JP2002168317A - ボールねじ駆動装置 - Google Patents
ボールねじ駆動装置Info
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじ軸の共振を抑えた上でその動作性能を向
上させ、生産性を上げる。 【解決手段】 基端側軸受部材18および先端側軸受部
材19に軸支されたボールねじ軸12に螺着され、ボー
ルねじ軸12の正逆回転で正逆移動するスライダーとし
てのヘッドユニット5が所定の動作を行うように構成さ
れたボールねじ駆動装置20であり、このボールねじ駆
動装置20は、ボールねじ軸12を回転駆動するX軸サ
ーボモータ14と、ヘッドユニット5のボールねじ軸1
2上の位置を検出する位置センサとしてのロータリーエ
ンコーダ21と、このロータリーエンコーダ21の検出
値に基づきX軸サーボモータ14に向けてボールねじ軸
12が共振しない回転数になる制御信号を出力する制御
装置30とから構成されている。
上させ、生産性を上げる。 【解決手段】 基端側軸受部材18および先端側軸受部
材19に軸支されたボールねじ軸12に螺着され、ボー
ルねじ軸12の正逆回転で正逆移動するスライダーとし
てのヘッドユニット5が所定の動作を行うように構成さ
れたボールねじ駆動装置20であり、このボールねじ駆
動装置20は、ボールねじ軸12を回転駆動するX軸サ
ーボモータ14と、ヘッドユニット5のボールねじ軸1
2上の位置を検出する位置センサとしてのロータリーエ
ンコーダ21と、このロータリーエンコーダ21の検出
値に基づきX軸サーボモータ14に向けてボールねじ軸
12が共振しない回転数になる制御信号を出力する制御
装置30とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータで駆動され
るボールねじ軸の回転によってスライダーを移動させる
ボールねじ駆動装置に関するものである。
るボールねじ軸の回転によってスライダーを移動させる
ボールねじ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボールねじ駆動装置は、
単軸ロボットにおいて知られている。単軸ロボットは、
ケーシングと、このケーシングに軸受部材を介して取り
付けられるねじ軸と、このねじ軸に螺合される操作腕と
してのスライダーと、上記ねじ軸を軸心回りに正逆回転
させるモータと、このモータの駆動を制御する制御装置
とからなる基本構成を有している。
単軸ロボットにおいて知られている。単軸ロボットは、
ケーシングと、このケーシングに軸受部材を介して取り
付けられるねじ軸と、このねじ軸に螺合される操作腕と
してのスライダーと、上記ねじ軸を軸心回りに正逆回転
させるモータと、このモータの駆動を制御する制御装置
とからなる基本構成を有している。
【0003】上記軸受部材はねじ軸の基端側と先端側と
に設けられ、これら一対の軸受部材によってねじ軸は安
定的に軸支された状態になっている。また、ケーシング
には、スライダーを案内するガイドが設けられ、スライ
ダーはこのガイドに案内されることにより軸心回りに姿
勢変化することなくねじ軸の回転で円滑に正逆移動する
ようになっている。
に設けられ、これら一対の軸受部材によってねじ軸は安
定的に軸支された状態になっている。また、ケーシング
には、スライダーを案内するガイドが設けられ、スライ
ダーはこのガイドに案内されることにより軸心回りに姿
勢変化することなくねじ軸の回転で円滑に正逆移動する
ようになっている。
【0004】そして、上記スライダーには、例えばワー
クに対する着脱手段が設けられ、制御装置からの制御信
号に基づいたモータの駆動によるねじ軸の回転でワーク
供給位置に送り出されたワークに向けて移動し、着脱手
段によってワークをピックアップした後、再度ねじ軸の
回転で所定の位置まで移動し、ここでピックアップした
ワークを離して所定の部材に装着するようになってい
る。
クに対する着脱手段が設けられ、制御装置からの制御信
号に基づいたモータの駆動によるねじ軸の回転でワーク
供給位置に送り出されたワークに向けて移動し、着脱手
段によってワークをピックアップした後、再度ねじ軸の
回転で所定の位置まで移動し、ここでピックアップした
ワークを離して所定の部材に装着するようになってい
る。
【0005】なお、このようなボールねじ駆動装置は、
部品実装ヘッドが部品供給部から部品をピックアップし
てプリント基板上に装着する表面実装機において、ヘッ
ドのX軸方向、Y軸方向等の駆動手段としても従来から
採用されている。
部品実装ヘッドが部品供給部から部品をピックアップし
てプリント基板上に装着する表面実装機において、ヘッ
ドのX軸方向、Y軸方向等の駆動手段としても従来から
採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なボールねじ駆動装置においては、ねじ軸が自軸心回り
の回転で振動し得る状況になるが、特にねじ軸が高速回
転されて回転数がねじ軸の固有振動数に対応したときに
は、いわゆる共振現象が生じ、これによってねじ軸が強
く振動する。かかる共振現象が起こると、軸受部材に無
理な力が作用して軸受部材およびボールねじ軸の破損に
つながるという問題点が存在する。
なボールねじ駆動装置においては、ねじ軸が自軸心回り
の回転で振動し得る状況になるが、特にねじ軸が高速回
転されて回転数がねじ軸の固有振動数に対応したときに
は、いわゆる共振現象が生じ、これによってねじ軸が強
く振動する。かかる共振現象が起こると、軸受部材に無
理な力が作用して軸受部材およびボールねじ軸の破損に
つながるという問題点が存在する。
【0007】かかる問題点を解消するために、ねじ軸の
回転数と振動数との関係を予め把握しておき、同回転数
を固有振動数に対応する共振回転数に到達しない範囲に
抑えることが考えられるが、ねじ軸の固有振動数は、ボ
ールねじ軸のみならずこれに螺合しているスライダーの
位置によっても異なってくるため、一元的にスライダー
をも含めたねじ軸の固有振動数を得ることができない。
従って、従来、固有振動数が最も低くなる状況下での共
振回転数よりも低い回転数で回転させることが行われて
