JP2002169509A - 平面表示パネルの駆動方法及び有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法 - Google Patents

平面表示パネルの駆動方法及び有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法

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JP2002169509A
JP2002169509A JP2000365061A JP2000365061A JP2002169509A JP 2002169509 A JP2002169509 A JP 2002169509A JP 2000365061 A JP2000365061 A JP 2000365061A JP 2000365061 A JP2000365061 A JP 2000365061A JP 2002169509 A JP2002169509 A JP 2002169509A
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driving
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cathode
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English (en)
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Naoaki Furumiya
直明 古宮
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機EL素子における画像の焼き付きを防止
する。 【解決手段】 静止画像表示モードや装置待機モードな
どの装置モードなどに応じて、表示パネルの各発光画素
に設けられた有機EL素子10の陽極−陰極間に流す電
流を制限する。これは、表示データのコントラストや輝
度を通常時より低下させる処理、素子電源電圧(陽極、
陰極電圧)、画素の保持容量電圧Vscを通常時から変更
するの変更などによって実現できる。或いは、素子10
の陽極−陰極間に逆バイアスを印加する。このような処
理により、素子の電極間への不要な電荷蓄積を抑制で
き、また積極的に放電することができ、有機EL素子に
おける画像の焼き付きを防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自発光画素を備
える平面表示パネル、例えば有機エレクトロルミネッセ
ンス表示パネルにおける表示の焼き付き防止方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンス(有機E
L)素子を各画素に用いた有機ELディスプレイは、自
発光型のディスプレイであり、透過型液晶表示装置(L
CD)のようにバックライトを必要とせず、薄型、小型
化の点で一層優れている。また、バックライト分の電力
消費がないため低消費電力であり、一方で自発光である
ため明るい表示が可能であるという利点があり、次世代
の平面ディスプレイとして注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】有機ELディスプレイ
では、陽極陰極間に形成した有機発光層に直流電流を供
給して発光層を発光させることで表示をおこなうので、
固定画像を表示した場合、その有機EL素子に電流が流
れ続け、有機膜の劣化等の原因により、焼き付きが起こ
る可能性がある。
【0004】有機ELディスプレイにおいて、このよう
な焼き付きが発生してしまうと、これを修復することが
できない。そして、有機ELディスプレイの用途の一つ
として有望視されている携帯電話やその他の携帯機器に
おいては、固定パターンの静止画像を表示する状況が多
く考えられ、焼き付きについての対策が必要となる。
【0005】本発明は、そこで、自発光型の表示パネル
において焼き付きを防ぐ方法を提案することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下のような特徴を有する。
【0007】即ち、本発明では、第1及び第2電極間に
発光層を備えた発光素子を有する自発光画素が複数配置
されて構成される表示パネルの駆動方法であって、静止
画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モードに
なると、前記表示パネルの各発光素子に供給する電力を
制限する。
【0008】このように電力、例えば供給電流量を制限
