JP2002168550A - 保冷庫 - Google Patents

保冷庫

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JP2002168550A
JP2002168550A JP2000364846A JP2000364846A JP2002168550A JP 2002168550 A JP2002168550 A JP 2002168550A JP 2000364846 A JP2000364846 A JP 2000364846A JP 2000364846 A JP2000364846 A JP 2000364846A JP 2002168550 A JP2002168550 A JP 2002168550A
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JP2000364846A
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Masaru Yoshikawa
勝 吉川
Kenji Kuno
健司 久野
Junichi Oki
淳一 大木
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Denso Aircool Corp
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Denso Aircool Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンションやアパートでも乾物、根菜類ある
いは穀物を貯蔵するのに適した冷暗所となる収納スペー
スを提供する。 【解決手段】 システムキッチンなどに組み込み可能な
引き出し式の保冷庫10を提供する。システムキッチン
の引き出しの1つを冷暗所として利用することが可能と
なり、他の引き出しと代替可能なデザインとすることに
よりユーザの好む場所に保冷庫10を設置できる。さら
に、保冷庫10のボックス11には収納部16aおよび
16bと、冷却部20が左右方向に並べて配置されてお
り、ペルチェユニット50を備えた冷却部20では前方
から吸気して後方に排気することで排気の影響を無くし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物や乾物などを
保管するのに適した保冷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾物、根菜類あるいは穀物などは冷暗所
と称される10℃前後で温度の変化の少ない場所に保管
することが推奨されている。そして、従来の家庭では、
床下などにそのような環境の収納場所が用意されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マンシ
ョンやアパートでは床下を使用することができず、乾物
などを収納するのに適した環境の場所を確保することが
難しくなっている。また、ライフスタイルの多様化によ
って、2階を台所にする家庭もあり、冷暗所に適した場
所を確保することが難しい状況になっている。冷蔵庫は
普及しているが、一般的な冷蔵庫では、冷蔵室の温度は
5℃以下に維持され、また、乾燥しやすいので、根菜類
や穀物の貯蔵には適していない。
【0004】そこで、本発明においては、マンションや
アパートなどにおいても、手軽に冷暗所として利用する
ことができる保冷庫を提供することを目的としている。
そして、ライフスタイルが多様化している現在におい
て、乾物、穀物あるいは根菜類などを手軽に保存するこ
とができる保冷庫を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、引き出しとして出し入れ可能な保冷庫であって、
上方から被冷蔵物を出し入れ可能な収納部と、この収納
部と並んで配置された冷却部とを有する保冷庫を提供す
る。この引き出し式の保冷庫であれば、システムキッチ
ンなどの台所用家具の引き出しとして保冷庫を設置する
ことが可能であり、マンションやアパートなどであって
も冷暗所として手軽に利用できる収納スペースを提供す
ることができる。また、引き出しと同じ感覚で保冷庫を
利用し、乾物、根菜類および穀物などを保管することが
できる。
【0006】さらに、引き出し式の保冷庫をシステムキ
ッチンの引き出しユニットと代替可能なサイズあるいは
形状にすると、システムキッチンを構成するオプション
の1つとして保冷庫を選択することが可能となり、ユー
ザのライフスタイルに合わせて台所に冷暗所となる保冷
庫を設けることができる。
【0007】システムキッチンの多くは、後方が給排水
あるいはガスなどの配管スペースとなっている。したが
って、前後に引き出し可能な保冷庫においては、収納部
および冷却部は左右に並べて配置し、冷却部には、前方
から吸気し後方に排気する排熱経路を設けることが望ま
しい。このような保冷庫であれば、暖かくなった排気は
後方のパイプスペースに排出されるので、台所で作業す
