JP2002166702A - バランスが調整されたホイールおよびその製造方法 - Google Patents

バランスが調整されたホイールおよびその製造方法

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JP2002166702A
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center
eccentric
tire
center axis
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Mikio Kashiwai
幹雄 柏井
Shinichi Watanabe
進一 渡辺
Hisamitsu Takagi
久光 高木
Shiro Sato
志郎 佐藤
Hidemi Ichinose
英美 一瀬
Yukiyasu Shiroi
幸保 城井
Yoichiro Ishiguro
陽一郎 石黒
Isao Takeshita
功 竹下
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ENKEI KK
Honda Motor Co Ltd
Enkei Corp
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ENKEI KK
Honda Motor Co Ltd
Enkei Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M1/00Testing static or dynamic balance of machines or structures
    • G01M1/30Compensating imbalance
    • G01M1/34Compensating imbalance by removing material from the body to be tested, e.g. from the tread of tyres

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏心した切削加工面を有する車両用ホイール
を製造することで、スタティックアンバランスを調整す
ることを目的とする。 【解決手段】 タイヤを組み付けるための円筒形状のリ
ム部7の内周面7aに、ディスク部7のセンターホール
5の中心である中心軸Cから所定距離d1離れた第二の
中心軸DC1を回転中心とする偏心加工面14を形成す
ることで重量バランスを調整した車両用ホイールとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
用いられ、タイヤが組み付けられるホイールおよびその
製造方法に関し、特に、ホイールの重量バランスの調整
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に用いられるタイヤホイ
ールアセンブリは、ホイールとホイールに組み付けられ
たタイヤとから構成されており、ホイールは、タイヤを
組み付ける略円筒形状のリム部(リム)と、ボルト等に
より車両の駆動軸のハブに固定されるディスク部(ディ
スク)とを有している。また、リム部にはタイヤを膨ら
ませるために圧縮空気を噴き込むエアバルブが装着され
る。ここで、ホイールはスチール製またはアルミニウム
合金等からなる軽合金製に大別でき、軽合金製のホイー
ルはタイヤホイールアセンブリを軽量化することができ
るという利点を有している。この軽合金製のホイール
(以下、ホイールと称する)は、鍛造または鋳造により
製造した素形材に絞り加工等を行い、ディスク部とリム
部を形成し、さらに切削加工により寸法出しを行ってい
る。なお、切削加工は車軸のハブを固定するセンターホ
ールを中心軸として行っている。これは、ホイールの中
心軸と車軸を一致させることで車両の走行時の上下方向
の振動を防止するためである。また、車両の走行時の安
定性を確保するために、タイヤホイールアセンブリは組
立時に形状および重量バランスの調整作業が行われてい
る。すなわち、タイヤの強度が最も高い箇所(RFV
点)と、ホイールの最も半径の小さい箇所(RRO点)
とを組み合わせてタイヤホイールアセンブリを組み立て
た後に、アンバランス測定器でバランスを確認し、必要
に応じてホイールのリム部に鉛等のバランスウエイトを
取り付けている。なお、バランスウエイトの量と取付位
置は、バランサによりタイヤホイールアセンブリのアン
バランス量とその分布位置を測定して決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなホイールは、素形材そのものの重量アンバランスに
加えて、切削加工時の加工誤差によりホイールごとに異
なる重点位置やアンバランス量を有していた。ここで、
