
【0045】図3は、図2に示した印刷順序リスト80
4のデータ構造を説明する図である。
【0046】図3において、両面属性は、両面フラグ、
開始面などの属性からなる。両面フラグはON/OFF
の2種類の属性値をとり、「ON」ならばその文書は両
面で印刷し、「OFF」ならば片面で印刷する。開始面
は両面フラグ=ONの場合のみ有効で、表面/裏面/継
続の3種類の属性値をとる。「表面」なら、その文書は
表面から両面印刷が始まる。「裏面 」なら、最初の表
面は白紙で、その裏面から両面印刷が始まる。「継続
」なら、その前の文書の印刷が両面の表面で終わって
いれば裏面から、片面もしくは両面の裏面で終わってい
れば表面から、両面印刷が始まる。
【0047】図4は、図3に示した表示装置に表示され
る印刷順序リスト804を作成する印刷順序エディタの
一例を示す図である。画面の左側を印刷順序設定ペイン
と呼び、1ジョブにまとめて印刷する複数の文書の印刷
順序や各文書の両面属性を設定する。画面の右側をプレ
ビューペインと呼び、各文書の内容を確認するために、
印刷順序設定ペインで選択されている文書をプレビュー
表示する。以下、ユーザがこのエディタを用いて印刷順
序リスト804を作成する手順を説明する。
【0048】まず、印刷順序エディタで印刷順序リスト
の新規作成コマンドを実行すると、印刷対象の文書が存
在しない、つまり、印刷順序設定ペインが空白の状態に
なる。次に、印刷文書の追加コマンドを実行する。する
と、ダイアログボックスが表示され、印刷する文書ファ
イルを指定すると、指定した文書に対応する文書アイコ
ンが印刷順序設定ペインに登録される。追加された文書
の両面属性は、追加直後の状態では、両面フラグ「OF
F」である。更に印刷文書の追加コマンドを実行して、
同じジョブで印刷したい別の文書を指定すると、対応す
るアイコンが印刷順序ペインのリストの最後に追加登録
される。このように、同じジョブで印刷したい文書の数
だけ、印刷文書の追加コマンドを実行する。各文書の順
番は、文書アイコンのドラッグ&ドロップによって、任
意に変更可能である。更に、ある文書に両面を設定した
い場合には、対応する文書アイコンを選択して、両面属
性設定コマンドを実行する。すると、図5のようなダイ
アログが表示されて、両面属性を設定できる。これら全
ての設定が終了したら、保存コマンドを実行して、印刷
順序リスト804として記憶させる。印刷文書の追加、
印刷順序の変更、両面属性の設定は、どのような順番に
何度行っても良いし、一旦保存した印刷順序リストを再
度読み出し、変更して、保存し直すことも可能である。
【0049】以下、本実施形態は、データ処理中におい
て、ユーザが図1に示したキーボード4またはマウス5
によって印刷指示を行なったら、文書印刷プログラム8
03が外部補助記憶装置6より記憶装置2に格納された
印刷順序リスト804に従って両面の設定を切り替えな
がら、複数の印刷文書データを印刷装置7に1ジョブで
出力する例について説明する。なお、印刷装置7は、片
面および両面の裏面の印刷時に改頁コマンドを受け取っ
たら、もしくは両面ONの状態で両面OFFコマンドを
受取ったら、もしくはジョブ終了コマンドを受取った
ら、自動的に排紙を行う。
【0050】図6は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、文書印刷処理のメイン処理手順に対応する。な
お、(S201)〜(S212)は各ステップを示す。
【0051】まず、図3に示した印刷順序リスト804
中に項目が存在するかどうかを判定し(ステップS20
1)、存在していないと判定した場合には、本処理を終
了する。
【0052】一方、ステップS201で、印刷順序リス
ト804中に項目が存在していると判定した場合は、記
憶装置2のワークメモリ上にある変数PSに「なし」を
初期設定し(ステップS202)、印刷装置7にジョブ
開始コマンドを送出する(ステップS203)。なお、
変数PSとは、前頁の印刷状態を表わすものであり、片
面/表面/裏面の3種類の属性値をとる。また、「な
し」は初期値のみで使われる。
【0053】そして、印刷順序リスト804に最初の項
目を取得して(ステップS204)、現在の文書とす
る。以降、現在の文書に対して、詳細は後述する両面切
り替え処理(ステップS205)、前頁排紙処理(ステ
ップS206)、表面スキップ処理を行い(ステップS
207)、現在の文書の印刷を行う(ステップS20
8)。
【0054】そして、現在の文書の印刷が完了したら、
印刷頁数を入手して記憶装置2のワークメモリ上にある
変数PC(図示しない)に保持し(ステップS20
9)、PS更新処理を行う(ステップS210)。
【0055】そして、印刷順序リスト804に次の項目
が存在するか否かを判定し(ステップS211)、次の
項目が存在すると判定した場合は、ステップS204に
戻り、項目がなくなるまで繰り返す。
【0056】一方、ステップS211で、次の項目が存
在しないと判定した場合は、印刷装置7にジョブ終了コ
マンドを送出し(ステップS212)、最後の紙が排紙
され、処理をリターンする。
【0057】図7は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図6に示したステップS205に対応する両面
切り替え処理の詳細手順に対応する。なお、(S301
〜S305)は各ステップを示す。
【0058】図6のステップS205に示した両面切り
