JP2002168665A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2002168665A
JP2002168665A JP2000365382A JP2000365382A JP2002168665A JP 2002168665 A JP2002168665 A JP 2002168665A JP 2000365382 A JP2000365382 A JP 2000365382A JP 2000365382 A JP2000365382 A JP 2000365382A JP 2002168665 A JP2002168665 A JP 2002168665A
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JP
Japan
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electrodes
electromagnetic flowmeter
coils
electrode
peripheral surface
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JP2000365382A
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English (en)
Inventor
Takashi Arai
崇 新井
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した測定値が得られ、精度が向上された
電磁流量計を提供する。 【解決手段】 測定管に設けられた励磁コイルと電極と
を具備する電磁流量計において、前記測定管の周面に対
向して設けられた第1,第2の励磁コイルと、この第
1,第2の励磁コイルに直交して前記測定管の周面に対
向して設けられた第1,第2の電極と、前記第1,第2
の励磁コイルに直交して前記測定管の周面に対向して設
けられた第3,第4の励磁コイルと、この第3,第4の
励磁コイルに直交して前記測定管の周面に対向して設け
られた第3,第4の電極と、前記第1,第2,第3,第
4の電極の測定値を演算する演算回路とを具備したこと
を特徴とする電磁流量計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した測定値が
得られ、精度が向上された電磁流量計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図である。図において、1は測定管、
2は測定管1に設けられた上下1対の励磁コイルであ
る。3は励磁コイル2と垂直な位置にある一対の接液電
極である。
【0003】以上の構成において、励磁コイル2の方向
に磁場を印可し、発生した起電力を接液電極3より検出
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置においては、以下の問題点がある。 (1)上流側にある曲がり管やバルブ等による非軸対称
流に対しては、どの向きに電極3の平面を持ってくるか
によって、流速分布の影響量が変わってくるため精度に
影響がでてしまう。 (2)また、一部のコイルや、電極に不具合が発生する
と測定が不可能となる。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を解決するも
ので、安定した測定値が得られ、精度が向上された電磁
流量計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明では、請求項1の電磁流量計において
は、測定管に設けられた励磁コイルと電極とを具備する
電磁流量計において、前記測定管の周面に対向して設け
られた第1,第2の励磁コイルと、この第1,第2の励
磁コイルに直交して前記測定管の周面に対向して設けら
れた第1,第2の電極と、前記第1,第2の励磁コイル
に直交して前記測定管の周面に対向して設けられた第
3,第4の励磁コイルと、この第3,第4の励磁コイル
に直交して前記測定管の周面に対向して設けられた第
3,第4の電極と、前記第1,第2,第3,第4の電極
の測定値を演算する演算回路とを具備したことを特徴と
する。
【0007】本発明の請求項2においては、請求項1記
載の電磁流量計において、前記第1,第2,第3,第4
の電極として、接液電極が使用されたことを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項3においては、請求項1記
載の電磁流量計において、前記第1,第2,第3,第4
の電極として、容量式面電極が使用されたことを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項4においては、請求項1乃
至請求項3の何れかに記載の電磁流量計において、前記
演算回路として、前記電極の測定値を平均化する平均化