加工誤差とは、切削加工を行う加工機のチャックの性能
等によりチャックの回転軸とホイールの素形材の中心軸
とのずれに起因するもので、このずれをゼロにすること
は困難であった。このため、タイヤホイールアセンブリ
の組立工程において、タイヤホイールアセンブリごとに
バランス測定やバランスウエイトの量および取付位置の
計算を行う必要があり、タイヤホイールアセンブリの組
立作業の効率化を妨げる原因となっていた。従って、本
発明の解決しようとする課題は、ホイールの製造過程に
おいて静的な重量分布における重点位置を調整すること
によりタイヤホイールアセンブリのバランスが調整作業
を効率化し、ホイールの製造からタイヤホイールアセン
ブリの完成までの工程において作業効率を向上すること
ができるバランスが調整されたホイールおよびその製造
方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明の請求項1に係る発明は、切削加工面を有するホイ
ールの製造方法であって、ホイールを車軸の中心軸と位
置合わせするためのセンター部の中心軸から偏心した位
置を回転中心として切削加工を行うバランスが調整され
たホイールの製造方法とした。
【0005】また、本発明の請求項2に係る発明は、切
削加工面を有するホイールにおいて、切削加工面の回転
中心の少なくとも一つが、ホイールを車軸の中心軸と位
置合わせするためのセンター部の中心軸から偏心してい
るバランスが調整されたホイールとした。
【0006】ホイールは、センター部の中心軸から偏心
した位置を回転中心として切削加工を行うことで、簡単
に偏心した切削加工面を形成することができる。また、
このようにして製造したホイールは、このような切削加
工面を有することで、肉厚が厚い部分や、薄い部分、ま
たは、センター部の中心軸から偏心した位置に重心があ
る部分を有することになるので、ホイール全体として、
偏心方向における重量バランスが変化するので、これを
もってホイールのバランスが調整を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参考
にして詳細に説明する。図1および図2に示すように、
軽合金製ホイール1(以下、単にホイール1と称する)
はタイヤ2を組み付けることでタイヤホイールアセンブ
リ3を形成すると共に、車両の車軸のハブに固定して使
用するものである。ここで、ホイール1は、アルミニウ
ム合金等の軽合金からなり、ハブに固定するためのセン
ター部であるセンターホール5を中心部に有する円盤状
のディスク部6と、タイヤ2を組み付けるための略円筒
形状のリム部7とを有している。なお、本実施の形態に
おいて、軽合金から一体として製造されたホイール1と
して説明しているが、ディスク部6とリム部7が別体
(2ピース)であっても良いし、3ピースの場合であっ
ても適用できる。また、ホイール1をステンレス製とす
ることもできる。
【0008】リム部7は、内周面7aと外周面7bを有
する略円筒形状をなしており、外周面7bの両端部は立
設してリムフランジ8を形成している。このリムフラン
ジ8とリムフランジ8の内側のビードシート部9にタイ
ヤ2のビード部を組み合わせると、ホイール1にタイヤ
2を組み付けられてタイヤホイールアセンブリ3が組み
立てられる。さらに、リム部7のディスク部6側には、
タイヤ2を膨らませる圧縮空気を導入するためのエアバ
ルブを装着する装着孔10を備えている。
【0009】ここで、図2および図3に示すようにリム
部7の内周面7aは、上側が中心軸から距離d1だけ偏
心した位置にある中心軸DC1を回転中心とする偏心加
工面14となり、下側が、ホイール1の中心軸Cを回転
中心とする非偏心面15となっている。従って、リム部
7は、上側が下側に比べてd1だけ肉薄になっているの
でリム部7の下側の重量が相対的に重くなっている。な
お、偏心加工面14が特許請求の範囲に記載のセンター
部の中心軸から偏心している切削加工面に相当する。ま
た、この偏心加工面14の製造方法については後に説明
する。
【0010】ディスク部6は、センターホール5の近傍
にハブのボルトを挿入しナットで締結するための挿入孔
12が形成されている。また、ディスク部6の周縁部6
aには、センターホール5を取り囲むように複数の開口
部13が形成されている。なお、開口部13は、ハブに
隣接して設けられるディスクブレーキにおいて発生する
摩擦熱を放出したり、冷却用の外気を取り込むための冷
却穴として、または、装飾穴として形成されている。
【0011】ここで、ホイール1は、鋳造、鍛造、また
は、絞り加工によりディスク部6とリム部7の最終形状
に近い形状を形成した素形材に切削加工等を施して寸法
出しを行うことにより製造されている。このホイール1
の各部の寸法出しを行う切削加工は、素形材1aを図4
(a)、(b)に示すような加工機30のチャック31