すれば、素子の発光層の劣化を抑制し、また素子内への
不要な電荷蓄積を抑制でき、素子における画像の焼き付
きを防止できる。
【0009】本発明の他の特徴は、上記のような静止画
像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モードにな
った時に、前記表示パネルに供給する表示データのコン
トラスト又は輝度レベルを通常モードより低下させるこ
とである。
【0010】発光素子での発光状態を制御する表示デー
タに対し、そのコントラストや輝度レベルを低下させる
などの信号処理は、比較的簡易な構成の回路で実現で
き、かつ、これらが低下すれば、発光素子に供給される
電力量も低下し、素子における画像の焼き付きを防止で
きる。
【0011】本発明の他の特徴は、陽極と陰極との間に
発光層を備えた有機エレクトロルミネッセンス素子を有
する自発光画素が複数配置されて構成される有機エレク
トロルミネッセンス表示パネルの駆動方法であって、静
止画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モード
になると、前記陽極と陰極との間に流す電流量を通常モ
ードより小さくすることである。
【0012】また、本発明の他の特徴は、上記駆動方法
において、前記陽極の接続されている電源電圧を低下さ
せる、又は陰極電圧を上昇させることである。このよう
に制御すれば、陽極−陰極間での電位差が小さくなり、
その間に流れる電流量を確実に抑制できる。
【0013】本発明の他の特徴は、自発光画素が複数配
置されて構成された有機エレクトロルミネッセンス表示
パネルの駆動方法であって、前記自発光画素は、画素選
択ラインにゲートが接続された画素スイッチ用トランジ
スタと、前記画素スイッチ用トランジスタを介してデー
タラインから供給される表示データ電圧を保持する保持
容量と、前記画素スイッチ用トランジスタと前記保持容
量の一方の電極にゲートが接続され、該保持容量電圧に
応じた電流を電源から有機エレクトロルミネッセンス素
子に供給する素子駆動用トランジスタを有し、静止画像
表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モードになる
と、前記保持容量の他方の電極電圧を変更し、前記陽極
と陰極との間に流す電流量を通常モードより小さくする
ことである。
【0014】このような方法によっても陽極−陰極間の
電流量を低減できるので焼き付き防止に寄与することが
できる。
【0015】本発明のさらに別の特徴は、陽極と陰極と
の間に発光層を備えた有機エレクトロルミネッセンス素
子を有する自発光画素が複数配置されて構成される有機
エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法であっ
て、装置モードに応じて、直流電流によって駆動される
前記素子の陽極と陰極との間に逆バイアスを印加するこ
とである。
【0016】逆バイアスを印加することにより、素子の
陽極−陰極間に蓄積された不要な電荷を確実に放電する
ことができ、素子における画像の焼き付きの他、残像、
有機発光膜の劣化などを防止できる。また、装置モード
とは、静止画像表示モード、装置待機モード、表示位置
オフモードなどである。
【0017】さらに、本発明の他の特徴においては、前
記逆バイアスは、非表示期間に印加される。
【0018】ここで、非表示期間は、水平、垂直基線期
間など、1フレーム期間中に周期的に設けられている期
間、さらに、表示パネルのオフ制御時などが挙げられ
る。これらの期間に逆バイアスを印加すれば、通常の表
示に影響を与えることなく効率的かつ確実に素子の不要
な蓄積電荷を放電させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の好
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
【0020】以下の説明において、表示パネルとして
は、各画素に自発光有機EL素子とこの素子を駆動する
スイッチが設けられたアクティブマトリクス型有機EL
表示パネルを例に説明する。
【0021】[実施形態1]図1は、有機EL表示パネ
ルの画素部及び駆動回路の一部を概念的に示している。
表示パネルには行方向に延びる複数のゲートライン11
0と、列方向に延びる複数のデータライン120及び電
源ライン130が形成されており、ゲートライン110
とデータライン120及び電源ライン130で区画され
た領域にそれぞれ画素が構成されている。1画素は、有
機EL素子10、スイッチ用TFT20、EL駆動用T
FT22、保持容量SCを備えている。スイッチ用TF