るユーザに直に暖気があたることがない。また、引き出
し式の保冷庫においては前後に引き出しできるように上
下および左右に適当なクリアランスがある。たとえば、
システムキッチン本体に収納されたときに、上下の他の
引き出しとの間があり、また、側方にはレールなどが取
付けられるのでスペースがある。したがって、排熱経路
の吸気口を下方または側方に開けることにより、十分な
換気量を確保できる。このため、前面の化粧パネルなど
に吸気口を設けなくても良く、前方から見栄えも他の引
き出しと同様の保冷庫を提供することができる。
【0008】冷却部は、冷媒が巡回するタイプの冷凍機
を採用しても良いが、コンパクトで軽量化するにはペル
チェユニットが適している。また、収納部の周囲を冷気
が循環する循環部を設けて冷却部は循環部の空気を冷却
することにより、収納部の内部が間接的に冷却される保
冷庫を提供できる。この保冷庫であれば、収納部の湿度
の低下を防止できるので、被収納物の乾燥を防止でき
る。したがって、根菜類や穀物などの保存に適した環境
の収納部を提供できる。さらに、収納部の上方を覆うカ
バーを設けることにより、引き出し式で上方に空間があ
る保冷庫であっても収納部への空気の流入を防止し、収
納部内の温度の変動を小さくできる。また、収納部内へ
の外気の侵入を防止できるので、収納部内で結露するの
も防止できる。このカバーは、内部の被収納物が見える
ように透明または半透明にすることが便利である。
【0009】また、保冷庫はシステムキッチンの本体に
対し前後方向に引き出し可能としたときに、保冷庫の後
方に接続口が向いた電源プラグを設け、保冷庫を本体に
収納すると本体に設けられた電源プラグと保冷庫の電源
プラグが接続し、保冷庫を本体から引き出すと本体の電
源プラグから保冷庫の電源プラグが外れるようにするこ
とが望ましい。すなわち、引き出しユニットを前後方向
に出し入れ可能な本体を有するシステムキッチンであっ
て、本体は、前方に接続口が向いた電源プラグを備えて
おり、引き出しユニットを本体に収納すると本体に設け
られた電源プラグと引き出しユニットの電源プラグが接
続し、引き出しユニットを本体から引き出すと本体の電
源プラグから引き出しユニットの電源プラグが外れるシ
ステムキッチンと組み合わせて本発明の引き出し式の保
冷庫を使用することが望ましい。この保冷庫であれば、
保冷庫を本体に入れて冷蔵するときは電源が入った状態
となり電源プラグをマニュアルで接続しなくても保冷庫
を使用できる。また、保冷庫を本体から引き出すと電源
プラグが抜けるので、保冷庫としての機能は停止し電流
もながれない。したがって、被収納物を出し入れするた
めに収納部に手を入れても感電する可能性は無く、安全
である。さらに、他の引き出しユニットと交換する際
も、電源プラグをいちいち接続しなくても保冷庫を差し
込むだけで利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照してさらに説明
する。図1に、本発明の実施の形態に係るシステムキッ
チンの概要を示してある。このシステムキッチン1は、
本体2の上方にガスレンジ3とシンク4とが配置され、
その下に複数の引き出し5が配置されている。そして、
これらの引き出し5のうち、左下の引き出し10が本発
明に係る引き出し式の保冷庫となっている。
【0011】図2に、保冷庫10を引き出した様子を示
してある。本例の保冷庫10は、本体2の引き出しスペ
ースに収まる直方体状のボックス11に纏められてお
り、その側面11bに引き出し用のスライドレール12
が設置され、前面(正面)11aに化粧パネル13が取
付けられている。また、後面11cには、電源プラグ1
4と、コントロール用の基板などを内蔵した制御ボック
ス15が配置されている。ボックス11には左右の方向
に2つの収納部16aおよび16bと、冷却部20とが
並列に並べて配置されており、収納部16aおよび16
bは上方が開口18となり、上方から穀物や根菜類など
の被収納物を投入できるようになっている。また、開口
18は透明なカバー17で覆われており、収納部16a
および16bの内部がカバー17を透して見られるよう
になっている。
【0012】図3に、保冷庫10の概略構成を展開して
示してある。本例の保冷庫10は、システムキッチン1
の最下段に配置されるように蹴上げの部分11eが後方
に後退して前面11aが階段状になっており、その飛び
出した面の方に化粧パネル13がネジ止めされる。ボッ
クス11の内部は大きく2つに区切られており、図面上
の左側の収納部となるスペース30は断熱材31により
覆われている。ボックス11の右側の前後に細長いスペ
ース20が冷却部であり、冷却部20と収納スペース3
0に跨るようにペルチェユニット50が設置されてい
る。ペルチェユニット50の排熱側のフィン51は冷却
部20に露出しており、吸熱側のフィン52は収納スペ
ース30に露出している。そして、排熱フィン51と吸
熱フィン52の間にペルチェ素子53が挟まれた状態と
なり、収納スペース30からの熱を吸熱フィン52で吸