に固定し、素形材1aをチャック31ごと回転させた状
態で所定の切削用バイトを備えた加工ツール32を素形
材1aに当接させ、この加工ツール32をリム部7の内
周面7aに沿って所定量送りながら切削することにより
寸法出しを行っている。このチャック30は、中央に素
形材1aのセンターホール5と嵌合するテーパ−コーン
33が装着されており、円周部分には素形材1aのリム
フランジ8を固定するための固定部34が三つ配置され
ている。なお、チャック31は、図4(a)の形状に限
定されずにストローク式のチャックやコレットチャック
等の任意のものを使用することができる。また加工機3
0は横型の加工機とすることもできる。
【0012】本実施の形態においては、図4(b)に示
すように、素形材1aの中心軸Cがチャック31の回転
中心軸DC1から距離d1だけ下方に位置するようにテ
ーパ−コーン33の位置をずらす。この状態で、テーパ
−コーン33に素形材1aのセンターホール5を嵌合さ
せ、素形材1aのリムフランジ8を三つの固定部34で
固定する。そして、チャック31を図4(b)の中心軸
DC1を回転軸として回転させて、素形材1aに切削加
工を行い、リム部7に素形材1aの中心軸Cから偏心し
た中心軸DC1を回転中心とする偏心加工面14を形成
している。
【0013】素形材1aを、その中心軸Cがチャック3
1の中心軸DC1からずらして固定することで、リム部
7の内周面7aはチャック31の中心軸DC1から遠い
部分と近い部分ができることになる。この状態で、チャ
ック31を回転させ、加工ツール32をリム部7の内周
面7aに向けて送り出すと、内周面7aのうち、チャッ
ク31の中心軸DC1に近い部分は、内周面7aに加工
ツール32の刃先が当たるので切削加工されて偏心加工
面14が形成される。一方、チャック31の中心軸DC
1から遠い部分は、内周面7aに加工ツール32の刃先
がとどかないので、遠い部分の内周面7aは切削加工さ
れない。このようにして内周面7aにおいて加工ツール
32により切削加工された偏心加工面14と、このよう
な偏心加工時には加工されない非偏心面15とが中心軸
Cに対して垂直な同一平面上に形成される(図3参
照)。
【0014】なお、リム部7の外周面7bのリムフラン
ジ8やビードシート部9、センターホール5等は中心軸
Cが回転中心となるように鋳造、鍛造、絞り加工等され
ている。これは、車軸とタイヤ2の位置ずれによる振動
の発生を防止するためである。
【0015】このようにして寸法出しを行って製造した
ホイール1は、偏心加工面14を形成することにより中
心軸Cと中心軸DC1との間の距離d1に相当する分だ
け肉薄の部分ができている。具体的には図2のリム部7
の上側が厚さd1だけ肉薄になっているので、図2の上
下方向にホイール1の重量バランスが崩れ、重量が重い
下側にホイール1の重点が位置することになる。なお、
ホイール1のその他の方向は、中心軸Cに対して対向す
る部分に重量差が生じることがあっても上下方向の重量
差の方が大きいため、全体としてはホイール1の下側に
重点が位置することになる。
【0016】また、理解の都合上、中心軸Cと中心軸D
C1との距離と切削加工する量(厚さ)は同じとして説
明したが、切削する厚さはd1よりも多くても良いし、
少なくすることもできる。切削する厚さが中心軸Cと中
心軸DC1との距離よりも大きい場合は、図3におい
て、リブ部7の内周面7aの全域が切削加工されて偏心
加工面14となるが、図3の上側のリブ部7は中心軸D
C1から近いので多く切削され、肉厚が薄くなり、リブ
部7の下側は中心軸DC1から遠いので切削量が少な
く、リブ部7の肉厚が厚くなる。従って、ホイール1
は、下側が相対的に重くなり、この方向にホイール1の
重点が位置することになる。
【0017】ここで、図5に示す素形材1aを一点鎖線
で示すように円周方向に沿って10等分した場合の1〜
6で示す一点鎖線上の位置が下側となるように加工機3
0にチャックして切削加工を行い、チャック位置による
ホイール1の重点調整についての実験を行った。なお、
このときの偏心量は、0.05〜0.1mmであり、加
工ツール32による切削量は、0.5〜1.0mmであ
る。従って、リム部7は内周面7a全体が切削加工され
ている。また、切削加工前の素形材1aの重点は位置3
にあった。ここで、切削加工後の各ホイール1のアンバ
ランス量とその分布範囲を測定した結果を図6(a)、
(b)に示す。図6(a)、(b)においてアンバラン
ス量は8箇所で測定を行い、その平均値を示している。
【0018】図6(a)に示すように、切削加工後のホ
イール1のアンバランス量が最も多く、かつ、その分布
範囲の最も狭くなるチャック位置は位置3であった。こ
れは、切削加工前の重点位置と一致する位置であり、素
形材1a自体が有していた重点が偏心加工により顕著な
ものになったためであると考えられる。また、位置3ほ