いたため、単軸ロボット等の動作性能が劣ったものにな
り、生産性が向上しないという問題点を有していた。
回転数と振動数との関係を予め把握しておき、同回転数
を固有振動数に対応する共振回転数に到達しない範囲に
抑えることが考えられるが、ねじ軸の固有振動数は、ボ
ールねじ軸のみならずこれに螺合しているスライダーの
位置によっても異なってくるため、一元的にスライダー
をも含めたねじ軸の固有振動数を得ることができない。
従って、従来、固有振動数が最も低くなる状況下での共
振回転数よりも低い回転数で回転させることが行われて
いたため、単軸ロボット等の動作性能が劣ったものにな
り、生産性が向上しないという問題点を有していた。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ねじ軸の共振を抑えた上で
動作性能を向上させることが可能であり、これによって
生産性を上げることができるボールねじ駆動装置を提供
することを目的としている。
ためになされたものであり、ねじ軸の共振を抑えた上で
動作性能を向上させることが可能であり、これによって
生産性を上げることができるボールねじ駆動装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、両端部が軸受
部材に軸支されたボールねじ軸と、このボールねじ軸に
螺合するナット部を有してガイド部に支持されたスライ
ダーと、上記ボールねじ軸を回転駆動するモータとを備
え、ねじ軸の正逆回転に応じて上記スライダーが正逆移
動するように構成されたボールねじ駆動装置において、
上記スライダーのねじ軸上の位置を検出する位置センサ
と、この位置センサの検出値に基づきモータの最高回転
数をボールねじ軸が共振しない範囲でボールねじ軸上の
スライダーの位置に応じて変更し、その最高回転数を越
えないようにモータを制御する制御装置とが設けられて
いることを特徴とするものである。
部材に軸支されたボールねじ軸と、このボールねじ軸に
螺合するナット部を有してガイド部に支持されたスライ
ダーと、上記ボールねじ軸を回転駆動するモータとを備
え、ねじ軸の正逆回転に応じて上記スライダーが正逆移
動するように構成されたボールねじ駆動装置において、
上記スライダーのねじ軸上の位置を検出する位置センサ
と、この位置センサの検出値に基づきモータの最高回転
数をボールねじ軸が共振しない範囲でボールねじ軸上の
スライダーの位置に応じて変更し、その最高回転数を越
えないようにモータを制御する制御装置とが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0010】この発明によれば、ねじ軸の共振による軸
受部材の損傷等が確実に回避される。しかも、ボールね
じ軸上のスライダーの位置に応じてモータの最高回転数
を変更することによって、共振が生じない範囲で駆動速
度を速くすることが可能になる。
受部材の損傷等が確実に回避される。しかも、ボールね
じ軸上のスライダーの位置に応じてモータの最高回転数
を変更することによって、共振が生じない範囲で駆動速
度を速くすることが可能になる。
【0011】特に、後述するように、スライダーがボー
ルねじ軸上の中間位置にあるときは、端部にあるときよ
り固有振動数が高くなるので、最高回転数を、スライダ
ーがボールねじ軸の中間部にあるときに、端部にあると
きよりも高く設定すること(請求項2)が効果的であ
る。
ルねじ軸上の中間位置にあるときは、端部にあるときよ
り固有振動数が高くなるので、最高回転数を、スライダ
ーがボールねじ軸の中間部にあるときに、端部にあると
きよりも高く設定すること(請求項2)が効果的であ
る。
【0012】また、本発明は、所定の部品供給部に供給
された部品を上記スライダーに付設された部品実装ヘッ
ドでピックアップし、この部品をスライダーの移動で所
定の基板上の所定の位置に移して装着するように構成さ
れた表面実装機に適用されるものである。
された部品を上記スライダーに付設された部品実装ヘッ
ドでピックアップし、この部品をスライダーの移動で所
定の基板上の所定の位置に移して装着するように構成さ
れた表面実装機に適用されるものである。
【0013】かかる適用により、基板を対象とした表面
実装機による部品の実装効率が向上する。
実装機による部品の実装効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を基板の表面実装機
に適用した例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明に係るボールねじ駆動装置が適用された表面実装機の
一実施形態を概略的に示す平面図であり、図2はそのそ
の側面図である。図1および図2において、基台1上に
は基板搬送用のコンベア2が配置され、このコンベア2
上をプリント基板3(二点鎖線で示す)が搬送されて所
定の実装位置で停止するようになっている。
に適用した例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明に係るボールねじ駆動装置が適用された表面実装機の
一実施形態を概略的に示す平面図であり、図2はそのそ
の側面図である。図1および図2において、基台1上に
は基板搬送用のコンベア2が配置され、このコンベア2
上をプリント基板3(二点鎖線で示す)が搬送されて所
定の実装位置で停止するようになっている。
【0015】上記コンベア2の側方には、部品供給部4
が配置されている。この部品供給部4は、例えば多数列
のテープフィーダー4aを備えている。
が配置されている。この部品供給部4は、例えば多数列
のテープフィーダー4aを備えている。
【0016】上記基台1の上方には、部品装着用のヘッ
ドユニット(スライダー)5が装備され、このヘッドユ
ニット5は、部品供給部4から部品をピックアップして
プリント基板3上に装着し得るように、X軸方向(コン
ベア2の延びる方向)およびY軸方向(水平面上でX軸
と直交する方向)に移動可能となっている。
ドユニット(スライダー)5が装備され、このヘッドユ
ニット5は、部品供給部4から部品をピックアップして
プリント基板3上に装着し得るように、X軸方向(コン
ベア2の延びる方向)およびY軸方向(水平面上でX軸