T20は、ゲートが対応するゲートライン110に接続
されている。また、この例ではn−chTFTで構成さ
れており、ソースがデータライン120に接続され、ド
レインには保持容量SCが接続されている。EL駆動用
TFT22は、ゲートが上記スイッチ用TFT20のド
レイン及び保持容量SCに接続されている。そして、こ
の例では、p−chTFTで構成されており、ドレイン
が各画素共通のEL駆動電源Vddに接続され、ソースが
有機EL素子10の陽極に接続されている。有機EL素
子10は、上記EL駆動用TFT22を介して電源Vdd
に接続された陽極と、各画素で共通の端子Tに接続され
た陰極との間に発光層を含む有機層が形成されて構成さ
れている。
【0022】V系ドライバ(垂直方向ドライバ)200
は、ゲートライン数に応じた段数設けられたV系シフト
レジスタ210と、各シフトレジスタ210から出力さ
れるデータをそれぞれ選択信号として各ゲートライン1
10に出力するバッファ220を備えている。V系シフ
トレジスタ210は、垂直スタートパルスSTV及び垂
直クロックCKVを入力とし、スタートパルスSTVを
クロックCKVに従って順次V方向に転送し、かつ、対
応するバッファ220に選択信号となるデータを出力す
る。
【0023】H系ドライバ(水平方向ドライバ)300
は、水平方向画素数に応じた段数設けられたH系シフト
レジスタ310と、各H系シフトレジスタ310からの
出力によってビデオデータを対応するデータライン12
0に出力するサンプルホールド回路320を有する。シ
フトレジスタ310は、水平スタートパルスSTH及び
水平クロックCKHを入力とし、スタートパルスSTH
をクロックCKHに従って順次H方向に転送する。サン
プルホールド回路320は、各H系シフトレジスタ31
0からの出力信号によりビデオ信号ライン330と対応
データライン120とを接続することでビデオデータを
データライン120に選択的に供給する。
【0024】上記構成において、水平走査期間毎に各ゲ
ートライン110に選択信号が順次出力され、対応する
ゲートライン110に接続されたスイッチ用TFT20
がオンする。各データライン120には、1水平走査期
間中に順次ビデオ信号ライン330から表示内容に応じ
た表示データが出力され、この表示データはオン制御さ
れた対応するスイッチ用TFT20を介して保持容量S
Cに対応する電荷として保持される。この保持電荷に応
じた電圧がEL駆動用TFT22のゲートに印加され、
その電圧に応じて電源ライン130から有機EL素子1
0の陽極に電流を供給する。これにより、有機EL素子
10は、供給電流に応じた輝度で発光する。
【0025】各画素においては、上述のようにスイッチ
用TFT20としてオフ電流が小さく移動度が高いn−
ch型TFTを用い、EL駆動用TFT22にはホール
注入が容易なp−ch型TFTを用いている。この場
合、データライン120に供給される各表示データの電
圧レベルは、元々のビデオ入力(例えばNTSC信号)
の輝度レベルとは極性が逆転している。即ち、ビデオ入
力においては、高輝度(白)レベルは高電圧(絶対
値)、低輝度(黒)は低電圧(絶対値)で表されている
が、図1に示す各データライン120には、高輝度部分
が低電圧、低輝度部分が高電圧に変換された表示データ
が出力される。この表示データは上述のように保持容量
SCによって保持され、p−ch型のEL駆動用TFT
22のゲートに印加される。そして、、EL駆動用TF
T22は、保持電圧に応じた電流を電源(Vdd)から対
応する各有機EL素子10の陽極に供給する。従って、
各有機EL素子10は、EL駆動用TFT22のゲート
へ印加される電圧が高いときは、供給電流が少なく発光
輝度は低くなる(黒表示)。反対に、TFT22への印
加電圧が低いときは、供給電流が多く発光輝度は高くな
る(白表示)。
【0026】本実施形態1の表示パネルは、以上のよう
な構成を有しており、携帯電話などの携帯機器に搭載さ
れる。そして、本実施形態1においては、表示画像が静
止画であったり、該搭載機器が待機モードである場合
に、直流電流で駆動される有機EL素子が流す電流量を
制限して素子の膜劣化や、電荷蓄積などによる焼き付き
を防止処理を施す。
【0027】具体的には、各画素に供給される表示デー
タに対してそのコントラスト低下処理、又は輝度低下処
理を施す。これにより、素子に流れる電流量が減少する
ため、素子劣化を抑制でき、焼き付きを防止できる。な
お、電流量が減少するので、同時に表示パネルでの消費
電力を低減できるという効果も得られる。
【0028】図2は、図1に示したような構成の表示パ
ネル100と、これを駆動するための表示コントローラ