どではないが、位置2や位置4もアンバランス量は多
く、その分布範囲も比較的狭い。このことから、切削加
工時に素形材1aの中心軸Cをずらす方向は、素形材1
aが元々有している重点の方向と一致するか、約40°
以内の交差角度をもって交差することが好ましいといえ
る。
【0019】なお、距離d1は、ホイール1の総重量や
大きさにより異なるが、リム部7の肉厚が4.5mm程
度である場合において、0.05〜0.1mm程度であ
ることが望ましく、距離d1を増やすことにより素形材
1aの切削加工前の重点方向に捕らわれずにホイール1
のバランス調整を行うことが可能となる。
【0020】このようにして製造したホイール1は、あ
らかじめ重点の位置およびアンバランス量を特定するこ
とが可能となり、しかも、ホイール1ごとの重点の位置
やアンバランス量のバラツキを低減することができる。
特に、ホイール1の寸法出しのための切削工程において
ホイール1の重点調整を行うことができるので、ホイー
ル1の製造からタイヤホイールアセンブリ3の組み立て
までの作業工程を効率化することができる。また、ホイ
ール1の重点方向にエアバルブ装着孔10を設けるとホ
イール1の重点位置の確認が容易になると共に、この位
置にエアバルブを装着するとエアバルブの重量が付加さ
れることで、エアバルブを装着したホイール1全体とし
ての重点位置のバラツキをさらに低減させることができ
る。
【0021】なお、このホイール1にタイヤ2を組み付
けてタイヤホイールアセンブリ3を製造する際のタイヤ
ホイールアセンブリ3のバランスが調整作業は以下のよ
うにして行われる。例えば、ホイール1およびタイヤ2
に円周方向のバラツキが無い場合は、ホイール1のエア
バルブ装着孔10の位置とタイヤ2の軽点を合わせるだ
けでホイール1とタイヤ2のアンバランス量を相殺でき
る。また、ホイール1に半径の小さい箇所(RRO
点)、タイヤ2に厚さが厚い箇所(RFV点)がある場
合も、RRO点とRFV点とを組み合わせることにより
タイヤホイールアセンブリ3の全体としてのスタティッ
クバランスが崩れたとしても、ホイールの重点位置およ
びアンバランス量が既知であるため、バランスが調整に
必要なバランスウエイトの必要量と、取付位置を容易に
決定することが可能となるので、タイヤホイールアセン
ブリ3の組立作業におけるバランスが調整作業の効率化
が図れる。
【0022】ここで、リム部7の内周面7aに偏心加工
面14を形成する替わりに、図7に示すようにリム部7
の外周面7bに偏心加工面24を形成したホイール21
としても良い。この場合は、リム部7の外周面7bの中
央部分のみを切削加工して偏心加工面24を形成するこ
とが望ましい。これはリムフランジ8およびリムフラン
ジ8に連なるビードシート部9はタイヤ2の取付位置を
決定する部分であるため、リムフランジ8およびビード
シート部9の回転中心は、ホイール1の中心軸Cと一致
させる必要があるからである。このホイール21は、中
心軸Cから所定距離d2だけ下方にある中心軸DC2を
回転中心としてリム部7の外周面7bの中央部分を切削
加工することにより製造することができる。これによっ
てリム部7の上側が切削加工により下側よりも相対的に
軽くなるので、ホイール1の重点位置は下側、つまり、
エアバルブ装着孔10側に位置することになる。
【0023】また、図7において、ディスク部6の中央
部に偏心加工面25を形成したり、ディスク部6の周縁
部6aの外側に偏心加工面26を形成した場合も、リム
部7に偏心加工面24を形成した場合と同様の効果を得
ることができる。さらに、これらの偏心加工面14,2
4,25,26を適宜組み合わせることで重点位置を制
御することもできる。なお、これらの偏心加工面14,
24,25,26の切削量は微量であるため、偏心加工
面14,24,25,26の形成により外観形状が損な
われることはない。
【0024】ここまでは中心軸Cから見て、中心軸DC
1側が相対的に軽くなる場合を説明したが、中心軸DC
1側を重くすることもできる。これは、図3において、
リブ部7の内周面7a全域に偏心加工面14を形成する
と共に、外周面7bも中心軸DC1を回転中心として切
削加工した場合である。切削加工後のリブ部7の形状は
切削量により異なるが、切削加工後のリブ部7は全体と
して中心軸DC1側に偏ることになるので、ホイール1
全体としては中心軸DC1側を重くすることができる。
例えば、リブ部7にウエル(深底)を形成する場合に、
ウエルをホイール1の中心軸Cから偏心して形成するこ
とで重点調整を行うことができる。
【0025】なお、本発明は前記の各実施の形態に限定
されずに広く応用することが可能である。例えば、切削
用バイトが回転する構成を有する加工ツール32を用い
て、素形材1aを回転させずに切削加工をして偏心加工
面14,24,25,26を形成しても良い。この場合
