JP2002168706A - トルクセンサ及びトルク感知方法 - Google Patents

トルクセンサ及びトルク感知方法

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JP2002168706A
JP2002168706A JP2001355694A JP2001355694A JP2002168706A JP 2002168706 A JP2002168706 A JP 2002168706A JP 2001355694 A JP2001355694 A JP 2001355694A JP 2001355694 A JP2001355694 A JP 2001355694A JP 2002168706 A JP2002168706 A JP 2002168706A
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torque sensor
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JP2001355694A
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Abdolreza Cheshmehdoost
アブドルレザ・チェシュメドゥースト
Brian Johnson
ブライアン・ジョンソン
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Inertia Switch Ltd
First Inertia Switch Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフト又はシャフトに取り付けられたカラ
ーを永久的に磁化する必要がなく、その結果、カラー又
はそのシャフトを永久的に磁化する製造工程が必要がな
くなり、製造が大幅に簡単になるトルクセンサを提供す
る。 【解決手段】 トルクセンサ8は、磁歪材料製シャフト
16と、一対の磁石10、12を備える。一対の磁石1
0、12は、反対極性の磁極11、13の間でシャフト
16に局所的磁界を誘導するようにシャフト16の周囲
に配置される。シャフト16に加えられたトルク38
は、シャフトから漏れる局所的磁界の成分を検出するよ
うに磁極11、13間でシャフト16の周囲に配置され
た磁束検出器18によって検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルクセンサに関
し、更に詳細には磁歪トルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】磁歪効果とは、磁界に露呈された場合の
寸法変化、又はその逆の作用、即ち外部応力による材料
の磁性の変化と言うことができる。この逆の磁歪作用
は、場合によっては、磁気弾性効果と呼ばれるが、本願
では専ら磁歪という用語を使用する。一般的には、磁歪
効果は強磁性体と関連する。
【0003】米国特許第5,351,555号には、回
転するシャフトに使用できる磁歪型非接触式トルクセン
サが開示されている。添付図面のうちの図16を参照す
ると、トルクセンサは、シャフト116にぴったりと嵌
着したカラー120を含む。このカラー120は、図に
おいて矢印で示すようにシャフトの周りで周方向に磁化
される。シャフト116にトルク138が加えられる
と、トルクがカラー120に伝えられ、カラーに螺旋状
磁界を誘導する。外部に配置した磁束検出器118によ
って螺旋状磁界の成分を感知し、ここからトルクの大き
さを推定できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの設計は良好に
作用するけれども、幾つかの理由により批判されてき
た。一つの問題点は、高トルク状態では、カラーがシャ
フト上で滑ってしまう場合があるということである。別
の問題点は、カラーを製造し、これをシャフトに嵌着す
ることと関連した製造費用である。この費用は高過ぎる
と言われてきた。
【0005】WO99/21150、WO99/211
51、及びWO99/56099には、カラーを用いた
設計の欠点を解消しようとするトルクセンサの様々な設
計が開示されている。これらの比較的最近の設計では、
シャフトそれ自体の一部を磁化し、これによって別体の
磁化させたカラーを不要にする。添付図面のうちの図1
7は、これらのカラーなし設計の一例を示す。シャフト
116は、カラーを用いた設計におけるのと同様に周方
向に即ちシャフトの周囲で磁気的に分極させた部分12
2を一体に有する。多数の分極領域を設け、隣接したド
メインは、二つのこのようなドメインが示してある図面
に示すように磁気的に反対の極性を備えていることが好
ましい。シャフトにトルクが加わると、シャフト外部の
磁界が変化する。これをカラーを用いた設計と同様に適
当な磁束検出器118で計測する。
【0006】これらの設計に共通した一つの問題点は、
これらの設計がカラー又はシャフトの永久的な分極に基
づいているということである。磁気分極は製造中に誘導
されるが、製造上の変化により分極の強さが変化してし