と直交する方向)に移動可能となっている。
【0017】詳しくは、上記基台1上にY軸方向に延び
る一対のガイドレール6が設けられ、このガイドレール
6上にヘッドユニット支持部材7が架設されている。ヘ
ッドユニット支持部材7は、ナット部8を介してY軸方
向のボールねじ軸9と螺合しており、このボールねじ軸
9は、Y軸サーボモータ10の回転軸に接続されてい
る。
る一対のガイドレール6が設けられ、このガイドレール
6上にヘッドユニット支持部材7が架設されている。ヘ
ッドユニット支持部材7は、ナット部8を介してY軸方
向のボールねじ軸9と螺合しており、このボールねじ軸
9は、Y軸サーボモータ10の回転軸に接続されてい
る。
【0018】また、ヘッドユニット支持部材7は、X軸
方向に延びるガイド部材11およびX軸方向のボールね
じ軸12を有し、ヘッドユニット5が上記ガイド部材1
1(図2)に移動可能に支持されるとともに、ヘッドユ
ニット5に設けられたナット部13がボールねじ軸12
に螺合している。このボールねじ軸12は、図2におけ
るガイド部材11の右端部に設けられた基端側軸受部材
18と、同左端部に設けられた先端側軸受部材19とに
よって軸支され、X軸サーボモータ14の回転軸に連結
されることによりX軸サーボモータ14の駆動で軸心回
りに回転するようになっている。
方向に延びるガイド部材11およびX軸方向のボールね
じ軸12を有し、ヘッドユニット5が上記ガイド部材1
1(図2)に移動可能に支持されるとともに、ヘッドユ
ニット5に設けられたナット部13がボールねじ軸12
に螺合している。このボールねじ軸12は、図2におけ
るガイド部材11の右端部に設けられた基端側軸受部材
18と、同左端部に設けられた先端側軸受部材19とに
よって軸支され、X軸サーボモータ14の回転軸に連結
されることによりX軸サーボモータ14の駆動で軸心回
りに回転するようになっている。
【0019】こうしてY軸サーボモータ10によりボー
ルねじ軸9を介してヘッドユニット支持部材7のY軸方
向の駆動が行われるとともに、X軸サーボモータ14に
よりボールねじ軸12を介してヘッドユニット5のX軸
方向の駆動が行われるようになっている。
ルねじ軸9を介してヘッドユニット支持部材7のY軸方
向の駆動が行われるとともに、X軸サーボモータ14に
よりボールねじ軸12を介してヘッドユニット5のX軸
方向の駆動が行われるようになっている。
【0020】そして、上記ヘッドユニット5には部品を
吸着するための部品実装ヘッド15が搭載されており、
この部品実装ヘッド15は、Z軸サーボモータ16(図
2)を駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方
向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータ17を駆
動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に
駆動されるようになっている。
吸着するための部品実装ヘッド15が搭載されており、
この部品実装ヘッド15は、Z軸サーボモータ16(図
2)を駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方
向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータ17を駆
動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に
駆動されるようになっている。
【0021】図3は、上記のような表面実装機に適用さ
れるボールねじ駆動装置の一実施形態を示す説明図であ
る。図3に示すように、ボールねじ駆動装置20は、上
記X軸サーボモータ14と、このX軸サーボモータ14
の駆動によって回転する、一対の軸受部材18,19に
軸支された上記ボールねじ軸12と、このボールねじ軸
12に螺着されてガイド部材11に案内されつつボール
ねじ軸12の回転で正逆移動するヘッドユニット(スラ
イダー)5と、ヘッドユニット5の位置を検出するため
にX軸サーボモータ14に付設されたロータリーエンコ
ーダ(位置検出センサ)21と、ロータリーエンコーダ
21からの検出信号に基づいてX軸サーボモータ14に
向けて制御信号を出力する制御装置30とからなってい
る。
れるボールねじ駆動装置の一実施形態を示す説明図であ
る。図3に示すように、ボールねじ駆動装置20は、上
記X軸サーボモータ14と、このX軸サーボモータ14
の駆動によって回転する、一対の軸受部材18,19に
軸支された上記ボールねじ軸12と、このボールねじ軸
12に螺着されてガイド部材11に案内されつつボール
ねじ軸12の回転で正逆移動するヘッドユニット(スラ
イダー)5と、ヘッドユニット5の位置を検出するため
にX軸サーボモータ14に付設されたロータリーエンコ
ーダ(位置検出センサ)21と、ロータリーエンコーダ
21からの検出信号に基づいてX軸サーボモータ14に
向けて制御信号を出力する制御装置30とからなってい
る。
【0022】上記制御装置30は、いわゆるマイクロコ
ンピュータであり、表面実装機の全体的な制御を行うC
PU(中央演算処理装置)31と、このCPU31に付
設された主記憶装置32と、X軸サーボモータ14の駆
動制御を行うサーボコントローラ33と、このサーボコ
ントローラ33に付設されたサーボコントローラ33専
用の記憶装置34とを備えて構成されている。
ンピュータであり、表面実装機の全体的な制御を行うC
PU(中央演算処理装置)31と、このCPU31に付
設された主記憶装置32と、X軸サーボモータ14の駆
動制御を行うサーボコントローラ33と、このサーボコ
ントローラ33に付設されたサーボコントローラ33専
用の記憶装置34とを備えて構成されている。
【0023】上記主記憶装置32には、X軸サーボモー
タ14の駆動を制御するプログラムが記憶されていると
ともに、後述するヘッドユニット5の位置と、最高回転
数との関係についてのデータ等を記憶するようになって
いる。
タ14の駆動を制御するプログラムが記憶されていると
ともに、後述するヘッドユニット5の位置と、最高回転