演算回路が使用されたことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5においては、請求項1乃
至請求項3の何れかに記載の電磁流量計において、前記
演算回路として、前記第1,第2電極の測定値に対して
前記第3,第4の電極の測定値を用いて補正する第1の
補正回路が使用されたことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6においては、請求項1乃
至請求項3の何れかに記載の電磁流量計において、前記
演算回路として、前記第3,第4の電極の測定値に対し
て前記第1,第2の電極の測定値を用いて補正する第2
の補正回路が使用されたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図3と同一記号の構成は同一機能を
表す。以下、図3と相違部分のみ説明する。
【0013】図において、第1,第2の励磁コイル11,
12は、測定管1の周面に対向して設けられている。第
1,第2の電極13,14は、この第1,第2の励磁コイル
11,12に直交して、測定管1の周面に対向して設け
られている。
【0014】第3,第4の励磁コイル15,16は、第
1,第2の励磁コイル11,12に直交して、測定管1の
周面に対向して設けられている。第3,第4の電極1
7,18は、この第3,第4の励磁コイル15,16に
直交して、測定管1の周面に対向して設けられている。
【0015】演算回路19は、第1,第2の電極13,1
4と第3,第4の電極17,18の測定値を演算する。
この場合は、第1,第2,第3,第4の電極13,14,
17,18は接液電極が使用されている。
【0016】以上の構成において、 第1の励磁コイル11から第2の励磁コイル12方向に
磁場を印可する。 第1の接液電極14、第2の接液電極13間に起電力が
発生する。 第3の励磁コイル15から第4の励磁コイル16方向
に磁場を印可する。
【0017】第3の接液電極17、第4の接液電極1
8間に起電力が発生する。 第2の励磁コイル12から第1の励磁コイル11方向に
磁場を印可する。 第1の接液電極14、第2の接液電極13間に起電力が
発生する。 第4の励磁コイル16から第3の励磁コイル15方向
に磁場を印可する。
【0018】第3の接液電極17、第4の接液電極1
8間に起電力が発生する。 上記の様に4方向から磁場を印可させ信号を取り出し、
それらを平均化演算回路19で平均する。
【0019】この結果、 (1)4個の電極13,14,17,18を演算して出
力出来るため、安定した測定が可能な電磁流量計が得ら
れる。
【0020】(2)4方向から磁場をかけ、その4つの
信号を平均して出力するため、曲がり管や、バルブ直後
などの流体の非軸対称流の影響を受け難くなる電磁流量
計が得られる。
【0021】(3)非軸対称流の影響を受けにくいた
め、電磁流量計の上流直管長を短く出来る電磁流量計が
得られる。
【0022】(4)従来より電極一対17,18、コイ
ル一対15,16を、多く具備しているので、一部のコ
イルもしくは電極に不具合が発生しても、残りのコイル
や電極により測定が行え、信頼性が向上された電磁流量
計が得られる。
【0023】(5)接液電極13,14,17,18が
4個使用されたので、更に、ゼロ点が安定で、出力揺動
が小さい電磁流量計が得られる。
【0024】(6)4方向から磁場をかけ、その4つの
信号を平均して出力するため、曲がり管や、バルブ直後
などの流体の非軸対称流の影響を受け難くなる電磁流量
計が得られる。
【0025】図2は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例においては、図1実施例の第1,第
2,第3,第4の励磁コイル11,12,15,16の
代わりに、第5,第6,第7,第8の励磁コイル21,
22,25,26を使用したものである。
【0026】また、接液電極13,14,17,18の
代わりに、容量式面電極23,24,27,28を採用
したものである。そして、演算回路19に変えて、演算
回路29を用いたものである。
【0027】この場合は、第1,第2の容量式面電極2
3,24の測定値に対して、第3,第4の容量式面電極
27,28の測定値を用いて補正する補正演算回路29
が使用されている。
【0028】(1)この場合でも図1と同様の効果も得
られる。 (2)容量式面電極23,24,27,28が4個使用
されたので、更に、スラリーノイズに強く、付着に強い
電磁流量計が得られる。
【0029】(3)非軸対称流に対して、主要軸方向の
電極の測定値に対して、他の軸方向の電極の測定値を補
正することにより、非軸対称流の影響を補正出来、精度
が向上された電磁流量計が得られる。
【0030】なお、以上の説明は、本発明の説明および
例示を目的として、特定の好適な実施例を示したに過ぎ
ない。したがって本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変
更、変形をも含むものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、次のような効果がある。 (1)4個の電極を演算して出力出来るため、安定した