まい、これによりセンサ間で感度がばらついてしまう。
この変化を制御するための方法がWO99/56099
で提案されている。しかしながら、この方法は非常に複
雑である。更に悪いことには、上述の設計は全て、セン
サの磁気分極部分の長期に亘る安定性に左右され、これ
を仮定している。磁気分極が減衰した場合には、シャフ
トに加えられた所与の外部トルクにより発生する磁束検
出器の出力が低下してしまう。従って、正確な感度を必
要とする場合には、定期的に再較正を行う必要がある。
減衰が更に進むと、トルクセンサの磁化部分の再磁化、
又はセンサ全体を交換することが必要になる。
【0007】従って、本発明の目的は、従来技術におけ
るような磁気分極の強さに対する依存性を低くできるト
ルクセンサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴によ
れば、磁歪材料を含むシャフトと、互いに反対極性の磁
極の対であって、これら反対極性の磁極の間で前記磁歪
材料内に局所的磁界を誘導するように前記シャフトの周
囲に配置された磁極の対と、前記シャフトにトルクが加
わったときに前記磁歪材料から漏れる前記局所的磁界の
成分を検出するトルク感知用磁束検出器とを備えたトル
クセンサが提供される。
【0009】これにより、トルクが加えられる構成要素
即ちシャフト又はそのカラーに、上述した総ての従来技
術の設計では必須であった永久的に磁気分極した部分が
必要なくなる。その代わりに、トルクが加えられる構成
要素における磁界は、外部磁界によって誘導される。そ
のため、磁界の強さは、例えば外部磁極と接近して配置
された追加の磁束検出器によって容易に計量できる。提
案の設計の別の効果は、カラー又はシャフトを永久的に
磁化させる従来技術の製造工程が完全になくなり、その
結果、トルクセンサの製造が大幅に簡略化されることで
ある。
【0010】磁歪シャフトは、多くの種類のステンレス
鋼、工具鋼、及びNi−Fe合金を含む様々な強磁性体
から製造できる。これにより、トルクが加えられるシャ
フトを含む構成要素に、磁歪トルクセンサを組み込むこ
とができる。なぜなら、シャフトは磁化させる必要がな
く、特別のコーティング又はカラーをシャフトに取り付
ける必要もないからである。
【0011】一実施形態では、磁歪トルクセンサは、磁
歪材料層で取り囲まれた非強磁性体製の主本体を持つ磁
歪シャフトを含む。この種のセンサは、シャフトの選択
において設計を自由にできるため、特に有利である。例
えば、シャフトは非強磁性体又は複合材料で形成でき
る。
【0012】磁石は永久磁石でも電磁石でもよい。磁石
の強さの独立した計測値を提供するため、磁石と隣接し
て配置された別の磁束検出器を設けることができる。別
の磁束検出器の出力は、トルクを計測するための磁束検
出器からの出力と組み合わせることができ、これによ
り、磁石の強さの変化を補償できる。この構成は、計測
中にシャフト又はそのカラーの何れかの永久的な周方向
磁界を計量できない従来技術よりも有利である。従来技
術のセンサは、較正のために周知のトルクをセンサに加
える必要があり、これは、例えば自動車のステアリング
コラムの場合のように、実際的でないか或いは困難であ
る場合がある。
【0013】本発明には、広範に亘る用途がある。例え
ば、本発明を具体化したトルクセンサは、自動車のステ
アリングコラム又は自動車のギヤボックスに組み込むこ
とができる。ギヤボックスの場合には、ギヤボックスの
主シャフトのトルクを計測するためにトルクセンサを配
置でき、例えばギヤボックスケーシング内に配置され
る。
【0014】本発明の第2の特徴によれば、(a)磁歪
材料を含むシャフトを提供する工程と、(b)互いに反
対極性の磁極間で前記磁歪材料内に局所的磁界を誘導す
るように前記シャフトの周囲に配置された互いに反対極
性の磁極の対を用いて、前記シャフトに外部磁界を加え
る工程と、(c)内部磁界が前記磁歪材料から漏れ出る
ように前記シャフトにトルクを加える工程と、(d)前
記内部磁界の漏れ出た成分を検出し、これに応じてトル
ク信号を提供する工程と、を備えたトルク感知方法が提
供される。
【0015】一実施形態では、トルクセンサは、磁歪材
料を含むシャフトと、互いに反対極性の磁極の対であっ
て、これら反対極性の磁極の間で前記磁歪材料内に局所
的磁界を誘導するように前記シャフトの周面に対して接
線方向に整合した軸線を形成する磁極の対と、前記シャ
フトにトルクが加わったときに前記磁歪材料から漏れる
前記局所的磁界の成分を検出する少なくとも一つのトル
ク感知用磁束検出器と、を備える。この実施形態では、
少なくとも一つのトルク感知用磁束検出器は、好ましく
は、前記互いに反対極性の磁極の対から周方向にずらし
て前記シャフトの周囲に配置された一対のトルク感知用
磁束検出器を備える。
【0016】別の実施形態では、トルクセンサは、磁歪
材料を含むシャフトと、互いに反対極性の磁極の第1の
対であって、第1の局所的磁界を前記磁歪材料内に第1
の周方向に向けて誘導するように前記シャフトの周面に
対して接線方向に整合した第1の軸線を形成する第1の
対と、互いに反対極性の磁極の第2の対であって、第2