替え処理が開始されると、上記変数PSが「片面」かど
うか否かを判定し(ステップS301)、「片面」であ
ると判定した場合は、現在の文書の両面属性の両面フラ
グが「ON」か否かを判定し(ステップS302)、
「ON」であると判定した場合は、印刷装置7に両面O
Nコマンドを送出して(ステップS303)、処理をリ
ターンし、「OFF」であると判定した場合には、引き
続き片面印刷なので、何もせずに処理をリターンする。
【0059】一方、ステップS301で、変数PSが
「片面」でない、つまり、「表面」もしくは「裏面」で
あれば、現在の文書の両面属性の両面フラグが「OF
F」か否かを判定し(ステップS304)、「OFF」
であると判定した場合は、印刷装置7に両面OFFコマ
ンドを送出して(ステップS305)リターンし、「O
N」であると判定した場合は、引き続き両面印刷なの
で、何もせずに処理をリターンする。
【0060】なお、ステップS301で変数PSが「表
面」であったなら、ステップS305の両面OFFコマ
ンドによって、プリンタが自動的に排紙し、変数PSが
「片面」もしくは「裏面」であれば、ステップS208
の印刷処理の終了時点で排紙される。
【0061】したがって、両面切り替え処理(ステップ
S205)終了時点で、裏面印刷待ちの紙が残っている
のは、変数PSが「表面」で現在の文書の両面フラグが
「ON」の場合だけである。
【0062】図8は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図6に示した示したステップS206に対応す
る前頁排紙処理の詳細手順に対応する。なお、S401
〜S404は各ステップを示す。
【0063】図6のステップS206に示した前頁排紙
処理が開始されると、まず、変数PSが「表面」かどう
か否かを判定し(ステップS401)、「表面」である
と判定した場合は、現在の文書の両面属性の両面フラグ
が「ON」か否かを判定し(ステップS402)、「O
N」であると判定した場合は、現在の文書の両面属性の
開始面が「継続」か否かを判定し(ステップS40
3)、「継続」でないと判定した場合は、印刷装置7に
排紙コマンドを送出して(ステップS404)、処理を
リターンする。
【0064】一方、ステップS401で、変数PSが
「表面」でないと判定した場合、もしくはステップS4
03で現在の文書の両面属性の開始面が「継続」である
と判定した場合は、何もせずに処理をリターンする。
【0065】なお、図6のステップS206に示した前
頁排紙処理の終了時点で裏面印刷待ちの紙が残っている
のは、変数PSが「表面」で現在の文書の両面フラグが
「ON」かつ開始面が「継続」の場合だけである。
【0066】図9は、本発明に係るデータ処理装置にお
ける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図6に示した示したステップS207に対応す
る表面スキップ処理の詳細手順に対応する。なお、(S
501)〜(S503)は各ステップを示す。
【0067】図6のステップS207に示した表面スキ
ップ処理が開始されると、まず、現在の文書の両面属性
の両面フラグが「ON」か否かを判定し(ステップS5
01)、「ON」であると判定した場合は、現在の文書
の両面属性の開始面が「裏面」か否かを判定し(ステッ
プS502)、「裏面」であると判定した場合は、印刷
装置7に改頁コマンドを送出して(ステップS50
3)。処理をリターンする。この結果、表面を白紙のま
まスキップすることになる。
【0068】一方、ステップS501で、現在の文書の
両面属性の両面フラグが「ON」でないと判定した場
合、もしくはステップS502で現在の文書の両面属性
の開始面が「裏面」でないと判定した場合は、何もせず
に処理をリターンする。
【0069】なお、図6に示したステップS207の表
面スキップ処理の終了時点で裏面印刷待ちの紙が残って
いるのは、変数PSが「表面」で現在の文書の両面フラ
グが「ON」かつ開始面が「継続」の場合と、現在の文
書の両面フラグが「ON」かつ開始面が「裏面」の場合
である。
【0070】図10は、本発明に係るデータ処理装置に
おける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、図6に示した示したステップS210に対応
するPS更新処理の詳細手順である。なお、S601〜
S608は各ステップを示す。
【0071】図6のステップS210に示したPS更新
処理が開始されると、まず、現在の文書の両面属性の両
面フラグが「ON」か否かを判定し(ステップS60
1)、「OFF」であると判定した場合は、ステップS
602へ進み、変数PSに「片面」を設定して、処理を
リターンする。
【0072】一方、ステップS601で、両面フラグが
「ON」状態であると判定した場合は、変数PSが「表
面」か否かを判定し(ステップS603)、「表面」で
ないと判定した場合は、ワーク変数nに図6に示したス
テップS209で保持した印刷ページ数PCを設定し
(ステップS604)、「表面」であると判定した場合
は、変数nにPC+1を設定して(ステップS60
5)、ステップS606へ進む。
【0073】そして、変数nが奇数か否かを判定し(ス
テップS606)、奇数であると判定した場合は、変数
PSに「表面」を設定し(ステップS607)、偶数な
ら変数PSに「裏面」を設定して(ステップS60
8)、処理をリターンする。
【0074】なお、上記実施形態では、複数の文書デー