数との関係についてのデータ等を記憶するようになって
いる。
【0024】上記CPU31は、ボールねじ駆動装置2
0の稼働が開始されると主記憶装置32が記憶している
プログラムを取り込んで制御可能状態となる。そして、
ロータリーエンコーダ21から入力された情報に基づい
てX軸サーボモータ14上のヘッドユニット5の位置を
決め、これを基に上記プログラムが実行され、X軸サー
ボモータ14の回転数が演算される。この演算結果は、
制御信号として一旦サーボコントローラ33の記憶装置
34に記憶された後、サーボコントローラ33からはこ
の制御信号に基づく駆動信号がX軸サーボモータ14に
向けて出力され、これによるX軸サーボモータ14の駆
動でボールねじ軸12は駆動信号で示される回転数で回
転し、ヘッドユニット5はこの回転数に対応した速度で
移動することになる。
0の稼働が開始されると主記憶装置32が記憶している
プログラムを取り込んで制御可能状態となる。そして、
ロータリーエンコーダ21から入力された情報に基づい
てX軸サーボモータ14上のヘッドユニット5の位置を
決め、これを基に上記プログラムが実行され、X軸サー
ボモータ14の回転数が演算される。この演算結果は、
制御信号として一旦サーボコントローラ33の記憶装置
34に記憶された後、サーボコントローラ33からはこ
の制御信号に基づく駆動信号がX軸サーボモータ14に
向けて出力され、これによるX軸サーボモータ14の駆
動でボールねじ軸12は駆動信号で示される回転数で回
転し、ヘッドユニット5はこの回転数に対応した速度で
移動することになる。
【0025】そして、本発明においては、予め制御装置
30の主記憶装置32にX軸サーボモータ14の最高回
転数を決めるためのデータが記憶されている。以下、図
4を基にX軸サーボモータ14の最高回転数の設定につ
いて説明する。図4は、ボールねじ軸12のX軸方向の
位置とX軸サーボモータ14の回転数(すなわちボール
ねじ軸12の回転数)との関係の一例を示すグラフであ
る。このグラフにおいて、横軸にはヘッドユニット5の
先端側軸受部材19からの距離が設定されているととも
に、縦軸にはX軸サーボモータ14の回転数が設定され
ている。
30の主記憶装置32にX軸サーボモータ14の最高回
転数を決めるためのデータが記憶されている。以下、図
4を基にX軸サーボモータ14の最高回転数の設定につ
いて説明する。図4は、ボールねじ軸12のX軸方向の
位置とX軸サーボモータ14の回転数(すなわちボール
ねじ軸12の回転数)との関係の一例を示すグラフであ
る。このグラフにおいて、横軸にはヘッドユニット5の
先端側軸受部材19からの距離が設定されているととも
に、縦軸にはX軸サーボモータ14の回転数が設定され
ている。
【0026】また、このグラフには、実線で危険速度カ
ーブが示されているとともに、一点鎖線で実際に適用さ
れるX軸サーボモータ14の回転数(設定最高回転数)
が示されている。危険速度カーブは、ヘッドユニット5
の位置に対応してボールねじ軸12が共振する回転数で
ある。ところで、ガイド部材11がなければ質量をもつ
ヘッドユニット5と弾性軸であるボールねじ軸12とか
ら振動系が構成されるのであるが、ガイド部材11が存
在するため、ヘッドユニット5がガイド部材で前後方向
(Y軸方向)および上下方向(Z軸方向)に支持された
状態になっており、これによって中央支持の3点支持は
り状態の、弾性軸であるボールねじ軸12からなる振動
系となっている。
ーブが示されているとともに、一点鎖線で実際に適用さ
れるX軸サーボモータ14の回転数(設定最高回転数)
が示されている。危険速度カーブは、ヘッドユニット5
の位置に対応してボールねじ軸12が共振する回転数で
ある。ところで、ガイド部材11がなければ質量をもつ
ヘッドユニット5と弾性軸であるボールねじ軸12とか
ら振動系が構成されるのであるが、ガイド部材11が存
在するため、ヘッドユニット5がガイド部材で前後方向
(Y軸方向)および上下方向(Z軸方向)に支持された
状態になっており、これによって中央支持の3点支持は
り状態の、弾性軸であるボールねじ軸12からなる振動
系となっている。
【0027】ヘッドユニット5とガイド部材11との間
のがたは、極小(例えば数μm〜十数μm)とされ、ヘ
ッドユニット5の振れを規制する。また、たとえがたが
数百μmであっても、X軸サーボモータ14でボールネ
ジ軸12を回転駆動しているときには、ヘッドユニット
5は、反回転方向の反力(前後方向の力)をガイド部材
11から受けており、ヘッドユニット5が上下方向に振
れようとするとき、この反力に基づく摩擦力が作用して
振れが規制される。すなわち、ヘッドユニット5とガイ
ド部材11のがたに拘わらず、ボールねじ軸12は、両
端の軸受部材18,19と中央部のヘッドユニット5と
で支持される3点支持はり状態となる。
のがたは、極小(例えば数μm〜十数μm)とされ、ヘ
ッドユニット5の振れを規制する。また、たとえがたが
数百μmであっても、X軸サーボモータ14でボールネ
ジ軸12を回転駆動しているときには、ヘッドユニット
5は、反回転方向の反力(前後方向の力)をガイド部材
11から受けており、ヘッドユニット5が上下方向に振
れようとするとき、この反力に基づく摩擦力が作用して
振れが規制される。すなわち、ヘッドユニット5とガイ
ド部材11のがたに拘わらず、ボールねじ軸12は、両
端の軸受部材18,19と中央部のヘッドユニット5と
で支持される3点支持はり状態となる。
【0028】ボールねじ軸12は、基本的に基端側軸受
部材18、先端側軸受部材19およびガイド部材11に
保持されたヘッドユニット5によって3点で支持されて
いるが、通常、支持点間の距離が短くなる程固有振動数
が高くなり、つまり共振が生じるボールねじ軸12の回
転数は高くなるという性質を有している。
部材18、先端側軸受部材19およびガイド部材11に
保持されたヘッドユニット5によって3点で支持されて
いるが、通常、支持点間の距離が短くなる程固有振動数
が高くなり、つまり共振が生じるボールねじ軸12の回
転数は高くなるという性質を有している。
【0029】従って、ヘッドユニット5が先端側軸受部
材19に隣接している図4のA点では、ボールねじ軸1