の局所的磁界を前記磁歪材料内に前記第1の周方向とは
逆の第2の周方向に向けて誘導するように前記シャフト
の周面に対して接線方向に整合した第2の軸線を形成す
る第2の対と、前記シャフトにトルクが加わったときに
前記磁歪材料から漏れる前記第1及び第2の局所的磁界
の第1及び第2の成分を検出する第1及び第2のトルク
感知用磁束検出器と、を備える。
【0017】別の実施形態では、トルクセンサは、磁歪
材料を含むシャフトと、このシャフトを通って延びる軸
線を形成する互いに反対極性の磁極の対と、シャフトに
トルクが加わった場合に磁歪材料から漏れる局所的磁界
の成分を検出する少なくとも一つのトルク感知用磁束検
出器を備える。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
よる磁歪センサ8の概略図である。磁歪センサ8は、検
出されるべきトルク38を図に矢印で示すように加える
ことができるシャフト16を含む。シャフト16は、磁
歪材料で形成されているが、それ自体が永久的に磁化さ
れることはない(冒頭で言及した従来技術の設計とは対
照的である)。シャフトを永久的に磁化する代わりに、
シャフト16を一対の永久磁石10及び12が発生する
外部磁界によって原位置で磁化する。
【0019】シャフト16は、磁歪材料である「テルフ
ェノール−D(Terfenol-D)」で形成されている。この材
料は、磁歪係数λ=ΔL/Lが非常に高く、2000×
10 -6程度である。一般的には、磁歪係数が少なくとも
20×10-6の材料がシャフトに対して好ましいが、こ
れよりも低い磁歪係数の材料でできたシャフトもまた機
能する。
【0020】シャフト用の他の適当な材料の幾つかの例
には、以下の材料が含まれる。 1.マレージングNi−Fe合金 2.17−4PH、17−7PH、及び15−5PHの
ステンレス鋼 3.工具鋼 4.Ni含有量が14−28%のNi−Fe 5.Ni含有量が42−65%のNi−Fe 6.Ni−Fe合金718(AMS 5663E) 7.アロイ・スーパーメット625(Alloy Supermet 6
25) 8.パーメノーム5000H2(Permenorm 5000 H2) 9.ディマグ1,2(Dimag 1,2)及びディマグX(Dimag
X) 10.Fe/B/Si合金 永久磁石10及び12は、一対の互いに反対極性の磁極
11及び13(即ちN極及びS極)がシャフトの周囲に
配置されシャフトに向いている。これにより、互いに反
対極性の磁極11と13の間でシャフトの磁歪材料内に
局所的磁界が誘導されるようになっている。図では、永
久磁石10及び12は、磁歪シャフト16を中心として
直径方向に向き合うように配置されており、これらの磁
石の一端面11及び13は、磁歪シャフト16の表面に
対して接線方向に延びている。
【0021】変形例の構造(図示せず)では、一対の磁
石の代わりに一つの永久磁石を使用できる。この場合、
一つの永久磁石の個々の磁極を第1実施形態の二つの磁
石の磁極11及び13と同じ位置に配置する。例えば、
蹄鉄状磁石がこのような構造を可能にする。
【0022】磁束検出器18は、シャフトにトルク38
が加わった場合に磁歪材料から漏れる局所的磁界の成分
を検出するように、永久磁石10と12の間のシャフト
周囲に配置されている。好ましい磁束検出器18は、飽
和型コイル検出器である。しかしながら、様々な他の磁
束検出器、例えばホール検出器、磁気抵抗、マグネトト
ランジスター、MAGFET(磁界効果トランジスタ
ー)を使用できる。
【0023】図2は、第1実施形態の磁歪センサ8の断
面図である。シャフト16内の磁束通路を線22で示
す。これらの磁束通路は、磁石10のN極11から空隙
を横切ってシャフト16の表面に延びた後、シャフト1
6内をおおよそN極からS極への方向に延び、シャフト
16の表面とS極13との間の別の空隙を横切る。シャ
フト16内部の磁界は、磁界の局部的方向への磁歪ドメ
インの整合を引き起こす。
【0024】永久磁石10及び12は、半円形の断面形
状を持つ磁気ループ部材20によって連結されている。
ループ部材20は、磁界22が高度に閉じ込められるよ
うに永久磁石10及び12の先端に接合されており、こ
れによって、磁歪シャフト16を透過する磁界が増大さ
れ、漂遊磁界が減少される。
【0025】本実施形態では、永久磁石10及び12は
焼結NiFeBr合金製であり、約350mTの磁束密
度を発生する。しかしながら、強度が低い(又は高い)
磁石を使用できる。永久磁石が発生する磁束密度の固有
の値は、磁歪シャフトの組成及び寸法及び磁歪シャフト
に加わるトルク38の範囲で決まる。
【0026】使用にあたっては、磁歪シャフト16は、
この磁歪シャフト16に加えられたトルクに応じて磁界
を発生し、この磁界によりシャフト内の磁歪ドメインを
再整合させる。トルク38により発生する磁界は、永久
磁石10及び12が発生する磁界を摂動させる。磁束検
出器18はこの摂動を検出する。磁束検出器18からの
出力信号は、全体として、トルク38の大きさを示す。
応答が完全には線型でない程度まで、これを出力信号の
較正と適当な演算処理によって補償できる。シャフト1