タを1つのジョブとして一部両面印刷する場合について
説明したが、片面印刷頁と両面印刷頁との区切りに特定
の情報を付加して、その識別を印刷結果として容易に認
知できるように構成してもいいし、排紙状態を制御可能
であれば、その排紙位置を調整して排紙制御するように
構成してもよい。
【0075】また、上記実施形態では、複数の文書デー
タを外部補助記憶装置6から読み出す場合について説明
したが、ネットワーク等を介している場合には、複数の
ホストコンピュータや、サーバ装置から取得されるもの
であっても、本発明を適用可能である。
【0076】さらに、印刷する文書データが図形や画像
や文字を含むものである場合には、特定の頁について
は、2in1等の処理、すなわち、複数頁を1頁に印刷
する処理を組み合わせて、上記頁処理を行う構成として
もよい。
【0077】また、複数文書を1つの文書として連続印
刷開始前に、印刷装置との通信により印刷可能な記録紙
に余裕があるかどうかを判別可能ならば、複数文書から
なる1つのジョブの印刷により、用紙切れや消耗材(ト
ナーまたはインク)不足を予告報知して、ユーザの用紙
補充や消耗材補充を喚起するように制御してもよい。
【0078】さらに、両面属性設定は、プリンタドライ
バに対する設定画面中で、複数の印刷対象を選択した際
に、連携して設定する形態として処理してもよい。
【0079】また、両面属性設定画面は、通常のブラウ
ザソフトウエアで表示可能なHTML等の言語で記述さ
れていてもよい。
【0080】さらに、印刷装置7がカラー印刷装置であ
る場合には、両面印刷の際に、色指定を可能として、当
該両面印刷される頁のみをカラー印刷したり、当該両面
印刷される頁のみをモノクロ印刷したり等の色出力制御
を加えてもよい。
【0081】また、印刷装置7が異なるサイズの用紙を
選択的に給紙可能な構成である場合には、両面印刷の際
に、用紙サイズを指定して印刷出力する用紙サイズ制御
を加えてもよい。
【0082】上記実施形態によれば、ジョブで印刷する
複数の文書を文書単位で部分的に両面にして印刷が出来
るようになる。
【0083】また、複数の文書をばらばらに両面印刷し
たり、連続で両面印刷したり出来る。つまり、前の文書
が表面で終わったら、次の文書が裏面から印刷が始まる
ようにしたり、別の文書同士が1枚の紙の表面と裏面に
ならない様に分けて両面印刷したり出来る。
【0084】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るデータ処理装置を適用可能なデータ処理
システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成
について説明する。
【0085】図11は、本発明に係るデータ処理装置を
適用可能なデータ処理システムで読み出し可能な各種デ
ータ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップ
を説明する図である。
【0086】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0087】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0088】本実施形態における図6〜図10に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0089】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0090】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0093】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第30の発明によれば、複数の文書データ中の任意の
頁を統合して両面印刷するための両面属性情報を含む印
刷順序リストを作成し、該作成された前記印刷順序リス
トおよび各文書データ中の前記両面属性情報の設定状態
に基づき、連続する複数文書データの一部頁両面印刷を
指示するように頁処理を制御するので、複数の文書デー
タを1つのジョブとして印刷する際に、特定の文書デー
タを部分的に両面印刷して、ユーザによる両面印刷要求
に対して柔軟に対応できるデータ印刷処理環境を自在に
構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すデータ処理装置を適
用可能な文書印刷システム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した記憶装置におけるメモリマップの
一例を示す図である。
【図3】図2に示した印刷順序リストのデータ構造を説
明する図である。
【図4】図3に示した表示装置に表示される印刷順序リ
スト作成のためのエディタの一例を示す図である。
【図5】図3に示した表示装置に表示される両面属性の
ための設定ダイアログの一例を示す図である。
【図6】本発明に係るデータ処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るデータ処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ処理装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るデータ処理装置における第4のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るデータ処理装置における第5の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係るデータ処理装置を適用可能なデ