500及び電源回路600を備えた表示装置全体の概略
構成を示している。電源回路600は、機器電源を入力
電圧とし、この電圧に基づいて表示パネル100や、表
示コントローラ500で用い電源(Vdd、VBS、Vcd、
VSC)を作成する。
【0029】表示コントローラ500は、ビデオ信号処
理回路510、同期分離処理回路530、タイミングコ
ントローラ(T/C)回路550等を有する。ビデオ信
号処理部510は、ビデオ入力を処理して有機ELパネ
ル100にR,G,B表示データを供給し、同期分離処
理回路530は、ビデオ入力から垂直同期信号Vsync
や、水平同期信号Hsyncを分離する。
【0030】同期分離処理回路530からの垂直同期信
号Vsync、水平同期信号Hsyncは、T/C回路550に
供給され、T/C回路550は、これらに基づいて、垂
直スタートパルスSTV、水平スタートパルスSTH、
垂直クロックCKV、水平クロックCKHなどを作成す
る。
【0031】また、本実施形態1では、これらの構成に
加え、図3に示すような表示パネル搭載機器の状態を管
理、検出する機器管理部400を有し、この機器管理部
400からの制御信号がビデオ信号処理部510に供給
されている。機器管理部400は、機器への入力、例え
ば携帯電話などにおけるキー入力(キー操作)を検出す
る入力検出部410と、この検出部410からの検出出
力を受ける制御部(例えばCPU)420と、入力が検
出がされてから所定期間の経過を制御部420に伝える
タイマ430を備える。何からのキー入力が検出されな
くなってから(入力検出の最後から)、所定の期間が経
過したことをタイマ430が計測し、期間経過後にタイ
マ430からタイムアップ信号が出力されると、制御部
420は、これに応じて所定の制御信号を発生する。そ
して、この制御信号が図2のビデオ信号処理部510に
供給される。
【0032】本実施形態の第1の例では、上記制御信号
は、コントラスト低下命令であり、ビデオ信号処理部5
10は、このコントラスト低下命令を受けて、図4に概
念的に示すように、ビデオ入力から作成する表示データ
のコントラストを低下させる。図4において、実線は通
常状態において形成される表示データを簡略化して示し
ており、この表示データの最小レベルはEL素子での最
大輝度レベル(白)に相当し、最大レベルは最小輝度レ
ベル(黒)を意味している。
【0033】コントラスト低下命令があると、ビデオ信
号処理部510は、点線で示すように、表示信号の最小
レベルを上昇させて、最大輝度レベルと最小輝度レベル
との差を縮め、表示データ振幅をほぼ均等に圧縮し、最
小−最大の振幅内に収まるように表示データを作成す
る。これは例えば、デジタルビデオ信号に含まれる階調
データをアナログ変換する際に、1階調に割り当てる電
圧を通常時より小さくすることで実現できる。
【0034】このようなコントラスト低下処理により、
表示データの最小レベル(白レベル)が上昇するので、
各有機EL素子に流れる最大電流値が小さくなる。有機
EL素子における焼き付きは、素子に流す電流量が小さ
くなればそれだけ、有機膜の劣化を防止でき、また素子
の有機膜に蓄積される不要な電荷量も減少するため、有
機EL素子における焼き付き防止効果が高まる。従って
コントラスト低下処理を行うことで、有機EL素子にお
ける焼き付きを防止することができる。また、コントラ
スト低下処理では、表示データの振幅を均一に狭めるた
め、表示データ(特に階調)の再現性を損うことなく、
表示データの再現能力は通常時と変わらない。従って、
このようなコントラスト低下処理を実行することでデー
タの再現能力を低下させることなく、有機EL素子にお
ける画像の焼き付きを防止できる。
【0035】本実施形態の第2の例において、機器管理
部400の制御部420から出力される制御信号は、輝
度低下命令である。つまり、ビデオ信号処理部510
は、この制御信号を受けると、図5に概念的に示すよう
に、ビデオ入力から作成する表示データの輝度を低下さ
せる。
【0036】図5において、実線は、図4と同様、通常
状態において形成される表示データの簡略波形である。
ビデオ信号処理部510は、輝度低下命令を受けると図
5の最小レベルを一点鎖線で示すように上昇させる。こ
れは、素子発光輝度についてみると最大輝度(白)レベ
ルを低下に相当する。これにより、通常時であればこの
一点鎖線を下回る白レベル(図の斜線部分)は、全て新
たに設定された白レベルに制限される。例えば、デジタ
ルビデオ信号に含まれるデジタル輝度データをアナログ
変換する際に、新たに設定した高輝度側の制限範囲を超
えるデータについては全て設定レベルとするなどの処理
により実現できる。