6は、例えば自動車又は他の車輛のステアリングコラム
であり、磁束検出器18からの出力は、電動補力式ステ
アリング制御システムへのフィードバックとして使用さ
れる。
【0027】図3は、本発明の第2実施形態によるトル
クセンサを示す。第1実施形態と同様に、シャフト16
は磁歪材料でできており、一対の永久磁石10及び12
が発生しシャフト16に侵入する外部磁界によって原位
置で磁化される。永久磁石10及び12は、一対の互い
に反対極性の磁極11及び13(即ちN極及びS極)が
シャフトの周囲にシャフトを向いて配置されるように置
かれる。これらの互いに反対極性の磁極は、シャフトの
磁歪材料中に局所的磁界を誘導する。この磁界は、互い
に反対極性の磁極11及び13間を通過する。シャフト
にトルク38が加わった場合に磁歪材料から漏れる局所
的磁界の成分を検出するように、一対の磁束検出器18
がシャフトの半径方向外側に永久磁石10と12との間
に配置されている。中空シャフト構造では、磁束検出器
18をシャフトの中空部分の内側に配置することもでき
る。磁石10及び12の先端を連結するため、及び両磁
石10及び12、及び両磁束検出器18を保持するた
め、磁性体製リング30もまた設けられている。
【0028】第2実施形態のトルクセンサ8は、主とし
てシャフト16が中実でなく中空であるという点で、第
1実施形態のトルクセンサと異なっている。中空シャフ
ト内の内部空間は、磁束を除外するのに役立ち、これに
よって、トルク38によって誘導された歪みが大きく且
つ磁束検出器18に近い場所であるトルク軸線の半径方
向外方に、誘導磁界を集中する。更に、中空シャフトに
は、捩じり力による応力が中実シャフトよりも均等に加
わる。
【0029】図4は、第2実施形態の二つの磁束検出器
18の電気的相互接続を示す。ここに示すように、磁束
検出器18は直列に接続されている。更に、接続は、磁
束によって二つの磁束検出器に誘導された電流が互いに
加算されるようになされる。これは、シャフト16の外
面に沿って見たときに同じ極性の端子を互いに周方向に
隣接して配置したときに達成される。この接続方法は、
周方向で隣接した検出器の逆の極性の端子が互いに接続
される従来技術と幾何学的に逆である。これは、従来技
術では、永久磁界の方向が単一である結果、磁束がシャ
フトの周方向に亘って単一方向、例えば時計廻り方向、
に流れるためである。これとは対照的に、本実施形態で
は、磁界が磁極によって外部から誘導されるので、二つ
の周方向磁界成分があり、一方の磁界がシャフトを中心
として時計廻り方向に流れ、他方の磁界が反時計廻り方
向に流れている。
【0030】図5は、本発明の第3実施形態によるトル
クセンサを示す。構成は、永久磁石10及び12、磁束
検出器18、及びシャフト16に関して第1実施形態と
ほぼ同じである。しかしながら、第3実施形態ではシャ
フト16の設計が異なる。磁歪材料のみからなるシャフ
トの代わりに、シャフト16の主本体40は磁歪材料で
ない材料でできている。主本体40は、中実であるよう
に示してあるが、中空又は任意の他の内部構造であって
もよい。永久磁石10及び12と隣接してシャフトの主
本体40の外面に、磁歪材料36の層が設けられてい
る。この構造は、上述の中空シャフト構成と同様に、誘
導磁界の集中を引き起こす。即ち、トルク38が最も高
く且つ磁束検出器と近接したシャフトの外部分に誘導磁
界を集中させる。
【0031】一例では、磁歪層36の厚さは1.5mm
であり、従来の熱溶射プロセスによって付着させる。ワ
イヤフレーム溶射が適している。このプロセスには、純
金属又は合金ワイヤを酸素及び燃料でスパッタリングす
る工程が含まれる。最大5mmまでの厚さの層ならば熱
溶射で困難なく形成できる。より薄い層が望ましい場合
には、従来の電気めっきが用いられる。最大0.1mm
までの厚さの層は、電気めっきによって問題なく提供で
きる。
【0032】図6は、本発明の第4実施形態によるトル
クセンサを示す。構成は、永久磁石10及び12、磁束
検出器18、及びシャフト16については、第1実施形
態とほぼ同じである。しかしながら、第4実施形態で
は、更に別のシャフト設計を使用する。シャフト16
は、マレージングNiFe合金等の磁歪材料でできた主
本体32を含む。主本体32の外面上には、シャフトの
実効領域に、低透磁率材料層34が配置される。本例で
は、低透磁率層は、典型的には厚さが0.5mm乃至1
mmのアルミニウムでできている。低透磁率層34は、
熱溶射又は電気めっきによって形成できる。低透磁率層
34上には、磁歪材料層36が配置される。本例では、
磁歪層36は、代表的な厚さが0.5mm乃至5mmの
Ni−Fe合金でできている。磁歪層36は、溶射又は
電気めっきによって付着できる。低透磁率層34の目的
は、外部誘導磁界がシャフトの磁歪材料製主本体32に
侵入しないようにすることである。換言すると、層34
は活性外磁歪層36をシャフトの主本体から絶縁する。
さもなければ、シャフトの主本体は、その磁歪性によ
り、誘導磁界パターンの影響を強く受けてしまうであろ
う。これにより、磁歪性であるシャフトの主本体の材料
は、センサの性能を大幅に変えることなく選択できる。