2はヘッドユニット5と基端側軸受部材18とによって
2点で支持された状態になっており、支持点間の距離が
最大になっているため共振が生じ易い状態になってい
る。ついで、ヘッドユニット5を先端側軸受部材19か
ら離間させていくと、ボールねじ軸12の支持点間の距
離は漸減するため、これに応じてボールねじ軸12は共
振し難くなり、共振点は先上がりのカーブを描いて上昇
していく。なお、ヘッドユニット5の左側のボールねじ
軸12の長さは、ヘッドユニット5がボールねじ軸12
の中間点に到達するまで同右側の長さより短いため、こ
の部分の共振点は右側よりも高くなる。
材19に隣接している図4のA点では、ボールねじ軸1
2はヘッドユニット5と基端側軸受部材18とによって
2点で支持された状態になっており、支持点間の距離が
最大になっているため共振が生じ易い状態になってい
る。ついで、ヘッドユニット5を先端側軸受部材19か
ら離間させていくと、ボールねじ軸12の支持点間の距
離は漸減するため、これに応じてボールねじ軸12は共
振し難くなり、共振点は先上がりのカーブを描いて上昇
していく。なお、ヘッドユニット5の左側のボールねじ
軸12の長さは、ヘッドユニット5がボールねじ軸12
の中間点に到達するまで同右側の長さより短いため、こ
の部分の共振点は右側よりも高くなる。
【0030】そして、ヘッドユニット5がボールねじ軸
12の中央部(図4のB点)に位置したときは、ボール
ねじ軸12はその両端と中央部とが3点で支持されて最
も支持剛性が高い状態になっているため、共振は最も起
こり難くなっている。ついでヘッドユニット5がB点か
らさらに右方に向かって移動すると、今度はヘッドユニ
ット5と先端側軸受部材19との間の距離が漸増してい
き、これによって共振点は漸減していく。かかる危険速
度カーブは、B点を含む垂直線に対して左右対称になっ
ており、ヘッドユニット5が基端側軸受部材18に隣接
した位置に到達したとき(図4のC点)は、ボールねじ
軸12の危険速度の回転数は、上記A点におけるものと
同一になっている。
12の中央部(図4のB点)に位置したときは、ボール
ねじ軸12はその両端と中央部とが3点で支持されて最
も支持剛性が高い状態になっているため、共振は最も起
こり難くなっている。ついでヘッドユニット5がB点か
らさらに右方に向かって移動すると、今度はヘッドユニ
ット5と先端側軸受部材19との間の距離が漸増してい
き、これによって共振点は漸減していく。かかる危険速
度カーブは、B点を含む垂直線に対して左右対称になっ
ており、ヘッドユニット5が基端側軸受部材18に隣接
した位置に到達したとき(図4のC点)は、ボールねじ
軸12の危険速度の回転数は、上記A点におけるものと
同一になっている。
【0031】このような危険速度カーブは、構造力学的
に計算で取得することが可能であるし、計算が困難なと
きは予め実験的に求めておくことができる。
に計算で取得することが可能であるし、計算が困難なと
きは予め実験的に求めておくことができる。
【0032】そして、本実施形態においては、設定最高
回転数をボールねじ軸12の回転数が危険速度カーブの
下位になるように2段階で設定している。具体的には、
ヘッドユニット5が先端側軸受部材19に隣接している
状態のD点では、上記A点における回転数より低い低回
転数ω1が設定最高回転数として採用され、この低回転
数ω1がE点まで継続される。
回転数をボールねじ軸12の回転数が危険速度カーブの
下位になるように2段階で設定している。具体的には、
ヘッドユニット5が先端側軸受部材19に隣接している
状態のD点では、上記A点における回転数より低い低回
転数ω1が設定最高回転数として採用され、この低回転
数ω1がE点まで継続される。
【0033】E点としては、危険速度カーブが急に立ち
上がる位置が選択されている。このE点を通過したF点
からは、低回転数ω1より高速であって、危険速度カー
ブより低位の高回転数ω2が設定最高回転数として採用
され、この高回転数ω2がF点と線対称位置にあるG点
まで継続される。その後のE点と線対称位置にあるH点
と、D点と線対称位置にあるI点との間は低回転数ω1
が設定される。そして、図4におけるD点とE点との
間、およびH点とI点との間がボールねじ軸12の低速
指定範囲であり、E点とG点との間がボールねじ軸12
の高速指定範囲である。
上がる位置が選択されている。このE点を通過したF点
からは、低回転数ω1より高速であって、危険速度カー
ブより低位の高回転数ω2が設定最高回転数として採用
され、この高回転数ω2がF点と線対称位置にあるG点
まで継続される。その後のE点と線対称位置にあるH点
と、D点と線対称位置にあるI点との間は低回転数ω1
が設定される。そして、図4におけるD点とE点との
間、およびH点とI点との間がボールねじ軸12の低速
指定範囲であり、E点とG点との間がボールねじ軸12
の高速指定範囲である。
【0034】このような設定最高回転数が上記主記憶装
置32に記憶されており、CPU31は、ロータリーエ
ンコーダ21からの検出信号に基づいてX軸サーボモー
タ14を低速指定範囲の回転数に設定するか、あるいは
高速指定範囲の回転数に設定するかを判別し、いずれか
の回転数になる制御信号をサーボコントローラ33に向
けて出力することになる。
置32に記憶されており、CPU31は、ロータリーエ
ンコーダ21からの検出信号に基づいてX軸サーボモー
タ14を低速指定範囲の回転数に設定するか、あるいは
高速指定範囲の回転数に設定するかを判別し、いずれか
の回転数になる制御信号をサーボコントローラ33に向
けて出力することになる。
【0035】以下、図5を基に制御装置30による制御
についてさらに説明する。図5は、制御装置30による
制御の一実施形態を示すフローチャートである。まず、
制御がスタートすると、ロータリーエンコーダ21から
のヘッドユニット5の位置信号が制御装置30のCPU
31に入力される(S1)。
についてさらに説明する。図5は、制御装置30による
制御の一実施形態を示すフローチャートである。まず、
制御がスタートすると、ロータリーエンコーダ21から
のヘッドユニット5の位置信号が制御装置30のCPU
31に入力される(S1)。