【0037】上述のように有機EL素子に流れる電流
は、表示データの最大−最小レベルによって決まるの
で、このような図5における最小レベル(最大輝度レベ
ル)を制限することで、有機EL素子に流れる電流量は
制限されることとなり、素子における画像の焼き付きを
防止することができる。
【0038】このような輝度低下処理を施すと、高輝度
側における階調再現能力は低下することになる。しか
し、例えば携帯電話などにおいて、その待機モードにお
ける表示内容は、時計、受信状態などの固定表示、文字
表示がほとんどであり、このような画像であれば、高輝
度側が制限されても、多くが2値表示であったりするた
め、階調表現能力の低下による表示品質の低下が少な
い。従って、輝度低下処理は、このような用途において
は、素子における画像の焼き付き防止だけでなく、表示
品質の低下を抑制可能となる。
【0039】本実施形態1において、実行される焼き付
き防止処理は、その目的達成だけを考えると常時行うこ
とが最適である。しかし、動画表示であれば有機EL素
子に流れる電流量が各フレーム毎に異なるのが通常であ
り、焼き付きが起こりにくい。さらに、通常表示モード
においては、高い表示品質を実現することが必要であ
り、コントラスト低下や階調再現性を低下させる処理を
行うことは適切でない。従って、本実施形態1に係る焼
き付き防止処理は、静止画像表示モードや、機器待機モ
ードの場合に行うことが適切であり、特に、静止画像の
表示が多いと予想される機器待機モードの場合に実行す
ることが好適である。さらに、現在、携帯電話などのデ
ィスプレイとして多く用いられているLCDに対して
は、その駆動回路が一定期間キー入力などがないと、そ
のバックライトをオフさせる制御を行っている。従っ
て、同様の駆動回路を本実施形態1に係る有機ELパネ
ルにおいて採用し、LCD用途でバックライトオフ制御
に利用していた信号を上記焼き付き防止処理を実行する
ための制御信号として利用することもできる。
【0040】[実施形態2]次に、本発明の実施形態2
について説明する。有機EL素子に流れる電流量を通常
時よりも低減することで素子焼き付きを防止する点にお
いて、上記実施形態1の第1及び2の例と共通する。相
違するのは、本実施形態2では、有機EL素子の陽極−
陰極間の電位差を小さくすること電流量を制限し、焼き
付き防止を実現する点である。
【0041】陽極−陰極間の電位差を小さくする方法と
しては、陽極電位、つまり素子電源電圧Vddを変更する
方法と、各画素で共通の陰極電圧Vcdを変更する方法の
いずれか又はその両方を採用することができる。このよ
うな電極電圧の制御は、上述のように機器管理部400
から一定期間以上キー入力がないなどにより制御信号が
出力された場合に実行する。素子電源電圧Vddの変更と
は、具体的にはその電圧を通常状態より低下させること
であり、共通陰極電圧Vcdの変更とは、その電圧を通常
状態より上昇させることである。いずれの方法によって
も各有機EL素子に流れる電流量を減少させることがで
き、有機EL素子における画像の焼き付きを防止するこ
とができる。なお、実施形態1と同様、電流量が減少す
るので、同時に表示パネルでの消費電力も低減できる。
【0042】このような素子電極の電圧の変更は、図2
に示す電源回路600によって実行すことができる。こ
の場合、機器管理部400からの制御信号を電源回路6
00に供給し、電源回路600がこれに応じて発生する
電源電圧を変更する。電源回路600としてスイッチン
グレギュレータ電源回路やチャージポンプ型電源回路等
が利用可能であり、これらの回路の場合、予め複数の電
圧を発生可能に構成しておき、上記制御信号を受けて出
力電圧を切替制御することで実現できる。また、電源回
路600において、単に分割抵抗を利用して電源電圧を
決定している場合には、分割位置を変更することで出力
電圧(分圧値)を変更することができる。
【0043】[実施形態3]実施形態3では、機器管理
部400からの制御信号を受け、各画素に形成されてい
る保持容量SCの共通電極電位Vscを変更することで有
機EL素子の陽極−陰極間に流れる電流を制限し、焼き
付き防止を行う。実施形態1において説明したように、
各画素を図1のような回路構成とした場合、スイッチ用
TFT20を介してデータライン120から供給された
表示データが保持容量SCに保持される。EL駆動用T
FT22をp−chTFTで構成すると、上述のよう
に、保持容量SCに供給される表示データは、有機EL
素子における発光輝度レベルとは電圧レベルが反転した
関係となっている。そこで、本実施形態3では、静止画
像表示モード或いは機器待機モードにおいて上記制御信
号を受けると、保持容量SCの共通電極電位Vscを上昇