シャフトの主本体は必ずしも中実でなくてもよく、中空
又は任意の他の内部構造を備えることができる。
【0033】図7は、本発明の第5実施形態によるトル
クセンサの断面図である。トルクセンサ8は、磁性体製
リング30の半径方向内側に配置されており且つこのリ
ングによって所定の場所に保持された四つの永久磁石1
0、12、10’、及び12’を含む。これらの永久磁
石が発生する磁界22は、リング30によって閉じ込め
られる。磁石は、周方向で隣接した磁石がシャフト16
に向いて並ぶ互いに反対極性の磁極11、13、1
1’、13’を持つように、配置される。なお、これら
の磁石は90°の等しい角度間隔で配置されているが、
この角度間隔は必然的なものではなく、変更できる。こ
の構成では、磁束は主にシャフト16の半径方向外側領
域を透過する。これにより、中空シャフトを使用するこ
と又は磁束除外非磁性層を設けることのいずれかによっ
て中央領域から磁束を除外する上記実施形態と同様の効
果が得られる。本実施形態は、単純な中実シャフトで、
磁束をシャフトの半径方向外側部分に所望の通りに集中
させることができる点で更に有利である。
【0034】トルクセンサには、シャフト16のトルク
に起因する磁束成分を計測するために、周方向で永久磁
石10、12、10’、及び12’間に配置された4つ
の磁束検出器18が設けられている。これらの磁束検出
器18は、リング30によって所定の場所に便利に保持
される。磁束検出器18の数を増やすことによって、例
えばシャフト又は取り付けの偏心によるシャフトの外面
と磁束検出器との間の距離の変化により生じる信号の変
動を、シャフトのより小さな回転によって補償できる。
これは、シャフトが迅速に回転することはなく一回転以
下の小さな角度回転によってのみトルクが加えられる用
途において有利である。このような用途の一例は、ロッ
ク状態からロック状態までの回転が約1回転である自動
車のステアリングコラムである。第5実施形態の別の特
徴は、一つの永久磁石12’と隣接して、シャフトに向
いた磁極13’とシャフトとの間の空隙に、追加の磁束
検出器19を配置することである。磁束検出器18との
混同を避けるため、以下、磁束検出器19を磁力監視用
磁束検出器と呼び、磁束検出器18をトルク感知用磁束
検出器と呼ぶ。磁力監視用磁束検出器は、永久磁石1
2’がシャフト16に供給する励起エネルギの独立した
計測値を提供するのに役立つ。かくして、例えば温度変
動又は永久磁石の経時変化による、永久磁石により供給
された磁界22の強さの摂動を、トルク感知用磁束検出
器18の出力信号から除外できる。磁力監視用磁束検出
器19は、任意の永久磁石と隣接して配置できる。更
に、多数の磁力監視用磁束検出器を設けてもよく、例え
ば各活性磁極について一つづつ設けてもよい。
【0035】図8は、第5実施形態の四つの磁束検出器
18の電気的相互接続を示す。図示のように、磁束検出
器18は直列に接続されている。更に、接続は、磁束に
より四つの磁束検出器に誘導された電流を互いに加算す
るようになされている。これは、シャフト16の外面に
亘って見たときに同じ極性の端子を互いに周方向で隣接
して配置した場合に得られる。この接続方法は、第2実
施形態と関連して上述した従来技術の接続とは幾何学的
に逆である。
【0036】図9は、本発明の第6実施形態によるトル
クセンサの断面図である。この実施形態は、第1実施形
態と類似しているが、シャフト16に磁界を誘導するた
めに永久磁石の代わりに電磁石60及び62を使用する
点で異なる。トルク感知用磁束検出器18の他に磁界監
視磁束検出器19が設けられている。この磁界監視磁束
検出器19は、トルク感知用磁束検出器18が発生する
信号を受動的に補償するため並びに又はその代わりに、
図10に示すように、電磁石が発生する磁界を制御する
ために使用できる。
【0037】図10は、第6実施形態のトルクセンサ
を、関連した電磁石制御システムとともに示すブロック
概略図である。電磁石60が発生した磁界22の強さの
変化を磁力監視用磁束検出器19によって検出する。磁
力監視用磁束検出器19は、電磁石60の瞬間的磁界の
大きさを示す出力信号を制御回路42に供給する。次い
で、制御回路42は、電磁石の電源44を制御すること
によって電磁石60及び62のコイルに供給される出力
を制御する。従って、電磁石に供給される電力をフィー
ドバックループで安定化させることができる。
【0038】上述の実施形態のうちの任意の実施形態に
おいて、磁束検出器18の数を他の実施形態と関連して
説明されているように変えて別の変形例を提供してもよ
い。更に、上述の実施形態のうちの任意の実施形態にお
いて、一つ又はそれ以上の磁力監視用磁束検出器を設け
てもよく、例えば磁力監視用磁束検出器を一つだけ設け
てもよく、又は磁力監視用磁束検出器を各活性磁極につ
いて一つづつ設けてもよい。
【0039】図11は、本発明の第7実施形態による磁
歪トルクセンサの断面図である。磁歪センサ8は磁歪材
料製のシャフトを含むが、このシャフト自体が永久的に
磁化されることはない。シャフトは中実シャフトとして
示してあるが、上述の実施形態において述べられた任意