【0036】ついで、この位置が低速指定範囲内である
のか否かが判別され(S2)、低速指定範囲内のとき
(S2でYES)は、ステップS3が実行されてCPU
31からサーボコントローラ33にX軸サーボモータ1
4の回転数が低回転数ω1になる制御信号が出力され、
引き続きサーボコントローラ33からX軸サーボモータ
14に駆動信号が出力される(S5)ことにより、X軸
サーボモータ14が低回転数ω1を越えない範囲で駆動
され、ヘッドユニット5は低速移動を行う。
のか否かが判別され(S2)、低速指定範囲内のとき
(S2でYES)は、ステップS3が実行されてCPU
31からサーボコントローラ33にX軸サーボモータ1
4の回転数が低回転数ω1になる制御信号が出力され、
引き続きサーボコントローラ33からX軸サーボモータ
14に駆動信号が出力される(S5)ことにより、X軸
サーボモータ14が低回転数ω1を越えない範囲で駆動
され、ヘッドユニット5は低速移動を行う。
【0037】これに対し、ステップS3でヘッドユニッ
ト5の位置が低速指定範囲外のとき(すなわち高速指定
範囲内のとき)には(ステップS2でNO)、ステップ
S4が実行されてX軸サーボモータ14の回転が高回転
数ω2まで許容され、ヘッドユニット5は高速で移動す
ることになる。
ト5の位置が低速指定範囲外のとき(すなわち高速指定
範囲内のとき)には(ステップS2でNO)、ステップ
S4が実行されてX軸サーボモータ14の回転が高回転
数ω2まで許容され、ヘッドユニット5は高速で移動す
ることになる。
【0038】本発明は、以上の実施形態のボールねじ装
置20で説明したように、ボールねじ軸12を回転駆動
するX軸サーボモータ14と、ヘッドユニット5のボー
ルねじ軸12上の位置を検出する位置センサとしてのロ
ータリーエンコーダ21と、このロータリーエンコーダ
21の検出値に基づきモータの最高回転数をボールねじ
軸が共振しない範囲でボールねじ軸上のスライダーの位
置に応じて変更し、その最高回転数を越えないようにモ
ータを制御する制御装置30とで構成されているため、
制御装置30からX軸サーボモータ14に向けてロータ
リーエンコーダ21の検出値に基づいたボールねじ軸1
2が共振しない回転数になるようにX軸サーボモータ1
4が制御され、ボールねじ軸12は、たとえヘッドユニ
ット5がどの位置にあってもその位置に応じた回転数で
回転して共振することはない。従って、ボールねじ軸1
2の強い共振で各軸受部材18,19が損傷するような
不都合を確実に防止することができる。
置20で説明したように、ボールねじ軸12を回転駆動
するX軸サーボモータ14と、ヘッドユニット5のボー
ルねじ軸12上の位置を検出する位置センサとしてのロ
ータリーエンコーダ21と、このロータリーエンコーダ
21の検出値に基づきモータの最高回転数をボールねじ
軸が共振しない範囲でボールねじ軸上のスライダーの位
置に応じて変更し、その最高回転数を越えないようにモ
ータを制御する制御装置30とで構成されているため、
制御装置30からX軸サーボモータ14に向けてロータ
リーエンコーダ21の検出値に基づいたボールねじ軸1
2が共振しない回転数になるようにX軸サーボモータ1
4が制御され、ボールねじ軸12は、たとえヘッドユニ
ット5がどの位置にあってもその位置に応じた回転数で
回転して共振することはない。従って、ボールねじ軸1
2の強い共振で各軸受部材18,19が損傷するような
不都合を確実に防止することができる。
【0039】しかも、主記憶装置32にヘッドユニット
5の位置に応じたボールねじ軸12が共振しない回転数
であって、安全を見込んだ最大の値を2段階で記憶させ
ておくことにより、制御システムを簡単な構成にした上
で、ボールねじ軸12をヘッドユニット5の位置に応じ
て常にその位置における共振しない適切な回転数で回転
させるようにすることができるため、従来の常に一定の
回転数でボールねじ軸12を回転させる方式に比べて動
作性能が格段に改善され、その分生産性を向上すること
ができる。
5の位置に応じたボールねじ軸12が共振しない回転数
であって、安全を見込んだ最大の値を2段階で記憶させ
ておくことにより、制御システムを簡単な構成にした上
で、ボールねじ軸12をヘッドユニット5の位置に応じ
て常にその位置における共振しない適切な回転数で回転
させるようにすることができるため、従来の常に一定の
回転数でボールねじ軸12を回転させる方式に比べて動
作性能が格段に改善され、その分生産性を向上すること
ができる。
【0040】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0041】(1)上記の実施形態においては、ヘッド
ユニット5のX軸方向の変位をロータリーエンコーダ2
1によって検出するようにしているが、本発明は、ヘッ
ドユニット5のX軸方向の変位をロータリーエンコーダ
21で検出することに限定されるものではなく、X軸に
沿って(具体的にはガイド部材11に沿って)リニアス
ケールを付設し、このリニアスケールに基づいてヘッド
ユニット5の変位を検出するようにしてもよい。
ユニット5のX軸方向の変位をロータリーエンコーダ2
1によって検出するようにしているが、本発明は、ヘッ
ドユニット5のX軸方向の変位をロータリーエンコーダ
21で検出することに限定されるものではなく、X軸に
沿って(具体的にはガイド部材11に沿って)リニアス
ケールを付設し、このリニアスケールに基づいてヘッド
ユニット5の変位を検出するようにしてもよい。
【0042】(2)上記の実施形態においては、図4に
おける危険速度カーブに対して実際に適用されるボール
ねじ軸12の回転数が危険速度カーブより低位になる階
段状の実設定直線で規定されるようにしているが、本発
明は、実際に適用されるX軸サーボモータ14の回転数
が階段状の直線で設定されることに限定されるものでは
なく、危険速度カーブの下位でこのカーブに沿うような
実設定カーブを採用してもよい。この場合には、予め主
記憶装置32に実設定カーブの演算式(ヘッドユニット
5の位置(先端側軸受部材19からの距離)を(x)と
し、X軸サーボモータ14の回転数を(ω)とした場
合、ω=f(x))を記憶させておき、この演算式に基