させる。これにより、保持容量SCの個別電極側の電位
が上昇し、その結果、個別電極にゲートの接続されてい
るEL駆動用TFT22の流す電流が減少し、有機EL
素子10に流れる電流量が減少して焼き付き防止効果が
得られる。
【0044】[実施形態4]本実施形態4では、静止画
像表示モード及び機器待機モードのいずれか又は両方の
場合に、有機EL素子の陽極−陰極間に逆バイアスを印
加する。上述のように有機EL素子のように直流駆動さ
れる素子は、発光が続くと素子の陽極と陰極との間に不
要な電荷が蓄積され続け、また非発光状態でも直前の発
光期間に蓄積された電荷しばらくが残存することによる
残像現象が発生する。そこで、本実施形態4では、周期
的に有機EL素子の陽極、陰極間に逆バイアスを印加し
て、蓄積した電荷を放電させる。
【0045】また上述の実施形態1〜3のような駆動方
法に対し、本実施形態4をさらに組み合わせてもよい。
例えば、実施形態1のようにコントラストや輝度を低下
させるとともに、そのモードにおいて、周期的に逆バイ
アスを印加してもよい。このようにすれば、より高い焼
き付き防止効果を得ることが可能となる。さらに、逆バ
イアスの印加は、静止画表示モード及び機器待機モード
に限らず、通常動作時にも実行し、素子に蓄積した不要
な電荷を頻繁に除去し、焼き付きを防止することが好ま
しい。
【0046】以上の逆バイアスの印加は、図2に示した
ような逆バイアス制御回路540を用いて実行すること
ができる。図6は、この逆バイアス制御回路540の具
体的な構成例を示しており、図7は、逆バイアスを印加
時の動作を示している。
【0047】まず、図2に示した同期分離処理回路53
0が、ビデオ入力(図7(a)参照)から垂直同期信号
Vsyncや、水平同期信号Hsync(図7(c)参照)を分
離し、これと共に、1水平期間の先頭部分に設けられて
いる非表示期間を検出する。そして、その非表示期間期
間に応じたブランキングパルスBLPを作成する(図7
(b)参照)。
【0048】上記同期分離処理回路530で作成された
ブランキングパルスBLPは逆バイアス制御回路540
に供給され、この逆バイアス制御回路540は、これに
基づいて各有機EL素子の陰極電圧を制御する。この逆
バイアス制御回路540は、図6に示すように、ゲート
にブンランキングパルスBLPの非反転、反転信号を受
けて動作するn−ch型のトランジスタ542及び54
4を有し、このトランジスタ542と544とは、素子
駆動電源Vddより高電圧の電源VBSと、低電圧の電源V
cdとの間に設けられている。ブランキングパルスBLP
は、図7(b)に示すように、1H期間の非表示期間の
みHレベルとなり、表示期間は、Lレベルを維持する。
このような極性のパルスBLPが印加されるため、非表
示期間には、トランジスタ542がオン、トランジスタ
544がオフし、互いに接続された2つのトランジスタ
の間から引き出された端子Toutは、有機EL素子電源
Vddよりも高電圧の電源VBSに接続される。反対に、表
示期間には、トランジスタ542がオフしてトランジス
タ544がオンするので、端子Toutは電源Vddより低
電圧の電源Vcdに接続される。
【0049】端子Toutは、表示パネル100の各有機
EL素子の共通陰極に接続されており、図7(d)に示
すような電圧が各有機EL素子の陰極に印加される。つ
まり、有機EL素子の陽極−陰極間には、図7(e)に
示すように1水平走査期間の非表示期間到来のたびに逆
バイアスが印加され、これにより陽極−陰極間の蓄積電
荷を周期的に放電することができる。なお、有機EL素
子に逆バイアスが印加されれば、その電圧は上記陰極V
BS−陽極Vddには限られない。ここで、逆バイアスの印
加は、1H期間毎には限られず、1垂直期間ごとでもよ
い。しかし、ブランキングパルスBLPを利用して1H
毎に実行すれば、特別なタイミング信号を別途作成する
ことなく、不要な電荷の放電を頻繁に行うことができ、
有機EL素子での焼き付きを容易かつ確実に防止でき
る。
【0050】また、ブランキングパルスBLPに基づい
てさらに別のタイミング信号を作成し、このタイミング
信号を用いて、非表示期間中において、図7(f)に示
すように、順バイアスと逆バイアスとを複数回交互に印
加する駆動方法を採用してもよい。このように非表示期
間中に複数回逆バイアスを印加することにより、より確
実に有機EL素子での蓄積電荷を放電させることができ
る。
【0051】ここで本実施形態4における逆バイアスの
印加には、図7(g)に示すように、非表示期間におい
て、陽極電位と陰極電位をグランド電位などの同一電位
とする、つまり陽極と陰極をショートさせることも含