のシャフト設計を使用できる。例えば長さ20mmの一
つの永久磁石110が、そのN極−S極軸線がシャフト
16の周囲に対して接線方向に延び且つシャフト16の
主回転軸線に対して垂直方向に延びるようにシャフト1
6の表面と隣接して配置されている。(接線方向及び垂
直方向に正確に整合している必要はないが、整合はこの
ような基準にほぼ倣ってなされるべきである。例えば、
接線方向角度は、10°、20°又はそれ以上変化して
いてもよく、垂直方向整合は、10°、20°、30
°、40°又はそれ以上変化していてもよい。)この構
成は、シャフト16の周囲に一対の互いに反対極性の磁
極が配置された点で上述の実施形態で共通しているが、
磁石のシャフトに関する整合に関し、上述の実施形態と
異なる。永久磁石110は、アルミニウム等の非磁性体
製の磁石ホルダ112によって磁束リング30に保持さ
れる。磁束リング30は、鋼又は他の磁性体製であるの
がよい。磁束リング装置は、第2実施形態の磁性体製リ
ングと同様である。
【0040】センサ8には、永久磁石110に対して±
90°で配置された一対の磁束検出器18が設けられて
いる。これらの検出器は、シャフトの回転軸線に沿って
見た断面で180°離間している。換言すると、これら
の磁束検出器18は、シャフト16の両側で互いに半径
方向で向き合って配置されている。磁束検出器18は、
好ましくは、飽和コイル検出器であるが、上述の実施形
態に関して論じたように、他の検出器を使用してもよ
い。
【0041】磁束リング30は、磁束検出器18用の磁
気シールドとして作用する。従って、外部磁石又は磁界
が装置の性能に及ぼす影響を無視できる。図12は、コ
イル検出器を直列に接続する方法を示す。この接続方法
を図4に示す第2実施形態の接続方法と比較する。本接
続方法は、シャフト16の表面に誘導された磁界が図1
1に示すようにシャフト表面の大部分に亘って単一方向
性で流れ、永久磁石110の直近のシャフト表面のほん
の小さな部分だけで磁束が周方向逆方向に流れるため、
第2実施形態の接続方法と異なる。
【0042】シャフト16の軸線に対して垂直な軸線に
沿ってシャフト表面に対して接線方向に整合した互いに
反対極性の磁極によって磁界を誘導する第7実施形態の
構成には幾つかの利点がある。単純な一つの棒磁石でト
ルクセンサを形成でき、これによってコストを削減でき
る。誘導磁界をシャフト16の外部分に集中することに
よって、おおきな周方向磁化が得られる。これは、上掲
の実施形態で説明した多数の磁石を備えた構成と比較し
て差界(differential field)の量
を減少する。一つの磁石が誘導する磁束を計測するため
に多数の磁束検出器を使用することにより、回転による
信号の摂動を減少でき、感度に対する摂動の比が増大す
る。一対のコイルが互いに直径方向に向き合って、即ち
互いに対して180°で配置された例示の構成は、摂動
を最大に減少する。(勿論、検出器対は、大きな範囲に
亘って互いに異なる角度で配置できるが、それらの角度
位置が180度から離れると摂動の相殺が小さくなるも
のと考えられる。勿論、一つの磁束検出器だけ使用する
こともできるが、その場合には摂動の相殺がなされな
い。) 第7実施形態の一例では、磁束検出器回路からの出力
を、ゼロトルク状態で2.5Vに設定する。トルクがシ
ャフト16に加わると、周方向で整合した結晶のイージ
ードメイン(easy domains)が強制的に回
転される。次いで、これによりコイルの磁束が変化す
る。そして、磁束検出器回路からの出力が変化し、加え
られたトルクと正比例して電圧が変化する。
【0043】図13は、第7実施形態の磁歪トルクセン
サの概略斜視図である。前述したように、単一の永久磁
石110が磁歪シャフト16と隣接して配置されてお
り、一方の磁束検出器18は、シャフト軸線に沿って永
久磁石10から90°ずらしてシャフトの軸線に沿って
配置されていることがわかる。永久磁石110によって
誘導された周方向磁界線22もまた示してある。
【0044】第1乃至第6実施形態と関連して論じた変
形例の多くを第7実施形態の設計に合わせることができ
る。詳細には、永久磁石に代えて電磁石を使用でき、種
々の様々な種類の磁束検出器を使用でき、追加の磁力監
視用磁束検出器を設けることができる。このような変更
に加え、第7実施形態では一つの永久磁石を使用するの
が好ましいけれども、シャフト軸線と永久磁石のN−S
軸線との間で主に垂直方向に整合した状態の多数の永久
磁石を使用できる。
【0045】図14は、本発明の第8実施形態による磁
歪トルクセンサの斜視図である。磁歪センサ8のシャフ
ト16は、磁歪材料製であるがそれ自体が永久的に磁化
されることはない。このシャフト16は中実シャフトと
して示してあるが、上掲の実施形態を参照して論じた任
意のシャフト設計を使用できる。図中にゾーンAとして
示すシャフトに沿った第1長部分即ち第1ゾーンには、
例えば長さ20mmの第1永久磁石110Aが、そのN
−S軸線がシャフト16の周囲に対して接線方向に延び
且つシャフト16の主回転軸線に対して垂直方向に延び
るように、シャフト16の表面と隣接して配置されてい