ータ処理システムで読み出し可能な各種データ処理プロ
グラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図
である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 記憶装置 3 表示装置 4 キーボード 5 マウス 6 外部補助記憶装置 7 印刷装置

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文書データを処理して印刷装置に
    印刷データを出力するデータ処理装置であって、 前記複数の文書データを統合して両面印刷するための両
    面属性情報を含む印刷順序リストを作成する作成手段
    と、 前記作成手段により作成された前記印刷順序リストおよ
    び各文書データ中の前記両面属性情報の設定状態に基づ
    き、連続する複数文書データの一部両面印刷を指示する
    ように頁処理を制御する制御手段と、を有することを特
    徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記両面属性情報は、各文書データを片
    面印刷するか両面印刷するかを指定する両面フラグと、
    前頁に続けて両面印刷する際の開始面を表面または裏面
    または継続のいずれかを指定する開始面情報とを含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記作成手段により作
    成された前記印刷順序リストおよび各文書データ中の前
    記両面属性情報中の開始面に対する設定状態に基づき、
    前頁に続けて、あるいは前頁の裏面を白紙頁として次頁
    の表面から、あるいは次頁の表面を白紙頁として裏面か
    ら連続する複数文書データが1つのジョブとして順次印
    刷されるように頁処理を制御することを特徴とする請求
    項1記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、印刷順序リストに項目
    が存在するか判定し、項目が存在していれば前頁の印刷
    状態を表わす変数を初期設定し、印刷装置にジョブ開始
    コマンドを送出し、全ての印刷順序リストの項目の文書
    に対し、両面切り替え処理、前頁排紙処理、表面スキッ
    プ処理、文書印刷処理、印刷頁数入手処理、前頁印刷状
    態更新処理を行い、印刷順序リストに次の項目がなくな
    ったら印刷装置にジョブ終了コマンドを送出することを
    特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記両面切り替え処理は、前頁印刷状態
    が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがONであれ
    ば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、前頁印刷状
    態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグがOFFで
    あれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送出すること
    を特徴とする請求項4記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記前頁排紙処理は、前頁印刷状態が表
    面であるか判定し、表面であれば両面属性の両面フラグ
    と開始面属性を判定し、両面フラグがOFFであるか、
    もしくは開始面属性が継続でなければ、印刷装置に排紙
    コマンドを送出することを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記表面スキップ処理は、両面属性の両
    面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれば、出
    力装置に改頁コマンドを送出することを特徴とする請求
    項4記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記前頁印刷状態更新処理は、両面属性
    の両面フラグがONであるか判定し、OFFであれば前
    頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印刷状態
    が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁数の入
    手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、表面で
    なければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数であれば
    前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁印刷状
    態を裏面に設定することを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、所定のインタフェース