む。そして、このようなショートによっても電荷の放電
を行うことができる。
【0052】本実施形態4において、以上のような逆バ
イアス印加により、有機EL素子の陽極−陰極間の蓄積
電荷が放電され、表示を行っていないときも蓄積電荷に
より不要な電流が流れ、その分電力が消費されるという
問題を防ぐことも可能である。従って本実施形態4は、
低消費電力化にも寄与することができる。また、逆バイ
アスを印加して電荷の蓄積をなくすことで、有機EL素
子の寿命を延ばすことにも可能となる。
【0053】以上において、逆バイアスは、通常モー
ド、静止画像表示モード、機器待機モードの場合の非表
示期間に印加する、つまり、表示パネルオン状態におい
てこのような処理を実行するものとして説明している。
しかし、この逆バイアス印加処理は、表示パネルがオフ
状態である場合にもこれを実行してもよい。既に説明し
たように、有機EL素子は直流電流で駆動されるため、
陽極−陰極間に不要な電荷が蓄積され、これが焼き付き
の原因や、焼き付きまで行かなくとも直前の表示イメー
ジが残る残像などの原因となる。そしてこのような不要
な電荷は、表示パネルがオフした後も、しばらくの期間
は放電されずに残存する可能性が高い。そこで、本実施
形態4では、上記駆動方法の他、表示パネルがオフ制御
された場合においても逆バイアスを印加するという方法
を採用する。この場合において、印加タイミングは特に
限定されることはないが、不要な蓄積電荷を迅速に放電
させるためにも表示パネルがオフ制御されてからできる
だけ早い時期に印加することが効果的である。
【0054】例えば、携帯機器などの用途においては、
機器電源自体をオフせずに、表示パネルのみをオフ制御
される場合がある。一例を挙げると、表示パネルを内側
にして機器を折り畳むと、自動的に表示パネルでの表示
がオフ状態に移行する場合などが該当する。このような
待機状態において、表示パネルにオフ制御命令が出され
たことを契機に陽極−陰極間に逆バイアスを印加する。
このような逆バイアス印加により、不要な電荷を放電で
き、表示を高速にオフ(黒表示)状態に移行させ、以後
の電荷残存による素子劣化、焼き付きを防止できる。さ
らに、このような一時的な待機状態は、機器電源がオン
状態で、表示パネルに起動命令がいつ出されるか不明で
あり、また、比較的短時間で再び表示パネルの起動が命
ぜられる可能性が高い。従って、表示を再起動した際、
オフ直前の画像イメージが、起動直後の表示イメージに
重なって表示品質を損なうといった問題について、発生
を未然に防止できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、装置モ
ードなどに応じて、発光素子に供給する電力、例えば有
機EL素子の陽極−陰極間に流す電流を制限する。又は
逆バイアスを印加する。このような処理により、素子の
電極間への不要な電荷蓄積を抑制でき、また積極的に放
電することができ、発光素子における画像の焼き付きを
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る有機ELパネルの
構成を示す図である。
【図2】 本発明に係る有機ELパネルおよび表示コン
トローラの構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態1に係る機器管理部400
の構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態1に係るコントラスト低下
処理の方法を説明する図である。
【図5】 本発明の実施形態1に係る輝度低下処理の方
法を説明する図である。
【図6】 本発明の実施形態4において採用される逆バ
イアス制御回路540の構成を示す図である。
【図7】 本発明の実施形態4に係る逆バイアス制御回
路の動作を説明する図である。
【符号の説明】
10 有機EL素子、20 スイッチ用TFT、22
EL駆動用TFT、100 表示パネル、110 ゲー
トライン、120 データライン、130 電源ライ
ン、200 V系ドライバ、210 V系シフトレジス
タ、220 バッファ、300 H系ドライバ、310
H系シフトレジスタ、320 サンプルホールド回
路、ビデオ信号ライン330、400 機器管理部、4
10 入力検出部、420 制御部、430 タイマ、
500 表示コントローラ、510ビデオ信号処理回
路、530 同期分離処理回路、540 逆バイアス制
御回路、550 タイミングコントローラ回路、600
電源回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2電極間に発光層を備えた発
    光素子を有する自発光画素が複数配置されて構成される