る。シャフトは、図中にゾーンBとして示す、第1長部
分Aと軸線方向に隣接したシャフトに沿った第2長部分
即ち第2ゾーンを有し、このゾーンには、第2永久磁石
110Bが配置されている。第2永久磁石110Bは、
そのN−S軸線がシャフト16の周囲に対して接線方向
に延び且つシャフト16の主回転軸線に対して垂直方向
に延びるように、シャフト16の表面と隣接して配置さ
れている。しかしながら、第2永久磁石110Bの磁極
は、第1永久磁石110Aとは逆に配置されており、そ
のため、二つの永久磁石は、逆方向、即ち時計廻り方向
及び反時計廻り方向、の周方向磁界をゾーンA及びBの
夫々に誘導する。ゾーンA及びBには、永久磁石110
A及び110Bに対して±90°離間して配置されシャ
フト16の回転軸線に沿って見た断面で180°離間し
て配置された磁束検出器18A及び18Bからなる対が
夫々設けられている。各対の磁束検出器の一方だけが図
中に示してあるが、構成は、第7実施形態を参照して理
解されよう。かくして、各ゾーンは、第7実施形態と関
連して説明したように、磁束リング(図示せず)に固定
されたそれ自体の磁石及び磁束検出器を有する。所望で
あれば、別の装置も加えることができる。
【0046】第8実施形態の複数ゾーン構成は、スプリ
アス磁界を相殺するのに役立つ点で有利である。このよ
うな構成でない場合には、スプリアス磁界は、シャフト
16の端部に存在する。
【0047】図15は、本発明を具体化したトルクセン
サ8が内部に配置された自動車のギヤボックスの断面図
である。トルクセンサ8は、主シャフト80の周囲に配
置される。クラッチ82もまた示してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による磁歪トルクセンサ
の概略図である。
【図2】第1実施形態の磁歪トルクセンサを示す断面図
である。
【図3】本発明の第2実施形態による磁歪トルクセンサ
の断面図である。
【図4】図3の二つの磁束検出器間の相互接続を示す図
である。
【図5】本発明の第3実施形態による磁歪トルクセンサ
の概略図である。
【図6】本発明の第4実施形態による磁歪トルクセンサ
の概略図である。
【図7】本発明の第5実施形態による磁歪トルクセンサ
の概略断面図である。
【図8】図7の四つの磁束検出器間の相互接続を示す図
である。
【図9】本発明の第6実施形態による磁歪トルクセンサ
の概略断面図である。
【図10】第6実施形態で磁界を制御するために使用さ
れるフィードバックシステムの概略ダイヤグラムであ
る。
【図11】第7実施形態による磁歪トルクセンサの断面
図である。
【図12】第7実施形態による磁束検出器間の相互接続
を示す図である。
【図13】第7実施形態の磁歪トルクセンサの概略斜視
図である。
【図14】第8実施形態による磁歪トルクセンサの概略
斜視図である。
【図15】本発明を具体化したトルクセンサを持つ自動
車のギヤボックスの断面図である。
【図16】米国特許第5,351,555号による従来
技術の磁歪トルクセンサの概略図である。
【図17】WO99/21150による従来技術の磁歪
トルクセンサの概略図である。
【符号の説明】
8 磁歪センサ 10 永久磁石 11 磁極 12 永久磁石 13 磁極 16 磁歪シャフ
ト 18 磁束検出器 20 磁気ループ
部材 22 磁束通路 38 トルク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アブドルレザ・チェシュメドゥースト イギリス国ミドルセックス エイチエイ 4・6エイチジー,ルイスリップ,クロー ジャー・ウェイ 1 (72)発明者 ブライアン・ジョンソン イギリス国コーンウォール ピーエル12・ 4ディーアール,サルタシュ,カルバー・ ロード 28,グリーンバンク・ハウス Fターム(参考) 3D030 DC27

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁歪材料を含むシャフトと、 互いに反対極性の磁極の対であって、これら反対極性の
    磁極の間で前記磁歪材料内に局所的磁界を誘導するよう
    に前記シャフトの周囲に配置された磁極の対と、 前記シャフトにトルクが加わったときに前記磁歪材料か
    ら漏れる前記局所的磁界の成分を検出するトルク感知用
    磁束検出器と、 を備えたトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 前記磁極の一つが発生させた磁界を前記
    シャフトに透過する前に検出する磁力監視用磁束検出器
    を更に備えた請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 【請求項3】 前記磁極は永久磁石の磁極である請求項
    1又は請求項2に記載のトルクセンサ。
  4. 【請求項4】 前記磁極は電磁石の磁極である請求項1
    又は請求項2に記載のトルクセンサ。
  5. 【請求項5】 前記シャフトは中空である請求項1から
    請求項4のいずれか一つに記載のトルクセンサ。
  6. 【請求項6】 前記シャフトは、実質的に前記磁歪材料