熱し、排熱フィン51から冷却部20に放出できるよう
になっている。
【0013】収納スペース30には、さらに、吸熱フィ
ン52で冷却された空気を収納スペース30の内部に循
環するように循環ファン32が配置されている。一方、
冷却部20には、下面11fと側面11bの前方のガラ
リ56から吸気して排熱フィン51に当てて後方11c
から排気できるように排気ファン55が配置されてお
り、前面11aから吸気して後面11cから排気する排
気経路が冷却部20に形成されている。
【0014】ボックス11の上面11dは収納ボックス
16aおよび16bをはめ込みできるような開口35が
形成された断熱性の上面パネル36によりカバーされて
おり、開口35に樹脂製のボックス16aおよび16b
をはめ込むことにより収納部が形成される。そして、各
々の収納部16aおよび16bの開口18に透明なカバ
ー17を設置して収納部16aおよび16bを塞ぐこと
ができるようになっている。収納部16aおよび16b
の内部は、根菜類、乾物あるいは白米などの穀物などの
収納する対象を区別できるように適当な形状に加工する
ことも可能である。また、カバー17も透明である必要
はなく、遮光性のある半透明なものであっても良く、あ
るいは、不透明なカバーであっても良い。さらに、カバ
ー17は後方の端を収納部16aあるいは16bに旋回
可能に取付けることも可能である。
【0015】図4に、本例の保冷庫10の概略構成を上
面から示してある。ボックス11のうち、断熱材31で
囲われた収納スペース30は、内部に収納ボックス16
aおよび16bが配置され、それらの中に被収納物が納
まるようになっている。したがって、収納部16aおよ
び16bに収納された穀物あるいは根菜類などの被収納
物は冷気に直接触れることはなく、収納部16aおよび
16bの内部の湿度は適当に保たれる。したがって、穀
物や根菜類が乾燥しすぎることはなく、鮮度を長期間に
わたり保持しやすい構成になっている。
【0016】さらに、収納ボックス16aおよび16b
は収納スペース30の内部に適当な隙間を開けて配置さ
れており、収納ボックス16aおよび16bの外側に冷
気が循環する循環部38が形成されている。したがっ
て、ペルチェユニット50の吸熱フィン52で冷却され
た空気は循環ファン32によって循環層あるいは循環部
38を通って収納部16aおよび16bの周囲を循環
し、収納部16aおよび16bの内部を四方から冷却す
る。このため、収納部16aおよび16bの内部は均等
に効率良く冷却され、収納部16aおよび16bの内部
の温度を所望の値に維持することができる。本例の保冷
庫10では、収納部16aおよび16bの温度を冷暗所
として利用するのに適した5℃から15℃程度の範囲の
ユーザが所望する温度付近に維持できるようになってい
る。
【0017】また、本例の保冷庫10では、収納部16
aおよび16bの上方の開口18をカバー17で封止す
ることにより、収納部16aおよび16bへの空気の流
れを遮断している。このため、収納部16aおよび16
bの内部を効率良く冷却できると共に、夏季などに室内
が高湿度となっても収納部16aおよび16bの内部に
結露が生ずるのを防止することができる。したがって、
保冷庫10の収納部16aおよび16bの内部は四季に
わたり、ほぼ一定の温度と湿度の状態に維持され、乾
物、穀物あるいは根菜類などの温度や湿度の変化を好ま
ないものを収納するのに適したスペースとなっている。
【0018】図5に、本例の保冷庫10がシステムキッ
チンの本体2に収納された状態(図5(a))と、引き
出された状態(図5(b))とを側方から見た様子で示
してある。システムキッチンの本体2は一点鎖線で示し
ているように、前方2aが引き出しの収納スペースとな
っており、後方2bがガスレンジ3へのガス配管、シン
ク4への給排水の配管などを通す配管スペースとなって
いる。このため、本例の保冷庫10では、ボックス11
の後方11cから排気を出力することにより、保冷庫1
0がシステムキッチン1の本体2に収納された状態で、
後方の配管スペース2bを排気スペースとして利用して
いる。したがって、システムキッチン1のユーザの側に
は冷却部20の排気が直に出力されず、ユーザに温風の
排気が当ることはない。さらに、多くの家庭では、シス
テムキッチン1の上方にはガスレンジ用の排気設備が設
置されており、システムキッチン1の後方に冷却部20
から排気された温風は、排気設備から戸外に排気され、
キッチンの環境にも悪影響を及ぼすことが少ない。
【0019】一方、吸気は上述したように、ボックス1
1の側面11bおよび下面11fの前面11aの側から
行っており、排気がショートカットして吸入されること
はなく効率良くペルチェユニット50を冷却することが
できる。さらに、本体2から保冷庫10を引き出すため
にある程度の隙間が必要となる側面11aおよび下面1
1fから吸気するようにしているので、前面11aには
吸気用のガラリなどが見えない。このため、システムキ
ッチン1の本体に保冷庫10を収納した状態では、化粧
パネル13が前面に見えるだけであり、システムキッチ