    平面表示パネルの駆動方法であって、 静止画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モー
    ドになると、前記表示パネルの各発光素子に供給する電
    力を制限することを特徴とする平面表示パネルの駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 第1及び第2電極間に発光層を備えた発
    光素子を有する自発光画素が複数配置されて構成される
    平面表示パネルの駆動方法であって、 静止画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モー
    ドになると、前記表示パネルに供給する表示データのコ
    ントラスト又は輝度レベルを通常モードより低下させる
    ことを特徴とする平面表示パネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 陽極と陰極との間に発光層を備えた有機
    エレクトロルミネッセンス素子を有する自発光画素が複
    数配置されて構成される有機エレクトロルミネッセンス
    表示パネルの駆動方法であって、 静止画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モー
    ドになると、前記陽極と陰極との間に流す電流量を通常
    モードより小さく制限することを特徴とする有機エレク
    トロルミネッセンス表示パネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の有機エレクトロルミネ
    ッセンス表示パネルの駆動方法において、 前記静止画像表示モード又は待機モードにおいて、前記
    陽極の接続されている電源電圧を低下させることを特徴
    とする有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の有機エレ
    クトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法において、 前記静止画像表示モード又は待機モードにおいて、陰極
    電圧を上昇させることを特徴とする有機エレクトロルミ
    ネッセンス表示パネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 自発光画素が複数配置されて構成された
    有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法で
    あって、 前記自発光画素は、画素選択ラインにゲートが接続され
    た画素スイッチ用トランジスタと、前記画素スイッチ用
    トランジスタを介してデータラインから供給される表示
    データ電圧を保持する保持容量と、前記画素スイッチ用
    トランジスタと前記保持容量の一方の電極にゲートが接
    続され、該保持容量電圧に応じた電流を電源から有機エ
    レクトロルミネッセンス素子に供給する素子駆動用トラ
    ンジスタを有し、 静止画像表示モード又は表示パネル搭載機器が待機モー
    ドになると、前記保持容量の他方の電極電圧を変更し、
    前記陽極と陰極との間に流す電流量を通常モードより小
    さくすることを特徴とする有機エレクトロルミネッセン
    ス表示パネルの駆動方法。
  7. 【請求項7】 陽極と陰極との間に発光層を備えた有機
    エレクトロルミネッセンス素子を有する自発光画素が複
    数配置されて構成される有機エレクトロルミネッセンス
    表示パネルの駆動方法であって、 装置モードに応じて、直流電流によって駆動される前記
    素子の陽極と陰極との間に逆バイアスを印加することを
    特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの
    駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項3〜請求項7のいずれかに記載の
    有機エレクトロルミネッセンス表示パネルの駆動方法に
    おいて、 直流電流によって駆動される前記素子の陽極と陰極との
    間には、非表示期間において逆バイアスを印加すること
    を特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示パネル
    の駆動方法。
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