    だけから形成されている請求項1から請求項5のいずれ
    か一つに記載のトルクセンサ。
  7. 【請求項7】 前記シャフトは、非磁歪材料製の主本体
    と、磁歪材料製の外層を備えた請求項1から請求項5の
    いずれか一つに記載のトルクセンサ。
  8. 【請求項8】 前記シャフトは、低透磁率材料層によっ
    て取り囲まれた磁歪材料製又は非磁歪材料製の主本体を
    備え、前記低透磁率材料層は、磁歪材料製の外層によっ
    て取り囲まれている請求項1から請求項5のいずれか一
    つに記載のトルクセンサ。
  9. 【請求項9】 前記シャフトの周囲に配置された互いに
    反対極性の磁極の対であって、前記シャフトの半径方向
    外側部分での局所的磁界を高めるように前記反対極性の
    磁極が前記シャフトに面する磁極の対を、更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに
    記載のトルクセンサ。
  10. 【請求項10】 前記トルク感知用磁束検出器から前記
    シャフトの周方向にずらして前記シャフトの周囲に配置
    された少なくとも一つの別のトルク感知用磁束検出器を
    備えた請求項1から請求項9のいずれか一つに記載のト
    ルクセンサ。
  11. 【請求項11】 前記互いに反対極性の磁極の対は、前
    記シャフトを貫いて延びる軸線を形成する第1及び第2
    の磁極を備えた請求項1から請求項10のいずれか一つ
    に記載のトルクセンサ。
  12. 【請求項12】 前記互いに反対極性の磁極の対は、前
    記シャフトの周面の接線方向に整合する軸線を形成する
    第1及び第2の磁極を備えた請求項1から請求項9のい
    ずれか一つに記載のトルクセンサ。
  13. 【請求項13】 前記互いに反対極性の磁極の対は、単
    一の磁石の磁極である請求項12に記載のトルクセン
    サ。
  14. 【請求項14】 前記トルク感知用磁束検出器から周方
    向にずらして前記シャフトの周囲に配置された別のトル
    ク感知用磁束検出器を更に備えた請求項12又は請求項
    13に記載のトルクセンサ。
  15. 【請求項15】 前記トルク感知用磁束検出器及び前記
    別のトルク感知用磁束検出器は、前記互いに反対極性の
    磁極の対から周方向にずらして前記シャフトの両側に配
    置された請求項14に記載のトルクセンサ。
  16. 【請求項16】 磁歪材料を含むシャフトと、 互いに反対極性の磁極の対であって、これら反対極性の
    磁極の間で前記磁歪材料内に局所的磁界を誘導するよう
    に前記シャフトの周面に対して接線方向に整合した軸線
    を形成する磁極の対と、 前記シャフトにトルクが加わったときに前記磁歪材料か
    ら漏れる前記局所的磁界の成分を検出する少なくとも一
    つのトルク感知用磁束検出器と、 を備えたトルクセンサ。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも一つのトルク感知用磁
    束検出器は、前記互いに反対極性の磁極の対から周方向
    にずらして前記シャフトの周囲に配置された一対のトル
    ク感知用磁束検出器を備えた請求項16に記載のトルク
    センサ。
  18. 【請求項18】 磁歪材料を含むシャフトと、 互いに反対極性の磁極の第1の対であって、第1の局所
    的磁界を前記磁歪材料内に第1の周方向に向けて誘導す
    るように前記シャフトの周面に対して接線方向に整合し
    た第1の軸線を形成する第1の対と、 互いに反対極性の磁極の第2の対であって、第2の局所
    的磁界を前記磁歪材料内に前記第1の周方向とは逆の第
    2の周方向に向けて誘導するように前記シャフトの周面
    に対して接線方向に整合した第2の軸線を形成する第2
    の対と、 前記シャフトにトルクが加わったときに前記磁歪材料か
    ら漏れる前記第1及び第2の局所的磁界の第1及び第2
    の成分を検出する第1及び第2のトルク感知用磁束検出
    器と、 を備えたトルクセンサ。
  19. 【請求項19】 請求項1から請求項18のいずれか一
    項に記載のトルクセンサを備えたステアリングコラム。
  20. 【請求項20】 請求項1から請求項18のいずれか一
    項に記載のトルクセンサを備えたギヤボックス。
  21. 【請求項21】 (a)磁歪材料を含むシャフトを提供
    する工程と、(b)互いに反対極性の磁極間で前記磁歪
    材料内に局所的磁界を誘導するように前記シャフトの周
    囲に配置された互いに反対極性の磁極の対を用いて、前
    記シャフトに外部磁界を加える工程と、(c)内部磁界
    が前記磁歪材料から漏れ出るように前記シャフトにトル
    クを加える工程と、(d)前記内部磁界の漏れ出た成分
    を検出し、これに応じてトルク信号を提供する工程と、 を備えたトルク感知方法。
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