ン1の他の引き出し5と全く同じ外観となる。したがっ
て、保冷庫10はシステムキッチン1の引き出しユニッ
トとして統一されたデザインで製造されており、保冷庫
10が嵌るサイズのスペースがシステムキッチン1の本
体2に用意されていれば、その引き出しと交換すること
も可能である。
【0020】また、システムキッチン1の本体2の引き
出し収納スペース2aの後方には、前方に向けて電源プ
ラグ9が配置されており、保冷庫10を引き出しの収納
スペース2に収納すると、保冷庫10の後面11cに後
方に向いて取付けられた電源プラグ14と接続するよう
になっている。電源プラグ9および14との接続を確実
にするために、マグネット式のコンセントを採用するこ
とができる。したがって、本例の保冷庫10において
は、図5(a)に示すように、保冷庫10を本体2に収
納すると、本体2の電源プラグ9および保冷庫10の電
源コンセント14が自動的に接続され、冷却部20に電
力が供給される。このため、ペルチェユニット50、フ
ァン32および55が動作して収納部16aおよび16
bが冷却される。一方、図5(b)に示すように、保冷
庫10を本体2から引き出すと、本体2の電源プラグ9
と保冷庫10の電源コンセント14は自動的に外れ、冷
却部20への電力供給が遮断される。このため、ペルチ
ェユニット50、ファン32および55は動作を停止す
る。
【0021】このように、本例の保冷庫10は、システ
ムキッチンの本体2に収納するとサービスを開始して、
収納部16aおよび16bの温度を所定の範囲に保持す
る。そして、根菜類などの被収納物を出し入れするため
に、保冷庫10を引き出すと電力が絶たれる。したがっ
て、万一、シンク4などで水漏れがあり、ボックス11
の周囲が濡れている状態で保冷庫10から被収納物を出
し入れしたとしても漏電などによってユーザが感電する
ことはなく非常に安全である。さらに、保冷庫10を本
体2に差し込むだけで電源プラグ同士が接続されて稼動
するので、システムキッチンの本体2の引き出し収納ス
ペースのうち、保冷庫10を装着可能なスペースの全て
に電源コンセント9を設けておけば、どの位置の収納ス
ペースでも保冷庫10を差し込むだけで保冷庫10はサ
ービスを開始する。したがって、ユーザは電源コンセン
トを着脱する煩わしさから開放され、好みの位置に手軽
に保冷庫10を配置あるいはセットして利用することが
できる。
【0022】以上に説明したように、本例の保冷庫10
は、引き出しとして出し入れ可能な保冷庫であって、シ
ステムキッチン1から引き出して上方から乾物、根菜
類、米などを出し入れすることができる。したがって、
この引き出し式の保冷庫10はシステムキッチン1に限
らず、他の台所用家具の引き出しとして採用し、従来の
冷暗所として利用することができる。このため、床下ス
ペースなどのないマンションやアパートなどであっても
冷暗所として手軽に利用できる収納スペースを設けるこ
とができる。さらに、本例の引き出し式の保冷庫10
は、前面に化粧パネル13を取付け、システムキッチン
1の他の引き出しユニットと代替可能なサイズおよび形
状にすることが可能であり、ユーザがシステムキッチン
1を構成するオプションの1つとして保冷庫を選択し、
所望の位置にそれをセットすることができる。したがっ
て、ユーザの好みの使いやすい場所に保冷庫を設置する
ことが可能であり、ユーザのライフスタイルに合わせて
台所に冷暗所となるスペースを設けることができる。さ
らに、電源プラグ(電源コンセントまたは電源コネク
タ)14は保冷庫10をシステムキッチンの本体2に収
納するだけで接続されるようになっているので、保冷庫
10を収納する場所の選択は自由となり、場所の交換も
簡単である。
【0023】また、引き出し式の保冷庫10をシステム
キッチン1の本体2に収納する場合は、出し入れするた
めにスペースや配管スペースが周囲にあるので、それを
用いて冷却用の空気を給排気することにより無理なく吸
気を外側から隠したり、排気をユーザに当らないように
排出することができる。このため、前方からの見栄えも
他の引き出しと同様に良く、他の引き出しと代替可能で
あり、さらに、冷却性能の高い保冷庫を提供することが
できる。
【0024】さらに、本例の保冷庫10においては、冷
却ユニットしてコンパクトなペルチェユニット50を採
用しており、引き出し式という限られたサイズの保冷庫
10でありながら、容量の大きな収納部16aおよび1
6bを持った保冷庫10を提供している。また、冷暗所
に適した5℃から15℃程度の範囲に維持する限定され
た冷却能力のペルチェユニット50を採用することによ
り、冷却部20をコンパクトにすることができ、収納部
16の容量を大きくしている。もちろん、収納部は本例
のように2分割されているものに限定されることはな
く、単一の収納部を備えた保冷庫であっても良く、ある
いは3つ以上の収納部を備えた保冷庫を提供することも
可能である。
【0025】また、上記では、システムキッチン1に収
納可能な引き出し式の保冷庫を示してあるが、これに限
定されることはなく、他の家具の引き出しとして本発明