づいて常にCPU31に(ω)の値を演算させ、この値
に基づいてサーボコントローラ33からX軸サーボモー
タ14に向けて駆動信号を出力させるようにしてもよ
い。こうすることによって、ヘッドユニット5は共振を
確実に防止した上でさらに迅速な動作を行うことができ
る。
おける危険速度カーブに対して実際に適用されるボール
ねじ軸12の回転数が危険速度カーブより低位になる階
段状の実設定直線で規定されるようにしているが、本発
明は、実際に適用されるX軸サーボモータ14の回転数
が階段状の直線で設定されることに限定されるものでは
なく、危険速度カーブの下位でこのカーブに沿うような
実設定カーブを採用してもよい。この場合には、予め主
記憶装置32に実設定カーブの演算式(ヘッドユニット
5の位置(先端側軸受部材19からの距離)を(x)と
し、X軸サーボモータ14の回転数を(ω)とした場
合、ω=f(x))を記憶させておき、この演算式に基
づいて常にCPU31に(ω)の値を演算させ、この値
に基づいてサーボコントローラ33からX軸サーボモー
タ14に向けて駆動信号を出力させるようにしてもよ
い。こうすることによって、ヘッドユニット5は共振を
確実に防止した上でさらに迅速な動作を行うことができ
る。
【0043】(3)上記の実施形態においては、ボール
ねじ駆動装置20として表面実装機のX軸方向に移動す
るヘッドユニット5を対象としたものについて説明し
た。すなわち、X軸サーボモータ14の上記の回転数制
御により、ヘッドユニット5のX軸方向の移動速度を高
めることができ、部品供給部4で部品を図略のノズルで
吸着したのちプリント基板3上までヘッドユニット5が
移動する時間、およびノズルで部品をプリント基板3上
に装着したのちに部品供給部4まで移動する時間の双方
を短くすることができるため、部品装着の生産性を高め
ることができる。さらにヘッドユニット5が停止した状
態で、部品をプリント基板3上に装着するとき、ボール
ねじ軸12の振動減衰機能が充分でなくても、共振振動
そのものがないので、精度の高い部品装着が可能とな
る。
ねじ駆動装置20として表面実装機のX軸方向に移動す
るヘッドユニット5を対象としたものについて説明し
た。すなわち、X軸サーボモータ14の上記の回転数制
御により、ヘッドユニット5のX軸方向の移動速度を高
めることができ、部品供給部4で部品を図略のノズルで
吸着したのちプリント基板3上までヘッドユニット5が
移動する時間、およびノズルで部品をプリント基板3上
に装着したのちに部品供給部4まで移動する時間の双方
を短くすることができるため、部品装着の生産性を高め
ることができる。さらにヘッドユニット5が停止した状
態で、部品をプリント基板3上に装着するとき、ボール
ねじ軸12の振動減衰機能が充分でなくても、共振振動
そのものがないので、精度の高い部品装着が可能とな
る。
【0044】(4)そして、本発明は、X軸方向を対象
とするものに限定されるものではなく、Y軸方向にヘッ
ドユニット支持部材7を移動させるためのY軸サーボモ
ータ10およびこのY軸サーボモータ10の駆動で回転
するボールねじ軸9等からなるボールねじ駆動装置に適
用してもよい。この場合、左右のガイドレール6が本発
明のガイド部材となり、ヘッドユニット支持部材7のY
軸方向の移動を高速化することができるので、より生産
性を高めることができるとともに、ボールねじ軸9の共
振振動そのものがないようにすることができるため、ボ
ールねじ軸9の振動減衰機能が十分でなくてもよく、よ
り精度の高い部品装着が可能になる。また本発明を、汎
用タイプの単軸ロボットや、これを組み合わせた直交ロ
ボットに適用してもよい。
とするものに限定されるものではなく、Y軸方向にヘッ
ドユニット支持部材7を移動させるためのY軸サーボモ
ータ10およびこのY軸サーボモータ10の駆動で回転
するボールねじ軸9等からなるボールねじ駆動装置に適
用してもよい。この場合、左右のガイドレール6が本発
明のガイド部材となり、ヘッドユニット支持部材7のY
軸方向の移動を高速化することができるので、より生産
性を高めることができるとともに、ボールねじ軸9の共
振振動そのものがないようにすることができるため、ボ
ールねじ軸9の振動減衰機能が十分でなくてもよく、よ
り精度の高い部品装着が可能になる。また本発明を、汎
用タイプの単軸ロボットや、これを組み合わせた直交ロ
ボットに適用してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、スライダーのねじ軸上
の位置を検出する位置センサと、この位置センサの検出
値に基づきモータの最高回転数をボールねじ軸が共振し
ない範囲でボールねじ軸上のスライダーの位置に応じて
変更し、その最高回転数を越えないようにモータを制御
する制御装置とを設けたため、共振が生じない範囲でス
ライダーの移動速度を速くすることが可能になり、ねじ
軸の共振による軸受部材等の損傷等を確実に防止した上
で、ボールねじ駆動装置を適用した装置の生産性を向上
させることができる。
の位置を検出する位置センサと、この位置センサの検出
値に基づきモータの最高回転数をボールねじ軸が共振し
ない範囲でボールねじ軸上のスライダーの位置に応じて
変更し、その最高回転数を越えないようにモータを制御
する制御装置とを設けたため、共振が生じない範囲でス
ライダーの移動速度を速くすることが可能になり、ねじ
軸の共振による軸受部材等の損傷等を確実に防止した上
で、ボールねじ駆動装置を適用した装置の生産性を向上
させることができる。
【図1】本発明に係るボールねじ駆動装置が適用された
表面実装機の一実施形態を概略的に示す平面図である。
表面実装機の一実施形態を概略的に示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明に係るボールねじ駆動装置の一実施形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】ボールねじ軸のX軸方向の位置とX軸サーボモ
ータの回転数との関係の一例を示すグラフである。
ータの回転数との関係の一例を示すグラフである。