    を介して前記印刷装置に印刷制御情報を転送することを
    特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、所定のネットワーク
    インタフェースを介して前記印刷装置に印刷制御情報を
    転送することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の文書データを処理して印刷装置
    に印刷データを出力するデータ処理装置におけるデータ
    処理方法であって、 複数の文書データを統合して両面印刷するための両面属
    性情報を含む印刷順序リストを作成する作成ステップ
    と、 前記作成ステップにより作成された前記印刷順序リスト
    および各文書データ中の前記両面属性情報の設定状態に
    基づき、連続する複数文書データの一部両面印刷を指示
    するように頁処理を制御する制御ステップと、を有する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記両面属性情報は、各文書データを
    片面印刷するか両面印刷するかを指定する両面フラグ
    と、前頁に続けて両面印刷する際の開始面を表面または
    裏面または継続のいずれかを指定する開始面情報とを含
    むことを特徴とする請求項11記載のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップは、前記作成ステッ
    プにより作成された前記印刷順序リストおよび各文書デ
    ータ中の前記両面属性情報中の開始面に対する設定状態
    に基づき、前頁に続けて、あるいは前頁の裏面を白紙頁
    として次頁の表面から、あるいは次頁の表面を白紙頁と
    して裏面から連続する複数文書データが1つのジョブと
    して順次印刷されるように頁処理を制御することを特徴
    とする請求項11記載のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 前記制御ステップは、印刷順序リスト
    に項目が存在するか判定し、項目が存在していれば前頁
    の印刷状態を表わす変数を初期設定し、印刷装置にジョ
    ブ開始コマンドを送出し、全ての印刷順序リストの項目
    の文書に対し、両面切り替え処理、前頁排紙処理、表面
    スキップ処理、文書印刷処理、印刷頁数入手処理、前頁
    印刷状態更新処理を行い、印刷順序リストに次の項目が
    なくなったら印刷装置にジョブ終了コマンドを送出する
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 前記両面切り替え処理は、前頁印刷状
    態が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがONであ
    れば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、 前頁印刷状態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグ
    がOFFであれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送
    出することを特徴とする請求項14記載のデータ処理方
    法。
  16. 【請求項16】 前記前頁排紙処理は、前頁印刷状態が
    表面であるか判定し、 表面であれば両面属性の両面フラグと開始面属性を判定
    し、両面フラグがOFFであるか、もしくは開始面属性
    が継続でなければ、印刷装置に排紙コマンドを送出する
    ことを特徴とする請求項14記載のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 前記表面スキップ処理は、両面属性の
    両面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれば、
    出力装置に改頁コマンドを送出することを特徴とする請
    求項14記載のデータ処理方法。
  18. 【請求項18】 前記前頁印刷状態更新処理は、両面属
    性の両面フラグがONであるか判定し、OFFであれば
    前頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印刷状
    態が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁数の
    入手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、表面
    でなければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数であれ
    ば前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁印刷
    状態を裏面に設定することを特徴とする請求項14記載
    のデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップは、所定のインタフ
    ェースを介して前記印刷装置に印刷制御情報を転送する