に係る保冷庫を収納しても良く、設置場所の台所に限定
されず、居間、オフィス、ホテルの部屋、寝室などでも
あっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、引き出し式の保冷庫を提供しており、システムキッ
チンなどに組み込んで利用することができる。したがっ
て、システムキッチンの引き出しを冷暗所として利用す
ることが可能となり、床下スペースなどの従来の冷暗所
として用いられていた収納スペースを確保し難いアパー
トやマンションなどにおいても手軽に冷暗所となる収納
スペースを設けることができる。さらに、保冷庫を他の
引き出しと代替可能なデザインとすることによりユーザ
の好む場所に保冷庫を設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引き出し式の保冷庫を収納可能なシス
テムキッチンの概要を示す図である。
【図2】引き出し式保冷庫の概要を示す斜視図である。
【図3】引き出し式保冷庫の概略構成を展開して示す図
である。
【図4】引き出し式保冷庫の概略構成を示す平面図であ
る。
【図5】引き出し式保冷庫をシステムキッチンの本体に
収納した状態を示す図であり、図5(a)は収納した状
態、図5(b)は引き出した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 システムキッチン、2 システムキッチンの本
体 3 ガスレンジ、4 シンク、5 引き出し 9 電源プラグ 10 引き出し式保冷庫 11 ボックス 12 スライドレール 13 化粧パネル 14 電源プラグ 15 コントロールボックス 16a、16b 収納部(収納ボックス) 17 カバー 20 冷却部 30 収納スペース 31 断熱材 32 循環ファン 50 ペルチェユニット、51 排熱フィン、52
吸熱フィン 55 排気ファン、56 吸気用のガラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 淳一 長野県南安曇郡豊科町大字豊科1000番地 ジーエーシー株式会社内 Fターム(参考) 3B060 RA02 3L045 AA06 BA01 CA02 DA04 EA01 PA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出しとして出し入れ可能な保冷庫で
    あって、上方から被冷蔵物を出し入れ可能な収納部と、
    この収納部と並んで配置された冷却部とを有する保冷
    庫。
  2. 【請求項2】 請求項1において、当該保冷庫は、シス
    テムキッチンの引き出しユニットと代替可能である保冷
    庫。
  3. 【請求項3】 請求項1において、当該保冷庫は前後に
    引き出し可能であり、前記収納部および冷却部は左右に
    並べて配置され、前記冷却部は、前方から吸気し後方に
    排気する排熱経路を備えている保冷庫。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記排熱経路の吸気
    口は下方または側方に開いている保冷庫。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記冷却部はペルチ
    ェユニットを備えている保冷庫。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記収納部の周囲を
    冷気が循環する循環部を有し、前記冷却部は前記循環部
    の空気を冷却する保冷庫。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記収納部の上方を
    覆うカバーを有する保冷庫。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記カバーは透明ま
    たは半透明である保冷庫。
  9. 【請求項9】 請求項1において、当該保冷庫はシステ
    ムキッチンの本体に対し前後方向に引き出し可能であ
    り、後方に接続口が向いた電源プラグを有し、当該保冷
    庫を前記本体に収納すると該本体に設けられた電源プラ
    グと当該保冷庫の電源プラグが接続し、当該保冷庫を前
    記本体から引き出すと該本体の電源プラグから当該保冷
    庫の電源プラグが外れる保冷庫。
  10. 【請求項10】 引き出しユニットを前後方向に出し入
    れ可能な本体を有するシステムキッチンであって、前記
    本体は、前方に接続口が向いた電源プラグを備えてお
    り、前記引き出しユニットを前記本体に収納すると該本
    体に設けられた電源プラグと前記引き出しユニットの電
    源プラグが接続し、前記引き出しユニットを前記本体か
    ら引き出すと該本体の電源プラグから前記引き出しユニ
    ットの電源プラグが外れるシステムキッチン。
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