【図5】制御装置による制御の一実施形態を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 基台 2 コンベア 3 プリント基板 4a テープフィーダー 4 部品供給部 5 ヘッドユニット(スライダー) 7 ヘッドユニット支持部材 6 ガイドレール 8 ナット部 9 軸 10 軸サーボモータ 11 ガイド部材 12 ボールねじ軸 13 ナット部 14 X軸サーボモータ 15 部品実装ヘッド 16 Z軸サーボモータ 17 R軸サーボモータ 18 基端側軸受部材 19 先端側軸受部材 21 ロータリーエンコーダ 20 ボールねじ駆動装
置 30 制御装置 31 CPU 33 サーボコントローラ 32 主記憶装置 34 記憶装置
置 30 制御装置 31 CPU 33 サーボコントローラ 32 主記憶装置 34 記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部が軸受部材に軸支されたボールね
じ軸と、このボールねじ軸に螺合するナット部を有して
ガイド部に支持されたスライダーと、上記ボールねじ軸
を回転駆動するモータとを備え、ねじ軸の正逆回転に応
じて上記スライダーが正逆移動するように構成されたボ
ールねじ駆動装置において、上記スライダーのねじ軸上
の位置を検出する位置センサと、この位置センサの検出
値に基づきモータの最高回転数をボールねじ軸が共振し
ない範囲でボールねじ軸上のスライダーの位置に応じて
変更し、その最高回転数を越えないようにモータを制御
する制御装置とが設けられていることを特徴とするボー
ルねじ駆動装置。 - 【請求項2】 上記最高回転数を、スライダーがボール
ねじ軸の中間部にあるときに、端部にあるときよりも高
く設定したことを特徴とする請求項1記載のボールねじ
駆動装置。 - 【請求項3】 所定の部品供給部に供給された部品を上
記スライダーに付設された部品実装ヘッドでピックアッ
プし、この部品をスライダーの移動で所定の基板上の所
定の位置に移して装着するように構成された表面実装機
に適用されるものであることを特徴とする請求項1また
は2記載のボールねじ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000366626A JP2002168317A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ボールねじ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000366626A JP2002168317A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ボールねじ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002168317A true JP2002168317A (ja) | 2002-06-14 |
Family
ID=18837217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000366626A Pending JP2002168317A (ja) | 2000-12-01 | 2000-12-01 | ボールねじ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002168317A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007296462A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Fujifilm Corp | 塗布方法及び装置並びに塗布ライン用ローラ |
| JP2017049766A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ファナック株式会社 | 位置による最大速度制御機能を具備した数値制御装置 |
| CN108386158A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-10 | 威海鸿通管材股份有限公司 | 油管电动除蜡装置 |
| CN109083995A (zh) * | 2017-06-14 | 2018-12-25 | 江苏联动轴承股份有限公司 | 一种带有防晃装置的滚珠丝杠 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0724682A (ja) * | 1993-07-07 | 1995-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 移動装置 |
| JPH09303513A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-25 | Amada Co Ltd | ボールねじ駆動制御装置 |
-
2000
- 2000-12-01 JP JP2000366626A patent/JP2002168317A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0724682A (ja) * | 1993-07-07 | 1995-01-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 移動装置 |
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Cited By (5)
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| CN108386158A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-10 | 威海鸿通管材股份有限公司 | 油管电动除蜡装置 |
| CN108386158B (zh) * | 2018-05-16 | 2023-08-15 | 威海鸿通管材股份有限公司 | 油管电动除蜡装置 |
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