    ことを特徴とする請求項11記載のデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップは、所定のネットワ
    ークインタフェースを介して前記印刷装置に印刷制御情
    報を転送することを特徴とする請求項11記載のデータ
    処理方法。
  21. 【請求項21】 複数の文書データを処理して印刷装置
    に印刷データを出力するデータ処理装置に、 複数の文書データを統合して両面印刷するための両面属
    性情報を含む印刷順序リストを作成する作成ステップ
    と、 前記作成ステップにより作成された前記印刷順序リスト
    および各文書データ中の前記両面属性情報の設定状態に
    基づき、連続する複数文書データの一部両面印刷を指示
    するように頁処理を制御する制御ステップとを実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り
    可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記両面属性情報は、各文書データを
    片面印刷するか両面印刷するかを指定する両面フラグ
    と、前頁に続けて両面印刷する際の開始面を表面または
    裏面または継続のいずれかを指定する開始面情報とを含
    むことを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御ステップは、前記作成ステッ
    プにより作成された前記印刷順序リストおよび各文書デ
    ータ中の前記両面属性情報中の開始面に対する設定状態
    に基づき、前頁に続けて、あるいは前頁の裏面を白紙頁
    として次頁の表面から、あるいは次頁の表面を白紙頁と
    して裏面から連続する複数文書データが1つのジョブと
    して順次印刷されるように頁処理を制御することを特徴
    とする請求項21記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記制御ステップは、印刷順序リスト
    に項目が存在するか判定し、項目が存在していれば前頁
    の印刷状態を表わす変数を初期設定し、印刷装置にジョ
    ブ開始コマンドを送出し、全ての印刷順序リストの項目
    の文書に対し、両面切り替え処理、前頁排紙処理、表面
    スキップ処理、文書印刷処理、印刷頁数入手処理、前頁
    印刷状態更新処理を行い、印刷順序リストに次の項目が
    なくなったら印刷装置にジョブ終了コマンドを送出する
    ことを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記両面切り替え処理は、前頁印刷状
    態が片面であり、かつ両面属性の両面フラグがONであ
    れば、印刷装置に両面ONコマンドを送出し、 前頁印刷状態が片面でなく、かつ両面属性の両面フラグ
    がOFFであれば、印刷装置に両面OFFコマンドを送
    出することを特徴とする請求項24記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記前頁排紙処理は、前頁印刷状態が
    表面であるか判定し、 表面であれば両面属性の両面フラグと開始面属性を判定
    し、両面フラグがOFFであるか、もしくは開始面属性
    が継続でなければ、印刷装置に排紙コマンドを送出する
    ことを特徴とする請求項24記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記表面スキップ処理は、両面属性の
    両面フラグがONで、かつ開始面属性が裏面であれば、
    出力装置に改頁コマンドを送出することを特徴とする請
    求項24記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記前頁印刷状態更新処理は、両面属
    性の両面フラグがONであるか判定し、OFFであれば
    前頁印刷状態を片面に設定し、ONであれば前頁印刷状
    態が表面であるか判定し、表面であれば前記印刷頁数の
    入手処理によって入手した印刷頁数を1頁加算し、表面
    でなければ印刷頁数が奇数かどうか判定し、奇数であれ
    ば前頁印刷状態を表面に設定し、偶数であれば前頁印刷
    状態を裏面に設定することを特徴とする請求項24記載
    の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記制御ステップは、所定のインタフ
    ェースを介して前記印刷装置に印刷制御情報を転送する
    ことを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記制御ステップは、所定のネットワ
    ークインタフェースを介して前記印刷装置に印刷制御情
    報を転送することを特徴とする請求項21記載の記憶媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008234299A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Seiko Epson Corp 両面印刷可能なプリンタのプリンタドライバプログラム及びそのプリンタシステム

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