測定が可能な電磁流量計が得られる。
【0032】(2)4方向から磁場をかけ、その4つの
信号を演算して出力するため、曲がり管や、バルブ直後
などの流体の非軸対称流の影響を受け難くなる電磁流量
計が得られる。
【0033】(3)非軸対称流の影響を受けにくいた
め、電磁流量計の上流直管長を短く出来る電磁流量計が
得られる。
【0034】(4)従来より電極一対、コイル一対を、
多く具備しているので、一部のコイルもしくは電極に不
具合が発生しても、残りのコイルや電極により測定が行
え信頼性が向上された電磁流量計が得られる。
【0035】本発明の請求項2によれば、次のような効
果がある。接液電極が4個使用されたので、更に、ゼロ
点が安定で、出力揺動が小さい電磁流量計が得られる。
【0036】本発明の請求項3によれば、次のような効
果がある。容量式面電極が4個使用されたので、更に、
スラリーノイズに強く、付着に強い電磁流量計が得られ
る。
【0037】本発明の請求項4によれば、次のような効
果がある。 (1)4方向から磁場をかけ、その4つの信号を平均し
て出力するため、曲がり管や、バルブ直後などの流体の
非軸対称流の影響を受け難くなる電磁流量計が得られ
る。
【0038】(2)非軸対称流の影響を受けにくいた
め、電磁流量計の上流直管長を短く出来る電磁流量計が
得られる。
【0039】(3)従来より電極一対、コイル一対を、
多く具備しているので、一部のコイルもしくは電極に不
具合が発生しても、残りのコイルや電極により測定が行
え信頼性が向上された電磁流量計が得られる。
【0040】本発明の請求項5又は請求項6によれば、
次のような効果がある。非軸対称流に対して、主要軸方
向の電極の測定値に対して、他の軸方向の電極の測定値
を補正することにより、非軸対称流の影響を補正出来、
精度が向上された電磁流量計が得られる。
【0041】従って、本発明によれば、安定した測定値
が得られ、精度が向上された電磁流量計を実現すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の要部構成説明図である。
【図3】従来より一般に使用されている従来例の要部構
成説明図である。
【符号の説明】
1 測定管 11 第1の励磁コイル 12 第2の励磁コイル 13 第1の接液電極 14 第2の接液電極 15 第3の励磁コイル 16 第4の励磁コイル 17 第3の接液電極 18 第4の接液電極 19 平均化演算回路 21 第5の励磁コイル 22 第6の励磁コイル 23 第1の容量式面電極 24 第2の容量式面電極 25 第7の励磁コイル 26 第8の励磁コイル 27 第3の容量式面電極 28 第4の容量式面電極 29 補正演算回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定管に設けられた励磁コイルと電極とを
    具備する電磁流量計において、 前記測定管の周面に対向して設けられた第1,第2の励
    磁コイルと、 この第1,第2の励磁コイルに直交して前記測定管の周
    面に対向して設けられた第1,第2の電極と、 前記第1,第2の励磁コイルに直交して前記測定管の周
    面に対向して設けられた第3,第4の励磁コイルと、 この第3,第4の励磁コイルに直交して前記測定管の周
    面に対向して設けられた第3,第4の電極と、 前記第1,第2,第3,第4の電極の測定値を演算する
    演算回路とを具備したことを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】前記第1,第2,第3,第4の電極とし
    て、接液電極が使用されたことを特徴とする請求項1記
    載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】前記第1,第2,第3,第4の電極とし
    て、容量式面電極が使用されたことを特徴とする請求項
    1記載の電磁流量計。
  4. 【請求項4】前記演算回路として、前記電極の測定値を
    平均化する平均化演算回路が使用されたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量計。
  5. 【請求項5】前記演算回路として、前記第1,第2電極
    の測定値に対して前記第3,第4の電極の測定値を用い
    て補正する第1の補正回路が使用されたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量計。
  6. 【請求項6】前記演算回路として、前記第3,第4の電
    極の測定値に対して前記第1,第2の電極の測定値を用
    いて補正する第2の補正回路が使用されたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁流量
    計。
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