は、加工ツール32の位置や切削量を数値制御すること
で偏心加工面14,24,25,26を簡単に形成する
ことができる。特に、この場合は、リム部7の内周面7
aの一部を直線的に切削加工することができるので、ホ
イール1のアンバランス量の微妙な調整が可能となる。
ここで、この場合に形成される偏心加工面14,24,
25,26の回転中心軸は、無限遠方にあるものとす
る。
【0026】さらに、エアバルブ装着孔10と重点位置
とがホイール1の中心軸Cに対して対向する位置に配置
させて、ホイール1のアンバランス量をエアバルブの重
量で打ち消すように構成することもできる。また、エア
バルブ装着孔10と重点位置とが中心軸Cに対して所定
の角度をなすようにエアバルブ装着孔10を形成するこ
とでホイール1の重点位置やアンバランス量を調整する
ように構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は、寸法出しのための切削加工工
程において、ホイールを車軸に固定する際に用いられる
センターホールの中心軸から所定距離だけ偏心した位置
を回転中心として切削加工を行うことでホイールの偏心
方向の重量バランスを変化させ、バランスが調整を行う
こととしたので、工程数を増やすことなくホイールのバ
ランスが調整を行うことができる。また、このようにし
て製造したホイールは、あらかじめ重点位置やアンバラ
ンス量が既知となり、しかもそのバラツキを小さくする
ことができるので、タイヤホイールアセンブリの組立作
業におけるバランスが調整作業を効率化することができ
る。なお、このようにして形成した重点位置とセンター
ホールとを結ぶ直線上にタイヤを膨らませるためのエア
バルブの装着孔を形成すると、作業時の重点位置の確認
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のバランスが調整されたホ
イールを用いたタイヤホイールアセンブリの斜視図であ
る。
【図2】図1に示すホイールの側部断面図である。
【図3】図2に示すホイールの正面図である。
【図4】図3のホイールのX−X線矢視図である。
【図5】(a)素形材を切削加工するための加工機の斜
視図、(b)加工機の一部拡大側部断面図である。
【図6】(a)図5に示す加工機により偏心加工したホ
イールのアンバランス量とその分布範囲を示した図、
(b)チャック位置ごとのアンバランス量をまとめたグ
ラフである。
【図7】本発明の他の実施の形態のバランスが調整され
たホイールの側部断面図である。
【符号の説明】
1 ホイール 2 タイヤ 3 タイヤホイールアセンブリ 5 センターホール 6 ディスク部 7 リム部 7a 内周面 7b 外周面 14,24,25,26 偏心加工面 15 非偏心面 30 加工機 31 チャック 32 加工ツール 34 固定部 C 中心軸 DC1,DC2 中心軸
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 進一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番1号 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高木 久光 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 佐藤 志郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 一瀬 英美 三重県鈴鹿市平田町1907番 本田技研工業 株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 城井 幸保 静岡県浜松市板屋町111番地2号アクトタ ワー26Fエンケイ株式会社内 (72)発明者 石黒 陽一郎 静岡県浜松市板屋町111番地2号アクトタ ワー26Fエンケイ株式会社内 (72)発明者 竹下 功 静岡県浜松市板屋町111番地2号アクトタ ワー26Fエンケイ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削加工面を有するホイールの製造方法
    であって、 前記ホイールを車軸の中心軸と位置合わせするためのセ
    ンター部の中心軸から偏心した位置を回転中心として切
    削加工を行うことを特徴とするバランスが調整されたホ
    イールの製造方法。
  2. 【請求項2】 切削加工面を有するホイールにおいて、 前記切削加工面の回転中心の少なくとも一つが、前記ホ
    イールを車軸の中心軸と位置合わせするためのセンター
    部の中心軸から偏心していることを特徴とするバランス
    が調整されたホイール。
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